JPS61121790A - 直流ブラシレスモ−タ駆動回路 - Google Patents

直流ブラシレスモ−タ駆動回路

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JPS61121790A
JPS61121790A JP59241237A JP24123784A JPS61121790A JP S61121790 A JPS61121790 A JP S61121790A JP 59241237 A JP59241237 A JP 59241237A JP 24123784 A JP24123784 A JP 24123784A JP S61121790 A JPS61121790 A JP S61121790A
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wave pulse
rotor
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brushless motor
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韓 敏哉
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、直流ブラシレスモータの電機子巻線に電流を
供給して、その回転子、を回転駆動するための直流ブラ
シレスモータ駆動回路に関する。
従来の技術 直流モータのうちのブラシを備えないようにされたもの
、即ち、所謂、直流ブラシレスモータを、その電機子巻
線に電流を供給して駆動する駆動回路においては、通常
、直流ブラシレスモータの電機子巻線に流す電流の回転
子の磁極位置に応じての切換えをなすにあたり、回転子
に関連する位置にその磁極位置を検出すべく配された回
転子磁極位置検出手段を用いるものとされる。例えば、
比較的小型の直流ブラシレス二相モータの場合、永久磁
石形とされた回転子に対して固定子とされた二相の電機
子巻線が配されるが、これに対する駆動回路においては
、二相の電機子巻線の夫々にこれらに断続的に電流を供
給すべく接続されたスイッチングトランジスタ等で構成
された駆動部が設けられるとともに、回転子の近傍に設
置された、例えば、ホール素子等の感磁性素子や光電変
換素子が用いられて構成される回転子磁極位置検出手段
が設けられる。そして、この回転子磁極位置検出手段の
出力によって、例えば、二相の電機子巻線の夫々に接続
された駆動部を形成するスソチングトランジスタがオン
・オフ制御されることにより駆動部の制御がなされ、そ
れにより、回転子の磁極位置に適正に応じたものとなる
電機子巻線に選択的に電流供給がなされて、回転子の回
転が持続せしめられることになる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このように、直流ブラシレスモータにそ
の回転子の近傍に回転子磁極位置検出手段が設置される
ことになる従来の駆動回路が付設される場合には、直流
ブラシレスモータにおいて回転子磁極位置検出手段のた
めのスペースが必要となり、しかも、そのスペースが特
定されたものとなるので、それだけ直流ブラシレスモー
タの構成上及び特性上の制約が増加してしまい、また、
回転子磁極位置検出手段の取付けにあたっては、微妙な
組込み位置の設定のもとに高い組込み精度が要求される
という問題がある。さらに、回転子磁極位置検出手段は
、通常、その検出動作が温度や湿度等の環境条件に左右
されるものとなるので、直流ブラシレスモータの駆動を
種々の環境のもとて安定に行うことが困難とされるとい
う不都合もある。
斯かる点に鑑み本発明は、直流ブラシレスモータについ
て、それに回転子磁極位置検出手段を設けることなく、
その電機子巻線に対する電流供給制御を行って、その回
転子を適正に回転駆動することができるようにされた直
流ブラシレスモータ駆動回路を提案することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る直流ブラシレス
モータ駆動回路は、各相の電機子巻線に生じる誘起電圧
がその正極性部と負極性部との時間幅が互いに相違する
ものとなる直流ブラシレスモータを対象とし、斯かる直
流ブラシレスモータの第1及び第2の相の電機子巻線の
夫々に電流を断続的に供給する第1及び第2のスイッチ
ング駆動部と、第1及び第2の相の電機子巻線に得られ
る誘起電圧の夫々の正極性部もしくは負極性部に基づく
第1及び第2の矩形波パルス信号を形成する第1及び第
2の波形整形部と、第1及び第2の矩形波パルス信号を
受け、両者の各矩形波パルス部の時間幅に基づいて直流
ブラシレスモータの回転子の正転及び逆転を検出し、検
出された正転もしくは逆転に対応して第1もしくは第2
の状態をとる出力信号を発生する回転方向検出部と、周
波数を同一にして互いに逆極性の関係となる第1及び第
2の矩形波電圧を送出する矩形波電圧発生部と、上述の
第1及び第2の矩形波パルス信号、第1及び第2の矩形
波電圧及び回転方向検出部の出力信号を受けてスイッチ
ング駆動部に対する制御を行う駆動制御部とを備えて構
成される。そして、駆動制御部は、回転方向検出部の出
力信号が、直流ブラシレスモータの回転子の正転に対応
して第1の状態をとるとき、第1及び第2のスイッチン
グ駆動部を夫々第1及び第2の矩形波パルス信号に基づ
いて作動させ、かつ、回転方向検出部の出力信号が、直
流ブラシレスモータの回転子の逆転に対応して第2の状
態をとるとき、第1及び第2のスイッチング駆動部を第
1及び第2の矩形波パルス信号のうちの一方と第1及び
第2の矩形波電圧とに基づいて作動させる。
作用 このように構成される本発明に係る直流ブラシレスモー
タ駆動回路においては、第1及び第2のスイッチング駆
動部により電流が断続的に供給される直流ブラシレスモ
ータの第1及び第2の相の電機子巻線の夫々に生じる誘
起電圧が第1及び第2の波形整形部に供給され、これら
第1及び第2の波形整形部は、例えば、夫々に供給され
る誘起電圧を零レベルと比較して、各誘起電圧の正極性
部もしくは負極性部に基づいて第1及び第2の矩形波パ
ルス信号を形成し、それらを駆動制御部及び回転方向検
出部に供給する。
回転方向検出部は、これら第1及び第2の矩形波パルス
信号を基にして直流ブラシレスモータの回転子の正転及
び逆転に対応して第1及び第2の状態をとる出力信号を
発生し、これを駆動制御部に供給する。
駆動制御部は、上述の第1及び第2の矩形波パルス信号
と回転方向検出部の出力信号とに加えて、直流ブラシレ
スモータとは別個に備えられた矩形波電圧発生部からの
第1及び第2の矩形波電圧を受け、回転方向検出部の出
力信号が第1の状態をとるとき、第1及び第2のスイッ
チング駆動部に、夫々第1及び第2の矩形波パルス信号
を供給してそれらによるスイッチング動作を行わせ、ま
た、回転方向検出部の出力信号が第2の状態をとるとき
、第1及び第2のスイッチング駆動部に、第1及び第2
の矩形波パルス信号の内の一方と第1及び第2の矩形波
電圧を供給してそれらによるスイッチング動作を行わせ
る。
これにより、第1及び第2のスイッチング駆動部は、回
転子が正転状態にある場合には、第1及び第2の矩形波
パルス信号に基づいて第1及び第2の相の電機子巻線の
夫々に対する電流供給動作を行って回転子の正転状態を
継続させ、また、回転子が逆転状態にある場合には、第
1及び第2の矩形波電圧とこれに外乱的に加わる第1及
び第2の矩形波パルス信号の内の一方とに基づいて第1
及び第2の相の電機子巻線の夫々に対する電流供給動作
を行い、それによって回転子を正転状態に転換させる。
このようにして、本発明に係る直流ブラシレスモータ駆
動回路は、直流ブラシレスモータを、それに回転子磁極
位置検出手段を設けることなく、適正に駆動することが
できる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して述べる。
第1図は、本発明に係る直流ブラシレスモータ駆動回路
の一例を示す。この例は、直流ブラシレス二相モータ1
0を駆動するものとされている。
モータ10は、固定子を形成する二相の電機子巻線11
及び12と永久磁石形とされた回転子13とを有してい
る。回転子13は、円板状とされてその中央に回動軸を
有して回転するものとされ、この例では、回動軸の周囲
が120度ずつの3つの領域に区分されており、各領域
は夫々N極着磁部分(N)、S極着磁部分(S)及び無
着磁部分−(Z)とされている。
電機子巻線11は、PNPトランジスタ2oのエミッタ
・コレクタ通路及び電流調整用抵抗器2■を介して電源
ライン十Bに接続されており、一方、電機子巻線12は
、PNPI−ランジスタ22のエミッタ・コレクタ通路
及び電流調整用抵抗器23を介して電源ライン十Bに接
続されている。
そして、PNPトランジスタ20のベースにはPNPI
−ランジスタ24のエミッタが接続されていて、これら
PNP )ランジスタ20及び24は、電機子巻線11
に対するスイッチング駆動部を形成しており、PNP 
)ランジスタ20がオン状態となるとき、電機子巻線1
1に電源ライン十Bから電流調整用抵抗器21を通じて
の電流を供給する。また、PNP トランジスタ22の
ベースには   −PNP )ランジスタ25のエミッ
タが接続されていて、これらPNP )ランジスタ22
及び25は、電機予巻′4fA12に対するスイッチン
グ駆動部を形成しており、PNP )ランシスタ22が
オン状態となるとき、電機子巻線12に電源ライン十B
から電流調整用抵抗器23を通じての電流を供給する。
このように電流供給がなされる電機子巻線11及び12
には、回転子13の回転に伴う誘起電圧S1及びS2が
夫々生じる。その際、回転子13が正転状態にあるとき
には、例えば、電機子巻線11に得られる誘起電圧SI
は、第2図Aに示される如く、その各正極性部分の時間
幅L1′が各負極性部分の時間幅t、より大となるもの
となり、かつ、電機子巻線12に得られる誘起電圧S2
は、第2図Bに示される如く、その各正極性部分の時間
幅t2+が各負極性部分の時間幅t2より大となる、誘
起電圧S+ と同様な波形をとるとともに、誘起電圧S
1に対して180度の位相差を有するものとなる。これ
に対して、回転子13が逆転状態にあるときには、電機
子巻線11に得られる誘起電圧S1は、第3図Aに示さ
れる如く、その各正極性部分の時間幅t1”が各負極性
部分の時間幅も、より小となるものとなり、かつ、電機
子巻線12に得られる誘起電圧S2は、第3図Bに示さ
れる如く、その各正極性部分の時間幅t21が各負極性
部分の時間幅t2より小となる、誘起電圧S1と同様な
波形をとるとともに、誘起電圧S。
に対して180度の位相差を有するものとなる。
これら誘起電圧S1及びS2は、夫々、波形整形部を形
成するレベル比較回路26及び27の一方の入力端に供
給される。レベル比較回路26及び27の夫々の他方の
入力端は接地されており、レベル比較回路26及び27
は、例えば、夫々、誘起電圧S、及びS2を零レベルと
比較して、誘起電圧S、及びS2の各負極性部分に応じ
て得られる矩形波パルス信号P1及びP2を形成する。
従って、矩形波パルス信号P、及びP2は、回転子13
が正転状態にあるときには、第2図C及びDに示される
如く、夫々の各矩形波パルス部が比較的小なる時間幅t
、及びt2を有し、かつ、互いに180度の位相差を有
するものとなり、また、回転子13が逆転状態にあると
きには、第3図C及びDに示される如く、夫々の各矩形
波パルス部が比較的大なる時間幅1.及びt2を有し、
かつ、互いに180度の位相差を有するものとなる。
斯かるレベル比較回路26及び27から夫々得られる矩
形波パルス信号P1及びP2は回転方向検出部28に供
給され、回転方向検出部28は矩形波パルス信号P1及
びP2の夫々の各矩形波パルス部の時間幅t1及びt2
の大小から、回転子13が正転状態にあるか逆転状態に
あるかを検出する。即ち、矩形波パルス信号P1及びP
2の夫々の各矩形波パルス部の時間幅t1及びt2が、
第2図C及びDに示される如く、比較的小で互いにオー
バーラツプしない状態にあることに基づいて回転子13
の正転状態を検出し、また、矩形波パルス信号P、及び
P2の夫々の各矩形波パルス部の時間幅t、及びt2が
、第3図C及びDに示される如く、比較的大で互いにオ
ーバーラツプし合う状態にあることに基づいて回転子1
3の逆転状態を検出するのである。そして、回転方向検
出部28は、回転子13の正転状態が検出されている場
合には低レベルをとり、回転子13の逆転状態が検出さ
れている場合には高しヘルをとる出力信号Qをその出力
端に発生する。
なお、回転方向検出部28には、リセ7)回路部が接続
されており、このリセット回路部は、動作電圧源29に
電源スィッチ30を介して接続された電源ライン十Bと
接地電位点間に接続された抵抗器31とコンデンサ32
とで成る充電回路と、抵抗器31とコンデンサ32との
間の接続点に接続されたリセット信号発生回路33とで
構成されている。リセット信号発生回路33は、例えば
、電源スィッチ30がオフ状態からオン状態にされる電
源投入時に、電源スィッチ30がオン状態とされてコン
デンサ32の充電が開始される時点からコンデンサ32
における充電電圧が所定のレベルになる時点までの間に
リセット信号Rを発生し、これを回転方向検出部28の
リセット端子rに供給する。回転方向検出部28は、そ
のリセット端子rにリセット信号Rが供給されると、出
力信号Qを高レベルをとるものとする。
回転方向検出部28からの出力信号Qは、駆動制御部3
4に導入され、この駆動制御部34において、アンドゲ
ート回路35及び36の夫々の一方の入力端に供給され
、また、インバータ37を経てアンドゲート回路38及
び39の夫々の一方の入力端に供給される。
また、上述のレベル比較回路26及び27から夫々得ら
れる矩形波パルス信号P、及びP2は、回転方向検出部
28に供給されるに加えて、駆動制御部34に導入され
、駆動制御部34におけるアンドゲート回路38及び3
9の夫々の他方の入力端に供給される。
さらに、所定の一定周波数で低レベルと高レベルとをと
るデユーティ50パーセントの矩形波電圧を発生する矩
形波発振器40が設けられており、これから得られる矩
形波電圧Uがオアゲート回路41を介して駆動制御部3
4のアンドゲート回路35の他方の入力端に供給される
とともにインバータ42に供給される。そして、インバ
ータ42から矩形波電圧Uとは逆極性の関係となる矩形
波電圧−〇”が得られ、これが駆動制御部34のアンド
ゲート回路36の他方の入力端に供給される。なお、オ
アゲート回路41にはレベル比較回路26から得られる
矩形波パルス信号P、も供給されており、この矩形波パ
ルス信号P1が、矩形波電圧Uとともに、アンドゲート
回路35の他方の入力端に供給される。
斯かる駆動制御部34において、そこに導入される回転
方向検出部28からの出力信号Qが低レベルをとるとき
、即ち、モータ10の回転子13が正転状態にあるとき
には、アンドゲート回路35及び36がオフ状態とされ
るとともにアンドゲート回路38及び39がオン状態と
され、アンドゲート回路38及び39の夫々の他方の入
力端に供給されるレベル比較回路26及び27からの矩
形波パルス信号P1及びP2が、オアゲート回路44及
び43を介し、さらに、インバータ46及び45を経て
、駆動制御部34からPNP I−ランジスタ25及び
24のベースに夫々供給される。
一方、駆動制御部34に導入される回転方向検出部2日
からの出力信号Qが高レベルをとるとき、即ち、モータ
10の回転子13が逆転状態にあるときには、アンドゲ
ート回路38及び39がオフ状態とされるとともにアン
ドゲート回路35及び36がオン状態とされ、アンドゲ
ート回路°36の他方の入力端に供給される矩形波電圧
■がオアゲート回路43を介し、さらに、インバータ4
5を経て、駆動制御部34からPNP )ランジスタ2
4のベースに夫々供給され、また、アンドゲート回路3
5の他方の入力端に供給される矩形波電圧U及び矩形波
パルス信号P1がオアゲート回路44を介し、さらに、
インバータ46を経て、駆動制御部34からPNPトラ
ンジスタ25のベースに夫々供給される。
これにより、モータ10の回転子13が正転状態にある
ときには、PNPトランジスタ24が矩形波パルス信号
P2の各矩形波パルス部に応してオン状態とされ、これ
と同時にPNP I−ランジスタ20がオン状態とされ
て、電機子巻線11に電流が流され、一方、PNP ト
ランジスタ25が矩形波パルス信号P、の各矩形波パル
ス部に応じてオン状態とされ、これと同時にPNP h
ランリスク22がオン状態とされて、電機子巻線12に
電流が流される。従って、この場合、電機子巻線11に
得られる第1図Aに示される如くの誘起電圧S、の各正
極性部分の時間幅1.“内において、矩形波パルス信号
P2の各矩形波パルス部に応じて、電機子巻線11に駆
動電流が供給されるとともに、電機予巻′1a12に得
られる第1図已に示される如くの誘起電圧S2の各正極
性部分の時間幅t、I 内において、矩形波パルス信号
P1の各矩形波パルス部に応じて、電機子巻線12に駆
動電流が供給されることになり、回転子13の正転が継
続せしめられ、モータ10の適正な駆動が行われる。
なお、PNP トランジスタ24及び25のコレクタに
は、速度制御部47が接続されており、これによりPN
Pトランジスタ24及び25の夫々のエミツタ・コレク
タ通路を流れる電流値が制御され、その結果、電機子巻
線11及び12を流れる電流値が調整されて、回転子1
3の正転状態における回転速度が制御される。
一方、モータ10の回転子13が逆転状態にあるときに
は、PNPトランジスタ24が矩形波電圧■の各高しヘ
ル部に応じてオン状態とされ、これと同時にPNP )
ランジスタ20がオン状態とされて、電機子巻線11に
電流が流され、一方、PNP )ランジスタ25が矩形
波電圧Uの各高レベル部と矩形波パルス信号P、の各矩
形波パルス部とによりオン状態とされ、これと同時にP
NPトランジスタ22がオン状態とされて、電機子巻線
12に電流が流される。この場合、電機子巻線11及び
12に矩形波電圧“O“の各高レベル部及び矩形波電圧
Uの各高レベル部に応じて交互に電流が流される状態に
対して、矩形波パルス信号P1の各矩形波パルス部に応
じて電機子巻線12に電流が流される状態が外乱的に割
り込むことになり、回転子13の逆転状態における回転
をm続せしめるような、回転子13の回転に同期がとら
れた電機子@線11及び12への駆動電流供給がなされ
ず、回転子13の正転状態への転換が生じる。そして、
回転子13が正転状態になると、上述の如くにして回転
子13の正転がm続せしめられる。
上述の如(の構成を有して上述の如くに動作する第1図
に示される例により駆動されるモータ10の始動時にお
いては、先ず、電源スィッチ30がオン状態とされて電
源投入がなされると、リセット信号発生回路33からリ
セット信号Rが回転方向検出部28のリセット端子rに
供給され、これにより、回転方向検出部28はその出力
信号Qを高レベルをとるものとして駆動制御部34に供
給する。このため、駆動制御部34のアンドゲート回路
35及び36がオン状態とされるとともにアンドゲート
回路38及び39がオフ状態とされ、それにより、矩形
波発振器40からの矩形波電圧U及びこれと逆極性の関
係にある矩形波電圧■とが、夫々、駆動制御部34中の
インバータ45及び46を経て、PNPトランジスタ2
5及び24のベースに供給される。従って、PNP I
−ランジスタ25及び24は、矩形波電圧U及び矩形波
電圧■の高レベル部に基づいて交互にオン状態とされ、
その結果、モータ10の電機子巻線11及び12に交互
に電流が流される。これにより、モータ10が起動され
、その回転子13が回転を始める。
この回転子13の回転が正転であれば、その後、回転方
向検出部28の出力信号Qが低レベルをとるものに変化
し、それに伴って、駆動制御部34のアンドゲート回路
38及び39がオン状態とされるとともにアンドゲート
回路35及び36がオフ状態とされ、レベル比較回路2
6及び27から夫々得られる矩形波パルス信号P1及び
P2が、夫々、駆動制御部34中のインバータ45及び
46を経て、PNP トランジスタ25及び24のベー
スに供給される状態に切り換えられて、回転子13の正
転が持続せしめられるモータ10に対する適正な駆動動
作状態となる。
一方、起動した回転子13の回転が逆転であれば、回転
方向検出部28の出力信号Qが高レベルを保持し、その
状態で、レベル比較回路26から得られる矩形波パルス
信号P、が、オアゲート回路41を介して駆動制御部3
4のアンドゲート回路35に供給され、これがオアゲー
ト回路44及びインバータ46を経て、矩形波電圧Uか
供給されているPNP I−ランジスタ25のベースに
外乱的に供給される。このため、上述の如くに、モータ
10の回転子13の正転状態への転換が生じ、その後は
、回転子13の正転が継続せしめられるモータ10に対
する適正な駆動動作状がとられる。
このようにして、モータ10の速やかな始動及びその後
の安定した駆動が行われるのである。
なお、上述の例により駆動されるモータ10における二
相の電機子巻線11及び12の夫々は、複数の単位@線
の組で構成することができ、また、回転子13の磁極形
成態様は、上述の例に限られることなく他の種々の態様
とすることができる。
発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る直流ブラシ
レスモータ駆動回路によれば、各相の電機子巻線に生じ
る誘起電圧がその正極性部と負極性部との時間幅が互い
に相違するものとなる直流ブラシレスモータについて、
それに回転子(k’を極位置検出手段を設けることなく
、各相の電機子巻線に生し゛る誘起電圧を利用してその
電機子巻線に対する電流供給制御を行うことにより、そ
の回転子を適正に回転駆動することができる。そして、
このため、直流ブラシレスモータにおける回転子磁極位
置検出手段のためのスペースを不要とできて、それだけ
直流ブラシレスモータの構成上及び特性上の制約を低減
させることができ、かつ、回転子磁極位置検出手段の取
付けに要求される、微妙で高精度が必要とされる作業を
不要とすることができる。また、回転子磁極位置検出手
段を用いる場合に伴われる、回転子磁極位置検出手段の
検出動作が温度や湿度等の環境条件に左右されることに
起因する、駆動動作が不安定になること等の不都合から
解放されることになる。
さらに、各相の電機子巻線に生じる誘起電圧の利用に加
えて、矩形波電圧発生部を設けることにより、回転子を
、その磁極位置にかかわりなく、速やかに起動せしめて
適正な回転状態に移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る直流ブラシレスモータ駆動回路の
一例を示すブロックを含む回路接続図、第2図及び第3
図は第1図に示される例の動作の説明に供される波形図
である。 図中、10は直流ブラシレス二相モータ、11及び12
は電機子巻線、13は回転子、20,22.24及び2
5はPNP トランジスタ、26及び27はレベル比較
回路、28は回転方向検出部、34は駆動制御部、40
は矩形波発振器、42はインバータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各相の電機子巻線に生じる誘起電圧がその正極性部と負
    極性部との時間幅が互いに相違するものとなる直流ブラ
    シレスモータの第1及び第2の相の電機子巻線の夫々に
    電流を断続的に供給する第1及び第2のスイッチング駆
    動部と、上記第1及び第2の相の電機子巻線に得られる
    誘起電圧の夫々の正極性部もしくは負極性部に基づく第
    1及び第2の矩形波パルス信号を形成する第1及び第2
    の波形整形部と、上記第1及び第2の矩形波パルス信号
    を受け、両者の各矩形波パルス部の時間幅に基づいて上
    記直流ブラシレスモータの回転子の正転及び逆転を検出
    し、検出された正転もしくは逆転に対応して第1もしく
    は第2の状態をとる出力信号を発生する回転方向検出部
    と、周波数を同一にして互いに逆極性の関係となる第1
    及び第2の矩形波電圧を送出する矩形波電圧発生部と、
    上記第1及び第2の矩形波パルス信号,上記第1及び第
    2の矩形波電圧及び上記回転方向検出部の出力信号を受
    け、上記回転方向検出部の出力信号が上記第1の状態を
    とるとき、上記第1及び第2のスイッチング駆動部を夫
    々上記第1及び第2の矩形波パルス信号に基づいて作動
    させ、かつ、上記回転方向検出部の出力信号が上記第2
    の状態をとるとき、上記第1及び第2のスイッチング駆
    動部を上記第1及び第2の矩形波パルス信号のうちの一
    方と上記第1及び第2の矩形波電圧とに基づいて作動さ
    せる駆動制御部とを備えて構成された直流ブラシレスモ
    ータ駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1596495A3 (de) * 2004-05-12 2006-10-04 ebm-papst St. Georgen GmbH & Co. KG Verfahren zum sensorlosen Betrieb eines elektronisch kommutierten Motors, und Motor zur Durchführung eines solchen Verfahrens

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1596495A3 (de) * 2004-05-12 2006-10-04 ebm-papst St. Georgen GmbH & Co. KG Verfahren zum sensorlosen Betrieb eines elektronisch kommutierten Motors, und Motor zur Durchführung eines solchen Verfahrens
US8058825B2 (en) 2004-05-12 2011-11-15 Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg Method for sensorless operation of an electronically commutated motor and motor for carrying out such a method

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