JPS61120815A - 基材表面皮膜の染色法 - Google Patents
基材表面皮膜の染色法Info
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- JPS61120815A JPS61120815A JP24049584A JP24049584A JPS61120815A JP S61120815 A JPS61120815 A JP S61120815A JP 24049584 A JP24049584 A JP 24049584A JP 24049584 A JP24049584 A JP 24049584A JP S61120815 A JPS61120815 A JP S61120815A
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- JP
- Japan
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- film
- dyeing
- vinyl monomer
- dyed
- dye
- Prior art date
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- Pending
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はガラス等の透明な基材をアニオン性染料により
任意な色調に容易に染色する為の染色法に関するもので
ある。
任意な色調に容易に染色する為の染色法に関するもので
ある。
近年ガラス等の透明な基材を着色し各種デスプレー等に
使用されつ〜ある。特にガラス等の透明基材を着色し色
分解用フィルターとして液晶カラーテレビジョン、又は
カラーテレビジョン用カメラのカラー化の為に増々需要
が増大しつ又ある。本発明はかかる需要を満たす為にな
されたガラス等の透明基材の染色法に関するものである
。
使用されつ〜ある。特にガラス等の透明基材を着色し色
分解用フィルターとして液晶カラーテレビジョン、又は
カラーテレビジョン用カメラのカラー化の為に増々需要
が増大しつ又ある。本発明はかかる需要を満たす為にな
されたガラス等の透明基材の染色法に関するものである
。
(従来技術)
従来この分野に於いては主としてカゼイン、ゼラチン等
蛋白質系天然高分子物質が用いられているが、これ等の
用い方はカゼイン、ゼラチン等を温水で溶解した液に光
硬化剤として重クロム酸カリウム又はアンモニウムを添
加してこれをガラス板にスピンコード法で塗布し、次に
マスクを介して活性光線を照射してガラス板上に可染性
層の潜像を形成させ、次に現像により可染性層を顕在化
させる。次にこれを染料により染色する方法が行われて
いる。
蛋白質系天然高分子物質が用いられているが、これ等の
用い方はカゼイン、ゼラチン等を温水で溶解した液に光
硬化剤として重クロム酸カリウム又はアンモニウムを添
加してこれをガラス板にスピンコード法で塗布し、次に
マスクを介して活性光線を照射してガラス板上に可染性
層の潜像を形成させ、次に現像により可染性層を顕在化
させる。次にこれを染料により染色する方法が行われて
いる。
(発明が解決しようとする問題点)
このカゼイン、ゼラチン等を用いる染色法の場合、これ
らが天然−である為に腐敗し易いとか品質が一定せず原
料ソースによるバラツキが大きく色の再現性が極めて劣
るとか、熱水中で剥離し易(、又熱による物性劣化が大
きく、加工条件が制約される等の欠点がある。更に染色
時の染浴温度が制約される為濃色が得難い等の染色上で
の問題がある。
らが天然−である為に腐敗し易いとか品質が一定せず原
料ソースによるバラツキが大きく色の再現性が極めて劣
るとか、熱水中で剥離し易(、又熱による物性劣化が大
きく、加工条件が制約される等の欠点がある。更に染色
時の染浴温度が制約される為濃色が得難い等の染色上で
の問題がある。
更にこれらカゼイン、ゼラチン等を使用する場合、光硬
化剤として重クロム酸アンモニウム又は重クロム酸カリ
ウム等を用いるから、これらの作業工程及び廃棄の際に
公害の問題等を解決しなければならなく、更にゼラチン
に取り込まれたクロムが完全に除去できず残存したクロ
ムが悪影響を与える等の問題もある。
化剤として重クロム酸アンモニウム又は重クロム酸カリ
ウム等を用いるから、これらの作業工程及び廃棄の際に
公害の問題等を解決しなければならなく、更にゼラチン
に取り込まれたクロムが完全に除去できず残存したクロ
ムが悪影響を与える等の問題もある。
本発明者等はこれらの問題を解決すべく合成高分子の検
討を行った。先ずアニオン性染料と親和性を有する塩基
性基又は第4級アンモニウム塩基を有するポリマーを用
いて基材表面な染色しようと試みたが、この場合このポ
リマー自体はアニオン性染料と親和性を有するので可染
性であるが、水溶性である為に、これをガラス基材等に
塗布し乾燥後染色を行うと染色工程に於いて、基材表面
から塗膜が染浴中に剥離してしまい、染色の目的を果す
ことも染色された染色基材も得ることが出来なかった。
討を行った。先ずアニオン性染料と親和性を有する塩基
性基又は第4級アンモニウム塩基を有するポリマーを用
いて基材表面な染色しようと試みたが、この場合このポ
リマー自体はアニオン性染料と親和性を有するので可染
性であるが、水溶性である為に、これをガラス基材等に
塗布し乾燥後染色を行うと染色工程に於いて、基材表面
から塗膜が染浴中に剥離してしまい、染色の目的を果す
ことも染色された染色基材も得ることが出来なかった。
(問題点を解決する為の手段)
本発明者等はこれらの問題を解決すべく検討を行った結
果 する基を有するビニル系モノマーとの共重合体内 b)任意成分として光反応開始剤(1”31及びC)溶
剤(q 射し、反応させて、次にこの皮膜をアニオン性染料にて
染色することにより目的を達成するととが出来ることが
わかり本発明を完成するに至から可染性である上に架橋
性を有しているから、これ自体が活性光線照射後はガラ
ス等の基材表面上に不溶性の皮膜を形成しアニオン性染
料で染色すると極めて容易に染色され、又染色時に塗膜
の染色浴に対する脱落は認められなくなるようになる。
果 する基を有するビニル系モノマーとの共重合体内 b)任意成分として光反応開始剤(1”31及びC)溶
剤(q 射し、反応させて、次にこの皮膜をアニオン性染料にて
染色することにより目的を達成するととが出来ることが
わかり本発明を完成するに至から可染性である上に架橋
性を有しているから、これ自体が活性光線照射後はガラ
ス等の基材表面上に不溶性の皮膜を形成しアニオン性染
料で染色すると極めて容易に染色され、又染色時に塗膜
の染色浴に対する脱落は認められなくなるようになる。
更に又本発明方法を用いると腐敗の心配がなく、一定の
品質のものが得られ、その上6価クロム公害の心配から
も開放される。
品質のものが得られ、その上6価クロム公害の心配から
も開放される。
本発明で用いられる共重合体(Alの原料である感光基
を有するビニル系モノマーとしてはP−シンナモイルオ
キシスチレン β−シンナモイルオキシエチルビニルエーテル β−ヅンナモイルオキシエチルアクリレート、′又はメ
タクリレート −゛ p−(シンナモイルオキシメチル)スチレンP−シンナ
ミリデンアセトキシスチレンβ−(フルフリルアクリロ
イルオキシ)エチルアクリレート、又はメタクリレート 7−アクリロイルオキシクマリン 7−メタクリロイルオキシクマリン 6−ヒドロオキシメチルクマリンアクリレート、又はメ
タクリレート β−(p−シンナモイルフェノキシエチル)ビニールエ
ーテル P−(β−スチリルフェニール)アクリレート、又はメ
タクリレ−1・ P−フェニルマレイミドアセトキシスチレン41−メタ
クリロイルオキシ−4−スチルバゾール 1−メチル−4−(P−メタクリロイルオキシスチリル
)ピリジニウムメトサルフェート 又同じく本発明で用いられる共重合体(A)の原料であ
るアニオン性染料と親和性を有する基を有するビニル系
モノマーとしては3級アミン基6一 又は第4級アンモニウム塩を有するビニル系モノマーが
好ましく、例えば次のものがあげられる。
を有するビニル系モノマーとしてはP−シンナモイルオ
キシスチレン β−シンナモイルオキシエチルビニルエーテル β−ヅンナモイルオキシエチルアクリレート、′又はメ
タクリレート −゛ p−(シンナモイルオキシメチル)スチレンP−シンナ
ミリデンアセトキシスチレンβ−(フルフリルアクリロ
イルオキシ)エチルアクリレート、又はメタクリレート 7−アクリロイルオキシクマリン 7−メタクリロイルオキシクマリン 6−ヒドロオキシメチルクマリンアクリレート、又はメ
タクリレート β−(p−シンナモイルフェノキシエチル)ビニールエ
ーテル P−(β−スチリルフェニール)アクリレート、又はメ
タクリレ−1・ P−フェニルマレイミドアセトキシスチレン41−メタ
クリロイルオキシ−4−スチルバゾール 1−メチル−4−(P−メタクリロイルオキシスチリル
)ピリジニウムメトサルフェート 又同じく本発明で用いられる共重合体(A)の原料であ
るアニオン性染料と親和性を有する基を有するビニル系
モノマーとしては3級アミン基6一 又は第4級アンモニウム塩を有するビニル系モノマーが
好ましく、例えば次のものがあげられる。
(N、N−ジメチルアミノ)エチルアクリレート、(N
、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート、(N、
N−ジエチルアミノ)エチルアクリレート、(N、N−
ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、(N、N−ジ
メチルアミノ)プロピルアクリルアミド、(N、N−ジ
エチルアミノ)エチルビニルエーテル、(N。
、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート、(N、
N−ジエチルアミノ)エチルアクリレート、(N、N−
ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、(N、N−ジ
メチルアミノ)プロピルアクリルアミド、(N、N−ジ
エチルアミノ)エチルビニルエーテル、(N。
N−ジメチルアミノ)プロピルアクリレート(N、N−
ジメチルアミン)プロピルメタクリレート、4−ビニー
ルピリジン、ジアリールアミ ン 、 2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルト
リメチルアンモニウムクロライ ド メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライド これらは1種又は2種以上の混合物としても良いし好む
ならば更に他の共重合可能なモノマー例えばメチルメタ
クリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、エチルメタクリレート、スチレン等を共重合用成分と
して用いても良い。
ジメチルアミン)プロピルメタクリレート、4−ビニー
ルピリジン、ジアリールアミ ン 、 2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルト
リメチルアンモニウムクロライ ド メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライド これらは1種又は2種以上の混合物としても良いし好む
ならば更に他の共重合可能なモノマー例えばメチルメタ
クリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、エチルメタクリレート、スチレン等を共重合用成分と
して用いても良い。
共重合体い〕の作成に於いて感光基を有するビニル系モ
ノマーと、これと共重合可能なアニオン性染料と親和性
を有する基を有するビニール系モノマーとの配合比率は
作成しようとする共重合体(A)の膜の強度によって異
なる。感光基を有スるビニル系モノマーを多く含有させ
れば膜の強度は犬となるし、少ない場合は弱いものとな
ってしまう。本発明の目的の為には共重合体(Atに占
める感光基を有するビニール系モノマーノ量は0.2〜
30モル%が好ましい。又アニオン性染料と親和性を有
する基を有するビニル系モノマーは含有率が高いと染色
性が優れる等の効果があるが前記感光基を有するビニル
系モノマーとの兼ね合いから共重合体(A>中に占める
割合は20モル%以上好ましくは40モル%以上が好ま
しい。又共重合体(A)の作成は上述のような感光基を
有するビニル系モノマーと、これと共重合可能なアニオ
ン性染料と親和性を有する基を有するビニール系モノマ
ーとを適当な割合で混合し必要ならば溶媒にて希釈し活
性光線の存在しない状態で従来の重合技術を用いて重合
を行えば良い。
ノマーと、これと共重合可能なアニオン性染料と親和性
を有する基を有するビニール系モノマーとの配合比率は
作成しようとする共重合体(A)の膜の強度によって異
なる。感光基を有スるビニル系モノマーを多く含有させ
れば膜の強度は犬となるし、少ない場合は弱いものとな
ってしまう。本発明の目的の為には共重合体(Atに占
める感光基を有するビニール系モノマーノ量は0.2〜
30モル%が好ましい。又アニオン性染料と親和性を有
する基を有するビニル系モノマーは含有率が高いと染色
性が優れる等の効果があるが前記感光基を有するビニル
系モノマーとの兼ね合いから共重合体(A>中に占める
割合は20モル%以上好ましくは40モル%以上が好ま
しい。又共重合体(A)の作成は上述のような感光基を
有するビニル系モノマーと、これと共重合可能なアニオ
ン性染料と親和性を有する基を有するビニール系モノマ
ーとを適当な割合で混合し必要ならば溶媒にて希釈し活
性光線の存在しない状態で従来の重合技術を用いて重合
を行えば良い。
又本発明に用いられる活性光線の照射によって反応を開
始させる光反応開始剤(ト))としては次のものがあげ
られる。
始させる光反応開始剤(ト))としては次のものがあげ
られる。
ニトロベンゼン
p−ニトロジフェニル
m−ニトロアニリン
p−ニトロアニリン
2.4−ジニトロアニリン
ピクラミド
2−クロロ−4−ニトロアニリン
2.6−シニトロー4−ニトロアニリンp−ニトロフェ
ノール 9−アントラアルデヒド アセトフェノン ベンゾフェノン ジベンザルアセトン ベンジル pl p’−ジメチルアミノベンゾフェノンp、p’−
テトラメチルジアミノベンゾフェノン(ミヒラーケトン
) ■、4−ナフトキノン アントラキノン 1.2−ベンゾアントラキノン 1.9−ベンゾアントロン 2−ケト−3−アザ−1,9−ベンゾアントロン 3−メチル−1,3−ジアザ−1,9−ベンゾアントロ
ン 2−ニトロフルオレン 2.7−ジニ゛トロフルオレン 2.5−ジニトロフルオレン 1.8−フタロイルナフタレン 2−クロロ−1,8−フタロイルナフタレン4−クロロ
−1,8−フタロイルナフタレン4−ブOモー1、’8
−フタロイルナフタレン5.6−シニトロアセナフテン 5−ベンゾイルアセナフテン アセナフテン ピレン アクリドン α−ナフトキノン 5−ニトロアセナフテン 2−ニトロフルオレン 1−二トロビレン クロロ−1,2−ベンゾアントラキノン1.8−フタロ
イルナフタレン 9−フルオレノン ジフェニルジスフィト p−ニトロベンズアルデヒド ローベンゾキノン フェノール アセトフェノン ・ アントロン ベンズアルデヒド ベンゾフェノン フェナントレン ナフタレン 2−ニトロフルオレン 5−ニトロアセナフテン クリセン p−ニトロアニリン 2−ベンゾイルメチレン−1−メチルナフトチアゾリン ベンジル N−アセチル−4−ニトロ−1−ナフチルアミン ベンゾキノン 4−ニトロ−1−ナフチルアミン アントラセン これらは1種又は2種以上の混合系でも良く、その使用
量は前記共重合体(Al 1. O0重量部に対して3
0重量部以下、好ましくは10重量部以下とすることが
好ましい。
ノール 9−アントラアルデヒド アセトフェノン ベンゾフェノン ジベンザルアセトン ベンジル pl p’−ジメチルアミノベンゾフェノンp、p’−
テトラメチルジアミノベンゾフェノン(ミヒラーケトン
) ■、4−ナフトキノン アントラキノン 1.2−ベンゾアントラキノン 1.9−ベンゾアントロン 2−ケト−3−アザ−1,9−ベンゾアントロン 3−メチル−1,3−ジアザ−1,9−ベンゾアントロ
ン 2−ニトロフルオレン 2.7−ジニ゛トロフルオレン 2.5−ジニトロフルオレン 1.8−フタロイルナフタレン 2−クロロ−1,8−フタロイルナフタレン4−クロロ
−1,8−フタロイルナフタレン4−ブOモー1、’8
−フタロイルナフタレン5.6−シニトロアセナフテン 5−ベンゾイルアセナフテン アセナフテン ピレン アクリドン α−ナフトキノン 5−ニトロアセナフテン 2−ニトロフルオレン 1−二トロビレン クロロ−1,2−ベンゾアントラキノン1.8−フタロ
イルナフタレン 9−フルオレノン ジフェニルジスフィト p−ニトロベンズアルデヒド ローベンゾキノン フェノール アセトフェノン ・ アントロン ベンズアルデヒド ベンゾフェノン フェナントレン ナフタレン 2−ニトロフルオレン 5−ニトロアセナフテン クリセン p−ニトロアニリン 2−ベンゾイルメチレン−1−メチルナフトチアゾリン ベンジル N−アセチル−4−ニトロ−1−ナフチルアミン ベンゾキノン 4−ニトロ−1−ナフチルアミン アントラセン これらは1種又は2種以上の混合系でも良く、その使用
量は前記共重合体(Al 1. O0重量部に対して3
0重量部以下、好ましくは10重量部以下とすることが
好ましい。
又本発明に用いられる溶剤(Qとしては前記共重合体(
A)及び光反応開始剤(B)を良く溶解するもツカ好ま
しく、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノー
ル、トルエン、キシレン等カ挙げられる。これらは1種
又は2種以上を混合して用いても良く、溶剤(qの光反
応性樹脂組成物(Dj中に占める割合は共重合体(N及
び光反応開始剤(Blの性質によって異なるが、光反応
性樹脂組成物(r))の粘度が500cps以下好まし
くは200cps以下の粘度となるように含ませる事が
好ましい。
A)及び光反応開始剤(B)を良く溶解するもツカ好ま
しく、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノー
ル、トルエン、キシレン等カ挙げられる。これらは1種
又は2種以上を混合して用いても良く、溶剤(qの光反
応性樹脂組成物(Dj中に占める割合は共重合体(N及
び光反応開始剤(Blの性質によって異なるが、光反応
性樹脂組成物(r))の粘度が500cps以下好まし
くは200cps以下の粘度となるように含ませる事が
好ましい。
本発明は共重合体(A)、任意成分として光反応開始剤
(B)及び溶剤(qを含むものを光反応性樹脂組成物と
して使用するものであるが、この光反応性樹脂組成物(
至)に更に場合によっては共重合可能な他のモノマー、
粘度調節剤、脱泡剤等を含ませても良い。かかる光反応
性樹脂組成物(至)を基材に塗布すると塗布後溶剤は揮
散し、後に樹脂膜が出来る。゛ 本発明方法では膜厚が例えば0.5〜1ooミクロンの
任意の厚さの膜を作成出来る。
(B)及び溶剤(qを含むものを光反応性樹脂組成物と
して使用するものであるが、この光反応性樹脂組成物(
至)に更に場合によっては共重合可能な他のモノマー、
粘度調節剤、脱泡剤等を含ませても良い。かかる光反応
性樹脂組成物(至)を基材に塗布すると塗布後溶剤は揮
散し、後に樹脂膜が出来る。゛ 本発明方法では膜厚が例えば0.5〜1ooミクロンの
任意の厚さの膜を作成出来る。
又、光反応性樹脂組成物(Dを塗布する基材としては、
ガラス、プラスチック、等が挙げられる。
ガラス、プラスチック、等が挙げられる。
活性光線としては、例えば可視光線、紫外線、X線、電
子線等が挙げられる。
子線等が挙げられる。
次に硬化させた樹脂をアニオン性染料にて染色する。ア
ニオン性染料としてはカラーインデックス(Socie
ty of Dyers and Colourist
s発行)にC,I Ac1d として記載されている
酸性染料、同じ<’C,I Directとして記載さ
れている直接染料及び同じ<、 C,I R,eact
iveとして記載されている反応性染料等が挙げられる
が、特に酸性染料が好ましい。酸性染料としてはC,I
Ac1d Ye’llow17、同49、同67、同
72、同127、同11o1同135、同161、C,
I Ac1d R,ed 37、同50゜同111、同
114、同257、同266、同317、C,I Ac
1d Blue 41、同83、同90.同113、同
129、同182、同125、C,’I Ac1d O
range7、同56、C,I Ac1d Green
25、同41、C,IAc1d ■1olet 97
、同27、同28、同48等が挙げられろ。
ニオン性染料としてはカラーインデックス(Socie
ty of Dyers and Colourist
s発行)にC,I Ac1d として記載されている
酸性染料、同じ<’C,I Directとして記載さ
れている直接染料及び同じ<、 C,I R,eact
iveとして記載されている反応性染料等が挙げられる
が、特に酸性染料が好ましい。酸性染料としてはC,I
Ac1d Ye’llow17、同49、同67、同
72、同127、同11o1同135、同161、C,
I Ac1d R,ed 37、同50゜同111、同
114、同257、同266、同317、C,I Ac
1d Blue 41、同83、同90.同113、同
129、同182、同125、C,’I Ac1d O
range7、同56、C,I Ac1d Green
25、同41、C,IAc1d ■1olet 97
、同27、同28、同48等が挙げられろ。
これらを用いて染色する方法は染料0.01〜200重
量部を水1000重量部に溶解する。
量部を水1000重量部に溶解する。
この除液のpT−(は弱アルカリ−酸性の範囲で良い。
この染料溶液にて室温〜100℃の温度範囲で染色する
ものであるが、高温で染色すると短時間で染色物を得る
ことが出来るので高温で行うことが好ましい。このよう
にして染色を行ったのち染色物を取出し乾燥を行うと表
面被膜が染色された染色基材が得られる。
ものであるが、高温で染色すると短時間で染色物を得る
ことが出来るので高温で行うことが好ましい。このよう
にして染色を行ったのち染色物を取出し乾燥を行うと表
面被膜が染色された染色基材が得られる。
(実施例)
実施例1
4′−メタクリロイルオキシ−4−スチルバゾール
10g′(N、N−ジメチルアミノ)
エチルメタク リ レー ト
90g2−エトキシエタノール
200gα、α1−アゾビス(イソブチロニト リル) Ig 上記処方の液体を紫外線の存在しない窒素雰囲気中60
°C15時間重合反応を行うと全体が粘稠な液体となる
。との粘稠液体に更に2−エトキシエタノール200g
を添加混合し光反応性樹脂組成物とした。
10g′(N、N−ジメチルアミノ)
エチルメタク リ レー ト
90g2−エトキシエタノール
200gα、α1−アゾビス(イソブチロニト リル) Ig 上記処方の液体を紫外線の存在しない窒素雰囲気中60
°C15時間重合反応を行うと全体が粘稠な液体となる
。との粘稠液体に更に2−エトキシエタノール200g
を添加混合し光反応性樹脂組成物とした。
次にガラス基板にシラ/カップリング剤KBM503(
信越化学工業■)10%エタノール溶液を塗布し風乾後
110℃、5分間加熱乾燥を行い更にこの表面をナセト
ンで洗浄乾燥したものを塗布用基材とする。
信越化学工業■)10%エタノール溶液を塗布し風乾後
110℃、5分間加熱乾燥を行い更にこの表面をナセト
ンで洗浄乾燥したものを塗布用基材とする。
この塗布用基材表面にスピンコード法により08μmの
膜厚に前記光反応性樹脂組成物を塗布した。次に紫外線
80 Wa t t’ /ryrrb、 ’ 1秒を照
射し、塗膜を硬化させた。次にグリ゛−ンIP(日本化
薬■製カラーフィルター用色素)を1%となるように水
に溶解させ、60°C110分間染色を打うと濃厚緑色
に染色された透明塗膜を有するガラス板が得られた。尚
染色浴のpHは8.0であった。グリーンIPの代りに
レッド14P、ブルー4P(いずれも日本化薬■製カラ
ーフィルター用色素)を使用して同様の操作を行うと各
々濃厚赤色及び青色に染色されたガラス板が得られた。
膜厚に前記光反応性樹脂組成物を塗布した。次に紫外線
80 Wa t t’ /ryrrb、 ’ 1秒を照
射し、塗膜を硬化させた。次にグリ゛−ンIP(日本化
薬■製カラーフィルター用色素)を1%となるように水
に溶解させ、60°C110分間染色を打うと濃厚緑色
に染色された透明塗膜を有するガラス板が得られた。尚
染色浴のpHは8.0であった。グリーンIPの代りに
レッド14P、ブルー4P(いずれも日本化薬■製カラ
ーフィルター用色素)を使用して同様の操作を行うと各
々濃厚赤色及び青色に染色されたガラス板が得られた。
実施例2〜5
薬品A ]、 ]β−シンナモイルオキシエチルアク
リレー ト扁2.p−(β−スチリルフェニール)アクリレート ” /H3,p−シンナミリデンアセトキシスチレン 〃 A4. (N、N−ジメチルアミノ)エチルアク
リレート 〃Al’5. (N、N−ジメチルアミノ)エチルメ
タクリレート 〃 扁64−ビニールピリジン 〃扁7. α、α1−アゾビス(インブチロニトリル
) H扁8.2−エトキシエタノール 上記仕込み組成液を実施例1と同様の重合操作により重
合を行い、この重合組成液に更に2−エトキシエタノー
ル200g及び光反応開始剤としてp、p’−テトラメ
チルジアミノベンゾフェノン(ミヒラーケトン)25g
を添加溶解して光反応性樹脂組成物とした。この樹脂液
を0.9μmの膜厚となるように実施例1と同様の操作
でガラス板上に塗布したのち紫外線照射を行い樹脂を硬
化させ、次に染色を行うと濃厚緑色、赤色、青色に染色
されたガラス板が得られた。
リレー ト扁2.p−(β−スチリルフェニール)アクリレート ” /H3,p−シンナミリデンアセトキシスチレン 〃 A4. (N、N−ジメチルアミノ)エチルアク
リレート 〃Al’5. (N、N−ジメチルアミノ)エチルメ
タクリレート 〃 扁64−ビニールピリジン 〃扁7. α、α1−アゾビス(インブチロニトリル
) H扁8.2−エトキシエタノール 上記仕込み組成液を実施例1と同様の重合操作により重
合を行い、この重合組成液に更に2−エトキシエタノー
ル200g及び光反応開始剤としてp、p’−テトラメ
チルジアミノベンゾフェノン(ミヒラーケトン)25g
を添加溶解して光反応性樹脂組成物とした。この樹脂液
を0.9μmの膜厚となるように実施例1と同様の操作
でガラス板上に塗布したのち紫外線照射を行い樹脂を硬
化させ、次に染色を行うと濃厚緑色、赤色、青色に染色
されたガラス板が得られた。
参考例1
(N、N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレ − ト
100 g2−エトキシエタノール
200gα、α1−アゾビス(インブチロ
ニトリル)g なる処方の液体を実施例1の処方に従って重合反応、ス
ピンコード、紫外線照射、染色を行った所、いずれも塗
膜が脱落し透明染色基材は得られなかった。
100 g2−エトキシエタノール
200gα、α1−アゾビス(インブチロ
ニトリル)g なる処方の液体を実施例1の処方に従って重合反応、ス
ピンコード、紫外線照射、染色を行った所、いずれも塗
膜が脱落し透明染色基材は得られなかった。
(発明の効果) 。
本発明は従来の天然物であるゼラチン又はカゼイン−重
クロム酸塩系感光性樹脂に比べて腐敗し易いとか、原料
によるバラツキが太きいとかの問題がない。
クロム酸塩系感光性樹脂に比べて腐敗し易いとか、原料
によるバラツキが太きいとかの問題がない。
−とこれと共重合可能なアニオン性染料可染性基を有す
るビニル系モノマーとの配合比率を変えることにより用
途に応じた性能の染色基材を作成することが出来る。又
これを用いたガラス等の基板はクロムが含有されていな
いから液晶カラーテレビジョンとか、固体撮像素子用カ
ラーフィルターに用いるのに好適である。
るビニル系モノマーとの配合比率を変えることにより用
途に応じた性能の染色基材を作成することが出来る。又
これを用いたガラス等の基板はクロムが含有されていな
いから液晶カラーテレビジョンとか、固体撮像素子用カ
ラーフィルターに用いるのに好適である。
Claims (1)
- (1)a)感光基を有するビニル系モノマーと、これと
共重合可能なアニオン性染料と親和性 を有する基を有するビニル系モノマーとの 共重合体(A) b)任意成分として光反応開始剤(B)及びc)溶剤(
C) を含む光反応性樹脂組成物(D)を基材表面に塗布し皮
膜を形成させたのち活性光線を照射し反応させ、次にこ
の皮膜をアニオン性染料にて染色することを特徴とする
基材表面皮膜の染色法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24049584A JPS61120815A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 基材表面皮膜の染色法 |
PCT/JP1985/000216 WO1985004912A1 (en) | 1984-04-18 | 1985-04-18 | Base material having a dyed surface film and dyeing method |
US06/816,125 US4675252A (en) | 1984-04-18 | 1985-04-18 | Base material having a dyed membrane on the surface thereof, and method for dyeing a membrane thereon |
EP19850902132 EP0179921B1 (en) | 1984-04-18 | 1985-04-18 | Base material having a dyed surface film and dyeing method |
DE8585902132T DE3579102D1 (de) | 1984-04-18 | 1985-04-18 | Basismaterial mit gefaerbtem oberflaechenfilm und faerbeverfahren. |
KR1019850700394A KR860700049A (ko) | 1984-04-18 | 1985-12-17 | 염색된 표면 피막이 있는 기제 및 염색법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24049584A JPS61120815A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 基材表面皮膜の染色法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120815A true JPS61120815A (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=17060361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24049584A Pending JPS61120815A (ja) | 1984-04-18 | 1984-11-16 | 基材表面皮膜の染色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61120815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009521575A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | イーストマン コダック カンパニー | ポリ(ビニルスチルバゾリウム)ポリマーを使用した液晶の光配向 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941685A (ja) * | 1972-04-24 | 1974-04-19 | ||
JPS57117689A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-22 | Nippon Kayaku Kk | Coloring of surface film of substrate material |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP24049584A patent/JPS61120815A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941685A (ja) * | 1972-04-24 | 1974-04-19 | ||
JPS57117689A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-22 | Nippon Kayaku Kk | Coloring of surface film of substrate material |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009521575A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | イーストマン コダック カンパニー | ポリ(ビニルスチルバゾリウム)ポリマーを使用した液晶の光配向 |
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