JPS61119434A - 車両用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御方法

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JPS61119434A
JPS61119434A JP59241675A JP24167584A JPS61119434A JP S61119434 A JPS61119434 A JP S61119434A JP 59241675 A JP59241675 A JP 59241675A JP 24167584 A JP24167584 A JP 24167584A JP S61119434 A JPS61119434 A JP S61119434A
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Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両用自動変速機の変速が1聞方法に係り、
特に、変速中にエンジントルクを所定量だけ変更するこ
とによって変速特性を良好に維持するようにした車両用
自動変速機の変速制御方法の改良に関する。
【従来の技術】
歯車変速機構と複数個の摩擦継合装置とを備え、油圧I
II III装置を作動させることによって前記111
11継合装置の継合を選択的に切換え、複数個の変速段
のうちのいずれかが達成されるように構成した車両用自
動変速機は既に広く知られている。 このような車両用自動変速機は、一般に、運転者によっ
て操作されるシフトレバ−と、車速を検出する車速セン
サと、エンジン負河を反映していると考えられるスロッ
トル開度を検出するスロットルセンサとを備え、シフト
レバ−のレンジに応じ、少なくとも車速及びスロットル
開度に関係して前記摩擦継合1iWtの継合状態を自動
的に切換え得るようになっている。 ところで、上記のような車両用自動変速機において、変
速時にエンジントルクを変更して、良好な変速特性を得
ると共に、摩擦継合装置の耐久性の確保・向上を図った
自動変速機及びエンジンの一体制御方法が種々提案され
ている(例えば特開昭58−77138)。即ち、この
一体制御は変速時におけるエンジンからのトルク伝達量
を変更し、自動変速機の各メンバー、あるいはこれらを
制動する摩擦継合装置でのエネルギ吸収分を1tlJ御
して短時間で且つ小さな変速ショックで変速を完了し、
運転者に良好な変速感覚を与えると共に、各摩擦継合装
置の耐久性を向上させようとしたものである。このよう
に、変速時においてエンジントルクを制御する変速ll
ll11方法は、自動変速機とエンジンとを一体的にw
igする一つの方向性を示すものとして注目されており
、相応の成果を上げつつある。 (発明が解決しようとする問題点] しかしながら、一般に、自動変速機における変速特性は
、該変速の種類、その時点での車速、あるいはスロット
ル開度等によって大きく左右されるのは当然であるが、
その他に、エンジン及び自動変速機の個々の部品のロッ
ト闇のばらつき、経時的なばらつき、走行条件のばらつ
き等の種々雑多なばらつきによっても大きく左右される
。 こうした製造工程において発生するばらつき、あるいは
使用によって経時的に発生するばらつき等については、
エンジントルクの制御量を、変速の種類、車速、スロッ
トル開度、アクセル踏込み速度、あるいは車両前後方向
の加速度等の種々の条件に基づいて一義的に決定してい
る限り、これらの条件をたとえより多く考慮したとして
も対処し得ない問題である。 即ち、このようにエンジンあるいは自動変速機が各種ば
らつきを有する限り、エンジントルクのIll Ill
量が一義的に決められていると、場合によってはかえっ
て変速時間が長くなって**継合装置の耐久性を悪化さ
せたり、あるいは逆に変速ショックが大きくなって運転
者の良好な運転感覚を阻害したりする場合が生じるとい
う問題が避は得ないものである。
【発明の目的1 本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであ
って、自動変速機及びエンジン一体ipl tillの
精度を高め、各種ばらつきによらず、ユーザーの手に渡
る車両の1台1台について常に最適な変速特性を確保す
ることができるようにすると共に、該ll111gを実
現するに当り、11310ロジツクが簡単で応答・処理
速度が速い車両用自動変速機の変速制御方法を提供する
ことを目的とする。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、変速中にエンジントルクを所定量だけ変更す
ることによって変速特性を良好に維持するようにした車
両用自助変速機の変速i制御方法において、該変速の代
表特性値を検出する手順と、該代表特性値が、予め設定
された基準幅(零を含む)からずれている量を求める手
順と、該ずれ量に応じてエン・ジントルクの変更量を次
回の変速時に補正する手順と、を含むことにより上記目
的を達成したものである。 又本発明の実MH様は、前記変速の代表特性値として、
変速時間、自助変速機の出力軸トルク、あるいは車両の
前後方向の加速度等を採用することとして、上記制御が
精度良く行われるようにしたものである。 又本発明の他の実施態様は、前記ずれ量が過大のときに
警告を発生するようにして、システムの異常を速かに運
転者に警告できるようにし、エンジン、あるいは自動変
速am係の各種部品の検査・メインテナンスの必要性を
促すことができるようにしたものである。 更に、本発明の他の実M!!様は、前記ずれ量に応じて
補正されたエンジントルクの変更量が現実に変更可能な
量を超えているときに、警告を発生するようにし、本来
行われるべき副−が完全に実行されていない状態下にあ
ることを運転者に速かに警告することができるようにし
たものである。
【作用1 本発明においては、変速が終了した時点で例えば変速時
開、自動変速機の出力軸トルク、あるいは車両の前後方
向の加速度等の、奇行われた変速が良好な特性であった
か否かを判断するに足る代表特性値を検出し、該代表特
性値が予め設定した基準1(零を含む。即ち零の場合は
基準値となる)からずれている論を求め、このずれ量に
応じてエンジントルクの変更量を次回の変速時に補正す
るようにしたため、前記代表特性値が変速のたびに良好
な方向に収束するようにエンジントルクの変更量が補正
されて行くため、ユーザーの手に渡る車両の1台、1台
について、その時点での該車両の経時変化等の各種ばら
つきが考慮された最適な変速特性を確保することができ
る。 【実施例】 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第6図は、本発明が適用される、吸入空気量感知式の自
動車用電子燃料噴射エンジンと組合わされた自動変速機
の全体概要図である。 エフクリーナ10から吸入された空気は、エアフローメ
ータ12、スロットル弁14、サージタンク16、吸気
マニホルド18へと順次送られる。 この空気は吸気ポート20付近でインジェクタ22から
噴射される燃料と混合され、吸気弁24を介して更にエ
ンジン本体26の燃焼室26Aへと送られる。燃焼!2
6A内において混合気が謳焼した結果生成される排気ガ
スは、排気弁28、排気ボート3o、排気マニホルド3
2及び排気管34を介して大気に放出される。 前記エアフローメータ12には、吸気温を検出するため
の吸気温センサ100が設けられている。 前記スロットル弁14は、運転席に設けられた図示せぬ
アクセルペダルと運動して回動する。このスロットル弁
14には、その開度を検出するだめのスロットルセンサ
102が設けられている。又、前記エンジン本体26の
シリンダブロック26Bには、エンジン冷却水温を検出
するたの水温センサ104が配設されており、排気マニ
ホルド32の集合部分には、該集合部分における酸素濃
度を検出するための02センサ106が設けられている
。更に、エンジン本体26のクランク軸によって回転さ
れる軸を有するデストリピユータ38には、前記軸の回
転からクランク角を検出するためのクランク角センサ1
o8が設けられている。又、自動変速機A/Tには、そ
の出力軸の回転速度から車速を検出するための車速セン
サ100、及び、シフトポジションを検出するためのシ
フトポジションセンサ112が設けられている。 これらの各センサ100.102.104.1o6.1
08.110.112の出力は、エンジンコンピュータ
(以下ECtJと称する)40に入力される。ECU4
0では各センサからの入力信号をパラメータとして燃料
噴射量を計算し、該燃料噴射量に対応する所定時間だけ
燃料を噴射するように前記インジェクタ22を制−する
。 なお、スロットル弁14の上流とサージタンク16とを
連通させる回路にはアイドル回転副葬バルブ(fscV
142が設けられており、ECLI4oからの信号によ
ってアイドル回転数がIIJIllされるようになって
いる。 ECU40は、第7図に詳細に示されるように、マイク
ロプロセッサからなる中央処理ユニット(CPU)40
A、!:、vIIIIプログラムヤ各種データ等を記憶
するためのメモリ40Bと、前記吸気温センサ100.
水温センサ104等からのアナログ信号をデジタル信号
に変換して取込むための、マルチプレクサ機能を有する
アナログ−デジタル変換器−<A/Dコンバータ)40
Cと、前記スロットルセンサ102、o2センサ106
、クランク角センサ108、車速センサ110、シフト
ポジションセンサ112、等からの出力を直接取込むた
めの入力インターフェイス回路40Dと、前記CPU4
0Aの演算処理結果に応じて、イグニションコイル44
への点火信号、インジェクタ22への燃料噴射信号、l
5CV42へのアイドル回転制御信号、及び、自動変速
機A/T用のECTコンピュータ50への信号を出力す
るための出力インターフェイス回路40Eとから構成さ
れている。 一方、ECTコンピュータ50は、マイクロプロセッサ
からなる中央処理ユニット(CPU)50Aと、制−プ
ログラムや各種データ等を記憶するためのメモリ50B
と、スロットルセンサ102、車速センサ1101シフ
トポジシヨンセンサ112、パターンセレクトスイッチ
1201ブレーキランプスイツチ122、クルーズコン
ト0−ルスイッチ124、及びオーバードライブスイッ
チ126からの出力を入力するための入力インターフェ
イス回路50Dと、前記CPIJ50Aの演算処理結果
に応じて、自動変速IA/TのソレノイドS+ 、S2
、Ssに制御信号を出力するための出力インターフェイ
ス回路50Eとから構成されている。 自動変速機A/Tは、前記ソレノイド$1によって駆動
される2−3シフトバルブ61、前記ソレノイド$2に
よって駆動される1−2シフトパルプ62及び3−4シ
フトバルブ63、前記ソレノイドS3によって駆動され
るロックアツプクラッチコントロールバルブ64を備え
、シフトバルブ61,62によって第1速〜第3速のギ
ヤ比構成を得るための3速部ユニットが制御され、シフ
トバルブ63によってオーバードライブのギヤ比を得る
ためのオーバードライブユニットがill illされ
、ロックアツプクラッチコントロールバルブ64によっ
てトルクコンバータの入出力側を機械的に直結するロッ
クアツプクラッチが制御されるようになっている。 又、このECU40では、クランク角センサ108から
出力されるクランク角30”苺の信号の時開間隔の逆数
が、エンジン回転速度に比例することを利用して、該ク
ランク角センサ108からの出力信号に基づいて演算に
よってエンジン回転速度を求めている。 更に、このECU40は、ECTコンピュータ5oの変
速情報(変速判断、変速摺合、ロックアツプクラッチ継
合許可等)を受け、エンジントルクダウン制御を実行す
ると共に、この制御情報をECTコンピュータ50に出
力する。ECTコンピュータ50では、この情報に基づ
き、ロックアツプクラッチ解放指令を行ったり、上記制
御が確実に行われているか否かを検査する。 なお、この実施例ではE C,U 40 、!: E 
CTコンピュータ5oとを別体とし、且つエンジントル
クダウンの量とタイミングをE −CU 40が決定・
実行するようにしているが、本発明では制御11機器の
個数あるいはその制御分担Ij域を限定するものではな
い。 次に、第1図を用いて本実施例の作用を説明する。 説明の便宜上、各種符号の定義から先に説明する。 tl・・・エンジントルクダウン指令時刻t2・・・エ
ンジントルク復起指令時刻Δ【・・・変速W#fifl
 (−j 2−t t )ΔL^・・・変速W#間車上
限 値速の種類(2速へ、3速へ、4速へ)とエンジン負荷
(スロットル開度)に応じて定めた一定の上限時間。 Δ【B・・・変速時間下限値 同じく一定の下限時間。 ΔT・・・変速時間基準幅(−Δt^−Δje)Δ【C
・・・変速時間ずれ口 6℃〉Δ【^のときΔtc=Δ℃−Δt^Δ【くΔ【日
のときΔto−Δを一方【日Δ、【日くΔ【くΔ【^の
ときΔjc=0(Δ(、Δ(^、Δ(日、及びΔTの関
係については第2図参照) ΔtLIM・・・変速過大時間 変速の種類とスロットル開度に応じて定められた、許容
し得る最大の変速時間。 BTDC・・・エンジンの設定点火時期ΔBTDC・・
・初期セット遅角量 変速の種類とスロットル開度に応じて定めた変速時のエ
ンジン設定点火時期BTDCからの遅角量 ΔBTDCF・・・遅角補正量 初期セット遅角量ΔBTDCからの点火時期の補正量。 進角側禰正幅はマイナス値、遅角側補正幅はプラス値。 Δ8TDC’ ・・・補正後遅角I(−ΔBTDC+Δ
BTOCF > 補正後遅角11BTDc’が小となる程エンジンのトル
クダウン量が大となる。 B丁DC’ ・・・補正後点火時1A(−BTDC−Δ
8TDC−Δ8TDCF ) (BTDC1ΔBTDC1ΔBTDCF、等の関係につ
いては第3図参照) α^°・・・エンジン点火時期BTDCの可動最大値a
BJ・・・エンジン点火時期BTDCの可動最小値以上
の定義に従い、以下第1図のステップ順に説明プる。 第1図において、ステップ200から208までは通常
のエンジントルクダウン制御の伴なった変速過程を示し
ている。即ち、まずステップ200において車速及びエ
ンジン負荷(スロットル開度)に応じた変速判断がなさ
れ、ステップ202においてこの変速判断に基づいて変
速指令が出される。次いでステップ204において自動
変速機の各メンバーが変速のための回転数変化を開始し
た時点においてエンジンのトルクダウン指令とロックア
ツプクラッチの解放指令が出され、ステップ206にお
いて各メンバーの変速のための回転数変化区間の終了時
期近隣でエンジンのトルク復帰指令が出される。その後
ステップ208において変速の完了を待ってロックアツ
プクラッチの継合指令が出される。。 この一連の変速作業が行われた後に、まずステップ21
0において単一変速か否かが判別される。 ここで単一変速とは、変速判断からロックアツプクラッ
チの許可指令までに第2第3の変速判断が行われない場
合をいう。 次いで、ステップ212において、パワーオンアップシ
フトか否かが判別される。ここでパワーオンアップシフ
トとは、スロットル開度が所定開度以上でのアップシフ
トをいう。 ステップ212において前記ステップ200から208
における変速がパワーオンアップシフトであったと判定
された場合はステップ214に進み、エンジンのトルク
ダウン指令時からトルク復帰指令時までの間にスO・シ
トル開度の変化があったか否かが判別される。 このように、ステップ210.212.214において
単一変速か否か、パワーオンアップシフトか否か、スロ
ットル開度の変化がなかったか否かを判別しているのは
、ステップ200から208までに行われた変速が次の
変速時にトルクダウン量を変更するに足る基本的な変速
経過を辿ったものであるか否かを確認し、特殊な過程を
経た変速の特性に基づいて不必要に次曲のトルクダウン
量が変更・補正されるのを防止するためである゛。 ステップ210.212.214においていずれもイエ
スの判定がなされたときは、ステップ216において変
速時間Δtが、エンジンのトルク復帰指令時刻【2から
エンジンのトルクダウン指令時刻t1を減算するこiに
よって算出される。 又同時に、該変速時間Δ℃と′初期セット遅角量ΔBT
DC等をバックアップラムに記憶する。この記憶はダイ
アグノーシス用に用いられるものであって、最近の5回
分、を記憶し、それ以前は順次クリアーされる。 ステップ216において変速時間Δ[が算出された後、
ステップ218において該変速時間Δ℃が変速時間基準
幅ΔT内に入っているか否か、即ち、Δ【日≦Δ℃≦Δ
℃^か否かが判別される。 変速時間Δ【が変速時間基準幅ΔT内に納まっていた場
合(ずれ置Δt C=O)は、前記ステプ200から2
08の変速が良好な変速特性であったと判断され、従っ
てトルクダウン量の補正が不要であると判断され、当該
ルーチンを終了する。 一方、変速時間Δtが変速時間基準幅ΔT内に入ってい
なかったと判別された場合は、ステップ220に進み、
該変速時間Δ【が変速過大時間ΔtLIM以下であった
か否かが判別される。変速時間Δ(が変速過大時開Δt
LIM以下であった場合は、ステップ222において点
火時期の補正計算がなされる。点火時期の補正計算は、
変速時間Δ【のずれ量Δ【Cを前記定義に従って算出し
、このずれ置Δ【Cの正負及び絶対値から例えば第4図
の実線に示されるような、予め定められた纏因、マツプ
等から遅角補正量ΔBTDCFを選択し、これから補正
vIt遅角置装BT()C−と補正後点火時期8TDC
′を求めることによって行われる。 一方、変速11it間Δ℃が変速過大時間ΔtLIMよ
りも大きかった場合には、ステップ224において−え
ば赤ランプによる警告ランプを点灯すると共にステップ
222において点火時期の補正計算がなされる。 点火時期の補正計算によって補正後点火時期BTDC−
が求められた後は、ステップ226によって該補正後点
火時期BTDC′が可動範囲α^°〜α日°内に納つい
るか否かが判別される。納まっていた場合にはステップ
228において変速点火時期のマツプが変更される。変
速点火時期のマツプ変更は、制一定数マツプのうち、こ
の変速とスロットル開度に対応した部分の初期セット遅
角量ΔBTDCを補正後遅角量ΔBTDC′に変更する
ことによって行われる。又、既にこの部分が補正後遅角
量ΔBTDC−に変更されていた場合は、該補正後遅角
量ΔBTDC−を更に析たに計算された補正後遅角量Δ
B T D C”に変更することによって行われる。な
お、この補正後遅角量ΔBTDC=は外部スイッチ等の
信号によって全て初期セット遅角量ΔBTDCに戻すこ
とが可能である。 一方、可動範囲α^゛〜αa゛内に納まっていなかった
場合にはステップ230において例えば黄ランプによる
警告が発せられた後ステップ228において変速点火時
期のマツプ変更が行われる。 前記ステップ224,232においてはそれぞれ赤、黄
の警告ランプを点灯すると同時に、ダイアグノーシス用
にステップ216で記憶した変速@間Δ【及び初期セッ
ト遅角蓋ΔBTDCとの対情報に警告時の対情報か否か
の判別、及び警告の種別(g告赤0「黄)の内容のラベ
ルを付ける作業が行われ、これらの警告に従ってエンジ
ンあるいは自動変速機の検盃、メインテナンスを行う際
に有効な情報が提供されるように配慮しである。 なお、ステップ226において補正後点火時期BTDC
−が可動範囲α^゛〜α日°から外れる場合には、エン
ジンの設置室点火時期8TDCの補、正は上記可動範囲
内で行われる。このように点火時期BTDCの可動範囲
を設定したのは、例えばこの実施例のようにエンジント
ルクを制御する手段として点火時期制御を用いた場合に
は設定点火時期8TDCの幅が5°〜47°というよう
に制限されており、これを超えて遅角させると点火時期
がずれ過ぎて失火したりエミッション(排ガス)の状態
が急激に悪化したりするという不具合が発生するためで
ある。 上記実施例によれば、まずステップ210,212.2
14等においてトルクダウン量の変更の基礎となる今回
行われた変速が標準的な変速過程を経たものであったか
否かが判別されているため、特殊な変速過程を経た代表
特性値に基づいて不必要なトルクダウン量の変更・補正
が行われるのを防止でき、安定且つ収束性のよいill
 mを行うことができる。 又、上記実施例においては、変速時間基準幅6丁なる概
念を備え、変速時間Δtが該基準幅ΔT内に納まってい
るときはエンジントルクの変更を行わないこととしたた
め、1回の変速毎に不必要にエンジントルクの変更社が
補正されるのを防止でき、制御系を一層安定させること
ができる。 又、上記実施例においては、変速時間Δ【が変速過大時
開ΔtLIMを越えたときに赤ランプによる警告を発す
るようにしたため、経時変化等のばらつきに起因して自
助変速機が異常な領域にまで劣化しているのを速かに知
ることができる。又、補正後点火時期BTDC−が可動
範囲を越えたときに黄ランプによる警告を発するように
したため、本来変更すべき量の補正が行われない状態下
にあることを速かに知ることができる。 更に、上記実施例においては、これらの警告が行われた
過程をダイヤグツ−シス用に記憶しておいたり、あるい
はラベルを付けておいたりしているので、メインテナン
スの際に、変速特性の履歴を正確に把握することができ
る。 次に第5図に本制御を用いた場合のタイムチャートを示
す0図において実線は補正前の特性、破線は補正後の特
性を示している。 第5因においては、補正前の変速時間Δ【が変速時開上
限値Δt^以上となったため、そのずれ置Δtoに応じ
て第4図の実線から遅角補正量ΔBTDCFが算出され
、補正後遅角量ΔBTDC′が決定された様子が示され
ている。その結果、変速時の点火時期のマツプのうち当
該変速の種類とスロットル開度に対応した部分の遅角量
の値が遅角をより大きくするように補正されるため、次
に同様な変速の種類及びスロットル開度の変速判断がな
された際に点火時期が更に遅角され、従って、エンジン
トルクが更に低下させられるため、図に示されるように
変速時間がΔt″に低減され、良好な変速特性に補正さ
れるものである。 上記実施例においては、その定義及び第4図の実線から
明らかなように、ずれ緻Δtoが大きくなった場合には
遅角補正量ΔBTDCFを大きくするというように、該
遅角補正量ΔBTOCFがずれ置Δtcに応じて変化さ
れるようになっているため、処理スピードが速り、v4
iIIl系の収束性が高いものとなっている。 なお、上記実施例においては、代表特性値として変速時
間が採用されていたが、本発明における代表特性値はこ
れに限定されるものではなく、例えば自動変速機の出力
軸トルク、あるいは車両の前後方向の加速度、更にはエ
ンジン又は自動変速機回転メンバーの回転速度の時間的
変化割合のように、変速特性の良否によってその値が増
減するような特性値を適宜に採用することができる。又
、これらの代表特性値を組合せることによって変更量の
1110を行うことも可能である。 又、上記実施例においては、エンジントルクを変更する
手段として、点火時期の遅角量の制御を行うようにして
いたが、本発明におけるエンジントルクの変更手段はこ
れに限定されるものではなく、要は、ずれ量に応じて迅
速にエンジントルクが変更できればよく、例えば、燃料
噴射量の増減、給排気弁の開閉タイミングの調整、ある
いは吸入空気鯖の増減等の手段を採用するようにしても
よい。 更に、上記実施例においては、変速時full準幅なる
概念を採用し、変速時間が該基準幅内に納っているとき
は、変更・補正の必要なしと判断づるようにしていたが
、本発明においては、これに限定されるものではなく、
該変速B11tli!準幅をOとして考え、結果として
常に補正がなされるようにしてもい。この場合、例えば
第4図破線で示されるようにずれ量と遅角補正量との対
応関係を非線形にしてお(と良好である。なお、第4図
において一点鎖線に示したような対応関係にしておくと
、同図Aの区間が実質的に変速時間基準幅となり、特に
該基準幅なる概念を用いた上でずれ鎗Δt。 を算出しなくても特定の基準値からのずれ量を計算する
だけで上記実施例と同様な作用を得ることができる。 【発明の効果] 以上説明した通り、本発明によればエンジン及び自助変
速機の個々の部品のロットのばらつき、経時的なばらつ
き走行条件のばらつき等の種々雑多なばらつきの如何に
拘らず、ユーザーの手に渡る車両の1台、1台について
、常にその時点における最適な皺のトルクダウンall
 allができ、良好な変速特性を確保することがでる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る車両用自助変速機の変速制御方
法の実施例を示す流れ図、第2図は、変速時間、変速I
I間上下限値、変速時間基準幅、変速過大時間、及びず
れ−等の関係を示した縮図、第3図は、設定点火時期、
初期セット遅角量、及び遅角補正i等の関係を示した縮
図、第4図は、ずれ量と遅角補正量との関係を示した線
図、第5図は、上記実施例を実施した場合と実施しなか
った場合とを比較して示す変速過度特性線図、第6図は
、上記実施例が適応される吸入空気量感知式の自動車用
電子燃料噴射エンジンと組合された自動変速機の全体概
要図、第7図は、上記エンジン及び自助変速機の入出力
関係を抽出して示したブロック縮図である。 tl・・・エンジントルクダウン指令時刻、【2・・・
エンジントルク復帰指令時刻、6℃・・・変速時間、 Δ【^ご・変速時間上限値、 Δte・・・変速時間下限値、 6丁・・・変速時間基準幅、 Δtc・・・変速時間ずれ量、 ΔtLIM・・・変速過大時間、 BTDC・・・エンジンの設定点火時期、ΔBTDC・
・・初期セット遅角量、 ΔBTDCF・・・遅角補正量、 ΔBTDC−・・・補正後遅角量、 BTDC−・・・補正後点火時期、 α^°・・・変速時点火時期BTDCの可動最大値、α
日°・・・変速時点火時期BTDCの可動最小値。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変速中にエンジントルクを所定量だけ変更するこ
    とによつて変速特性を良好に維持するようにした車両用
    自動変速機の変速制御方法において、該変速の代表特性
    値を検出する手順と、 該代表特性値が、予め設定された基準幅(零を含む)か
    らずれている量を求める手順と、 該ずれ量に応じてエンジントルクの変更量を次回の変速
    時に補正する手順と、 を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御方
    法。
  2. (2)前記変速の代表特性値が変速時間である特許請求
    の範囲第1項記載の車両用自動変速機の変速制御方法。
  3. (3)前記変速の代表特性値が、自動変速機の出力軸ト
    ルクである特許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速
    機の変速制御方法。
  4. (4)前記変速の代表特性値が車両の前後方向の加速度
    である特許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機の
    変速制御方法。
  5. (5)前記変速の代表特性値が、エンジン又は自動変速
    機回転メンバーの回転速度の時間的変化割合である特許
    請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機の変速制御方
    法。
  6. (6)前記ずれ量が過大のときに、警告を発生すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用自動変
    速機の変速制御方法。
  7. (7)前記ずれ量に応じて補正されたエンジントルクの
    変更量が現実に変更可能な量を超えているときに、警告
    を発生することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の車両用自助変速機の変速制御方法。
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