JPS61119400A - 密閉された作業空間内において被処理体を搬送する装置 - Google Patents

密閉された作業空間内において被処理体を搬送する装置

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JPS61119400A
JPS61119400A JP23909084A JP23909084A JPS61119400A JP S61119400 A JPS61119400 A JP S61119400A JP 23909084 A JP23909084 A JP 23909084A JP 23909084 A JP23909084 A JP 23909084A JP S61119400 A JPS61119400 A JP S61119400A
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JP23909084A
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Inventor
Akira Asari
浅利 明
Tsuneya Ueno
上野 恒彌
Koji Masuda
増田 恒治
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属材料を始めとする各種の被処理体に対し
て、必要な加工作業を段階的に施行するに当り、各作業
ステージジンに亘る被処理体の逐次搬送を、密閉された
作業空間内において自動的に行なえるようにしたものに
関する。
(従来の技術) 金属材料による被処理体を、素材の段階から最終製品に
成形加工するまでには、多くの場合−行程では終らず、
予備成形以下段階的な加工が必要とされ、更にはこれに
対して熱間処理の場合には加熱手段等の熱処理も必要で
ある。これらの各作業ステーションは多くはそれぞれ別
位置、別場所で行なうため、その間に亘る素材、半製品
の搬送手段が必須とされるが、従来これらの搬送に当っ
ては、概ね大気環境下におけるコンベヤその他の搬送手
段に止まる。
(発明が解決しようとする問題点) 特定の熱的環境や雰囲気環境の必要とされる被処理体に
おいては、その搬送手段には特段の配慮が必要とされる
ことはいうまでもない。例えば、超高圧プレスの1つと
してHIP装置の通称で知られる熱間静水圧加圧装置で
は、ヒータを具備しかつ内部を真空状態あるいは活性、
不活性ガス雰囲気とした高圧容器内に、予備的に行形さ
れた金属粉末等の被処理体を装入し、容器に封入した流
体(液体、ガス)の超高圧昇圧により、被処理体をブロ
ック状に加圧成形するのであるが、この装置では、開閉
自在の蓋によって外界と隔絶された高圧容器が主設備で
あり、これに蓋の開閉手段や容器内への被処理体の搬入
、搬出手段が、容器外の外界に露呈状に付帯されたもの
に止まる。このさい高圧容器において用いる加熱用ヒー
タは、モリブテン系やグラファイト系材質による通電発
熱線を用いたヒータが慣用されるが、この種ヒータは高
温で外気に触れると酸化(消耗)するので、容器内で密
封下に加圧成形した被処理体を容器外に取出すに当って
は、その高温、高圧を解除した後、ある程度冷却するま
でその取出を待つ必要があり、また常温、常圧で被処理
体を容器内に装着し、その後、昇温、昇圧を行なうので
、これらは何れもそのプレスサイクルを長くし、生産性
を阻害するし、別途前処理として被処理体を加熱するこ
とは従来の搬送手段では、時間的にも場所的にも設備の
複雑化、操作の煩雑を招来する。勿論HIP装置のみに
止まらず、各作業工程を別途、別場所で行ない、各工程
間において搬送を必要とするものでは、それぞれに搬送
手段を設けねばならず、材料が特定の熱的条件や雰囲気
環境を必要とする被処理体、装置を構成する部材におい
て前記条件を必要とするものでは、従来の搬送手段では
支障を生じるものが多い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記のように被処理体、特に熱的処理や雰囲
気処理を伴なう被処理体を、作業工程に応じて各作業ス
テーションに亘って搬送するに当り、各作業ステーショ
ンを外界と隔絶された密閉空間上に集約的に配設すると
ともに、その被処理体の自動搬送を空間空間内において
行なうことにより、搬送行程の最短化とコンパクト化を
図り、かつ被処理体に外的、内的な変化を生じないよう
にして、生産性の向上を可能としたもので、具体的には
、密閉された作業空間を形成する密封タンクの一側に、
被処理体に対する各作業工程を施行する複数個の作業ス
テーションが直列状にかつその被処理体の出入口が何れ
も前記作業空間に開口するように並設され、密封タンク
の他側に前記各作業ステーションの被処理体出入口と対
応して被処理体の載置兼開閉蓋が直列状かつ昇降開閉自
在に設置され、前記被処理体の載置兼開閉蓋の上位にお
いて密封タンクを貫通して一対の搬送軸が前記蓋群に沿
って進退自在かつ蓋群と干渉しない間隔下に並設され、
両搬送軸における最終作業工程ステーションを除く各作
業工程ステーションの被処理体載置兼開閉蓋との正対位
置には被処理体の把持用係脱爪が設けられ、密封タンク
外に前記搬送軸の軸方向進退手段および軸回り回動手段
が設けられることにある。
(作  用) 本発明の技術的手段によれば、同手段を先に述べたHI
P装置に通用した第1.2.3.4図に示すように、密
閉された作業空間15aを形成する密封タンク15の一
側(第1図において上側)に、被処理体5に施す各作業
工程に応じた複数個の作業ステーション、即ち第1図に
おいては第1ステーションI、第2ステーシヨン■およ
び第3ステーシヨン■を直列状に並設する。第1ステー
シヨン■は被処理体5を挿入するためのステーションで
あり、該ステーション■は開閉上蓋12を上端に具備す
る作業室11がステーション主体であり、作業室11の
下端は被処理体5の出入口11aとされ、出入口11a
は作業空間15aに連通開口される。第2ステーシヨン
■は被処理体5に対して熱間静水圧加圧を行なうための
成形ステーションであり、HIP装置における公知の高
圧容器2がステーション主体となる。容器2は既知のよ
うに内部に断熱材3を介してヒータ4が配置される他、
図示省略しであるが、必要な高圧ガス発生装置、真空装
置、容器冷却装置、ヒータ通電装置等が付属され、容器
2の上端はプレスフレーム1を介して上蓋9が設けられ
るとともに、容器2の下端は第1ステーシヨン■の作業
室11と同様、被処理体5の出入口2aが作業空間15
aと連通状に開口される。第3ステーシヨン■は、前記
第2ステーシヨン■の高圧容器2内で加熱、加圧成形さ
れた被処理体5を外部に取出すための取出ステーション
であり、開閉上蓋12を上端に具備する作業室11がス
テージせン主体であり、作業室11の下端は同じく被処
理体5の出入口11aとされ、出入口11aは作業空間
15aと連通状に開口されるのである。このように密閉
空間15aを形成する密封タンク15の一側に、被処理
体5に対して施行すべき各作業工程順に、複数個(図例
は3ステーシヨンを示しているが、2ステ一シヨン以上
、自由に増加できる)の作業ステーションI、n、mを
直列状に並設し、かつ各ステーションの被処理体出入口
11a、2a、11aを密閉された空間15aに向け、
連通状に開口させることにより、各工程の終了毎に次工
程に搬送すべき作業スペースが外界と隔絶状に、かつ作
業工程の集約下に、きわめてコンパクトに得られ、大気
環境や温度環境に対して鋭敏な素材による被処理体の搬
送ルートが最短に得られるのである。従ってまた搬送の
ために必要とされる時間と労力を著しく短縮かつ省力化
できる。更に本発明においては、前記ステーション設置
側と対応する密封タンク15の憶測(第1図において下
(jl’3)に、第1図示のように、前記各出入口11
a、2a、11aとそれぞれ中心を同じくする位置に、
各出入口を完全に閉鎖できる開閉蓋8,8.8を、前記
被処理体5を図示のように受台6を介して載置支持でき
る台座7等による支持構造を形成するとともに、昇降装
置10によって昇降開閉自在に配設し、この開閉M8の
直上において、第1図および第2.4図に示すように、
密封タンク15を前記開閉蓋8,8.8群に沿って横断
貫通する一対の搬送軸23.23を軸方向に進退自在に
設けるのであり、更にこの軸23.23をそれぞれ軸回
りに可回動に設けるのである。この搬送軸23゜23に
、第2.4図で明かなように最終作業ステーション、即
ち図例では被処理体5の取出ステーションである第3ス
テーシヨン■を除く第1、第2ステーション■、■にお
ける各開閉蓋8.8と正対する位置に、前記開閉蓋8,
8の各台座7上に載置される被処理体5の受台6を、軸
回りの正反回動によって把持し、また解放できる把持用
の係脱型26.26を付設することにより、次のように
各ステーションI、n、III間に亘る被処理体5の自
動搬送を、密閉された作業空間15a内において行なう
ことができる。即ち第1.2図に示した状態では第2ス
テーシヨン■における高圧容器2内での被処理体5の熱
間静水圧による超高圧下の加圧成形作業が終了し、同容
器2の出入口2aを加圧成形時に閉鎖し、かつ台座7、
受台6を介し被処理体5を支持している開閉蓋8が昇降
装置10によって下降し、これと同時に第1ステーシヨ
ン■においても、その作業室11の出入口11aを閉鎖
している開閉蓋8に、開閉上蓋12を開いて新しい被処
理体5が受台6とともに台座7上に挿入セントされ、同
開閉蓋8が同じくその昇降装置10によって下降した状
態を示しており、この状態で両搬送軸23.23を第4
図において、図向って右側の軸23は時計方向に、また
左側の軸23は反時計方向に回動させることにより、相
対する一対の係脱型26.26.26゜26組がそれぞ
れ下降した開閉蓋8,8上に回動し、被処理体5.5の
受台6.6を対称位置において係合保持することになる
。従ってその回動角によって受台6.6の下面が台座7
,7の上面より若干遊隙を生じるように保持させること
も可能である。次いで両搬送軸23.23を図の状態で
1ピンチ、図向って右側の第3ステーシヨン■に向って
直進移動させることにより、先行する加圧成形済みの被
処理体5は受台6とともに、−第3ステーシヨン■の開
閉蓋8と正対位置に移り、また第1ステーシヨンlにお
いて挿入セットした新しい被処理体5は第2ステーシヨ
ン■の開閉蓋8と正対する位置に移る。この位置で両搬
送軸23.23を停止し、両軸23.23を前回と逆に
相反方向に回動させれば、各係脱型26,26.26.
26組は何れも受台6.6との係合を離脱し、被処理体
5.5は各ステーション■、■の各開閉蓋8,8の台座
7,7上に支持されてフリーとなる。従って次に前記開
閉蓋8.8を第2ステーシヨン■の出入口2as第3ス
テーシヨン■の出入口11aに、それぞれ昇降装置10
.10によって上昇閉鎖することにより、先行の加圧成
形済みの被処理体5は、密閉空間15aと隔絶した作業
室11内に運ばれ、また後行の新しい被処理体5は高圧
容器2内に封入セントされ、第3ステーシツン■では加
圧成形済みの被処理体5の外部取出、第2ステーシヨン
■では超高圧下の加圧成形をそれぞれ施行することがで
きる。このさい両搬送軸23.23は前記作業の間に、
第1図に示した位置に復帰し、次の加圧済み被処理体5
の取出と新しい被処理体5の受取を待機することになる
。以上のように本発明によれば、密封タンク15による
密閉された作業空間15a内において、各作業ステーシ
ョンI、■、■におけるそれぞれの作業の施行、これに
伴う被処理体5のステーションよりの出入とステーショ
ン間の移動という搬送作業が、昇降自在な開閉蓋8と搬
送軸23とによって、完全に自動的に反復され、しかも
密閉された作業空間15aであるため、同空間内を所要
の雰囲気環境に保持することにより大気環境下で酸化そ
の他の変化を生じ易いものや、熱的条件の変化に対して
懸念のある被処理体5や装置各部材を支承なく取扱え、
また外界と隔絶された最短の搬送ルートによって、迅速
容易かつ安全に操作することが可能となるのである。
(実施例) 以下本発明に係る具体的な各実施例を添付図面によって
逐次説示する。
く第1実施例〉 第1図乃至第6図に示した実施例は、HIP装置に本発
明に係る搬送装置を適用した3ステ一シヨンタイプ例で
、第1ステーシヨンIは被処理体5の挿入ステーション
、第2ステーシヨン■は熱間静水圧の超高圧によって被
処理体5をブロック状に加圧成形するための成形ステー
ション、第3ステーシヨン■は加圧成形済みの被処理体
5の取出ステーションであり、第1、第3ステーシヨン
1、 IIIの構造は、何れも上下開口の筒状体による
作業室11とされ、その上部開口は開閉蓋12によって
開閉自在とされる。開閉構造は自由に設計可能であるが
、図例では第1図および第5.6図に示すように開閉装
置13として、密封タンク15または作業室11に、取
付部材16を介して保持したガイドスリーブ17に開閉
蓋12の一端を支持する枢軸18を回動昇降自在に挿設
し、該枢軸18の下端に駆動シリンダ19のピストンロ
ッド19aを連結し、枢軸18の周側一部に付設したス
ライドピン20を、前記ガイドスリーブ17の周側に形
成したカム溝17aに摺動自在に係合させることにより
、駆動シリンダ19のピストンロッド19aの昇降によ
り、枢軸18をスライドビン20、カム溝17aを介し
、回動昇降させて自動開閉を行なうようにしである。ま
たこれら両ステーション■、■は、その作業室11内の
雰囲気を、必要に応じて真空雰囲気あるいは活性、不活
性ガス雰囲気とするために、第1図示のように真空ポン
プ51’ より管路55を連結して吸引真空自在とし、
またガスボンベ52より減圧弁53、管路54を介して
それぞれ必要なガスが供給自在とされる。
密封タンク15は気密性材料による長方形のタンクであ
り、該タンク15の上側に図示のように第1ステーショ
゛ンI、第2ステーシヨン■、第3ステーシヨン■の順
に、直列状にかつその各センターが何れも同一間隔であ
るように並設され、各ステーシロンI、  u、 Iに
おける作業室11、高圧容器2および作業室11は、何
れもその下部がタンク15の上面に固定されるとともに
、下端の各出入口11a+2a+11aは何れもタンク
15の密閉された作業空間15aに連通開口され、また
タンク15の作業空間15aも必要に応じて真空雰囲気
あるいは活性、不活性ガス雰囲気とするために、別の真
空ポンプ51よりの管路55が連結され、またガスボン
ベ52より減圧弁53、管路56が連結される。前記各
ステーションI、  II、 II[における被処理体
5の各出入口11a。
2a、11aと対応する位置において、タンク15の下
側にそれぞれ台座30を設置し、該台座30の下面にそ
れぞれ昇降装置10として駆動シリンダ10a、ピスト
ンロッド10bを設置し、該ロフト10bに連結された
開閉蓋8をそれぞれ台座30の上面に昇降自在に配設し
、該蓋8の頂面には被処理体5を支持する受台6の載置
支承される台座7が形成されるのである。尚第2ステー
シヨン■における昇降装置10においては、高圧容器2
における超高圧に対抗するため、駆動シリンダ10aの
開閉蓋8に連結し、ピストンロッド10bを固定側とす
る。被処理体5のステーション間搬送を行なう一対の搬
送軸23゜23は、第1.2図および第3図に示すよう
に、各開閉蓋8,8.8と干渉しない間隔を置いて、タ
ンク15を横断貫通状に、かつ開閉蓋8群に沿って軸方
向に進退自在兼軸回りに回動自在であるように、軸受3
1.31を介し平行に並設する。@送軸23.23には
最終ステーション■を除く第1、第2ステーションI、
■の各開閉蓋8,8と正対する位置に、それぞれ被処理
体5の受台6のフランジ6aに対し、回動によって保合
離脱自在な把持用の係脱型26゜26が固設され、これ
によって被処理体5をその受台6を介して搬送可能に支
持させるのである。このさい両搬送軸23.23の軸方
向進退運動と、それぞれ軸回りにかつ相反方向に回動運
動させる機構としては、設計自由であるが、実施例では
、搬送軸23.23のタンク外に突出する各一端に、第
1.2図および第3.4図に示す通り、それぞれスプラ
イン部23aを形成するとともに、該一端の端部を架台
32上に設置した移送シリンダ21のピストンロッド2
1aに支持されるクロスへフド22に同行兼可回動に連
結支持させ、架台32上に軸受2B、2Bを介して可回
動に保持させたスプラインスリーブ29を、それぞれ軸
23のスプライン部23aに嵌合させるとともに、該ス
リーブ29にピニオン25を取付け、相対する一対のビ
ニオン25.25に、架台32に設置した旋回シリンダ
27のピストンロフト27aに支持されたラック24の
両側に形成したラック部24a、24aを各ビニオン2
5.25と噛合させることにより、移送シリンダ21に
より両搬送軸23.23を軸方向に同期進退移動自在と
し、また旋回シリンダ27によるラック24の昇降を介
し、一対のピニオン25.25を相反方向に回動させ、
同時に軸23 、23を軸回りに同行回動自在としたも
のであり、図例のスプライン嵌合はキー嵌合構造に代替
させてもよい。また第1図において第2ステーシヨン■
における高圧容器2の出入口2aを開閉する開閉蓋8の
昇降装置10の駆動シリンダ10aの周側に係止部10
cが設けであるのは、該シリンダ10aが上昇して蓋8
が閉鎖位置にある時、プレスフレーム1側に該係止部1
0cと直交位置に配設したクランプ装置14が係合して
閉鎖位置を確保するためのものである。
この実施例によれば、密封タンク15の作業空間15a
内を、第2ステーシヨン■における高圧容器2と同一の
真空状態あるいは活性、不活性ガス雰囲気として、第1
ステーシヨンIにおける開閉蓋8を上昇させてその作業
室11を作業空間15aと遮断し、開閉蓋12を開いて
、開閉蓋8の台座7上に被処理体5を受台6とともに載
置セットする挿入作業を行ない、しかる後、この開閉蓋
8を被処理体5とともに下降させ、一対の搬送軸23.
23における係脱型26 、26を回動させて受台6の
フランジ6aを把持させ、搬送軸23.23の1ピツチ
移動により、これを第2ステーシヨン■の開閉蓋8位置
に搬送し、ここで係脱型26.26の把持を解いて被処
理体5、受台6を第2ステーシヨン■の開閉蓋8の台座
7上に支承させ、次にこの開閉蓋8を上昇させて高圧容
器2の出入口2aを閉鎖するとともに、被処理体5を受
台6とともに容器2内へ装入セットすることができる。
従って第2ステーシヨン■において被処理体5に対し熱
間静水圧加圧成形を施行している間に、搬送軸23 、
23を後退させて置き、第1ステーシヨンI側において
、その開閉蓋8を上昇させて作業室11の出入口11a
を閉鎖し、開閉蓋12を開いて新しい被処理体5の挿入
セット作業を行なうことができる。第2ステーシヨン■
における加圧成形が完了すれば、直ちにその開閉蓋8を
下降させて加圧成形済みの被処理体5を第1図示のよう
に搬送軸位置に持ち来たし、同じく第1ステーシヨンI
においてもその開閉蓋8を下降させて、新しい被処理体
5を同じく搬送軸位置に持ち来たし、次いで搬送軸23
.23の各係脱型26.26.26.26を回動させて
何れも被処理体5.5の受台6,6を把持し、搬送軸2
3.23を1ピツチ移動させて、新しい被処理体5を第
2ステーシヨン■の開閉蓋8位置に、また加圧成形済み
の被処理体5は第3ステーシヨン■の開閉蓋8位置に移
動させることができる。従ってこの位置で係脱風26゜
26.26 、26の把持を解放し、第2ステーシヨン
■では新しい被処理体5の高圧容器2内への装入セット
作業、また第3ステーシヨン■では、加圧成形済みの被
処理体5の作業室11内への移動が、それぞれの開閉蓋
8.8の上昇による出入口2a、 llaの閉鎖ととも
に行なえ、第3ステーシヨン■では作業空間15aと遮
断した作業室11内に移動された加圧成形済みの被処理
体5を、上部の開閉蓋12の開放によって取出す作業を
行なえ、この間に一対の搬送軸23.23は旧位に後退
移動させ、第1ステーシヨン■における新しい被処理体
5の挿入作業を、同時進行的に行なえるのであり、この
一連の搬送運動は、それぞれのステーションI、n、I
IIにおける各開閉蓋8,8.8の昇降運動、また一対
の搬送軸23 、23の軸方向に沿う進退運動および開
閉蓋8゜8.8の下降位置における軸回りの回動運動を
介しての係脱風26.26の運動によって自動的に行な
え、かつ外界大気の影響を受けることのない作業空間1
5a内において、最短の搬送ルートにおける垂直昇降、
水平移動および軸回りの小さな回動運動によって、迅速
に得られることになるのである。この方式によるHIP
装置の場合のみ、被処理体の高圧容器への装入、取出に
当り、ヒータ4が通電、高温状態であっても、外界と遮
断した無酸化雰囲気とすることが可能なため、その加圧
成形済み被処理体5の冷却を待たずに直ちに取出せるこ
とと相まって、プレスサイクルの大巾な短縮化と被処理
体の安全な搬送が得られ、全体としての生産性の向上が
容易である。
く第2実施例〉 第7.8図に示した第2実施例は、ステーションが最少
の2ステーシヨンタイプのものを示しており、第1実施
例と同一符号は間一部材を示し、その相違点についての
み説示する。即ち第1ステーシヨン■は被処理体5の挿
入と取出を兼用するステーションとされ第2ステーシヨ
ン■は高圧容器2による加圧成形用ステーションとされ
、従って第1ステーシヨン■は最終ステーションを兼ね
るので、一対の搬送軸23.23における係脱風26゜
26は1組のみとされる。またこの実施例では第1ステ
ーシヨン■における作業室11の上部の開閉蓋12は自
動開閉式でな(、手動によって開閉されるものを示し、
また一対の搬送軸23.23の軸方向進退と軸回りの回
動機構において、ラック24の旋回シリンダ27をクロ
スへラド22に、支持部材33によ 。
り支持させ、また搬送軸23.23にスプロケット構造
を設けることなく、軸23 、23に直接ピニオン25
.25を付設して、ラック24に噛合させた構造を用い
ている。この場合、その搬送運動において、第1ステー
シヨン■においては、加圧成形済みの被処理体5を取出
して後、新しい被処理体5を挿入する作業が行なわれる
他は、第1実施例と同様である。また第1実施例の型式
のもので、2ステ一シヨン型式とすることは説示するま
でもなく容易に可能であり、これは以下の多数ステーシ
ョン型式の場合も同様である6 く第3実施例〉 第9図に示した第3実施例は、4ステ一シヨン型式のも
ので、第1ステーシヨンIは新しい被処理体5の挿入用
ステーションであり、第2ステーシヨン■は高圧容器2
による加圧成形ステーションであり、第3ステーシヨン
■は第2ステーシヨンにおいて加圧成形した被処理体5
を、直ちに冷却処理して事後の取扱いの容易化を図るも
ので、このステーション■における作業室11はその上
部は閉され、下端のみ出入口11aとされ、作業室11
には必要冷媒の給排管路57が連通された構造である。
従って加圧成形済みの被処理体5を第2ステーシヲン■
から取出して後、搬送軸23.23によってこれを第3
ステーシヨン■の開閉蓋8位置に運び、開閉蓋8を上昇
させて作業室11を作業空間15aから遮断するととも
に、同室内に被処理体5を保持し、被処理体5を迅速確
実に冷却することができ、このようにして冷却された被
処理体5を、次の第4ステーシヨン■、即ち取出ステー
ションに搬送して取出すことになる。この型式を用いれ
ば、被処理体5に対して事後必要とされる冷却処理を、
一連の搬送サイクル中に組み込むことができ、外部にお
ける冷却設備を不要とし、冷却効果も安定、均一化され
、更にプレスサイクルの生産性を向上させることができ
る。この4ステーシヨンの場合、一対の搬送軸23.2
3に設けられる係脱風26.26組は、最終の第4ステ
ーシヨン■の開閉蓋8位置を除く、他の3ステーション
I、  n、 IIIの開閉蓋8.8.8位置と正対し
て3組付設される。
く第4実施例〉 第10図に示した実施例は、同じく4ステ一ジジン型式
であるが、この型式は被処理体5に対して、加圧成形前
の処理として予熱処理を施すステーションを設けたもの
であり、第1ステージ目ンIは被処理体5の挿入ステー
ション、第2ステーシヨン■は予熱用ステーション、第
3ステーシツン■は加圧成形ステーション、第4ステー
シヨン■は取出ステーションである。予熱処理を行なう
第2ステーシヨン■において、その作業室11は上部が
閉鎖され、下端のみが取出口11aとされるとともに、
作業室11内には断熱材3aを介して予熱ヒータ4aが
設けられる。この予熱構造は高圧容器2における加熱構
造と同程度のもので足りるが、挿入ステーション【にお
いて挿入した被処理体5を第2ステーシヨン■に搬送軸
23.23 、係脱型26.26によって移動し、該ス
テーション■の開閉蓋8に移載して後、同開閉蓋8を上
昇させて作業室11の出入口11aを閉鎖し、室内に装
入された成形前の彼処掬体5に対し、予熱を行なって後
、成形用の第3ステーシヨン■側に搬送するものである
。この実施例によれば、被処理体5に対して必要とされ
る予熱処理を一連の搬送サイクルに組み込み、外部にお
ける予熱設備を不要とし、その予熱は高圧容器内と同一
環境下に容易に行なえ、環境雰囲気によって予熱ヒータ
4aも、高温で酸化の心配のあるものでも支障な(行な
え、予熱も均一安定したものが得られ、第3ステーシヨ
ン■における高圧容器2における加熱時間も短縮され、
一連のプレスサイクルの短縮、生産性の向上が得られる
のである。
く第5実施例〉 第11図に示した実施例は、5ステ一シヨン型式のもの
で、即ち第1ステーシヨンIは新しい被処理体5の挿入
ステーション、第2ステーシヨン■は同被処理体5に対
する予熱処理を行なう予熱ステーション、第3ステーシ
ヨン■は予熱された被処理体5に対する高圧容器2によ
る加圧成形ステーション、第4ステーシヨン■は第3ス
テーシヨン■において加圧成形された被処理体5を、直
ちに冷却するための冷却ステーショ・ン、第5ステーシ
ヨン■は、第4ステーシヨン■において冷却処理された
被処理体5の取出ステーションであり、第2ステージコ
ンパおよび第4ステーシヨン■における予熱用作業室1
1、冷却用作業室11の構造は、何れも第3.4実施例
において前出の通りでる。
この実施例においても、被処理体5に対する挿入、予熱
、加圧成形、冷却、取出のプレスサイクルが、一対の搬
送軸23.23と係脱型26,26 、昇降自在な開閉
蓋8によって、円滑正確かつ効率的に進行されることは
、いうまでもない。
以上述べた各実施例において、各ステーション■〜■に
おける被処理体5の出入口2a、llaは、何れも下向
き開口とされているが、これは上下逆とし、搬送設備を
上方に位置させる天地逆様式でも可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、金属材料による被処理体5を始めとし
て、各種の被処理体5に対し必要な成形加工その他の加
工作業を施行するに当り、密封タンク15によって密閉
された作業空間15a内に設けた一対の搬送軸23.2
3と、これに定間隔に列設する係脱型26.26 、同
搬送軸23.23を挟んで対置される作業工程別の複数
の作業ステーション■〜■、同ステーションI〜■にお
ける被処理体5の出入口に28.llaを昇降自在に開
閉し、かつ被処理体5の支持構造(台座7等)を具備し
た開閉蓋8群により、被処理体5のステーション間に亘
る逐次自動搬送がきわめて効率的に得られのである。し
かもその搬送は外界と遮断され、必要に応じ真空、活性
、不活性ガス雰囲気とできる密閉された作業空間15a
内で行なわれるので、温度、環境雰囲気によって表面変
化や質的変化を生じ易い材料の被処理体5を安全かつ安
定な一定条件下で搬送できる。このさい開閉蓋8自体に
対し被処理体5の支持構造を付加し、一対の搬送軸23
 、23に軸方向進退と軸回り回動を与えることにより
、搬送ルートは垂直昇降と水平移動による各ステーショ
ン間の最短経路とされ、その自動搬送はきわめて高能率
化され、デッドタイムのない迅速な処理が得られる。各
ステーションにおける作業室ll内に開閉蓋8の昇降開
閉により密閉空間15aと同一または異なる雰囲気、熱
的条件として隔絶でき、各種の作業上きわめて有利であ
る。また密封タンク15に各作業工程に応じたステーシ
ョン設備を集約的に設置できるので、一連の必要な加工
作業の全てをコンパクトにまとめられる利点があり、実
施例として示した熱間静水圧加圧成形装置以外でも、そ
の利用範囲はきわめて大であり、特に熱的環境、雰囲気
環境に左右され易い素材の被処理体に対する搬送設備と
して優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置第1実施例の縦断正面図、第2図は
同第1図A−A線断面図、第3図は搬送軸回転機構実施
例の側断面図、第4図は第2図り一り線断面図、第5図
は作業室上部開閉蓋の縦断側面図、第6図は同平面図、
第7図は本発明装置第2実施例の要部縦断正面図、第8
図は同横断平面図、第9図は同第3実施例の要部縦断正
面図、第10図は同第・4実施例の要部縦断正面図、第
11図は同第5実施例の要部縦断正面図である。 I〜■・・・作業ステーション、1・・・プレスフレー
ム、2・・・高圧容器、5・・・被処理体、6・・・受
台、7・・・台座、8・・・開閉蓋、10・・・昇降装
置、11・・・作業室、12・・・開閉蓋、15・・・
密封タンク、15a・・・作業空間、21・・・移送シ
リンダ、23・・・搬送軸、26・・・係脱風。 特 許 出 廟 人  株式会社神戸製鋼所第10図 $A1食、!    ’シ鰺μLX     HIPイ
11      jd、沫l【JNII図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、密閉された作業空間を形成する密封タンクの一側に
    、被処理体に対する各作業工程を施行する複数個の作業
    ステーションが直列状にかつその被処理体の出入口が何
    れも前記作業空間に開口するように並設され、密封タン
    クの他側に前記各作業ステーションの被処理体出入口と
    対応して被処理体の載置兼開閉蓋が直列状かつ昇降開閉
    自在に設置され、前記被処理体の載置兼開閉蓋の上位に
    おいて密封タンクを貫通して一対の搬送軸が前記蓋群に
    沿って進退自在かつ蓋群と干渉しない間隔下に並設され
    、両搬送軸における最終作業工程ステーションを除く各
    作業工程ステーションの被処理体載置兼開閉蓋との正対
    位置には被処理体の把持用係脱爪が設けられ、密封タン
    ク外に前記搬送軸の軸方向進退手段および軸回り回動手
    段が設けられることを特徴とする密閉された作業空間内
    において被処理体を搬送する装置。
JP23909084A 1984-07-10 1984-11-13 密閉された作業空間内において被処理体を搬送する装置 Pending JPS61119400A (ja)

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US06/751,593 US4720256A (en) 1984-07-10 1985-07-03 Hot isostatic press apparatus
EP85304843A EP0171191B1 (en) 1984-07-10 1985-07-08 Hot isostatic pressing apparatus
DE8585304843T DE3565216D1 (en) 1984-07-10 1985-07-08 Hot isostatic pressing apparatus
KR1019850004910A KR900001857B1 (ko) 1984-07-10 1985-07-10 열간 정수압 가압장치

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857481A (ja) * 1981-09-29 1983-04-05 Daicel Chem Ind Ltd 接着剤
JPS5941470A (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 Shimadzu Corp 多室形薄膜作成装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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