JPH0320679B2 - - Google Patents
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- JPH0320679B2 JPH0320679B2 JP19749384A JP19749384A JPH0320679B2 JP H0320679 B2 JPH0320679 B2 JP H0320679B2 JP 19749384 A JP19749384 A JP 19749384A JP 19749384 A JP19749384 A JP 19749384A JP H0320679 B2 JPH0320679 B2 JP H0320679B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
- B30B11/002—Isostatic press chambers; Press stands therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ヒータを具備した高圧容器内に予備
的に付形された金属粉末等の被処理材を装入し、
容器内に封入した流体またはガス媒体の超高圧昇
圧とヒータによる加熱と相まつて、被処理材を加
圧成形する処の熱間静水圧加圧装置として、その
実生産設備における高能率化を可能としたものに
関する。
的に付形された金属粉末等の被処理材を装入し、
容器内に封入した流体またはガス媒体の超高圧昇
圧とヒータによる加熱と相まつて、被処理材を加
圧成形する処の熱間静水圧加圧装置として、その
実生産設備における高能率化を可能としたものに
関する。
(従来の技術)
ヒータを具備しかつ内部を真空状態あるいは活
性、不活性ガス雰囲気とした高圧容器内に、予備
的に付形された金属粉末等の被処理材を装入し、
容器に封入した流体またはガス媒体の超高圧昇圧
によつて、被処理材をブロツク状に加圧成形する
熱間静水圧加圧装置は、所謂HIP装置として例示
するまでもなく超高圧プレス成形技術の1つとし
て周知である。かかる装置の実生産設備として
は、既知のように一部が蓋によつて開閉自在とさ
れるとともに蓋閉鎖によつて外界と隔絶された密
封構造の高圧容器が主設備であり、これに前記蓋
の開閉手段や容器内への被処理材の搬入、搬出手
段が、容器外の外界に露呈状に付帯されたに止ま
り、またかなりのハンドリング操作が必要とされ
る。
性、不活性ガス雰囲気とした高圧容器内に、予備
的に付形された金属粉末等の被処理材を装入し、
容器に封入した流体またはガス媒体の超高圧昇圧
によつて、被処理材をブロツク状に加圧成形する
熱間静水圧加圧装置は、所謂HIP装置として例示
するまでもなく超高圧プレス成形技術の1つとし
て周知である。かかる装置の実生産設備として
は、既知のように一部が蓋によつて開閉自在とさ
れるとともに蓋閉鎖によつて外界と隔絶された密
封構造の高圧容器が主設備であり、これに前記蓋
の開閉手段や容器内への被処理材の搬入、搬出手
段が、容器外の外界に露呈状に付帯されたに止ま
り、またかなりのハンドリング操作が必要とされ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
従来技術における高圧容器において用いる加熱
用のヒータとしては、比較的高温域においてはモ
リブデン系やグラフアイト系材質による通電発熱
線を用いたヒータを慣用しているのであるが、か
かるヒータでは高温で外気に触れると酸化(消
耗)するので、高温容器内で密封下に加圧成形し
た被処理材を容器から取出すに当つては、高温、
高圧を解除した後、ある程度冷却するまでその取
出しを待つことが必要で、これはいうまでもなく
プレスサイクルタイムがそれだけ長くなり、生産
性の向上を阻害するのである。またHIP処理前工
程では、常温・常圧で被処理材を装置に装着し、
その後、昇温・昇圧をしなければならないこと
も、プレスサイクルを長くし、生産性を阻害して
いる要因である。
用のヒータとしては、比較的高温域においてはモ
リブデン系やグラフアイト系材質による通電発熱
線を用いたヒータを慣用しているのであるが、か
かるヒータでは高温で外気に触れると酸化(消
耗)するので、高温容器内で密封下に加圧成形し
た被処理材を容器から取出すに当つては、高温、
高圧を解除した後、ある程度冷却するまでその取
出しを待つことが必要で、これはいうまでもなく
プレスサイクルタイムがそれだけ長くなり、生産
性の向上を阻害するのである。またHIP処理前工
程では、常温・常圧で被処理材を装置に装着し、
その後、昇温・昇圧をしなければならないこと
も、プレスサイクルを長くし、生産性を阻害して
いる要因である。
また、大気高温中ではモリブデン系、グラフア
イト系ヒータは酸化するので無酸化雰囲気が必要
なもの、および被処理体が大気中で高温取出でき
なく、特殊雰囲気が必要なものもある。
イト系ヒータは酸化するので無酸化雰囲気が必要
なもの、および被処理体が大気中で高温取出でき
なく、特殊雰囲気が必要なものもある。
本発明は、HIP装置の一端の開閉動作とは関係
なく、ヒータを通電状態において、高温での昇温
状態で被処理材を挿着できるほか、HIP処理され
た被処理材を、ヒータ酸化防止温度低下まで待つ
必要なく、これを直ちに容器外へ取出すことを可
能とし、プレスサイクルタイムを短縮し、この種
高圧容器による熱間静水圧加圧における生産性を
大巾に向上させるようにした設備の提供を目的と
する。
なく、ヒータを通電状態において、高温での昇温
状態で被処理材を挿着できるほか、HIP処理され
た被処理材を、ヒータ酸化防止温度低下まで待つ
必要なく、これを直ちに容器外へ取出すことを可
能とし、プレスサイクルタイムを短縮し、この種
高圧容器による熱間静水圧加圧における生産性を
大巾に向上させるようにした設備の提供を目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段の第1は少なくとも機能上その一端が開
放できるようになつている熱間静水圧加圧成形用
高圧容器と、該容器の開放一端を開閉するための
移動蓋部材と、が少なくとも主ステーシヨンに備
えられ、その各一端が開放されかつ被処理材の挿
入または取出を行なう各作業室と、該作業室の各
一端を開閉するための移動蓋部材と、が少なくと
も被処理材の挿入用ステーシヨン及び取出用ステ
ーシヨンにそれぞれ備えられ、前記各ステーシヨ
ンの各内部空間を外界から共通に遮断しかつ真空
状態または必要ガス雰囲気とされるとともに、各
内部空間を連通状に囲む連通室を有する密封タン
クが備えられ、前記挿入用ステーシヨンと主ステ
ーシヨンとの間における密封タンクの連通室には
複数個の被処理体を収容可能でかつ挿入ステーシ
ヨンから主ステーシヨンに向つて被処理体を搬送
する搬送手段を有するトンネル状の予熱炉が備え
られており、挿入ステーシヨンから予熱炉、予熱
炉から主ステーシヨン、主ステーシヨンから取出
ステーシヨンにそれぞれ被処理体を順次搬送する
搬送手段が備えられ、更に、予熱炉の挿入ステー
シヨン及び主ステーシヨンとのそれぞれの連通部
には開閉自在な扉手段が備えられているところに
ある。
術的手段の第1は少なくとも機能上その一端が開
放できるようになつている熱間静水圧加圧成形用
高圧容器と、該容器の開放一端を開閉するための
移動蓋部材と、が少なくとも主ステーシヨンに備
えられ、その各一端が開放されかつ被処理材の挿
入または取出を行なう各作業室と、該作業室の各
一端を開閉するための移動蓋部材と、が少なくと
も被処理材の挿入用ステーシヨン及び取出用ステ
ーシヨンにそれぞれ備えられ、前記各ステーシヨ
ンの各内部空間を外界から共通に遮断しかつ真空
状態または必要ガス雰囲気とされるとともに、各
内部空間を連通状に囲む連通室を有する密封タン
クが備えられ、前記挿入用ステーシヨンと主ステ
ーシヨンとの間における密封タンクの連通室には
複数個の被処理体を収容可能でかつ挿入ステーシ
ヨンから主ステーシヨンに向つて被処理体を搬送
する搬送手段を有するトンネル状の予熱炉が備え
られており、挿入ステーシヨンから予熱炉、予熱
炉から主ステーシヨン、主ステーシヨンから取出
ステーシヨンにそれぞれ被処理体を順次搬送する
搬送手段が備えられ、更に、予熱炉の挿入ステー
シヨン及び主ステーシヨンとのそれぞれの連通部
には開閉自在な扉手段が備えられているところに
ある。
また、技術的手段の第2は、前述の第1の手段
に加えて、主ステーシヨンと取出ステーシヨンと
の間に搬送手段を有する冷却炉を備えることによ
つて、被処理体の性質、品質、形状等に応じた最
適な冷却時間帯を選択できるようにしたところに
ある。
に加えて、主ステーシヨンと取出ステーシヨンと
の間に搬送手段を有する冷却炉を備えることによ
つて、被処理体の性質、品質、形状等に応じた最
適な冷却時間帯を選択できるようにしたところに
ある。
(作用)
挿入ステーシヨン1においては、作業室31の
開口を移動蓋部材19により閉じ、この状態にお
いてマニプレータ41によつて運ばれてきた加工
前の被処理体21が大気連通状態下の作業室31
に挿入される。
開口を移動蓋部材19により閉じ、この状態にお
いてマニプレータ41によつて運ばれてきた加工
前の被処理体21が大気連通状態下の作業室31
に挿入される。
その後、開閉蓋32を第2図で示す如く閉じる
ことによつて、作業室31を独立密封させ、密封
タンク7の連通室6と同一雰囲気としてから、移
動蓋部材19を昇降装置20により降下させるこ
とで密封タンク7の連通室6内に位置させ、ここ
に、予熱炉44に対する搬入準備作業がなされ
る。
ことによつて、作業室31を独立密封させ、密封
タンク7の連通室6と同一雰囲気としてから、移
動蓋部材19を昇降装置20により降下させるこ
とで密封タンク7の連通室6内に位置させ、ここ
に、予熱炉44に対する搬入準備作業がなされ
る。
そして、マニプレータで示す搬送手段45の伸
長動作を介して支持台22とともに被処理体21
が予熱炉44の搬送手段50へと第3図で示す如
く搬入され、この動作を繰返すことによつて、予
熱炉44の搬送手段50上には複数個の被処理体
21が内装され、ヒータ48の通電等を介して加
圧成形前の所要の予熱がなされることになる。
長動作を介して支持台22とともに被処理体21
が予熱炉44の搬送手段50へと第3図で示す如
く搬入され、この動作を繰返すことによつて、予
熱炉44の搬送手段50上には複数個の被処理体
21が内装され、ヒータ48の通電等を介して加
圧成形前の所要の予熱がなされることになる。
この予熱にさいして、輻射熱等が密封タンク7
の連通室6に放散され、延いては、作業室31,
31′及び高圧成形容器15内に充満されるのは、
予熱炉44の主ステーシヨン2及び挿入ステーシ
ヨン1とのそれぞれの連通部に備えられた扉手段
56,57によつて防止される。
の連通室6に放散され、延いては、作業室31,
31′及び高圧成形容器15内に充満されるのは、
予熱炉44の主ステーシヨン2及び挿入ステーシ
ヨン1とのそれぞれの連通部に備えられた扉手段
56,57によつて防止される。
予熱炉44内における複数個の被処理体21の
予熱事前作業が完了されると、第4図に示す如く
扉手段57を開放させて予熱炉44内の被処理体
21がマニプレータで示す搬送手段58によつて
主ステーシヨン2における高圧容器15の下方に
対応して載置されている移動蓋部材19上に支持
台22とともに搬送され、昇降装置20による持
上げによつて被処理体21を移動蓋部材19の高
圧容器15の開口に対する密閉と同時に容器15
内に装入される。
予熱事前作業が完了されると、第4図に示す如く
扉手段57を開放させて予熱炉44内の被処理体
21がマニプレータで示す搬送手段58によつて
主ステーシヨン2における高圧容器15の下方に
対応して載置されている移動蓋部材19上に支持
台22とともに搬送され、昇降装置20による持
上げによつて被処理体21を移動蓋部材19の高
圧容器15の開口に対する密閉と同時に容器15
内に装入される。
従つて、この状態で高圧容器15内に断熱層を
介して具備されたヒータ17の加熱、更には図示
省略してあるが、既知のように高圧容器15内に
封入された流体又はガス媒体の超高圧昇圧、また
容器15内の真空状態あるいは活性、不活性ガス
雰囲気状態下に、被処理体21の熱間静水圧加圧
による成形作業が行なわれることになる。
介して具備されたヒータ17の加熱、更には図示
省略してあるが、既知のように高圧容器15内に
封入された流体又はガス媒体の超高圧昇圧、また
容器15内の真空状態あるいは活性、不活性ガス
雰囲気状態下に、被処理体21の熱間静水圧加圧
による成形作業が行なわれることになる。
成形終了後にあつては移動蓋部材19を下降し
て高圧容器15を開放して加工済の被処理体21
は搬送手段58を介して取出ステーシヨン3の移
動蓋部材19上に支持部材22とともに移送され
る。
て高圧容器15を開放して加工済の被処理体21
は搬送手段58を介して取出ステーシヨン3の移
動蓋部材19上に支持部材22とともに移送され
る。
このさい、密封タンク7の連通室6は高圧容器
15内の環境雰囲気と同一雰囲気とすることがで
き、ここに、容器15における成形終了後、ヒー
タ酸化防止温度に低下するまで待つ必要なく、こ
こにサイクルタイムの短縮が大巾に得られること
となる。
15内の環境雰囲気と同一雰囲気とすることがで
き、ここに、容器15における成形終了後、ヒー
タ酸化防止温度に低下するまで待つ必要なく、こ
こにサイクルタイムの短縮が大巾に得られること
となる。
また、取出ステーシヨン3に移送(送出)され
た加工済被処理体21は昇降装置20′の持上げ
による移動蓋部材19′の作業室31′閉塞と同時
に、独立した作業室31′に装入され、開閉蓋3
2′を開放して大気連通状態下で取出されること
になり、ここに、予熱炉44に複数個の被処理体
21を準備して保管しておき、この予熱された被
処理体21を連続的に高圧容器15を備えた主ス
テーシヨン2に搬送し、加圧成形と加圧成形後の
冷却を経て取出されることになる。
た加工済被処理体21は昇降装置20′の持上げ
による移動蓋部材19′の作業室31′閉塞と同時
に、独立した作業室31′に装入され、開閉蓋3
2′を開放して大気連通状態下で取出されること
になり、ここに、予熱炉44に複数個の被処理体
21を準備して保管しておき、この予熱された被
処理体21を連続的に高圧容器15を備えた主ス
テーシヨン2に搬送し、加圧成形と加圧成形後の
冷却を経て取出されることになる。
また、主ステーシヨン2と取出ステーシヨン3
との間の密封タンク7内に冷却炉60を設けたも
のにあつては、この冷却炉60の搬送手段59と
予熱炉44の搬送手段50との速度を調整する等
することにより、被処理体21の材質、形状等に
最適な予熱時間帯及び冷却時間帯を調節したもと
で実施できることになる。
との間の密封タンク7内に冷却炉60を設けたも
のにあつては、この冷却炉60の搬送手段59と
予熱炉44の搬送手段50との速度を調整する等
することにより、被処理体21の材質、形状等に
最適な予熱時間帯及び冷却時間帯を調節したもと
で実施できることになる。
(実施例)
図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
本発明の設備は、挿入ステーシヨン1、主ステ
ーシヨン2および取出ステーシヨン3を含み、各
ステーシヨンは上下タンク4,5を最中構造で組
合せて構成された連通室6を有する密封タンク7
によつて、外界から共通に遮断され、真空状態ま
たは必要ガス雰囲気になるべく連通状に囲まれて
いる。
ーシヨン2および取出ステーシヨン3を含み、各
ステーシヨンは上下タンク4,5を最中構造で組
合せて構成された連通室6を有する密封タンク7
によつて、外界から共通に遮断され、真空状態ま
たは必要ガス雰囲気になるべく連通状に囲まれて
いる。
密封タンク7の連通室6は、第6図で示す如
く、バルブ8を有する管路9に真空ポンプ10
が、又、バルブ11と減圧弁12を有する管路1
3にガスボンベ14が備えられ、真空状態又は必
要ガス雰囲気とされるようされている。
く、バルブ8を有する管路9に真空ポンプ10
が、又、バルブ11と減圧弁12を有する管路1
3にガスボンベ14が備えられ、真空状態又は必
要ガス雰囲気とされるようされている。
主ステーシヨン2は第5図に例示されており、
密封タンク7の上部に高圧容器15が取付けら
れ、該高圧容器15内には断熱層16を介してヒ
ータ17が取付けられている。
密封タンク7の上部に高圧容器15が取付けら
れ、該高圧容器15内には断熱層16を介してヒ
ータ17が取付けられている。
高圧容器15は本例では下に蓋部材18,19
がそれぞれ嵌合されており、少なくとも機能上そ
の一端が開放できるようにされ、本実施例では下
方の開口が開放できるものとされ、この開口に下
蓋、即ち、移動蓋部材19が昇降装置20によつ
て嵌脱自在とされている。
がそれぞれ嵌合されており、少なくとも機能上そ
の一端が開放できるようにされ、本実施例では下
方の開口が開放できるものとされ、この開口に下
蓋、即ち、移動蓋部材19が昇降装置20によつ
て嵌脱自在とされている。
移動蓋部材19には被処理材21の受台22が
載置されており、従つて、昇降装置20の持上げ
動作で移動蓋部材19が上昇され、容器15の開
口を閉塞すると同時に被処理材21の高圧容器1
5への挿入が可能とされている。
載置されており、従つて、昇降装置20の持上げ
動作で移動蓋部材19が上昇され、容器15の開
口を閉塞すると同時に被処理材21の高圧容器1
5への挿入が可能とされている。
更に、主ステーシヨン2にはプレスフレーム2
3が備えられており、該プレスフレーム23によ
つて、高圧容器15内における被処理材21の熱
間静水圧加圧成形中に作用するプレス軸力を担持
可能とされている。
3が備えられており、該プレスフレーム23によ
つて、高圧容器15内における被処理材21の熱
間静水圧加圧成形中に作用するプレス軸力を担持
可能とされている。
このため、本実施例ではプレスフレーム23の
方形開口部24の上端面に容器15に嵌合された
上蓋18が当接されており、昇降装置20の可動
シリンダチユーブ20Aに形成された係合部20
Bに対して反力受け装置25の被係合部26が係
合されることによつて、成形中のプレス軸力が担
持可能とされている。
方形開口部24の上端面に容器15に嵌合された
上蓋18が当接されており、昇降装置20の可動
シリンダチユーブ20Aに形成された係合部20
Bに対して反力受け装置25の被係合部26が係
合されることによつて、成形中のプレス軸力が担
持可能とされている。
即ち、反力受け装置25はプレスフレーム17
に左右一対設けられた進退動作形であり、昇降装
置20によつて移動蓋部材19を介して被処理材
21が高圧容器15を装入されると、係合部20
Bと被係合材26が対応され、被係合部26の進
出によつて係合部20Bに係合されることによつ
て、プレスフレーム17によりプレス軸力が担持
(クランプ)可能とされるのである。
に左右一対設けられた進退動作形であり、昇降装
置20によつて移動蓋部材19を介して被処理材
21が高圧容器15を装入されると、係合部20
Bと被係合材26が対応され、被係合部26の進
出によつて係合部20Bに係合されることによつ
て、プレスフレーム17によりプレス軸力が担持
(クランプ)可能とされるのである。
なお、主ステーシヨン2に構成される前述の
HIP装置本体には容器冷却ジヤケツト15Aを含
む冷却装置の他、図示省略の高圧ガス発生装置、
真空装置、ヒータ通電装置などの必要機器類が付
属されることは従来同様である。
HIP装置本体には容器冷却ジヤケツト15Aを含
む冷却装置の他、図示省略の高圧ガス発生装置、
真空装置、ヒータ通電装置などの必要機器類が付
属されることは従来同様である。
第1図、第2図等を参照すると、挿入ステーシ
ヨン1の構成が例示されている。
ヨン1の構成が例示されている。
密封タンク7の上タンク4にはバルブ27,2
8を有する真空タンク、ガスボンベ等につながる
管路29,30が備えられた作業室31が鉛直姿
勢でタンク内と連通状に取付けられており、該作
業室31の上端開口は被処理材21の挿入口とさ
れ、開閉蓋32により開閉自在とされている。
8を有する真空タンク、ガスボンベ等につながる
管路29,30が備えられた作業室31が鉛直姿
勢でタンク内と連通状に取付けられており、該作
業室31の上端開口は被処理材21の挿入口とさ
れ、開閉蓋32により開閉自在とされている。
開閉蓋32は開閉機構33によつて作動される
が、該開閉機構33は、密封タンク7にブラケツ
ト34を介して鉛直姿勢で取付けられた固定筒3
5と、該固定筒35に摺動と回動を自由として嵌
挿されたアーム支持軸36と、該アーム支持軸3
6の上部に取付けられたアーム37等からなり、
アーム支持軸36は昇降シリンダ手段38によつ
て昇降自在とされ、しかも、固定筒35には鉛直
方向と上部が斜めとされたカム案内部39が形成
され、該案内部39にアーム支持軸36の突出ピ
ン40が係合されている。
が、該開閉機構33は、密封タンク7にブラケツ
ト34を介して鉛直姿勢で取付けられた固定筒3
5と、該固定筒35に摺動と回動を自由として嵌
挿されたアーム支持軸36と、該アーム支持軸3
6の上部に取付けられたアーム37等からなり、
アーム支持軸36は昇降シリンダ手段38によつ
て昇降自在とされ、しかも、固定筒35には鉛直
方向と上部が斜めとされたカム案内部39が形成
され、該案内部39にアーム支持軸36の突出ピ
ン40が係合されている。
従つて、昇降シリンダ手段38の伸長でアーム
支持軸36を鉛直方向に持上げ開閉蓋32を作業
室31の挿入口より抜出し、更に、アーム支持軸
36が持上げられると、カム案内部39と突出ピ
ン40との協働で開閉蓋32が第1図のX矢示の
如く旋回されるようにされる。
支持軸36を鉛直方向に持上げ開閉蓋32を作業
室31の挿入口より抜出し、更に、アーム支持軸
36が持上げられると、カム案内部39と突出ピ
ン40との協働で開閉蓋32が第1図のX矢示の
如く旋回されるようにされる。
なお、開閉蓋32による挿入口の閉塞は前述と
逆手順で実施されることは容易に理解される。
逆手順で実施されることは容易に理解される。
また、作業室31の下端開口は密封タンク7に
取付けられている昇降装置20の昇降動作による
移動蓋部材19の昇降移動を介して開閉自在とさ
れる。
取付けられている昇降装置20の昇降動作による
移動蓋部材19の昇降移動を介して開閉自在とさ
れる。
さらに、挿入ステーシヨン1の近くには、作業
室31への被処理材21の挿入作業を行なう公知
のマニプレータ41が設けられており、該マニプ
レータ41は開閉自在なチヤツク具42がチヤツ
ク支持部材43を介して昇降並びに第1図の矢示
Y方向の旋回自在とされている。
室31への被処理材21の挿入作業を行なう公知
のマニプレータ41が設けられており、該マニプ
レータ41は開閉自在なチヤツク具42がチヤツ
ク支持部材43を介して昇降並びに第1図の矢示
Y方向の旋回自在とされている。
従つて、この挿入ステーシヨン1にあつては、
まず、作業室31の下端開口を移動蓋部材19に
よつて閉塞しておき、開閉機構33を介して開閉
蓋32を開放して作業室31の内部を大気連通状
とした状態でマニプレータ41によつて被処理材
21を挿入口から移動蓋部材19の支持台22上
に載置することによつて作業室31への被処理材
21の挿入がなされる。
まず、作業室31の下端開口を移動蓋部材19に
よつて閉塞しておき、開閉機構33を介して開閉
蓋32を開放して作業室31の内部を大気連通状
とした状態でマニプレータ41によつて被処理材
21を挿入口から移動蓋部材19の支持台22上
に載置することによつて作業室31への被処理材
21の挿入がなされる。
而して、被処理材21が作業室31に挿入され
ると、マニプレータ41の後退動作後に、開閉機
構33の復帰動作を介して作業室31の挿入口を
開閉蓋32によつて閉塞せしめ、しかる後に、作
業室31の室内を密封タンク7の連通室6と同じ
条件の雰囲気にしてから、昇降装置20の降下動
作により移動蓋部材19を介して被処理材21が
密封タンク7の連通室6に第2図の実線状態で示
す如く保持される。
ると、マニプレータ41の後退動作後に、開閉機
構33の復帰動作を介して作業室31の挿入口を
開閉蓋32によつて閉塞せしめ、しかる後に、作
業室31の室内を密封タンク7の連通室6と同じ
条件の雰囲気にしてから、昇降装置20の降下動
作により移動蓋部材19を介して被処理材21が
密封タンク7の連通室6に第2図の実線状態で示
す如く保持される。
挿入ステーシヨン1から予熱炉44への前述密
封タンク7の連通室6に保持されている被処理材
21の搬送手段45は、第3図に例示すべく本例
では開閉自在なチヤツク具46を有し、該チヤツ
ク具46を進退自在にする駆動部47とからなる
マニプレータが示されている。
封タンク7の連通室6に保持されている被処理材
21の搬送手段45は、第3図に例示すべく本例
では開閉自在なチヤツク具46を有し、該チヤツ
ク具46を進退自在にする駆動部47とからなる
マニプレータが示されている。
従つて、前述したように挿入ステーシヨン1に
おいて密封タンク7に保持待機されている被処理
材21は、搬送手段45のチヤツク具46で支持
台22をつかみ、チヤツク具46の進出によつて
予熱炉44の連通部44Aを介して該炉内に順次
搬入されることになる。
おいて密封タンク7に保持待機されている被処理
材21は、搬送手段45のチヤツク具46で支持
台22をつかみ、チヤツク具46の進出によつて
予熱炉44の連通部44Aを介して該炉内に順次
搬入されることになる。
予熱炉44は第1図、第3図、第6図、第7図
で例示されているように、本第1実施例ではルー
プ形状のトンネル形とされて密封タンク7の連通
室6に備えられている。
で例示されているように、本第1実施例ではルー
プ形状のトンネル形とされて密封タンク7の連通
室6に備えられている。
即ち、本実施例ではヒータ48を有する固定炉
49に、挿入ステーシヨン1と主ステーシヨン2
とそれぞれ対応して連通部44A,44Bが窓構
造として形成されており、この固定炉49にいわ
ば炉床としての回転テーブル51で示す搬送手段
50が組合されて、予熱炉44は複数個の被処理
体21を収容可能でかつ挿入ステーシヨン1から
主ステーシヨン2に向つて被処理体を搬送可能と
されているのである。
49に、挿入ステーシヨン1と主ステーシヨン2
とそれぞれ対応して連通部44A,44Bが窓構
造として形成されており、この固定炉49にいわ
ば炉床としての回転テーブル51で示す搬送手段
50が組合されて、予熱炉44は複数個の被処理
体21を収容可能でかつ挿入ステーシヨン1から
主ステーシヨン2に向つて被処理体を搬送可能と
されているのである。
回転テーブル51は密封タンク7の下タンク内
に軸受52を介して鉛直軸回りに回動自在に支持
されたリングギヤ53を有する支持台54に取付
けられており、リングギヤ53にピニオンギヤ5
5を咬合させ、該ピニオンギヤ55を図外のモー
タ等で駆動することによつて、予熱炉44に複数
個収容されている被処理体21が搬送可能とされ
ている。
に軸受52を介して鉛直軸回りに回動自在に支持
されたリングギヤ53を有する支持台54に取付
けられており、リングギヤ53にピニオンギヤ5
5を咬合させ、該ピニオンギヤ55を図外のモー
タ等で駆動することによつて、予熱炉44に複数
個収容されている被処理体21が搬送可能とされ
ている。
予熱炉44の各連通部44A,44Bには、該
炉内の熱が密封タンク7に逃避されるのを防止す
るために、扉手段56,57が第3図、第4図で
示す如く備えられている。
炉内の熱が密封タンク7に逃避されるのを防止す
るために、扉手段56,57が第3図、第4図で
示す如く備えられている。
該扉手段56,57は連通部44A,44Bを
介しての被処理材21の炉内供給及び炉外供給を
可能とするため連通部44A,44Bを開閉自在
としており、本実施例ではシリンダ手段56A,
57Aによる進退動作で開閉自在とされている。
介しての被処理材21の炉内供給及び炉外供給を
可能とするため連通部44A,44Bを開閉自在
としており、本実施例ではシリンダ手段56A,
57Aによる進退動作で開閉自在とされている。
ここで、扉手段56,57は連通部44A,4
4Bを開閉自在にすれば、その機能は奏され、従
つて、図示の進退動作形の他に、片開き扉形、観
音開き扉形等によつてもよい。
4Bを開閉自在にすれば、その機能は奏され、従
つて、図示の進退動作形の他に、片開き扉形、観
音開き扉形等によつてもよい。
処理済の製品(被処理体と同じであることか
ら、以下、被処理体と呼ぶ)を取出す取出ステー
シヨン3は作業室31′、開閉機構33′等を備え
ているが、その構成は前述した挿入ステーシヨン
1の各構成部材と共通することから第1図、第4
図で示す如く共通部材には符号に“ダツシユ”を
付して表わされている。
ら、以下、被処理体と呼ぶ)を取出す取出ステー
シヨン3は作業室31′、開閉機構33′等を備え
ているが、その構成は前述した挿入ステーシヨン
1の各構成部材と共通することから第1図、第4
図で示す如く共通部材には符号に“ダツシユ”を
付して表わされている。
そして、本実施例では取出ステーシヨン3に備
えられた搬送手段58は予熱炉44から主ステー
シヨン2への、主ステーシヨン2から取出ステー
シヨン3への被処理体21の搬送を可能な長尺ス
トローク形とされている。
えられた搬送手段58は予熱炉44から主ステー
シヨン2への、主ステーシヨン2から取出ステー
シヨン3への被処理体21の搬送を可能な長尺ス
トローク形とされている。
ここで、第1図から第7図において図解してい
る本発明第1実施例における一連動作を、概略的
に今一度説明する。
る本発明第1実施例における一連動作を、概略的
に今一度説明する。
挿入ステーシヨン1における作業室31への被
処理体21の装着→作業室31の開閉蓋32を閉
じ、密封タンク7の連通室6と同じ雰囲気に置換
→移動蓋部材19の降下を介しての被処理体21
の保持→保持された被処理体21の搬送手段45
による予熱炉44への複数個数移送→扉手段5
6,57の閉じ動作→予熱炉44のヒータ48発
熱による予熱→予熱された被処理体21のHIP処
理(主ステーシヨン)への移送→移動蓋部材19
を介しての予熱済被処理体21の高圧容器15へ
の挿入→プレスフレーム23等によるプレス軸力
のクランプ→高圧容器15内での被成形体21の
熱間静水圧加圧成形(ガス圧媒、液圧媒による)
→移動蓋部材19を介しての被処理体21の下降
→取出ステーシヨン3への移送→移動蓋部材19
を介して被処理体21の作業室31′への挿入→
作業室31′を大気連通させ、被処理体21の取
出→開閉蓋32′による作業室31′の閉塞と密封
タンク7と同じ雰囲気ガス置換→移動蓋部材1
9′の下降。
処理体21の装着→作業室31の開閉蓋32を閉
じ、密封タンク7の連通室6と同じ雰囲気に置換
→移動蓋部材19の降下を介しての被処理体21
の保持→保持された被処理体21の搬送手段45
による予熱炉44への複数個数移送→扉手段5
6,57の閉じ動作→予熱炉44のヒータ48発
熱による予熱→予熱された被処理体21のHIP処
理(主ステーシヨン)への移送→移動蓋部材19
を介しての予熱済被処理体21の高圧容器15へ
の挿入→プレスフレーム23等によるプレス軸力
のクランプ→高圧容器15内での被成形体21の
熱間静水圧加圧成形(ガス圧媒、液圧媒による)
→移動蓋部材19を介しての被処理体21の下降
→取出ステーシヨン3への移送→移動蓋部材19
を介して被処理体21の作業室31′への挿入→
作業室31′を大気連通させ、被処理体21の取
出→開閉蓋32′による作業室31′の閉塞と密封
タンク7と同じ雰囲気ガス置換→移動蓋部材1
9′の下降。
第8図は本発明の第2実施例を示しており、挿
入ステーシヨン1と主ステーシヨン2との間の密
封タンク7を直路構成となし、該直路部7Aにコ
ンベア等による搬送手段50を有する予熱炉44
が内蔵されたもので、その余の構成は前述した第
1実施例と同じである。
入ステーシヨン1と主ステーシヨン2との間の密
封タンク7を直路構成となし、該直路部7Aにコ
ンベア等による搬送手段50を有する予熱炉44
が内蔵されたもので、その余の構成は前述した第
1実施例と同じである。
第9図は本発明の第3実施例を示しており、挿
入ステーシヨン1と主ステーシヨン2間の密封タ
ンク7を所謂L字形曲路部7Bに構成し、この曲
路部7Bにコンベア等の搬送手段を有する予熱炉
が内蔵されたものであり、その他の構成は第1、
2実施例と同じである。
入ステーシヨン1と主ステーシヨン2間の密封タ
ンク7を所謂L字形曲路部7Bに構成し、この曲
路部7Bにコンベア等の搬送手段を有する予熱炉
が内蔵されたものであり、その他の構成は第1、
2実施例と同じである。
第10図から第13図は本発明の第2の技術的
手段の実施例であつて、この第2の技術的手段
は、主ステーシヨン2と取出ステーシヨン3との
間における密封タンク7の連通室6に、複数個の
被処理体21を収納し、かつ挿入ステーシヨン3
に向つて移送させる搬送手段59を有する冷却炉
60を付加的に具備させた点が、前述した第1実
施例と相違するのであり、その余の基本構成は第
1の技術的手段の各実施例と同じであることか
ら、以下、相違点について説明する。
手段の実施例であつて、この第2の技術的手段
は、主ステーシヨン2と取出ステーシヨン3との
間における密封タンク7の連通室6に、複数個の
被処理体21を収納し、かつ挿入ステーシヨン3
に向つて移送させる搬送手段59を有する冷却炉
60を付加的に具備させた点が、前述した第1実
施例と相違するのであり、その余の基本構成は第
1の技術的手段の各実施例と同じであることか
ら、以下、相違点について説明する。
第10図において、ロータリ形の予熱炉44に
HIP装置をはさんでロータリ形の冷却炉60が並
設されており、予熱炉44から主ステーシヨン2
及び主ステーシヨン2から冷却炉60の入口部へ
の被処理体21の搬送をする開閉自在なチヤツク
具61とその進退用駆動部62とからなる搬送手
段63が設けられている。
HIP装置をはさんでロータリ形の冷却炉60が並
設されており、予熱炉44から主ステーシヨン2
及び主ステーシヨン2から冷却炉60の入口部へ
の被処理体21の搬送をする開閉自在なチヤツク
具61とその進退用駆動部62とからなる搬送手
段63が設けられている。
冷却炉60は第11図から第13図で示す如く
密封タンク7の下タンクにリング状軸受64を介
して回転自在に装着されている支持台65に、リ
ングギヤ66を設けるるとともに、支持台65上
に回転テーブル67を取付けることによつて、本
例では、前述した予熱炉44の搬送手段50と同
じ構成の搬送手段59が構成されており、リング
ギヤ66にはピニオンギヤ67′が咬合されてい
る。
密封タンク7の下タンクにリング状軸受64を介
して回転自在に装着されている支持台65に、リ
ングギヤ66を設けるるとともに、支持台65上
に回転テーブル67を取付けることによつて、本
例では、前述した予熱炉44の搬送手段50と同
じ構成の搬送手段59が構成されており、リング
ギヤ66にはピニオンギヤ67′が咬合されてい
る。
また、冷却炉60には複数個の被処理体21が
載置可能であり、搬送中に密封タンク7内で被処
理体21が放冷されるものであり、冷却された被
処理体21は取出ステーシヨン3に搬送手段58
を介して移送されるようにされている。
載置可能であり、搬送中に密封タンク7内で被処
理体21が放冷されるものであり、冷却された被
処理体21は取出ステーシヨン3に搬送手段58
を介して移送されるようにされている。
従つて、第10図以下で示す実施例にあつて
は、主ステーシヨン2に予熱済の被処理体21を
供給し、加圧成形するまでの工程は、前述した第
1実施例と同じであり、主ステーシヨン2と取出
ステーシヨン3との間で冷却炉60に搬送手段5
9によつて被処理体21を移送せしめ、取出ステ
ーシヨン3に送出する過程で被処理体21を冷却
する工程が介入される点が前述第1実施例と相違
することになる。
は、主ステーシヨン2に予熱済の被処理体21を
供給し、加圧成形するまでの工程は、前述した第
1実施例と同じであり、主ステーシヨン2と取出
ステーシヨン3との間で冷却炉60に搬送手段5
9によつて被処理体21を移送せしめ、取出ステ
ーシヨン3に送出する過程で被処理体21を冷却
する工程が介入される点が前述第1実施例と相違
することになる。
なお、冷却炉60はこれが図示のロータリ形に
限定されるものではなく、直路形、曲路形の構成
であつても構わないことは、第2、3実施例の予
熱炉と同じことである。
限定されるものではなく、直路形、曲路形の構成
であつても構わないことは、第2、3実施例の予
熱炉と同じことである。
(発明の効果)
本発明の第1の技術的手段によれば、挿入ステ
ーシヨン、主ステーシヨン及び取出ステーシヨン
の各内部空間が共通の連通部を有する密封タンク
で外界と遮断されて互いに連通されており、各ス
テーシヨンの作業室及び高圧容器はそれぞれ移動
蓋部材によつて閉塞開放自在とされており、ここ
に、密封タンクによる真空又は必要ガス雰囲気条
件によつて、成形後の被処理体の取出が、従来の
待ち時間を必要としないことにより、その高能率
なプレスサイクルの進行、高圧容器の短時間反復
使用の可能によつて生産性は大巾に向上されるこ
とは明らかである。この効果は各ステーシヨンの
内部空間を共通の密封タンクによつて外界から遮
断し、かつ高圧容器内と同一の環境雰囲気化する
ことによつて得られるのであるが、同時にこのこ
とは被処理材をこの内部で搬送処理できるため、
被処理材の変質、毀傷のおそれを全くなくし、安
定で信頼性の高い品質の維持に有効である。更に
その挿入・取出の各ステーシヨンにおける作業室
内は、タンク内と連動自在であるとともに移動蓋
部材によつて隔絶されるので、必要な事前処理、
事後処理をそれに適した環境内で独立して行なう
ことも容易であり、これが利点といえる。
ーシヨン、主ステーシヨン及び取出ステーシヨン
の各内部空間が共通の連通部を有する密封タンク
で外界と遮断されて互いに連通されており、各ス
テーシヨンの作業室及び高圧容器はそれぞれ移動
蓋部材によつて閉塞開放自在とされており、ここ
に、密封タンクによる真空又は必要ガス雰囲気条
件によつて、成形後の被処理体の取出が、従来の
待ち時間を必要としないことにより、その高能率
なプレスサイクルの進行、高圧容器の短時間反復
使用の可能によつて生産性は大巾に向上されるこ
とは明らかである。この効果は各ステーシヨンの
内部空間を共通の密封タンクによつて外界から遮
断し、かつ高圧容器内と同一の環境雰囲気化する
ことによつて得られるのであるが、同時にこのこ
とは被処理材をこの内部で搬送処理できるため、
被処理材の変質、毀傷のおそれを全くなくし、安
定で信頼性の高い品質の維持に有効である。更に
その挿入・取出の各ステーシヨンにおける作業室
内は、タンク内と連動自在であるとともに移動蓋
部材によつて隔絶されるので、必要な事前処理、
事後処理をそれに適した環境内で独立して行なう
ことも容易であり、これが利点といえる。
また従来技術に比し、高圧容器近傍に搬入手段
や取出手段が外界露呈状に存在し、また冷却や予
熱設備が離れた処にある等の、ハンドリング操作
の多く含まれる不統一な装置と相違し、各ステー
シヨンの最短距離下の隣接的配置、密封タンクに
よる内部空間の被覆、駆動手段の集中配設等によ
り、本発明装置はきわめてコンパクトな構成であ
り、かかる高圧容器による熱間静水圧加圧製品を
工業的に量産することを可能としたものとして利
点大である。
や取出手段が外界露呈状に存在し、また冷却や予
熱設備が離れた処にある等の、ハンドリング操作
の多く含まれる不統一な装置と相違し、各ステー
シヨンの最短距離下の隣接的配置、密封タンクに
よる内部空間の被覆、駆動手段の集中配設等によ
り、本発明装置はきわめてコンパクトな構成であ
り、かかる高圧容器による熱間静水圧加圧製品を
工業的に量産することを可能としたものとして利
点大である。
更に加えて、主ステーシヨンのいわば前面に、
予熱炉が設けられ、この予熱炉は複数個の被処理
体を準備した下で、主ステーシヨンにおける加圧
成形の前処理ができ、これは、HIP処理サイクル
を短くすることができる。
予熱炉が設けられ、この予熱炉は複数個の被処理
体を準備した下で、主ステーシヨンにおける加圧
成形の前処理ができ、これは、HIP処理サイクル
を短くすることができる。
特に、予熱炉にあつては、被処理体を徐々に昇
温することも可能となり、HIP処理前において
HIP処理に長時間を要する例えば、セラミツクス
を加圧成形するのに、事前予熱にてサイクルタイ
ムを短くできるのである。
温することも可能となり、HIP処理前において
HIP処理に長時間を要する例えば、セラミツクス
を加圧成形するのに、事前予熱にてサイクルタイ
ムを短くできるのである。
また、本発明の第2の技術的手段によれば前述
した各利点に加えて、主ステーシヨンと取出ステ
ーシヨンとの間における密封タンクに冷却炉が設
けられており、これによつて、予熱炉と冷却炉に
よる時間帯をそれぞれ調整することによつて、被
処理体の種類、形状等に最適な処理ができる。
した各利点に加えて、主ステーシヨンと取出ステ
ーシヨンとの間における密封タンクに冷却炉が設
けられており、これによつて、予熱炉と冷却炉に
よる時間帯をそれぞれ調整することによつて、被
処理体の種類、形状等に最適な処理ができる。
例えば、徐冷する必要性が高いセラミツクス、
ジルコニア、ハイス等を加圧成形するのに最適と
なる。
ジルコニア、ハイス等を加圧成形するのに最適と
なる。
図面は本発明の各実施例を示し、第1図は第1
実施例の概略平面図、第2図aは第1図A−A矢
示断面図、第2図bは第2図aのa−a矢示図、
第3図は第1図B−B矢示断面図、第4図は第1
図C−C矢示断面図、第5図は第1図D−D矢示
断面図、第6図は第1図E−E矢示断面図、第7
図は第6図に駆動部を表わした断面図、第8図は
第2実施例の概略平面図、第9図は第3実施例の
概略平面図、第10図は本発明の第2の技術的手
段の実施例を示す概略平面図、第11図は第10
図のC−C矢示断面図、第12図は第10図F−
F矢示断面図、第13図は第10図G−G矢示断
面図である。 1……挿入ステーシヨン、2……主ステーシヨ
ン、3……取出ステーシヨン、7……密封タン
ク、15……高圧容器、23……プレスフレー
ム、44……予熱炉、50……44用の搬送手
段、56,57……扉手段、60……冷却炉。
実施例の概略平面図、第2図aは第1図A−A矢
示断面図、第2図bは第2図aのa−a矢示図、
第3図は第1図B−B矢示断面図、第4図は第1
図C−C矢示断面図、第5図は第1図D−D矢示
断面図、第6図は第1図E−E矢示断面図、第7
図は第6図に駆動部を表わした断面図、第8図は
第2実施例の概略平面図、第9図は第3実施例の
概略平面図、第10図は本発明の第2の技術的手
段の実施例を示す概略平面図、第11図は第10
図のC−C矢示断面図、第12図は第10図F−
F矢示断面図、第13図は第10図G−G矢示断
面図である。 1……挿入ステーシヨン、2……主ステーシヨ
ン、3……取出ステーシヨン、7……密封タン
ク、15……高圧容器、23……プレスフレー
ム、44……予熱炉、50……44用の搬送手
段、56,57……扉手段、60……冷却炉。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも機能上その一端が開放できるよう
になつている熱間静水圧加圧成形用高圧容器と、
該容器の開放一端を開閉するための移動蓋部材
と、が少なくとも主ステーシヨンに備えられ、 その各一端が開放されかつ被処理材の挿入また
は取出を行なう各作業室と、該作業室の各一端を
開閉するための移動蓋部材と、が少なくとも被処
理材の挿入用ステーシヨン及び取出用ステーシヨ
ンにそれぞれ備えられ、 前記各ステーシヨンの各内部空間を外界から共
通に遮断しかつ真空状態または必要ガス雰囲気と
されるとともに、各内部空間を連通状に囲む連通
室を有する密封タンクが備えられ、 前記挿入用ステーシヨンと主ステーシヨンとの
間における密封タンクの連通室には複数個の被処
理体を収容可能でかつ挿入ステーシヨンから主ス
テーシヨンに向つて被処理体を搬送する搬送手段
を有するトンネル状の予熱炉が備えられており、 挿入ステーシヨンから予熱炉、予熱炉から主ス
テーシヨン、主ステーシヨンから取出ステーシヨ
ンにそれぞれ被処理体を順次搬送する搬送手段が
備えられ、 更に、予熱炉の挿入ステーシヨン及び主ステー
シヨンとのそれぞれの連通部には開閉自在な扉手
段が備えられていることを特徴とする連続熱間静
水圧加圧設備。 2 少なくとも機能上その一端が開放できるよう
になつている熱間静水圧加圧成形用高圧容器と、
該容器の開放一端を開閉するための移動蓋部材
と、が少なくとも主ステーシヨンに備えられ、 その各一端が開放されかつ被処理材の挿入また
は取出を行なう各作業室と、該作業室の各一端を
開閉するための移動蓋部材と、が少なくとも被処
理材の挿入用ステーシヨン及び取出用ステーシヨ
ンにそれぞれ備えられ、 前記各ステーシヨンの各内部空間を外界から共
通に遮断しかつ真空状態または必要ガス雰囲気と
されるとともに、各内部空間を連通状に囲む連通
室を有する密封タンクが備えられ、 前記挿入用ステーシヨンと主ステーシヨンとの
間における密封タンクの連通室には複数個の被処
理体を収容可能でかつ挿入ステーシヨンから主ス
テーシヨンに向つて被処理体を搬送する搬送手段
を有するトンネル状の予熱炉が備えられており、 前記主ステーシヨンと取出ステーシヨン間にお
ける密封タンクの連通室には複数個の被処理体を
収容可能でかつ主ステーシヨンから取出ステーシ
ヨンに向つて被処理体を搬送する搬送手段を有す
る冷却炉が備えられており、 挿入ステーシヨンから予熱炉、予熱炉から主ス
テーシヨン、主ステーシヨンから冷却炉、冷却炉
から取出ステーシヨンにそれぞれ被処理体を順次
搬送する搬送手段が備えられ、 更に、予熱炉の挿入ステーシヨン及び主ステー
シヨンとのそれぞれの連通部には開閉自在な扉手
段が備えられていることを特徴とする連続熱間静
水圧加圧設備。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19749384A JPS6176877A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 連続熱間静水圧加圧設備 |
US06/751,593 US4720256A (en) | 1984-07-10 | 1985-07-03 | Hot isostatic press apparatus |
DE8585304843T DE3565216D1 (en) | 1984-07-10 | 1985-07-08 | Hot isostatic pressing apparatus |
EP85304843A EP0171191B1 (en) | 1984-07-10 | 1985-07-08 | Hot isostatic pressing apparatus |
KR1019850004910A KR900001857B1 (ko) | 1984-07-10 | 1985-07-10 | 열간 정수압 가압장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19749384A JPS6176877A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 連続熱間静水圧加圧設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176877A JPS6176877A (ja) | 1986-04-19 |
JPH0320679B2 true JPH0320679B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16375385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19749384A Granted JPS6176877A (ja) | 1984-07-10 | 1984-09-19 | 連続熱間静水圧加圧設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176877A (ja) |
-
1984
- 1984-09-19 JP JP19749384A patent/JPS6176877A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6176877A (ja) | 1986-04-19 |
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