JPS61119209A - 羽毛ふとん用生地の加工法 - Google Patents
羽毛ふとん用生地の加工法Info
- Publication number
- JPS61119209A JPS61119209A JP23854284A JP23854284A JPS61119209A JP S61119209 A JPS61119209 A JP S61119209A JP 23854284 A JP23854284 A JP 23854284A JP 23854284 A JP23854284 A JP 23854284A JP S61119209 A JPS61119209 A JP S61119209A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- resin liquid
- processing
- knife
- liquid
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)技術分野
本発明は羽毛ふとん用生地(皮地)の加工法に関するも
ので、特に羽毛の抜は出しを防止するために合成樹脂液
を塗着するいわゆるダウンプルーフ加工の改良法に関す
るものである。
ので、特に羽毛の抜は出しを防止するために合成樹脂液
を塗着するいわゆるダウンプルーフ加工の改良法に関す
るものである。
(ロ)従来技術
従来、この種のふとん皮地にダウンプルーフ加工を施す
場合には、該生地を合成樹脂を溶解した加工液中に浸漬
してからローラにかけることにより塗着しているので、
生地の表衷両面に樹脂液が塗着され、生地が重くなるば
かりではなく、肌ざわりも悪くなって冷たい感じを与え
、風合も損ない、またコスト高となるなど種々の問題が
あった。
場合には、該生地を合成樹脂を溶解した加工液中に浸漬
してからローラにかけることにより塗着しているので、
生地の表衷両面に樹脂液が塗着され、生地が重くなるば
かりではなく、肌ざわりも悪くなって冷たい感じを与え
、風合も損ない、またコスト高となるなど種々の問題が
あった。
(ハ)発明の開示
本発明は極めて簡単な構成によって羽毛ふとん用生地の
片面に樹脂液を塗布することができるグランプルーフ加
工の改良法を提案するもので、連続的に繰出される羽毛
ふとん用生地の裏面全体にまず塗布用ローラによりダウ
ンプルーフ加工用樹脂液を塗着し、次いで該生地裏面を
上端部が該生地の移動方向にやや折曲した押込み用ナイ
フと該ナイフと若干の間隙を置いて対向し上端部が該生
地の移動方向と逆方向にやや折曲したしごき用ナイフの
と端辺に押圧接触せしめて、始めに上記押込み用ナイフ
によって該生地の織り日中に上記樹脂液を押込み、続い
て上記しごき用ナイフによって樹脂液を均一にしごいて
余分な樹脂液を取除くことを特徴とする羽毛ふとん用生
地の加工法に関するものである。
片面に樹脂液を塗布することができるグランプルーフ加
工の改良法を提案するもので、連続的に繰出される羽毛
ふとん用生地の裏面全体にまず塗布用ローラによりダウ
ンプルーフ加工用樹脂液を塗着し、次いで該生地裏面を
上端部が該生地の移動方向にやや折曲した押込み用ナイ
フと該ナイフと若干の間隙を置いて対向し上端部が該生
地の移動方向と逆方向にやや折曲したしごき用ナイフの
と端辺に押圧接触せしめて、始めに上記押込み用ナイフ
によって該生地の織り日中に上記樹脂液を押込み、続い
て上記しごき用ナイフによって樹脂液を均一にしごいて
余分な樹脂液を取除くことを特徴とする羽毛ふとん用生
地の加工法に関するものである。
次に、本発明法の一実施例を図により説明す16゜
(ニ)実施例
1は羽毛ふとんの皮地となるロール状の生地、2は下半
部を槽7内のダウンプルーフ加工用の合成樹脂液3に浸
漬されて回転自在の塗布用ローラで、順次繰出されて来
る生地lはまずこのローラ2上面との接触によって生地
裏面1a全体に樹脂液3が塗着される。
部を槽7内のダウンプルーフ加工用の合成樹脂液3に浸
漬されて回転自在の塗布用ローラで、順次繰出されて来
る生地lはまずこのローラ2上面との接触によって生地
裏面1a全体に樹脂液3が塗着される。
4は生地1の流れ方向に上端部をやや折曲4aせしめた
押込み用ナイフ、5は生地りの長れ方向とは逆方向に上
端部をやや折曲5aせしめたしごき用ナイフで1両ナイ
フ4.5はそれぞれ少なくとも生地lと同幅であり、生
地1の流れ方向と直角に配置され、両折−上端部4a、
5a間には若干の間隙を置き、該間隙直上には生地lと
同幅の抑圧ローラ6が両ナイフ上端部4a、5aを抑圧
接触するように配設されている。11は上記両ナイフ4
.5の下方に配置された受皿である。
押込み用ナイフ、5は生地りの長れ方向とは逆方向に上
端部をやや折曲5aせしめたしごき用ナイフで1両ナイ
フ4.5はそれぞれ少なくとも生地lと同幅であり、生
地1の流れ方向と直角に配置され、両折−上端部4a、
5a間には若干の間隙を置き、該間隙直上には生地lと
同幅の抑圧ローラ6が両ナイフ上端部4a、5aを抑圧
接触するように配設されている。11は上記両ナイフ4
.5の下方に配置された受皿である。
上記抑圧ローラ6の前方には生地lと少なくとも同幅の
シリコーン等の帯電性防1F効果を有する防水液塗布用
ローラ8が配置され、該ローラ8の 1上側には防
水液9の供給槽10が設けられていて、該ローラ8に防
水液9を連続的に供給してローラ8が常に防水液9を含
浸しているように構成されており、該ローラ8のさらに
前方には乾燥装置(図示せず)が配置される。
シリコーン等の帯電性防1F効果を有する防水液塗布用
ローラ8が配置され、該ローラ8の 1上側には防
水液9の供給槽10が設けられていて、該ローラ8に防
水液9を連続的に供給してローラ8が常に防水液9を含
浸しているように構成されており、該ローラ8のさらに
前方には乾燥装置(図示せず)が配置される。
しかして、連続的に繰出される生地1はまず前記のよう
に塗布用ローラ2によってその裏面1a全体に樹脂液3
が塗着され1次に押込み用ならびにしごき用ナイフ4,
5とその直上の抑圧ローラ6との間に送られる。ここに
おいて、樹脂液lを塗着された生地lは始めに押込み用
ナイフ4により生地1の織り日中に樹脂液1を押込み、
続いてしごき用ナイフ5によって樹脂液lを均一にしご
いて余分な樹脂液を取除く。
に塗布用ローラ2によってその裏面1a全体に樹脂液3
が塗着され1次に押込み用ならびにしごき用ナイフ4,
5とその直上の抑圧ローラ6との間に送られる。ここに
おいて、樹脂液lを塗着された生地lは始めに押込み用
ナイフ4により生地1の織り日中に樹脂液1を押込み、
続いてしごき用ナイフ5によって樹脂液lを均一にしご
いて余分な樹脂液を取除く。
次に、生#!l t*塗布用ローラ8によりその表面i
b全全体防水液?が塗布され、その後乾燥工程に送られ
るのである。
b全全体防水液?が塗布され、その後乾燥工程に送られ
るのである。
前記樹脂液lとしては、アクリル系、酢酸ビニール系1
両者の共重合体、メラミン尿素、ポパールなどが使用で
きるが、適度な柔軟性と強度ならびに皮膚への刺激も少
ないなど種々の長所を有するアクリル系樹脂が最も適し
ている。
両者の共重合体、メラミン尿素、ポパールなどが使用で
きるが、適度な柔軟性と強度ならびに皮膚への刺激も少
ないなど種々の長所を有するアクリル系樹脂が最も適し
ている。
なお、前記の前処理として、上記生地lの原糸には適当
な上撚りと下撚りを入れておき、この糸の染色後はta
taの太さを一定にするためにアルカリ処理を行なって
2〜3%の減量を行ない、バラツキをなくすようにして
おくとよく、また生地1の製織時における平滑性ならび
に前記樹脂加工を考慮して、糸の仕上げ加工の際には簡
単に洗い流すことができる非イオン系で7ニオン系の仕
上げ剤(OWF3〜5%)を使用するのが好ましく、さ
らに製織した生地のスリップ防+h加工を行なっ−r−
(OwF 1〜3%)*り目(メ”)シュ)t’均一に
保つようにしておくことが望ましい。
な上撚りと下撚りを入れておき、この糸の染色後はta
taの太さを一定にするためにアルカリ処理を行なって
2〜3%の減量を行ない、バラツキをなくすようにして
おくとよく、また生地1の製織時における平滑性ならび
に前記樹脂加工を考慮して、糸の仕上げ加工の際には簡
単に洗い流すことができる非イオン系で7ニオン系の仕
上げ剤(OWF3〜5%)を使用するのが好ましく、さ
らに製織した生地のスリップ防+h加工を行なっ−r−
(OwF 1〜3%)*り目(メ”)シュ)t’均一に
保つようにしておくことが望ましい。
(ホ)発明の効果
本発明法は以上のように構成され、極めて簡単な方法に
よって羽毛ふとん用生地の裏面のみにダウンプルーフ用
の樹脂液を塗布することができ、従来法のように生地表
面に樹脂液が塗布されることがないから、生地自体が軽
くなるばかりが生地表面の風合や肌ざわりも損なわれる
ことがなく、また樹脂液が生地の織り日中に押込まれて
いるので羽毛の抜出しは完全に防止され、保温性も保証
されるなど、製造コスト低廉にして種々の利点を有する
。
よって羽毛ふとん用生地の裏面のみにダウンプルーフ用
の樹脂液を塗布することができ、従来法のように生地表
面に樹脂液が塗布されることがないから、生地自体が軽
くなるばかりが生地表面の風合や肌ざわりも損なわれる
ことがなく、また樹脂液が生地の織り日中に押込まれて
いるので羽毛の抜出しは完全に防止され、保温性も保証
されるなど、製造コスト低廉にして種々の利点を有する
。
図は本発明方法を実施する装置の一例を示す説明図であ
る。 符号説明
る。 符号説明
Claims (4)
- (1)連続的に繰出される羽毛ふとん用生地の裏面全体
にまず塗布用ローラによりダウンプルーフ加工用樹脂液
を塗着し、次いで該生地裏面を上端部が該生地の移動方
向にやや折曲した押込み用ナイフと該ナイフと若干の間
隙を置いて対向し上端部が該生地の移動方向と逆方向に
やや折曲したしごき用ナイフの上端部に押圧接触せしめ
て、始めに上記押込み用ナイフによって該生地の織り目
中に上記樹脂液を押込み、続いて上記しごき用ナイフに
よって樹脂液を均一にしごいて余分な樹脂液を取除くこ
とを特徴とする羽毛ふとん用生地の加工法。 - (2)前記樹脂液はアクリル系の樹脂液である特許請求
の範囲第1項記載の羽毛ふとん用生地の加工法。 - (3)前記樹脂液を塗布された生地には防水液が塗布さ
れたのち乾燥工程に送られる特許請求の範囲第1項記載
の羽毛ふとん用生地の加工法。 - (4)前記樹脂液中には防水液が混合されてなる特許請
求の範囲第1項記載の羽毛ふとん用生地の加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23854284A JPS61119209A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 羽毛ふとん用生地の加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23854284A JPS61119209A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 羽毛ふとん用生地の加工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119209A true JPS61119209A (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=17031799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23854284A Pending JPS61119209A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 羽毛ふとん用生地の加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61119209A (ja) |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP23854284A patent/JPS61119209A/ja active Pending
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