JPS61119153A - 小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法 - Google Patents
小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法Info
- Publication number
- JPS61119153A JPS61119153A JP59239688A JP23968884A JPS61119153A JP S61119153 A JPS61119153 A JP S61119153A JP 59239688 A JP59239688 A JP 59239688A JP 23968884 A JP23968884 A JP 23968884A JP S61119153 A JPS61119153 A JP S61119153A
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- JP
- Japan
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- wheat germ
- solution
- soybean
- soybeans
- germ
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- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(−産業上の利用分野」
本発明は小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法に関する
ものであって、大豆を水とともに粉砕して得たゴ液に小
麦胚芽溶解液を混合し、これに凝固剤を加えて凝固させ
て豆乳製品を得るものであるが、大豆と小麦胚芽の混合
割合を規制することにより各種の特徴のある豆乳製品を
製造せんとするものである。
ものであって、大豆を水とともに粉砕して得たゴ液に小
麦胚芽溶解液を混合し、これに凝固剤を加えて凝固させ
て豆乳製品を得るものであるが、大豆と小麦胚芽の混合
割合を規制することにより各種の特徴のある豆乳製品を
製造せんとするものである。
「従来の技術」
従来、豆乳製品として代表的なとうふはその製造方法も
充分に知れ亘っているものであ) る・そ
してとうぶ(よ・一般的(:・そ0味(よ1炎白ではあ
るが味覚に勝れ、かつ植物タンパクとして消(ヒし易く
栄養価が高く、また近年はダイエツト食品として認識さ
れ人々に好まれるようになってきた。
充分に知れ亘っているものであ) る・そ
してとうぶ(よ・一般的(:・そ0味(よ1炎白ではあ
るが味覚に勝れ、かつ植物タンパクとして消(ヒし易く
栄養価が高く、また近年はダイエツト食品として認識さ
れ人々に好まれるようになってきた。
しかしこのとうぶ、すなわち大豆のみを唯−下デ
の原料として製造されるとうふは、その料生の仕方ある
いは飲食の仕方によってはその旨味に不足し、誰でもが
これに充分満足しているものとは限らないという事実、
またとうぶを製造するには豆乳に凝固剤として天然の二
ガリを混合して、と、うぶ状にこれを凝固させるが、こ
のニガリは凝固力が非常に強く、豆乳にこれを混合させ
ると、直ちに、凝固反応が起る。したがってその製造技
術が非常に難しく、必らずしも、常に均一で均質のとう
ぶを得ることはできず、またその熟成時間も短時間であ
るので旨味のあるとうぶを得ることが難しいという事実
もある。
いは飲食の仕方によってはその旨味に不足し、誰でもが
これに充分満足しているものとは限らないという事実、
またとうぶを製造するには豆乳に凝固剤として天然の二
ガリを混合して、と、うぶ状にこれを凝固させるが、こ
のニガリは凝固力が非常に強く、豆乳にこれを混合させ
ると、直ちに、凝固反応が起る。したがってその製造技
術が非常に難しく、必らずしも、常に均一で均質のとう
ぶを得ることはできず、またその熟成時間も短時間であ
るので旨味のあるとうぶを得ることが難しいという事実
もある。
なお前記天然の二〃りとは、塩中の副産物として得られ
るものであって塩化マグネシウムを凝固反応に使うもの
であるが、これに対し 111人工的な凝固
剤、すなわち硫酸カルシウムやグリコノーδ−ラクトン
は凝固反応が緩やかなため、とうぶを寄せることは容易
であるが、その反面味が天然のニガリを使って得たとう
ぶの旨味とは較べものにならない位これより劣る。
るものであって塩化マグネシウムを凝固反応に使うもの
であるが、これに対し 111人工的な凝固
剤、すなわち硫酸カルシウムやグリコノーδ−ラクトン
は凝固反応が緩やかなため、とうぶを寄せることは容易
であるが、その反面味が天然のニガリを使って得たとう
ぶの旨味とは較べものにならない位これより劣る。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明はこのような事実に鑑みて、従来のニガリを使っ
て得たものとひげをとらずこれよりさらに旨味があって
誰もから好かれ、そして製造が極めて容易な各種の豆乳
製品を製造せんとするものである。
て得たものとひげをとらずこれよりさらに旨味があって
誰もから好かれ、そして製造が極めて容易な各種の豆乳
製品を製造せんとするものである。
1問題点を解決するための手段」
本発明は大豆を粉砕して得たゴ液に、小麦胚芽溶解液を
混合し、かつ小麦胚芽溶解液を加熱することにより小麦
胚芽に含まれる酸化酵素を不活性化して胚芽臭を除き、
次いでこの剤を投入して凝固反応をなさしめるが、前記
ゴ液と小麦胚芽溶解液とを混合するに当って重量におい
てゴ液の大豆量100に対し小麦胚芽溶解液の小麦胚芽
の量を略1〜10、あるいは略51〜100、あるいは
略101〜150となして、揚げものの生地とか、プリ
ンの如きデザート製品あるいはドレッシングあるいはヨ
ーグルト代用品などの豆乳製品を得るものである。
混合し、かつ小麦胚芽溶解液を加熱することにより小麦
胚芽に含まれる酸化酵素を不活性化して胚芽臭を除き、
次いでこの剤を投入して凝固反応をなさしめるが、前記
ゴ液と小麦胚芽溶解液とを混合するに当って重量におい
てゴ液の大豆量100に対し小麦胚芽溶解液の小麦胚芽
の量を略1〜10、あるいは略51〜100、あるいは
略101〜150となして、揚げものの生地とか、プリ
ンの如きデザート製品あるいはドレッシングあるいはヨ
ーグルト代用品などの豆乳製品を得るものである。
「作 用」
前記せるように原液として豆乳のみを使用した場合、豆
乳製品としてその旨味に限度がある。本発明において大
豆を粉砕して得たゴ液に小麦胚芽溶解液を混合すること
によって豆乳の旨味をさらに増強し、その独特の旨味を
強調し、豆乳食品として高い風味を得ることができる。
乳製品としてその旨味に限度がある。本発明において大
豆を粉砕して得たゴ液に小麦胚芽溶解液を混合すること
によって豆乳の旨味をさらに増強し、その独特の旨味を
強調し、豆乳食品として高い風味を得ることができる。
また豆乳に小麦胚芽溶解液を加えて凝固させることによ
り、ニガリ(あるいは人工的の凝固剤■〉による豆乳の
凝固作用を抑制して、その間充分な熟成をなして均質な
旨味のある豆乳食品を得ることができる。
り、ニガリ(あるいは人工的の凝固剤■〉による豆乳の
凝固作用を抑制して、その間充分な熟成をなして均質な
旨味のある豆乳食品を得ることができる。
さらに混合せんとする小麦胚芽自体には所謂胚芽臭があ
って、これが各製品に悪影響を与え、その風味を却って
悪くすることが考えられる。したがって小麦胚芽の溶解
液からその胚芽臭の脱臭を行う必要がある。小麦胚芽溶
解液を加熱するということは、小麦胚芽に含まれる酸化
酵素を不活性化して胚芽臭を取除き、各製品の旨味への
悪影響がないようにするためである。
って、これが各製品に悪影響を与え、その風味を却って
悪くすることが考えられる。したがって小麦胚芽の溶解
液からその胚芽臭の脱臭を行う必要がある。小麦胚芽溶
解液を加熱するということは、小麦胚芽に含まれる酸化
酵素を不活性化して胚芽臭を取除き、各製品の旨味への
悪影響がないようにするためである。
本発明においてゴ液の大豆量と小麦胚芽溶解液の小麦胚
芽量との混合割合は重量において、大豆100に対し後
者は1〜150の割合でありこれを段階的に選択するこ
とにより各種の特徴のある豆乳製品を得ることができる
。
芽量との混合割合は重量において、大豆100に対し後
者は1〜150の割合でありこれを段階的に選択するこ
とにより各種の特徴のある豆乳製品を得ることができる
。
小麦胚芽溶解液の小麦胚芽混合割合を大豆100に対し
1−10の時は小麦胚芽の使用量が少なく、固液便用に
よる凝固豆乳に対する旨味の補給に稍々欠けるものはあ
るが、同溶解液妹 を使用しない場合よりは充
分にその旨味が補イ われる。このためこの生地はこれを始点して得る揚げも
のとして使用する。
1−10の時は小麦胚芽の使用量が少なく、固液便用に
よる凝固豆乳に対する旨味の補給に稍々欠けるものはあ
るが、同溶解液妹 を使用しない場合よりは充
分にその旨味が補イ われる。このためこの生地はこれを始点して得る揚げも
のとして使用する。
なおこの場合小麦胚芽は、通常の粉砕では小麦胚芽使用
の効果か少ないので、と(に微粉砕をなして得た溶解液
を用いる。
の効果か少ないので、と(に微粉砕をなして得た溶解液
を用いる。
大豆と小麦胚芽の混合割合を51〜100とする時は、
通常の粉砕でよいが、凝固反応の緩慢度が高くなると同
時に非常に柔軟であって旨味のある豆乳製品が得られる
。これは従来のとうぶより柔らかくプリンのようなデザ
ート新製品となる。
通常の粉砕でよいが、凝固反応の緩慢度が高くなると同
時に非常に柔軟であって旨味のある豆乳製品が得られる
。これは従来のとうぶより柔らかくプリンのようなデザ
ート新製品となる。
の量がゴ液量より超えるため、凝固反応が完了しても全
体がオートミル状となる。しかしこれは豆乳独特の旨味
が極めてよいのでドレッシングとか従来のヨーグルト代
用品として用いられる。
体がオートミル状となる。しかしこれは豆乳独特の旨味
が極めてよいのでドレッシングとか従来のヨーグルト代
用品として用いられる。
なお小麦胚芽溶解液混合割合が151以上の場合は最早
や豆乳の凝固は不可能となり豆乳製品としての価値はな
くなる。また大豆と小 I、。
や豆乳の凝固は不可能となり豆乳製品としての価値はな
くなる。また大豆と小 I、。
麦胚芽との混合比が11〜50の時は従来のとうふより
は較べものにならなし)位美味なとうぶ・実温′l^・ 本発明は、大豆を水と共に粉砕して得た所謂ゴ液に、先
ず、小麦胚芽を粉砕して得た小麦溶解液を混合せんとす
るものであるが、小麦胚芽は生胚芽でも加工胚芽でもよ
い。ここで加工胚芽とは加熱胚芽、微粉砕胚芽あるいは
胚芽乳のことである。
は較べものにならなし)位美味なとうぶ・実温′l^・ 本発明は、大豆を水と共に粉砕して得た所謂ゴ液に、先
ず、小麦胚芽を粉砕して得た小麦溶解液を混合せんとす
るものであるが、小麦胚芽は生胚芽でも加工胚芽でもよ
い。ここで加工胚芽とは加熱胚芽、微粉砕胚芽あるいは
胚芽乳のことである。
しかし風味の上からは、生胚芽が最も好ましいが、生胚
芽と加工胚芽とでは、その使用方法か多少異なるので次
にこれを説明する。
芽と加工胚芽とでは、その使用方法か多少異なるので次
にこれを説明する。
(1)生胚芽の場合
(a)小麦胚芽を95℃以上の熱湯で溶解し、粉砕機の
粉砕部に95℃以上の高温蒸気を送り、この蒸気の中で
粉砕して小麦胚芽の溶解液を得る。
粉砕部に95℃以上の高温蒸気を送り、この蒸気の中で
粉砕して小麦胚芽の溶解液を得る。
(b)小麦胚芽と95゛C以上の熱湯とを同時に粉砕部
に送りこの高温熱湯中で粉砕して溶解液を1与る 。
に送りこの高温熱湯中で粉砕して溶解液を1与る 。
(c)小麦胚芽を95℃以上の熱湯で溶解し、この高温
の溶解液を粉砕する。
の溶解液を粉砕する。
(d)小麦胚芽を大豆と混合し、これを粉砕して両者の
混合溶解液を得これを95℃以上に加熱して用いる。
混合溶解液を得これを95℃以上に加熱して用いる。
(2)加工胚芽の場合
(a)加熱胚芽の時は前記生胚芽の時と同様。
(b)微粉砕胚芽の時も同様である。
(C)胚芽乳の時は、ゴ液を煮沸しこれよりオカラ、ミ
シンをろ過して得ため豆乳に、同濃度に調節し加熱した
胚芽乳を混合して使用する。
シンをろ過して得ため豆乳に、同濃度に調節し加熱した
胚芽乳を混合して使用する。
このようにして得られた小麦胚芽の溶解液はゴ液と混合
して各種の豆乳製品を得るのであるが、その工程図を次
に示す。
して各種の豆乳製品を得るのであるが、その工程図を次
に示す。
:l)の(a)の場合
小麦胚芽−熱湯溶解一蒸気中で粉砕−溶解液大豆−−−
一一−−粉砕一一一−−−−ゴ液−−−一一一−−−−
−−混合−煮沸−ろ過−凝固−豆乳製品 l)の(b)の場合 小麦胚芽−熱湯中で粉砕 大豆−一一粉砕一−−ゴ液−−−−−゛ユ混合−煮沸−
ろ過−凝固−豆乳製品 (1)の(c)の場合 小麦胚芽−熱湯溶解−粉砕 大豆一一一粉砕一一−ゴ液−−−−−一混合一煮沸一ろ
過凝固−豆乳製品 (1)の(d)の場合 小麦胚芽 大豆−一−−二混合一粉砕一混合溶解液一煮沸一ろ過−
凝固−豆乳製品 (2)の(c)の場合 小麦胚芽乳−−−加熱濃度調整 大豆−粉砕−煮沸−ろ過−一一−′−混合一凝固一豆乳
製品 本発明においては、大豆より得たゴ液の大豆量100に
対し小麦胚芽溶解液または胚芽乳の小麦胚芽の量を重量
において1〜150の割合で混合し、これに硫酸カルシ
ウムなどの人工的′1 凝固剤、あるいは
天然の凝固剤すなわちニガリを用いて凝固させる。
一一−−粉砕一一一−−−−ゴ液−−−一一一−−−−
−−混合−煮沸−ろ過−凝固−豆乳製品 l)の(b)の場合 小麦胚芽−熱湯中で粉砕 大豆−一一粉砕一−−ゴ液−−−−−゛ユ混合−煮沸−
ろ過−凝固−豆乳製品 (1)の(c)の場合 小麦胚芽−熱湯溶解−粉砕 大豆一一一粉砕一一−ゴ液−−−−−一混合一煮沸一ろ
過凝固−豆乳製品 (1)の(d)の場合 小麦胚芽 大豆−一−−二混合一粉砕一混合溶解液一煮沸一ろ過−
凝固−豆乳製品 (2)の(c)の場合 小麦胚芽乳−−−加熱濃度調整 大豆−粉砕−煮沸−ろ過−一一−′−混合一凝固一豆乳
製品 本発明においては、大豆より得たゴ液の大豆量100に
対し小麦胚芽溶解液または胚芽乳の小麦胚芽の量を重量
において1〜150の割合で混合し、これに硫酸カルシ
ウムなどの人工的′1 凝固剤、あるいは
天然の凝固剤すなわちニガリを用いて凝固させる。
この場合、凝固剤は、豆乳とは凝固反応をするが小麦胚
芽溶解液とは反応を起こさず、したがってこの小麦胚芽
溶解液との混合によりて豆乳との凝固反応が抑制されて
反応が遅くなり緩慢となり、これによって豆乳製品製造
に必要な熟成時間が自から得られることになり美味な豆
乳食品を得ることができる。
芽溶解液とは反応を起こさず、したがってこの小麦胚芽
溶解液との混合によりて豆乳との凝固反応が抑制されて
反応が遅くなり緩慢となり、これによって豆乳製品製造
に必要な熟成時間が自から得られることになり美味な豆
乳食品を得ることができる。
小麦胚芽の旨味は、ニガリによって凝固した豆乳のもつ
旨味と仁カものであって、小麦胚芽による旨味は結果的
には凝固した豆乳の旨味を補い、その旨味をさらに強調
することになり風味豊かな豆乳製品となる。
旨味と仁カものであって、小麦胚芽による旨味は結果的
には凝固した豆乳の旨味を補い、その旨味をさらに強調
することになり風味豊かな豆乳製品となる。
凝固剤には前記のように天然の凝固剤の二ガリと人工的
の凝固剤とがある。
の凝固剤とがある。
本発明においては豆乳の凝固反応では理想的なニガリを
用いても、小麦胚芽の溶解液によってその反応速度が緩
和されるので、その反応が均一に充分なされ、その旨味
に勝れたダイエツト食品を得ることができる。
1.。
用いても、小麦胚芽の溶解液によってその反応速度が緩
和されるので、その反応が均一に充分なされ、その旨味
に勝れたダイエツト食品を得ることができる。
1.。
また人工的な凝固剤を使った場合は、小麦胚芽が凝固反
応をさらに抑制するため、豆乳全体の反応が極めてゆっ
(つと全体的に行わ4ぐ れるため自動的に充分熟成時間買得られることになり、
小麦胚芽に含まれる多くの糖質が豆乳に独特な旨味を補
いより風味のある豆乳製品となり、この味はニガリを用
いた豆乳の勝れた風味にも劣らないものとなる。
応をさらに抑制するため、豆乳全体の反応が極めてゆっ
(つと全体的に行わ4ぐ れるため自動的に充分熟成時間買得られることになり、
小麦胚芽に含まれる多くの糖質が豆乳に独特な旨味を補
いより風味のある豆乳製品となり、この味はニガリを用
いた豆乳の勝れた風味にも劣らないものとなる。
「発明の効果」
本発明は、小麦胚芽溶解液をゴ液に混合させることによ
り小麦胚芽溶解液は豆乳の凝固工程自体にはこれに関与
せず、むしろ凝固作用を抑制する方向に作用はするもの
の、その際小麦胚芽に含まれる多くの糖質が豆乳の独特
な旨味を補い風味のある豆乳製品を作ることができる。
り小麦胚芽溶解液は豆乳の凝固工程自体にはこれに関与
せず、むしろ凝固作用を抑制する方向に作用はするもの
の、その際小麦胚芽に含まれる多くの糖質が豆乳の独特
な旨味を補い風味のある豆乳製品を作ることができる。
したがって小麦胚芽溶解液を比較的少量使用しても豆乳
独特の旨味は増加するのでこの生地を始点などすること
により美味な揚げものを作ることができる。
独特の旨味は増加するのでこの生地を始点などすること
により美味な揚げものを作ることができる。
また小麦胚芽溶解液が豆乳の凝固作用を抑制することに
より、その製造の難しかったニガ・りとうぶの風味に似
た旨味を有する、豆乳食品をニガリその他の人工的凝固
剤を用いて誰でも容易に作ることができることになり、
しかもその凝固反応が緩慢となることと相まって豆乳の
熟成時間が充分に得られ、そして小麦胚芽に含まれる多
くの糖質か豆乳の独特な旨味を補い、かつその風味を強
調することになり極めて風味のある豆乳食品を作ること
ができる。
より、その製造の難しかったニガ・りとうぶの風味に似
た旨味を有する、豆乳食品をニガリその他の人工的凝固
剤を用いて誰でも容易に作ることができることになり、
しかもその凝固反応が緩慢となることと相まって豆乳の
熟成時間が充分に得られ、そして小麦胚芽に含まれる多
くの糖質か豆乳の独特な旨味を補い、かつその風味を強
調することになり極めて風味のある豆乳食品を作ること
ができる。
小麦胚芽と大豆との混合割合を大豆100に対して51
〜100とすることによって豆乳食品としての旨味に勝
れたプリンの如きデザート製品を得ることができるし、
さらにその混合割合を101〜150とすることにより
豆乳食品として旨味が極めてよく風味のあるドレッシン
グとかヨーグルト代用品を得ることができる。
〜100とすることによって豆乳食品としての旨味に勝
れたプリンの如きデザート製品を得ることができるし、
さらにその混合割合を101〜150とすることにより
豆乳食品として旨味が極めてよく風味のあるドレッシン
グとかヨーグルト代用品を得ることができる。
しかもこれら各製品は栄養分が高く植物質タンパクとし
て消化性に極めて勝れた美味な食品となる。
て消化性に極めて勝れた美味な食品となる。
Claims (5)
- (1)大豆を粉砕して得たゴ液に、小麦胚芽溶解液を混
合し、その際重量においてゴ液の大豆量100に対し小
麦胚芽溶解液の小麦胚芽の量を略1〜10となし、かつ
小麦胚芽溶解液を加熱することによって小麦胚芽に含ま
れる酸化酵素を不活性化して胚芽臭を取除き、次いでこ
のゴ液と小麦胚芽溶解液との混合液を蒸缶で煮沸ろ過の
上、これにニガリあるいは人工的の凝固剤を投入して凝
固反応をなさしめてこれを揚げものの生地となした小麦
胚芽を用いた豆乳製品の製造方法。 - (2)大豆を粉砕して得たゴ液に、小麦胚芽溶解液を混
合し、その際重量においてゴ液の大豆量100に対し小
麦胚芽溶解液の小麦胚芽の量を略 51〜100となし、かつ小麦胚芽溶解液を加熱するこ
とによって小麦胚芽に含まれる酸化酵素を不活性化して
胚芽臭を取除き、次いでこのゴ液と小麦胚芽溶解液との
混合液を蒸缶で 煮沸ろ過の上、これにニガリあるいは人工的の凝固剤を
投入して凝固反応をなさしめ、もってプリンの如きデザ
ート製品を得る小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法。 - (3)大豆を粉砕して得たゴ液に、小麦胚芽溶解液を混
合しその際重量においてゴ液の大豆量100に対し小麦
胚芽溶解液の小麦胚芽の量を略 101〜150となし、かつ小麦胚芽溶解液を加熱する
ことによって、小麦胚芽に含まれる酸化酵素を不活性化
して胚芽臭を取除き、次いでこのゴ液と小麦胚芽溶解液
との混合液を蒸缶で煮沸ろ過の上、これにニガリあるい
は人工的の凝固剤を投入して凝固反応をなさしめ、もっ
てドレッシングあるいはヨーグルト代用品を得る小麦胚
芽を用いた豆乳製品の製造方法。 - (4)小麦胚芽溶解液を95℃以上に加熱する特許請求
の範囲第1項ないし第3項記載の小麦胚芽を用いた豆乳
製品の製造方法。 - (5)小麦胚芽溶解液の濃度とゴ液の大豆溶解液濃度と
を同比率となした特許請求の範囲第1項ないし第3項記
載の小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59239688A JPS61119153A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法 |
US06/762,283 US4632839A (en) | 1984-09-03 | 1985-08-05 | Process for manufacturing soymilk products with wheat germs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59239688A JPS61119153A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119153A true JPS61119153A (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=17048431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59239688A Pending JPS61119153A (ja) | 1984-09-03 | 1984-11-14 | 小麦胚芽を用いた豆乳製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61119153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622024A1 (en) * | 1993-04-27 | 1994-11-02 | SITIA-YOMO S.p.A. | Yoghurt added with a prefermented cereals meal mixture in soja extract and process for preparing the same |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP59239688A patent/JPS61119153A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622024A1 (en) * | 1993-04-27 | 1994-11-02 | SITIA-YOMO S.p.A. | Yoghurt added with a prefermented cereals meal mixture in soja extract and process for preparing the same |
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