JPS61118832A - 操作手順案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は計算機を用いた情報処理システムの操作法を利
用者に知らせるための操作手順案内装置に関するもので
ある。

従来の技術 近年、情報処理システムの発展と普及により、専門家で
ない人々にも種々の機器が広く使われだすようになって
いる。従来は、利用者は専門家に限定されており技術的
知識も豊富なため、マニュアルの内容も技術的立場から
記述され多くの予備知識を必要としていた。非専門家に
情報処理システムが使われるようになると、非専門家は
技術的知識も乏しく、技術的内容よりも容易に理解でき
る操作法というものがマニュアルにおける重要な位置を
占めるようになってきた。このため、マニュアルは具体
的操作例に沿った図式のものが増え、さらに非文書化つ
まり電子化されるようになってきている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このように電子化されても、操作の説明は局所
的であり、操作と操作との組合せまたは一連の操作によ
って実現されるものについては適切な対応ができないと
いう問題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解消するもので、操作と操
作の組合せまたは一連の操作によって実現される機能に
ついて、その場に応じて適切な指示を提示できる操作手
順案内装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明の操作手順案内装置は、機器を使用する利用者が
要求する目的状態を検出する目的状態検出手段と、機器
の現在の状態から前記目的状態検出手段で検出された目
的状態までの状態遷移列を状態遷移情報を用いて探索す
る状態遷移列探索手列に変換する操作手順列変換手段と
を備えている。

作　　用 本発明は前記した構成により、利用者が要求する目的状
態を検出し、現在の状態から目的状態までの状態遷移列
を探索し、この状態遷移列を操作手順列に変換すること
により、現在の状態から目的とする状態までの操作手段
を利用者に提示することができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例における操作手順案内装置の
ブロック図を示すものである。第１図において、１は目
的状態検出手段、２は状態遷移列探索手段、３は操作手
順列変換手段、２０は状態遷移情報、３０は状態遷移情
報、１０は状態遷移情報２ｏ内に存在する目的状態を捜
すためのインデックス情報、６は利用者からの問合せの
だめの入力装置、７は操作手順の説明を行なうための出
力装置である。

第２図は、状態遷移情報２ｏの内容の例の一部を示す模
式図である。第２図において○は状態を表わし−は可能
な状態遷移を表わす。第２図の模式図をもとに内部表現
としては第３図のような形で記憶装置に格納される。第
３図において２１は状態（例えばＡ）、２２は遷移可能
な行先状態（例えばＡに対するＢ）、２３は状態に応じ
て付与されたキーワードＫ（例えばＡに対するに；、、
。

Ｋａ２・・・）である。

第４図は、第２図で示される状態遷移に対応する状態遷
移情報３ｏの一例であり、３１は状態遷移（例えばＡ−
ＢならＰａｂ）、３２は状態遷移手順（例えばＰａｂに
対するＭａｂ）である。

第６図は、第２図で示される状態に対応するインデック
ス情報１０の一例であり、１１はキーワードに′、１２
はキーワードに２３内にキーワードに’１１’ｉｉ持つ
状態２１の集合であり、第３図における状態２１．キー
ワードに２３に対する転置情報（逆情報）である。

以上のように構成された本実施例の操作手順案内装置に
ついて、第６図のフローチャートに沿って、以下その動
作を説明する。

（７）・・・・・・利用者から入力装置６を用いて間合
せ要求が行なわれる。

（イ）・・・・・・入力された間合せ情報からキーワー
ドを抽出する。

り）・・・・・インデックス情報１０内のキーワードに
′１１と（イ）で得られたキーワードを比較し、一致す
るキーワードに′１１に対応する状態集合１２　（Ｓｉ
ｊ）を求める。

に）・・・・・・０）で得られたキーワードが複数存在
する場合は、残りのキーワードについても同様の処理を
するためにり）に移る。

兵 （３）・・・・・・咬）で得られたすべての状態集合１
２に舛通して存在する状ｉｓ、をすべで求める。

以上（イ）〜（２）までが目的状態検出手段１の機能で
ある。今仮シに説明上、目的状態Ｓ、ｊが状態Ｅと求ま
ったとし、現状が状態Ａであるとする。

ψ）・・・・・・現状（状態Ａ）から探索を開始する。

に）・・・・・・状態遷移情報２０によって、探索途中
状態（カレント状態）・である状態２１から遷移可能な
行先状態２２を求める。

り）・・・・・・（１）で得られた行先状態２２が現在
探索中の経路の途中に存在するか、（イ）で行先状態２
２が得られなかった場合は探索を中止する。また、（至
）で得られた行先状態２２内に（３）で求められた目的
状態Ｓ、（状態Ｅ）が含まれている場合も解が得られた
ので探索の続行は不要となり終了する。

（２）１１．・・・カレント状態を（４）で得られた行
先状態２２に遷移させる。行先状態２２が複数存在する
場合、２個目以降は後回しされ、り）で探索が中止にな
ると、順次、新しいカレント状態として適用される。

（（ロ）・・・・・・例で後回しにされている行先状態
２２がなくなるまで（→〜（ト）の処理を繰返す。

（ト）・・・・・・（イ）で求まった目的状態Ｓ１ｊが
複数存在する場合は、残９の目的状態Ｓｉｊについても
同様に（２）〜僻）の処理を行なう。

以上（６）〜（支）までが状態遷移列探索手段２０機能
である。この説明の例ではＡ→Ｂ−Ｃ−Ｆ−にと経路が
求まる。

続いて、操作手順列変換手段３は （ａ・・・・・・■で求まった状態遷移列（Ａ−Ｂ−Ｃ
−’　−”　）？−（Ｐａｂ＝Ｐｂａ＝　Ｐａｆ−Ｐｆ
ｅ　）に変換し、さらに状態遷移情報３０ｉ用いて、状
態遷移ｐ、に対応する操作手順Ｍ１ケ求め、操作手順列
として順次出力装置７に出力する。経路が複数存在する
場合も、同様にすべて出力する。

以上のように本実施例によれば、操作に対応、する状態
遷移情報を持ち、要求される目的状態までの経路を求め
、その経路に従って操作説明を行なうことによって、そ
の場に応じた指示を適確に行なうことができる。

なお、本実施例では説明上、目的状態検出手段１、状態
遷移列探索手段２．操作手順列変換手段３の処理フロー
の一例について述べたが、処理の方法はこれに限るもの
ではない。また、操作手順列変換手段３は操作子順列全
出力装置７に出力せずに、状態遷移列探索手段２によっ
て求められた操作経路を利用者に代わって実行させる機
能を持たせることも可能である。

発明の効果 本発明の操作手順案内装置は、機器の操作と動作状態を
表わす状態遷移情報と、機器の操作に関する状態遷移情
報と、利用者の目的とする状態を検出する目的状態検出
手段と、機器の現状か　　　　　　〜ら目的状態に移行
するだめの状態遷移列を探索す餡啄態遷移列探索手段と
、状態遷移列を操作手順列に変換する操作手順列変換手
段とを設けることにより、利用者からの操作問合せに対
して、その場に応じた適確な操作手順を提示することが
でき、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における操作手順案内装置の
ブロック図、第２図は状態遷移情報の一例を示すチャー
ト図、第３図は第２図に示した状態遷移情報の記憶装置
に格納される状態を示す図、１・・・・・・目的状態検
出手段、２・・・・・・状態遷移列探索手段、１ｏ・・
・・・・インデックス情報、２０・・・・・状態遷移情
報、３０・・・・・・状態遷移情報、６・・・・・・入
力装置、７・・・・・出力装置、３・・・・・操作手順
列変換手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 Ｂ 第３図 第　４１１ 第　５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機器に対する操作と機器の動作状態との関係を表わす状
   態遷移情報と、前記状態遷移情報に示される操作に関す
   る操作手順説明情報と、機器を使用する利用者が要求す
   る目的状態を検出する目的状態検出手段と、機器の現在
   の状態から前記目的状態検出手段で検出された目的状態
   までの状態遷移列を前記状態遷移情報を用いて探索する
   状態遷移列探索手段と、前記状態遷移列探索手段によっ
   て求められた状態遷移列を前記操作手順説明情報を用い
   て操作手順列に変換する操作手順列変換手段とを備えた
   ことを特徴とする操作手順案内装置。