JPS61118316A - リンパ系移行性抗癌物質製剤 - Google Patents
リンパ系移行性抗癌物質製剤Info
- Publication number
- JPS61118316A JPS61118316A JP59237759A JP23775984A JPS61118316A JP S61118316 A JPS61118316 A JP S61118316A JP 59237759 A JP59237759 A JP 59237759A JP 23775984 A JP23775984 A JP 23775984A JP S61118316 A JPS61118316 A JP S61118316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anticancer substance
- cortisone
- heparin
- transmigration
- pharmaceutical preparation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はリン、e系移行性抗癌物質製剤に関する。
癌の手術療法は、はぼ極限に近い手技的進歩によって根
治的に切除されたと考えられる進行癌症例は極めて多数
になっているうしかしながら、その遠隔成績は手術手技
の進歩に比例して向上しているとは考え雄<、依然とし
血ぜ性転移又はリンIq行性転移による再発例が数多く
与られる。従って、この再発機転の一つであるす;/)
Q行性転移が抑制できれば、癌の治療効果は著しく改善
される。
治的に切除されたと考えられる進行癌症例は極めて多数
になっているうしかしながら、その遠隔成績は手術手技
の進歩に比例して向上しているとは考え雄<、依然とし
血ぜ性転移又はリンIq行性転移による再発例が数多く
与られる。従って、この再発機転の一つであるす;/)
Q行性転移が抑制できれば、癌の治療効果は著しく改善
される。
本発明者らは、先に膵のりンノ9管の間接造影法の研究
において、ヨード化ケシ油脂肪酸二5− k x ステ
ルヨリナルリヒオドールエマルゾヨンが膵内リンノ々行
への移行が長打で、組織障害がほとんどないことを見出
し、リンフ9系造影剤を開発した。
において、ヨード化ケシ油脂肪酸二5− k x ステ
ルヨリナルリヒオドールエマルゾヨンが膵内リンノ々行
への移行が長打で、組織障害がほとんどないことを見出
し、リンフ9系造影剤を開発した。
斯かる実情釦おいて、本発明者らは、もしこのリピオド
ールエマルゾコンに効力ヲ減弱させることなく抗癌物質
を安定く含有せしめることができるならば、リッツ9行
性転移を予防又は治療できるのではないかと考え、各種
抗癌物質のエマルション化を試み九。
ールエマルゾコンに効力ヲ減弱させることなく抗癌物質
を安定く含有せしめることができるならば、リッツ9行
性転移を予防又は治療できるのではないかと考え、各種
抗癌物質のエマルション化を試み九。
しかしながら、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルに
水と界面活性剤を加えて調製したWlO型エマルション
に単に抗癌物質を溶解し九場合には、組織障害が起ると
共に、9719行への移行にや\線点があつ九。
水と界面活性剤を加えて調製したWlO型エマルション
に単に抗癌物質を溶解し九場合には、組織障害が起ると
共に、9719行への移行にや\線点があつ九。
そこで、本発明者らは、かかる欠点を克服せんと鋭意研
究を行つ九結釆、これにへ、Q IJン及びコーチシン
を添加することにより、安定性がよく、組織障害性がほ
とんどなく、しかもリンノぐ行移行性の優れ九エマルシ
ョンが得られることを見出し、本発明を完成し友。
究を行つ九結釆、これにへ、Q IJン及びコーチシン
を添加することにより、安定性がよく、組織障害性がほ
とんどなく、しかもリンノぐ行移行性の優れ九エマルシ
ョンが得られることを見出し、本発明を完成し友。
従って、本発明は、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステ
ル、水及び界面活性剤より得らレルW/ Oitエマル
ショア1C,ヘノQす7、コーチシン及び抗癌物質を溶
解せしめ九すンノ々系移行性抗癌物質製剤を提供するも
のである。
ル、水及び界面活性剤より得らレルW/ Oitエマル
ショア1C,ヘノQす7、コーチシン及び抗癌物質を溶
解せしめ九すンノ々系移行性抗癌物質製剤を提供するも
のである。
本発明において使用される界面活性剤は、医薬品への添
加が許可されているものであることが必要であり、例え
ば& IJオキシエチレンオキシステアリン酸トリグリ
セライドcuIo−60,日光ケミカルズ社裏〕、ソル
ビタンセスキオレエート[80−15、日光ケミカルズ
社製〕等が挙げられる。
加が許可されているものであることが必要であり、例え
ば& IJオキシエチレンオキシステアリン酸トリグリ
セライドcuIo−60,日光ケミカルズ社裏〕、ソル
ビタンセスキオレエート[80−15、日光ケミカルズ
社製〕等が挙げられる。
本発明製剤を調製するには、ミード化ケシ油脂肪酸エチ
ルエステルに界面活性剤を加えて加温溶解し、これに、
ヘノ9リン、コーチシン及び抗癌物質の水溶液を加えて
攪拌してW10型エマルゾヨントスル。
ルエステルに界面活性剤を加えて加温溶解し、これに、
ヘノ9リン、コーチシン及び抗癌物質の水溶液を加えて
攪拌してW10型エマルゾヨントスル。
この場合水の童が多くなるとエマルションの粘度は余々
に増加し、水の蝋が約50−を趙えると逆に粘度は減少
していく。従って使用目的によって水の量は10〜90
−にxtJされる。へ、Qリン及びコーチシンの配合量
は、それぞれ10μ/d及び0.5119/g1tにな
るようにするのが好ましい。また抗癌物質としては何れ
のものも配合することができ、例えばアトレアマイシン
、ネオカルチノスタチン(NC8)等が好適なものとし
て挙げられる。
に増加し、水の蝋が約50−を趙えると逆に粘度は減少
していく。従って使用目的によって水の量は10〜90
−にxtJされる。へ、Qリン及びコーチシンの配合量
は、それぞれ10μ/d及び0.5119/g1tにな
るようにするのが好ましい。また抗癌物質としては何れ
のものも配合することができ、例えばアトレアマイシン
、ネオカルチノスタチン(NC8)等が好適なものとし
て挙げられる。
この抗癌物質の配合量は、使用する抗癌物質の治療有効
濃度によって決定され、例えばアトレアマイシンでは1
〜10叩/m、NC8では5〜100U/−が好ましい
。
濃度によって決定され、例えばアトレアマイシンでは1
〜10叩/m、NC8では5〜100U/−が好ましい
。
本発明展剤中において、へ、Q IJンは例えばアトレ
アマイシンと大きなコンプレックスを作りその変性を防
止することが明らかにされた。またへ、Q 177はそ
の抗凝固作用と共に清澄因子として抗癌物質を含んだ油
滴をリンノq管内に微行するのに寄与しているものと考
えられる。更にt7’t、コーチシンは局所の炎症抑制
作用によりリン、eの流れを促進するものと考えられる
。
アマイシンと大きなコンプレックスを作りその変性を防
止することが明らかにされた。またへ、Q 177はそ
の抗凝固作用と共に清澄因子として抗癌物質を含んだ油
滴をリンノq管内に微行するのに寄与しているものと考
えられる。更にt7’t、コーチシンは局所の炎症抑制
作用によりリン、eの流れを促進するものと考えられる
。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1
リビオドールウルトラフルイド〔ラボラドワール・ダル
ペ社の闇品名〕50−にHIO−600,9d、5O−
1538rIItを加え、加温溶解し、(L45μmの
4弗化エチレン樹脂製メンブランフイルタ−(Fluo
ropore :住友電気工業社製〕を用いて熱時F遇
する。
ペ社の闇品名〕50−にHIO−600,9d、5O−
1538rIItを加え、加温溶解し、(L45μmの
4弗化エチレン樹脂製メンブランフイルタ−(Fluo
ropore :住友電気工業社製〕を用いて熱時F遇
する。
戸液10tIItにハイドロコードン液〔メルク社製:
ハイドロコーチジン50η/Nt含有〕0.1r11を
及びIQOOtT/fntヘノ9す/ナトリウム水溶液
0.11Rtを加えて攪拌する。これくネオカルチノス
タチン20U/−又はり♂オドールウルトラフルイド8
0−の場合は、ネオカルチノスタチン水浴1(224μ
/d)1、0−を加え、直ちに超音波処理し、無菌操作
法によりW10エマルジョンとする。
ハイドロコーチジン50η/Nt含有〕0.1r11を
及びIQOOtT/fntヘノ9す/ナトリウム水溶液
0.11Rtを加えて攪拌する。これくネオカルチノス
タチン20U/−又はり♂オドールウルトラフルイド8
0−の場合は、ネオカルチノスタチン水浴1(224μ
/d)1、0−を加え、直ちに超音波処理し、無菌操作
法によりW10エマルジョンとする。
実施例2
ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル50wtKHI0
−60を0,9w1を及び80−15を3.8d加え、
加温溶解し、実施例1と同様にしてメンプランフィルタ
ー−過する。このF*l 0mK1000U、/dへノ
Qリンナトリウム注射液0.1111を及びハイドロコ
ードン液(実施例1と同じ)0.1dを加えて攪拌する
。
−60を0,9w1を及び80−15を3.8d加え、
加温溶解し、実施例1と同様にしてメンプランフィルタ
ー−過する。このF*l 0mK1000U、/dへノ
Qリンナトリウム注射液0.1111を及びハイドロコ
ードン液(実施例1と同じ)0.1dを加えて攪拌する
。
アトレアマイシン111P/−又はリビオドールクルト
ラフルイド5oIIIの場合は、アトレアマイシン(1
1,2η/−)1−を加え、超音波処理してW/Oエマ
ルションを得る。
ラフルイド5oIIIの場合は、アトレアマイシン(1
1,2η/−)1−を加え、超音波処理してW/Oエマ
ルションを得る。
実施例3
実施例1で得たネオカルチノスタチンのエマルション(
本発明品)並びに実施例1においてハイドロコードン液
及びヘノeリンナトリウム水溶g、を添加しないで調製
した比較品について、その効果を比較した結果は第1表
のとおりであろう 以下余白 手続補正書(自発) 昭和59年12月26日 1、 事件の表示 昭和59年 特許 ci第237759号2、 発明
の名称 リン/e系移行性抗癌物質製剤 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 )J′EC都板橋区舟渡2丁目8番16号名
称 株式会社 科 薬 代表者持塚 淘 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (υ 明細書中、第2頁第12行 「良性」とあるを 「良好」と訂正する。
本発明品)並びに実施例1においてハイドロコードン液
及びヘノeリンナトリウム水溶g、を添加しないで調製
した比較品について、その効果を比較した結果は第1表
のとおりであろう 以下余白 手続補正書(自発) 昭和59年12月26日 1、 事件の表示 昭和59年 特許 ci第237759号2、 発明
の名称 リン/e系移行性抗癌物質製剤 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 )J′EC都板橋区舟渡2丁目8番16号名
称 株式会社 科 薬 代表者持塚 淘 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (υ 明細書中、第2頁第12行 「良性」とあるを 「良好」と訂正する。
?) 同、第4頁第13行、第7頁第4行及び第8頁第
5行 rHIOJとあるを r4coJと訂正する。
5行 rHIOJとあるを r4coJと訂正する。
の) 同、第5頁第11行
rlOμ/11d」とあるを
rlOU/mJと訂正する。
(4)同、第7頁第5行
r38mJとあるを
r3.8dJと訂正する。
(団 同、第7頁最下行
「224μ/−」とあるを
Claims (1)
- 1、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル、水及び界面
活性剤より得られるW/O型エマルジョンに、ヘパリン
、コーチゾン及び抗癌物質を溶解せしめたことを特徴と
するリンパ系移行性抗癌物質製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237759A JPS61118316A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | リンパ系移行性抗癌物質製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237759A JPS61118316A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | リンパ系移行性抗癌物質製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61118316A true JPS61118316A (ja) | 1986-06-05 |
JPS6346043B2 JPS6346043B2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=17020027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237759A Granted JPS61118316A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | リンパ系移行性抗癌物質製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61118316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314522A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-23 | Shingo Nagamitsu | 化学・免疫学的抗癌物質製剤 |
JP2007075129A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Okayama Univ | 人工肘関節 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK497188A (da) * | 1988-09-07 | 1990-03-08 | Ernst Voss Fabrik A S | Stegeapparat, navnlig til grillstegning |
JPH0523171Y2 (ja) * | 1989-12-28 | 1993-06-14 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59237759A patent/JPS61118316A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314522A (ja) * | 1989-06-12 | 1991-01-23 | Shingo Nagamitsu | 化学・免疫学的抗癌物質製剤 |
JPH0543687B2 (ja) * | 1989-06-12 | 1993-07-02 | Shingo Nagamitsu | |
JP2007075129A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Okayama Univ | 人工肘関節 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6346043B2 (ja) | 1988-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |