JPS61118071A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS61118071A
JPS61118071A JP59238642A JP23864284A JPS61118071A JP S61118071 A JPS61118071 A JP S61118071A JP 59238642 A JP59238642 A JP 59238642A JP 23864284 A JP23864284 A JP 23864284A JP S61118071 A JPS61118071 A JP S61118071A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は入力画像信号をディジタルプリントに適した信
号に変換する画像処理装置、特に画像信号を特定の方法
で領域分割し、各領域毎に異なる処理を行なう画像処理
装置に関する。
[従来技術] 従来、この種の画像処理装置は、文字等の線画を鮮明に
表現し、写真等の連続調画像を階調性良く表現し、網点
原稿等のすでにドツトあるいは線等で与えられた画像を
階調性良く、かつモアレ等の画質劣化を発生させずに表
現することを目的としていた。これを行なうための方法
として、例えば電子通信学会画像工学研究資料IE83
−87、「文字、写真混在画像の網点化j等の報告が行
なわれている。
しかしながら、上記の報告の方法では入力された画像の
種類により画像信号をディジタルプリントに用いるドツ
ト配列に変換する際の方法を変更する必要がある等、ア
ルゴリズムがかなり複雑な為、実用上更に簡便な方法及
び装置が望まれていた。
[発明の目的] 本発明は上述従来例の欠点に鑑みなされたものでその目
的とする所は、単一の入力系でも単純なアルゴリズムと
実用的な装置規模で網点、写真等の多様な入力画像に対
し、自動的に良好な出力画像を得る事の出来る画像処理
装置を提供する事にある。
[実施例] 以下、図面に従って、本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の実施例のブロック図で、11は入力装
置(不図示)から送られてくる画像データ信号1を複数
ライン分蓄える事のできるバッファメモリ、12はバッ
ファメモリ11から送られてくる画像データ信号2に対
し、平滑化処理を行なう平滑化回路、13は平滑化回路
12から出力される1次元平滑比倍号3に対し、平滑化
処理を行なう平滑化回路、14は平滑化回路13から出
力される2次元平滑化性号4を複数ライン分蓄えるバッ
ファメモリ、15はバッファメモリ14から送られる2
次元平滑比倍号5に対し、エツジ抽出処理を行なうエツ
ジ抽出回路、16はエツジ抽出回路15から出力される
エツジ信号6を用いてエツジ領域の判定を行なう領域判
定回路、17はバッファメモリ11から送られる画像デ
ータ信号7とバッファメモリ14から送られる2次元平
滑比倍号8をデータとし、領域判定回路16から送られ
る領域信号9に従って異なる処理を行なう出力処理回路
である。
まず、入力された画像データ信号1は、バッファメモ1
)11に蓄えられ、バッファメモリ11は必要なデータ
2を平滑化回路12に送り出す、平滑化回路12は積和
演算を行ない、ライン方向、つまり副走査方向に平滑化
された1次元平滑比倍号3を出力する。1次元平滑比倍
号3は平滑化回路13により主走査方向に平滑化され、
2次元平滑化性号4となってバッファメモリ14へ送ら
れる。
/<ラフアメモリ14は2次元平滑化性号4を蓄え、次
段のエツジ抽出回路15で必要となる2次元平滑比倍号
5を送り出す、エツジ抽出回路15は送られてくる2次
元平滑比倍号5を用いて積和演算を行ない、エツジ信号
6を出力する。エツジ信号6は領域判定回路16へ送ら
れ、領域判定回路16はエツジとみなされる画素の数を
計数することで エツジ領域と非エツジ領域を区別する
領域判定信号9を生成する。
出力処理回路17は領域判定信号9と同期した画素の信
号となるようにバッファメモリ11及び14で同期調整
された信号7及び8を用いて、領域判定信号9に基づい
てその領域に適した処理を行なわれた信号を選び出力信
号10を生成する。
第2図は、バッファメモリ11と平滑化回路12の構成
を説明する図である0図中20乃至29は1ライン分の
遅延を行なう遅延素子で、これらによりバッファメモリ
11が構成されている。
入力された画像データ信号1は、係数kOと掛は合わさ
る。また1ライン分遅延されたデータは係数klと掛は
合わされる。同様に2.3,4゜5・・・ライン分遅延
されたデータは係数に2 。
k3 、kc4.ks・・・と掛は合わされ、こうして
10ライン分遅延されたデータまでの1ライン毎の11
個のデータと対応する11個の係数の積が求められる。
これら11個の積は加算器201により総和を求められ
、1次元平滑化信号3として出力される。ここで、係数
koNkloの値は1/38 。
2/36.3/38.4/38.5/38.8/38.
5/38.4/38゜3/38.2/38.1/3Bで
ある。
こうして、副走査方向の11画素の平滑化が行なわれる
。実際のバックアメモリ11は遅延素子を用いなくとも
、後述する様にランダムアクセスメモリ(RAM)を用
いてアドレス制御により1ライン毎の画像データ信号を
平滑化回路12へ送り出し、平滑化回路12では係数と
の乗算と累積加算を繰り返すことで上記の動作を行なっ
ている。
第3図は平滑化回路13の動作を説明するための図であ
り、30乃至39のDは1画素遅延回路である。
入力された1次元平滑化信号3は係数fLoと掛は合わ
される。また1画素分遅延されたデータは文1と掛は合
わされる。同様に2.3,4.5・・・画素分遅延され
たデータは文2.13.文4゜文5・・・と掛は合わさ
れ、10画素分遅延されたデータまでの1画素毎の11
個のデータと対応する11個の係数の植が求められる。
これら11個の積は加算器301により総和が求められ
、2次元平滑化信号4として出力される。ここで、係数
MoN1zoは1/38.2/313.3/36.4/
313.5/38゜8/38.5/38.4/38.3
/36.2/36.1/38である。こうして主操作方
向の11画素の平滑化が行なわれる。
実際には10画素分の遅延素子の代りにRAMが用いら
れ、アドレス制御により1画素毎に選び出した1次元平
滑化信号と係数との乗算と乗算結果の累積加算を繰り返
すことで上記の動作を行っている。
以上説明した平滑化回路12と平滑化回路13とは市販
されている乗算累積器用のL S’ Iを用いても簡単
に構成することができる。
第4図はバッファメモリ14とエツジ抽出回路15とを
表し、それらの動作を説明するための図である0図中、
3H−3と示しであるのは(3う゛ イン分の画素数−
3)の遅延を意味する。
2次元平滑化性号4は順次遅延回路を通り各遅延回路を
通った信号は夫々jo、・・・、j4の係数と掛は合わ
せられ、加算器401に入力し和をとられる。係数jo
、・・・、j4は夫々−1、−1。
4、−1.−1である。これらの係数を用いる事により
エツジ抽出処理が成され、加算器401からはエツジ強
調されたエツジ信号6として出力される。
バッファメモリ14も前述のバッファメモリ11、平滑
化回路内の遅延素子と同様にRAMなどで構成できる。
そこでより具体的な回路を示してRAMなどのメモリを
用いて平滑化、エツジ抽出を行う様子を説明する。第5
図はそれらの回路の典型例である。
図中、71は第2図の20〜29、第3図り3O〜39
又は第4図の50〜53に相当するRAMである。72
は同じ(ko−kzo 、lo〜文10+jo−jaの
各係数を格納するリードオンリメモリ(ROM)でその
アドレス信号を係数アドレスとする。
73はデータと係数の乗算を行う乗算器であり、ROM
でも構成可能である。データは第2図の画像データ信号
1、第3図の1次元平滑比倍号3又は第4図の2次元平
滑化性号4に相当する。
74は累積加算を行うための加算器であり、75は加算
した結果を一時格納するレジスタである。
RAM71はXアドレス、Yアドレスによって7ドレツ
シングされる。第2図のバックアメモリ11を例にして
説明する。RAM71は10ライン分のメモリ容量が必
要であり、画像データ信号1はその書き込みに際しては
Xアドレス(例えば主走査方向アドレス)、Yアドレス
(副走査方向アドレス)を画素クロックに同期させて順
次カウントアツプしながらRAM71に書き込まれる。
一方、1画素クロックの時間内にYアドレスを順次カウ
ントアツプさせれば、各遅延素子20〜29内のXアド
レスで指定されたのいずれかの出力を順次取り出せる。
同時にYアドレスのカウントアツプに同期させて係数ア
ドレスもカウントアツプさせれば順次ko”ktoを取
り出せる。これらを乗算器73に入力して係数倍される
0乗算器73の出力は加算器74に入力される。
加算器74の他の入力はレジスタ75の出力である。加
算器74へ送られる、レジスタ75は初期状態としてO
にクリアされており、その後、レジスタ75の内容と乗
算器73から出力された積とが加算器74で足し合わさ
れ、加算結果がレジスタ75に再び格納される。こうし
てko〜kloに対応する累積加算が実現される。上述
の説明では第2図のバッファメモリ11と平滑化回路1
2に第5図の回路を適用した場合について説明したが、
第3図、第4図の回路に適用する場合にもXアドレス、
Yアドレスの生成制御、係数を与えるためのROM72
の内容を異らせるだけでよい。
本実施例は2次元方向に対し平滑化、エツジ抽出を行う
ものであるが、以下の説明では簡単のため1次元信号と
して取り扱う。
第6図(a) 〜(c) 、第7図(&) 〜(C)、
第8図(a)〜(C)はそれぞれ写真等の連続調画像、
文字等の線画像及び網点画像を入力した場合に画像デー
タ信号l、2次元平滑花信号4、エツジ信号6の周波数
分布を示したものである。
又、第9図(a)〜(C)、第10図(a)〜(C)、
第11図(a)〜(c)は同様にそれらの実空間で示し
たものである。
各図の特徴を説明すると、第6図(a)は写真等の為低
周波数側に偏っている。第7図(a)は文字等の入力の
為エツジ部分の寄与により高周波域まで比較的均等に分
散している。第8図(&)は低周波側の山と網点の持つ
周波数で変調された結果である高周波側の山との複数の
山を持っている。第6図(b)、第7図(b) 、、第
8図(b)は平滑化回路12と平滑化回路13で処理さ
れた後の2次元平滑花信号4の周波数分布を示したもの
である。
平滑化回路12及び平滑化回路13は第2図、第3図よ
りわかる通り、ディジタルフィルタであり前述した係数
ki、見i (i=1・・・10)を用いたためにロー
パスフィルタとしての特性を持っている。従って、画像
データ信号lは平滑化回路12.13により、高周波成
分が減少し、ポケた画像となっている。又、第8図(b
)に示したように網点画像は平滑化により、変調による
山がなくなり、はとんど通常の連続調画像に復元されて
いる。
第6図(C)、第7図(C)、第8図(C)はエツジ抽
出回路15で処理された後のエツジ信号6の周波数分布
を示したものである。エツジ抽出回路15もディジタル
フィルタであり、係数ji(i=1・・・10)を用い
ることでバイパスフィルタの特性を持っている。従って
エツジ信号6は2次元平滑花信号4の低周波数成分を減
少させ、高周波数成分を増加させた信号となる。
ここで、2次元平滑花信号4はすでに高周波成分を減少
させられた信号であり、特定の値より高い周波数成分は
ほとんど0であるから、平滑化回路12.13とエツジ
抽出回路15を組み合わせる事により、バンドパスフィ
ルタとしての特性を持つようになっている。
第6図(C)、第7図(C)、第8図(c)はそれぞれ
第6図(a)、第7図(a) 、 tiIJ8図(a)
画像データ信号を入力とした場合のエツジ信号6の周波
数分布図である。第6図(C)、第8図(c’)に示し
たように連bl調画像、網点画像を入力画像とした場合
にはエツジ信号6はほとんどOとなり、第7図(C)に
示したように文字画像やエツジ部分に対してのみ振幅を
持つようになる。
以上の変化を実際の信号を用いて示した図が第9図(a
) 〜(c) ・・・第11図(L) 〜(C)である
、これらの図と第6図(a)〜(C)、第7図(&)〜
(C)、第8図(a)〜(C)との対応は同じである。
第9図(&)〜(C)・・・第11図(a)〜(C)に
ついて説明する。
画像データ信号1は平滑化により、その画調に応じて高
周波数成分が減衰して第9図(b)、第10図(b)、
第11図(b)の様にポケた信号となる。またエツジ抽
出により、低周波数成分が減衰し、エツジ信号6は第9
図(C)、第10図(C)、第11図(c)の如くなる
。これらは正と負の両方の値を取り得る。
第12図(a)は、領域判定回路16の構成を示したブ
ロック図である。以下の説明ではエツジ信号6として前
述のエツジ信号6の絶対値を用いるものとする0図につ
いて説明するとエツジ信号6と閾値上とをコンパレータ
81で比較し閾値1以上の画素信号をエツジとして判定
し1ビツトのエツジ候補点信号18を出力する。そして
エツジ候補点信号18を領域内計数回路82で計数し、
その計数値を所定の数、即ち閾値2とで比較してその計
数した領域内の判定を行なう。
コンパレータ81は実際には不図示のROMとコンパレ
ータとで構成される。ここで、ROMは信号6の絶対値
をとる目的のものである。第12図(b)は領域内計数
回路82の構成を示したもので、84はmライフ分の画
素数分だけ遅延させる遅延素子で構成されている。84
内の遅延素子は必要なライン数分だけエツジ候補点信号
18を遅延し、n×m画素の矩形部分に対応する信号8
6をエンコーダ85に出力する。エンコーダ85は当該
画素を含むn×m画素内のエツジ候補点数信号19、即
ちn×m画素内のエツジの数を出力する。エツジ候補点
信号18が入力する度にエツジ候補点数信号を出力すれ
ば、画像データ信号1をn×mのマスクで1画素毎に仕
切った時のエツジ候補点数信号19の分布図が得られる
。エンコーダ85はメモリ又は論理回路で構成されてい
る。
第12図(a)のコンパレータ83はエツジ候補点数信
号19と閾値2とを比較し、1ビツトの領域判定信号9
を出力する。
i13図(a) 〜(C) 、第14図(a)〜(C)
は領域判定回路16における信号の変化を5×5画素の
領域で2次元的に示した図である。
図中、第13図(a)は連続調画像または網点画像にお
けるエツジ候補点信号18、第14図(a)は文字また
はエツジ部分におけるエツジ候補点信号18の様子を示
したものである。
エツジ候補点信号18はエツジ信号6の絶対値を閾値処
理したもので、例えば、第9図(C)、第10図(C)
、第11図(c)に示されたエツジ信号6を図中の点線
で示した閾値(閾値1)で2値化し、絶対値が小ならば
、0(白抜き)、大ならば1(斜線)とする様にして得
られたものを図式化したのが第13図(a)、第14図
(a)である、第9図(a) 〜(c)−L 1図(a
)〜(C)からも解る様に、エツジ候補点信号18が1
となるのはエツジ画像周辺の画素に集中し、連続調や網
点画像に対してはほとんどの画素に対してOとなるので
、1となる画素があっても孤立したものとなる。第13
図(a)の孤立した点部分はノイズと考えられる。
以下、領域判定を図式的に説明する為に、コンパレータ
81で設定するn×mの矩形領域を第15図に示される
ように3×3画素とする。エツジ候補点数信号19の分
布図は第13図(a)又は第14図(a)に示された5
X5の画像領域に第15図の3×3の矩形領域の中心を
5×5の端から順に重ね合わせ、その中にいくつ黒(エ
ツジ候補点)があるかを数えることで得られる。このよ
うにして得られたのが第13図(b)及び第14図(b
)である。
第13図(C)、第14図(C)は第13図(b)、第
14図(b)のエツジ候補点数信号19を例えば閾値=
4(前述の閾値2)で2値化し、4以上なら1(斜線=
黒)、4未満ならO〔白抜き一白〕とした場合の領域判
定の結果を示している。図かられかる通り、この回路に
より工フジ中の白抜けや、連続調画像中の孤立エツジ部
分をなくす事ができ、エツジ領域と非エツジ領域の領域
判定が行なえる。
第16図は、出力信号処理回路17のブロック図である
。加算器101は、バッファメモリ11からの画像デー
タ信号7とバッファメモリ14がらの画像データ信号8
とを領域判定信号9と同期させながら減算する。1o2
は加算器101の出力信号105と画像データ信号7を
加算する加算器、103は領域判定信号9に応じて、2
次元平滑化値号8と加算器102の出力信号1o5との
どちらかを選択して出力信号1oを出力するスイッチで
ある。
加算器101は画像データ信号7から高周波成分の減衰
した2次元平滑化値号8を減算することで高周波成分の
信号104のみを出力する。加算器102は高周波成分
の信号104を画像データ信号7に加えることで高周波
域の強調されたエツジ強調信号105を出方する。ここ
で、エツジ強調信号105は高周波成分の信号104を
定数倍して画像データ信号7に加える事でエツジの強調
度合を調整する事が出来る。スイッチ103は領域判定
信号9が1ならばエツジ強調信号105を出力信号10
とし、領域判定信号9が0ならば2次元平滑化値号8を
出力信号1oとする。
従って、出力信号lOはエツジ部分に対してはエツジを
強調した信号となり、網点入力画像に対しては、平滑化
により網点をなくした信号となる。第17図(a)〜(
c)は第9図(a)、第10図(a)、第11図(a)
に夫々示された入力信号1に対する出力信号10を図示
したものである。なお、写真フィルムの粒状性によるノ
イズ 。
等は孤立したエツジとなる為に、前述したように領域判
定回路16によりエツジ部分ではないと判断される。従
って本発明による回路ではノイズ部分は平滑化されるこ
ととなる。
第18図は前記実施例の領域判定部分の他の構成例で、
図中、121は入力される画像データ信号1に対し、特
定の周波数成分を抽出するバンドパスフィルタ、122
の領域判定回路は第1図中の領域判定回路16と同様の
ものである。バンドパスフィルタ121は前記実施例と
同様に平滑化回路とエツジ抽出回路により構成されるが
、この場合には平滑化回路゛とエツジ抽出回路の順序は
任意で良いこととなる。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明の画像処理装置を用いれば、
平滑化手段とエツジ抽出手段と領域判定手段とにより、
良好なエツジ領域の抽出と領域の判別が行なえ、領域の
判別によりエツジ強調した信号と平滑化した信号とを選
択して出力する事により網点画、階調画像及び線画等を
含む入力画像を画質劣化する事なく再生復調する事が出
来る。
特にモアレ等の画質劣化をなくす効ちと、写真用フィル
ムの粒状性ノイズを平滑化する効果と、文字或はエツジ
を鮮明に出力する効果がある。
また、実施態様によればバンドパスフィルタを平滑化回
路とエツジ抽出回路とにより構成する事で領域判定の中
間過程で平滑化画像が得られ、領域判定と平滑化を独立
に行なう無駄を省く事ができる。
また、平滑化手段を2つの平滑1ヒ回路に分割し、最初
にライン方向の平滑化を催なう車によリ、出力時の位置
合わせのための/くラフアメモリと平滑化のためのバッ
ファメモリを兼用することができ、メモリ容量の少量化
を達成する事が出来るとともに、2次元平滑化を1度に
行なう場合に比べて計算量を大幅に減少させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像処理装置の一実施例のブロック図
、 第2図はバッファメモリ11と平滑化回路12のブロッ
ク図、 第3図は平滑化回路13のブロック図、第4図はバッフ
ァメモリ14とエツジ抽出回路15のブロック図、 第6図(a) 〜(c) 、第7図(a) 〜(c) 
。 及び第8図(a)〜(C)は平滑化回路12゜13、エ
ツジ抽出回路15による信号の変化を周波数分布で示し
た図、 第9図(a)〜(C)、第10図(a)〜(C)、第1
1図(a)〜(C)は同じ信号の変化を信号レベルで示
した図、 第5図は平滑化回路12,13、エツジ抽出回第124
−席領域内係数回路82の構成図、第13図(a) 〜
(c) 、第14図(a)(C)は領域判定回路16内
での信号の変化を牙、した図、 第15図は設定領域の大きさを示した図、第16図は出
力処理回路17の構成図、第17図(a)〜(C)は本
実施例の出力信号を示した図、 第18図は領域判定回路の他の実施態様の構成図である
。 図中、11.14・・・バッファメモリ、12,13・
・・平滑化回路、15・・・エツジ抽出回路、16・・
・領域判定回路、17・・・出力処理回路である。 第1図 第4図 第5図 第6図 (a)    (b)    (C) 第7図 (a)    (b)    (c) 第8図 (0)    (b)    (C) 第9図 第10図 第11図 第12図 (0) (a )          (a )(b)    
     (b) (c)         (c) 第15図 餐淀迂千瀬懺゛

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の画像信号を平滑化する平滑化手段、平滑化
    された第2の画像信号からエッジ抽出するエッジ抽出手
    段、エッジ抽出された第3の画像信号をn×m画素の大
    きさのブロックに分割し該ブロック内の像域を判定し該
    判定結果を出力する像域判定手段及び前記判定結果に応
    じて第1の画像信号と平滑化された第2の画像信号とに
    所定の処理を加える処理手段とを備えた画像処理装置。
  2. (2)平滑化手段は第1のバッファメモリと第2のバッ
    ファメモリとを備える事により主走査方向と副走査方向
    の2方向で平滑化する事を特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像処理装置。
  3. (3)像域の判定はブロック内の第1の閾値以上の第3
    の画像信号の画素数を計数し、該計数値と第2の閾値と
    の大小から行う事を特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の画像処理装置。
  4. (4)処理手段は第1の画像信号から第2の画像信号を
    減じた第4の画像信号を定数倍し第1の画像信号に加え
    た第5の画像信号と第2の画像信号のいずれかの選別を
    像域判定手段の判定結果に応じて行う事を特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627192B2 (en) 2004-07-07 2009-12-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Differentiating half tone areas and edge areas in image processing

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115975A (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像判別装置

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JPH088637B2 (ja) 1996-01-29

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