JPS61117926A - デ−タ送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、無線を用いたデータ送信装置に係り。

特に送信出力の制御に関するものである。

〔従来技術〕

無線を使用して、ディジタルデータを各局間または各局
とステーション（基地局）間で伝送するデータ送信装置
は、内部にデータ変換回路、送信回路、受信回路等を有
し、ディジタル信号を一旦アナログ信号に変換して他局
へ送信し、他局から電波をアンテナを介して受信してデ
ータの授受を行っている。例えばデータ送信装置を電子
腕時計内に設け、工場等の同一敷地内で電子腕時計同志
或いは電子腕時計とホストコンピュータ等との間でデー
タの授受を行うことが考えられている。

従来、このようなデータ送信装置において、ディジタル
データを送信する場合、送信出力の調整は受信局の位置
を判断して、自己の送信装置と受信局との距離とに見合
った出力ワット数をマニアルで関節することにより行わ
れている。

〔従来技術の問題点〕

上述のような従来のデータ送信装置においては。

受信局にデータを確実に伝達するため、ボリュウム等を
調整して、必要以上の出力でデータ送信されるため、デ
ータ送信装置に無駄な消貿電力を必要とする。また、送
信者の不注意等により送信出力が不足している場合には
、何度も送信を繰り返したり、外部ノイズ等の影響を受
け、誤ったデータが受信局に送信される問題も発生する
。

〔発明の目的〕

本発明は上記従来の欠点に鑑み、少ない消費電力によっ
て確実でしかも効率良く送信データの伝送を行うことを
可能にしたデータ送信装置を提供することを目的とする
ものである。

〔発明の要点〕

本発明は上記目的を達成するために、ディジタルデータ
を電波信号に変換する送信手段と、電波信号をディジタ
ルデータに変換する受信手段と。

前記送信手段に入力するディジタルデータと同一データ
を一時記憶する記憶手段と、該記憶手段の出力信号と前
記受信手段の出力信号とを入力し両信号が一致しない時
不一致信号を出力する比較手段と、該比較手段の不一致
信号によって前記送信手段の出力の大きさを制御する出
力制御手段とを有することを特徴とする。

〔発明の作用〕

前記要点は、前記比較手段に入力する両信号を前記受信
手段が受信するごとに比較し１両信号が不一致の際前記
出力制御部を介して前記送信部の送信出力を順次増加し
、効率良くデータ伝送を行うものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の実施例について図面を参照しながら詳述
する。

第１図は１本発明のデータ送信装置を内蔵した電子腕時
計の斜視図であり、この腕時計からの送信データが受信
局（受信装置）に送られるようになっている。。

同図において、１は液晶表示部であり、２はキーボード
である。液晶表示部１は羽×印ドツトのマトリクス配列
された液晶表示素子により構成され１時刻、送信データ
、受信データ等が表示される。キーボード２は４×４の
タッチ電極で構成され、初期時刻設定、アラーム時刻設
定、送信データの入力等が行われる。

また、キーボード２の側面にはモード切換スイッチＳ１
と入力切換スイッチＳ２が設けられ、モード切換スイッ
チＳＩを操作することにより、電子腕時計を時計モード
として用いるか、データ送信モードとして用いるか、デ
ータ受信モードとして用いるか等がサイクリックに選択
され、入力切換スイッチＳ２を操作することにより、キ
ーボード２のそれぞれのタッチキーを数字人カキ−とし
て用いるか、アルファベットキーのいずれを用いるか等
が選択される。さらに１表示部１の側面にはパワー調整
スイッチ３．とアンテナ４が設けられ、パワー調整スイ
ッチ３を操作することにより。

送信出力の始期値が設定され、アンテナ４はデータを送
信する際、他局へ電波を発信し、また、他局から電波を
受信するものである。

第２図は電子腕時計内の回路ブロックを示す図である。

同図において、５は基準信号発振器６は分周兼タイミン
グ回路、７は制御部、２０はキーボード２、スイッチＳ
ｌ、３２．パワー調整スイッチ３等のキー人力部である
。水晶振動子等で構成される発振器５の高周波信号は分
周兼タイミング回路６に出力され１分周兼タイミング回
路６で高周波信号は分周され、各種タイミング信号が出
力されると共にＩ　Ｈｚの信号が制御部７に出力される
。制御部７では、前述のモード切換スイッチＳ１が操作
されて時計モードが選択されている際にはデータ記憶部
（ＲＡＭ）８から時刻情報を読み出し表示部１で現在の
時刻表示を行う。

一方、データ送信部は制御部７．データ変換部９．１２
．送信部１０．受信部１１．比較判断部ている。

キー人力部２０の入力切換スイッチＳ＋を操作すること
により、制御部７が送信モードに選択され、キー人力部
２０のキーボード２の操作によりＲＡＭａ内にデータ例
えば打合せ時刻や伝言内容が記憶される。そしてキーボ
ード２の送信スイッチ２ａ（第１図）が操作されるとＲ
ＡＭ８の内容が、制御部７を介してデータ変換部９及び
一時記憶部１４に出力される。データ変換部９では入力
したディジタルデータをアナログデータに変換すると共
に送信用の送信データに変換して、送信部１０に出力し
、一時記憶部１４では入力したディジタルデータを一旦
ランチする。送信部１０では入力したアナログデータを
送信部１０内の増幅率可変アンプｌＯａで後述するＤ／
Ａコンバータ１６の出力信号に従って増幅し、増幅され
た送信データはアンテナ４から図示していない受信装置
に向けて発信される。

一方、受信装置では、上記腕時計からの発信信号を受信
した時は、直ちに受信信号と同一の信号を腕時計に向け
て送信するようになっている。この送信信号をアンテナ
４が受信すると、その受信信号は受信部１１に入力され
、データ変換部１２に出力される。データ変換部１２で
は受信されたアナログデータをディジタルデータに変換
すると共に制御部７．比較判断部１３に出力する。

これにより制御部７から比較判断部１３に比較判断部１
３を作動させるための作動信号が、一定時間出力され、
この作動信号により比較判断部１３は上述の記憶部１４
に記憶された送信データとアンテナ４から入力された受
信データとを比較し３両信号が不一致の時は出力制御部
１５にレベルアンプ信号を出力する。出力制御部１５は
、送信の時にはパワー調整スイッチ３によって設定され
た送信出力データＰが与えられ、このデータＰに従った
データをＤ／Ａコンバータに与えているものであるが、
Ｕレベルアンプ信号が与えられると、このレベルアップ
信号に従って、送信出力をルベル上げる制御を行い、こ
の制御信号はＤ／Ａコンバータ１６を介してアナログ信
号である電圧値に変換されて、増幅率可変アンプ１０ａ
に入力し、増幅率可変アンプ１０ａの増幅率をルベル上
昇させる。また、比較判断部１３のレベルアップ信号は
制御部７にも入力し、制御部７に゛レベルアンプ出力が
入力したと同時に前の送信信号と同一の信号をＲＡＭ８
から制御部７を介してデータ変換部９に出力しレベルア
ップされたパワーで送信する。

以上のように構成されたデータ送信装置付き電子腕時計
において、特に本発明の要部である送信データの確認動
作について以下で説明する。

増幅率可変アンプ１０ａの始期値はパワー切換スイッチ
３により予め設定されており、モード切換スイッチＳＩ
を操作して電子腕時計を送信モードに切換え、キーボー
ドでＲＡＭＢ内に送信を入力し、その後送信スイ・ノチ
２ａを操作すると、ＲＡＭＢ内のデータは送信部１０を
介してアンテナ４から受信装置に送られる。この時アン
テナ４から送出される出力は予め設定された最少の送信
出力である。

一方、受信装置ではこの送信信号を受信した時は受信信
号と同一の信号を送信局に返信する。この返信信号はア
ンテナ４により受信され受信部１１、データ変換部１２
を介して比較判断部１３に入力され、比較判断部１３で
受信信号は送信信号と比較され同一信号であるならば、
受信装置で受信された信号は送信信号と同一であり、確
実に受信局で受信されたものと判断される。一方、受信
信号と送信信号が不一致であれば送信出力が小さく受信
局で誤った信号が受信されたと判断して比較判断部１３
からレベルアップ信号を出力して再度同一データを送信
部１０に送り、増幅率可変アンプによりルーベル大きな
送信出力でデータを受信装置へ送信する。また送信後、
一定時間経過し比較判定部１３に受信信号が入力しない
時も受信局が送信データを受信できなかったと判断して
再度同一信号をルベル上げて受信局に出力する。

受信装置では同様にして再度送信された送信信号を受信
した時は、受信信号と同一の信号を再度送信し、この信
号をアンテナ４が受信した時又は一定時間経過しても比
較判断部１３に入力信号がない時、前述と同様にしてさ
らにルベルアンプした出力信号を受信装置に発信する。

以上のように受信局で確実に送信信号を受信し・たこと
が確認されるまで徐々に送信出力を上げて送信すること
を繰り返すことにより、データを送信する場合の最少送
信出力で行うことができる。

従って最も小さな送信出力でデータを受信装置に送信す
ることができ、データ送信装置の消費電力を従来に比べ
小さくすることができ１例えば腕時計等のような電池電
源を用いる場合には極めて効果的である。また、比較判
断部１３で送信出力と受信出力の一致を確認しているた
め、受信装置に送信信号の内容が確実に受信されたこと
を確認することもできる。

第３図は本発明の他の実施例を示す回路ブロック図であ
る。同図は第２図の送信部１０の周辺回路のみを示して
いるが他のデータ送信部１詩計部の回路構成は第２図と
同一であるので同一回路部分の回路は省略されている。

第２図と構成上具なる箇所は、送信部１０の出力を検波
回路１７を介して誤差増幅回路１８に入力し、誤差増幅
回路１８の出力信号により差動増幅アンプ１０ａを制御
する構成となっていることである。即ち、送信部１０の
出力である送信出力信号中挟波回路１７でデータ信号を
検波して送信出力の大きさのみを誤差増幅回路１８に入
力し。

Ｄ／Ａコンバータ１６の出力レベル信号と比較し。

誤差分を補正して差動増幅アンプ１０ａを制御するもの
である。したがって、送信部１０の送信出力は常にＤ／
Ａコンバータ１６で指示するレベルと一致し、精度の良
い送信出力でアンテナ４から受信装置にデータを送信す
ることができる。

本実施例に示すように第２図の回路ブロック図に検波回
路１７と誤差増幅回路１８を設けることにより、徐々に
大きくなる送信出力の精度を向上し、より確実な送信出
力によりデータを送信することができる。

尚、上記実施例では受信モードについては何ら述べてな
いが受信モードの時にはアンテナ４から入力された受信
データを受信部１１．データ変換部工２を介して制御部
７に送り表示部ｌに表示させるものである。

本実施例は以上に限るわけではなく、比較判断部１３で
不一致信号が一定回数繰り返した時は送信出力不足以外
の原因により送信出力と受信出力とが一致しないものと
判断して制御部７からブザー回路（図示せず）や表示部
１にアラーム信号等を出力するように構成して報知して
も良い。

また本実施例ではデータ送信装置を電子腕時計に設けた
が、他の電子機器に設けても良い。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明によれば、送信出力が
不足して受信装置に誤ったデータが送信されることがな
く、送信に必要とする最少の出力でデータを送信するこ
とができ、効率の良い低消費電力のデータ送信装置を提
供することができる。

また、受信局側の受信内容を送信側で確認することもで
き、確実に送信データの内容を受信局に伝送することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ送信装置を含む電子腕時計の斜
視図、第２図は上記電子腕時計の回路ブロック図、第３
図は本発明のデータ送信装置の他の実施例を示す回路ブ
ロック図である。 ７・・・制御部、　　　　８・・・データ記憶部。 ９．１２・・・データ変換部、　　　　１０・・・送信
部、　　　　１０ａ・・・増幅率可変アンプ。 １１・・・受信部、　　　　１３・・・比較判断部。 １４・・・一時記憶部、　　　　１５・・・出力制御部
、　　　　　１６・・・Ｄ／Ａコンバータ。 １７・・・検波回路、　　　　１８・・・誤差増幅回路
。 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信データを電波信号に変換し送信する送信手段と、電
   波信号を受信する受信手段と、前記送信手段によって送
   信された送信データと前記受信手段によって受信された
   データとに基づき前記送信手段の出力の大きさを制御す
   る出力制御手段とを有することを特徴とするデータ送信
   装置。