JPS6111670B2 - - Google Patents

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JPS6111670B2
JPS6111670B2 JP14935777A JP14935777A JPS6111670B2 JP S6111670 B2 JPS6111670 B2 JP S6111670B2 JP 14935777 A JP14935777 A JP 14935777A JP 14935777 A JP14935777 A JP 14935777A JP S6111670 B2 JPS6111670 B2 JP S6111670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
chamber
cyclone separator
flow
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14935777A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5482774A (en
Inventor
Tetsuo Sasada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14935777A priority Critical patent/JPS5482774A/ja
Publication of JPS5482774A publication Critical patent/JPS5482774A/ja
Publication of JPS6111670B2 publication Critical patent/JPS6111670B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排熱回収ブラント等におけるガススク
ラバに用いられるサイクロンセパレータに関す
る、さらに詳しくは胴体と、該胴体内の中央部に
設置される排気管とを具え、前記胴体の内部には
ガス旋回室と、該旋回室の下方にてこれより小径
のダスト分離室とを形成し、かつ胴体の一部を接
線方向に切欠いてガス入口を形成したサイクロン
セパレータに関する。
第1図はガススクラバを示したもので、スクラ
バ胴体2は、その内部を仕切板3,4によつて3
つの部屋に区画され、分流室5、ダスト溜め室6
および合流室7を構成している。前記分流室5に
は複数本のサイクロンセパレータ1が仕切板3と
仕切板4とにはさまれて設置されている。
前記のガススクラバにおいて、スクラバ胴体2
の入口2aより分流室5に流入したダストを含む
未処理ガスはサイクロンセパレータ1内部に導か
れる。このサイクロンセパレータ1によりガスか
ら分離されたダストはダスト溜め室6の下方に落
下堆積し、ダスト抜き口2cよりスクラバ胴体2
の外部に取り出される。一方ダストが分離された
清浄ガスはサイクロンセパレータ1を通つて合流
室7に流入し出口2bよりスクラバ胴体2外に流
出する。
第2図および第3図は前記ガススクラバに用い
られる従来のサイクロンセパレータの構造を示
し、円筒状胴体8と、該胴体8内の中央部に設置
される排気管9とから構成されている。前記胴体
8は、その内部にガス旋回室10と、該旋回室1
0の下方にてこれより小径のダスト分離室11と
を形成している。また胴体8はその胴壁一部を接
線方向に切欠いて2個のガス入口12,12を形
成している。
前記構造のサイクロンセパレータにおいて、ガ
ス入口12,12からガス旋回室10内に流入し
たダストを含む未処理のガスは胴体8の内壁に沿
つて流れ旋回流となる。ガスが旋回流となること
により、その遠心作用よつてガスに含まれる比重
の重いダストが胴体8内壁に押しやられてガスか
ら分離し、自重によつて下方のダスト分離室11
に落下堆積する。そしてダスト分離室11に溜ま
つたダストは取出口13から外部に取出される。
一方ダストが分離された清浄ガスは排気管9内を
通つて外部に流出する。
以上の如く、前記のサイクロンセパレータは流
入する未処理ガスを旋回流となし、その遠心力を
利用してガス中のダストを分離するものである。
しかし、前記のサイクロンセパレータにおいて
は、ガス入口12から流入する未処理ガスの一部
が矢印イの如くダスト分離室11内に直接流入し
て排気管9に衝突した後、ダスト取出口13に向
かつて流れることがある。この結果、ガス旋回室
10に流入するガスは十分に旋回流に変換され
ず、ダスト分離効率の低下を招くことがあつた。
本発明は前記の点に鑑みて、ダスト分離室11
に直接流入しようとする未処理ガスの流れを阻止
して流入ガスを有効に旋回流に変換させてダスト
分離効率を向上できるサイクロンセパレータを提
供したものである。
本発明はガス入口の近傍に、ガス旋回室とダス
ト分離室とを部分的に隔絶して排気管の軸方向の
ガス流を阻止しうる阻止板を設けたことを特徴と
する。
以下、本発明のサイクロンセパレータの一実施
例を第4図ないし第6図に基づいて説明すると、
14はガス入口12の近傍に設けられた阻止板
で、該阻止板14はガス旋回室10とダスト分離
室11とを部分的に隔絶して排気管9の軸方向か
らのガス流、即ちガス入口12からダスト分離室
11に直接流入しようとするガス流を阻止するも
のである。この阻止板14はガス旋回室10の底
壁8aから排気管9の軸心に向かつて突出して排
気管9の外壁に接触する突出片によつて構成され
ているものである。。
尚、図中第2図および第3図と同符号のものは
同じもの、もしくは相当するものを示しているの
で、その説明は省略する。
本発明は前記の如き構成としたから、ガス入口
12より流入して十分な旋回流となることなく、
ダスト分離室11に流入しようとする一部の未処
理ガス(矢印イ)は阻止板14によつて流れ方向
を転向させられ、この阻止板14に沿つて流れる
ことによりガス旋回室10にて旋回流となつてい
る主流ガスに合流する。従つて流入した未処理ガ
スは全て十分なる旋回流となり、ダスト分離が効
率よく行われる。
第7図は本発明サイクロセパレータの応用例を
示したもので、阻止板15を胴体8内壁と排気管
9外壁とに接触せしめて胴体8上部より排気管9
の周囲を旋回してガス旋回室10の底壁8aまで
達する螺旋形状となしたものである。
前記のサイクロンセパレータにおいて、ガス入
口12から流入する未処理ガスは全て螺旋状阻止
板15に案内されて旋回流となる、即ちダスト分
離室11に直接流入しようとする流れが阻止され
ることになり、ダスト分離が効率よく行われる。
また流入するガスは螺旋状阻止板15により案内
されるので、そのガス流が整流され流動損失も減
少する。
また第8図ないし第11図も本発明サイクロン
セパレータの他の応用例を示したもので、胴体8
内壁と排気管9外壁とに接触して胴体8上部より
排気管9の周囲を旋回しガス旋回室10の底壁8
aまで達する螺旋形状の阻止板16,16と、ガ
ス入口12部より前記阻止板16,16の下端ま
で該阻止板16,16に沿つて延長される胴体8
の延長壁8b,8bとによつてガス入口部と隔絶
するガス案内通路17a,17bを形成したもの
である。
前記のサイクロンセパレータにおいて、ガス入
口12より流入した未処理ガスは、流入直後は螺
旋状阻止板16,16上部のガス案内通路17a
に沿つて流し、十分な旋回流となつた後、阻止板
16,16とガス旋回室底壁8aとの間のガス案
内通路17bを流通する。そしてガス案内通路1
7a,17bを流過する間にガス中のダストが分
離され、清浄ガスは排気管9内に導かれ、ダスト
は分離室11に落下堆積する。またガス入口12
部の付近は阻止板16,16と延長壁8b,8b
とによつてダスト分離室11へ流入する流路が隔
絶されているため、流入直後で十分な旋回流とな
つていないガス流がダスト分離室11に流れ込む
ことは阻止される。従つて流入した未処理ガスは
全て十分なる旋回流となり、ダスト分離が効率よ
く行われる。
尚、第4図B至第6図に示した前記の実施例に
おいて、阻止板はガス入口の数と同数枚だけ設け
られるものである。従つてガス入口が3個以上と
なれば阻止板もそれに応じた枚数だけ設けられ
る。
以上の如く、本発明のサイクロンセパレータは
ダスト分離室に直接流入しようとする未処理ガス
の流れを阻止して、流入ガス全てを有効に旋回流
に変換させることができるから、従来のサイクロ
ンセパレータに比べてダスト分離効率を大幅に向
上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイクロンセパレータを用いたガスス
クラバを示す断面図、第2図は従来のサイクロン
セパレータを一部断面にて示す図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図ないし第6図は本発
明サイクロンセパレータの一実施例を示すもの
で、第4図はサイクロンセパレータを一部切欠い
て示す斜視図、第5図は断面図、第6図は第5図
のB−B線断面図、第7図は本発明サイクロンセ
パレータの応用例を示す断面図、第8図ないし第
11図も本発明サイクロンセパレータの上記と異
なる応用例を示すもので、第8図はサイクロンセ
パレータを一部切欠いて示す斜視図、第9図は第
8図の分解状態を一部切欠いて示す斜視図、第1
0図は断面図、第11図は第10図のC−C線断
面図である。 8……胴体、8a……ガス旋回室底壁、8b…
…延長壁、9……排気管、10……ガス旋回室、
11……ダスト分離室、12……ガス入口、1
4,15,16……阻止板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 胴体およびその内部中央に設置される排気管
    を具え、前記胴体内にガス旋回室と、該ガス旋回
    室の下方にてこれより直径の小なるダスト分離室
    とを形成し、かつ胴体の一部を接線方向に開いて
    ガス入口を形成したサイクロンセパレータにおい
    て、ガス入口の近傍に、前記ガス旋回室とダスト
    分離室とを部分的に隔絶して排気管の軸方向のガ
    ス流を阻止しうる阻止板を設けたことを特徴とす
    るサイクロンセパレータ。
JP14935777A 1977-12-14 1977-12-14 Cyclon separator Granted JPS5482774A (en)

Priority Applications (1)

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JP14935777A JPS5482774A (en) 1977-12-14 1977-12-14 Cyclon separator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14935777A JPS5482774A (en) 1977-12-14 1977-12-14 Cyclon separator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5482774A JPS5482774A (en) 1979-07-02
JPS6111670B2 true JPS6111670B2 (ja) 1986-04-04

Family

ID=15473351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14935777A Granted JPS5482774A (en) 1977-12-14 1977-12-14 Cyclon separator

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JP2007248124A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Espec Corp 液量計測器

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