JPS61115949A - 軟質塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
軟質塩化ビニル系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61115949A JPS61115949A JP59237772A JP23777284A JPS61115949A JP S61115949 A JPS61115949 A JP S61115949A JP 59237772 A JP59237772 A JP 59237772A JP 23777284 A JP23777284 A JP 23777284A JP S61115949 A JPS61115949 A JP S61115949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- parts
- chloride resin
- weight
- graft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/0008—Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
- C08K5/0016—Plasticisers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/04—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
- C08L27/06—Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L51/00—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L51/003—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐候性、耐衝撃性および成形加工性に優れた軟
質塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
質塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
塩化ビニル系樹脂は汎用樹脂として広く使用されている
か、その機械的性質は必ずしも満足しうるものではない
。塩化ビニル樹脂(以下、PマOと略称する)は衝撃強
度、特にノツチ付きの衝撃強度が劣る友め、衝撃強度を
改良する目的で種々の方法が提案されている。
か、その機械的性質は必ずしも満足しうるものではない
。塩化ビニル樹脂(以下、PマOと略称する)は衝撃強
度、特にノツチ付きの衝撃強度が劣る友め、衝撃強度を
改良する目的で種々の方法が提案されている。
友、!: エバs−役ジエン弾性体にメタクリル。酸エ
ステルおよび芳香族ビニルをグラフト重合し几いわゆる
MBB@脂、あるいはビニルシアン化合物および芳香族
ビニルをグラフト重合し友いわゆるAB日樹脂をpva
とブレンドする方法が知られている。
ステルおよび芳香族ビニルをグラフト重合し几いわゆる
MBB@脂、あるいはビニルシアン化合物および芳香族
ビニルをグラフト重合し友いわゆるAB日樹脂をpva
とブレンドする方法が知られている。
一方耐候性を改良する目的として、ゴム状弾性体として
飽和ポリアクリル酸アルキルエステルを用い、メタクリ
ル酸アルキルエステル、芳香族ビニルおよびビニルシア
ン化合物等ヲグラフト重合した共重合体をPVOとブレ
ンドし次組酸物も種々提案されている。
飽和ポリアクリル酸アルキルエステルを用い、メタクリ
ル酸アルキルエステル、芳香族ビニルおよびビニルシア
ン化合物等ヲグラフト重合した共重合体をPVOとブレ
ンドし次組酸物も種々提案されている。
しかしながら上記前者の方法において得られt共重合体
は、弾性体成分の主鎖に多くの二重結合を含む友めに屋
外で長時間使用され友場合チョーキング現象、衝撃強度
の低下等を引き起こし易いので屋外用途には適さない。
は、弾性体成分の主鎖に多くの二重結合を含む友めに屋
外で長時間使用され友場合チョーキング現象、衝撃強度
の低下等を引き起こし易いので屋外用途には適さない。
ま交後者における共重合体を可塑剤を添加し友いわゆる
軟質塩化ビニル系樹脂とブレンドした場合には確かに耐
候性は良好ではあるが、これら樹脂組成物を成形加工す
る際には高温における引張伸度が不充分であり、成形性
を低下させる為に軟質塩化ビニル系樹脂への適用は事冥
±極めて困難である。
軟質塩化ビニル系樹脂とブレンドした場合には確かに耐
候性は良好ではあるが、これら樹脂組成物を成形加工す
る際には高温における引張伸度が不充分であり、成形性
を低下させる為に軟質塩化ビニル系樹脂への適用は事冥
±極めて困難である。
本発明者らはこれらの状況に鑑み、優れt耐候性、耐衝
撃性を有し、かつ成形する際には良好な成形加工性を示
す軟質塩化ビニル系樹脂組成物を得るぺ〈鋭意検討を行
った結果、驚くべきことに特定の膨潤度を有するアクリ
ル系弾性体を用い、特定の範囲内のグラフト率となるよ
うにグラフト重合したグラフト共重合体を軟質[化ビニ
ル系樹脂とブレンドすることによって高温における引張
伸度が著しく改善された組成物とし得ることを見出し、
本発明を完成するに至り九。
撃性を有し、かつ成形する際には良好な成形加工性を示
す軟質塩化ビニル系樹脂組成物を得るぺ〈鋭意検討を行
った結果、驚くべきことに特定の膨潤度を有するアクリ
ル系弾性体を用い、特定の範囲内のグラフト率となるよ
うにグラフト重合したグラフト共重合体を軟質[化ビニ
ル系樹脂とブレンドすることによって高温における引張
伸度が著しく改善された組成物とし得ることを見出し、
本発明を完成するに至り九。
本発明の要旨とするところに
(i) 少なくとも70重量%が塩化ビニルからなる
塩化ビニル系樹脂100重量部と、 (i1) アルキル基の炭素数が2〜10なるアクリ
ル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま九は単量
体混合物と多官能性架橋剤からなる混合物を重合して得
られる膨潤度が5〜25なるアクリル系弾性体(A)
100重量部にアルキル基の炭素数か1〜4なるメタク
リル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま九は単
量体混合物25〜150重量部をグラフト率が50%以
下となるようにグラフト重合して得られるグラフト共重
合体(B)5〜50重素部と、 (i11ン 可塑剤10〜3(30重量部とからなる軟
質塩化ビニル系樹脂組成物である。
塩化ビニル系樹脂100重量部と、 (i1) アルキル基の炭素数が2〜10なるアクリ
ル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま九は単量
体混合物と多官能性架橋剤からなる混合物を重合して得
られる膨潤度が5〜25なるアクリル系弾性体(A)
100重量部にアルキル基の炭素数か1〜4なるメタク
リル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま九は単
量体混合物25〜150重量部をグラフト率が50%以
下となるようにグラフト重合して得られるグラフト共重
合体(B)5〜50重素部と、 (i11ン 可塑剤10〜3(30重量部とからなる軟
質塩化ビニル系樹脂組成物である。
本発明で用いる塩化ビニル系樹脂は少なくとも70重量
%が塩化ビニルから構成されるものであり、塩化ビニル
単独重合体もしくは他のビニルコモノマーを30重量僑
迄共重合し几塩化ビニル共重合体であり、これらは単独
で、17hは混合して用いることができる。塩化ビニル
と共重合する他のビニルコモノマーとしてハ、皮とえは
エチレン、プロピレン、臭化ビニル、塩化ビニリデン、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル等が用いられ
る。
%が塩化ビニルから構成されるものであり、塩化ビニル
単独重合体もしくは他のビニルコモノマーを30重量僑
迄共重合し几塩化ビニル共重合体であり、これらは単独
で、17hは混合して用いることができる。塩化ビニル
と共重合する他のビニルコモノマーとしてハ、皮とえは
エチレン、プロピレン、臭化ビニル、塩化ビニリデン、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル等が用いられ
る。
本発明で用いるグラフト共重合体(B) Uアクリル酸
アルキルエステルを主成分とする単量体または単量体混
合物と多官能性架橋剤からなる混合物を乳1ヒ重合して
得られる膨潤度が5〜25なるアクリル系弾性体(A)
にメタクリル酸アルキルエステルを主成分とする単量体
または単量体混合物をグラフト率が50%以下となるよ
うにグラフト重合して得られるものである。
アルキルエステルを主成分とする単量体または単量体混
合物と多官能性架橋剤からなる混合物を乳1ヒ重合して
得られる膨潤度が5〜25なるアクリル系弾性体(A)
にメタクリル酸アルキルエステルを主成分とする単量体
または単量体混合物をグラフト率が50%以下となるよ
うにグラフト重合して得られるものである。
アクリル系弾性体(A)を製造するのに用いるアクリル
酸アルキルエステルとしてはアルキル基の炭素数が2〜
10のものであり、その具体例としてはアクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブaピル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘ
キシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル等が挙げられる。これら単量体は単独で、ま
たは混合して用いることができる。
酸アルキルエステルとしてはアルキル基の炭素数が2〜
10のものであり、その具体例としてはアクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブaピル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘ
キシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル等が挙げられる。これら単量体は単独で、ま
たは混合して用いることができる。
まt必要に応じて芳香族ビニルあるいはビニルシアン化
合物等の他のビニルモノマーを劣位量併用することがで
きる。
合物等の他のビニルモノマーを劣位量併用することがで
きる。
このアクリル系弾性体(A)はその製造時に多官能性架
橋剤を用いることにより膨潤度が5〜25、好ましくは
10〜20に調整されていることが必要である。膨潤度
が5未満のものでは最終樹脂組成物の成形時に必要な伸
度が得られにくく、ま友弾性体の弾性が損われ脆くなり
、最終樹脂組成物に充分な耐衝撃性を付与することが難
しぐなる。また膨潤度が25を超えるものでは同様に最
終組成物の成形時に必要な伸度が得られにくくなる。
橋剤を用いることにより膨潤度が5〜25、好ましくは
10〜20に調整されていることが必要である。膨潤度
が5未満のものでは最終樹脂組成物の成形時に必要な伸
度が得られにくく、ま友弾性体の弾性が損われ脆くなり
、最終樹脂組成物に充分な耐衝撃性を付与することが難
しぐなる。また膨潤度が25を超えるものでは同様に最
終組成物の成形時に必要な伸度が得られにくくなる。
なお本発明においてアクリル系弾性体(A)の膨潤度と
は次の測定法により算出しt値である。
は次の測定法により算出しt値である。
すなわちアクリル系弾性ラテックスをシャーレ上で乾燥
してその一部をメチルエチルケトン中に30℃にて48
時間浸漬して膨潤した試料の重さWlFおよびこれの絶
乾重量w、rを測定し次式により膨潤度を求める。
してその一部をメチルエチルケトン中に30℃にて48
時間浸漬して膨潤した試料の重さWlFおよびこれの絶
乾重量w、rを測定し次式により膨潤度を求める。
l
膨潤度=□
アクリル系弾性体(A)の製造時に用いる多官能性架橋
剤としてはメタクリル酸アリル、7タル酸ジアリル、シ
アヌル酸トリアリル、イソシアヌル酸トリアリル等の多
官能酸のアリルエステル:エチレングリコールジメタク
リレート、1゜3−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジシク
ロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルメタク
リレート等のメタクリル酸エステルならびにアクリル酸
エステル:ジビニルアジベート、ジビニルベンゼン等の
ビニル化合物等を用いることができるが、これらのうち
ジビニルベンゼン、1.3−ブチレングリコールジメタ
クリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシク
ロペンテニルメタクリレート等のアリル基を持たない化
合物が特に望ましい。
剤としてはメタクリル酸アリル、7タル酸ジアリル、シ
アヌル酸トリアリル、イソシアヌル酸トリアリル等の多
官能酸のアリルエステル:エチレングリコールジメタク
リレート、1゜3−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジシク
ロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルメタク
リレート等のメタクリル酸エステルならびにアクリル酸
エステル:ジビニルアジベート、ジビニルベンゼン等の
ビニル化合物等を用いることができるが、これらのうち
ジビニルベンゼン、1.3−ブチレングリコールジメタ
クリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシク
ロペンテニルメタクリレート等のアリル基を持たない化
合物が特に望ましい。
アクリル系弾性体(A)の製造に際し、乳化剤としては
通常のアニオン性、カチオン性、ま九はノニオン性の界
面活性剤を使用することができる。また使用乳化剤の種
類によジ、重合系のpHがアルカリ側になるときは、ア
クリル駿アルキルエステルの加水分解を防止する九めに
適当なpH調節剤を使用することもできる。pH調節剤
としてな、ホウ酸−塩化カリウムー水酸化カリウム、リ
ン酸二水素カリ9ムーリン酸水素二ナトリウム、ホウ酸
−塩化カリウムー炭酸ナトリウム、ホウ酸−炭酸ナトリ
ウム、クエン酸水素カリウム−クエン酸、りン駿二水累
カリウムーホウ砂、リン酸水素二ナトリウムークエン酸
等を使用することができる。
通常のアニオン性、カチオン性、ま九はノニオン性の界
面活性剤を使用することができる。また使用乳化剤の種
類によジ、重合系のpHがアルカリ側になるときは、ア
クリル駿アルキルエステルの加水分解を防止する九めに
適当なpH調節剤を使用することもできる。pH調節剤
としてな、ホウ酸−塩化カリウムー水酸化カリウム、リ
ン酸二水素カリ9ムーリン酸水素二ナトリウム、ホウ酸
−塩化カリウムー炭酸ナトリウム、ホウ酸−炭酸ナトリ
ウム、クエン酸水素カリウム−クエン酸、りン駿二水累
カリウムーホウ砂、リン酸水素二ナトリウムークエン酸
等を使用することができる。
重合開始剤としては、通常の過硫酸塩などの水溶性無機
開始剤を単独で用いるか、あるいは亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩、チオ硫酸塩等と組み合わせてレドックス系開始剤
として用いることもできる。さらに有機ヒドロパーオキ
サイド−第一鉄塩、有機ヒドロパーオキサイド−ナトリ
ウムホルムアルデヒドスルホキシレートなどのレドック
ス系開始剤、あるいはアゾ化合物なども使用することが
できる。
開始剤を単独で用いるか、あるいは亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩、チオ硫酸塩等と組み合わせてレドックス系開始剤
として用いることもできる。さらに有機ヒドロパーオキ
サイド−第一鉄塩、有機ヒドロパーオキサイド−ナトリ
ウムホルムアルデヒドスルホキシレートなどのレドック
ス系開始剤、あるいはアゾ化合物なども使用することが
できる。
重合は開始剤の分解温度以上の温度にて、通常の乳化重
合条件下で行うことができる。この際単量体または単量
体混合物の全量を一度に、あるいはその全量または一部
を連続的に添加しながら行うことができる。ただし重合
の安定性、重合反応熱の除去等の点からは、全量または
一部を添加しながら重合を行うことが好ましい。
合条件下で行うことができる。この際単量体または単量
体混合物の全量を一度に、あるいはその全量または一部
を連続的に添加しながら行うことができる。ただし重合
の安定性、重合反応熱の除去等の点からは、全量または
一部を添加しながら重合を行うことが好ましい。
次に上記アクリル系弾性体(A)へのグラフト重合は該
アクリル系弾性体(A)ラテックス100重量部(固形
分として)の存在下にアルキル基の炭素数が1〜4なる
メタクリル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま
九は単量体混合物25〜150重量部をグラフト率が5
0%以下となるようにグラフト重合を行いグラフト共重
合体CB)とする@ グラフト重合に使用されるアルキル基の炭素数が1〜4
なるメタクリル酸アルキルエステルの例としてはメタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸イソブチルおよびメタクリル酸te
rt−ブチル等が挙げられ、これらは単独で、まtは混
合して用いることができる。塩化ビニル系樹脂との相溶
性を考えるとメタクリル酸メチルが好ましいものである
。なお芳香族ビニルあるいはビニルシアン化合物等の他
のビニル系化合物を劣位量併用することができる。
アクリル系弾性体(A)ラテックス100重量部(固形
分として)の存在下にアルキル基の炭素数が1〜4なる
メタクリル酸アルキルエステルを主成分とする単量体ま
九は単量体混合物25〜150重量部をグラフト率が5
0%以下となるようにグラフト重合を行いグラフト共重
合体CB)とする@ グラフト重合に使用されるアルキル基の炭素数が1〜4
なるメタクリル酸アルキルエステルの例としてはメタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロ
ピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸イソブチルおよびメタクリル酸te
rt−ブチル等が挙げられ、これらは単独で、まtは混
合して用いることができる。塩化ビニル系樹脂との相溶
性を考えるとメタクリル酸メチルが好ましいものである
。なお芳香族ビニルあるいはビニルシアン化合物等の他
のビニル系化合物を劣位量併用することができる。
グラフト重合させる上記単量体ま几は単量体混合物の量
が25重量部未満では得られるグラ7ト共重合体の凝固
、乾燥工程での操作が困難になるばかりでなく、塩化ビ
ニル系樹脂に配合しても樹脂組成物の成形加工性が極め
て劣り、衝撃強度も低いものとなる。ま7j150重量
部を超える量では塩化ビニル系樹脂とブレンドしてもそ
の衝撃強度改良効果は小さいので好ましくない。
が25重量部未満では得られるグラ7ト共重合体の凝固
、乾燥工程での操作が困難になるばかりでなく、塩化ビ
ニル系樹脂に配合しても樹脂組成物の成形加工性が極め
て劣り、衝撃強度も低いものとなる。ま7j150重量
部を超える量では塩化ビニル系樹脂とブレンドしてもそ
の衝撃強度改良効果は小さいので好ましくない。
クラフト重合は上記単量体または単量体混合物の全量を
一度に連続的ないしは非連続的に添加して重合を行うこ
とができる。ま友1段t72:は多段でグラフト重合す
ることもできる。
一度に連続的ないしは非連続的に添加して重合を行うこ
とができる。ま友1段t72:は多段でグラフト重合す
ることもできる。
なおグラフト重合を行う場合にはグラフト率が50%以
下となるようにグラフト重合することが重要である。グ
ラフト率が50%を超す場合には本発明の目的とする高
温における引張伸度が得られにくく、成形加工性が悪化
するので好ましくない。
下となるようにグラフト重合することが重要である。グ
ラフト率が50%を超す場合には本発明の目的とする高
温における引張伸度が得られにくく、成形加工性が悪化
するので好ましくない。
ここで本発明におけるグラフト率とは次の測定法により
算出した値である。すなわちクラフト共重合体試料Ag
をナス型フラスコに入れ、該試料の50倍量のアセトン
を添加し、60℃にて2時間還流し友。しかる後室温ま
で冷却後遠心分離し不溶分を回収する。真窒乾燥を5日
間行いアセトンを蒸発させた後の不溶分重量13gを測
定し次式によりグラフト率を求める。
算出した値である。すなわちクラフト共重合体試料Ag
をナス型フラスコに入れ、該試料の50倍量のアセトン
を添加し、60℃にて2時間還流し友。しかる後室温ま
で冷却後遠心分離し不溶分を回収する。真窒乾燥を5日
間行いアセトンを蒸発させた後の不溶分重量13gを測
定し次式によりグラフト率を求める。
なおグラフト開始剤としては、アクリル系弾性体(Nの
重合時に使用した開始剤と同様のものを用いることがで
きる。
重合時に使用した開始剤と同様のものを用いることがで
きる。
クラフト重合はアクリル系弾性体ラテックスの製造に引
き続いて、まtは改めて別の反応器中で、通常の乳化重
合条件下に、必要に応じ開始剤、重合度調節剤、架橋剤
等を添加して行うことができる。
き続いて、まtは改めて別の反応器中で、通常の乳化重
合条件下に、必要に応じ開始剤、重合度調節剤、架橋剤
等を添加して行うことができる。
上述した方法により得られ友グラフト共重合体(同のラ
テックスは、通常塩析あるいは酸析凝固し、f過水洗後
、乾燥して粉末状にして回収することができる。・ さらに本発明における可塑剤としては、1次可塑剤であ
る7タル酸ジオクチル、7タル酸ジブチル等の7タル酸
エステルの他に、アジピン酸ジオクチル、アゼライン酸
ジオクチル等の脂肪族2塩基酸エステル:オレイン酸ブ
チル、アセチルリシノール酸メチル等の脂肪族エステル
:ジエチレングリコールジベンゾエート等のグリコール
エステル:トリクレジル燐酸エステル等の燐酸エステル
;エポキシ大豆油等のエボキ7系可塑剤ニトリメリット
酸トリオクチル等のトリメリット酸エステル等の2次可
塑剤およびポリエステル系可塑剤、ニトリルゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等の高分子可塑剤が用いられ
る。
テックスは、通常塩析あるいは酸析凝固し、f過水洗後
、乾燥して粉末状にして回収することができる。・ さらに本発明における可塑剤としては、1次可塑剤であ
る7タル酸ジオクチル、7タル酸ジブチル等の7タル酸
エステルの他に、アジピン酸ジオクチル、アゼライン酸
ジオクチル等の脂肪族2塩基酸エステル:オレイン酸ブ
チル、アセチルリシノール酸メチル等の脂肪族エステル
:ジエチレングリコールジベンゾエート等のグリコール
エステル:トリクレジル燐酸エステル等の燐酸エステル
;エポキシ大豆油等のエボキ7系可塑剤ニトリメリット
酸トリオクチル等のトリメリット酸エステル等の2次可
塑剤およびポリエステル系可塑剤、ニトリルゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等の高分子可塑剤が用いられ
る。
本発明の軟質塩化ビニル系樹脂組成物は上記塩化ビニル
系樹脂100重量部に対し上記方法によって得られる特
定のグラフト共重合体(B)を5〜50重量部および上
記可塑剤を10〜300重量部を配合してなるものであ
り、グラフト共重合体(B)が5重量部未満ではその耐
衝撃性改良、効果が小さく、また50重量部を超える場
合には塩化ビニル系樹脂が本来有する機械的性質が失わ
れる傾向となり好ましくない。
系樹脂100重量部に対し上記方法によって得られる特
定のグラフト共重合体(B)を5〜50重量部および上
記可塑剤を10〜300重量部を配合してなるものであ
り、グラフト共重合体(B)が5重量部未満ではその耐
衝撃性改良、効果が小さく、また50重量部を超える場
合には塩化ビニル系樹脂が本来有する機械的性質が失わ
れる傾向となり好ましくない。
本発明の軟質塩化ビニル系樹脂組成物の調製は所定量の
上記塩化ビニル系樹脂、グラフト共重合体および可塑剤
を、好ましくは粉末状で、例えばリポンプレンダー、へ
ンシエルミキサー等により混合され、公知の混線機、例
えばミキシングロール、バンバリーミキサ−1押出機お
よび射出成形機等に、よって成形加工される。
上記塩化ビニル系樹脂、グラフト共重合体および可塑剤
を、好ましくは粉末状で、例えばリポンプレンダー、へ
ンシエルミキサー等により混合され、公知の混線機、例
えばミキシングロール、バンバリーミキサ−1押出機お
よび射出成形機等に、よって成形加工される。
混合に際してな公知の安定剤、滑剤および着色剤等を必
要に応じて添加してもよい。
要に応じて添加してもよい。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。なお
、各実施例、比較例中r部」および「暢」はそれぞれ「
重量部」および「重量部」を意味する。
、各実施例、比較例中r部」および「暢」はそれぞれ「
重量部」および「重量部」を意味する。
ま几アクリル系弾性体の膨潤度、グラフト共重合体のグ
ラフト率は前述し友方法によりそれぞれ求めた。
ラフト率は前述し友方法によりそれぞれ求めた。
さらにアイゾツト衝撃強度はASTM D−256に
準じてVノツチ付アイゾツト衝撃試験法により測定し7
2−。
準じてVノツチ付アイゾツト衝撃試験法により測定し7
2−。
また1’70 Cにおける引張破断伸度#:l″As
TMD−638に準じてダンベル試片を作成し引張試験
により測定し友。
TMD−638に準じてダンベル試片を作成し引張試験
により測定し友。
実施例1
(Nアクリル系弾性体ラテックスの製造反応容器に窒素
置換したイオン交換水180部を入れ、さらにホウ酸[
L5部、無水炭酸ナトリウムα045部、オレイン酸カ
リ1.5部%過硫酸ナトリウム115N5を添加し溶解
して70℃に保持しながらアクリル酸n−ブチル9&5
部、ジビニルベンゼン1.5部よりなる混合物を2時間
にわ几)滴下した。滴下終了後同温度にて1時間同じ状
態を保持して重合を完結させた。
置換したイオン交換水180部を入れ、さらにホウ酸[
L5部、無水炭酸ナトリウムα045部、オレイン酸カ
リ1.5部%過硫酸ナトリウム115N5を添加し溶解
して70℃に保持しながらアクリル酸n−ブチル9&5
部、ジビニルベンゼン1.5部よりなる混合物を2時間
にわ几)滴下した。滴下終了後同温度にて1時間同じ状
態を保持して重合を完結させた。
重合率は99%で、得られ几アクリル系弾性体の平均粒
子径はα23μ、膨潤度は12.0であつtoま友重合
系のpHはZ2であつ文。
子径はα23μ、膨潤度は12.0であつtoま友重合
系のpHはZ2であつ文。
CB+グラフト共重合体の製造
上記(A)により得られたアクリル系弾性体ラテックス
100部(重合体固形分として)、イオン交換水100
部、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレートa、
2部、オレイン酸カリ[15部を反応容器に仕込み、7
0℃に保ってメチルメタクリレート25部、スチレン1
0部、アクリロニトリル5部、クメンヒドロパーオキシ
ド115部の混合溶液を90分にわ几ジ滴下し、滴下終
了後1時間同温度に保って重合を完結さ 。
100部(重合体固形分として)、イオン交換水100
部、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレートa、
2部、オレイン酸カリ[15部を反応容器に仕込み、7
0℃に保ってメチルメタクリレート25部、スチレン1
0部、アクリロニトリル5部、クメンヒドロパーオキシ
ド115部の混合溶液を90分にわ几ジ滴下し、滴下終
了後1時間同温度に保って重合を完結さ 。
せt0次いでメタクリル酸メチル20部、クメンヒドロ
パーオキシド107部の混合溶液を1時間にわ7?:、
り滴下して重合を進め、滴下終了後、1時間同温度に保
って重合を完結させ九〇重合率は98嘩以上で、得られ
几グラフト共重合体の粒子径は128μであり、グラフ
ト率は7%であつ几。
パーオキシド107部の混合溶液を1時間にわ7?:、
り滴下して重合を進め、滴下終了後、1時間同温度に保
って重合を完結させ九〇重合率は98嘩以上で、得られ
几グラフト共重合体の粒子径は128μであり、グラフ
ト率は7%であつ几。
このグラフトラテックスを硫散水溶液に別え、酸析凝固
しtのち、洗浄・脱水し、菟燥して粉末状にして回収を
行った。
しtのち、洗浄・脱水し、菟燥して粉末状にして回収を
行った。
(0)塩化ビニル系樹脂組成物の製造
上記(B)により得られたグラフト共重合体3G部と平
均重合度700のpva7o部の合計量100部にBa
−Zn複合安定剤2部およびトリメリット酸トリオク
チル50部を加えヘンシェルミキサー中で110″C′
!!で昇温させて混合し、均一な混合物を得几。
均重合度700のpva7o部の合計量100部にBa
−Zn複合安定剤2部およびトリメリット酸トリオク
チル50部を加えヘンシェルミキサー中で110″C′
!!で昇温させて混合し、均一な混合物を得几。
得られ九塩化ビニル系樹脂組成物を175℃に調整した
ミキシングロールで6分間混練し、シート化し九6次に
得られ九シートを加熱プレスして試験片を作成した。こ
れら試験片を用いアイゾツト衝撃強度、170℃におけ
る引張破断伸度を前述し友方法により測定しtoこれら
の結果を表1に示した。
ミキシングロールで6分間混練し、シート化し九6次に
得られ九シートを加熱プレスして試験片を作成した。こ
れら試験片を用いアイゾツト衝撃強度、170℃におけ
る引張破断伸度を前述し友方法により測定しtoこれら
の結果を表1に示した。
実施例2〜4.比較例1〜3
架橋剤の種類と添重量を表1に示す内容で実施する以外
は実施例1と同様の方法で塩化ビニル系樹脂組成物の調
製および物性を評価しtoこれらの結果を表1に併せて
示し7ta実施例5〜7.比較例4〜5 アク11ル1ln−ブチルの代りにアクリル酸2−エチ
ルヘキフルを用いる以外は実施例1の((転)と同じ方
法によりアクリル系弾性体ラテックスを得た。得られた
アクリル系弾性体の平均粉子径は[125μ、膨潤度は
1工5であつ九。また重合系のpHは12であった。
は実施例1と同様の方法で塩化ビニル系樹脂組成物の調
製および物性を評価しtoこれらの結果を表1に併せて
示し7ta実施例5〜7.比較例4〜5 アク11ル1ln−ブチルの代りにアクリル酸2−エチ
ルヘキフルを用いる以外は実施例1の((転)と同じ方
法によりアクリル系弾性体ラテックスを得た。得られた
アクリル系弾性体の平均粉子径は[125μ、膨潤度は
1工5であつ九。また重合系のpHは12であった。
次にこのアクリル系弾性体ラテックス100部(重合体
固形分として)に表2に示すグラフト用単量体の種類と
組成比率からなるグラフト用単量体混合物60部を一段
でグラフト重合する以外は実施例1の(B)と同じ方法
によりクラフト重合を行い5種類のグラフト共重合体を
得九〇これら5種類のクラフト共重合体と実施例1の(
0)で用い7’cpvaを用い、実施伊11の(C)と
同じ方法により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を
調製し、さらに物件の評価をした。これらの結果を表2
に示した。
固形分として)に表2に示すグラフト用単量体の種類と
組成比率からなるグラフト用単量体混合物60部を一段
でグラフト重合する以外は実施例1の(B)と同じ方法
によりクラフト重合を行い5種類のグラフト共重合体を
得九〇これら5種類のクラフト共重合体と実施例1の(
0)で用い7’cpvaを用い、実施伊11の(C)と
同じ方法により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を
調製し、さらに物件の評価をした。これらの結果を表2
に示した。
実施例8〜9.比較例6〜7
アクリル酸n−ブチルの代りにアクリル酸オクチルを用
いる以外は実施例1の(A)と同じ方法によりアクリル
系弾性体ラテックスを得友。得られtアクリル系弾性体
の平均粒子径はα23μ、膨潤度は1&2でおつ友。ま
九重合系のpHは7.2であつ九。
いる以外は実施例1の(A)と同じ方法によりアクリル
系弾性体ラテックスを得友。得られtアクリル系弾性体
の平均粒子径はα23μ、膨潤度は1&2でおつ友。ま
九重合系のpHは7.2であつ九。
矢にこのアクリル系弾性体ラテックス100部(重合体
固形分として)にメタクリル酸メチル75%ζスチレン
15%およびアクリロニトリル10%から構成される単
量体混合物を表3に示す種々の量で一段でグラフト重合
する以外は実施例1の(B)と同じ方法によりグラフト
重合を行い4種類のグラフト共重合体を得比。
固形分として)にメタクリル酸メチル75%ζスチレン
15%およびアクリロニトリル10%から構成される単
量体混合物を表3に示す種々の量で一段でグラフト重合
する以外は実施例1の(B)と同じ方法によりグラフト
重合を行い4種類のグラフト共重合体を得比。
これら4種類のグラフト共重合体と実施例1の(C)で
用い7’5pvcを用い、実施例1の(C)と同じ方法
により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、
さらに物性の評価をし友。これらの結果を表3に示した
。
用い7’5pvcを用い、実施例1の(C)と同じ方法
により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、
さらに物性の評価をし友。これらの結果を表3に示した
。
実施例10〜12.比較例8
実施例2で得九グラフト共重合体の配合量を表4に示す
ように種々変更する以外は実施例1の(C)と同じ方法
により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、
さらに物性の評価をし九〇これらの結果を表4に示した
。
ように種々変更する以外は実施例1の(C)と同じ方法
により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物を調製し、
さらに物性の評価をし九〇これらの結果を表4に示した
。
表 4
実施例13〜14.比較例?
実施例2で得たグラフト共重合体を使用し、かつ可塑剤
の種類と配合量を種々変更する以外は実施例1の<C>
と同じ方法により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物
を調製し、さらに物性の評価をした0これらの結果t″
表5に示し友。
の種類と配合量を種々変更する以外は実施例1の<C>
と同じ方法により配合して各種塩化ビニル系樹脂組成物
を調製し、さらに物性の評価をした0これらの結果t″
表5に示し友。
表 5
実施例15.比較例10〜11
市販のPvO改質剤であるメタクリル酸メチル−ブタジ
ェン−スチレンIINCMBSII脂)および塩素化ポ
リエチレン(aPm)を用いる以外は実施例1の(C)
と同じ方法により2種類の塩化ビニル系樹脂組成物をv
I4製し九〇この2種類の塩化ビニル系樹脂組成物と実
施例2で得た塩化ビニル系樹脂組成物を実施例1の(C
)記載の方法により加熱ブVスして得九試験片をウェザ
−メーター(東洋理化工業株式会社製wi−■型)にエ
フ所定時間加速曝露処理しt後のアイゾツト衝撃強度お
よび600時間加速@露後の着色度合を評価した。これ
らの結果を表6に示す。表6の結果より本発明のものが
耐候性に優れるものであることがわかる。
ェン−スチレンIINCMBSII脂)および塩素化ポ
リエチレン(aPm)を用いる以外は実施例1の(C)
と同じ方法により2種類の塩化ビニル系樹脂組成物をv
I4製し九〇この2種類の塩化ビニル系樹脂組成物と実
施例2で得た塩化ビニル系樹脂組成物を実施例1の(C
)記載の方法により加熱ブVスして得九試験片をウェザ
−メーター(東洋理化工業株式会社製wi−■型)にエ
フ所定時間加速曝露処理しt後のアイゾツト衝撃強度お
よび600時間加速@露後の着色度合を評価した。これ
らの結果を表6に示す。表6の結果より本発明のものが
耐候性に優れるものであることがわかる。
本発明の軟質塩化ビニル系樹脂組成物は上述した如き構
成とすることにより優れt耐候性。
成とすることにより優れt耐候性。
耐衝撃性を有すると共に、さらに高温における良好な伸
度を有するため成形加工性に極めて優れるなど優れt効
果を奏する。
度を有するため成形加工性に極めて優れるなど優れt効
果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (i)少なくとも70重量部が塩化ビニルからなる塩化
ビニル系樹脂100重量部と、 (ii)アルキル基の炭素数が2〜10なるアクリル酸
アルキルエステルを主成分とする単量体または単量体混
合物と多官能性架橋剤からなる混合物を重合して得られ
る膨潤度が5〜25なるアクリル系弾性体(A)100
重量部にアルキル基の炭素数が1〜4なるメタクリル酸
アルキルエステルを主成分とする単量体または単量体混
合物25〜150重量部をグラフト率が50%以下とな
るようにグラフト重合して得られるグラフト共重合体(
B)5〜50重量部と、 (iii)可塑剤10〜300重量部 とからなる軟質塩化ビニル系樹脂組成物。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237772A JPS61115949A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 軟質塩化ビニル系樹脂組成物 |
CA000494630A CA1234647A (en) | 1984-11-12 | 1985-11-05 | Non-rigid vinyl chloride polymer resin composition |
US06/795,518 US4663382A (en) | 1984-11-12 | 1985-11-06 | Non-rigid vinyl chloride polymer resin composition |
DE8585308153T DE3582119D1 (de) | 1984-11-12 | 1985-11-08 | Weich-polyvinylchloridzusammensetzung. |
EP85308153A EP0182558B1 (en) | 1984-11-12 | 1985-11-08 | Non-rigid vinyl chloride polymer resin composition |
AU49470/85A AU583067B2 (en) | 1984-11-12 | 1985-11-08 | Non-rigid vinyl chloride polymer resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237772A JPS61115949A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 軟質塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115949A true JPS61115949A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0588269B2 JPH0588269B2 (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=17020206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237772A Granted JPS61115949A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 軟質塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4663382A (ja) |
EP (1) | EP0182558B1 (ja) |
JP (1) | JPS61115949A (ja) |
AU (1) | AU583067B2 (ja) |
CA (1) | CA1234647A (ja) |
DE (1) | DE3582119D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043063A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 積水化学工業株式会社 | 塩化ビニル系樹脂防水シート |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3516519A1 (de) * | 1985-05-08 | 1986-11-13 | J.H. Benecke Gmbh, 3000 Hannover | Kunststoffmassen fuer die herstellung von tiefziehfolien |
DE3605799A1 (de) * | 1986-02-22 | 1987-08-27 | Bayer Ag | Zitronensaeurederivate als emulgatoren fuer die emulsionspolymerisation |
US4957857A (en) * | 1988-12-23 | 1990-09-18 | Eastman Kodak Company | Stabilization of precipitated dispersions of hydrophobic couplers |
US5380785A (en) * | 1993-04-05 | 1995-01-10 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubbery polymer |
US10100190B2 (en) * | 2014-02-06 | 2018-10-16 | Toray Industries, Inc. | Thermoplastic resin composition |
CN105085773B (zh) * | 2015-08-14 | 2017-10-24 | 武汉理工大学 | 一种互穿网络结构聚丙烯酸酯多元共聚物及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879852A (ja) * | 1972-01-27 | 1973-10-26 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3655825A (en) * | 1969-03-24 | 1972-04-11 | Rohm & Haas | Acrylic impact resistant modifiers for polyvinyl chloride |
FR2092389A5 (ja) * | 1970-04-13 | 1972-01-21 | Rohm & Haas | |
JPS515674B2 (ja) * | 1972-05-26 | 1976-02-21 | ||
US4014842A (en) * | 1973-05-24 | 1977-03-29 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Vinyl chloride resin compositions |
US3994991A (en) * | 1973-08-11 | 1976-11-30 | Kanegafuchi Chemical Industries Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition comprising a vinyl chloride polymer and a graft copolymer |
US4229549A (en) * | 1977-04-08 | 1980-10-21 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Thermoplastic resin composition comprising a rigid thermoplastic resin and a graft copolymer |
JPS5933342A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59237772A patent/JPS61115949A/ja active Granted
-
1985
- 1985-11-05 CA CA000494630A patent/CA1234647A/en not_active Expired
- 1985-11-06 US US06/795,518 patent/US4663382A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-08 EP EP85308153A patent/EP0182558B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-11-08 AU AU49470/85A patent/AU583067B2/en not_active Ceased
- 1985-11-08 DE DE8585308153T patent/DE3582119D1/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879852A (ja) * | 1972-01-27 | 1973-10-26 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017043063A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 積水化学工業株式会社 | 塩化ビニル系樹脂防水シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU583067B2 (en) | 1989-04-20 |
JPH0588269B2 (ja) | 1993-12-21 |
CA1234647A (en) | 1988-03-29 |
DE3582119D1 (de) | 1991-04-18 |
AU4947085A (en) | 1986-05-22 |
EP0182558B1 (en) | 1991-03-13 |
EP0182558A3 (en) | 1987-07-15 |
US4663382A (en) | 1987-05-05 |
EP0182558A2 (en) | 1986-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4564653A (en) | Impact modifier and thermoplastic resin composition using the same | |
CA1214584A (en) | Graft copolymers of alkyl methacrylates - alkyl acrylates onto diene - alkyl acrylate copolymers and their use as impact modifiers | |
US4362845A (en) | Polyvinyl chloride-base resin and multistage graft resin composition | |
CA1336927C (en) | Weather resistant impact modifiers for thermoplastic resins and blends containing the same | |
NO164032B (no) | Ionisk copolymer med gode lavtemperaturegenskaper, fremstilling av den og anvendelse derav. | |
JPH0788415B2 (ja) | ポリ塩化ビニル用透明性、衝撃性改善剤 | |
JPS61115949A (ja) | 軟質塩化ビニル系樹脂組成物 | |
EP0137268B1 (en) | Impact modifier and thermoplastic resin composition using the same | |
JPS60217252A (ja) | 耐衝撃性に優れた塩化ビニル樹脂組成物 | |
US4035443A (en) | Polyvinyl chloride resin composition having transparency, high gloss, impact and weather resistance | |
JPS61141746A (ja) | 耐候性、耐衝撃性に優れた塩化ビニル樹脂組成物 | |
JPH0535173B2 (ja) | ||
JPH0442420B2 (ja) | ||
JPH06122827A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPH0361697B2 (ja) | ||
JPS6032849A (ja) | 熱可塑性樹脂用耐衝撃性改質剤 | |
JPS60240751A (ja) | 塩化ビニル樹脂系ポリマ−アロイ | |
JPH06192534A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP3325282B2 (ja) | 耐候性、耐衝撃性、2次加工性を改良した塩化ビニル系樹脂組成物 | |
JPH06192535A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
EP0388943A1 (en) | Vinyl chloride resin composition | |
JPH0436183B2 (ja) | ||
JPS59217747A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 | |
JPS6021180B2 (ja) | アクリロニトリル系樹脂組成物 | |
JPH0477021B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |