JPS61115601A - Ni含有Fe合金の製造方法 - Google Patents
Ni含有Fe合金の製造方法Info
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- JPS61115601A JPS61115601A JP23696984A JP23696984A JPS61115601A JP S61115601 A JPS61115601 A JP S61115601A JP 23696984 A JP23696984 A JP 23696984A JP 23696984 A JP23696984 A JP 23696984A JP S61115601 A JPS61115601 A JP S61115601A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はFe−Ni合金、又はFe−Ni Cr合
金、あるいはFe−N1−co合金の大型鋳塊の分塊圧
延、スラブ、あるいはビレットの熱間圧延時に、粒界酸
化層による熱間割れを防止すると共に、7ケ一ル層の成
長を阻止して手入れ歩留りを向上し得るNi含有Fe合
金の製造方法に関する。
金、あるいはFe−N1−co合金の大型鋳塊の分塊圧
延、スラブ、あるいはビレットの熱間圧延時に、粒界酸
化層による熱間割れを防止すると共に、7ケ一ル層の成
長を阻止して手入れ歩留りを向上し得るNi含有Fe合
金の製造方法に関する。
従来の技術
従来、Fe (20%〜82%)N1合金、又はFe
−7%以下Cr−C20%〜82%)Ni合金、あるい
はFe−(12%〜20%)Co−(28%〜72%)
Ni合金は封着材料、アンバー材料、あるいは磁性材料
として用いられていた。しかし、これらの合金は、高温
で酸化した場合、表面スケール内部の生地円に粒界酸化
部と金属酸化物混合層の特徴のあるサブスケールが発生
する。このような粒界酸化部及びサブスケールを有する
合金の高温加熱材を熱間圧延すると、軽度の場合は圧延
材表面に微細なへげ傷などの肌荒れを生じ、更に著しく
なると山へげとなって表面を著しく掻い、その後の傷取
り手入れにより製品歩留りが低下し、重度の場合は耳割
れにより成品化できない。
−7%以下Cr−C20%〜82%)Ni合金、あるい
はFe−(12%〜20%)Co−(28%〜72%)
Ni合金は封着材料、アンバー材料、あるいは磁性材料
として用いられていた。しかし、これらの合金は、高温
で酸化した場合、表面スケール内部の生地円に粒界酸化
部と金属酸化物混合層の特徴のあるサブスケールが発生
する。このような粒界酸化部及びサブスケールを有する
合金の高温加熱材を熱間圧延すると、軽度の場合は圧延
材表面に微細なへげ傷などの肌荒れを生じ、更に著しく
なると山へげとなって表面を著しく掻い、その後の傷取
り手入れにより製品歩留りが低下し、重度の場合は耳割
れにより成品化できない。
そのため、前記Fe−N(合金、又はFe− N’i
−Cr合金、あるいはFe −Ni −Co合金の大型
鋳塊、スラブあるいはビレットを熱間圧延する場合は、
熱間圧延のための加熱前に被圧延材の全面に、アルミナ
、ンリカ、水滓スラグなどのセラミックに溶剤を加えた
ものを塗布し、表面をセラミックで被覆して酸化防止対
策がなされていた。
−Cr合金、あるいはFe −Ni −Co合金の大型
鋳塊、スラブあるいはビレットを熱間圧延する場合は、
熱間圧延のための加熱前に被圧延材の全面に、アルミナ
、ンリカ、水滓スラグなどのセラミックに溶剤を加えた
ものを塗布し、表面をセラミックで被覆して酸化防止対
策がなされていた。
発明が解決しようとする問題点
上記のごとく、Fe−Ni合金、又はFe−Ni−Cr
合金、あるいはFe−Ni−co合金の大型鋳塊等を熱
間圧延する場合は、表面にセラミック被覆層を形成して
いたが、そのセラミック被覆層が圧延中に被圧延材より
剥離したり、又剥離したセラミック片により熱延ロール
の表面に傷ができたり、あるいは製品に押込み傷が発生
する恐れがあり、製品歩留りの低下をもたらしていた。
合金、あるいはFe−Ni−co合金の大型鋳塊等を熱
間圧延する場合は、表面にセラミック被覆層を形成して
いたが、そのセラミック被覆層が圧延中に被圧延材より
剥離したり、又剥離したセラミック片により熱延ロール
の表面に傷ができたり、あるいは製品に押込み傷が発生
する恐れがあり、製品歩留りの低下をもたらしていた。
発明者らは、かかる現状にかんがみ、上記Ni含有Fe
合金の大型鋳塊、スラブあるいはビレットの熱間圧延時
に被圧延材の粒界酸化層に基づ(熱間割れを防止するこ
とを目的に種々検討した結果、・ 優れた耐酸化性を
有するcrを含有するFe合金を被圧延材の表面に溶射
して被覆層を形成することにより、大型圧延材の表面酸
化防止ができると共に、材料のサブスケール及び粒界酸
化部の発生を防止し得ることを見出した。この発明は上
記の知見番こ基づいて提案するものである。
合金の大型鋳塊、スラブあるいはビレットの熱間圧延時
に被圧延材の粒界酸化層に基づ(熱間割れを防止するこ
とを目的に種々検討した結果、・ 優れた耐酸化性を
有するcrを含有するFe合金を被圧延材の表面に溶射
して被覆層を形成することにより、大型圧延材の表面酸
化防止ができると共に、材料のサブスケール及び粒界酸
化部の発生を防止し得ることを見出した。この発明は上
記の知見番こ基づいて提案するものである。
問題点を解決するための手段
Fe−(20%〜82%)Ni合金、又はFe−7%以
下Cr−(20%〜82%) N1合金、あるいはFe
−(12%〜20%)Co−(28%〜72%)Ni合
金の大型鋳塊、スラブ、あるいはビレットの全面に、(
8%〜、20%)Cr含有のFe合金を溶射して、前記
合金との熱膨張係数差が15X10−’(c!11/側
℃。
下Cr−(20%〜82%) N1合金、あるいはFe
−(12%〜20%)Co−(28%〜72%)Ni合
金の大型鋳塊、スラブ、あるいはビレットの全面に、(
8%〜、20%)Cr含有のFe合金を溶射して、前記
合金との熱膨張係数差が15X10−’(c!11/側
℃。
RT〜1280℃)以下で層厚0.2fi以上の溶射被
覆層を形成したのち、1000℃〜1280℃に加熱し
て“熱間圧延、又は分塊及び熱間圧延することを要旨と
する。
覆層を形成したのち、1000℃〜1280℃に加熱し
て“熱間圧延、又は分塊及び熱間圧延することを要旨と
する。
この発明においてFe−Ni合金の成分組成を限定した
のは、Ni含有量が20%未満及び82%を超えた場合
には、いずれも粒界酸化が少なく、そのため酸化防止を
考慮する必要がないためである。 l・又、crを
含有したFe−Ni−Cr合金おいては、Cr量が7%
を超えると耐酸化性の効果がでるため、耐酸化性に効果
のない7%以下に限定した。
のは、Ni含有量が20%未満及び82%を超えた場合
には、いずれも粒界酸化が少なく、そのため酸化防止を
考慮する必要がないためである。 l・又、crを
含有したFe−Ni−Cr合金おいては、Cr量が7%
を超えると耐酸化性の効果がでるため、耐酸化性に効果
のない7%以下に限定した。
そして、Ni量は上記と同様の理由により20%〜82
%に限定した。
%に限定した。
又、封着材料としてセラミック、ガラスとの熱膨張係数
差を調整するため、Fe−、Ni合金にGo12%〜2
0%含有したFe −Nt −Go金合金して用いられ
るが、酸化に対してはcoはNlとほぼ同様の挙動を示
すため、co 12%〜20%含有する場合、Ni含有
量が28%未満及び72%を超えた場合には、いずれも
粒界酸化が少なく、そのため酸化防止を考慮する必要が
ないので、Ni含有量を28%〜72%に限定した。
差を調整するため、Fe−、Ni合金にGo12%〜2
0%含有したFe −Nt −Go金合金して用いられ
るが、酸化に対してはcoはNlとほぼ同様の挙動を示
すため、co 12%〜20%含有する場合、Ni含有
量が28%未満及び72%を超えた場合には、いずれも
粒界酸化が少なく、そのため酸化防止を考慮する必要が
ないので、Ni含有量を28%〜72%に限定した。
溶射被覆層を形成するためのCr含有Fe合金は、Cr
含有量が8%未満では耐酸化の効果が少な(、又20%
を超えると熱間加工性が劣化すると共に、=スト高とな
り好ましくないので8%〜20%とした。
含有量が8%未満では耐酸化の効果が少な(、又20%
を超えると熱間加工性が劣化すると共に、=スト高とな
り好ましくないので8%〜20%とした。
なお、形成した溶射被覆層と被圧延材との熱膨張係数差
は15X10−’(国/菌’Q、RT〜1280℃)を
超えると熱膨張により溶射被覆層が剥離し、粒界酸化及
び内部酸化が進行して好ましくないから、それ以下に限
定する必要がある。そして、この熱膨張差を調整するた
め、Feの一部をNiで置換してcr −Ni −Fe
合金を使用してもよいが、この場合はNi70%以上で
は加熱雰囲気中のSにより結晶粒界にN1硫化物が生成
し望ましくない。又、この溶射用C,金含有、合金は微
量のC,N、 S、 P、St、 cu、 Mn、 c
o、 MO,T[、Ai、w、 Nb、 v。
は15X10−’(国/菌’Q、RT〜1280℃)を
超えると熱膨張により溶射被覆層が剥離し、粒界酸化及
び内部酸化が進行して好ましくないから、それ以下に限
定する必要がある。そして、この熱膨張差を調整するた
め、Feの一部をNiで置換してcr −Ni −Fe
合金を使用してもよいが、この場合はNi70%以上で
は加熱雰囲気中のSにより結晶粒界にN1硫化物が生成
し望ましくない。又、この溶射用C,金含有、合金は微
量のC,N、 S、 P、St、 cu、 Mn、 c
o、 MO,T[、Ai、w、 Nb、 v。
B等の元素を含有してもよい。
前記溶射被覆層の層厚は加熱温度、時間により変るが、
加熱炉を出た時点でその被覆層の酸化が進行しスケール
として除去できる程度の厚さが望ましく、少な(とも0
.21ff以上の層厚が必要である。層厚が0.2寵以
下では均一な被覆層が形成されず、そのため薄い部分は
熱間圧延時に割れを生じ完全な酸化防止はできない。又
、被覆層厚は厚くなるほど、溶射加工コストが上昇する
ので、上限としては2fl厚が好ましい。
加熱炉を出た時点でその被覆層の酸化が進行しスケール
として除去できる程度の厚さが望ましく、少な(とも0
.21ff以上の層厚が必要である。層厚が0.2寵以
下では均一な被覆層が形成されず、そのため薄い部分は
熱間圧延時に割れを生じ完全な酸化防止はできない。又
、被覆層厚は厚くなるほど、溶射加工コストが上昇する
ので、上限としては2fl厚が好ましい。
又、この発明は大型鋳塊、大寸法のスラブやビレットに
適用されるが、大型鋳塊は2を以上、スラブは幅450
f1以上×厚さ100f1以上、ビレットは幅100E
II以上×厚さ100絹以上の熱間圧延に特に有効であ
る。
適用されるが、大型鋳塊は2を以上、スラブは幅450
f1以上×厚さ100f1以上、ビレットは幅100E
II以上×厚さ100絹以上の熱間圧延に特に有効であ
る。
なお、Cr含有のFe合金を溶射被覆する際は、被圧延
材の表面を手入れして酸化膜を除去したのち溶射する。
材の表面を手入れして酸化膜を除去したのち溶射する。
又、熱間圧延を終ったあと被圧延材の表面を溶剤、切削
あるいは研削して溶射被覆層を完全に除去したのち冷間
圧延することが望ましい。
あるいは研削して溶射被覆層を完全に除去したのち冷間
圧延することが望ましい。
実 施 例
実施例I
Fe 42%Ni合金の7を鋳塊を溶製し、その表面
ヲショットブラストにより清浄化したのチ、鋳塊表面全
体番こFe−18%cr合金を溶射して厚さ0.5鱈の
溶射被覆層を形成した。
ヲショットブラストにより清浄化したのチ、鋳塊表面全
体番こFe−18%cr合金を溶射して厚さ0.5鱈の
溶射被覆層を形成した。
そして、この溶射被覆層を形成した鋳塊を均熱炉に装入
して1250℃に4時間均熱したのち、幅700M’l
X厚さ15010gのスラブに分塊圧延した。
して1250℃に4時間均熱したのち、幅700M’l
X厚さ15010gのスラブに分塊圧延した。
引続き、この分塊スラブの表面を溶剤手入れして酸化溶
射被覆層を除去し、さらにショツトブラストで表面を清
浄化したのち、前記Fe−18%Cr合金をスラブ表面
に溶射して厚さ0.31!11の溶射被覆層を形成した
。
射被覆層を除去し、さらにショツトブラストで表面を清
浄化したのち、前記Fe−18%Cr合金をスラブ表面
に溶射して厚さ0.31!11の溶射被覆層を形成した
。
そして、この溶射被覆層を形成した分塊スラグを加熱炉
に装入し1200℃に3時間加熱して熱間圧延し板厚4
Mに仕上げたのち、表面をグフィンダで研削して冷間圧
延を施し厚さ1.0麿の薄板を得た。
に装入し1200℃に3時間加熱して熱間圧延し板厚4
Mに仕上げたのち、表面をグフィンダで研削して冷間圧
延を施し厚さ1.0麿の薄板を得た。
この際、分塊時、熱間圧延時の傷発生状況と歩留りを調
゛べた。なお比較のため鋳塊及び分塊スラブの表面にア
ルミナを塗布したもの(比較例1)、及び無塗布のもの
(比較例2)についても調べた。
゛べた。なお比較のため鋳塊及び分塊スラブの表面にア
ルミナを塗布したもの(比較例1)、及び無塗布のもの
(比較例2)についても調べた。
その結果を第1表に示す。
第 1 表
上記結果より、この発明によるものは分塊時、熱間圧延
時共に傷の発生がなく良好な表面が保たれ、その結果手
入れが少なくてすみ歩留りの良いことがわかる。これに
対し従来法によりアルミナを塗布した比較例の場合は一
部アルミナが剥離し、これによりアルミナ押込み傷が発
生し歩留りが低い。
時共に傷の発生がなく良好な表面が保たれ、その結果手
入れが少なくてすみ歩留りの良いことがわかる。これに
対し従来法によりアルミナを塗布した比較例の場合は一
部アルミナが剥離し、これによりアルミナ押込み傷が発
生し歩留りが低い。
実施例2
Fe−30%Ni−16%Co合金の3を鋳塊を溶製し
、その表面をビレットグラインダにより清浄化したのち
、鋳塊表面全体にFa−60%Ni−16%Cr合金を
溶射して厚さ0.5111の溶射被覆層を形成した。
、その表面をビレットグラインダにより清浄化したのち
、鋳塊表面全体にFa−60%Ni−16%Cr合金を
溶射して厚さ0.5111の溶射被覆層を形成した。
そして、この溶射被覆層を形成した鋳塊を均熱炉に装入
して1250℃に3時間均熱したのち、幅200ffX
厚さ200ffのビレットに分塊圧延した。
して1250℃に3時間均熱したのち、幅200ffX
厚さ200ffのビレットに分塊圧延した。
引続き、この分塊ビレットの表面を熱間で溶剤して酸化
溶射被覆層を除去し、連続圧延機で圧延して幅100f
lX厚さ100′IMのビレットにした。このビレット
をグラインダ手入れとショツトブラストにより表面を清
浄化したのち、再びビレット表面に上記Fe−60%N
i−1696Cr合金を溶射して厚さ0.3Mの溶射被
覆層を形成した。
溶射被覆層を除去し、連続圧延機で圧延して幅100f
lX厚さ100′IMのビレットにした。このビレット
をグラインダ手入れとショツトブラストにより表面を清
浄化したのち、再びビレット表面に上記Fe−60%N
i−1696Cr合金を溶射して厚さ0.3Mの溶射被
覆層を形成した。
そして、この溶射被覆層を形成したビレットを加熱炉に
装入し1200℃に2時間加熱して熱間圧延し7鱈−の
線材とし、その表面をグラインダ手入してのち、冷間圧
延して2m−の線材を得た。
装入し1200℃に2時間加熱して熱間圧延し7鱈−の
線材とし、その表面をグラインダ手入してのち、冷間圧
延して2m−の線材を得た。
この際、分塊時、熱間圧延時の傷発生状況と歩留りを調
べた。な詔、比較のため鋳塊及び分塊ビレットの表面に
水滓スラグを塗布したもの(比較例1)、及び無塗布の
もの(比較例2)についても調べた。その結果を第2表
に示す。
べた。な詔、比較のため鋳塊及び分塊ビレットの表面に
水滓スラグを塗布したもの(比較例1)、及び無塗布の
もの(比較例2)についても調べた。その結果を第2表
に示す。
(以下余白)
第 2 表
上巳結果より、この発明によるものは、分塊時、熱間圧
延時共に傷の発生がなく良好な表面が保たれ、比較例の
ものに比べ歩留りが良いことがわかる。
延時共に傷の発生がなく良好な表面が保たれ、比較例の
ものに比べ歩留りが良いことがわかる。
発 明 の 効 果
この発明は、大寸法の被圧延材の表面に、被圧延材との
熱膨張係数差が15 X 10−’cl!/(至)℃以
下の耐酸化性合金を溶射して溶射被覆層を形成して熱間
圧延、又は分塊及び熱間圧延するため、分塊圧延時、熱
間圧延時に被覆層が部分的に剥離することがないため、
表面傷を発生することな(圧延することができ、その結
果圧凰後の表面手入れが簡単にでき、しかも成品歩留り
を著しく増大できる。
熱膨張係数差が15 X 10−’cl!/(至)℃以
下の耐酸化性合金を溶射して溶射被覆層を形成して熱間
圧延、又は分塊及び熱間圧延するため、分塊圧延時、熱
間圧延時に被覆層が部分的に剥離することがないため、
表面傷を発生することな(圧延することができ、その結
果圧凰後の表面手入れが簡単にでき、しかも成品歩留り
を著しく増大できる。
Claims (1)
- Fe−Ni合金、又はFe−Ni−Cr合金、あるいは
Fe−Ni−Co合金の大型鋳塊、スラブ、あるいはビ
レツトの全面に、8%〜20%Cr含有のFe合金を溶
射して、前記合金との熱膨張係数差が15×10^−^
6(cm/cm℃、RT〜1280℃)以下で層厚0.
2mm以上の溶射被覆層を形成したのち、1000℃〜
1280℃に加熱して熱間圧延、又は分塊及び熱間圧延
することを特徴とするNi含有Fe合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696984A JPS61115601A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | Ni含有Fe合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23696984A JPS61115601A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | Ni含有Fe合金の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115601A true JPS61115601A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0146202B2 JPH0146202B2 (ja) | 1989-10-06 |
Family
ID=17008445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23696984A Granted JPS61115601A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | Ni含有Fe合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61115601A (ja) |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23696984A patent/JPS61115601A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0146202B2 (ja) | 1989-10-06 |
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