JPS61115249A - 電気機械変換器の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、光学的レンズを有する被駆動体を、水平（ト
ラッキング）方向及び垂直（フォーカス）方向に駆動す
る電気機械変換器の支持装置に関し、特に光学的ピック
アップの対物レンズを駆動する為の電気機械変換器の支
持装置に関する。

（ロ）従来の技術 デジタル信号に対応する凹凸が刻印されたデジタルオー
ディオディスクから、光学的ピックアップを用いて信号
を再生する光学的再生装置が知られている。前記光学的
再生装置においては、光ビームを前記凹凸上忙正しく投
射する為、前記光学的ピックアップ中の対物レンズのト
ラッキング制御及びフォーカシング制御を行う必要があ
る。しかして、通常の光学的ピックアップは、対物レン
ズを被駆動体とをるホルダー内に配置し、該ホルダーに
トラッキングコイル及び７オーカシングコイルを巻回し
て電気機械変換器を構成し、前記トラッキングコイル及
びフォーカシングコイルに制御信号を印加してトラッキ
ング制御及びフォーカシング制御を行っている。その為
、前記電気機械変換器は、印加される制御信号に応じて
、トラッキング方向及びフォーカシング方向に自由に動
かなければならず、前記自由に動く電気機械変換器を正
しく支持することは困難であった。

例えば、特開昭５７−１２７９３４号公報第１図には、
電気機械変換器を支持する為に粘弾性体から成る支持体
な用いる方法が示されているが、前記支持体が弾性を有
する為、前記支持体の軸方向に加わる力によりねじれが
生じ、前記電気機械変換器の姿勢を正しく維持出来ない
という欠点があった。

また、例えば、４本の鋼線材を平行に配置し、該鋼線材
の一端なフレームに固定するとともに、他端（電気機械
変換器を固定して片持型とした支持装置が従来公知であ
る。この支持装置は、片持型である為に、支持体として
軸方向に弾性を有さない鋼線材を使用出来るので、軸方
向に加わる力に対して電気機械変換器の姿勢がくずれな
いという利点を有する。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点しかしながら、
前記鋼線材（ワイヤー）を用いる片持型の支持装置は、
前記ワイヤーのみで電気機械変換器の重量を保持しなけ
ればならず、前記ワイヤーを太くして強度を犬としなけ
ればならないので、スティフネスが犬とをり、共振周波
数が高くなり、振動に弱いという欠点があった。また、
トラッキング制御やフォーカシング制御な行う時の駆動
力のアンバランスや電気機械変換器の重量のアンバラン
スによりローリングが発生し、正しい姿勢を保ズなくな
るという欠点があった。

に）問題点な解決するだめの手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、一端がフレ
ームに固定され、他端がフレームに穿設された孔に挿入
され、中間部が電気機械変換器忙結合されたワイヤーを
支持体として用いた点を特徴とする。

（ホ）作用 本発明に依れば、ワイヤーの他端がフレームの孔に挿入
されているだけで固定されていない為、電気機械変換器
がトラッキング方向及びフォーカシング方向に駆動され
たとき前記ワイヤーが軸方向に摺動し、前記電気機械変
換器な印加される制御信号に応じた位置に正しく移動さ
せることが出来る。

（へ）実施例 第１ｍは−、本発明の一実施例を示すもので、（１）は
一体数型された筒内に対物レンズ（２）を有するレンズ
ホルダー、（３）は該レンズホルダー（１１に巻回され
たシラッキングコイル、（４）は前記レンズホルダー（
１）に巻回されたフォーカシングコイル、（５）及び（
６）は磁場を形成する為の一対の永久磁石、（７）は該
永久磁石（５）及び（６）が固定されて閉磁路を形成す
るヨーク（８）を有するフレーム、及び（９）は一端が
前記フレーム（力に固定され、他端が前記フレーム（力
の孔及び孔部材α１の孔（１０ａ）　Ｋ挿入され、中央
部が前記レンズホルダー（１）Ｋ固定さｎたワイヤーで
ある。しかして、前記レンズホルダー（１）、トラッキ
ングコイル（３）及びフォーカシングコイル（４）は、
電気機械変換器を構成しており、前記永久磁石（５）及
び（６）の磁力線と前記トラッキングコイル（３）及び
フォーカシングコイル（４）に印加される制御信号とに
応じて、トラッキング方向及びフォーカシング方向に移
動可能と成されている。

いま、トラッキングコイル（３）に制御信号が印加され
たとすると、前記制御信号の極性に応じて、レンズホル
ダー（１）がトラッキング方向（矢印Ａ−Ａ）Ｋ移動す
る。また、フォーカシングコイル（４）に制御信号が印
加されたとすると、前記制御信号の極性に応じてレンズ
ホルダー（１）がフォーカシング方向（矢印Ｂ−Ｔ３）
に移動する。従って、適切な制御信号を印加することＫ
より、レンズホルダー（１）に固定された対物レンズ（
２）を正しい位置に位置ずけることが出来る。

前記ワイヤー（９）は、例えばリン青銅の線材から成り
、軸方向には弾力を有さす、軸と直角な方向に弾力を有
するものである。そして、前記ワイヤー（９）の他端は
、フレーム（力及び孔部材Ｃ１ｌの孔に挿入されている
だけで、固定されていない為、レンズホルダー（１）が
トラッキング方向及びフォーカシング方向忙移動すると
き前記フレーム（７）及び孔部材ａ〔の孔内を摺動し、
前記レンズホルダー（１）の正しい移動を妨げない。

第２図８）乃至（ハ）はワイヤー（９）とフレーム（７
）及び孔部材（１１との関係を示すもので、（１１１は
前記フレーム（力の孔（７ａ）内に充填されたダンプ材
、（１０ａ）は前記孔部材（ＩＱに穿設された前記ワイ
ヤー（９）の径（約０．２　ｍ　）よりも少許大なる径
（約０．３　ｍｘ　）の孔である。いま、フォーカシン
グコイル（４度信号が印加されず、レンズホルダー（１
）が中点位置にあるとすれば、ワイヤー（９）は第２図
（イ）Ｋ示す如く、略水平状態に保たれている。その状
態で、レンズホルダー（１）を矢印Ｂ方向に移動させる
制御信号が前記フォーカシングコイル（４）Ｋ印加され
ると、第２図（ロ）に示す如く、ワイヤー（９）に矢印
Ｃ方向の力が加わり、前記ワイヤー（９）は孔部材α値
の孔（１０ａ）との間に生じる摩擦力及びダンプ材（１
υの結方に抗して矢印Ｃ方向に摺動する。また、レンズ
ホルダー（１）を矢印Ｂ方向に移動させる制御信号が前
記フォーカシングコイル（４）に印加されると、第２図
（ハ）に示す如く、ワイヤー＋９１　Ｋ矢印り方向の力
が加わり、前記ワイヤー（９）は同様罠孔部材鵠の孔（
１０ａ）との間の摩擦力及びダンプ材（ｌυの結方に抗
して矢印り方向に摺動する。従って、ワイヤー（９）は
レンズホルダー（１１の正常な移動を妨げることが無い
。

尚、ダンプ材ｅｌｌ）はワイヤー（９）のＱを下げろ効
果があり、前記ダンプ材（１１）の存在により、前記ワ
イヤー（９）の異常な共振が防止される。

次に、本発明に係る支持装置の組み立てについて説明す
る。組み文てな行う場合、まずフォーカシングコイル（
４）及びトラッキングコイル（３）が巻回されたレンズ
ホルダー（１）をフレーム（７）の所定位置に配置し、
その後一端がプリント基板圓に半田付固定されたワイヤ
ー（９）を前記フレーム（７）の外側から該フレーム（
力の孔に挿入し、更にレンズホルダー　（１）の取付部
（１ａ）の孔に挿入した後前記フレーム（７）の孔及び
孔部材（１１の孔（１０ａ）　Ｋ挿入する。そして、ワ
イヤー（９）を取付部（１ａ）に接着すれば、組み豆て
は完了する。ダンプ材住υはフレーム（力の孔（７ａ）
　Ｋあらかじめ充填されており、その後に孔部材α〔を
孔合せを行って前記７レーム（７）Ｋネジ止め固定する
為、前記ダンプ材（１１）が前記孔部材（１０の孔（１
０ａ）　？：閉塞することはない。特に、孔部材（ＩＱ
の孔（１０ａ）は、第２図に示される如く、略Ｖ字型の
空間（１０ｂ）を有しているので、前記孔部材α１の孔
（１０ａ）の閉塞は確実に防止される。また、フレーム
（９）はアルミダイキャスト等の成型容易な導電材から
成り、孔部材ａ〔は孔加工が容易な合成樹脂から成る。

ワイヤー（９）は導電性を有し、トラッキングコイル（
３）及びフォーカシングコイル（４）のリードと成され
ているので、短絡事故を防止しなければならないが、導
電材から成るフレーム（７）の孔（７ａ）　［４！ダン
グ材αυが充填されているので前記ワイヤー（９）が前
記フレーム（７）に接触することが無く、また孔部材α
ｌは非導電性の為短絡事故が生じることは無い。

尚、ワイヤー（９）の一端は、フレーム（力の孔を通っ
てプリント基板α３に半田付固定されているので。

厳密に言えば前記フレーム（力に固定されているわけで
はない。しかしながら、前記プリント基板鰺は前記フレ
ーム（７）Ｋネジ止め固定されている為、前記ワイヤー
（９）は前記フレーム（７）Ｋ間接的に固定されること
Ｋなり、本発明におけろ「ワイヤー（９）の一端をフレ
ーム（７）に固定する」とは、前記間接的な固定を含む
ものである。

（ト）　　発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば、ワイヤーの一端をフ
レームに固定するとともに、他端を前記フレームの孔に
挿入して電気機械変換器の支持を行っているので、前記
ワイヤーとして軸方向に弾力な有さないリン青銅線材等
の鋼材な用いることが出来、かつ疑似的な両持型と成さ
れているので前記ワイヤーな細く出来、質量の減少及び
スティフネスの減少を計ることが出来る。従って、特性
的な劣化を生じることを（確実に電気機械変換器を支持
することが出来る支持装置を提供出来る。

また、実施例の如く、フレームの孔にダンプ材を充填す
るとともに、前記フレームと別部品の孔部材を配設すれ
ば、ワイヤーな摺動可能に支持することが容易になり、
かつ短絡事故に対する対処も出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（イ
）、（ロ）、（ハ）はいずれも本発明の説明に供する為
の部分断面図である。 主な図番の説明 （１１・・・レンズホルダー、（２１・・・対物レンズ
、（３）・・・トラッキングコイル、＋４１・・・フオ
ーカシングコイル、（７）・・・フレーム、＋９＋・・
・ワイヤー、（１０１−・・孔部材。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　夫 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学的レンズを有する被駆動体と、印加される電
   気信号に応じて前記被駆動体を水平方向及び垂直方向に
   駆動するコイルとから成る電気機械変換器をフレームに
   支持する為の支持装置であつて、一端が前記フレームに
   固定されたワイヤーの他端を前記フレームに穿設された
   孔に挿入するとともに、前記ワイヤーと前記被駆動体と
   を結合して成る電気機械変換器の支持装置。