JPS61115223A - 円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘツド装置 - Google Patents

円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘツド装置

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JPS61115223A
JPS61115223A JP23776184A JP23776184A JPS61115223A JP S61115223 A JPS61115223 A JP S61115223A JP 23776184 A JP23776184 A JP 23776184A JP 23776184 A JP23776184 A JP 23776184A JP S61115223 A JPS61115223 A JP S61115223A
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Japan
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recording
head
magnetic
recording medium
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JP23776184A
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English (en)
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Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
Toshiya Sakurai
桜井 俊哉
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高密度磁気記録再生装置、特に小型化に適す
る磁気記録再生装置に良好に使用できる円筒状磁気ia
録媒体用の磁気ヘッド装置に関する。
(従来技術) 近年になって、ビデオテープレコーダ(’VTR)の超
小型化を図かるとともに、各種形式の固体撮像素子と集
積回路の使用によるテレビジョンカメラ(以下、テレビ
ジョンをTVと略記する)の超小型化を図かり、前記し
た超小型化TVカメラと超小型化VTRとを一体化した
構成の超小型化軽量のカメラ一体化VTR(いわゆる電
子8ミリ装置)についての開発研究が盛んに行なわれる
ようになった。
また、写真フィルムを使うスチルカメラに代わって、電
気的に静止画像を記録する、いわゆる、電子式カメラに
ついても開発研究が行なわれて来ており、写真フィルム
の代わりに超小型のフレキシブル磁気ディスクを用いて
映像信号を記録する形式の電子カメラについては、35
ミリの一眼レフカメラ並みの大きさにまで小型化された
ものが、既に実用化段階に達したとして公表されるに至
っている。
そして、本出願人会社においても、35ミリの写真フィ
ルムのパトローネ程度の大きさの円筒状の磁気記録媒体
を用いて、駒取り記録や短時間の連続記録の可能な超小
型の撮像録画装置についての提案を行なって来ている。
円筒状の磁気記録媒一体は、それの磁性膜と記録再生素
子との相対的な線速度が、磁気記録媒体の全周面にわた
って一定であるから、磁気記録媒体の全周面が記録再生
の領域−とじて有効に利用できるという可能性があり、
また、それが例えば、35ミリフイルムのパトローネ(
全長47mm、直径25mm)あるいは、前記のパトロ
ーネを収納するケース(全長53mm、直径31mm)
と同程度の大きさとなされた場合でも1世界で最も普及
している型式によるホームVTRにおける磁気ヘッドと
磁気テープ間の相対線速度5.8m/sと同程度の相対
線速度が得られるから、今1例えば、直径が31mmで
長さが50mmの円筒状の磁気記録媒体を毎分3600
回転させて、それの周速度を5.8m/sとし、それの
−回転毎にTV映像信号の1フイ一ルド分を記録させる
とし、記録尊重が3μm、ガートバンドが1.5μ箇、
記録跡間隔が4.5μmとして記録した場合に、前記し
たような形状寸法の円筒状の記録媒体には、10800
駒の静止両像が記録でき、また1通常のTV映像信号の
3分間にわたる連続記録や、フィールドスキップ方式の
採用による6分間の記録が可能であるというように、小
さな形状寸法で大きな記録容量が得られ、かつ、磁気記
録媒体における中空の内部空間に、記録媒体の駆動用の
古−夕を設置することにより、磁気記録動作あるいは磁
気記録再生動作が可能な磁気記録再生装置を小型化する
ことが容易であり、撮像型録画装置を小型軽量なものと
して構成する上でも有効である。
そして、前記したi像録画装置において有効に使用でき
るとして本出願人会社で提案した中空々洞状の磁気記録
媒体、すなわち、円筒状(または殆ど円筒に近いような
直円錐台状・・・頂角が極めて小さな直円錐から得られ
るような直円錐台状)の外形状となるように加工された
基体の外周面と内周面との何れか一方または双方の面上
に信号の記録面が形成されてなる中空々洞状の記録媒体
としては1例えば合成樹脂材料の射出成形により高度に
平滑な状態に作られた外周側面上に、例えば。
無電解メッキ、その他の付着手段の適用により磁性層ま
たは磁性膜を付着形成させることによって、円筒状の磁
気記録媒体を構成させたものがあり。
また、前記した形態の磁気記録媒体にTV映像信号を記
録したり、磁気記録媒体から映像信号を再生したりする
情報信号の記録再生装置としても、本出願人会社では従
来から多くのものを提案している。
(発明の解決゛しようとする問題点) ところで、前記したような中空々洞状の磁気記録媒体を
用いる磁気記録再生装置は、磁気記録媒体における中空
々洞部内に磁気記録媒体を回転駆動させるための駆動機
構を納めた状態のものとして装置を構成することができ
るので、超小型な磁気記録再生装置を提供することが可
能となるのであるが、有限の曲率を有している円筒状の
磁気記録媒体がかたい構成材料の場合には、磁気記録媒
体の外周面に形成されている記録面に対する情報信号の
記録と、記録面からの情報信号の再生に際して、磁気記
録媒体の記録面に磁気ヘッドを良好な接触状態で当接さ
せるようにすることは困難である。
ところで、磁気記録再生装置が記録モードになされた場
合には、そのときまでに磁気記録媒体に記録されていた
記録内容を、新らたな記録の開始に先立って消去するこ
とが必要とされるから、従来、記録モード時に消去ヘッ
ドと録再ヘッドとの双方の磁気ヘッドを一体化した第1
011示のような構造の複合磁気ヘッドの使用が試みら
れたが、前記のように、有限の曲率を有している円筒状
の磁気記録媒体がかたい材料で構成されている場合には
、前記の複合磁気ヘッドにおける各磁気空隙の部分を、
それぞれ良好な接触状態で磁気記録媒体に接触している
状態にさせることは困難であった。
すなわち、第10図においてGrpは複合磁気ヘッドに
おける録再用の磁気空隙であり、また、 Goは複合磁
気ヘッドシ;おける消去用の磁気空隙であり。
さらにSは例えばパーマロイの板で構成された磁気シー
ルド板であるが、複合磁気ヘッドにおける2つの磁気空
隙の間隔が例えば0.5mm程度としても、有限の曲率
を有している円筒状の磁気記録媒体がかたい材料で構成
されている場合に、前記の複合磁気ヘッドにおける各磁
気空隙Grp、G@の部分を、それぞれ良好な接触状態
で磁気記録媒体に接触させることは困難であった。
また1円筒状の磁気記録媒体を用いた高密度記録再生の
ために、録再用の磁気ヘッドをトラッキング制御用のア
クチュエータによって駆動変位するように構成されてい
る磁気記録再生装置に、前記のように録再用の磁気ヘッ
ドと消去ヘッドとからなる複合磁気ヘッドを用いた場合
には、トラフ      1キング制御用のアクチュエ
ータの負荷が大きなものになるばかりではなく、駆動変
位される部分の質量が大きくなるために、微鞘なトラッ
キング制御動作が行なわれ戴くなるという問題点があっ
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明は1円筒状磁気記録媒体における母線に沿って磁
気ヘッドを移送させうるように構成させた磁気ヘッド移
送装置と、前記の磁気ヘッド移送装置に取付けられてい
て、トラッキング制御のために記録再生用の磁気ヘッド
を駆動変位させるトラッキング制御系のアクチュエータ
と、前記のトラッキング制御系のアクチュエータに対し
て支持機構を介した取付けられる記録再生用の磁気ヘッ
ドと、前記の記録再生用の磁気ヘッドが辿るべき記録跡
よりも先行している複数の記録跡に対して同時的な消去
動作を行ないうる如き位置で、かつ。
記録再生用の磁気ヘッドの位置の近くの位置に配置され
る消去ヘッドと、前記した消去ヘッドを前記した記録再
生用の磁気ヘッドの支持機構とは別体の支持機構によっ
て磁気ヘッド移送装置に取付ける手段とを備えてなる円
筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置、及び、前記した
円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置に、さらに、前
記した記録再生用の磁気ヘッドと消去ヘッドとの相対的
な位置関係を調節する手段を備えさせてなる円筒状磁気
記録媒体用の磁気ヘッド装置を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の円筒状磁気記録
媒体用の磁気ヘッド装置の具体的な内容について詳細に
説明する。
第1図は1本発明の円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド
装置の一実施例の概略構成を示す斜視図であって、この
第1図において、Aは円筒状磁気記録媒体における母線
に沿って磁気ヘッドを移送させうるように構・成されて
いる磁気ヘッド移送装置のキャリッジCに取付けられて
いるアクチュエータベースであって、このアクチュエー
タベースAには消去ヘッド取付構体Eが設けられるとと
もに、録再用の磁気ヘッドHrpをトラッキング制御の
ために駆動変位するためのトラッキング制御系のアクチ
ュエータACTも固着されている。
第2図は、円筒状磁気記録媒体における母線に沿って磁
気ヘッドを移送させうるように構成させた磁気ヘッド移
送装置の概略構成を示す斜視図であり、前例の概略構成
を示す斜視図であり、この第2図において、1は架台の
底板、2,3は架台の側板、4は架台の外壁、5は架台
の天板(ただし、第2図中では架台の天板5は一部だけ
しか示されていない)であり、前記した架台の側板2゜
3には、精密に仕上げられた直線状の主案内棒6の各一
端部が固着されている。
また、7は移送ねじてあって、この移送ねじ7はそれの
一端部7aが、架台の側板2に回転自在に軸支されてい
るとともに、それの他端部がカップリング8を介してギ
アーヘッド9の出力軸10に連結されている。
前記したギアーヘッド9の入力軸には移送用モータ11
の回転軸が結合されているから、前記した移送用モータ
11が駆動回転したときに、移送ねじ7は高い減速比を
有するギアーヘッド9によって所定の低い回転数に減速
された回転数で回転される。
前記した精密に仕上げられた主案内棒6には、摺動部材
12が、がたの無い状態において摺動自在に挿通支持さ
れており、前記の摺動部材12にはキャリッジCの底板
13が固着されている。また、14はキ′ヤリッジの側
板、15はキャリッジの天板であって、前記したキャリ
ッジの天板15とキャリッジの底板13との間には、案
内−棒16が設けられている。
前記したキャリッジの天板15には、移送ねじ7との係
合部Bが設けられるのであるが、図示の構成例における
前記した移送ねじ7との係合部Bは。
キャリッジの天板15の突出部15aに取付板17を介
して固着されている係合突起18と、キャリッジの天板
15の突出部15aに固着されている板バネ19とによ
って構成されている。
そして、前記した係合部Bにおける係合突起18は、移
送ねじ7のねじ溝に係合するものとして設で けられるのであり、また、板バネ19は前記した係合突
起18を移送ねじ7のねじ溝に強く圧着させるために設
けられているものである。
キャリッジCは、前記のようにそれの底板13が主案内
棒6に摺動自在に支持されている摺動部材12に固着さ
れているとともに、(五の天板15が係合部Bを介して
移送ねじ7に対して係合されていることにより、移送ね
じ7が駆動回転されたときに、少しのがたもなく常に安
定な姿態を保持した状態で主案内棒6に沿って移送され
るようになされるのである。
前記したキヤ、リッジCにおける天板15と底板13と
の間に設けられている案内棒16には、アクチュエータ
ベースAが摺動ならびに回動自在に、かつ。
案内棒16上での位置が調整自在に設定されうるような
態様で設けられている。
すなわち、キャリッジCにおける天板15と底板13と
の間に設けられている案内棒16には、アクチュエータ
ベースAが摺動と回動とが自在なように嵌合されている
とともに、アクチュエータベースAの両端には、それぞ
れ軸受20.21が設けられており、また、軸受20は
軸受用スペーサ22を介してバネ23により上方へ付勢
されている。
一方、キャリッジの天板15には軸受21の上面に向け
て位置調整用ねじ24が螺入されていて、案内棒16に
嵌合されているアクチュエータベースAは、位置調整用
ねじ24の下端が軸受21の上面に当接された状態とな
される位置まで前記したバネ23によって押上げられて
いるから、前記のアクチュエーターベースAは位MII
′!1−用−ねじ24によって設定された案内棒16上
の位置で回動可能に支持されることになる。前記した位
置調整用ねじ24は、磁気記録媒体に対する磁気ヘッド
の接触位置を、前記した案内棒16上のアクチュエータ
ベースAの位置の調節によって行なうようにするための
磁気ヘッドの接触位置調節手段として機能する。
そして、前記のアクチュエータベースAには、録再用の
磁気ヘッドHrpの磁気ヘッドアセンブリ30を駆動変
位させるためのアクチュエータACTが固着されている
とともに、消去ヘッドHeを取付ける消去ヘッド取付構
(4−Eが固着されている。アクチュエータベースAに
おける案内棒16の位置よりもアクチュエーターACT
の固着位置寄りの部分のキャリッジCの側板14とアク
チュエーターペースAとの間にはバネが介装されており
、前記のバネによる付勢方向は、アクチュエータACT
をキャリッジCの側板14から離隔させるような方向と
なされている。
それで、前記したバネの付勢によりアクチュエータAC
Tと、それに固着されている磁気ヘッドアセンブリ30
における録再用の磁気ヘッドHrp及びアクチュエータ
ペースAに取付られている消去ヘッド取付構体Eと、そ
れに固着されている消去ヘッドHeなどは、前記の案内
棒16のまわりに回動することになるが、前記した各部
分の回動範囲を制限するために、アクチュエータベース
Aにはストッパねじ(磁気ヘッドの接触圧調整ねじ)が
螺入されており、前記した各部分は、前記のストッパね
じの先端がキャリッジの天板15の突出部15aにつき
当る位置までしか回動できないようにされている。
それで、前記したストッパねじの調節によってアクチュ
エータベースAの回動範囲の調節を行架うことにより、
磁気記録媒体りの面に対する磁気ヘッドHrpの接触圧
が調節されうるのである。
前記したアクチュエータベースAにおけるアクチュエー
タACTの固着位置を基準にして、案内棒16の位置に
関して反対側の部分には、磁気記録媒体りの設置位置方
向に作動部材28が突設されており、また、架台の側板
3には前記の作動部材28の移動軌跡中に出入調節自在
に退避位置調節部材29が設けられている。
キャリッジCが主案内棒6に沿って架台の側板3の方に
移動されて行き、前記したアクチュエータベースAにお
ける作動部材28が、架台の側板3に設けられている退
避位置調節部材29につき当ると、アクチュエータベー
スAは案内棒16を中心に回動して、録再用の磁気ヘッ
ドHrpと消去ヘッドHeとは、磁気記録媒体りの面に
接触している状態から、磁気記録媒体りの面から離隔し
た状態に変化する。                
         (また、第2図において、31は第
1のりミツトスイッチ、32は第2のリミットスイッチ
、33は第3のリミットスイッチであり、これらの各リ
ミットスイッチ31〜33は1図示の構成例ではキャリ
ッジCに設けられている作動杆が接触することによって
動作するものとして示されている。
前記のように構成されている磁気ヘッド移動装置におい
て、主案内棒6と移送ねじ7とによって支持されて主案
内棒6に沿って移動するキャリッジCは、キャリッジC
の天板15の突出部15aに取付板17を介して固着さ
れている係合突起18と、キャリッジCの天板15の突
出部15aに固着されている板バネ19とによって構成
されている係合部Bにおける係合突起18が移送ねじ7
に強固に係合していることにより、移送ねじ7の正逆回
転につれて主案内棒6に沿って往復運動を行なうが、磁
気記録媒体りにおける所定の記録再生領域においては、
アクチュエータベースAにおける作動部材28と、架台
の側板3に設けられている退避位置調節部材29とが離
隔された状態になされているから、前記したキャリッジ
Cの案内棒16に対して回動自在に結合されているアク
チュエータベースAに固着されているアクチュエータA
CTによって変位駆動される磁気ヘッドアセンブリ30
の磁気ヘッドHrpと消去ヘッド取付構体Eに取付けら
れている消去ヘッドHeとは、位置調整用ねじ24とス
トッパねじどの調節によって定まる所定の位置関係と所
定の接触圧を保持して、それの磁気空隙部が磁気記録媒
体りの記録面に正しい摺接姿態で摺接している状態とな
される。
また、キャリッジCが主案内棒6に沿って架台の側板3
の方に移動されて行って、前記したアクチュエータベー
スAにおける作動部材28が、架台の側板3に設けられ
ている退避位置調節部材29につき当って、アクチュエ
ータベースAが案内棒16を中心に回動して行くと、磁
気ヘッドアセンブリ30における録再用の磁気ヘッドH
rpと、消去ヘッド取付構体Eにおける消去ヘッドHe
とは、磁気記録媒体りの面に接触している状態から、磁
気記録媒体りの記録面から次第に遠く離れた状態になさ
れる。
そして、磁気記録媒体りの交換時、及び電源の遮断時に
は、磁気ヘッドHrpと消去ヘッドHeとは磁気記録媒
体りの記録面から遠く離隔された状態になされ、また、
磁気記録媒体りに対する記録再生動作時には、磁気ヘッ
ドHrpと消去ヘッドHeとは磁気記録媒体りの記録面
に摺接している状態になされるのである。
第3図において35は磁気記録媒体りの駆動部の支持部
であり、また、36は磁気記録媒体りの駆動用モータ、
37は磁気記録媒体りの駆動用モータに磁気記録媒体り
を結合させるための結合部材、38は磁気記録媒体りを
収納しているカートリッジケース、39は前記したカー
トリッジケース38に穿設した長孔で、前記の長孔38
は磁気ヘッドHrpと消去ヘッドHeなどをカートリッ
ジケース38の内部の円筒状の磁気記録媒体りの記録面
に到達させることができるようにするためのものである
(カートリッジ化された円筒状の磁気記録媒体に対する
記録再生動作については1例えば、特開昭58−118
032号公報を参照されるとよい)。
第1図において、アクチュエータベースAに固着されて
いるアクチュエータACTにおけるサスペンション40
には、ブラケットホルダ41が取付けられており、また
、前記したブラケットホルダ41には、着脱自在にヘッ
ドブラケット42が取付けられている。
第4図は前記したブラケットホルダ41と、ヘッドブラ
ケット42との一例構成のものの斜視図であり、この第
4図に示すブラケットホルダ41において、43はアク
チュエータACTのサスペンション40に設けられてい
る取付ねじが挿通される孔であり。
ブラケットホルダ41は、それに設けられている孔43
に、アクチュエータACTにおけるサスペンション40
の取付ねじを挿通してから、取付ねじにナツトを螺入す
ることによって、アクチュエータACTにおけるサスペ
ンション40に固着される。
また、前記のブラケットホルダ41には、ヘッドブラケ
ット42との係合に使用されるセンタービン46が植設
されているとともに、吸着用のマグネッ     1ト
44.45が埋設されている。
一方、ヘッドブラケット42には、前記したブラケット
ホルダ41に設けられているセンタービン46に嵌合す
る凹部47が設けられているとともに、ブラケットホル
ダ41に埋設されているマグネット44に吸着するマグ
ネット48と、ブラケットホルダ41に埋設されている
マグネット45に吸着するマグネット49とが設けられ
ていて、ヘッドブラケット42とブラケットホルダ41
とは、ブラケットホルダ41のセンタービン46とヘッ
ドブラケット42における凹部47との嵌合による取付
位置の規制と、マグネット44とマグネット48との吸
着動作と、マグネット45とマグネット49との吸着動
作とによって、着脱自在になされている。
前記したヘッドホルダ42には、弾性体で作られている
ダンパ50,51が固着されており、そのダンパ50,
51には磁気ヘッドアセンブリ30におけるカンチレバ
ー53が取付けられている。
したがって、アクチュエータACTにおけるサスペンシ
ョン40に固着されているブラケットホルダ41に連結
されたヘッドホルダ42に取付けられている磁気ヘッド
アセンブリ30の録再用の磁気ヘッド、Hrpは、トラ
ッキング制御系のアクチュエータACTによって駆動さ
れることにより、磁気記録媒体上の記録跡を横切る方向
に駆動変位されて、所要のトラッキング制御動作を行な
うことができる。
第5図は磁気ヘッドアセンブリ30に取付けられている
録再用の磁気ヘッドHrpの一例構成のものの斜視図で
あり、また、第6図は消去ヘッドHeの一例構成の斜視
図である。第5図示の録再用の磁気ヘッドHrpは、耐
磨耗性を有する高硬度の基板に所定の厚さの強磁性体の
薄膜を付着させた構成のものである。
次に、アクチュエータベースAに固着されている消去ヘ
ッドの取付構体Eについて説明する。54゜55はアク
チュエータベースAに植設されている案内ビンであり、
58は前記の案内ピン54 、55に挿通されているス
ライドベースである。
前記のスライドベース58とアクチュエータベースAと
は、調節ねじ56によって連結されており、また、前記
したスライドベース58とアクチュエータベースAとの
間の部分における調節ねじ56の外周には、スライドベ
ース58をアクチュエータベースAから離隔させる方向
に付勢するスプリング57が装着されている。
したがって、前記した調節ねじ56を締めたり緩るめた
りすることによって、スライドベース58とアクチュエ
ータベースAとの間隔が大小に調節され、それにより消
去ヘッドHaの乗る記録跡が調節変更される。
前記したスライドベース58には、前記した案内ピン5
4.55の延長している方向に対して直交する方向に、
ピン59.60が植設されており、このピン59、60
にはスライドホルダ63が挿通されている。
また、前記したスライドベース58とスライドホルダ6
3とは調節ねじ61で連結されており、スライドベース
58とスライドホルダ6aとの間の調節ねじ61の外周
には、スライドホルダ63をスライドベース58から離
隔させる方向に付勢するばね62が巻回されている。
したがって、前記した調節ねじ61を締めたり、緩るめ
たりすることによって、スライドホルダ63とスライド
ベース58との間隔が自在に調節でき、それによって磁
気記録媒体に対する消去ヘッドHeの接触圧の調節がで
きるのである。
前記したスライドホルダ63における消去ヘッドブラケ
ット64の取付面63aには、消去ヘッドブラケット6
4がねじ65を中心として回動自在に支持されている。
前記した消去ヘッドブラケット64における側部には、
スライドホルダ63に螺合されている調節ねじ66の先
端部が当接されるようになされており、また、ねじ65
に−・関−し前記した消去ヘッドブラケット64におけ
る前記した調節ねじ66の先端部の当接位置に対して反
対側の部分には、消去ヘッドブラケット64の側面を押
圧する方向に付勢するスプリング67が設けられていて
、前記した調節ねじ66の調節によって消去ヘッドブラ
ケット64は。
ねじ65を中心にして時計回わり方向または反時計回わ
り方向に回動し、それにより消去ヘッドブラケット64
に固着されている弾性体製のダンバク0゜69に取付け
らけているカンチレバー68の先端の消去ヘッドHeの
磁気空隙が磁気記録媒体面に対して正しい姿態で当接し
ている状態になるように調節される。
第7図は本発明の円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装
置における録再用の磁気ヘッドHrpと消去ヘッドHe
とが1円筒状磁気記録媒体りの記録面に対してどのよう
な配置態様で接触しているのかを図示説明した平面図で
あり、また、第8図は本発明の円筒状磁気記録媒体用の
磁気ヘッド装置における録再用の磁気ヘッドHrpと消
去ヘッド)leとが、円筒状磁気記録媒体りの記録面に
対してどのような配置態様で接触しているのかを図示説
明した側面図であるが2図においては図示説明が簡単化
されるように、録再用の磁気ヘッドHrpと消去ヘッド
Heとを大きく離して示している。
第9図は円筒状の磁気記録媒体りの記録跡と、録再用の
磁気ヘッドHrpと消去ヘッドHeとの相対的な配置関
係を例示した図であるが、消去ヘッドHeのトラック巾
は、録再用の磁気ヘッドHrpのトラック巾よりも著る
しく大きなものとなされているから、録再用の磁気ヘッ
ドHrpによる記録に先立って行なわれる消去ヘッドH
eによる既記緑部分の消去は、同一の記録跡に対し繰返
して複数回行なわれることになる。
録再用の磁気ヘッドHrpと消去ヘッドHeとの配置関
係としては、録再用のr磁気ヘッドHrpによって新ら
たに記録された記録跡の部分がその直後に消去ヘッドH
eによって消去されるようなことがないようにされるこ
とが8賽であって、録再用の磁気ヘッドHrpと消去ヘ
ッド)leとは、例えば第9図の(a)、(b)にそれ
ぞれ示されているような相互の配置関係になされるよう
に設定される。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置は1円筒状
磁気記録媒体における母線に沿って磁気ヘッドを移送さ
せうるように構成させた磁気ヘッド移送装置と、前記の
磁気ヘッド移送装置に取付けられていて、トラッキング
制御のために記録再生用の磁気ヘッドを駆動変位させる
トラッキング制御系のアクチュエータと、前記のトラッ
キング制御系のアクチュエータに対して支持機構を介し
た取付けられる記録再生用の磁気ヘッドと、前記の記録
再生用の磁気ヘッドが辿るべき記録跡よりも先行してい
る複数の記録跡に対して同時的な消去動作を行ないうる
如き位置で、かつ、記録再生用の磁気ヘッドの位置の近
くの位置に配置される消去ヘッドと、前記した消去ヘッ
ドを前記した記録再生用の磁気ヘッドの支持機構とは別
体の支持機構によって磁気ヘッド移送装置に取付ける手
段とを備えてなる円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装
置、及び、前記した円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド
装置において、さらに、記録再生用の磁気ヘッドと消去
ヘッドとの相対的な位置関係を肩部する手段とを備えて
なる円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置であって、
アクチュエータACTに固着されている録再用の磁気ヘ
ッドHrpと、アクチュエータACTには取付けられて
いないで既記録部分の先行消去を行なうようになされて
いる消去ヘッドHaとによって、既記録部分の消去動作
と新らたな記録動作とが行なわれるようにしCいるため
に、それぞれの磁気ヘッドと円筒状の磁気記録媒体りの
記録面との接触の状態を、それrれ個別に良好に調節す
ることが容易にできるのであり、また、アクチュエータ
AC丁によって駆動判御される磁気ヘッドも録再用の磁
気ヘッドHrpだけであるので、アクチュエータACT
の負荷も小さなものとなり、トラッキング制御系の動作
も良好なものになるという利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド
装置の一実施例の斜視図、第2図は磁気ヘッド移動装置
の一例構成の斜視図、第3図は磁気記録再生装置の一部
の斜視図、第4図はブラケットホルダとヘッドブラケッ
トとの分解斜視図。 @5図は録再用の磁気ヘッドHrpの一例構成の斜見図
、第6図は消去ヘッドHeの一例構成の斜視図、耶7図
は本発明の円筒状の磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置の
平面図、第8図は本発明の円筒状の磁気記録媒体用の磁
気ヘッド装置の側面図、第9図は録再用の磁気ヘッド)
Irpと消去ヘッドHeと記。 録跡との対応関係を示す平面図、第10図は従来の磁気
ヘッドの一例構成のものの斜視図である。 A・・・アクチュエータベース、B・・・係合部、C・
・・キャリッジ、D・・・円筒状磁気記録媒体、ACT
・・・アクチュエータ、6・・・主案内棒、7・・・移
送ねじ、9・・・ギアーヘッド、11・・−移送用モー
タ、16川案内棒。 18・・・係合突起、19・・・板バネ、20.21・
・・軸受、24・・・位置調整用ねじ、2B・・・作動
部材、29・・・退避位i!調節部材、30・・・磁気
ヘッドアッセンブリ、40・・・サスペンション、41
・・・ブラケットホルダ、42・・・ヘッドブラケット
、50,51,69,70・・・ダンパ、 56,61
・・・調節ねじ、58・・・スライドベース、63・・
・スライドホルダ、64・・・消去ヘッドブラケット。 四 C1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状磁気記録媒体における母線に沿って磁気ヘッ
    ドを移送させうるように構成させた磁気ヘッド移送装置
    と、前記の磁気ヘッド移送装置に取付けられていて、ト
    ラッキング制御のために記録再生用の磁気ヘッドを駆動
    変位させるトラッキング制御系のアクチュエータと、前
    記のトラッキング制御系のアクチュエータに対して支持
    機構を介した取付けられる記録再生用の磁気ヘッドと、
    前記の記録再生用の磁気ヘッドが辿るべき記録跡よりも
    先行している複数の記録跡に対して同時的な消去動作を
    行ないうる如き位置で、かつ、記録再生用の磁気ヘッド
    の位置の近くの位置に配置される消去ヘッドと、前記し
    た消去ヘッドを前記した記録再生用の磁気ヘッドの支持
    機構とは別体の支持機構によって磁気ヘッド移送装置に
    取付ける手段とを備えてなる円筒状磁気記録媒体用の磁
    気ヘッド装置 2、円筒状磁気記録媒体における母線に沿って磁気ヘッ
    ドを移送させうるように構成させた磁気ヘッド移送装置
    と、前記の磁気ヘッド移送装置に取付けられていて、ト
    ラッキング制御のために記録再生用の磁気ヘッドを駆動
    変位させるトラッキング制御系のアクチュエータと、前
    記のトラッキング制御系のアクチュエータに対して支持
    機構を介した取付けられる記録再生用の磁気ヘッドと、
    前記の記録再生用の磁気ヘッドが辿るべき記録跡よりも
    先行している複数の記録跡に対して同時的な消去動作を
    行ないうる如き位置で、かつ、記録再生用の磁気ヘッド
    の位置の近くの位置に配置される消去ヘッドと、前記し
    た消去ヘッドを前記した記録再生用の磁気ヘッドの支持
    機構とは別体の支持機構によって磁気ヘッド移送装置に
    取付ける手段と、前記した記録再生用の磁気ヘッドと消
    去ヘッドとの相対的な位置関係を調節する手段とを備え
    てなる円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘッド装置
JP23776184A 1984-11-12 1984-11-12 円筒状磁気記録媒体用の磁気ヘツド装置 Pending JPS61115223A (ja)

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