JPS61112144A - 写真用帯電防止組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電防止組成物に関する。

〔従来の技術〕

絶縁した支持体上で静電気の不所望な発生のあることは
周知の通９である０この現象は、絶縁性の支持体表面を
もったどのような要素でも発生する０ 電子写真要素を含めた写真要素の場合、感放射線層が絶
縁性支持体上に塗被されているのが一般的である。ここ
で、静電気の発生を低減するため、感光性層が塗被され
ていない支持体の表面に帯電防止組成物金塗布する方法
が実施されている。なお、本願明細書では、上述のよう
な支持体の表面のことを特に支持体の裏面と呼ぶことに
するｒ米国特許第４，２７２．６１６号では、支持体の
裏面に親水性バインダ、例えばゼラチンを有する不均質
表帯電防止組成物Ｃ非イオン系ポリエチレンオキシド表
面活性剤）及びアルカリ金属チオシアネート、沃化物、
過塩素酸塩又は過沃素酸塩を含有）を塗布することが開
示されている。このような帯電防止組成物は、記載のよ
うな支持体の表面抵抗率を相対湿度（ＲＨ）３０％で約
１ｏｉｌΩ／スクエアまで下げるのに有効である０ 〔発明が解決しょうとする間頂点〕 ところで、米国特許第４，２７２，６１６号の場合、上
述の工うな従来の帯電防止被膜が用いられている現像後
の写真要素中では抵抗率が１０１１であってもある程度
のスタチックマークを認め得るということが問題としで
ある。このようなスタチックマークが発生することは、
すなわち、記載の１うな写真支持体の表面抵抗率を工り
一層下げることが望ましいということを示している。こ
れが、合本発明が解決しょうとする問題点である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明者らは、このたび、アルカリ金属塩、乾量基準で
最低７重量％の重合せるプルキレンオキシド単量体、そ
して粒状材料及び粒状材料と親水性材料の混合物からな
る群から選らばれたバインダを有する不均質な帯電防止
組成物を用いた場合、３０％ＲＨにおける抵抗率を１０
１１Ω／スクエア未満に下げ得るということを見い出し
７ｃｏここで、粒状又は粒子とは、水不溶性をもったバ
インダ粒子を指している。アルキレンとは、２〜６個の
炭素原子を有する２価の炭ｆヒ水素基、例えばエチレン
、プロピレン及びブチレンを指している０本発明の不均
質な帯電防止組成物は、通常、疎水性の重合体粒子、そ
の他の粒状材料又は粒状材料と親水性材料の混合物を含
有する水性ラテックス組成物からなるバインダを重合せ
るアルキレンオキシド単量体を有する非イオン系表面活
性重合体の水溶液及び選らばれたアルカリ金属塩の水溶
液と合することに工って調製することができる０得られ
た帯電防止組成物を絶縁性支持体上に箪布してその支持
体の抵抗率を下げることができる。

不均質な帯電防止組成物中でバインダとして使用するの
に有用な粒状材料は、疎水性重合体粒子を含有する多く
の公知な写真学的に有用なラテックス組成物から、そし
て′また無機及び非高分子の疎水性粒状材料から選択す
ることができる。乾燥した帯電防止組成物中における粒
状バインダの１董は、通常、４０割トから約９２重量憾
までである。

有用なラテ・ｊクス組成物は、ケネス・マーンン社［Ｋ
ｅｎｎｅｔｈ　Ｍａｓｏｎ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｓ
、　Ｌｔｄ、　＋　ＴｈｅＯｌｄ　Ｈａｒｂｏｕｒｍａ
ｓｔｅｒ’ｓ、　８°Ｎｏｒｔｈ　５ｔｒｅｅｔ　。

＆ｌｓｗｏｒｔｈ　、　Ｈａｍｐｓｈｉｒｅ　Ｐ　Ｏ１
０７ＤＤ、　　Ｅｎｇｌａｎｄ　１１９８０年７月、に
記載されている。これらのラテックス組成物は、ポリ（
アクリレート）、ポリメタクリレート、ポリスチレン、
アクリルアミド重合体、アルキル及びスルオアルキルア
クリレート及びメタクリレートの重合体、メタクリルア
ミド共重合体、アクリロイルオキシアルカンスルホン酸
共重合体、スルホアルキルアクリルアミド共重合体、ハ
ロゲン比スチレン重合体、その他を包含する。

有用な非高分子の粒状材料の例は、コロイド状シリカ、
二酸ｒヒチタン、ガラスピーズ、硫酸バリウム、そして
コロイド状アルばすを包含する。

使用するバインダが粒状材料と親水性材料の混合物であ
る場合には、写真フィルムの製造に用いられている同時
多１―磁石法を使用して本発明の帯電防止組成物を塗布
することができる。この工つな混合物は、一般に、４０
〜６７重量係の親水性材料、そして３３〜６０重Ｍ％の
粒状材料からなるＯ 適当な親水性材料は、天然に産する物質、例えは蛋白質
、蛋白質誘導体、セルロース誘導体、例えばセルロース
エステル、ゼラチン、伝えばアルカリ処理ゼラチン〔牛
骨又は皮革ゼラチン）又は酸処理ゼラチン（豚皮ゼラチ
ン）、ゼラチン誘導体、例えばアセチル化ゼラチン、フ
タル比ゼラチン等、多糖類、例えばデキストラン、アラ
ビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチン、コラーゲン誘
導体、コロジオン、寒天、ぐず粉、アルブミン、コロイ
ド状アルブミン又はカゼイン、その他；そして合成の親
水性コロイド、例えばポＩＪ　（ビニルアルコール）、
ポリ−Ｎ−ビニルピロリドン、ポリ（アクリル酸）共重
合体、ポリアクリルアミド又はそれらの誘導体あるいは
それらの部分氷解生成物、その他：の両者を包含する。

必要に応じて。

これらのコロイドの２種類もしくはそれ以上の混合物を
使用することができる。こｊらのコロイドのなかで、最
も有用なものは、いわゆる石灰処理ゼラチン、酸処理ゼ
ラチン、セして酵累処理ゼラチンを包含するところのゼ
ラチンである。

非イオン系表面活性重合体としては、重合せるアルキレ
ンオキシド単量体を有する任意の非イオン系表面活性重
合体Ｃ単独重合体及び共重合体を含む）が有用であろう
。重合せるアルキレンオキシド単量体のブロックを含有
している有用な非イオン系表面活性重合体は、うＪえば
、米国特許第２．９１７，４８０号、同禰４，２７２．
６１６号及び同第４，０４７，９５８号、そして特願昭
５５−７０８３７号及び特願昭５２−１６２２４号明糺
書に開示されている。時に好ましい重合体は、ＧａＰ社
から販売されているイゲパール（Ｉｇｅｐａｌ■）系表
面活性剤、例えばノニルフエノキンボＩＪ　ｉエトキシ
）エタノールであるところのＩｇｅｐａｌ■Ｃ０−６３
０及びＩｇｅｐａｌ’Ｄ　Ｃｏ　−９９７：　ローム−
アンド・ハース社から販売されているトライトノＴＴｒ
ｉｔｏｎ”−）　　ｌ　ｘ　−１ｏ　ｏ　、オクチルフ
ェノキシポリ（エトキシ）エタノール：　ＢＡＳＦヴア
イアンドッテ社刀・ら販売されているプルロニック（Ｐ
ｌｕｒｏｎｉｃ■）系表面活性剤、例えばポリ（エチレ
ンオキシド−ブロックプロピレンオキ７ド）ブロック共
重合体でちるところのＰｌｕｒｏｎｉｃ■１０Ｒ５及び
Ｐ　１ｕｒｏｎｉ　ＩＤ２５Ｒ３表面活性剤：ＩＣＩア
メリカ社から販売されているレネソクス（ＲｅｎｅＸ■
）：う０、ポリＣエチレンオキシド）エーテルアルコー
ル；ソシてアトラスＱケミカル・インダストリーズ、Ｎ
。

■、仕から販売されているブリー９（Ｂｒ１ｇ’Ｄ　＋
７６、ステアリルポリ〔エチレンオキシド）を包含する
。その他の有用な重合体としては、単量体であるプロピ
レンオキシドとプチレンオキンドを重合させにもの′ｆ
ｃあけることができる。帯電防止組成物は、十分な導電
性金得るため、最低７１に憾の重合せるアルキレンオキ
シド単量体を有しなければならない。

有用なアルカリ金属塩は、アルカリ金属の硝散塩、アル
カリ金属の四弗化硼酸塩、アルカリ金属の過塩素ｒ１＆
塩、アルカリ金属のチオ７アン酸塩、アルカリ金属のハ
ロゲン１ヒ物、その他を包含する○なお、アルカリとは
、それを不顧明細香で用いた　　　　　　　）、場合、
ナトリウム、リチウム、カリウム等金指している０好ま
しい塩としてはリチウム塩からり、また、Ｌ　ｉＮｏ　
３及びＬｉＢＦ４が最も好ましい。・お電防上組成物は
、通常、１〜８重量４のアルカリ金属ｍ２有するのが一
般的である。

本発明の不均質な計電防止組成物を被膜の形で使用する
場合、それらの組成物の固形分（固体重量パーセント）
を広い範囲で変更することができる。この固形分は、塗
布の方法ともども、任意の塗布組成物から得られるｒ￥
ノの被Ｇｆｌｊカバレージ）に対して実質的な影響をも
っている。なお、蟻固体“とは、それ全本願明細舊にお
いて用いた場合、懸濁ぞしめらｎ罠粒状材料全意味して
いる。塗布組成物甲の固形分の上動な・記聞は、約０２
喝から約４０係までの範囲であるΩ 本発明の組成物は、種々の有用′な帯電防止要素を形成
するにめ、いろいろな支持体上に塗布することができる
。支持体は、多数の異なる形をとることができる。例え
ば、本発明の組成物をポリ（エチレンテレフタレート１
　、酢ｒ’ｌニルｏ　−ｘ、ポリスチレン、ポリ（メチ
ルメタクリレート１等の重合体材料上に塗布することか
できる０また、かかる組成物をカラス、紙（ｐ１指コー
ト紙を言む）。

金属等のその他の支持体上に塗布することもできる。布
帛に加工するのに有用な繊維（合成橡維を含む）を支持
体として使用することができる。平滑な支持体、例えば
写真において有用な重合体フィルムが特に有用である。

さらに加えて、実際には、抵抗率を下げることが望まれ
ているどのような物品上にも本発明の組成物を塗布する
ことができる。例えば、本発明の組成物を小さなプラス
チック部材上に塗布してそれらの部材上における不所望
な静電気の発生を防止することができ、さもなければ、
本発明の組成物を小さな重合体の球体もしくはその他の
形のもの、例えばエレクトログラフィー等においてトナ
ーとして使用されているものに塗被することができる。

本発明の組成物は、任意の適当な手法を使用して支持体
上に塗布することができる。例えば、かかる組成物をス
プレー塗布法、流動床塗布法、浸漬塗布法、ドラタブレ
ード塗布法又は押出ホッパー塗布法を使用して塗布する
ことができる。なお、記載の塗布法はほんの一例である
。

ある態様に従うと、帯電防止組成物の層に保設置戻を塗
布するのが望ましい。この保護膜はいろいろな理由で・
ら存在させることができる。例えば、保護膜を耐「耗層
としてかもしくはその他の望ましい物理酌は質を呈する
層として機能させることができる。多くの態様では、し
１」えば、構成成分のあるもの滲出がひきおこされ得る
工うな条件から帯電防止組成物の層を保護するだめに保
護１俟を有利に使用することができる。Ｍ　篭防止Ｍが
要素の一部でありかつその要素が酸性のＮをＭする場合
、帯電防止層に塩基が接触するの？防止する罠めのバリ
ヤー（ｌ物質）金医護験の形で提供するのが望ましい。

保護＠は、連常、フィルム−形成性の重合体であること
ができ、ま九、かかるフィルム−形成性の重合体は、例
えば専電性層そのものに関して先に述べた工つな塗布孜
法を使用して適用することができる。送画なフィルム−
形成性の樹脂は、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース
、ポリ（メチルメタクリレート）、ポリエステル、ポリ
カーボネート、その他を包ざする。

本発明の帯電防止組成物は、写真要素のための帯電防止
層を形成するのにとりわけ有用である０このタイプの要
素は、支持体と、該支持体上に塗布された少なくとも１
つの感放射線層とからなる０帯電防止組成物の層は写真
要素内の任意の位置に存在させ得るというものの、それ
らの層を写真支持体上のうち感放射線材料の被膜金もっ
た側とは反対の側止に塗布するのが有利である。帯電防
止組成物は、有利には、この技術分野で公知な工うに薄
い下塗シ層を有することのできる支持体上に直接的に塗
布することができ、また、その塗布の後、記載の保護膜
をオーバーコートしても工いＯ別法に工れば、帯電防止
層を感放射線材料と同じ側の支持体上に形成することが
でき、そして、必要に応じて、保護膜を中間層又はオー
バーコートとして含ませることができる。

写真要素又は電子写真要素の感放射線層はいろいろな形
をとることができる。これらの層は、写真銀塩乳剤、例
えばノーロゲン化銀乳剤、ジアゾ−タイプ組成物、気泡
画像形成性組成物、光重合性組成物、感放射線半導体を
もった電子写真組成物、その他に有することができる。

写真ノ・ロゲン化銀乳剤が特に有用であり、そして、例
えば、プロダ第９２巻、１９７１年１２月、１０７〜１
１Ｏ＠に記載されている。

帯電防止組成物を用いることに工って形成されるところ
の層の表面の抵抗に公知な技法を用いて測定することが
できる０この抵抗率は、ある材料の４にの単位正方形（
スクエア）の電気抵抗であジ、その材料の対向せる側面
間の平面において測定したものである０このことは、ア
ール−イー・Ｓｃｉ、　］　ｌ　Ｏ、Ｉ　Ｉ　９５４年
）において詳しく記載されている。

本発明の帯電防止組成物を使用することに工って、電気
絶縁性の表面を有する要素の製造及び使用時に発生する
静電荷に原因する問題も著しく軽減することができる０
例えば、乳剤面と写真感光材料の裏面との接触、ある乳
剤面ともう１つの乳剤面との接角炙、そして写真感光材
料とその他の材料、例えばゴム、金属、プラスチック、
螢光増感紙等との接触に工っでひきおこされるスタチッ
クマークの形成を顕著に減らすことができる。

さらに、本発明の帯電防止組成物では、カセ・ソトへの
フィルムの装填時、カメラ内へのフィルムの装填時又は
例えばＸ線フィルムで用いられるものの工うなオートマ
チックカメラで高速度で多数枚の写真を連続的に撮影す
る場合に発生する静電荷を有効に抑制することができる
。

〔実　施　例〕

以下に記載する例は、本発明をさらに説明するためのも
の、そして本発明の帯電防止組成物を従来の均質な帯電
防止組成物と比較する丸めのものである。

例】 最初に、粒状バインダニア、９ｇのメチルメタクリレー
トラテックス（固体４２．５％）及びプチルメタクリレ
ートラテ・リクスＣ固体４６．５％ｌｉ７４．３　ｍｌ
の水と混合することに工って水性帯電防止組成物？調製
した。得られたラテックス分散液に８ｒｎｌの＋０ｆｌ
Ｗ／Ｖポリ（エチレンオキシド）（分子１１４５０、イ
ーストマン・コダック社製）及び８．０ｍの５％Ｗ　／
　Ｖ　ＬｉＮＯ２ｔ−添加することに１って不均質な帯
電防止組成物を得た。この乾燥後の組成物は、重量−重
量（Ｗ／Ｗ）を基準として、７７．７係の粒状バインダ
、７．４幅のＬｉＮ０．、そしてｌ　４．８９　ｅＳの
ポリ（エチレンオキシド）を含有した。

不均質な組成物全下塗シ付きのポリエステル支持体に湿
潤被覆量１１１１１Ｆ／ｒＩ？で塗布し、そして水分を
除去するために３００℃の温度で乾燥した〇形成さｔ″
ＬＬ九層色であり、そして５０％ＲＨで３Ｘ］Ｏ’Ω／
スクエアの表面抵抗率及び２５憾ＲＨで２Ｘ１０’Ω／
スクエアの表面抵抗率を示し罠Ｏ 上述の帯電防止組成物をポリエチレン被覆付きのコロナ
放電処理済み紙支持体に上記と同一の手法に従い塗布し
た０５０４ＲＨで２．５Ｘ］ＯΩ／スクエア及び２５憾
ＲＨで１．８Ｘ］Ｏ’Ω／スクエアの抵抗率を有する無
色の層が得られた○上記した抵抗率の値から、同一の比
率で成分を含有する米国特許第４，２７２，６１６号の
帯電防止組成物からは予想だにできなかった工うな改良
が達成さ、れたことが判る。後者の均質な帯電防止組成
物を用いた場合、３０％ＲＨで１０１１Ω／スクエアの
抵抗率が得られた。

例２ 本例では、粒状バインダの濃度の変化が塗膜の抵抗率に
対していかに影響するかを下記例３に記載の従来の結果
と比較して立証する。

前記例１に記載の工うにして一連の塗膜をフィルム支持
体上に調製した。それぞれの場合において、前記例１の
場合における工うにポリ（エチレンオキシド］の量は０
．６７Ｆであ夛かつＬけり３の量は０．３３ｆであ夛、
一方、ラテックスバインダ　　　　　　　１、の量は、
粒状バインダの変化の導電率に及ぼす影響を確認する罠
め、組成物の６７重ｆＩｔ％から８．３３重針４までの
範囲で変化させた。組成物の塗布及び乾燥は前記例１に
記載と同様にして実施した。

それぞれの組成物に関して得られた組成物成分の乾燥重
量壬及び抵抗率は下記の第１表に記載の通りである。

６７　　２２　　　　１１　　２、Ｏｆ　　　７．７Ｘ
１０’７５　　１６．７５　　８，２５　３．Ｏｆ　　
　１．４Ｘ１０’８０　　１３．４　　　６．６　　４
．Ｏｆ　　　１．３ＸｌＯ”８３．３　　１１．２　　
　５．５　　５．＋１　　１．３Ｘ１０’例　３（比較
例］ 本例では、米国特許第４，２７２．６ｊ６号に開示され
ている従来技術の教示内容にもとづいて塗膜を調製した
。本例の場合、本発明の粒状バインダの代りに親水性重
合体をバインダとじて使用し九〇一連の塗布浴液を調製
し、′！友、その際、ポリ（エチレンオキシド）及びＬ
　ｉ　Ｎｏ　３の量を前記例２に記載のものに等しいレ
ベルで一定に保持し、そしてゼラチンｃタイプ■、イー
ストマン・コダック社製）あるいはポリ（ビニルアルコ
ール）（イー・アイ・デュポン社製のＰＶＡ　）のどち
らかをバインダとして使用した。バインダの使用量は前
記例２に記載の工うに変ｆヒさせた。得られ′ｒｃ溶液
を前記例２に記載の１うに下塗り付きの支持体上に塗布
し、そして乾燥した。表面抵抗率を測定したところ、下
記の第１Ｉ表に記載の工つな結果が得られπ０ 第■表 ６７　　　　１ＸＩＯ”　　　２．８　ｘ　）　０１ｊ
７５　　　５．３ＸＩＯ”　　　２．１ＸｌＯ”８０　
　　１．８Ｘ１０”　　　９．１Ｘ１０”８３　　　　
　　）１０”　　　８．３　Ｘ　］　Ｏ”これらの結果
を前記第１表に記載の結果と比較した場合、本発明の実
施にＬって得られる抵抗率の顕著な低下かはっきシと判
る。

例４ 粒状バインダ：１４０２の２１１　係Ｗ　／　Ｗグエソ
ール（Ｗｅｓｏｌ■Ｐ（ヴエフライト社製のコロイド状
シリカｌ’ｉ７４．２ｍの水、４．　Ｏｔｎｌ　〕Ｊ　
Ｏ４ＬｉＮ０３及び８．　ＯｒＪの１０％ポリ（エチレ
ンオキシド）と混合することにニーて帯電防止組成物１
＆：調製したーこの分散液を前記例１に記載の工うにし
て下塗り付きのフィルム支持体上に塗布し、そして乾燥
し九ところ、３（ｌＲＨｆ抵抗率２．６　Ｘ　Ｊ　Ｏ’
Ｑ／スクエアを有する塗膜が得られた。この乾燥組成物
は、重量−重量を基準として、７０壬のシリカ、１０憾
のＬｉＮＯ３、そして２０憾のポリ（エチレンオキシド
）を含有した。

例５ 下塗り付きのフィルム支持体上の一連の塗膜を前記例１
に記載の手法に工っで調製した。このシリーズでは、し
かしながら、　ＬｉＮ０．全数種類の異なるポリ（エチ
レンオキシド）才有表面活性物質と一緒に使用した。種
々の組成物成分のｌ］度は一定であった０前記例】に記
載の粒状疎水性ラテックスバインダを用いて得た表面抵
抗率をポリＩビニルアルコール）バインダ（ＰＶＡ３の
それと比較した結果を次の第１口表に示す。

以下余白 例６ 本例では、親水性物質及び粒状物質の両方含有するバイ
ンダを用いて達成することのできる抵抗率の改良につい
て説明する。

最初に、ポリ〔ステンンーコーＮ−（２−メタクリロイ
ルオキシエテルｌ−Ｎ、Ｎ、Ｎ−トリメチルアンモニウ
ムメトサルフェート（重仕比９５１５）（固体２４．６
重量％）の水分散液を有するラテックス３．６２及びポ
リ（エチレンオキシド）（１０係、分子量］４５０、イ
ーストマン・コダック社製）の水浴液４．４−ならびに
０１ｉｎＪＯＧ■表面活性剤（１０１オーリン・マチェ
ソン社製）０２−を３０−の水と混合することに工って
帯電防止組成物を調製した。この分散液に、８．９−の
ゼラチンＩＶ（１０％、イーストマン・コダック社↓）
及び３．３ｍｌのＬｉＢＦ″、（５係尋液、オザークー
モ一二）社製）を添加した。得られπ分散液を下塗り付
きのポリ（エチレンテレフタレート）フィルム支持体に
湿かｊ被捗桁２４．２ｍ／ｉで塗布し、２℃で急冷し、
そして３０℃で乾燥した。

得られた層の乾燥被覆量は１．　Ｊ　５　ｆ　／ｎ？で
あｉ？ｔ。

この層はクリアであり、無色であり、そして粘着性′ｔ
−有しなかっ１こ。この層の表面抵抗率は、相対湿度＜
ＲＨ）が２０幅のとき、２　Ｘ　！　Ｏ’Ω／スクエア
であった。バインダは、親水性物質であるゼラチンと粒
状ラテックス重合体の１：１混合物であった。

例７ 一連の帯電防止組成物を前記例６に記載の工うにして調
製した。ポリｌエチレンオキシド）及びＬｉＢＦ、の量
は前記例６において使用したものに同じであっ罠。ゼラ
チン及びラテックスの量は、ゼラチンとラテックスの乾
燥被覆量の和が一定でありかつ前記例１において使用し
１こものと同じとなる工うなやり方でもって変化させ′
７Ｃ，ｏ抵抗軍及び物理的性質は下記の第ｔＶ表に記載
の通りである。

以下余白 第■表 ０（比費）　　　　　　　２　Ｘ　］　Ｏ”３７．５　
　　　　　　　３ＸｌＯ’ ５０　　　　　　　　　２Ｘ］０’ この例から、粒状の疎水性及び親水性物質からなる混合
バインダを用いた場合には抵抗率の低下を達成し得ると
いうことかはっきりと判る。

？ｔｌ　　８ 前記例６に記載の帯電防止組成物？、医学用Ｘ線乳剤と
同時に、下塗９付きのポリ【エチレンテレフタレート）
フィルム支持体上にウェット−オン−ウェット塗布した
。こ几らの被膜の抵抗率は、２５係ＲＨで８　Ｘ　１０
＋ｏΩ／スクエア、そして５０４　ＲＩｉで４ＸＪＯ１
０Ω／スクエアであっ７ζ０この例から、本発明の帯電
防止組成物は同時多ｒ１ｊ！塗布法を用いて塗布し得る
ということが判る。

〔発明の効果〕

本発明の帯電防止組成物は、それを絶縁性表面上に塗布
し罠場合、その表面の抵抗率２下げることができ、ま罠
、その抵抗率低下の大きさは、俗解した親水性バインダ
のみを使用している同一の帯電防止組成物のそれ工９も
４桁はど人である。

換言すると、粒状バインダを使用した場合には、予期せ
ぬことであるが、本発明の帯電防止組成物の抵抗率低下
に対して顕著な影響を及ぼすことができる０粒状材料が
ポリ（アルキレンオキシド）の相分！Ｉｉｉ！を強制し
、よって、感電率の向上が達成されるものと考えられる
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、アルカリ金属塩、乾量基準で最低７重量％の重合せ
   るアルキレンオキシド単量体、そして粒状材料及び粒状
   材料と親水性材料の混合物からなる群から選らばれたバ
   インダを有する不均質な帯電防止組成物。