JPS61112031A - 外用基剤組成物 - Google Patents

外用基剤組成物

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JPS61112031A
JPS61112031A JP24297385A JP24297385A JPS61112031A JP S61112031 A JPS61112031 A JP S61112031A JP 24297385 A JP24297385 A JP 24297385A JP 24297385 A JP24297385 A JP 24297385A JP S61112031 A JPS61112031 A JP S61112031A
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Tomiyuki Iwamoto
岩本 富幸
Eiji Watanabe
英二 渡邊
Shigeki Suzuki
繁樹 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r1発明の背分 玖m 本発明は、新規な外用基剤組成物に関するものであり、
さらに詳しくは、皮膚に適用した際、それ自体硬化して
被膜を形成する外用薬に使用する基剤組成物に関するも
のである。
/ ′1伴−およびそのム題1、 従来、皮膚上c′P&膜を形成する外用基剤組成物とし
て非水溶性のフィルム形成性重合体と2.0〜50fi
t!it%の水溶性のフィルム形成性重合体との水性乳
化物(特開昭50−25725)および親水性の水不溶
性重合体、該重合体の?31沸点可塑剤および/または
右目溶剤および水性液体とからなるiv覆月(特開昭5
5−28918)が知られCいる。
これらの基剤組成物は、皮膚の局所用に適し、皮膚にi
続した被膜を形成するので、軟膏剤のように、塗布した
薬剤が衣服等を汚染したり、またそれらによって擦り取
られたりすることがないという利点を有する。
しかしながら従来の被膜形成基剤は、皮膚に対する親和
性が必ずしも十分ではなく、より密着性の浸れた外用基
剤の出現が望まれていた。
■1発明の目的 従って本発明の目的は、第1に、皮膚に対する密着性に
優れ、容易に剥離しない安定な被膜を皮膚ま1=は創面
上に形成する外用基剤組成物を11を供することにある
本発明の目的は第2に、透湿性を′#iする被膜を形成
する外用基剤組成物を提供することにある。
皮膚上に形成された被膜が透湿性を7j rJる場合1
.L、汗の水分を外気へ逃がすので、発汗してち波膜が
はがれるようなことがない。
本発明の池の目的は以下の詳IIIな説明から明らかで
あろう。
10発明の詳細な説明 本発明は上記目的を達成するために次の各項に記載する
構成を有する。
(1)水可溶性の被膜形成性重合体と、該波nQ形成性
重合体と相溶性を有し、かつ水溶性の粘盾千合体と、上
記被膜形成性重合体16よび粘着性重合体の高沸点可塑
剤と、水性液体とからなり、前記粘着重合体として、ビ
ニルビL1リドンーM酸ビニル共重合体を用いたことを
特徴とする外用基剤組成物。
(2)前記被膜形成性重合体が重合r!L300〜20
00のポリビニルアルコールである第11n記載の外用
基剤組成物。
(3)  ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体のビ
ニルピロリドンと酢酸ビニルの比が1:4から4:1の
範囲にある第1項記載の外用基剤組成物。
(4)前記高沸点可塑剤が多価アルコールである第1項
記載の外用基剤組成物。
(5)多価アルコールが炭素原子数2または3のグリコ
ールぐある第4項記載の外用基剤組成物。
(G)  n’1’J’+IJ2水性液体が水または含
水土タノールである第1項記載の外用基剤組成物。
(7)前記被膜形成性重合体と粘着性重合体のTfi帛
比が1:4乃7f:4:1の範囲である第1項記載の外
用基剤組成物。
(8)前記波膜形成性重合体と粘着性重合体の和に対す
る高沸点可塑剤の重量比が10:1乃至1:1の範囲で
ある第1項記載の外用基剤組成物。
(9)前記水性液体全成分の40乃至80重ry%の範
囲である第1項に記載の外用基剤組成物。
本発明の組成物において、被膜形成成分としで使用され
る水溶性の被膜形成性重合体としては、皮nに対してm
性や刺激性を有しない水溶性の高分子物質が使用され、
代表的な例としCポリごニルアル シメヂルセルロース太トリウム、メチルセルロース、メ
チルオキシブロピルレル[]−ス、オキシエチルセルロ
ース、オキシプロピルセル[l−ス、ゼラチン、コンド
ロイヂン硫酸ナトリウム、トラガントゴム、アラビアゴ
ム等が甲独または適宜組合Uて使用される。特に好まし
い重合体は重合[V300〜2000のポリピニールア
ルニ]−ルである。
粘着成分として1山用ざ机る水ril溶性粘ち重合体と
しては、上記被膜形成成分と相溶t’lを(1し、これ
に適度の粘着性を与え、かつ皮ト1S1にに−1 シr
 ;fi性1+1激性を有しない水可溶性の高分子物M
′iひ,1すろヒニルピ〔lリドンと酢酸ビニルとを1
クノール中で溶液重合したしのが使用され、ビニルピロ
リドンと耐酸ビニルの比が1:4乃¥、4:1の範囲に
あるものが特に好ましい、、上記ピロリドン−酢酸ビニ
ル共重合体とアクリル酸とアクリル酸エステルどメタク
リル酸」ステルどを]、タノール中′C溶散重合したも
のおよびこの重合体をアルカノールアミン液で中和し【
水溶性を向上させた中合体溶液(アクリル樹脂アルカノ
ールアミン液)の混合物ら使用りることができる。これ
らの重合体のエタノール溶液には被膜形成性重合体どし
C前に例示したポリビニルアルコールがよく溶けるのぐ
本発明の被膜形成性重合体どしてポリビニルアルコール
を用いることが好ましい。上記アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステルとしては、アクリル酸よたはメタク
リル酸と、炭素原子数1乃至18の直鎖状または分枝鎖
状のアルカノールとのエステルか使用される。高沸点可
塑剤としては、各画アルコールが使用され、好適にはプ
ロピレングリコールまたはエチルアルコールのような2
または3個の炭素原子を右J゛るグリコールまたはグリ
セリンが使用される。これらの可塑剤は重合体の可塑化
作用と薬効成分の溶解作用を右する。
水性液体としでは水(好ましくは蒸留水)またはエタノ
ール水溶液が使用される。
本発明の組成物において、各成分の割合は臨界的ではな
いが短時間で安定な被膜を形成させ、かつ含有された薬
効成分の放出性を良くづるためには、被膜形成性重合体
と粘着重合体の小串比を1;4乃ヱ4:1の範囲、被膜
形成性重合体と帖椙Φ合体の和に対り゛る高沸点可塑剤
の虫吊比を10:1乃至1:1の範囲、水性液体が全成
分の40乃〒80重量%の範囲とするものが望ましい。
具体的には、被膜形成性重合体は組成物中5〜351ω
%、好ましくは10〜25重ω%、粘着重合体は5〜3
5侑ω%、好ましくは10〜25重量%、高沸点可塑剤
は20重量%以下、好ましく(よ2〜15申早%、水性
液体40〜80重量%である。水性液体どしてエチルア
ルコール水溶液を用いる場合の1f−ルアル」−ルの吊
は、     1被膜形成性重合体の析出が生じない範
囲とする。
粘着重合体として、ビニルビOリドンー酢酸ビニル共重
合体含水分1%以下のエチルアルコールに10〜60’
i[i1%の濃度で溶解し又いるものが好ましい。
本発明の組成物には、従来外用薬として使用されている
種々の薬効成分を含有させることができる。例えば、オ
キシテトラナイフリン、り0ルテトラサイクリン、ネオ
マイシン硫M塩等の抗生物質、ジフェンヒドラミン等の
抗ヒスタミン剤、ペンシカイン、リドカイン等の麻酔剤
、ヨード、ニド[1フラゾン、塩化ペン1Fル]ニウム
、1〜ルノフテ−1・等の抗菌剤、ヒト1」−1−チゾ
ン、トリアムシン1]ンアけ1〜ナイド等のコルヂ]ス
テ[1イド類インドメタシンフルビブロノTン、プフJ
キサマック等の非ステ1」イド牲抗炎症剤等があげられ
る。
これらの薬物は製薬学的に有効な濶麿で本発明の組成物
中に会わされる。濃度の範囲は特に限定されないが通常
全組成物の001〜2001〜20重量薬効成分は、本
発明の組成物が皮膚または01面一にに塗/l+された
どき、形成された被n9から人体中に吸収される。
本発明の組成物は常法に従って調製される。例えば、被
膜形成性重合体を水fl液体にとかし、これに粘着重合
体および高沸点可塑剤を加えて均一・な組成物どする。
所望の薬効成分は、組成物の調製時または調製後に適宜
混入させる。
本発明の各成分は実質的に水に溶解しており、組成物は
適度な固さを有する半固形体であり、ヂ1−ブ等の密閑
容器に収容され、皮膚または創傷面に従来の軟合剤やク
リームと同様に塗缶される。
塗布後1〜10分で乾燥し、可撓性のある被膜が形成さ
れる。被膜は皮膚上に1−24時間密着し、不快感、異
和感を与えず、生活に支障をきたさない。
用後肢膜は指で剥l1i11(ビールA〕)り゛るがま
たは水洗により容易に除去することができる。
次に実施例をあげて本発明をざらに詳細し二説明する。
実/(!i例 1 重合1復500〜600のポリビニルフッルー1−ル(
13越化’P (11’!’U rボハ−/LzPA−
05」)  2’、+07と蒸留水550 ’Jを減圧
下でままこが残ら(2いよう80’にで攪拌し、さらに
ビニルビ[1リドン−酢酸ビニル共重合体(BASF社
1 r )Lt ヒス−171/VA64)  100
fJおよびグリセリン100gを加え攪拌し均一な組成
物を得る。
このようにしC得た外用基剤組成物は軟膏ようの適度な
半固形性を有し、皮膚上で容易に拡げることができる。
ひとの前腕屈側部でこの外用基剤組成物を評価したとこ
ろ、良問上での被膜形成時間(li触乾燥時間)は約2
分30秒であり、8〜12時間にわたり皮膚上に固着さ
れており、衣服などの摩擦による脱落は見られなかった
なおこの外用基剤組成物の皮膚−次刺激試験ではDra
 i zc法にもとづく判定を行なったところ0.2以
下であり刺激性は極めて軽微であった。
IV、発明の作用効果 本発明によれば、皮膚に対する密着性に浸れ、容易に剥
離しない安定な被膜を皮膚または創面上に形成する外用
基剤組成物が提供される。
本発明の組成物は被膜形成性重合体と相溶性を有する粘
着重合体を使用するのぐ皮膚に対する密着性が優れてい
る。
本発明によれば、透湿性をhりる被膜を形成りる外用基
剤組成物が提供される。
被膜が透湿性を右することにより、汁の水分が外気中に
放出され長時間の使用によって6むれt二りかぶれたり
することがない1.また、皮膚にyシ和感、不快感を与
えない。
本発明によれば、薬効成分の放出性が殴れた外用基剤組
成物が提供される。
本発明の組成物に薬効成分を含すjさIIC皮膚または
創面に塗布した場合、従来の軟膏剤、クリーム剤または
被膜形成外用剤に比較して人体内への薬物吸収が優れて
いる。
さらに本発明によれば、皮膚に対する5性、刺′a炒の
ない外用基剤組成物が提供される。
このように、本発明によれば、使用感が自く、しかも治
療的効果の高い外用基剤組成物が11?供される。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水可溶性の被膜形成性重合体と、該被膜形成性重
    合体と相溶性を有し、かつ水溶性の粘着重合体と、上記
    被膜形成性重合体および粘着性重合体の高沸点可塑剤と
    、水性液体とからなり、前記粘着重合体として、ビニル
    ピロリドン一酢酸ビニル共重合体を用いたことを特徴と
    する外容基剤組成物。
  2. (2)前記被膜形成性重合体が重合度300〜2000
    のポリビニルアルコールである特許請求の範囲第1項記
    載の外用基剤組成物。
  3. (3)ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体のビニル
    ピロリドンと酢酸ビニルの比が1:4から4:1の範囲
    にある特許請求の範囲第1項記載の外用基剤組成物。
  4. (4)前記高沸点可塑剤が多価アルコールにある特許請
    求の範囲第1項記載の外用基剤組成物。
  5. (5)多価アルコールが炭素原子数2または3のグリコ
    ールである特許請求の範囲第4項記載の外用基剤組成物
  6. (6)前記水性液体が水または含水エタノールである特
    許請求の範囲第1項記載の外用基剤組成物。
  7. (7)前記被膜形成性重合体と粘着性重合体の重量比が
    1:4乃至4:1の範囲である特許請求の範囲第1項記
    載の外用基剤組成物。
  8. (8)前記被膜形成性重合体と粘着重合体の和に対する
    高沸点可塑剤の重量比が10:1乃至1:1の範囲であ
    る特許請求の範囲第1項記載の外用基剤組成物。
  9. (9)前記水性液体が全成分の40乃至80重量%の範
    囲である特許請求の範囲第1項に記載の外用基剤組成物
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238016A (en) * 1975-09-17 1977-03-24 Taiho Yakuhin Kogyo Kk Preparation of poultices
JPS5671025A (en) * 1979-11-12 1981-06-13 Teikoku Seiyaku Kk Base for poultice
JPS5844699A (ja) * 1982-04-19 1983-03-15 東芝セラミックス株式会社 老化褪色用ア−クカ−ボン

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