JPS61111512A - 薄膜ヘツド基板用Ni−Znフエライト - Google Patents
薄膜ヘツド基板用Ni−ZnフエライトInfo
- Publication number
- JPS61111512A JPS61111512A JP59233683A JP23368384A JPS61111512A JP S61111512 A JPS61111512 A JP S61111512A JP 59233683 A JP59233683 A JP 59233683A JP 23368384 A JP23368384 A JP 23368384A JP S61111512 A JPS61111512 A JP S61111512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrite
- thin film
- density
- film head
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
- Magnetic Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、薄膜ヘッド基板用N1−znフェライトに
関する。
関する。
従来の技術
一般に薄膜ヘッド用基板としては、磁気特性及び加工性
が優れ、かつ電気抵抗値が2O3496ΩC以上と高い
ことが要望され、この要望を満足するものとして従来よ
りNi −Zn系フェライト(例えば特開昭52年96
519号)が提案されている。
が優れ、かつ電気抵抗値が2O3496ΩC以上と高い
ことが要望され、この要望を満足するものとして従来よ
りNi −Zn系フェライト(例えば特開昭52年96
519号)が提案されている。
発明が解決しようとする問題点
しかし、従来より周知のNi −zn系フェライトは上
記のごとく要望されている特性は備えてはいるが、フェ
ライトの粒内、粒界に微細欠陥が存在する。そのため、
薄膜ヘッド基板としてフェライト表面を精密加工すると
、加工面に微細孔が露出し、この微細孔が原因して薄膜
パターンの断線を来す恐れがある。そのため、現在はガ
ラス、あるいはアルミナ系の非磁性材料が薄膜ヘッド用
基板として実用されている。
記のごとく要望されている特性は備えてはいるが、フェ
ライトの粒内、粒界に微細欠陥が存在する。そのため、
薄膜ヘッド基板としてフェライト表面を精密加工すると
、加工面に微細孔が露出し、この微細孔が原因して薄膜
パターンの断線を来す恐れがある。そのため、現在はガ
ラス、あるいはアルミナ系の非磁性材料が薄膜ヘッド用
基板として実用されている。
発明が解決しようとする問題点
上記のごとく、薄膜ヘッド用基板としてはNi −Zn
系フェライトが優れた性質を有するにかかわらず、精密
加工後の加工面に微細孔が露出する欠点があって使用さ
れていない現状にかんがみ、その微細孔の発生がみられ
ず薄膜ヘッド用基板として使用し得るNl −ZQフェ
ライトを提案するものである。
系フェライトが優れた性質を有するにかかわらず、精密
加工後の加工面に微細孔が露出する欠点があって使用さ
れていない現状にかんがみ、その微細孔の発生がみられ
ず薄膜ヘッド用基板として使用し得るNl −ZQフェ
ライトを提案するものである。
問題点を解決するための手段
この発明は、Fe20149.5〜50モル%、Zn0
25〜35モル%、残部NiOからなり、密度は理論密
度の99.9%以上で、2μm以上の微細孔のないN1
−Zfi7エライトを要旨とする。
25〜35モル%、残部NiOからなり、密度は理論密
度の99.9%以上で、2μm以上の微細孔のないN1
−Zfi7エライトを要旨とする。
すなわち、この発明のNi Znフェライトは、Ni
O、ZnO、FezO3等の原料粉末を所要量配合し混
合したのち、仮焼、粉砕してプレス成型し、前焼結とし
て空気中、あるいは酸素中で12O3490〜1300
’Cに加熱したのち、圧力500〜2000 kg/c
rl、温度2O34900〜1400″C1保持時間0
.5〜5時間の条件で、不活性がス中にて熱間静水圧プ
レス処理し、必要により焼なましなどの熱処理を施して
製造される。
O、ZnO、FezO3等の原料粉末を所要量配合し混
合したのち、仮焼、粉砕してプレス成型し、前焼結とし
て空気中、あるいは酸素中で12O3490〜1300
’Cに加熱したのち、圧力500〜2000 kg/c
rl、温度2O34900〜1400″C1保持時間0
.5〜5時間の条件で、不活性がス中にて熱間静水圧プ
レス処理し、必要により焼なましなどの熱処理を施して
製造される。
このようにして製造され、組成がF@ff01 49.
5〜50モル%、Zn025〜35モル%、残部N40
からなるN1−znフェライトは、密度が理論密度の9
9,9%以上で、2μmQ上の微細孔が粒内、粒界に存
在しない特徴がある。
5〜50モル%、Zn025〜35モル%、残部N40
からなるN1−znフェライトは、密度が理論密度の9
9,9%以上で、2μmQ上の微細孔が粒内、粒界に存
在しない特徴がある。
又、この発明のNi Znフェライトにおいては、電
気抵抗値増大のためMnO0,1〜1.0モル%、C0
00,1〜1.0モル%の1種又は2種を含有すること
ができる。
気抵抗値増大のためMnO0,1〜1.0モル%、C0
00,1〜1.0モル%の1種又は2種を含有すること
ができる。
この発明において組成を限定した理由について説明する
。
。
F e、0.は49.5モル%未満では基板表面にZn
Oが析出し、薄膜ヘッド用基板として表面をメカノケミ
カル研磨などの精密加工を施す際、研磨面に微細孔を形
成する恐れがあり、又50モル%を超えると電気抵抗が
低下するので、49.5〜50モル%とした。
Oが析出し、薄膜ヘッド用基板として表面をメカノケミ
カル研磨などの精密加工を施す際、研磨面に微細孔を形
成する恐れがあり、又50モル%を超えると電気抵抗が
低下するので、49.5〜50モル%とした。
ZnOは25モル%未満では保磁力HCが大きく、透磁
率μが低ドして磁気特性が劣化し、又35モル%を超え
るとキュリ一点が常温以下に低下し磁気特性が消失する
ので、25〜35モル%とした。
率μが低ドして磁気特性が劣化し、又35モル%を超え
るとキュリ一点が常温以下に低下し磁気特性が消失する
ので、25〜35モル%とした。
又、密度は理論密度の99.9%未満では精密加工後の
加工面に微細孔が露出し、磁気特性が劣化すると共に、
薄膜パターンの断線等を生ずるので望ましくない。
加工面に微細孔が露出し、磁気特性が劣化すると共に、
薄膜パターンの断線等を生ずるので望ましくない。
さらに、径が2μm以上の微細孔がフェライト中に存在
すると薄膜パターンの断線、磁気特性の劣化を招くので
望ましくない。
すると薄膜パターンの断線、磁気特性の劣化を招くので
望ましくない。
実 施 例
第1表に示す組成が得られるように、各原料粉末を配合
し、よく混合させたのち、900℃に加熱して仮焼し、
これを粒度0.8μmに粉砕して型枠に詰め加圧力2t
on/clIでプレス成型し、さらIζ空気中で115
0℃に3時間加熱して前焼結したのち、アルゴン雰囲気
中で圧力1500kt/d、温度1120”C1保持時
間3時間の条件で熱間静水圧プレス処理してN1−Zn
フェライトを得た。
し、よく混合させたのち、900℃に加熱して仮焼し、
これを粒度0.8μmに粉砕して型枠に詰め加圧力2t
on/clIでプレス成型し、さらIζ空気中で115
0℃に3時間加熱して前焼結したのち、アルゴン雰囲気
中で圧力1500kt/d、温度1120”C1保持時
間3時間の条件で熱間静水圧プレス処理してN1−Zn
フェライトを得た。
そのN1− Znフェライトについて密度、電気抵抗値
、磁気特性、微細孔の状況(研磨面での観察)を調べた
。その結果を比較例と共に示す。
、磁気特性、微細孔の状況(研磨面での観察)を調べた
。その結果を比較例と共に示す。
第 1 表
(単位;モル%)
第 2 表
ただし、理論密度%は、密度の理論密度Gこ対する割合
を示す。
を示す。
上記結果より、この発明の実施番こよるもの(ま、密度
、電気抵抗が高(、磁気特性も優れており、しかも2μ
m以上の微細孔は皆無で薄膜へ・ラド用基板として優れ
ていることがわかる。これ番こ対し、比較例1は微細孔
の発生が多く、又比較例2(ま微細孔は皆無であるが電
気抵抗値力f低く、し)ずれも薄膜ヘッド用基板として
は不適当であること力(わかる。
、電気抵抗が高(、磁気特性も優れており、しかも2μ
m以上の微細孔は皆無で薄膜へ・ラド用基板として優れ
ていることがわかる。これ番こ対し、比較例1は微細孔
の発生が多く、又比較例2(ま微細孔は皆無であるが電
気抵抗値力f低く、し)ずれも薄膜ヘッド用基板として
は不適当であること力(わかる。
発明の効果
この発明は、上記のごとく、Fe、0.及びZnOを特
定範囲含有する組成のN1−znフェライトであって、
この特定の組成によって、密度は理論密度の99.9%
以上とし、かつ電気抵抗が高く、磁気特性に優れており
、精密研磨面に2μm以上の微細孔が出現することなく
、薄膜ヘッド用基板として優れた特性を有するNi
Znフェライトを製造できる。
定範囲含有する組成のN1−znフェライトであって、
この特定の組成によって、密度は理論密度の99.9%
以上とし、かつ電気抵抗が高く、磁気特性に優れており
、精密研磨面に2μm以上の微細孔が出現することなく
、薄膜ヘッド用基板として優れた特性を有するNi
Znフェライトを製造できる。
自発手続補正書
昭和60年1月9日
昭和59年 特 許 願 第233683号2、発明の
名称 薄膜ヘッド基板用N1−znフェフィト3 補正をする
者 事件との関係 出願人 刊た1ヨ守大阪市東区
北浜5丁目22番地 4、代理人 5、 の日付 昭和 年 月 日6
、補正により増加する発明の数 1、明細書第5頁2行の「型枠」を「ダイス」と補正す
る。
名称 薄膜ヘッド基板用N1−znフェフィト3 補正をする
者 事件との関係 出願人 刊た1ヨ守大阪市東区
北浜5丁目22番地 4、代理人 5、 の日付 昭和 年 月 日6
、補正により増加する発明の数 1、明細書第5頁2行の「型枠」を「ダイス」と補正す
る。
2、明則書第5頁2O349行の[その結果を比較例と
共に示す。」を「その結果を比較例と共に第2、 表に
示す。」と補正する。
共に示す。」を「その結果を比較例と共に第2、 表に
示す。」と補正する。
Claims (1)
- Fe_2O_349.5〜50モル%、ZnO25〜3
5モル%、残部NiOからなり、密度は理論密度の99
.9%以上で、2μm以上の微細孔のないことを特徴と
する薄膜ヘッド基板用Ni−Znフェライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233683A JPS61111512A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 薄膜ヘツド基板用Ni−Znフエライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59233683A JPS61111512A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 薄膜ヘツド基板用Ni−Znフエライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111512A true JPS61111512A (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=16958899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59233683A Pending JPS61111512A (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 | 薄膜ヘツド基板用Ni−Znフエライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61111512A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01289224A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-21 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 薄膜磁気ヘッド用基板及びその製造方法 |
JPH0222130A (ja) * | 1988-07-09 | 1990-01-25 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 電波吸収体用ニッケル−亜鉛系フェライト材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938193A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-04-09 | ||
JPS5296519A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-13 | Sumitomo Spec Metals | Thin film head base material |
JPS5371299A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-24 | Hitachi Metals Ltd | Method of manufacturing high density niizn ferrite |
-
1984
- 1984-11-06 JP JP59233683A patent/JPS61111512A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938193A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-04-09 | ||
JPS5296519A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-13 | Sumitomo Spec Metals | Thin film head base material |
JPS5371299A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-24 | Hitachi Metals Ltd | Method of manufacturing high density niizn ferrite |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01289224A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-21 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 薄膜磁気ヘッド用基板及びその製造方法 |
JPH0222130A (ja) * | 1988-07-09 | 1990-01-25 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 電波吸収体用ニッケル−亜鉛系フェライト材 |
JP2729486B2 (ja) * | 1988-07-09 | 1998-03-18 | 富士電気化学株式会社 | 電波吸収体用ニッケル−亜鉛系フェライト材 |
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