JPS61111371A - 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物 - Google Patents

無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物

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JPS61111371A
JPS61111371A JP59232337A JP23233784A JPS61111371A JP S61111371 A JPS61111371 A JP S61111371A JP 59232337 A JP59232337 A JP 59232337A JP 23233784 A JP23233784 A JP 23233784A JP S61111371 A JPS61111371 A JP S61111371A
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polyisocyanate
diisocyanate
yellowing
quick
drying
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Mitsuo Kase
光雄 加瀬
Noboru Ogoshi
小越 昇
Kazue Tsuyusaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる無黄変速乾型ウレタン塗料
用樹脂組成物に関し、さらに詳細には、自動車塗装(補
修)用、建築物、建材、電気製品または橋梁などの各種
の被塗物素材を対象とした塗料分野に利用することので
きる、とくに耐候性にすぐれた、特定のポリインシアネ
ートと特定のアクリルポリオールとの組み合わせになる
樹脂組成物に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕従
来、硬化剤たるポリイノシアネートと主剤たるアクリル
ポリオールとからなる二液型無黄変ウレタン塗料は耐候
性、耐久性、機械物性、耐薬品性のすぐれた塗膜を与え
るため極めて有用な工業材料であることが知られている
しかし、従来型の無黄変ウレタン塗料は常温で塗装した
際に塗膜の乾燥(硬化)に長時間を要し、さらにその間
にほこシが付着して仕上り外観を著しく低下せしめ、商
品価値を著しく損わしめるなど、実用上重大な欠点を有
していも 即ち、無黄変硬化剤は、通常、トリメチロールプロパン
などのポリオールと、ヘキサメチレンジイソシアネート
の付加体であるアダクト型のポリイソシアネート、ある
いは水とへキサメチレンジイソシアネートなどから得ら
れるビューレット型のポリイソシアネートが用いられて
きているが、これらの硬化剤はアクリルポリオールとの
組み合わせで無黄変ウレタン塗料用に用いるときは乾燥
に長時間を要する。
こうした欠点を改善する方法として、インホロンジイン
シアネートから誘導される軟化点の高い硬化剤を用いる
方l       法が一部採用されているはいるが、
この種の硬化剤は反応性が著しく低い上に、軟化点が高
いために塗膜の架橋硬化が進み難く、したがって塗膜性
能が著しく低下することは衆知の如くである。
また、上述の乾燥の遅い硬化剤に硬化促進触媒を添加す
る方法も試みられてきてはいるが、こうした方法は塗料
のポットライフを著しく低下せしめる処から、塗装作業
に重大な障害をきたすことは免れ得ない。
他方、主剤に用いられるアクリルポリオールの軟化点を
、スチレンやメチルメタアクリレートなどの7−−ドモ
ノマーを多量に用いることによって極端に高め、加えて
見掛けの乾燥性を改良する方法も一部には試みられてい
るが、こうした方法は塗膜の架橋硬化を阻害し、しかも
塗膜の耐溶剤性を損わしめると共に、機械的性をも著し
く低下せしめる。
纒らに最近では、無黄変硬化剤にイソシアヌレート環を
有するポリイノシアネートが開発されつつあるが、上述
ノ硬化剤に比較して乾燥性は改善されてはいるが、アク
リルポリオールとの相溶性が著しく劣シ、したがって実
用に供し得るものではない。
以上の様に無黄変ウレタン塗料の従来技術は、実用上、
重大な欠点を有していた 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、既述の如く、従来の無黄変ウレタン塗料
の乾燥に長時間を要する欠点と、それに伴う塗装作業の
種々の問題点とを克服すべく鋭意研究の結果、本発明を
完成するに到った。
すなわち、本発明は必須の成分として、アルキレン、シ
クロアルキレン−およびアラルキレンジイソシアネート
よりなる群から選ばれるジインシアネート化合物と一分
子中に少なくとも6個の炭化水素置換基を有する分子f
iI−100〜t000ジオールをイソシアヌレート化
触媒の存在下に反応せしめて得られるイソシアヌレート
環を有するポリイソシアネートと、数平均分子量が2,
000〜3C1,000で、かつ水酸基価が20〜20
0なるアクリルポリオールとを含んで成る無黄変速乾型
ウレタン塗料組成物を提供するものであシ、該塗料樹脂
組成物によシ、従来よりの懸案を兄事に解決することが
できる。
ここにおいて、まず本発明の構成要素であるアルキレン
ジインシアネートの代表例としては、1,4−テトラメ
チレンジイソシアネート、1.6−へキサメチレンジイ
ンシアネート、2.2.4−もしくは2,4.4−)リ
メチルへキサメチレンジイソシアネート、2.6−ジイ
ンシアネートメチルカプロエート(リジンジイソシアネ
ート)マたはこれらの混合物などが挙げられ、シクロア
ルキレンジイソシアネートの代表例としては、1.3−
もしくは1.4−ジイソシアネートシクロヘキサン、1
.3−もしくは1f4−ビス(インシアネートメチル)
−シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン−4,4乙
ジイソシアネート、イソプロピリチン−ビス(4−シク
ロヘキシルイソシアネート)、3−インシアネートメチ
ル−3,5,5−)リメチルシクロヘキシルイソシアネ
ート(インホロンジイソシアネート)またはこれらの混
合物などが挙げられ、アラルキレンジインシアネートの
代表例としては、キシリレンジインシアネート、テトラ
メチルキシリレンジインシアネートもしくは4.4乙ビ
ス(インシアネートメチル)−ジフェニルメタンまたは
これらの混合物などが挙げられる。
他方、1分子中に3個以上の炭化水素置換基を有する分
子量が100〜1000なるジオールの代表例としては
、1.2.2−トリメチル−1,3−プロパンジオール
(2゜2−ジメチル−1,3−ブタンジオール)、2,
2−ジメチル−6−イソプロビル−1,6−プロパンジ
オール(2゜2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジ
オール)、2゜2−ジメチル−3−ベンジル−1,3−
プロパンジオール(2,2−ジメチル−4−フェニル−
1,3−ブタンジオール)、2.2−ジメチル−3−イ
ソブチル−1,5−プロパンジオール(2,2,4−)
ジメチル−1,3−ヘキサンジオール)、2,2,5.
3−テトラメチル−1,4−ブタンジオール、2,2.
4−トリメチル−1,5−ベンタンジオール、2,2.
4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオールもしくは2
,4.4−)ジメチル−1,6−ヘキサンジオールまた
はこれらの混合物などが挙げられる。
本発明法を実施するに当って、前掲された如き各ジイソ
シアネート化合物は、それぞれ各群の範囲に含まれるも
のであれば、いずれも単独使用または2種以上の併用が
可能であシ、乾燥性のすぐれた無黄変ウレタン塗料用硬
化剤としてのポリイソシアネートとなし得る。
しかし、かかる硬化剤の乾燥性を最適に保つと共に機械
物性および耐候性などの物性のノ(ランスを特に配慮し
た場  。
合には、アルキレンジイソシアネートとシクロアルキレ
ンジイソシアネートとを85〜55/15〜45(重量
比)の範囲で併用することは極めて有効である。
同様に、アルキレンジイノシアネートとアラルキレンジ
インシアネートを95〜7015〜50(重量比)の範
囲で併用することもまた、硬化剤の乾燥性またはその他
の性能を最適に保つ上で有効である。
マタ、シクロアルキレンジイソシアネート、就中、イン
ホロンジイソシアネートは特にイソシアネート基の反応
性が劣るため、例外的に、単独では使用せずに、上述し
た如き範囲内で併用するに止めて使用することが望まし
い。
一分子中に3個以上の炭化水素置換基を有する分子量1
00〜1.000のジオールは、たとえば特願昭59−
38!156号に記載の如く、イソシアヌレート環を有
するポリインシアネートが本来有しているすぐれた乾燥
性(硬化性)を損うことなく、しかも該ポリイソシアネ
ートの欠点であるアクリルポリオールとの相溶性を著し
く改良する上で極めて有効なものである。当該ジオール
の使用量としては前記ジイソシアネート化合物の総使用
、fiK対して0.3〜30モル%の範囲内であること
が適当であシ、さらに好ましくは3〜20モル%の範囲
内であるのが適当であシ、ポリイノシアネートのイソシ
アネート含有率を高く保つ上からは特に望ましい。
なお、プロピレングリコールや1.6−ブタンジオール
などの通常のジオールの使用はポリイソシアネートの乾
燥性を著しく拶9ために好ましいものではない。
モノアルコール類または三官能以上のポリオールも同様
であり、とくに後者はポリイノシアネートの官能度を高
めすぎ、ポリイソシアネートの粘度を不必要に高めるの
で好ましくない。
しかしながら、本発明において用いられるジオールに対
して少量のモノアルコールやトリオールなどの混入ない
しは併用は、ポリイソシアネートの特性が損なわれない
範囲であれば許容できる。
本発明において使用し得る前記イソシアヌレート化触媒
は、電子密度が低く、陽イオン性の強い原子(団)を含
む化合物が適し、その例としては、例えば、N、N、N
−トリメチル、N−2−ヒドロキシプロビルアンモニウ
ムパラターシャリープチルベンソエートCI)、ナトリ
ウムエチラート、ナトリウムプロピエート等を挙げるこ
とができ、とくに、式 の触媒は精製が容易であるため、ポリイソシアネートの
製造に適している。
しかしながら、かかるイソシアヌレート化触媒としては
止揚の式で示される化合物のみに特に限定されるもので
はなく、イソシアヌレート化に有効な触媒であれば、い
ずれでもよいことは勿論である。
なお、通常、触媒は、有機溶媒による希釈溶液として、
ジイソシアネート化合物に対して10〜1000 PP
rrLの範囲、好ましくは20〜500 PPmの量を
用いるのがよい。
本−明において用いられる前記イソシアヌレート環を有
するポリイソシアネートを得るに際して実施するイソシ
アヌレート化反応は、通常、30〜120℃、好ましく
は40〜100℃の温度範囲で行うのがよく、その際の
反応の転化率は、前掲したそれぞれのジイソシアネート
化合物およびジオールの合計仕込量に対して20〜70
重量%、好ましくは60〜65重量%の範囲で実施する
のがよい。
70%以上の転化率では、生成するポリイソシアネート
の分子量が高くな夛過ぎ、溶解性が低下するため好まし
くない。
、 反応を終了した反応混合物を、リン酸、モノクロル
酢酸、ドデシルベンゼンスルホン酸などの化合物で含有
触媒を失効させた後、分子蒸溜などの方法に付して未反
応のジイソシアネート化合物を除去することによシ、ポ
リイソシアネートを得ることができる。
かくして得られるイソシアヌレート環含有ポリイソシア
ネートとしては1通常、数平均分子量が550〜t20
0で、かつ有機溶剤で75重量%濃度に希釈した溶液に
おけるインシアネート含有率が10〜17%なる範囲内
にあるものが好適である。
当該ポリインシアネートの希釈溶剤としては酢酸エチル
、酢酸ブチル、トルエン、キシレン、セロソルブアセテ
ートの如き、インシアネート基に対して不活性な各種の
有機溶媒が用いられる。
本発明のもう一つの構成要素である前記した数平均分子
量が2,000〜30,000で、かつ水酸基価が20
〜200なるアクリルポリオールは、下記の一般式〔■
〕〜〔v〕で示されるエチレン系炭化水素誘導体などを
主成分とし、かつこれら誘導体のラジカル重合によって
得られるものである。
ます、一般式 で示される化合物としては、スチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレンまた
ハハラターシャリープチルスチレンなどがあげられる。
次いで、一般式 で示される化合物としては、メチルメタアクリレート、
n〜ブチルメタアクリレート、1so−ブチルメタアク
リレート、t−ブチルメタアクリレート、2−エチルへ
キシルメタアクリレート、エチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレートt
たは2−エトキンエチルアクリレートなどt−Sげるこ
とができる。
1     −ま7ζ、一般式 〔但し、式中のR9およびへは前出の通りでるる。〕で
示される化合物としては、β−ヒドロキシエチルメタア
クリレート、β−ヒドロキシグロビルメタアクリレート
またはβ−ヒドロキシエチルアクリレートなどをろける
ことかで酋る。
さらに、一般式 で示される化合物としては、ジエチル7マレート、ジ−
n−ブチル7マレート、ジイソブチル7マレートまたは
ジー2−エチルへキシルフマレートなどff16げるこ
とができる。
さらにまた、止揚したそれぞれのi般式1:II)(V
lには包含されないが、同棹のエチレン系炭化水素誘導
体でるつて、かつ当該アクリルポリオールを得る際に用
いられる化合物の例としては、メタアクリル酸、アクリ
ル酸もしぐはイタコン酸などのカルボキシ含有エチレン
系炭化水素;またはグリシジルメタアクリレートなどの
オキシラン環含有エチレン系炭化水素誘導体などをあけ
ることができる。
上記した各種のエチレン系炭化水素誘導体から当該アク
リルポリオールを調製するにさいしては、ベンゾイルパ
ーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル、t−ブチ
ルパーオクトエート、ジ−t−ブチルバーオキシドまた
はt−ブナルバーベンゾエートなど公知慣用のラジカル
−始剤を用い、常法のラジカル重合反応に従って容易に
実施することができる。
また、かかるラジカル重合反応は、通常、60〜150
℃の範囲で、トルエン、キシレンまたは酢酸ブチルなど
の有機′#I媒中で行なわれるものでるる。
当該アクリルポリオールとしてハ、既述の如く、数平均
分子量が2.000〜30.000なるものの使用が好
ましく、さらに好ましくは3,000〜2α000vも
のが適当でるる。
当該ポリオールにめっては、分子量がめまり低丁ざると
速乾性の伜科を得ることが難かしくなるし、逆に分子端
が為すぎると塗装作栗注を損うので好ましくない。
他方、当該ポリオールの水酸基価としては便脂固形分侯
算で20〜200でろることが好ましく、さらに好まし
くtI′i50〜120のものが適している。
当該ポリオールの水酸基価があまり低くなりすぎると性
能のよい塗膜を得ることが難かしく、逆に高すぎると高
価なポリイソシアネートを多桁に用いることになり、鮮
済的な損失などの欠点を生じる。
な2%当該アクリルポリオールのガラス転移点(T9)
は好ましい乾録性を得るためeこも余りに低くないこと
が望ましいとしても特に駆足されるものではないが、通
常は、このT!qが25℃以上であることが好ましく、
30℃以上でらるならはさらに好適である。逆に、当該
ポリオールのT!?が余シに高すぎると塗膜の可I奔曲
が失われる傾向がめる処から、一般的には80℃以下、
さらに好1しくけ70℃以下に保つことが望ましい。
当該ポリオールとして符に撓むなら、アルキド側脂r含
むポリエステルなどで変性したもの有用いてもよい。
但し、そのさいの変性量としてはアクリルポリオール自
身が保有しているすぐれた耐候性を損なわしめないため
にも%50重f%以下、好ましくは30重t%以下に止
めることが望ましい。
’    Un。、イゎえイッ7ア8.−1工□よ、イ
ソシアネートとアクリルポリオールとを必須の成分とし
て含んで成る本発明の樹脂組成物を塗料として用いるに
は、これら各成分のそれぞれインシアネート基と水−基
とが等当量、つ1りNC010R=1.0 (当貴比)
になるより配合することによって速乾で性能のよい塗料
が得られるが、待に望むなら#′i、このNGOloH
が0.3〜2.0、好ましくは0.8〜1.2となるよ
うな配合割合でポリイソシアネートとポリオールと紫用
いてもよい。
不発明のウレタン塗料用樹脂組成物はそのままクリヤー
ワニスとして、多るいσチタン日、カーボンブラックま
たはシアニンブルーなどの各θ―料または体質顔料を含
む形でエナメル塗料として用いる仁とができる。
本発明組成物としてのこれらクリヤーワニスまたはエナ
メルに6つでは、前記必須成分たるそれぞれイソシアヌ
レート環含有ポリイソシアネートからなる硬化剤とアク
リルポリオールからなる主剤とから構成される二液型塗
料であジ、エナメルにおけるが料は通常、主剤に配合混
練して調製されゐ。こうした塗料化の際に必要な希釈溶
剤はウレタン塗料に用いられている通常のシンナーをそ
のまま用いることができる。
なお、本発明の組成物を塗料として用いるに際しては、
さらにセルロースアセテートブチレートもしぐはニトロ
セルロースなどの繊維素類、可ソ剤、レベリング剤また
は界面活性剤の如き公知慣用の添加剤を併用してもよく
、特に望むならば硬化触媒を併用してもよい。
本発明の組成物よジなる二液型塗料は、それを実用に供
する際に硬化剤および主剤なる各塗料成分を配合し、エ
アスプレー、エアレススプレー、静!塗装またはロール
コータ−などを用いる通常の塗装方法によって、乾燥性
のよい、しかも塗膜性能の良好な塗膜を得ることができ
る。
以上には常温硬化型の塗料に主眼をおいて説明している
が、苔に室むならば40〜100℃の温度で強制乾燥し
、極く短時間で硬化籟膜全得る方法全採用しても、良好
な塗膜を得ることができるものでるる。
このようにして2本発明組成物は鉄をはじめ、各種の非
鉄金属、無機質材料またはグラステックス材料なとの各
柚基材を被接するための好適な無黄変速乾型ウレタン塗
料として特に有用なものである。
〔実施例〕
次に、実施例によシ本発明t−説明するが、本発明はこ
れによって何ら制約を受けるものではない。
以下、%とあるのは特に断」のない限シは、すべて貫走
%を意味するものとするう 実施例1 攪拌機、望素ガス導入管、空冷管および温度計を備えた
容積21のガラス製四ツロフラスコに、望素ガス雰囲気
下で、ヘキサメチレンジイソシアネート(I(MDI 
;分子量=168.2)の1,400.9(8,32モ
ル)2工ひ2.2,4−トリメチル−1,3−ベンタン
ジオール(TMPD;分子&= 146..2 )の5
0!!(0,34モル) 5仕込1vT: 77 、x
コに油浴を付して攪拌下に55℃まで昇T品し、同温に
約1時間保持したのち、インシアスレート化触媒として
、前掲・の構造式CIIで示6れるN、N、N−トリメ
チル−N−2−ヒドロ午シグロビルアンモニウムパラー
ターシャリーフチルベンゾエート(CPB :分子量=
295.4)の20%ブチルセロソルブ溶液をフラスコ
中に分割め≦加した処、この醜媒浴液が酌量でti(0
,88ミ’Jモル)添加きれた時点で、反応が開始する
と共に発熱が認められ、反応容器1      内の温
度は62℃1で上昇した。この発8がおさ1つたのち、
器内の温度を60’Cに保ちつつ合計で4,5時間反応
を続行せしめ、触媒の失効剤としてモノクロル酢酸(分
子量M=94.5)の6.8%キシレン溶液の13,9
(0,94ミリモル)を反応器中に添加して反応を終了
せしめた。
次いで、反応混合物を室温に冷却し、そのうちの100
0gを分子蒸留にかけて目的ポリイソシアネートの35
1.31(転化’4 = 33.2 % )と留出物の
668.71CIFEJ収率;66.8%)を得た。
得られたポリインシアネートは室温で流動性を有する液
状物質であったが、次いでこれを酢酸エチルで75%に
希釈せしめてポリイソシアネートを得た。以下これを試
料番号「Pl」と称す。
かくして得られたポリインシアネー)P1#液は不揮発
分(NY)が75.3%、カー)’カー色数(以下同様
) カ1以下、25℃におけるガードナー粘度(以下同
様)がA、〜Aで、かつインシアネート含有率が15.
0%であシ、分析の結果、イソシアヌレート環を含有し
ていることが確認され、分子量の夕1疋結果¥1643
でめった。
他方、分子蒸留による留出物について分析した処、この
ものは実質上、純粋なHMDIでりることもイ催認され
た。
上記の試作ポリイソシアネートP1について、これと[
アクリティックA−800J(犬日本インキ化学工M■
製ノアクリルポリオールMW 16.000.0HV5
0)と金剛いて二液型ウレタン墜料を調製し、塗膜性能
を調べた結果は表−2の遡りでめシ、[バーノックDN
−950J〔大日本インキ化学工呆昨]製アダクト型の
無黄変型ポリイソシアネート〕、市販品Aおよび試作ポ
リイソシアネート、T2よりなる塗料に比較してすぐれ
た乾燥性ケ示すと共に、良好な塗膜性能を有することが
解った。
実施例2〜4 実施例1と同様の方法により、原料配合?変えてイソシ
アヌレート&を有するポリイソシアネー)P2〜4を得
九。
P2〜4のそれVすれの原料配合、ポリイソシアネート
の性状、組成は表−1に示す通りであり、これらのポリ
イソシアネートとアクリルポリオール、アクリディック
A−800から得られた塗料の塗膜性能は表−2に示す
通りでろって、すぐれた乾燥性を有している。
表−2の結果から明ら〃・なように、P3.P4から得
られた損料は乾燥性がすぐれていることに加えて機械的
な性質の面でバランスのよい良好な性能を有することが
解る。
比較例1および2 実施例1と同様の方法により、イソシアヌレート環を有
するポリイソシアネートT1およびT2を試作した。
なお、これらポリイソシアネートTIおよびT2の原料
配合ならびにポリインシアネートの性状2よび組成は表
−1の通りである。
表−1実施例1〜4、比較例1および2による試作ポリ
インシアネートの原料配合、注状および組成*分析結果
に基づく推定値 実施例5 スチレンおよびメチルメタアクリレートなるハードモノ
マーを主体とし、ソフトモノマーにブチルアクリレート
およびβ−ヒドロキシエチルメタアクリレートなどを含
有するエチレン系炭化水素誘導体から常法によってラジ
カル重合して得られた数平均分子量が18,000で、
かつ水酸基価が35なるアクリルポリオール(不揮発分
50.2%、粘度X−Y%酸価′5.0% トルエン、
キシレンおよび酢酸ブチルからなる混合希釈溶剤を使用
)を用いてポリイソシアネートP1〜P4の乾燥性をク
リヤーフェスで試験した結果は表−4の通りであった。
表−4ポリイソシアネートの乾燥性(ダストフリータイ
ムノ〔発明の効果〕 本発明組成物は耐候性にすぐれるものでるることは勿論
、従来においては耐候性が良くても乾燥性が劣るものし
か得られなかった処を、この乾燥性が著しく向上された
ものとして本発E!A組成物はそれ自体で見るべきもの
がある。
しかも、本発明組成物は無黄変であるし、相浴性にもす
ぐれるとい′:)特徴的な効果を併せ有するものである
代理人  弁理士  高 橋 勝 利 手続補正書 昭和60年 2月弘日 特許庁長官  志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭1a59年特許願第232337号 2、発明の名称 無黄変速乾!!!ウレタン塗料用樹脂組成物3、補正を
する者 事件との関係    特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
B)大日本インキ化学工業株式会社代表者 用  村 
 茂  邦 4、代理人 〒103  東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日
本インキ化学工業株式会社内 自   発 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)  明細書の第4頁11行目の記載「機械的性を
も」を、 r機械的性質をもJに訂正する。
(2)  明細書の第8頁9行目の記載を次のように訂
正する。
r本発明において用いられる前掲の如き各ジイソJ(3
)明細書、第27頁の「表−1」を次のように訂正する
表−1実施例1〜4、比較例1および2による試作ポリ
イソシアネート水 勇者t&覗に号プ<mt値 )人 と 手続補正書 昭和60年3月ノア 日 特許庁長官 志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第232337号 2、発明の名称 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物3、補正をする
者 事件との関係  特許出願人 東京都板橋区坂下三丁目35番58号 (288)大日本インキ化学工業株式会社代表者用村茂
邦 4、代理人 〒103東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本イ
ンキ化学工業株式会社内 電話東京(03)272−4511 (大代表)、、、
、。
(8876)弁理士 高 橋 勝 利 、1′− 一5・補正命令の日付        、 −6、補正
の対象 7、補正の内容 (1)明細書、第27頁の「表−1」〔昭和60年2月
4日付は手続補正寮の補正事項(2)〕を次のように訂
正する。
(2)明細書、第28頁のr%−2jを次のように訂正
する。
手続補正書 昭和60年 6月よ7日 特許庁長官  志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第232337号 2、発明の名称 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物3、補正をする
者 事件との関係    特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
8)大日本インキ化学工業株式会社代表者 用  村 
 茂  邦 4゜代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号木日本
インキ化学工業株式会社内 1        自    発 6、補正の対象 7、補正の内容 (11明細書の第16頁1行目の記載を次の通り訂正す
る。
r〔但し、式中のR1は前出の通りである。〕J(2)
明細書の第21頁11行目の記載を次の通り訂正する。
rする際に硬化剤および主剤たる各塗料成分を配合し、
エアJ (3)  明細書、第27頁の「表−1」 〔昭和60
年3月11日付けの手続補正書における補正事項(1)
〕を次のように訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルキレン−、シクロアルキレン−およびアラルキレン
    ジイソシアネートよりなる群から選ばれるジイソシアネ
    ート化合物と、一分子中に少なくとも3個の炭化水素置
    換基を有する分子量が100〜1000なるジオールと
    を、イソシアヌレート化触媒の存在下に反応させて得ら
    れるイソシアヌレート環を有するポリイソシアネートと
    、数平均分子量が2,000〜30,000で、かつ水
    酸基価が20〜200なるアクリルポリオールとを必須
    の成分として含んで成る、無黄変速乾型ウレタン塗料用
    樹脂組成物。
JP59232337A 1984-02-29 1984-11-06 無黄変速乾型ウレタン塗料用樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0625327B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104664A (ja) * 1987-10-19 1989-04-21 Dainippon Ink & Chem Inc ウレタン塗料用樹脂組成物
JP2002543253A (ja) * 1999-04-30 2002-12-17 スポルディング スポーツ ワールドワイド,インコーポレーテッド 芳香族/脂肪族ポリイソシアネート共重合体を含有するゴルフボール表面被覆
JP2009096900A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Car Conveni Club Kk 2液型クリヤー主剤硬化用のリアクター組成物およびこれを用いたクリア層形成方法。
JP2011505456A (ja) * 2007-11-29 2011-02-24 バイエル・マテリアルサイエンス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 軟質脂環式ジイソシアネートトリマー

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