JPS6111136Y2 - - Google Patents

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JPS6111136Y2
JPS6111136Y2 JP15964179U JP15964179U JPS6111136Y2 JP S6111136 Y2 JPS6111136 Y2 JP S6111136Y2 JP 15964179 U JP15964179 U JP 15964179U JP 15964179 U JP15964179 U JP 15964179U JP S6111136 Y2 JPS6111136 Y2 JP S6111136Y2
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JP
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dowel
parts
shape
dowels
recessed hole
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JP15964179U
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JPS5676622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種機械装置を形成するための組
み立て部品であつて、同部品の自動供給ないしは
同部品の製造段階や部品梱包搬送時に、同部品を
多数積層したり隣接してしまうような場合でも、
各部品相互のダボと、同ダボのプレス成形時に形
成される凹穴部とが互いに嵌合状態を呈すること
のないようにした組み立て部品に関するものであ
る。
従来から、2種類の組み立て部品相互を互いに
当接して接合する接合手段の一つに、一方のベー
スとなる部品側にダボを形成し、他方の部品に前
記ダボへ嵌合する嵌合孔を形成して両者を位置決
め接合する手段が採用されてきた。
この接合法に使用するベースとなる側の組み立
て部品の成形は、一般的にプレス加工によつて処
理されており、しかも、その際のダボと、同ダボ
を膨出させるためにプレス側に形成される凹穴部
とは、通常相似形に形成されてしまうことが多
く、したがつて、多数の部品を積層したり隣接さ
せた場合、各部品相互のダボと凹穴部が嵌合状態
を呈してしまつたり、あるいは、嵌合状態になら
ないまでも噛み合つてしまつて個々の部品として
取り出す際の作業効率に支障を来たしてしまうこ
ととなつていた。
この障害は、特に組み立て作業が流れ作業で実
施され、各部品が自動供給されるような場合には
致命的な欠陥となつてしまうため、最近では、凹
穴部の入口形状における平面形がダボの主要平断
面形状より大きい相似形に形成するようにし、例
え嵌合状態になつてもそれらが極めてルーズな状
態になるようにしてその解決策としていた。
しかし、これら現状までのものでも、自動供給
時は勿論のこと、部品の整理梱包時において、部
品相互がどうしても引つ掛り、円滑な作業を実施
する上でやはり完全なものとすることができなか
つた。
また、これら従前までのものの構造では、ダボ
のかしめ作業時にダボ自体が陥没傾向となつて十
分なかしめ構造を実現しづらかつたり、ダボ自体
の強度を弱めてしまう結果となつていた。
この考案は、これらの状況に鑑み開発実用化さ
れたもので、以下において詳述するとおりの構成
から成るものである。
即ち、第1図イおよびロに示す表面ダボ形成側
斜視図および同裏面プレス面側斜視図からも理解
されるように、このダボを有する組み立て部品1
は、ダボの形状がその主要平断面において円形で
ある小円筒形のダボ2であるのに対して、裏面プ
レス面側で前記ダボを膨出させるために形成され
てしまう凹穴部3は、その入口形状における平面
形が円形の相対する部分を切り落した小判型形状
を有するものとし、少なくとも、ダボ2の底部主
要平断面形状における最大径が、ダボ2のプレス
成形に際して形成される凹穴部3の入口形状にお
ける平面形の最小径より大きく、且つ、ダボ2底
部における主要平断面形状の少なくとも一対の相
対する外形部分21,21が、第4図図示の要部
拡大平面図に示す如く、凹穴部3の平面形31,
31の外方に位置するように、ダボ2と凹穴部3
との上下方向位置関係が規制されて形成されてな
るものである。
このような規制されたダボ2と凹穴部3とを形
成するためには、当然のことながらプレス機械の
上型と下型が夫々凹穴部3とダボ2の形状に合致
するように形成されたものによつてプレス成形す
ればよいが、その際、膨出形成されるダボ2の体
積(即ち、下型の凹部の容積)は、プレス面側の
凹穴部3の容積(即ち、上型の凸部の体積)に対
応する計算された数値のものに正確に規制される
ものとし、この組み立て部品1をベースにして他
の部品を接合一体化する際、例えば、第3図に示
すスピーカーSの実施例で例示するならば、この
組み立て部品1がプレートPに相当し、他の部品
がフレームFに相当し、それらを一体に接合する
際、フレームFの当接面に形成された接合孔F1
の形状に正確に合致する大きさのダボが形成され
るようになつていなければならない。
このダボ2と凹穴部3とは、上記実施例に示し
た形状のもののみに規制されるだけではなく、ダ
ボ2は、その主要平断面形状が矩形あるいは楕円
形等接合に都合の良い形状のものが適宜選択可能
であり、その選択された形状のダボ2に応じて凹
穴部3の入口形状も、この考案の技術思想を逸脱
しない範囲で適宜形状のものが選択できることは
当然である。
以上のような構成から成るこの考案のものは、
第2図に示すように、自動供給装置におけるカセ
ツトCにこの組み立て部品1をセツトした場合で
も、積層された各部品1,1……相互のダボ2,
2……と凹穴部3,3……とは絶対に嵌合ないし
は噛み合うことがなく、したがつて、カセツトC
からこの部品1を送り出す場合にも極めて円滑な
送り出しが可能となり、作業効率が非常に高めら
れると共に、自動供給装置に負担がかからず、同
装置の故障の原因をも解消することができる。
また、この部品1,1……を製造する段階にお
いても、部品カゴに集積された各部品相互が噛み
合つてしまうことも勿論なく、更に、部品の管理
搬送のための整理梱包段階においても誠に作業性
のよいものとなる。
しかも、この部品の製造は、従来どおりのプレ
ス機械によつて、単に上型、下型さえ計画された
ものに変更するだけで簡単に製造可能なものであ
ることから、部品単価においても何ら従来品と変
わることがなく、極めて経済的なものとなる外、
特に重要な効果としては、ダボ2の強度の面にお
いて、従前までであれば、第3図に示した使用例
のような場合、プレートPにフレームFの接合孔
F1を嵌合させてダボ2をかしめると、第5図図
示の要部拡大断面図に示すとおり、ダボ2の底部
が凹穴部3内に陥没気味の変形を生じ、ダボ2底
部の強度を弱めてしまうと共に、かしめ構造自体
が不完全なものになつてしまう虞れを有していた
が、この考案のものによれば、常にダボ底部の相
対する外形部分21,21が凹穴部の平面形3
1,31の外方に対をなして位置する第4図図示
のような上下関係に規制されて形成されているた
め、ダボ底部の凹穴部内への陥没傾向が完全に阻
止され、ダボの強度を損なわしめることはなく、
その結果、確実なかしめ構造を実現し、それだけ
作業効率を高め得るものとなる顕著な作用効果を
挙げておかなければならない。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案のものの代表的な一実施例を
示したもので、第1図は、イ表面ダボ形成側斜視
図、ロ同裏面プレス面側斜視図、第2図は、カセ
ツトに収容した段階を示す中央部垂直断面図、第
3図は、同部品の使用状態を示すスピーカー中央
部垂直断面図、第4図は、ダボ2を含む要部拡大
平面図、第5図は、従来品による要部拡大断面図
である。 1:この考案の組み立て部品、2:ダボ、3:
凹穴部、C:カセツト、F:フレーム、P:プレ
ート、S:スピーカー、S1:同コア、S2:同
永久磁石、S3:同継鉄、S4:可動コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス加工により形成されるダボを有する部品
    の、ダボ底部における主要平断面形状最大径を、
    同ダボプレス成形に際して形成されるダボ背面側
    凹穴部の平面形最小径よりも大ならしめ、且つ、
    ダボ底部における主要平断面形状の少なくとも一
    対の相対する外形部分が、凹穴部平面形の外方に
    位置する如く、該ダボと凹穴部との上下方向位置
    関係を規制して形成して成るダボを有する組み立
    て部品。
JP15964179U 1979-11-16 1979-11-16 Expired JPS6111136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15964179U JPS6111136Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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JP15964179U JPS6111136Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5676622U JPS5676622U (ja) 1981-06-22
JPS6111136Y2 true JPS6111136Y2 (ja) 1986-04-09

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ID=29670838

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JP15964179U Expired JPS6111136Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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JPS5676622U (ja) 1981-06-22

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