JPS61111328A - 紙塗工用樹脂の製造方法 - Google Patents

紙塗工用樹脂の製造方法

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JPS61111328A
JPS61111328A JP23113884A JP23113884A JPS61111328A JP S61111328 A JPS61111328 A JP S61111328A JP 23113884 A JP23113884 A JP 23113884A JP 23113884 A JP23113884 A JP 23113884A JP S61111328 A JPS61111328 A JP S61111328A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高濃度の塗工液においても増粘がなく塗工作
業性に優れ、かつ耐水性のみならずインキ受理性等の印
刷適性にも優れた紙塗工用樹脂の製造方法に関するもの
である。
(産業上の利用分野) 近年、印刷はより高速、精密になり、また多色化が進行
し、コート紙に対しより一層の表面強度、ならびに印刷
インキの受理性の向上が要求されている◎一方製紙工場
におけるコート紙の製造においては、生産性のうえから
ますます高濃度塗工が求められている。本発明による樹
脂は特にこの高濃度塗工で生産されるコート紙の塗工用
組成物として以下に述べるように十分有益なものである
(従来の技術) 顔料、バインダー、分散剤およびその他の助剤からなる
種々の紙用塗工組成物に対して耐水性を付与させ、およ
びインキ受理性を向上させるために、かつてはたとえば
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂の如きアミノプラスト
樹脂が混合使用されていたが、現在はポリアミド−尿素
−ホルマリン樹脂(特公昭44−11667)が広く用
いられている。
(本発明が解決しようとする問題点) しかるに、最近の傾向である高濃度塗工液(固型分60
係以上)に対しては特公昭44−11667記載の製造
方法による樹脂では塗工液を増粘せしめ、塗工作業性の
観点から好ましくない。
(本発明の効果) 本発明者らは前記特許について更に詳細に検討した結果
、樹脂の粘度を低く設定することにより、高濃度塗工液
をも増粘させる事がなく、耐水性のみならずインキ受理
性等の印刷適性にも優れた紙塗工用樹脂を開発するに到
った。
(問題点を解決するための手段) 以下、本発明の詳細な説明する。
すなわち、本発明はアミン化合物および/または一塩基
性カルデン酸あるいはその誘導体の存在下ないしは不存
在下に、ポリアルキレンポリアミンと二塩基性カルボン
酸あるいはその誘導体とを反応させて得られる、50重
量係水溶液の粘度がi    150センチポイズ以下
なるポリアミドポリアミンと尿素との間で脱アンモニア
反応させ、次いでこの反応生成物を酸性下またはアルカ
リ性下でホルムアルデヒドと反応させることからなる熱
硬化性樹脂水溶液の製造方法を提供するものである。
かかる本発明方法を実施するに当って、まずポリアルキ
レンプリアミンと二塩基性カルデン酸あるいはその誘導
体とを反応せしめるさいに用いられる、ポリアルキレン
ポリアミンとは、分子中に少なくとも2個の1級アミン
基と、少なくとも1個の2級アミノ基(イミノ基)とを
有する化合物を指称するものであって、 一般式 %式%(2 で表示される。
ここにおいて、前記ダリアルキレンポリアミンとして代
表的なものを挙げれば、Iジエチレンポリアミン、ポリ
グロピレ/ポリアミンまたはポリ  ′、ブチレンポリ
アミンなどであるが、そのうちでも?ジエチレンポリア
ミンが好ましく、なかんずくジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミンまたはテトラエチレンインタミン
が最も好適である。
これらポリアルキレンポリアミンは、一種類のみであっ
ても、二種以上の併用であってもよいことは勿論であり
、また、エチレンノアミン、プロピレンツアミンまたは
へキサメチレンジアミンなどの如き脂肪族ジアミン類を
50モル係以下の範囲で、これらポリアルキレンポリア
ミンと併用することを何ら妨げるものではない。
前記した二塩基性カル?ン酸あるいはその誘導体とは、
分子中に2個のカルボキシル基を有する化合物、あるい
はそれらのエステル類、さらにはそれらの酸無水物をも
包含して総称するものであって、かかるカルデン酸の代
表的なものにはコノ−り酸、グルタル酸、アジピン酸も
しくはセパチン酸またはマレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸などの脂肪族二塩基性カルデン酸とそれらのエステ
ル類;あるいはインフタル酸もしくはテレフタル酸など
の芳香族二塩基性カル?ン酸とそれらのエステル類;さ
らには無水コハク酸もしくは無水マレイン酸などの如き
酸無水物があるが、これらは一種類のみでも、二種類以
上の併用でもよいことは勿論である。
また前記したアミン化合物とは、分子中に1級アミン基
を1個有する化合物を指称するものであるが、該アミン
が2級アミン基(イミノ基)または3級アミノ基を1個
以上含んでいるものであってもよい。該アミン化合物と
して代表的なものにはラウリルアミン、モノエタノール
アミン、ノエチルアミノエチルアミン、メチルアミノグ
ロピルアミンもしくはN−アミノエチルピ槓うノンの如
キ脂肪族アミン類;またはベンノルアミンもしくは、フ
ェネチルアミンなどの如き芳香族アミン類などがある。
さらに、前記したー塩基性カルボン酸あるいはその誘導
体とは、分子中にカルブキシル基を1個有する化合物お
よびそれらのエステル類を総称するものであり、そのう
ちでも代表的なものには、蟻酸、酢酸、もしくはラウリ
ン酸などの如き脂肪族カルデン酸とそれらのエステル;
または安息香酸もしくはフェニル酢酸などの如き芳香族
カルボン酸とそれらのエステルなどがある。
本発明方法における第1段目の反応ともいうべき前記の
ポリアミドポリアミンを調製する工程は以下に記述され
た如きポリアルキレンポリアミン(以下、これを、化合
物(a)として表示することもある。)と、二塩基性カ
ル?ン酸あるいはその誘導体(以下、これを化合物(b
)として表示することもある。)とを、アミン化合物(
以下、これを化合物(C)として表示することもある。
)および/lたは一塩基性カルゴン酸あるいはその誘導
体(以下、これを化合物(d)として表示することもあ
る。)の存在下ないしは不存在下に脱水縮合せしめる反
応であって、下記の如き反応式1:I)、〔uftまた
は(lit)に従って進行するものである。
H2N−R1−NH2+ HOOC−R2−COOHp
    (a)     (b) −一令±I(N−R’−NHCO−R2−Coす、〔I
〕(、) H2N−R’−NH2+ HOOC−R2−COOH+
 R’−NI2(−)       (b)     
 (C)H2N−R1−NT(2+ HOOC−R2−
COOH+ R’−COOH(a)       (b
)       (d)→R’−CO−+−聞−R−N
I(Co−R2−Co÷ CI[l)(g) こうした反応を遂行するに当って、前言己、41Jアル
キレンポリアミン〔化合物(a)〕の使用量は、前8己
二塩基性カルボン酸あるいはその誘導体〔化合物(b)
〕の1モルに対し、特公昭44−11667の発明の詳
細な説明では0.8〜1.2モルカ;適当であるのに対
し本発明ではむしろ1.2〜4.0モルなる範囲が適当
であり、また前記アミノ化合物〔イし合物(C)〕およ
び/または一塩基性カルボン酸〔イし合物(d)〕の使
用量は化合物(b)の1モルに対してO〜1.0モル、
好ましくは0.1〜0.7モルの範囲が適当である。
また、このさいの反応温度は100〜300℃、好まし
くは140〜220℃なる範囲が適当であり、生成する
水を系外に除去しながら1〜10時間なる範囲で反応を
行って、50重量係水溶液の25℃における粘度が、B
M型粘度計(60rpm)で測定した場合においては1
50センチポイズ(cps )以下なる比較的低分子量
の、前掲の反応式[1) 、 [IDおよび/またはC
I[I)で示されるポリアミドポリアミンを得る。粘度
が150 cpsを超えるような高分子量のポリアミド
ポリアミンを用いて後続するホルマリン付加反応を遂行
するとき、特にホルマリン付加−架橋反応をある程度以
上に進行せしめる場合には、インキ受理性や耐水性の機
能を有しなおかつ得られる塗工液が増粘しない程度の分
子量の範囲に抑えることが困難となる。
次いで第二段の反応では、前述された如き、いわゆる第
一段目の反応(脱水縮合反応)において得られた低分子
量のポリアミドポリアミン(e) t (f) 。
(g)と尿素との間で、後記する如き反応式(IV)に
従って脱アンモニア反応が行なわれる。この反応におい
ては公知の方法に準拠して行なわれる。即ち、反応温度
は120〜140℃で1〜3時間アンモニアヲ離脱しつ
つ尿素とポリアミドポリアミンとの反応が行われる。尿
素の量は原料ポリアルキレンポリアミン1モルに対して
0.5モル乃至ポリアルキレンポリアミン中のアミノ基
1モルに対して2モルの範囲で用いられる。
本発明の第三段の反応に於いても、公知の方法に準拠し
て行なわれるが、第一段の反応において記述したように
当ポリアミドポリアミンが比較的低分子量であるためホ
ルムアルデヒド(又はこれを発生する化合物)との反応
を十分進行させる事もできる。即ち、第二段の如くに得
られる反応生成物を水に溶解して濃度30〜70チとし
、これヲPj″13〜12にてホルムアルデヒドと反応
せしめる。特公昭44−11667の発明の詳細な説明
記載のpH8〜12では反応が十分進行しない場合もあ
るため、PH3〜pH8で反応をする事もできる。
ただし得られる水溶性樹脂は30重量係水溶液の粘度が
50センチデイズ以下、好ましくは15セ/チポイズ以
下である事が必要である。
(e) p (f)および/または(g) + H2N
−C−NH2→1; ■ NH,(、。
かくして本発明の方法により得られた樹脂はインキ受理
性および耐水性などにすぐれているのみならず、塗工液
の増粘もなく、塗工作業性にすぐれ、特に高濃度の紙塗
工用組成物として極めて有用なものである。
(塗工用樹脂の製造およびその効果) 次に、本発明を実施例、比較例および応用例により具体
的に説明するが、以下において部およびチは特に断わり
のない限りは、すべて重量基準でおるものとする。
〈実施例1〜5.比較例1〜4〉 実施例1 温度計、還流冷却器および攪拌棒な備えた四つロフラス
コに、トリエチレンテトラミンの204.4.9(1,
4モル)とモノエタノールアミンの24.4、V(0,
4モル)とを仕込み、さらにアノビン酸の146.9 
(1モル)を加えて160〜170℃で2〜4時間縮合
反応を行ない、発生する水を系外に除去した。ここに得
られた反応生成物の50チ水溶液の粘度〔25℃におい
てBM型粘度計〔60rpm)により測定;以後も同様
〕は60 cpsであった。次いで、これを120℃ま
で冷却したのち、尿素の240.9(4モル)を加えて
120〜130℃で2〜4時間脱アンモニア反応を行な
った。   ′しかるのち、これに30011の水を徐
々に加えてから、37憾ホルマリンの97.31 (1
,2モル)を加え、50%硫酸水溶液にて−を4.0に
調整し60〜80℃で2〜4時間攪拌下に保持した。さ
らに水を加えて固型分が50係なる樹脂水溶液を得た。
このものの30L4水溶液の粘度は10.cpsであり
た。以下この樹脂溶液を[1−IJと略記する。
実施例2 実施例1と同様の反応容器に、ジエチレントリアミンの
154.8&(1,5モル)を仕込み、さらにアジピン
酸の146FC1モル)と安息香酸の61.17(0,
5モル)とを加えて180〜220°Cで2〜4時間縮
合反応を行い、発生する水を系外に除去して得られた反
応生成物はその50係水溶液の粘度が40 cpsなる
ものであった。
次いで、これを120℃まで冷却したのち、尿素の15
0g(2,5モル)を加えて120〜130℃で2〜4
時間脱アンモニア反応を行なった。
しかるのち、これに220gの水を徐々に加えてから、
37チホルマリンの60.8Ii(0,75モル)を加
え50俤硫酸水溶液にて−を4.5に調整し60〜80
℃で2〜4時間攪拌下に保持した。
さらに水を加えて固型分が50%なる樹脂水溶液を得た
。このものの304水溶液の粘度は8 cpsであった
。以下この樹脂溶液をri−2Jと略記する。
実施例3 実施例1と同様の反応容器に、ジエチレントリアミンの
103.2I!(1モル)とトリエチレンテトラミンの
146g(1モル)とラウリルアミンの37.11I(
0,2モル)とを仕込み、さらにアジピン酸の146g
(1°モル)と無水マレイン酸の19.6.9(0,2
モル)とを順次加えて160〜180℃で2〜4時間縮
合反応を行ない、発生する水を系外に除去した。この反
応生成物の50係水溶液の粘度は90 cpsでありた
次いでこれを120℃まで冷却したのち、尿素の240
.!1l(4モル)を加えて120〜130℃で2〜4
時間脱アンモニア反応を行なった。
しかるのち、これに230#の水を徐々に加えてから、
37%ホルマリンの162Il(2モル)を加え、30
L1j苛性ソーダにて−を11に調整し60〜80℃で
2〜4時間攪拌下に保持した。さらに水を加えて固型分
が30俤なる樹脂水溶液を得た。このものの粘度は10
 cpsであった。以下この樹脂溶液を[1−3jと略
記する。
実施例4 実施例1と同様の反応容器に、ジエチレントリアミンの
103.2.9(1モル)とトリエチレンテトラミンの
146F (1モル)を仕込み、さらに無水コハク酸の
120.F(1,2モル)を加えて160〜180℃で
2〜4時間縮合反応を行ない、発生する水を系外に除去
した。この反応生成物の50幅水溶液の粘度は80 c
psであった。
次いでこれを120℃まで冷却したのち、尿素の240
.9(4モル)を加えて120〜130℃で2〜4時間
脱アンモニア反応を行なった。
しかるのち、これに260gの水を徐々に加え戸 てか
ら、370ルマリンの162F(2モル)を加え、30
%苛性ソーダにて−を7に調整し60〜80℃で2〜゛
4時間攪拌下に保持した@さらに水を加えて固型分が3
04なる樹脂水溶液を得た0このものの粘度はl 4 
cpsであった。以下この樹脂溶液を[1−4jと略記
する〇実施例5 実施例1と同様の反応容器にトリエチレンテトラミ/の
204.4,9(1,4モル)とモノエタノールアミン
の12.2 N (0,2モル)とを仕込み、さらにア
ノピン酸の146.!i+(1モル)とステアリン酸5
6.9.!i+(0,2モル)とを加えて160〜18
0℃で4〜6時間縮合反応を行ない、発生する水を系外
に除去した。この反応生成物の50幅水溶液の粘度は3
0 cpsであった。
次いでこれを120℃まで冷却したのち、尿素の240
#(4モル)を加えて120〜130℃で2〜4時間脱
アンモニア反応を行なった。
しかるのち、これに550.9の水を徐々に加えてから
、374ホルマリンの162,17(2モル)を加え3
0チ苛性ソーダにて−を9に調節し70  〜90℃で
2〜3時間攪拌した後、塩酸にて−を5に調節してさら
に2〜3時間60〜80℃で攪拌した。水を加えて固型
分が304なる樹脂水溶液を得た。このものの粘度はl
 3 cpsでありた。
以下この樹脂溶液を「1−5Jと略記する。
比較例1 モノエタノールアミンを全く欠如した以外は、実施例1
と同様の操作を繰り返した処、トリエチレンテトラミン
とアジピン酸の縮合物の5(l水溶液の粘度はl 60
 cpsであり、これにホルマリンを付加させたものは
グル化に至った。
比較例2 ホルマリンの付加反応をPH8で行うこと以外は比較例
1と同様の操作を繰り返した処、30幅水溶液の粘度が
60センチポイズなる樹脂水溶液を得た。以下、この樹
脂水溶液をr r −2」と略記する。
比較例3 安息香酸な全く欠如した以外は実施例2と同様の操作を
繰り返した処、ジエチレントリアミンとアジピン酸の縮
合物の50係水溶液の粘度は110epsであり、これ
にホルマリンを付加したものの30%水溶液粘度は15
0 cpsでありた。以下、この樹脂溶液なrr−3J
と略記する。
比較例4 実施例1と同様の反応容器にトリエチレンテトラミ/の
146II(1モル)と仕込み、さらにアジピン酸の1
46F(1モル)を加えて160〜180℃で2〜4時
間縮合反応を行ない、発生する水を系外に除去した。こ
の反応生成物の50係水溶液の粘度は350 cpsで
あった。
次いでこれを120℃まで冷却したのち、尿素の210
.9(3,5モル)を加えて120〜130℃で2〜4
時間脱アンモニア反応を行なった。
しかるのち、これに7009の水を徐々に加えてから、
37係ホルマリンの324.F(4モル)を加え30係
苛性ソーダ水溶液にてpH10に調整し、60〜80℃
で2〜4時間攪拌下に保持した。
さらに水を加えて固型分が30%なる樹脂水溶液を得た
。このものの粘度は20 cpsでありた。以下この樹
脂溶液なrr−44と略記する。
く応用例1〜5および比較応用例1〜4〉実施例1〜5
および比較例2〜4で得られた各樹脂水溶液を、下記に
示す如き塗工液配合割合に従って、印刷適性向上剤とし
て配合せしめたのち、濃度が60係となるように水を加
え、さらに30チ苛性ソーダ水溶液により−を9に調整
して各種の紙用塗工組成物を調製した。なお印刷適性向
上剤を配合しない紙用塗工組成物も同様に調製した。
[ウルトラ・ホワイト904        85部(
米国エングルハルト・ミネラルズ社製クレー)[カービ
タル904          1511(富士カオリ
ン〔株〕製炭酸カルシウム〕rJSR−0616J  
           12#(日本合成ゴム(株)製
ラテックス) [日食MS−460046# (日本食品加工(株)製澱粉) [アロンT−40°J          O,4#(
東亜合成化学工業(株)製分散剤) 印刷適性向上剤           0.5〃注) 
上記の「部」数はいずれも固形分重量である。
上記の塗工組成物を、アプリケーターを使用して坪量7
5 fi/m2の原紙に塗工量が約151/m2となる
ように片面コートさせた。その後直ちに100℃で1分
間、熱風乾燥機中で乾燥させてから温度50℃、線圧8
0kg/crIM なる条件で2回カレンダー処理した
。得られた片面コート紙は20℃、651 R,H,な
る条件下で24時間コンディンヨニングを行なったのち
、塗工紙の耐水性およびインキ受理性を測定した。これ
らの測定結果を第1表に示す。なお、各試験方法は次の
とおりである。
■)インキ受理性 RI試験機を使用し、コート面を給水ロールで湿潤させ
たのち印刷をしてインキの受理性を肉眼で観察し、優5
〜劣1に至る等級を段階的に判定した。
2)耐水性 RI試験機を利用し、・−ト面を給水・−°)ルで湿潤
させたのち印刷をして、紙むけ状態を肉眼で観察し、「
耐水性優5〜劣l」の判定を行った。
11〕  ウェット・ラブ(Wet rub)法コート
面上にイオン交換水を約0.1 rug滴下し、指先で
3回、5回、10回、15回および20回摩耗して、そ
れぞれの回数に応じた溶出部を黒紙に移行させ、そのさ
いの溶出量を肉眼で観察し、「耐水性優5〜劣1」の判
定を行ったO RI試験機で印刷して紙むけ状態を肉眼で観察し、「ド
ライ・ビック抵抗優5〜劣l」の判定を行った。
BM型粘度計を利用し、罵3のローターを用いて60 
rpmにて塗工液調製直後および室温で24時間静置後
の塗工液の粘度をすべて25℃で測定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アミノ化合物および/または一塩基性カルボン酸あ
    るいはその誘導体の存在下ないしは不存在下に、ポリア
    ルキレンポリアミンと二塩基性カルボン酸あるいはその
    誘導体とを反応させて得られる、50重量%水溶液の粘
    度が150センチポイズ以下なるポリアミドポリアミン
    と尿素との間で脱アンモニア反応をさせ、更にこれにホ
    ルムアルデヒドを反応せしめることを特徴とする30重
    量%水溶液の粘度が50センチポイズ以下、好ましくは
    15センチポイズ以下である紙塗工用樹脂の製造方法。
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