JPS6111102Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6111102Y2 JPS6111102Y2 JP10346478U JP10346478U JPS6111102Y2 JP S6111102 Y2 JPS6111102 Y2 JP S6111102Y2 JP 10346478 U JP10346478 U JP 10346478U JP 10346478 U JP10346478 U JP 10346478U JP S6111102 Y2 JPS6111102 Y2 JP S6111102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- wheels
- shaft
- wheel
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、左右夫々において一体回転駆動され
る複数個の走行車輪を、車体前後に並設すると共
に、それら左右の車輪群に対する動力伝達を各別
に断続する操向クラツチを設け、そのクラツチの
切り状態において非駆動車輪の制動を行わせるブ
レーキを設けた作業車に関する。
る複数個の走行車輪を、車体前後に並設すると共
に、それら左右の車輪群に対する動力伝達を各別
に断続する操向クラツチを設け、そのクラツチの
切り状態において非駆動車輪の制動を行わせるブ
レーキを設けた作業車に関する。
上記作業車において、従来、一体回転駆動され
る左右何れかの走行車輪群の全てを制動させて、
片足旋回による左右の操向制御を行なつている
が、制動接地点距離が長いために車輪群に大なる
旋回抵抗が作用し、旋回操向が極めて困難であつ
た。
る左右何れかの走行車輪群の全てを制動させて、
片足旋回による左右の操向制御を行なつている
が、制動接地点距離が長いために車輪群に大なる
旋回抵抗が作用し、旋回操向が極めて困難であつ
た。
本考案は、上述の実情に鑑みて、制動制御系の
簡単な改良によつて、極めてスムーズに操向制御
が行なえるようにする事を目的とし、冒記した作
業車において、前記ブレーキを前記操向クラツチ
から前記車輪群への動力伝達経路に設け、前記ブ
レーキによつて制動される軸を前記車輪群のうち
の１つの車輪に対して常時連動させると共に、前
記軸から残る他の車輪への動力伝達系の途中に前
記他の車輪への動力を断続するクラツチを介装
し、かつ、このクラツチを常時入り側に弾性付勢
する付勢機構１４を設けて、前記ブレーキによる
軸の制動時に前記付勢機構の付勢力に抗して前記
クラツチが切り側に切換わるように構成してある
ことを特徴とする。
簡単な改良によつて、極めてスムーズに操向制御
が行なえるようにする事を目的とし、冒記した作
業車において、前記ブレーキを前記操向クラツチ
から前記車輪群への動力伝達経路に設け、前記ブ
レーキによつて制動される軸を前記車輪群のうち
の１つの車輪に対して常時連動させると共に、前
記軸から残る他の車輪への動力伝達系の途中に前
記他の車輪への動力を断続するクラツチを介装
し、かつ、このクラツチを常時入り側に弾性付勢
する付勢機構１４を設けて、前記ブレーキによる
軸の制動時に前記付勢機構の付勢力に抗して前記
クラツチが切り側に切換わるように構成してある
ことを特徴とする。
即ち、ブレーキによる制動時に車輪群のうちの
１つの車輪のみを制動することによつて制動接地
点を１箇所にし、その旋回支点となるべき車輪以
外の車輪に対するブレーキによる制動をクラツチ
によつて解除してこれらの車輪を遊転状態にして
おく事により、その遊転車輪を連れ回しながら一
点接地状態で極めて容易に旋回が行なえるように
なり、制動制御系の簡単な改良でもつて旋回性を
向上させる事ができた。
１つの車輪のみを制動することによつて制動接地
点を１箇所にし、その旋回支点となるべき車輪以
外の車輪に対するブレーキによる制動をクラツチ
によつて解除してこれらの車輪を遊転状態にして
おく事により、その遊転車輪を連れ回しながら一
点接地状態で極めて容易に旋回が行なえるように
なり、制動制御系の簡単な改良でもつて旋回性を
向上させる事ができた。
次に、本考案の実施例を図面について詳述す
る。
る。
走行装置１を備える機台２に、その後端側の横
軸まわりで駆動揺動自在にダンプ荷台３を取付け
ると共に、機台前端側に、操縦部４とエンジン５
を並置搭載してダンプ作業車を構成してある。
軸まわりで駆動揺動自在にダンプ荷台３を取付け
ると共に、機台前端側に、操縦部４とエンジン５
を並置搭載してダンプ作業車を構成してある。
前記走行装置１は、左右の走行ケース６，６
に、その長手方向に間隔をへだてて、４本の車軸
７…を遊転自在に架設し、それら車軸７…の夫々
に走行用車輪８…を取付けると共に、左右夫々に
おいて走行車輪群を一体に回転駆動するための構
造９を設けて構成してある。
に、その長手方向に間隔をへだてて、４本の車軸
７…を遊転自在に架設し、それら車軸７…の夫々
に走行用車輪８…を取付けると共に、左右夫々に
おいて走行車輪群を一体に回転駆動するための構
造９を設けて構成してある。
前記車輪駆動構造９を構成するに、変速並びに
正逆転駆動されるギアＧと、このギアＧに選択係
合するギアG1，G1とによつて操向クラツチ１
０，１０を構成し、その操向軸P1，P1の夫々に、
操向クラツチ切り操作に連動して制動作用するブ
レーキ１１，１１を設けると共に、ギア連動機構
を介して出力軸P2，P2をケース１２から突出さ
せ、その軸P2，P2の夫々に、そのケース側に第１
チエーンスプロケツトG2をスプライン嵌合し、
かつ、軸端側に第２チエーンスプロケツトG3を
遊嵌し、この両スプロケツトG2，G3間に、付勢
機構としてのスプリング１４によつて入り付勢さ
れるクラツチ１３を形成すると共に、前記ブレー
キ１１の制動に連動して前記クラツチ１３を切り
操作すべく連係させる。
正逆転駆動されるギアＧと、このギアＧに選択係
合するギアG1，G1とによつて操向クラツチ１
０，１０を構成し、その操向軸P1，P1の夫々に、
操向クラツチ切り操作に連動して制動作用するブ
レーキ１１，１１を設けると共に、ギア連動機構
を介して出力軸P2，P2をケース１２から突出さ
せ、その軸P2，P2の夫々に、そのケース側に第１
チエーンスプロケツトG2をスプライン嵌合し、
かつ、軸端側に第２チエーンスプロケツトG3を
遊嵌し、この両スプロケツトG2，G3間に、付勢
機構としてのスプリング１４によつて入り付勢さ
れるクラツチ１３を形成すると共に、前記ブレー
キ１１の制動に連動して前記クラツチ１３を切り
操作すべく連係させる。
そして、前記車輪７…のうち、車体前後の車軸
７，７に１組個のスプロケツトG4を、他の車軸
７，７に２個のスプロケツトG5，G6を設けて、
エンジン側の第１車軸７のスプロケツトG4と前
記第１スプロケツトG2、第２車軸７のスプロケ
ツトG5と前記第２スプロケツトG3、第２及び第
３車軸７，７のスプロケツトG6とG6、第３及び
第４車軸７，７のスプロケツトG5とG4の夫々
に、チエーン１５…を巻回し、もつて、左右の車
輪群に各別に動力伝達を行なうと共に、操向クラ
ツチ１０の切り操作に連動するブレーキ１１とク
ラツチ１３の操作により、車輪群を非駆動状態
に、かつ、その内の第１車輪８のみに制動力を付
与して、その車輪８を接地点として旋回操向を行
なうべく構成してある。
７，７に１組個のスプロケツトG4を、他の車軸
７，７に２個のスプロケツトG5，G6を設けて、
エンジン側の第１車軸７のスプロケツトG4と前
記第１スプロケツトG2、第２車軸７のスプロケ
ツトG5と前記第２スプロケツトG3、第２及び第
３車軸７，７のスプロケツトG6とG6、第３及び
第４車軸７，７のスプロケツトG5とG4の夫々
に、チエーン１５…を巻回し、もつて、左右の車
輪群に各別に動力伝達を行なうと共に、操向クラ
ツチ１０の切り操作に連動するブレーキ１１とク
ラツチ１３の操作により、車輪群を非駆動状態
に、かつ、その内の第１車輪８のみに制動力を付
与して、その車輪８を接地点として旋回操向を行
なうべく構成してある。
第４図は、出力軸部分の駆動系の変形例を示
し、前記出力軸P2に第１スプロケツトG2をスプ
ライン嵌合すると共に、軸P2と同芯の別体の軸P3
を走行ケース６に架設し、この軸P3に、前記第１
スプロケツトG2との間でクラツチ１３を構成す
るクラツチ片１５を摺動のみ自在に設けると共
に、クラツチ入り付勢用のスプリング１４を介し
て、第２スプロケツトG3を軸P3に固着し、もつ
て、操向クラツチ切り状態において、前記ブレー
キ１１により第１車輪８のみに制動力を付与すべ
く構成してある。
し、前記出力軸P2に第１スプロケツトG2をスプ
ライン嵌合すると共に、軸P2と同芯の別体の軸P3
を走行ケース６に架設し、この軸P3に、前記第１
スプロケツトG2との間でクラツチ１３を構成す
るクラツチ片１５を摺動のみ自在に設けると共
に、クラツチ入り付勢用のスプリング１４を介し
て、第２スプロケツトG3を軸P3に固着し、もつ
て、操向クラツチ切り状態において、前記ブレー
キ１１により第１車輪８のみに制動力を付与すべ
く構成してある。
尚、制動力を付与する１個の車輪８は任意に選
択可能である。
択可能である。
図面は本考案に係る作業車の実施例を示し、第
１図は全体側面図、第２図は車輪駆動系統図、第
３図は駆動構造部分の断面図であり、第４図はそ
の変形例の断面図である。 ８……走行車輪、１０……操向クラツチ、１１
……ブレーキ、１３……クラツチ、１４……付勢
機構、P1……軸。
１図は全体側面図、第２図は車輪駆動系統図、第
３図は駆動構造部分の断面図であり、第４図はそ
の変形例の断面図である。 ８……走行車輪、１０……操向クラツチ、１１
……ブレーキ、１３……クラツチ、１４……付勢
機構、P1……軸。
Claims (1)
- 左右夫々において一体回転駆動される複数個の
走行車輪８…を、車体前後に並設すると共に、そ
れら左右の車輪群に対する動力伝達を各別に断続
する操向クラツチ１０，１０を設け、そのクラツ
チ１０の切り状態において非駆動車輪の制動を行
わせるブレーキ１１を設けた作業車であつて、前
記ブレーキ１１を前記操向クラツチ１０から前記
車輪群への動力伝達経路に設け、前記ブレーキ１
１によつて制動される軸P1を前記車輪群のうちの
１つの車輪８に対して常時連動させると共に、前
記軸P1から残る他の車輪８…への動力伝達系の途
中に前記他の車輪８…への動力を断続するクラツ
チ１３を介装し、かつ、このクラツチ１３を常時
入り側に弾性付勢する付勢機構１４を設けて、前
記ブレーキ１１による軸P1の制動時に前記付勢機
構１４の付勢力に抗して前記クラツチ１３が切り
側に切換わるように構成してあることを特徴とす
る作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10346478U JPS6111102Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10346478U JPS6111102Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5519091U JPS5519091U (ja) | 1980-02-06 |
| JPS6111102Y2 true JPS6111102Y2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=29043999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10346478U Expired JPS6111102Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111102Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP10346478U patent/JPS6111102Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5519091U (ja) | 1980-02-06 |
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