JPS6112270Y2 - - Google Patents

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JPS6112270Y2
JPS6112270Y2 JP17943480U JP17943480U JPS6112270Y2 JP S6112270 Y2 JPS6112270 Y2 JP S6112270Y2 JP 17943480 U JP17943480 U JP 17943480U JP 17943480 U JP17943480 U JP 17943480U JP S6112270 Y2 JPS6112270 Y2 JP S6112270Y2
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JP
Japan
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transmission
shaft
gear
input shaft
wheels
Prior art date
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JP17943480U
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JPS57100532U (ja
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は前車輪のみを駆動する第1走行状態、
後車輪のみを駆動する第2走行状態、及び、全車
輪を駆動する第3走行状態とに切換え自在に構成
してある農用車輌に関する。
従来、前車輪のみを駆動する第1走行状態、後
車輪のみを駆動する第2走行状態、及び、全車輪
を駆動する第3走行状態とに切換え自在に構成す
るに当つては、実開昭49−101421号公報に示され
る如く、端部に入力ギアを備えた前輪への伝動軸
と端部に入力ギアを備えた後輪への伝動軸とを同
芯状に突き合せ、これら各伝動軸に、前記各入力
ギアに夫々近接させて変速機構からの出力ギアを
遊嵌して設け、そして、これら各ギアの外周部
に、前記複数のギアにわたつて咬合する広巾の内
歯ギアを設けて、前記内歯ギアを2枚のギアに咬
合させて、中立、前輪のみ、又は、後輪のみ駆動
する状態と、3枚のギアに咬合させて前後輪を駆
動すべく構成していた。
ところが、このような構造によれば、前後輪を
駆動する場合には、内歯ギアを3枚のギアに咬合
させなければならず、両側のギアに対する内歯ギ
アの咬合せが残く、内歯ギアが欠け易いという欠
点があり、その為、周方向の歯の厚さを厚くする
とギア径が大きくなつて伝動機構が大型化する等
の欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解決することを目的とす
る。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
主変速機構16並びに副変速機構19を設けると
共に、前記副変速用の出力ギアG5,G6を後輪へ
の入力軸18に遊嵌して設け、前記後輪への入力
軸18に、前記副変速用の出力ギアG5,G6間に
位置して、前記出力ギアG5,G6に対して択一的
に係合可能な係合部材40を設け、前記後輪への
入力軸18と平行に、前輪への入力軸24に伝動
する互いに突合された同芯状の第1並びに第2伝
動軸21,22を設け、前記一方の第1伝動軸2
1と後輪への入力軸18とをギア機構25を介し
て常時咬合させると共に、他方の第2伝動軸22
に、前記後輪への入力軸18に遊嵌の副変速用出
力ギアの一方G5と常時咬合うギアG7を遊転自在
に設け、前記第1伝動軸21と第2伝動軸22と
の間に、前記第1伝動軸21と第2伝動軸22と
に咬合つて前記後輪への入力軸18を介して前輪
に動力を伝達する状態と、前記第2伝動軸22に
遊嵌のギアG7と前記第2伝動軸22とに咬合つ
て前記後輪への入力軸18を介さず直接副変速ギ
アG5を介して前輪に動力を伝達する状態とに切
換え自在な係合部材41を設けて、前記副変速用
の係合部材40と第1並びに第2伝動用の係合部
材41を介して前車輪1,1のみを駆動する第1
走行状態、後車輪のみを駆動する第2走行状態、
及び全車輪1,1,6,6を駆動する第3走行状
態とに切換自在に構成してある点にあり、斯かる
構成から次の作用光果を奏する。
すなわち、この種一般の農用車輌においては副
変速装置を備えていることから、その副変速装置
を利用して、前輪のみの操作系と後輪のみの操作
系を分けたことによつて、前後輪を同時に駆動す
る場合には、夫々の操作系を各別に操作すること
によつて、それらの伝動ギアの咬合せをギアの軸
芯方向の巾一杯に咬合させることができ、上記欠
点を解消することができるに至つた。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
左右の操向用前車輪1を備えたフレーム2にエ
ンジン3を搭載し、ミツシヨンケース4から左右
に突出の差動軸5に大径の後車輪6を取付け、こ
のミツシヨンケース4と前記エンジン3をクラツ
チハウジング7を介して連結すると共に、前記後
車輪6,6間に搭乗座席8をかつその前部に操作
部9を配置して、農用車輌の一例のトラクタを構
成してある。
前記前後車輪1,6に対する駆動構造を構成す
るに、第2図に示すように、変速機構10を介し
て動力取出軸11を連動連結する伝動軸12とそ
れに遊嵌の変速用入力軸13を、前記入力軸13
に対する動力伝達解除後に前記伝動軸12に対す
る動力伝達を解除する2段クラツチ14を介して
前記エンジン3に連動連結し、前記変速用入力軸
13とそれに平行する変速出力軸15の間に前進
4段後進1段のギア式主変速機構16を設け、前
記変速出力軸15に固設のギアG1に常時咬合す
るギアG2を備えた3連ギアGを前記伝動軸12
に遊嵌し、この3連ギアGの歯数の異なる他のギ
アG3,G4に常時咬合するギアG5,G6を、後輪用
差動装置17に対する入力軸18に遊嵌すると共
に、それらのギアG5,G6を前記入力軸18に対
して選択的に係合する係合部材40を設けて、主
変速をさらに2段に変速するギア式副変速機構1
9を設けて、前記主変速機構16と副変速機構1
9により、後車輪6,6を、駆動停止を含めて前
進8段後進2段で変速駆動するようにしてある。
そして、同芯状の第1及び第2伝動軸21,2
2と前輪用差動装置23に対する入力軸24を、
夫々前記後輪用入力軸18に平行する状態で設
け、前記入力軸18と第1伝動軸21、及び、第
2伝動軸22と前記入力軸24を常時伝動するギ
ア機構25,27を設け、前記ギアG5に常時咬
合するギアG7を前記第2伝動軸22に遊嵌する
と共に、前記第1伝動軸21にデイスク26を固
設し、これらのギアG7及びデイスク26を第2
伝動軸22に対して選択的に連動連結するための
係合部材41を設けて、前輪のみ、又は、後輪用
入力軸18を介して前輪をも駆動する操作機構2
0を設けると共に、前輪用差動装置23の左右の
差動軸28と操向用ケース29に架設の上下軸3
0、及び、前記上下軸30と前車輪31を、夫々
ベベルギア機構32,33で連動連結し、もつ
て、前記両操作機構19,20に対する切換え操
作により、前記前輪用入力軸24のみを駆動する
前輪駆動の第1走行状態と、後輪用入力軸18の
みを駆動する第2走行状態、及び、前後入力軸1
8,24を連動連結する全輪駆動の第3走行状態
を、夫々選択的に切換え現出できるようにしてあ
る。
前記上下軸30と車軸31を連動連結するベベ
ルギア機構33において、入力側ベベルギア機構
34を、コーン部材を一体連設したボス体34a
と、それに着脱自在にボルト連結されたギア体3
4bから構成し、前記ボス体34aと車軸31
を、車軸側の山aをボス体側の谷bに密嵌させる
インボリユートスプラインによつて嵌合し、か
つ、車軸側インボリユートスプラインにおいて、
ボス体34aの挿入終端側の適当範囲lを除く範
囲l1の山の径d1を、スプライン加工に先立つて他
の範囲lの山の径dよりもやや小径に設定し、も
つて、車軸31に対するベベルギア34の軸長手
方向での倒れを生じさせない状態で、かつ、組付
け容器に、ベベルギア34を車軸31に圧入嵌合
させるようにしてある。
前記前輪用差動装置23を内装するケース35
に前部動力取出軸36を架設し、差動装置23の
方向転換ギア37に咬合するベベルギア38を前
記動力取出軸36に連設し、機体前部において、
プランタやモータ等の作業装置を連動駆動できる
ようにしてある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用車輌の実施例を示し、
第1図は全体側面図、第2図は走行駆動系統図、
第3図は前車輪の車軸部分の断面図、第4図はイ
ンボリユートスプラインの部分詳細図、第5図は
第3図の−線断面図である。 1……前車輪、6……後車輪、16……主変速
機構、18……後輪用入力軸、19……副変速機
構、21,22……第1,第2伝動軸、24……
前輪用入力軸、25……ギア機構、40,41…
…係合部材、G5,G6……副変速用出力ギア、G7
……遊嵌ギア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主変速機構16並びに副変速機構19を設ける
    と共に、前記副変速用の出力ギアG5,G6を後輪
    への入力軸18に遊嵌して設け、前記後輪への入
    力軸18に、前記副変速用の出力ギアG5,G6
    に位置して、前記出力ギアG5,G6に対して択一
    的に係合可能な係合部材40を設け、前記後輪へ
    の入力軸18と平行に、前輪への入力軸24に伝
    動する互いに突合された同芯状の第1並びに第2
    伝動軸21,22を設け、前記一方の第1伝動軸
    21と後輪への入力軸18とをギア機構25を介
    して常時咬合させると共に、他方の第2伝動軸2
    2に、前記後輪への入力軸18に遊嵌の副変速用
    出力ギアの一方G5と常時咬合うギアG7を遊転自
    在に設け、前記第1伝動軸21と第2伝動軸22
    との間に、前記第1伝動軸21と第2伝動軸22
    とに咬合つて前記後輪への入力軸18を介して前
    輪に動力を伝達する状態と、前記第2伝動軸22
    に遊嵌のギアG7と前記第2伝動軸22とに咬合
    つて前記後輪への入力軸18を介さず直接副変速
    ギアG5を介して前輪に動力を伝達する状態とに
    切換え自在な係合部材41を設けて、前記副変速
    用の係合部材40と第1並びに第2伝動用の係合
    部材41を介して前車輪1,1のみを駆動する第
    1走行状態、後車輪のみを駆動する第2走行状
    態、及び全車輪1,1,6,6を駆動する第3走
    行状態とに切換自在に構成してあることを特徴と
    する農用車輌。
JP17943480U 1980-12-12 1980-12-12 Expired JPS6112270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17943480U JPS6112270Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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JP17943480U JPS6112270Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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Publication Number Publication Date
JPS57100532U JPS57100532U (ja) 1982-06-21
JPS6112270Y2 true JPS6112270Y2 (ja) 1986-04-17

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JP17943480U Expired JPS6112270Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12

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