JPS61108387A - 酵素の安定化法及び安定化組成物 - Google Patents
酵素の安定化法及び安定化組成物Info
- Publication number
- JPS61108387A JPS61108387A JP22691084A JP22691084A JPS61108387A JP S61108387 A JPS61108387 A JP S61108387A JP 22691084 A JP22691084 A JP 22691084A JP 22691084 A JP22691084 A JP 22691084A JP S61108387 A JPS61108387 A JP S61108387A
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- JP
- Japan
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- enzyme
- stabilizing
- alkaline protease
- enzymes
- detergents
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酵素粒剤中の酵素安！化法、及び之により得ら
れた安定化組成物に係わるものである。
れた安定化組成物に係わるものである。
本発明は７ミノ斂又はその塩類を酵素に配合して成る安
定化する酵素、特にアルカリプロテアーゼの安定化法に
係わるものである。この方法によれば酵素を安定化して
用いることが出来るので、酵素特にアルカリプａテ７−
ゼを用いる分野、特に酵素入り洗剤に用いられる。
定化する酵素、特にアルカリプロテアーゼの安定化法に
係わるものである。この方法によれば酵素を安定化して
用いることが出来るので、酵素特にアルカリプａテ７−
ゼを用いる分野、特に酵素入り洗剤に用いられる。
近来、酵素のたんばく質分解作用を加味した酵素入り洗
剤が脚光を浴びているが、一般の洗剤基材は４例えばア
ニオン系界面活性剤を洗剤（主剤）とし、ビルグーとし
て硫酸ナトリウム、ゼライト、炭酸ソーダ等を添加した
ものに酵素を配合して酵素入り洗剤として用いられてい
る。
剤が脚光を浴びているが、一般の洗剤基材は４例えばア
ニオン系界面活性剤を洗剤（主剤）とし、ビルグーとし
て硫酸ナトリウム、ゼライト、炭酸ソーダ等を添加した
ものに酵素を配合して酵素入り洗剤として用いられてい
る。
然し乍ら、洗剤の主剤である７ニオン界面活性剤は酵素
の部分的失活を招き、更には洗剤基材は洗浄水中でｄｌ
ｌｏ〜１１の可成り高いアルカリ性を呈して酵素の安定
性を弱める傾向があり、このため実用上満足し得る程に
酵素失活又は活性低下の少ない製品は得られていない。
の部分的失活を招き、更には洗剤基材は洗浄水中でｄｌ
ｌｏ〜１１の可成り高いアルカリ性を呈して酵素の安定
性を弱める傾向があり、このため実用上満足し得る程に
酵素失活又は活性低下の少ない製品は得られていない。
本発明者案は、各種洗剤に配合される酵素の失活を抑制
する化合物を検索し、酵素に７ミノ醜又はその塩類を配
合した場合には、溶液状態及び粉末乾燥状態においても
酵素の安定性を向上させることを兄田した。
する化合物を検索し、酵素に７ミノ醜又はその塩類を配
合した場合には、溶液状態及び粉末乾燥状態においても
酵素の安定性を向上させることを兄田した。
上記アミノ酸又はその塩の内、特にアスパラギン酸、グ
ルタミン酸、イミノニ酢酸、グリシン又はリジンが、洗
剤中の酵素の安定化に特に秀れた効果を有することが明
らかとなった。
ルタミン酸、イミノニ酢酸、グリシン又はリジンが、洗
剤中の酵素の安定化に特に秀れた効果を有することが明
らかとなった。
酵素入り洗剤に用いられる酵素としてはアルカリプロテ
アーゼを用いられる場合が多いが、之に安定剤としてア
ミノ酸及びその塩を含有する酵素を用いた場合には、之
を洗剤に添加した場合にも長期間に互って失活及び活性
低下を起すことなく活性を持続し、酵素入り洗剤として
充分に実用化出来ることを見出した。
アーゼを用いられる場合が多いが、之に安定剤としてア
ミノ酸及びその塩を含有する酵素を用いた場合には、之
を洗剤に添加した場合にも長期間に互って失活及び活性
低下を起すことなく活性を持続し、酵素入り洗剤として
充分に実用化出来ることを見出した。
プロテアーゼには種々のものがあり、微生物起源のプロ
テアーゼの開発から、工業的ｇ！源として食品工業、皮
革工業、医薬品、ｍ維工業、水産物加工など各方面に用
いられている。アルカリプロテアーゼを安定剤と共に洗
剤に添加して酵素入り洗剤として用いれば、特に洗濯物
に付着したたん白質の除去に有効に用い得ることが明ら
かとなった。
テアーゼの開発から、工業的ｇ！源として食品工業、皮
革工業、医薬品、ｍ維工業、水産物加工など各方面に用
いられている。アルカリプロテアーゼを安定剤と共に洗
剤に添加して酵素入り洗剤として用いれば、特に洗濯物
に付着したたん白質の除去に有効に用い得ることが明ら
かとなった。
本発明においては、安定化助剤として、更にカルシウム
塩、特に硫酸カルシウム、酢酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、リン醸カルシ
ウム等を用いることにより、その副次的効果として酵素
活性が更に持続され、更に安定化効果を向上することが
見出された。
塩、特に硫酸カルシウム、酢酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、リン醸カルシ
ウム等を用いることにより、その副次的効果として酵素
活性が更に持続され、更に安定化効果を向上することが
見出された。
本発明による酵素安定剤として用いるアミノ酸と安定化
助剤の添加量は、酵素原末に対し夫々１０〜１６０重量
％、及び０．１＃４０．０重量％を用いるのが好ましい
、酵素粒剤は洗剤に対して洗剤組成物として約０．５重
量％を含有さ蚊て用いられる。
助剤の添加量は、酵素原末に対し夫々１０〜１６０重量
％、及び０．１＃４０．０重量％を用いるのが好ましい
、酵素粒剤は洗剤に対して洗剤組成物として約０．５重
量％を含有さ蚊て用いられる。
酵素安定化剤は、その含量がｌｏｚより低いと効果が低
く、又１８０ｊｉ量２より多く加えると価格の点で問題
が生じる。安定化助剤の場合には０．１駕以上用いれば
効果があり、４０％以上を用いると液の硬質化を招くこ
ととなり、洗濯特性を低下させるので好しくない。
く、又１８０ｊｉ量２より多く加えると価格の点で問題
が生じる。安定化助剤の場合には０．１駕以上用いれば
効果があり、４０％以上を用いると液の硬質化を招くこ
ととなり、洗濯特性を低下させるので好しくない。
而して、酵素は安定剤と混合して用いることにより、安
定な洗剤組成物が得られるので、先づ安定剤を酵素と混
合し、又は場合により更に之にカルシウム塩を加えて安
定化した酵素組成物を得、之を洗剤用又は他用途に用い
ることが出来る。
定な洗剤組成物が得られるので、先づ安定剤を酵素と混
合し、又は場合により更に之にカルシウム塩を加えて安
定化した酵素組成物を得、之を洗剤用又は他用途に用い
ることが出来る。
更に、安定化剤の洗剤への添加方法としては任意の方法
を用い得る１例えば、＃素液のスプレードライ前に酵素
液に添加する方法、酵素原末に混合する方法、酵素製剤
の際に添加混合する方法、洗剤に予め加えておき之に酵
素製剤を加える方法等が用いられる。
を用い得る１例えば、＃素液のスプレードライ前に酵素
液に添加する方法、酵素原末に混合する方法、酵素製剤
の際に添加混合する方法、洗剤に予め加えておき之に酵
素製剤を加える方法等が用いられる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例
酵素原末０．２５ｇを容器に取り、之に０．１〜０．匂
のアミノ酸及び０．０５〜０．５ｇの増量剤を添加し、
之に５ｇの洗剤を加えてよく混合し、温度４０度、相対
湿度８０１の恒温恒湿槽に入れて４０時間後、１１０時
間後及び１８０時間後に各容器より試料を採取してその
残存活性を測定し、之より酵素活性残存率、を算出して
第１表の結果を得た。
のアミノ酸及び０．０５〜０．５ｇの増量剤を添加し、
之に５ｇの洗剤を加えてよく混合し、温度４０度、相対
湿度８０１の恒温恒湿槽に入れて４０時間後、１１０時
間後及び１８０時間後に各容器より試料を採取してその
残存活性を測定し、之より酵素活性残存率、を算出して
第１表の結果を得た。
酵素としてアルカリプロテアーゼＡＰＩ−２１を用いた
。同酵素については特公昭５８−１１００８４号及び特
公昭５８−１３４９９０号公報を参照されたい。
。同酵素については特公昭５８−１１００８４号及び特
公昭５８−１３４９９０号公報を参照されたい。
酵素活性の測定はＴＮＢＳ法により行った。
活性残存率
（註） Ａ ： Ｈａ ５０ ０．４ｇ−１〜Ｃａ
ＳＯ４・２）１２００．１ｇＡｓｐ： アスパラギン
酸 比−は比較例を示す。
ＳＯ４・２）１２００．１ｇＡｓｐ： アスパラギン
酸 比−は比較例を示す。
Claims (5)
- （１）アルカリプロテアーゼに１０〜１６０重量％のア
ミノ酸を配合することを特徴とするアルカリプロテアー
ゼの酵素粒剤安定化法。 - （２）上記アルカリプロテアーゼがＡＰＩ−２１である
特許請求の範囲第１項記載のアルカリプロテアーゼの安
定化法。 - （３）上記組成物に更にカルシウム塩を酵素原末に対し
て０．１〜４０．０重量％添加する特許請求の範囲第１
又は２項記載のアルカリプロテアーゼの安定化法。 - （４）上記カルシウム塩が（ＣＨ＿３ＣＯＯ）＿２Ｃａ
、ＣａＳＯ＿４、ＣａＣＯ＿３、ＣａＮＯ＿３、ＣａＣ
ｌ＿２及びＣａ（ＰＯ＿４）＿ｍより成る群より選ばれ
た少なくとも１種の化合物である特許請求の範囲第３項
記載のアルカリプロテアーゼの安定化法。 - （５）特許請求の範囲第１〜３項の何れかに記載の酵素
の安定化法により得られた酵素安定化組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22691084A JPS61108387A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 酵素の安定化法及び安定化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22691084A JPS61108387A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 酵素の安定化法及び安定化組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108387A true JPS61108387A (ja) | 1986-05-27 |
Family
ID=16852512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22691084A Pending JPS61108387A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 酵素の安定化法及び安定化組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61108387A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0517818A1 (en) * | 1990-03-02 | 1992-12-16 | Ventana Medical Systems, Inc. | Improved immunohistochemical staining method and reagents therefor |
| WO1998013459A1 (en) * | 1996-09-24 | 1998-04-02 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergents containing proteolytic enzyme, peptide aldehyde and calcium ions |
| JPH10206420A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | 血液凝固促進剤及び血液検査用容器 |
| JP2008161189A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-07-17 | Kao Corp | 酵素含有造粒物の製造方法 |
| JP2008247980A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Adeka Corp | 食器洗浄用洗浄剤組成物及び予備洗浄用洗浄剤組成物 |
| JP2009019130A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Adeka Corp | 洗浄剤組成物及びそれを使用した食器類の洗浄方法 |
| WO2012033222A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | ライオン株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
| JP2012100639A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Kai:Kk | 酵素処理液を使用する洗浄、塗布および抗菌処理方法 |
| WO2016135950A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | キユーピー 株式会社 | 粉末酵素製剤及びその製造方法、並びにその用途 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP22691084A patent/JPS61108387A/ja active Pending
Cited By (13)
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| EP0517818A4 (en) * | 1990-03-02 | 1995-03-22 | Immunodiagnostics Inc | Improved immunohistochemical staining method and reagents therefor |
| EP1030178A1 (en) * | 1990-03-02 | 2000-08-23 | Ventana Medical Systems, Inc. | Improved immunohistochemical staining method and reagents therefor |
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| US9018152B2 (en) | 2010-09-10 | 2015-04-28 | Lion Corporation | Liquid detergent composition |
| JP2012100639A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Kai:Kk | 酵素処理液を使用する洗浄、塗布および抗菌処理方法 |
| WO2016135950A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | キユーピー 株式会社 | 粉末酵素製剤及びその製造方法、並びにその用途 |
| JPWO2016135950A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2017-08-31 | キユーピー株式会社 | 粉末酵素製剤及びその製造方法、並びにその用途 |
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