JPS61107633A - カラ−螢光面の形成方法 - Google Patents
カラ−螢光面の形成方法Info
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- JPS61107633A JPS61107633A JP22819284A JP22819284A JPS61107633A JP S61107633 A JPS61107633 A JP S61107633A JP 22819284 A JP22819284 A JP 22819284A JP 22819284 A JP22819284 A JP 22819284A JP S61107633 A JPS61107633 A JP S61107633A
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- JP
- Japan
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- phosphor
- color
- forming
- glass panel
- precoat
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
- H01J9/22—Applying luminescent coatings
- H01J9/227—Applying luminescent coatings with luminescent material discontinuously arranged, e.g. in dots or lines
- H01J9/2271—Applying luminescent coatings with luminescent material discontinuously arranged, e.g. in dots or lines by photographic processes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に!精細度カラー陰極線管に適用して好適
なカラー螢光面の形成方法に係わる。
なカラー螢光面の形成方法に係わる。
通常カラー陰極線管においては、管体のガラスバネ内面
に各色の螢光体例えば赤、緑及び青の螢光体が所要のパ
ターン、例えばストライプ状に或いはドツト状に塗り分
けられて成るカラー螢光面を有し、このカラー螢光面に
対向してこのカラー螢光面に向う各色に対応する電竿ビ
ームを対応する色の螢光体パターン上にランディングさ
せるアパーチャグリル、或いはシャドウマスク等の電子
ビーム到達位置選別手段が設けられて成る。
に各色の螢光体例えば赤、緑及び青の螢光体が所要のパ
ターン、例えばストライプ状に或いはドツト状に塗り分
けられて成るカラー螢光面を有し、このカラー螢光面に
対向してこのカラー螢光面に向う各色に対応する電竿ビ
ームを対応する色の螢光体パターン上にランディングさ
せるアパーチャグリル、或いはシャドウマスク等の電子
ビーム到達位置選別手段が設けられて成る。
この種のカラー螢光面の各色の螢光体パターンの形成は
、通常、ガラスパネルの内面に1の色、例えば緑の螢光
体が混入された感光性螢光体スラリーを塗布し、これを
前述した電子ビーム到達位置選別手段をマスクとして、
緑色に対応する電子ビームを光に置換してこの電子ビー
ムがランディングする位置を露光硬化する光学的焼付け
を行い、その後現像処理を行って螢光体スラリーの未露
光部分を除去して、所要の緑の螢光体パターンを形成す
る。このようにして順次他の色の青及び赤の各螢光体パ
ターンの形成を行う。尚、通常のカラー螢光面において
は各色の螢光体パターン間に、例えばカーボン塗膜によ
る光吸収層が配置されて、コントラストの向上や、各色
のにじみの防止をはかるものであり、この場合は、各色
の螢光体の塗布前にガラスパネルの内面に、この光吸収
層を各色の螢光体パターン、すなわち各色の螢光体スト
ライブ、あるいはドツト間に対応する位置に選択的に塗
布しておき、各色の螢光体パターンは、この光吸収層が
選択的に形成されたガラスパネル内面に、前述したと同
様の手順によって順次光学的焼付は法によって形成する
ものである。
、通常、ガラスパネルの内面に1の色、例えば緑の螢光
体が混入された感光性螢光体スラリーを塗布し、これを
前述した電子ビーム到達位置選別手段をマスクとして、
緑色に対応する電子ビームを光に置換してこの電子ビー
ムがランディングする位置を露光硬化する光学的焼付け
を行い、その後現像処理を行って螢光体スラリーの未露
光部分を除去して、所要の緑の螢光体パターンを形成す
る。このようにして順次他の色の青及び赤の各螢光体パ
ターンの形成を行う。尚、通常のカラー螢光面において
は各色の螢光体パターン間に、例えばカーボン塗膜によ
る光吸収層が配置されて、コントラストの向上や、各色
のにじみの防止をはかるものであり、この場合は、各色
の螢光体の塗布前にガラスパネルの内面に、この光吸収
層を各色の螢光体パターン、すなわち各色の螢光体スト
ライブ、あるいはドツト間に対応する位置に選択的に塗
布しておき、各色の螢光体パターンは、この光吸収層が
選択的に形成されたガラスパネル内面に、前述したと同
様の手順によって順次光学的焼付は法によって形成する
ものである。
このように各色の螢光体パターンを、各色の感光性螢光
体スラリーを用いて光学的に焼付けて形成する方法を撮
る場合、この螢光体スラリーがガラスパネルに直接的に
被着される部分においては螢光体パターンの被着強度が
十分得られず、剥れが生じ易い、そこで、このような手
法によってカラー螢光面を形成する場合、螢光体スラリ
ーの塗布に先立って、ガラスパネルの内面に全面的に上
述した剥れを防止するためのプリコートを施す。
体スラリーを用いて光学的に焼付けて形成する方法を撮
る場合、この螢光体スラリーがガラスパネルに直接的に
被着される部分においては螢光体パターンの被着強度が
十分得られず、剥れが生じ易い、そこで、このような手
法によってカラー螢光面を形成する場合、螢光体スラリ
ーの塗布に先立って、ガラスパネルの内面に全面的に上
述した剥れを防止するためのプリコートを施す。
このプリコートは、上述したように光吸収層を形成する
ものにあっては、この光吸収層の形成後において、この
光吸収層が形成されていない部分を含んで全面的に塗布
する。
ものにあっては、この光吸収層の形成後において、この
光吸収層が形成されていない部分を含んで全面的に塗布
する。
このプリコートは、通常螢光体スラリー中の感光性結合
剤と同成分の、ポリビニールアルコール(以下PVAと
いう)と、感光性付与剤としての重クロム酸アンモニウ
ム(以下ADCとい、う)とによる感光液或いは米国特
許第4,284.694号明細書に記載されているよう
にPVAとZr化合物による感光液等をガラスパネル内
面に全面的に塗布し、全面露光硬化することによって形
成している。
剤と同成分の、ポリビニールアルコール(以下PVAと
いう)と、感光性付与剤としての重クロム酸アンモニウ
ム(以下ADCとい、う)とによる感光液或いは米国特
許第4,284.694号明細書に記載されているよう
にPVAとZr化合物による感光液等をガラスパネル内
面に全面的に塗布し、全面露光硬化することによって形
成している。
ところが上述した方法によってプリコートを形成し、こ
れの上に各色の螢光体パターンを前述したように光学的
に焼付けて形成した場合、第1番目に形成した例えば緑
の螢光体パターンが、その焼付は部以外の現像によって
本来排除されるべき部分に残渣が生じ、これの上に第2
番目及び第3番目の例えば青及び赤の螢光体パターンが
形成されることによってこれらの色純度を低下させるい
わゆるフォギングが生じる。
れの上に各色の螢光体パターンを前述したように光学的
に焼付けて形成した場合、第1番目に形成した例えば緑
の螢光体パターンが、その焼付は部以外の現像によって
本来排除されるべき部分に残渣が生じ、これの上に第2
番目及び第3番目の例えば青及び赤の螢光体パターンが
形成されることによってこれらの色純度を低下させるい
わゆるフォギングが生じる。
また、上述したプリコートによる場合、カラー螢光面の
形成後における結合剤を飛散焼失させるための焼成工程
後にクロムCr等の金属が残ること 。
形成後における結合剤を飛散焼失させるための焼成工程
後にクロムCr等の金属が残ること 。
によって各色の螢光体の輝度低ドを招来する。
上述した色純度の低下や輝度低下は、高精細度カラー陰
極線管のカラー螢光面で、より顕著となる。すなわちこ
の種のカラー螢光面における螢光体パターンは、これが
、より微細化されるもので、これに伴って、その焼付は
露光量を充分大にすることができないことからプリコー
トによる結着力を増加させる必要があり、そのため、プ
リコートの塗布量を増大させることになるが1.このよ
うにプリコートの塗布量を増せば、これによって上述し
た螢光体の残渣や、焼成後のクロム等の金属の残りが大
となる。
極線管のカラー螢光面で、より顕著となる。すなわちこ
の種のカラー螢光面における螢光体パターンは、これが
、より微細化されるもので、これに伴って、その焼付は
露光量を充分大にすることができないことからプリコー
トによる結着力を増加させる必要があり、そのため、プ
リコートの塗布量を増大させることになるが1.このよ
うにプリコートの塗布量を増せば、これによって上述し
た螢光体の残渣や、焼成後のクロム等の金属の残りが大
となる。
本発明は、上述したように螢光体パターンを光学的に焼
付けるようにし、この螢光体パターンの形成に先立って
プリコートを施すようにしたカラー螢光面の形成方法に
おいて、上述したプリコートによる螢光体の不要部分に
対する残渣及びクロムの残存による色純度及び輝度の低
下を回避するもであ。
付けるようにし、この螢光体パターンの形成に先立って
プリコートを施すようにしたカラー螢光面の形成方法に
おいて、上述したプリコートによる螢光体の不要部分に
対する残渣及びクロムの残存による色純度及び輝度の低
下を回避するもであ。
本発明は、カラー螢光面を形成すべきガラスパネルに、
ジアゾニウム塩を含むポリビニルアルコール溶液をプリ
コートし、これの上に順次各色の螢光体を含む感光性螢
光体スラリーの塗布、選択的焼付は及び現像によって各
色の螢光体パターンを形成してカラー螢光面を形成する
。
ジアゾニウム塩を含むポリビニルアルコール溶液をプリ
コートし、これの上に順次各色の螢光体を含む感光性螢
光体スラリーの塗布、選択的焼付は及び現像によって各
色の螢光体パターンを形成してカラー螢光面を形成する
。
ここにジアゾニウム塩、すなわちジアゾ感光剤としては
、p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩結合物、 X: (H2SO4) を用い得る。
、p−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩結合物、 X: (H2SO4) を用い得る。
〔作用〕
上述したように、本発明においては、プリコート中の感
光剤としてジアゾ感光剤を用いたことによって、プリコ
ート上に形成した螢光体の不要部分の残渣、すなわちフ
ォギングや、焼成後にクロム等の金属が残ることによる
輝度低下を回避できた。尚、これについては、後述する
ところより明確となろう。
光剤としてジアゾ感光剤を用いたことによって、プリコ
ート上に形成した螢光体の不要部分の残渣、すなわちフ
ォギングや、焼成後にクロム等の金属が残ることによる
輝度低下を回避できた。尚、これについては、後述する
ところより明確となろう。
図面を参照して本発明によるカラー螢光面の形成方法を
説明する。この例では、第1図に示すように、陰極線管
管体のガラスパネル(11の内面に、例えばカーボン塗
膜より成る光吸収N(2)が周知の技術、例えば感光性
レジスト膜によるリフトオフ法によって所定のパターン
、例えばストライブ状に所要の間隔を保持して形成され
て成る。
説明する。この例では、第1図に示すように、陰極線管
管体のガラスパネル(11の内面に、例えばカーボン塗
膜より成る光吸収N(2)が周知の技術、例えば感光性
レジスト膜によるリフトオフ法によって所定のパターン
、例えばストライブ状に所要の間隔を保持して形成され
て成る。
本発明においては、この例えば光吸収層(2)が形成さ
れたガラスパネル(1)の内面に全面的にジアゾニウム
塩を感光剤として含むポリビニールアルコール(PVA
)f4液を塗布し、乾燥後この塗膜に対してガラスパネ
ル(1)とは反対側から全面的に紫外線u、■を照射し
て、これを硬化し、プリコート、(3)を形成する。
れたガラスパネル(1)の内面に全面的にジアゾニウム
塩を感光剤として含むポリビニールアルコール(PVA
)f4液を塗布し、乾燥後この塗膜に対してガラスパネ
ル(1)とは反対側から全面的に紫外線u、■を照射し
て、これを硬化し、プリコート、(3)を形成する。
このようにプリコート(3)を形成して後は、通常の光
学的焼付は法と同様の手法、手順によって各色の螢光体
パターンを形成する。例えば、第3図に示すように、プ
リコート(3)上に全面的に緑の螢光体スラリー(4)
を塗布する。次に第4図にポずように、ガラスパネル(
1)の内面に対向してその所定位置に電子ビーム到達位
置選別手段、例えばアパーチャグリルACを装着し、こ
れをマスクとして、緑に対応す電子ビームに置換して紫
外線U、vを照射して、この電子ビームがランディング
すべき位置を選択的に露光硬化する。その後、第5図に
示すように、アパーチャグリルAGをはずしてスラリー
(4)に対し現像処理して露光硬化されていない部分を
除去することによって縁の螢光体パターンGを得る。以
後は、同様に青、及び赤の螢光体に関して夫々同様に光
学的焼付けを行って第6図に示すように、夫々前及び赤
の螢光体パターンB及びRを形成してカラー螢光面を得
る。その後は、図示しないが実際上は、このカラー螢光
向を覆って中間膜の形成を行い、これの上に例えば八!
の蒸 。
学的焼付は法と同様の手法、手順によって各色の螢光体
パターンを形成する。例えば、第3図に示すように、プ
リコート(3)上に全面的に緑の螢光体スラリー(4)
を塗布する。次に第4図にポずように、ガラスパネル(
1)の内面に対向してその所定位置に電子ビーム到達位
置選別手段、例えばアパーチャグリルACを装着し、こ
れをマスクとして、緑に対応す電子ビームに置換して紫
外線U、vを照射して、この電子ビームがランディング
すべき位置を選択的に露光硬化する。その後、第5図に
示すように、アパーチャグリルAGをはずしてスラリー
(4)に対し現像処理して露光硬化されていない部分を
除去することによって縁の螢光体パターンGを得る。以
後は、同様に青、及び赤の螢光体に関して夫々同様に光
学的焼付けを行って第6図に示すように、夫々前及び赤
の螢光体パターンB及びRを形成してカラー螢光面を得
る。その後は、図示しないが実際上は、このカラー螢光
向を覆って中間膜の形成を行い、これの上に例えば八!
の蒸 。
着膜によるメタルバック層を形成し、焼成処理を行って
、中間膜、プリコート、螢光体スラリー中の各結合剤、
すなわち有機物を焼失させる。
、中間膜、プリコート、螢光体スラリー中の各結合剤、
すなわち有機物を焼失させる。
(実施例1〕
第1図ないし第6図で説明した手法及び手順によってカ
ラー螢光面を形成するものであるが、そのプリコート(
3)を構成する塗布液を次の組成とした。
ラー螢光面を形成するものであるが、そのプリコート(
3)を構成する塗布液を次の組成とした。
すなわち、ジアゾ塩のI (ffiiりをSとし、PV
A1(重量)をBとするとき、S/B=0.1とし、こ
れに水を加えて全量を11とした。
A1(重量)をBとするとき、S/B=0.1とし、こ
れに水を加えて全量を11とした。
また、このプリコートの塗布厚は乾燥後の厚さにおいて
数十人とした。
数十人とした。
これによって得たカラー螢光面は、フォギングの発生が
なく、高輝度を呈し、信頼性の高い再現性に優れた西精
細度カラー螢光面を形成することができた。
なく、高輝度を呈し、信頼性の高い再現性に優れた西精
細度カラー螢光面を形成することができた。
この実施例1において、その第1色目の縁の螢光体の塗
布量を変えて夫々の最も細く形成できるストライプの幅
、すなわち、最小ストライプ幅Wを測定した。その測定
結果は、第7図中白丸印をもって示す。尚、第7図中黒
丸印は、プリコートを施さない場合の測定結果を対比し
て示したもの−で、プリコートの塗布による効果が明確
に生じている。因みに通常のカラー螢光面における螢光
体の塗布量は、2.8mg/Cl11程度であり、この
塗布量に選定するときは、本発明による場合、そのスト
ライプ幅は85μm程度に細くなし得る。つまり、本発
明によるときは、プリコート(3)の厚さを、数十人と
いう小なる厚さ、すなわち小なる量で充分な接着強度が
得られるものであり、また、それ故残渣を小となし得る
のであ。因みに従来方法でのプリコートは数千人の厚さ
を必要とした。
布量を変えて夫々の最も細く形成できるストライプの幅
、すなわち、最小ストライプ幅Wを測定した。その測定
結果は、第7図中白丸印をもって示す。尚、第7図中黒
丸印は、プリコートを施さない場合の測定結果を対比し
て示したもの−で、プリコートの塗布による効果が明確
に生じている。因みに通常のカラー螢光面における螢光
体の塗布量は、2.8mg/Cl11程度であり、この
塗布量に選定するときは、本発明による場合、そのスト
ライプ幅は85μm程度に細くなし得る。つまり、本発
明によるときは、プリコート(3)の厚さを、数十人と
いう小なる厚さ、すなわち小なる量で充分な接着強度が
得られるものであり、また、それ故残渣を小となし得る
のであ。因みに従来方法でのプリコートは数千人の厚さ
を必要とした。
また、実施例1において、プリコートPVA1液中のジ
アゾニウム塩の濃度を変化させて、緑の螢光体最小スト
ライプ幅Wを測定した結果と、緑の螢光体スラリーの未
露光部分における2倍の顕微鏡の一視野中で観察できた
残渣数rtを、夫々、第8図に白丸及び黒丸で示した。
アゾニウム塩の濃度を変化させて、緑の螢光体最小スト
ライプ幅Wを測定した結果と、緑の螢光体スラリーの未
露光部分における2倍の顕微鏡の一視野中で観察できた
残渣数rtを、夫々、第8図に白丸及び黒丸で示した。
これによれば、プリコート溶液中のジアゾ濃度が0.0
02%以上、すなわち、PVAに対するジアゾ濃度S/
Bが0.02以上の広い濃度範囲に亘ってストライプ幅
を小さくする効果と残渣数nを減少させることができる
効果が生じている。因みに、この残渣数nは30個以下
であれば、最終的に得たカラー螢光面においてフォギン
グによる画質の低下は問題とならない。
02%以上、すなわち、PVAに対するジアゾ濃度S/
Bが0.02以上の広い濃度範囲に亘ってストライプ幅
を小さくする効果と残渣数nを減少させることができる
効果が生じている。因みに、この残渣数nは30個以下
であれば、最終的に得たカラー螢光面においてフォギン
グによる画質の低下は問題とならない。
尚、実施例1においては、ジアゾ塩の量Sを0.01g
r、 P V A量Bを0.1grとして、PVAに対
するジアゾ量S/Bを0.1とした場合であるが、この
ようにS/B=0.1g選定しつつ、ジアゾ量Sを、0
.01gr= Q、5grの範囲で、PVA(IBを0
、1gr〜5grの範囲で夫々変化させて得たカラー螢
光面についてその最小螢光体ストライプ@Wと、螢光体
の残渣数nを測定したところ、第8図で示したと同様に
Wは約60μm、n<18であった。
r、 P V A量Bを0.1grとして、PVAに対
するジアゾ量S/Bを0.1とした場合であるが、この
ようにS/B=0.1g選定しつつ、ジアゾ量Sを、0
.01gr= Q、5grの範囲で、PVA(IBを0
、1gr〜5grの範囲で夫々変化させて得たカラー螢
光面についてその最小螢光体ストライプ@Wと、螢光体
の残渣数nを測定したところ、第8図で示したと同様に
Wは約60μm、n<18であった。
゛ これらのことから、プリコート液1000g (
17り中、P V A11Bを0.1gr〜5 Brと
し、S/B =0.02〜1.0とするときは、幅Wが
60μm程度の充分細い螢光体ストライプを強固に被着
することができ、また、螢光体の残渣数nを18未膚に
減少させることができ、画質のすぐれたカラー螢光面が
確実に得られるものであることが分る。
17り中、P V A11Bを0.1gr〜5 Brと
し、S/B =0.02〜1.0とするときは、幅Wが
60μm程度の充分細い螢光体ストライプを強固に被着
することができ、また、螢光体の残渣数nを18未膚に
減少させることができ、画質のすぐれたカラー螢光面が
確実に得られるものであることが分る。
尚、本発明方法を適用する場合において、そのプリコー
ト中のジアゾが、これの上に形成した・螢光体スラリー
中に溶は込んだ場合を想定し、この場合に、螢光体の残
渣数にどのような影響が生じるかをみるために、螢光体
スラリー中にジアゾを添加し、その濃度を変えて夫々得
られる最小螢光体ストライプ幅Wと残渣数nを測定した
結果を第9図中白丸及び黒丸をもって示した。これによ
ればジアゾ濃度が0.1%(S/B=0.1)より晶く
なるとストライプ幅が大となり、残渣数nも大となるが
、ジアゾ濃度は、第8図から前述したように0.02%
(S / B = 0.02)以上であれば良いこと・
3I から、このジアゾ濃度は0.1%未’A(S/B−〇、
1)にとどめて置くことによって何ら問題がないことが
分る。
ト中のジアゾが、これの上に形成した・螢光体スラリー
中に溶は込んだ場合を想定し、この場合に、螢光体の残
渣数にどのような影響が生じるかをみるために、螢光体
スラリー中にジアゾを添加し、その濃度を変えて夫々得
られる最小螢光体ストライプ幅Wと残渣数nを測定した
結果を第9図中白丸及び黒丸をもって示した。これによ
ればジアゾ濃度が0.1%(S/B=0.1)より晶く
なるとストライプ幅が大となり、残渣数nも大となるが
、ジアゾ濃度は、第8図から前述したように0.02%
(S / B = 0.02)以上であれば良いこと・
3I から、このジアゾ濃度は0.1%未’A(S/B−〇、
1)にとどめて置くことによって何ら問題がないことが
分る。
第1図ないし第6図で説明したと同様の構成によるも、
プリコート液としてPVAとADCによるものを用いた
。この場合のプリコート液中のADCの濃度を変えて夫
々の最小ストライプ幅Wと残渣数nを測定した結果を第
10図中夫々白丸及び黒丸によってプロットした。これ
より明らかなように、PVAとADCによるプリコート
液による場合の残渣数nを30未満とすることのできる
ADC濃度範囲は狭く、その接着強度が充分得られな4
)ことから、細いストライプ幅が得難いものであること
が分る。
プリコート液としてPVAとADCによるものを用いた
。この場合のプリコート液中のADCの濃度を変えて夫
々の最小ストライプ幅Wと残渣数nを測定した結果を第
10図中夫々白丸及び黒丸によってプロットした。これ
より明らかなように、PVAとADCによるプリコート
液による場合の残渣数nを30未満とすることのできる
ADC濃度範囲は狭く、その接着強度が充分得られな4
)ことから、細いストライプ幅が得難いものであること
が分る。
尚、第1図〜第6図に説明した例では、光吸収層(2)
を有するカラー螢光面を得る場合であるが、云う迄もな
く、光吸収層(2)が設けられないカラー螢光面を得る
場合に本発明を通用することができる。
を有するカラー螢光面を得る場合であるが、云う迄もな
く、光吸収層(2)が設けられないカラー螢光面を得る
場合に本発明を通用することができる。
(発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、最小螢光体ストライ
プ幅Wを充分小さくすることができ、また、残渣数nの
少い螢光面を得ることができるものであり、また、従来
のようにプリコート液にADC等の使用を回避したこと
によって、焼成後にCr等が残存して輝度低下を招来す
るおそれもないので、高精細度の良質のカラー螢光面を
得ることができる。
プ幅Wを充分小さくすることができ、また、残渣数nの
少い螢光面を得ることができるものであり、また、従来
のようにプリコート液にADC等の使用を回避したこと
によって、焼成後にCr等が残存して輝度低下を招来す
るおそれもないので、高精細度の良質のカラー螢光面を
得ることができる。
第1図〜第6図は本発明によるカラー螢光面の形成方法
の一例を示す工程図、第7図〜第9図は本発明の説明に
供するプリコートの特性図、第1θ図は従来方法のプリ
コートの特性図である。 (11はガラスパネル、(2)は光吸収層、(3)はプ
リコート、(4)は螢光体スラリー、R,G及びBは赤
、緑及び青の各螢光体パターンである。 第7図 第8図 (aor at ts7
g)第9図 スラリー申のジアゾ”Ill!t(K)プリコート液中
のaor2度(%ン 手続補正書 昭和59年11月 27日 昭和59年 特 許 願 第228192号2°Q l
311(7)841F ヵう−、□。1カ法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京部品用区北品用6丁目7番35号名称(2
18)ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目8番1号置 03−
343−58210I5(新宅ビル)6、補正により増
加する発明の数 7、補正の対象 明IIII書の発明の詳細な説明
の欄。 8補止の内容 14コ7二〕〉
\+11 明細書中、第1頁16行「バネ」を1パネ
ル」と訂正する、 (2) 同、第10頁4行1臼九」を1黒九」と訂正
する。 (3)同、同頁5行1゛黒丸」を1白丸」と訂正する。 (4)同、同頁11行r 85μm Jをr68μmJ
と訂IFする。 kJ上
の一例を示す工程図、第7図〜第9図は本発明の説明に
供するプリコートの特性図、第1θ図は従来方法のプリ
コートの特性図である。 (11はガラスパネル、(2)は光吸収層、(3)はプ
リコート、(4)は螢光体スラリー、R,G及びBは赤
、緑及び青の各螢光体パターンである。 第7図 第8図 (aor at ts7
g)第9図 スラリー申のジアゾ”Ill!t(K)プリコート液中
のaor2度(%ン 手続補正書 昭和59年11月 27日 昭和59年 特 許 願 第228192号2°Q l
311(7)841F ヵう−、□。1カ法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京部品用区北品用6丁目7番35号名称(2
18)ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目8番1号置 03−
343−58210I5(新宅ビル)6、補正により増
加する発明の数 7、補正の対象 明IIII書の発明の詳細な説明
の欄。 8補止の内容 14コ7二〕〉
\+11 明細書中、第1頁16行「バネ」を1パネ
ル」と訂正する、 (2) 同、第10頁4行1臼九」を1黒九」と訂正
する。 (3)同、同頁5行1゛黒丸」を1白丸」と訂正する。 (4)同、同頁11行r 85μm Jをr68μmJ
と訂IFする。 kJ上
Claims (1)
- ガラスパネルにジアゾニウム塩を含むポリビニルアルコ
ール溶液をプリコートし、これの上に順次各色の螢光体
を含む感光性螢光体スラリーの塗布、選択的焼付け及び
現像によって各色の螢光体パターンを形成することを特
徴とするカラー螢光面の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22819284A JPS61107633A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | カラ−螢光面の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22819284A JPS61107633A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | カラ−螢光面の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61107633A true JPS61107633A (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=16872646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22819284A Pending JPS61107633A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | カラ−螢光面の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61107633A (ja) |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP22819284A patent/JPS61107633A/ja active Pending
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