JPS61107014A - 電子レンジのオ−ブン - Google Patents
電子レンジのオ−ブンInfo
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- JPS61107014A JPS61107014A JP23087084A JP23087084A JPS61107014A JP S61107014 A JPS61107014 A JP S61107014A JP 23087084 A JP23087084 A JP 23087084A JP 23087084 A JP23087084 A JP 23087084A JP S61107014 A JPS61107014 A JP S61107014A
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- JP
- Japan
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- coating
- oven
- paint
- solvent
- water
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/005—Coatings for ovens
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、電子レンジのオーブンに関し、特にオーブン
壁内面に彩色仕上げの塗膜を形成するイ、のの改良に関
する。
壁内面に彩色仕上げの塗膜を形成するイ、のの改良に関
する。
〈従来技術〉
従来、電子レンジのオーブン壁に塗装を行う場合、耐食
品汚染性、耐熱性、耐腐食性などを考慮した溶剤型アク
リル−メラミン系樹脂塗料、エポキシ系樹脂粉体塗料を
下塗、上塗ともに指定色調にして塗装仕上げを行う。ま
た、指定色調の下塗電着塗ネ」を電着塗装して焼付硬化
乾燥後指定色調の溶剤型アクリル−メラミン樹脂系上塗
塗料を塗装焼付乾燥し、オーブン壁塗膜としていた。し
かし、近年、従来のものでは耐腐食性が長期間安定せず
、溶剤型塗装では、塗膜の発泡、″タレ“やNスケ“が
出やすく不良率が10〜30%も出る。
品汚染性、耐熱性、耐腐食性などを考慮した溶剤型アク
リル−メラミン系樹脂塗料、エポキシ系樹脂粉体塗料を
下塗、上塗ともに指定色調にして塗装仕上げを行う。ま
た、指定色調の下塗電着塗ネ」を電着塗装して焼付硬化
乾燥後指定色調の溶剤型アクリル−メラミン樹脂系上塗
塗料を塗装焼付乾燥し、オーブン壁塗膜としていた。し
かし、近年、従来のものでは耐腐食性が長期間安定せず
、溶剤型塗装では、塗膜の発泡、″タレ“やNスケ“が
出やすく不良率が10〜30%も出る。
そして、電子レンジのオーブン内面の塗装であるタメ、
ロボット、レシプロケータ−、ロータリ一式塗装装置な
どの自動化塗装装置を設置1〜でも、人手による手吹き
塗装が数人(4〜5人)いる。
ロボット、レシプロケータ−、ロータリ一式塗装装置な
どの自動化塗装装置を設置1〜でも、人手による手吹き
塗装が数人(4〜5人)いる。
手吹き作業者も塗料の吹付けによる協はね返り“をあび
て、塗料霧の汚染を受ける。粉体塗装によるオープン壁
は前記、溶剤型塗装と同じく砲スケ“や蓼タマリ〃がで
たり、粉体塗装独特の間隙部不連続塗装膜(ブリッヂ)
が出来て見苦しい外観を示す。そして、塗装膜厚も40
〜50ミクロン以上の100ミクロンとか200ミクロ
ンになって、電波もれを生じやすい問題がある。そして
、機械加工組立などによる塗油がオーブン継目から出て
来て、粉体塗装膜をはじかせるという表面仕上肌のきた
ない状態が(塗布する油の量が多いとひんばんに)生じ
る。さらに、下塗を電着て上塗を溶剤型アクリル系焼付
塗装の場合、従来から実施しているのは下塗の電着にア
ニオン系の無公害元素(Pb、Crの入らない塗料)を
使用したクリーム色などの彩色電着塗料を20〜30μ
塗着させ焼付後、オープン内面に指定彩色(クリーム色
)のアクリル系焼付硬化型の溶剤型塗料を20〜30μ
塗着し、焼付硬化させて成膜オーブン壁としている。こ
の電着−溶剤型アクリルの塗装では耐腐食性に劣シ、囁
折り曲げ“やもへこみ”の外傷で囁キレツ〃が入る。上
塗と下塗を同一色にj−てスケを防止しているが上塗の
塗膜厚み管理が塗装工程の吹付量と塗装手順で管理する
ことになるため、スケていてもわからず製品になってか
ら耐食品汚染に劣る不良がでている。これは、下塗とし
て用いる電着塗料のアニオン系無公害アクリル樹脂系。
て、塗料霧の汚染を受ける。粉体塗装によるオープン壁
は前記、溶剤型塗装と同じく砲スケ“や蓼タマリ〃がで
たり、粉体塗装独特の間隙部不連続塗装膜(ブリッヂ)
が出来て見苦しい外観を示す。そして、塗装膜厚も40
〜50ミクロン以上の100ミクロンとか200ミクロ
ンになって、電波もれを生じやすい問題がある。そして
、機械加工組立などによる塗油がオーブン継目から出て
来て、粉体塗装膜をはじかせるという表面仕上肌のきた
ない状態が(塗布する油の量が多いとひんばんに)生じ
る。さらに、下塗を電着て上塗を溶剤型アクリル系焼付
塗装の場合、従来から実施しているのは下塗の電着にア
ニオン系の無公害元素(Pb、Crの入らない塗料)を
使用したクリーム色などの彩色電着塗料を20〜30μ
塗着させ焼付後、オープン内面に指定彩色(クリーム色
)のアクリル系焼付硬化型の溶剤型塗料を20〜30μ
塗着し、焼付硬化させて成膜オーブン壁としている。こ
の電着−溶剤型アクリルの塗装では耐腐食性に劣シ、囁
折り曲げ“やもへこみ”の外傷で囁キレツ〃が入る。上
塗と下塗を同一色にj−てスケを防止しているが上塗の
塗膜厚み管理が塗装工程の吹付量と塗装手順で管理する
ことになるため、スケていてもわからず製品になってか
ら耐食品汚染に劣る不良がでている。これは、下塗とし
て用いる電着塗料のアニオン系無公害アクリル樹脂系。
エポキシ樹脂系の彩色塗料が塗膜形成完了後、耐汚染性
によくないものであるから(電着用塗料樹脂でいまだみ
つかっていない)、電着塗装後上塗に耐食品汚染の優れ
た溶剤型アクリル系の塗料を塗布し、成膜させても焼付
硬化時150〜230℃の温度がかかると下塗の電着塗
料樹脂成分が軟化して上塗の塗料中にわずか溶出移行し
て、上塗の塗装膜厚がうずいと顕著にあられれて、10
0℃前後の単機能電子レンジ作動で食品汚染が起こるよ
うになる。これは、下塗と上塗を同一系列の色調にし、
スケをなくすために実施した方法であるが、実用調理で
高い率でオーブン壁面が汚染するという不具合がでてい
る。
によくないものであるから(電着用塗料樹脂でいまだみ
つかっていない)、電着塗装後上塗に耐食品汚染の優れ
た溶剤型アクリル系の塗料を塗布し、成膜させても焼付
硬化時150〜230℃の温度がかかると下塗の電着塗
料樹脂成分が軟化して上塗の塗料中にわずか溶出移行し
て、上塗の塗装膜厚がうずいと顕著にあられれて、10
0℃前後の単機能電子レンジ作動で食品汚染が起こるよ
うになる。これは、下塗と上塗を同一系列の色調にし、
スケをなくすために実施した方法であるが、実用調理で
高い率でオーブン壁面が汚染するという不具合がでてい
る。
く目 的〉
本発明は、従来技術の溶剤型塗装、粉体塗装。
電着と溶剤型の組合せ塗装仕上げを行った電子レンジの
オーブン壁の塗装不良であるタレ、スケ。
オーブン壁の塗装不良であるタレ、スケ。
発泡、耐腐食性、耐食品汚染、などの外観不良率のアン
プ、耐久性・実用性面での問題などを改善した電子レン
ジのオーブン提供を目的とする。
プ、耐久性・実用性面での問題などを改善した電子レン
ジのオーブン提供を目的とする。
〈実施例〉
本発明の実施例として、第1図に示すように、ず)など
から構成する単機能電子レンジ1のオーブン4において
、第2図及び第3図に示すオーブン内面の天板6、胴板
7、背面板8、前面板9を塗装する。素地として冷間圧
延鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板などの安価な鋼板を
用いて、第2図に示すオーブンを機械加工組立を行い、
このオーブン4を脱脂−水洗一化成被膜処理一水洗一純
水洗滌一水切乾燥などの塗装前処理工程でリン酸鉄皮膜
処理或はリン酸亜鉛皮膜処理を行い、エポキシ樹脂を主
成分とするPb+ Cr+Cd+Asなどの含有しない
無公害で食品衛生法に合格する黒色のカチオン電着塗料
浴中に浸漬、通電し、オーブン4の内外面と接合間隙に
至る全外面を20〜30μの塗膜厚みに電着させ、水洗
後焼付硬化約160〜180℃20分行なう。
から構成する単機能電子レンジ1のオーブン4において
、第2図及び第3図に示すオーブン内面の天板6、胴板
7、背面板8、前面板9を塗装する。素地として冷間圧
延鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板などの安価な鋼板を
用いて、第2図に示すオーブンを機械加工組立を行い、
このオーブン4を脱脂−水洗一化成被膜処理一水洗一純
水洗滌一水切乾燥などの塗装前処理工程でリン酸鉄皮膜
処理或はリン酸亜鉛皮膜処理を行い、エポキシ樹脂を主
成分とするPb+ Cr+Cd+Asなどの含有しない
無公害で食品衛生法に合格する黒色のカチオン電着塗料
浴中に浸漬、通電し、オーブン4の内外面と接合間隙に
至る全外面を20〜30μの塗膜厚みに電着させ、水洗
後焼付硬化約160〜180℃20分行なう。
上記、実施例の電着塗料は、表−1に示す関西ペイント
■カチオン電着塗料商品名ニレクロン随9210のエポ
キシ−ポリアミド系樹脂に硬化剤としてブロックイソシ
アネート樹脂を用いた黒色カチオン電着塗料である。
■カチオン電着塗料商品名ニレクロン随9210のエポ
キシ−ポリアミド系樹脂に硬化剤としてブロックイソシ
アネート樹脂を用いた黒色カチオン電着塗料である。
(黒色)
表−1
次に、前記、カチオン電着塗料の黒色が、指定色彩色の
上塗塗料を塗布し成膜した折に隠蔽するように第2図に
示すオープン内面6.7.8と前面板9の壁面の電着塗
膜黒色の上に表−2のアルミニウム粉40%以上の入っ
たアクリル−メラミン系樹脂塗料を約5〜10μ位にう
ずく塗布し、数分間室内放置して、表面にぬれかなくな
った時に、表−3の指定色彩色のクリーミイ−ホワイト
色アクリルーメラミン系樹脂塗料を約20μ±5μの焼
付を行う。
上塗塗料を塗布し成膜した折に隠蔽するように第2図に
示すオープン内面6.7.8と前面板9の壁面の電着塗
膜黒色の上に表−2のアルミニウム粉40%以上の入っ
たアクリル−メラミン系樹脂塗料を約5〜10μ位にう
ずく塗布し、数分間室内放置して、表面にぬれかなくな
った時に、表−3の指定色彩色のクリーミイ−ホワイト
色アクリルーメラミン系樹脂塗料を約20μ±5μの焼
付を行う。
表−2
(クリーミイホワイト)
表−3
以」=のようにして、仕上げた塗装膜は第4図、5図、
6図に示す塗装を行ったオーブン4の壁面断面部分拡大
図のようになる。第6図(a)は前記に詳述したカチオ
ン電着塗膜黒色を塗着させた断面図で、9は素地5pc
cまたは合金化処理溶融亜鉛めっき鋼板(実施例では日
新製鋼KKの品名ペンタイト鋼板)を用い、10はその
めっき層で、11はカチオン電着の塗膜層である。
6図に示す塗装を行ったオーブン4の壁面断面部分拡大
図のようになる。第6図(a)は前記に詳述したカチオ
ン電着塗膜黒色を塗着させた断面図で、9は素地5pc
cまたは合金化処理溶融亜鉛めっき鋼板(実施例では日
新製鋼KKの品名ペンタイト鋼板)を用い、10はその
めっき層で、11はカチオン電着の塗膜層である。
第6図(b)は第6図(c)の電着塗膜を形成したカチ
オン電着の塗膜層11の皮膜の上から、オーブン内面に
のみ表−3の指定色彩色のクリーミイホワイトアクリル
−メラミン系樹脂塗料を塗装j〜皮膜14を形成した場
合の部分断面図である。第4図は第6図(c)の電着塗
膜11の上から、カチオン電着の塗膜層11を隠蔽する
ための表−2の塗料を塗布した層13を形成し、焼付せ
ずにすぐ表−3の指定色彩色(クリ7ミイホワイト)の
アクリル−メラミン系樹脂塗料を塗装した皮膜14をオ
ーブン4内面に形成させ、焼成電着塗膜の−にからオー
プン4内面に高度の耐食品汚染性の溶剤型アクリル−メ
ラミン系樹脂から成る焼成塗膜を形成した2回焼成の3
層からなる電子レンジのオーブン内壁の部分断面図であ
る。
オン電着の塗膜層11の皮膜の上から、オーブン内面に
のみ表−3の指定色彩色のクリーミイホワイトアクリル
−メラミン系樹脂塗料を塗装j〜皮膜14を形成した場
合の部分断面図である。第4図は第6図(c)の電着塗
膜11の上から、カチオン電着の塗膜層11を隠蔽する
ための表−2の塗料を塗布した層13を形成し、焼付せ
ずにすぐ表−3の指定色彩色(クリ7ミイホワイト)の
アクリル−メラミン系樹脂塗料を塗装した皮膜14をオ
ーブン4内面に形成させ、焼成電着塗膜の−にからオー
プン4内面に高度の耐食品汚染性の溶剤型アクリル−メ
ラミン系樹脂から成る焼成塗膜を形成した2回焼成の3
層からなる電子レンジのオーブン内壁の部分断面図であ
る。
第6図(c)において、カチオン電着塗料だけでは現存
するエポキシ、アクリルなどの彩色樹脂塗料では電子レ
ンジのオーブン壁として不向きである。
するエポキシ、アクリルなどの彩色樹脂塗料では電子レ
ンジのオーブン壁として不向きである。
なぜならば、耐食品汚染性が実装テストで著るしい汚染
をし、見苦しいオーブン壁となるからである。もし、使
用するとなれば、汚染の目立たない黒色などの暗色にせ
ねばならず、デザイン色調の点で商品価値がでない。ま
た、アニオン電着塗料についても同様のことが言える。
をし、見苦しいオーブン壁となるからである。もし、使
用するとなれば、汚染の目立たない黒色などの暗色にせ
ねばならず、デザイン色調の点で商品価値がでない。ま
た、アニオン電着塗料についても同様のことが言える。
第6図(b)において、電着塗料の上からオーブン4の
内面のみに耐食品汚染性の優れた彩色のアクリル−メラ
ミン系の溶剤型塗料、例えばクリーミイホワイト色を塗
布した場合、塗装作業性、塗装設備や塗料特性から15
〜20μしか成膜できず、これ以上になるとNタレ〃や
焼付特電発泡”を起こす。よって、15〜20μの彩色
の塗料では、下塗の電着黒色を隠蔽できない。また、上
塗の塗料のAスケ〃を目立たなくするために、下塗電着
を上塗の彩色塗料と同一色にするか、近似色にする方法
があるが、この方法では上塗の膜厚管理ができないため
に、上塗塗料の塗布量が少なくなっている場合、耐食菌
汚染が悪くなる。そして、この場合、塗装作業中、上塗
塗料が適正な膜厚に塗布できているか塗膜厚の検青、管
理ができない。これに対し、黒色のF塗電着であれば目
視で塗装作業しながら或は補正を行う最終検査工程の塗
装工程で判定できるので、さらに上塗の補正塗りができ
る。第6図(b)の実施例では前記したように下塗の黒
を隠蔽しようとすればタレと発泡がでる欠点がある。
内面のみに耐食品汚染性の優れた彩色のアクリル−メラ
ミン系の溶剤型塗料、例えばクリーミイホワイト色を塗
布した場合、塗装作業性、塗装設備や塗料特性から15
〜20μしか成膜できず、これ以上になるとNタレ〃や
焼付特電発泡”を起こす。よって、15〜20μの彩色
の塗料では、下塗の電着黒色を隠蔽できない。また、上
塗の塗料のAスケ〃を目立たなくするために、下塗電着
を上塗の彩色塗料と同一色にするか、近似色にする方法
があるが、この方法では上塗の膜厚管理ができないため
に、上塗塗料の塗布量が少なくなっている場合、耐食菌
汚染が悪くなる。そして、この場合、塗装作業中、上塗
塗料が適正な膜厚に塗布できているか塗膜厚の検青、管
理ができない。これに対し、黒色のF塗電着であれば目
視で塗装作業しながら或は補正を行う最終検査工程の塗
装工程で判定できるので、さらに上塗の補正塗りができ
る。第6図(b)の実施例では前記したように下塗の黒
を隠蔽しようとすればタレと発泡がでる欠点がある。
前記した第6図G)の実施例を改善したのが本発明で、
第4図になる。第4図を拡大したのが第5図である。電
子レンジオーブン4の内面は素地9、めっき層10、下
塗のカチオン電着塗膜層11、上塗溶剤型アクリル−メ
ラミンクリーミイホワイトの彩色塗装膜12から成って
いて、上塗の塗装膜12は上塗塗装工程での前補正のタ
ッチアップコーティングとして5〜10μのりすい厚み
で下塗を隠蔽する補正塗料塗膜部分13で、さらに、N
ウェットオンウェット〃で指定色彩色のクリーミイホワ
イトの」1塗塗膜部分14から構成している。上塗塗装
膜12の塗膜部分13と14は同一アクリル−メラミン
系樹脂塗料で、塗膜部分13はアルミニウムペーストの
塗料用顔料が40%〜50%入ったものであり、塗膜部
分14は彩色指定のクリーミイホワイトでチタン白を主
成分とした顔料が25〜30%入ったものであるから、
下塗のカチオン電着塗膜層11の移行が塗膜部分13の
アルミニウムペースト入り隠蔽性塗料で遮蔽され、塗膜
部分14への移行が阻止される。第6図(a)は第6図
(c)の電着塗料11の上に中塗としてアクリル−メラ
ミン系樹脂からなる指定彩色のクリーミイホワイトの溶
剤型の高耐食品汚染性塗刺を15〜20μ塗着させ焼成
した層15を形成し、さらに上塗として指定彩色のアク
リル−メラミン系樹脂からなるクリーミイホワイトの溶
剤型塗料を15〜20μ塗着させ焼成する3コート3べ
一りの塗装を行うと完全であるが、塗装コストが非常に
高いものになるので価格面から実用に供し難い。第4図
乃至第5図に示す2回焼成による3層コートのオーブン
4の内壁を第7図(a)に示す如くさらに拡大断面して
みると、上塗塗装膜12の塗膜部分13と14の間の中
間層では混合溶融層13′が形成されている。すなわち
、顔料リッチ層(40%以上)13の上層に1ウエツト
オンウエツト“で上塗した上塗塗膜部分14が補正塗料
塗膜部分13とまざり合って形成する混合溶融層13′
ができている。これをさらに拡大断面して示すと第7図
(b)のようになっている。
第4図になる。第4図を拡大したのが第5図である。電
子レンジオーブン4の内面は素地9、めっき層10、下
塗のカチオン電着塗膜層11、上塗溶剤型アクリル−メ
ラミンクリーミイホワイトの彩色塗装膜12から成って
いて、上塗の塗装膜12は上塗塗装工程での前補正のタ
ッチアップコーティングとして5〜10μのりすい厚み
で下塗を隠蔽する補正塗料塗膜部分13で、さらに、N
ウェットオンウェット〃で指定色彩色のクリーミイホワ
イトの」1塗塗膜部分14から構成している。上塗塗装
膜12の塗膜部分13と14は同一アクリル−メラミン
系樹脂塗料で、塗膜部分13はアルミニウムペーストの
塗料用顔料が40%〜50%入ったものであり、塗膜部
分14は彩色指定のクリーミイホワイトでチタン白を主
成分とした顔料が25〜30%入ったものであるから、
下塗のカチオン電着塗膜層11の移行が塗膜部分13の
アルミニウムペースト入り隠蔽性塗料で遮蔽され、塗膜
部分14への移行が阻止される。第6図(a)は第6図
(c)の電着塗料11の上に中塗としてアクリル−メラ
ミン系樹脂からなる指定彩色のクリーミイホワイトの溶
剤型の高耐食品汚染性塗刺を15〜20μ塗着させ焼成
した層15を形成し、さらに上塗として指定彩色のアク
リル−メラミン系樹脂からなるクリーミイホワイトの溶
剤型塗料を15〜20μ塗着させ焼成する3コート3べ
一りの塗装を行うと完全であるが、塗装コストが非常に
高いものになるので価格面から実用に供し難い。第4図
乃至第5図に示す2回焼成による3層コートのオーブン
4の内壁を第7図(a)に示す如くさらに拡大断面して
みると、上塗塗装膜12の塗膜部分13と14の間の中
間層では混合溶融層13′が形成されている。すなわち
、顔料リッチ層(40%以上)13の上層に1ウエツト
オンウエツト“で上塗した上塗塗膜部分14が補正塗料
塗膜部分13とまざり合って形成する混合溶融層13′
ができている。これをさらに拡大断面して示すと第7図
(b)のようになっている。
以」二詳述したように、下塗を隠蔽する補正塗料塗膜部
分13にアルミニウムペースト顔料以外のチタン白顔料
を40〜50%にした指定彩色のクリーミイホワイト或
はホワイト色塗料を用いてもよい。アルミニウムペース
ト顔料リッチの補正塗料塗膜部分13が電子レンジの機
能として不都合のある場合にこめチタン白顔料リッチの
塗料を5〜10μ塗着すればよい。チタン白顔料以外に
パール顔料、リンペ状をしたシリカ、酸化鉄、雲母など
の顔料を40〜50%と顔料リッチにしたインペイ性塗
料を用いてもよい。表−4に第4図、第5図、第7図の
実施例の性能を示す。
分13にアルミニウムペースト顔料以外のチタン白顔料
を40〜50%にした指定彩色のクリーミイホワイト或
はホワイト色塗料を用いてもよい。アルミニウムペース
ト顔料リッチの補正塗料塗膜部分13が電子レンジの機
能として不都合のある場合にこめチタン白顔料リッチの
塗料を5〜10μ塗着すればよい。チタン白顔料以外に
パール顔料、リンペ状をしたシリカ、酸化鉄、雲母など
の顔料を40〜50%と顔料リッチにしたインペイ性塗
料を用いてもよい。表−4に第4図、第5図、第7図の
実施例の性能を示す。
X ソース:ショーユニ塩:砂糖:ケチャノプ:小麦粉
=1:1:1:1:1:2の混合調味料を2鯛の厚みに
塗布して試験する。
=1:1:1:1:1:2の混合調味料を2鯛の厚みに
塗布して試験する。
表−4
さらに、隠蔽性をよくするために、少なくとも前記顔料
を数種混合した顔料成分が40%以上50%丑での範囲
で−1−塗の彩色指定塗料に近似させた、表−5に示す
ような下塗の電着塗料を隠蔽させる補正塗ネ1にしたも
のも適用可能である。
を数種混合した顔料成分が40%以上50%丑での範囲
で−1−塗の彩色指定塗料に近似させた、表−5に示す
ような下塗の電着塗料を隠蔽させる補正塗ネ1にしたも
のも適用可能である。
表−5
〈効 果〉
本発明に」:って、電子レンジのオーブンは実用耐久性
が向上し、特に発錆が出なくなるので、鉄素地のオーブ
ンに移行することができる。そして、下塗の上に塗着す
る上塗の膜厚管理ができ、一定検膜厚み以上の塗装管理
ができ、品質向上したオーブンが作れる。汚染性におい
ても、バラツキのない良好なオーブン内壁にできる。以
上の特徴から、1台当りのオーブン塗装式が大幅に低下
する、更には下塗の電着塗料が黒であるため他への汎用
性もある。
が向上し、特に発錆が出なくなるので、鉄素地のオーブ
ンに移行することができる。そして、下塗の上に塗着す
る上塗の膜厚管理ができ、一定検膜厚み以上の塗装管理
ができ、品質向上したオーブンが作れる。汚染性におい
ても、バラツキのない良好なオーブン内壁にできる。以
上の特徴から、1台当りのオーブン塗装式が大幅に低下
する、更には下塗の電着塗料が黒であるため他への汎用
性もある。
第1図は本発明に係る電子レンジの外観斜視図、第2図
は電子レンジのオーブンの外観斜視図、第3図はオーブ
ンの内面を正面から見た図、第4図は本発明のオーブン
の要部断面構造図で、第5図は第4図の要部拡大断面図
、第6図はオーブンの要部断面構造図で、第6図(a)
は3コ一ト3ベーク第7図(a)、(b)は本発明のオ
ーブンの要部詳細断面構造図である。 符号 4:オーブン、11:黒色のカチオン電着塗膜、12:
溶剤型アクリル−メラミン系塗膜、13:補正塗料塗膜
、14:彩色の−F塗塗膜。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)バ− A 図 マ 梢 ill 瞭 第7図 手続補正書 昭和60年3 月2θ11 1、事件の表示 特願昭59−230870 2、発明の名称 電子レンジのオープン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 NL545大阪市阿倍野区長池町22番22号
7、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正いた
します。 (2)明細書の第5頁第3行目の[前面板91を「前面
板19」と補正いたし寸す。 (3)明細書の第6頁第14行目の「板9」を「板19
」と補正いたします。 (4)明細書の第7頁の表−2の第5行目の「ルチル型
酸化チタン、1を「アルミニウム粉!と補正いたします
。 (5)図面の第2図の「符号9」を、別紙添付図面の第
2図に朱書した如く、「符号19」と補正いたし捷す。 以上 2、特許請求の範囲 “
は電子レンジのオーブンの外観斜視図、第3図はオーブ
ンの内面を正面から見た図、第4図は本発明のオーブン
の要部断面構造図で、第5図は第4図の要部拡大断面図
、第6図はオーブンの要部断面構造図で、第6図(a)
は3コ一ト3ベーク第7図(a)、(b)は本発明のオ
ーブンの要部詳細断面構造図である。 符号 4:オーブン、11:黒色のカチオン電着塗膜、12:
溶剤型アクリル−メラミン系塗膜、13:補正塗料塗膜
、14:彩色の−F塗塗膜。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)バ− A 図 マ 梢 ill 瞭 第7図 手続補正書 昭和60年3 月2θ11 1、事件の表示 特願昭59−230870 2、発明の名称 電子レンジのオープン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 NL545大阪市阿倍野区長池町22番22号
7、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり補正いた
します。 (2)明細書の第5頁第3行目の[前面板91を「前面
板19」と補正いたし寸す。 (3)明細書の第6頁第14行目の「板9」を「板19
」と補正いたします。 (4)明細書の第7頁の表−2の第5行目の「ルチル型
酸化チタン、1を「アルミニウム粉!と補正いたします
。 (5)図面の第2図の「符号9」を、別紙添付図面の第
2図に朱書した如く、「符号19」と補正いたし捷す。 以上 2、特許請求の範囲 “
Claims (1)
- 1、下塗の黒色電着塗膜と、該下塗硬化焼付後に塗布し
た隠蔽性の良い無機質白色系顔料を含む塗膜と、該塗膜
の乾燥前に上塗して硬化焼付した彩色の溶済型アクリル
−メラミン系塗膜とで彩色仕上げしてなる電子レンジの
オーブン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23087084A JPS61107014A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 電子レンジのオ−ブン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23087084A JPS61107014A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 電子レンジのオ−ブン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61107014A true JPS61107014A (ja) | 1986-05-24 |
JPH0416682B2 JPH0416682B2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16914595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23087084A Granted JPS61107014A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 電子レンジのオ−ブン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61107014A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185361A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-19 | Sharp Corp | 電子レンジのオ−ブン壁塗膜の作製方法 |
JPS61200505U (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-16 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP23087084A patent/JPS61107014A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61185361A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-19 | Sharp Corp | 電子レンジのオ−ブン壁塗膜の作製方法 |
JPH0520652B2 (ja) * | 1985-02-09 | 1993-03-22 | Shaapu Kk | |
JPS61200505U (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-16 | ||
JPH0317136Y2 (ja) * | 1985-05-31 | 1991-04-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416682B2 (ja) | 1992-03-24 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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