JPS61106317A - 板材ストツカ−の板材等間隔払出し機構 - Google Patents

板材ストツカ−の板材等間隔払出し機構

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JPS61106317A
JPS61106317A JP59225675A JP22567584A JPS61106317A JP S61106317 A JPS61106317 A JP S61106317A JP 59225675 A JP59225675 A JP 59225675A JP 22567584 A JP22567584 A JP 22567584A JP S61106317 A JPS61106317 A JP S61106317A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属、非金属を含む定尺又は材幅一定の乱尺板
材の加工分野における2工程間において、前工程から後
工程に板材を転送するための板材ストッカーに関し、特
に板材の等間隔払出し機構に関するものである。
例えば、プリント板等の板材(ワーク)の加工には、一
般に複数の工程が必要とされ、各工程ごとに加工機、検
査装置等の工程処理装置が配置されて加工ラインが形成
され、これら各工程装置に板材が順次転送されて加工さ
れる。ところが、この種の板材は必ずしも長さ一定の定
尺板材のみが転送されるとは限らず、むしろ長さの異な
る複数種の長・短尺板材が混在して転送される場合が多
い。従って、この種の板材ストッカー装置としては、こ
のような長・短尺板材を払出す場合に、払出される各板
材の相互間隔を一定に保って払出ずことが可能であるこ
とが望ましい。
〔従来の技術〕
第8図は従来の板材ストッカーを説明するための概略的
側面図である。同図において、離間して配置された2つ
のプーリ1及び2間に無端コンベヤチェーン3が張り渡
される。コンベヤチェーン3には多数の板材保持具4が
所定間隔をおいて配置固設される。板材保持具4には板
材(例えば、プリント板)7を受入れて保持するための
受は講4aが形成されている。コンベヤチェーン3は、
プーリ2がモータ5によって回転駆動されることにより
、矢印A方向及びB方向に保持具4と共にプーリ1.2
間を周回駆動される。板材7は、ローラから成る搬入路
9−1によって受取り部6まで矢印A1方向に搬入移送
され、引きつづき受取り部6において待機中に板材保持
具4の受は溝4a内に先端側が嵌入して板材保持具4に
保持され、コンベヤチェーン3によって払出し部8側(
矢印A方向)に移送される。そして、板材7は払出し部
8において、ローラから成る搬出路9−2上に移送され
、水平状態にR置され、搬出路9−2によって矢印A2
方向に搬出される。そして、板材7が払出されて空にな
った板材保持具4はコンベヤチェーン3によって再び受
取り部6側(矢印B方向)に周回移送され、上記の如き
板材移送をくり返す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記構成のものにあっては、多数の板材保持具4がすべ
てコンベヤチェーン3に固設されてコンベヤチェーン3
と常に共動するため、板材の払出し時間が予め定めた一
定時間間隔に限定されるので、複数枚ごとに長・短尺板
材を払出す場合はタイマーを使用してその都度板材の長
さに応じて払出し時間を調整制御して板材の払出し間隔
を一定にする必要があり、その操作がきわめて煩雑であ
ると共に払出し間隔の正確性が良好でないという問題が
ある。また、複数種の長・短尺板材を無差別に払出す必
要がある場合は、1板ごとにタイマー調整が必要となり
、このような板材の払出しは実隙上はほとんど不可能で
ある。本発明はこのような問題を解決するために案出さ
れたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解消した板材スト、カーの板材
等間隔払出し機構を提供するもので、その手段として、
本発明に依れば、板材の入力部と、該人力部から移送さ
れた板材をストックするためのストック部と、該ストッ
ク部から板材を払出すための出力部とを有する板材スト
・ツカ−において、前記出力部は払出し機構と、これに
隣接配置された搬出路とから成り、前記払出し機構の側
部に板材長さ検出器を直立状に設け、かつ前記搬出路設
置領域に板材通過検出器を板材搬出方向に沿って水平状
に設けた板材ストッカーの板材等間隔払出し機構が提供
される。
そして、前記板材長さ検出器は板材側縁に対向して前進
及び後退移動可能な直立支柱と、該支柱上に予め定めた
間隔をおいて上下方向に配列されかつ板材案内溝を有し
さらに上下方向に位置調整可能な複数個の案内部材と、
前記各案内溝底部に配設されたセンサとを存し、前記板
材通過検出器は板材搬出方向に沿って配置された台枠と
、該台枠上に直立して予め定めた間隔をおいて配列され
かつ板材搬出方向に位置調整可能な複数個の支持部材と
、該各支持部材の上端に配設されたセンサとを有して構
成されたものであることが好ましい。
〔作 用〕
上記板材等間隔払出し機構は、板材長さ検出器によって
予め板材の長さく実際トの長さ寸法そのものでなく、長
さ区分、すなわち長さの種類)を検出してこの信号を制
御装置に送出し、板材通過検出器によってすでに搬出路
で搬出中の前の板材が次に払出すべき板材に対応する位
置を通過したことを検出してこの信号を制御装置に送出
し、制御装置はこれら両者の信号を処理して払出し機構
に作動信号を送出し、これにより払出し機構が動作して
板材を搬出中の前の板材との相互間隔を予め定められた
一定間隔に保って1殿出路上に払出づことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳キ111に説
明する。
第1図から第7図は本発明の詳細な説明するための図で
ある。尚、これらの図において、同一部分は同一符号を
付して示されている。第1図は本実施例の斜視図、第2
図は第1図の矢印R方向からみた板材長さ検出器41及
びその配置状態を示す側面図(但し、一部断面にて示す
)、第3図は第2図のSI  S2線断面図、第4図は
第1図の矢印T方向からみた板材通過検出器42及びそ
の配置状態を示す側面図(イ)と、(イ)の矢印N方向
からみた平面図(ロ)と、(イ)の矢印U方向からみた
I′i1一体止面図(ハ)とを示す図、第5図は本実施
例を備えた板材ストッカーの外観斜視図、第6図は第5
図の人力部(11) 、ストック部(12)及び出力部
(13)の構成を示す斜視図(但し、ヘースと側板を除
去して示す)、第7図は第6図のCICZ線断面図であ
る。
先づ、第5図〜第7図を参照して、本実施例を備えた板
材ストッカーの全体的構成と作用を説明する。尚、第5
図に向かって、手前側を装置及び各部分の前方側、奥側
を後方側、左手側を左側、右手側を右側と呼ぶことにし
、他の図においてもこれと同様に呼ぶことにする。これ
らの図において、符号IOはス゛トソカー全体を示す。
この板材ストッカー10は、基本的には、板材(例えば
、プリント板)15の搬入路11−1及び受取り機構1
1−2から成る入力部11と、板材15をストックする
ためのストック部12と、板15の払出し機構13−2
及び搬出路13−1から成る出力部13とから構成され
る。そして、払出し機構13−2の側部に本発明に係る
板材長さ検出器41が配設され、かつ搬出路13−1の
設置領域に板材通過検出器42が配設される。
搬入路11−1は、主として、板材15移送用の左右一
対の無端ベルト(例えば、ゴム製のタイミングヘルド)
16−1.16−2と、このベルト16−1 16−2
をそれぞれ掛着するために前後一対として左右に配設さ
れた2組のプーリ18−1.18−1及び1B−2,1
8−2と、これらのプーリ18−1.18−2をそれぞ
れ挿着固定する前後一対の回転軸17−1.17−2と
、回転軸17−1を歯車機構を介して時計回り方向に回
転駆動するためのモータ19と、前・後部にそれぞれ配
置された板材進入検知センサ(例えば、光学的反射セン
サ)2OA及び板材受取り検知センサ(例えば、光学的
反射センサ20Bとから構成される。ヘルl−16−1
,16−2は時計回り方向に回転して、板材15を受取
り機構1l−2(矢印り方向)に向けて1般入する。
受取り機構11−2は、上記搬入路11−1の後側に隣
接して配置され、主として、ベース2I北(第7図)に
立設された左右一対の側板22−1.22−2に支承さ
れがっ90” インデックス24−1に連結されて割出
し回転駆動される支持軸23と、この支持軸に挿着固定
された左右一対の円板34.34と各円板34に円周方
向90’間隔で配置されかつ半径方向に出没摺動可能に
取付けられさらに外端に板材15を嵌入保持するための
係合溝35aが形成され内端部にローラ35bが配設さ
れた4個構成の係合爪35と、係合爪35を円板34の
半径方向に出没駆動するために係合爪35のローラ35
bに外周面(カム面)°が当接して配置された回動カム
38Aと、支持軸23の外周を取囲んで支持軸23と別
個に回動可能に配設されその両端に回動カム38Aが固
着された中空円筒状の外側軸38Bと、この外側軸38
Aに固着された駆動板38C2及び駆動板38Gに固着
されたピン38Dと、一端が円板34にそして他端が係
合爪35に掛止されて係合爪35のローラ35bをカム
38Aの外周面上に常時弾tΩ的に圧接せしめる引張コ
イルばね37とから構成される。カム38Aは、その外
周面(カム面)が大径カム面と小径カム面とから形成さ
れ、外側軸38I3、駆動板38C及びピン38Dを介
してシリンダ等の駆動装置(図示なし)によって所定回
転角の範囲で往復回動される。カム38Aはこの回動運
動により、大径カム面によって係合爪35を円板34の
半径方向外方に突出させ、かつ小径カム面によって係合
爪35を半径方向内方に没入させる。従って、係合爪3
5はカム38Aによって円板34の半径方向に出没駆動
され、かつ円板によって円周方向(この場合は、時計回
り方向)に回転駆動される。そして、係合爪35は円板
34の中心下方において、外方に突出してハンガー14
を係合溝35aに嵌入保持し、次い一ζ矢印G(第6図
)方向に移送し、ハンガー14を水平状にして一時停止
し、搬入路11−1により搬入されてきた板材15をハ
ンガー14がその受は溝14dに嵌入保持した後、さら
に矢印G方向に移送して、円板34の中心上方において
、没入してハンガー14を自由状態に解放する。
ストック部I2は、主として、左右の側材22−1.2
2−2上に受取り機構11−2と払出し機構を結んでル
ープ状に配設された左右一対のレール25−1.25−
2と、このレール25−1゜25−2上に自由に周回走
行可能に配設された多数のハンガー14と、このハンガ
ー14の下面に近接して走行する板材移送用の無端ヘル
ド(平ベルト又はタイミングベルト)26と、板材I5
の受取り側と払出し側とにそれぞれ配設されたストッパ
46と47とから構成される。ハンガー14は横部材1
4aと両端の縦部材14b、14bとからH状に形成さ
れ、その横部材14aにほぼ対応する両端に走行用のロ
ーラ14Gがそれぞれ4個ずつ設けられ、これら4個の
ローラ14cが上下2個ずつ対をなしてレール25−1
.25−2を挾持する状態に配置される。また、ハンガ
ー14はその両端の縦部材14b内側にそれぞれ板材受
は溝14dが形成され、かつ横部材14a下面中央部に
磁性材(又は、マグネット)14eが取着される。ベル
ト26は、上記磁性材14eに対向して、受取り機構1
1−2と払出し機構13−2との間に4個のプーリ45
によって張り渡される。4個のプーリ 45は受取り機
構11−2部と払出し機構13−2部とにそれぞれ2個
ずつ上下一対として設けられ、そのうちの1個かヘルド
29 (第5,7図)を介してモータ28 (第5図)
によって時計回り方向方向に回転駆動される。これによ
り、ヘルド26は第6図に示す矢印J及びに方向(時計
回り方向)に加工ラインスピードよりも大きなスピード
で回転駆動される。ヘルド26の外面上には所定間隔(
例えば、約4001ピンチ)をおいて複数個のマグネッ
ト27が磁性材14eと対向する形態で取、17される
。従って、ヘルド26は時計回り方向に回転することに
より、自由状!環のハンガー14をマグネット27で吸
引しながら矢印J及びに方向(第6図)に自動的に移送
することができる。向、第7図に示す符号!(はマグネ
ット27が磁性材14eを吸引した際のギヤツブ(例え
は、0.5 y程度)を示す。このギヤツブgは、マグ
ネット27の両端をヘルド26上に取着固定するための
取イ、1金具(図示なし)に取付けられた当接ローラ(
I71示なし)がハンガー14の横部材14a下面に当
接することによって設けられる。そして、このギペ・ツ
ブgはマグネット2°7と磁性材14eの直接的な密着
を阻止して、騒音発生の防止や、ベルト26の回転の円
滑化等を図るために設けられる。ス1−ツバ46,47
はそれぞれ並列された一対のシリンダ46−1と46−
2、及び47−1と47−2とから成り、そのビスロッ
ド46a−1と46a−2、及び47a−1と47a−
2が必要に応じて突出又は没入動作を行なうことにより
、ハンガー14を停止させて一時的にストックすると共
に1個ずつ受取り機構11−2及び払出し機構13−2
にそれぞれ独立して送り出す。尚、符号30−1゜30
−2はハンガー14の走行時における斜行防止用のガイ
ドレールを示す。ガイド・レール30−1.30−2の
外周面にはガイド溝30−1 a、。
3O−2aがそれぞれ形成され、このガイド溝3O−1
a、3O−2aにハンガー14の下面に配設されたガイ
ドローラ14fが転勤自在に嵌合される。ガイドローラ
14fは前後に配列する一対のローラから構成され、か
つ前後に隣接する各ハンガー14ごとに左右交互に配設
される。従って、各ハンガー14のガイドローラ14f
は、例えば、第6図のハンガーI4−1には右側に、そ
してハンガー14−2には左側に交互に配設されて、ガ
イド溝3O−1a又は3O−2aのいずれか一方に嵌合
されることになり、各ハンガー14 (14−1゜14
−2)の斜行を防止する。
払出し機構13〜2は前述した受取り機構11−2と同
一部品で同一機構に構成され、受取り機構11−2を前
後方向に180°反転した状態と同じ状態で支持軸33
上に配設され、かつ受取り機構11−2と同一動作を行
なう。すなわち、この場合は、円vi、34の中心上方
のハンガー14を時計回り方向に移送して、水平状態の
とき板材15が搬出路13−1に払出され、次いで円板
34の中心下方まで移送した後、ハンガー14を自由状
態に解放する。支持軸33は左右の側板22−1゜22
−2に支承され、かつ90°インデックス24−2に連
結されて割出し回転駆動される。そして、この払出し機
構13−2の側部に本発明に係わる板材長さ検出器41
 (第5図)が直立状に配設される。。
搬出路13−1は払出し機構13−2の後側に隣接して
配設され、基本的には前述した搬入路i t−tとほぼ
同様に構成される。従って、搬出路13−1は、主とし
て、左右に2本ずつ対を成して配置された板材15搬出
用の無端ベルト(例えば、ゴム製のタイミングベルト)
36−1゜36−2と、このベルト36−1.36−2
をそれぞれ掛着するために前後左右に配置されたプーリ
48−1.48−2と、プーリ4B−1,48−2をそ
れぞれ挿着固定する前後一対の回転軸49−1.49−
2と、回転軸49−2を歯車機構を介して時計回り方向
に回転駆動するためのモータ39とから構成される。尚
、符号40は左右一対の搬出補助ベルトを示す。ベル)
36−1゜36−2は時計回り方向に回転して、払出し
機構13−2から払出された板材15を矢印E方向に搬
出する。補助ベルト40は払出し機構13−2から払出
された板材15を確実にベル)36−1゜36−2上に
送り込むための補助的役割を果すものである。そして、
この搬出路13−1の設置領域に板材15の搬出方向に
沿って本発明に係わる板材通過検出器42が水平状6台
配設される。尚、第5図において、符号54は出没動作
可能なロッド54aを有する左右一対の板材旋回ストッ
パ、55は満杯センサ、56は制御パネルをそれぞれ示
す。
このように構成されたi瓦材ストッカーにおいて、板材
15は搬入路Iklによって矢印り方向に水平状で搬さ
れ、受取り機構11−2において水平状で待機中のハン
ガー14の受は溝14dに嵌入してバンカー14に受取
り保持される。次いで板材15を保持したハンガー14
は受取り機構11−2によってストック部12に直立状
に移送され、引きつづき、ヘルド26によって払出し側
(第6図、矢印J方向)に移送され、ストッパ47によ
って停止させられて一時的にストックされる。その後、
ハンガー14はストッパ47によって1個ずつ送り出さ
れ、次いで払出し機構13−2によって移送され、搬出
路13−2に対して水平状に一時停止され、このとき板
材15がベルト48−1.4L−2(及び補助ベルト4
0)の作用により、搬出路13−2上に払出される。そ
して、板材15は搬出路13−2によって矢印E方向に
搬出される。一方、空になったハンガー 14はさらに
時計回り方向に移送され円板34の中心下方部において
解放され、ベルト26によって受取り側(第6図、矢印
に方向)に移送され、ストッパ46によって停止させら
れて一時的にストックされる。その後ストッパ46から
1個ずつ割出され、受取り機構11−2によって移送さ
れ、搬入路11−1に対向して水平状に保持され、板材
15を待受けて上記と同じ動作をくり返す。
さて、第1図〜第4図を参照して本実施例について説明
する。本実施例は、基本的には払出し機構13−2の側
部に設けられて払出し機構13−2に同調して動作する
板材長さ検出器41と、搬出路13−1設置領域に設け
られた板材通過検出器42とから構成される。
板材長さ検出器41は、第1〜3図に示すように、払出
し機構13−2部の側方に、ハンガー14とこれに保持
された板材15に対向して直立状で側板22−2上に配
設され、次の如くに構成する。側板22−2上に合板6
0がねじ止め固定され、この台板60上に断面U字状の
支持ブロック61がねじ止め固定される。支持ブロック
61には、中空円筒状に形成され内部に空気通路を有す
る一対のガイドバイブロ2−1.62−2が平行状に取
着される。支持ブロックの外端面とはガイドバイブロ2
−1.62−2と連通ずる切換電磁弁63が取着される
。ガイドバイブロ2−1゜62−2にシリンダブロック
64が往復摺動可能に挿着される。シリンダブロック6
4の内部には図示してないが一方のガイドバイブロ2−
1に沿ってシリンダ部(円筒空間部)が設けられ、この
シリンダ部内にはガイドバイブロ2−1に固着されかつ
シリンダ部の内面と密着摺動可能なピストンが設けられ
、このピストンによってシリンダ部は2部屋に区分され
る。そしてこの2部屋のうらの一方にガイドバイブロ2
−1の空気通路が連通され、他方の部屋にガイドバイブ
ロ2−2の空気通路が連通される。そして、電磁弁63
の切換動作によって、いずれか一方の部屋に加圧空気を
送り込み、他方の部屋の空気を排気することにより、シ
リンダブロック64は矢印a又はb(第2.3図)方向
に往復駆動される。尚、シリンダブロック64の往復駆
動は上記の他に、例えば、油圧駆動装置、円筒カム機構
、ねじ送り機構、電磁石等を利用して行なうごともでき
る。さて、シリンダブロック64上に基板65がねし止
め固定され、この基板65上に中空角筒状の支柱66が
直立固設される。尚符号66cは補強板を示す。支柱6
6にはその内側壁66aに上下方向に連続して形成され
たスリット66bが設けられている。この内側壁66a
上には案内部材67−1〜67−5 (この場合は5個
構成)が板材(15−1〜15−5)に対向して所定間
隔をおいて階段状に配列され、かつスリット66bを通
る止めねじ68と支柱66内部に配置されたねじ穴付押
え板69とによってねし止め固定される。また、これら
の各案内部材は止めねじ68をゆるめて任意の位置に移
動することができる。各案内部材67−1〜67−5は
板材に対向して内方へ突出する突出部67aの突出長さ
が下方より上方に行(に従って次第に短くなるように形
成される。各案内部材67−1〜67−5には板材案内
溝67bが板材15−1〜15−2の側辺に対向して形
成され、かつこれら案内溝67bの底部が支柱内壁66
aと平行な直線上に位置するように形成される。各案内
溝6tbの底部には透過形の光学的センサ41.aがそ
れぞれ固設される。各案内部材67−1〜6’l−5及
びそのセンサ41aは、この場合、長さの異なる5種類
の板材15−1〜15−5にそれぞれ対応して配置され
る。すなわち5、案内部材67−1は板材15−1に対
しその上辺よりも下方の位置に対応して配置される。そ
して、案内部材67−2は板材15−2に対しその上辺
と板材15−1の上辺との中間位置に対応して配置され
、他の案内部材67−3〜67−5もこれと同じ要領で
板材15−3〜15−5にそれぞれ対応して配置される
。向、符号70は突出部67aの先端、すなわち案内溝
67bの入口両側に配設された案内板、71ばリミソト
スイ・ノチ、72は配線用のコネクタ、73は台板60
にねじ固定されたカバーをそれぞれ示す。
このように構成されたこの板材長さ検出器41は、この
場合、長さの異なる5種類の板材15−1〜15−5(
第2図)の区別を自動的に検出することができ、次のよ
うに動作する。例えば、最短尺の板材15−1が移送さ
れてきて、前述したストッパ47(第4〜6図)に保持
された時点(この時点において、払出し機+113−2
の係合爪35が上方に突出してその保合1i35aにハ
ンガー15を嵌入保持する)でシリンダブロック64が
矢印a方向に駆動され、これに伴って案内部材67−1
〜67−5が同時に矢印a方向に移動される。これによ
り、案内部材67−1は2点鎖線67A−1(第2図)
で示す位置まで進出し、その板材案内溝67bに板材1
5−1の側縁を4人案内してセンサ41aまで(すなわ
ち、案内溝67bの底部まで)導いて停止する。次いで
、案内部材67−1のセンサ41aのみが板材15−1
の進入により作動して信号を制御装置(図示なし)に送
出する。その後、案内部材67−1は矢印す方向に後退
して元の位置に復帰する。次に最長尺の板材15−5が
移送されてきた場合は、上記と同様にして案内部材67
−1〜67−5は同時に矢印a方向に進出し、先づ案内
部材67−1がその案内7r!#67bに板材15−5
の側縁を導入し、引きつづき案内部材67−2〜67−
5が下方から順番に各案内溝67bに板材15−5の側
縁を導入してセンサ41aまで導いて停止する。次いで
、この場合は、各案内部材67−1〜67−5のセンサ
41.」、すなわち5個のセンサ41a全部が板材15
−5の進入により作動して信号を制御装置に送出する。
また、上記と同様にして、板材15−4に対しては4個
のセンサ4taが、板材15−3に対しては3個のセン
サ41aが、そして板材15−2に対して2個のセンサ
41aが作動して信号を制御装置に送出する。このよう
に、この検出器41は、各案内部材67−1〜67−5
が長さの異なる各板+イ゛15−1〜15−5に対して
それぞれ作動するセンサ41aの個数が異なるように配
置され、作動したセンサ41aの個故によって板材の長
さく実際上の長さ寸法そのものでなく、長さの種類)を
検出することができる。尚、この場合、各案内部材67
−1〜67−5の突出部67aの突出長さが下方より上
方に行くに従って短縮して階段状に形成された理由は、
長尺板材の場合はその自重によりたわみが生ずることが
あり、このような板材を下方の案内部材から上方の案内
部材へ順番に導入案内することにより、板材のたわみを
逐次修正して長尺板材を各案内部材67−1〜67−5
に、円滑に導入案内できるようにするためである。尚、
案内部材67−1〜67−5及びそのセンサ41aの個
数は板材の長さ種類に応じて任意に増減することができ
、またその配置位置も前述したように任意に設定するこ
とができる。
次に、板材通過検出器42は、第1図と第4図に示すよ
うに、搬出路13−1の設置領域に板材搬出方向(矢印
E方向)に沿って水平状に配設され、次の如くに構成さ
れる。板材1般出方向(矢印E方向)に沿って中空角筒
状の細長い台枠80が配置され、この台枠80の上壁8
0aに搬出方向(前後方向)に連続するスリット80b
が形成される。この上壁80a上に断面り形状の支持部
材81−1〜8l−5(この場合は5個構成)が所定間
隔をおいて配列され、かつスリット80bを通る止めね
じ82と台枠80内部に配置されたねじ穴付押え板83
とによってねし止め固定される。また、これらの支持部
材81−1〜81−5はねじ82をゆるめて任意の位置
に移動することができる。
各支持部材81−1〜81−5はその上端部に反射形の
光学的センサ42aがそれぞれ固設される。
これらのセンサ42aは搬出される板材15 (第4図
に2点鎖線にて示す)の下面に近接して配置され、かつ
前述した板材長さ検出器41の各セン勺41a (つま
り各板材15−1〜15−5)にそれぞれ対応して板+
A搬出方向に配列される。すなわち、支持部材81−1
のセンサ42aは案内部材67−1  (第2図)のセ
ンサ41aに対応し、支持部材81−2のセンサ42a
は案内部材67−2のセンサ41aに対応し、以下同様
にして他のセンサ42aもそれぞれセンサ41aに対応
して配置される。
このように構成されたこの板材長さ検出器42は、この
場合、長さの異なる5種類の板材tS−1〜15−5(
第1図)の搬出路13−1上における通過位置をそれぞ
れ検出することができ次のように動作する。例えば、最
短尺の板材15−1(第1図)が先に払出し機構13−
2から払出され、次に板材15−1よりも長い板材15
−2が払出されて搬出される場合、板材15−1の搬出
方向後端縁(ハンガー14に保持される側の端縁)が板
材15−2に対応する支持部材81−2のセンサ42a
上を通過すると、このセンサ42aが作動して信号を制
御装置(図示なし)に送出する。このようにこの検出器
42は現在搬出路13−1のベルト36−1.36−.
2で!出されつつある板材15(例えば、板材15−1
)の後端縁が次に搬出される板材15 (例えば、板材
15−2)に対応するセンサ42a上を通過すると、こ
のセンサ42aが作動して板材の通過信号を制御装置に
送出するものであり、現在搬出中の板材が次に搬出され
るべき板材15の長さに対応する搬出路13−1上の位
置を通過したことを検出するものである。
本実施例は、以上述べたように構成されたものであり、
次の9口くに動作する。先づ、板材長さ検出器41が予
め板材15(例えば、板材15−1)の長さを検出して
ごの信号を制御装置(図示なし)に送出する。制御装置
はこの信号に基づいて、この板材15に対応する板材通
過検出器42のセンサ42aと予め連絡してお(。そし
てすでに搬出路13−1によって搬出されつつある前の
板材15の後端縁か一ヒ記センサ42a上を通過すると
、こ11゜を板材通過検出器42が検出して1ffl過
イ5号、を制i′Jll装置に送出する。制御装置はこ
の信号に基づいて払出し機構13−2の駆動信号を送出
する。この信号により払出し機構13−2が作動してこ
の板材15を搬出中の前の板材15と所定の相互間隔を
おいて搬出路上に払出す。このようにして、本実施例に
依れば、複数種の長さの板材を払出す場合、すでに搬出
中の前の板材15との相互間隔を常に所定の等間隔(例
えば、20龍程度)に保って払出すことができる。尚、
この所定の払出し間隔寸法は、払出し機構13−2が板
材15を直立状から搬出路13−1上へ水平状に移送す
る時間等を考慮してこれに見合った位置に板材通過検出
器42のセンサ42aを設定することにより、任意に定
めることができる。また、左右一対の板材旋回ストッパ
54はシリンダ等で構成され、互に内方に向かって出没
動作可能なロッド54aを有するものであり、次のよう
に利用される。払出し機構13−2が板材15を搬出路
13−1上に払出す際に、この板材15を予め搬出路1
3−1上近傍(例えば、水平線に対する板材15の角度
が5゜程度)まで移送して一時停止して待機させておき
、すでに搬出中の前の板材15が所定位置を通過した後
、搬出路13−1上(ベルト36−1.36−2上)に
払出す場合がある。この払出し方法は現に払出す板材1
5とこれの前に払出された前の板材15との間隔を一層
正確に保つために考慮されたものである。しかし、現に
払出すべき板材15が長尺の板材である場合、この板材
15が上記の一時停止された位置において、板材15の
自重によるたわみによってその先端がすでに搬出中の前
の板材15に接触する場合がある。このような長尺板材
15を払出す場合に、旋回ストッパ54はそのロッド5
4aを内方に突出して長尺板材15の先端部を一時的に
支持し、長尺板材15の先端が搬出中の前の板材15に
接触するのを防止するために使用される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、板材長さ検出器
によって板材の長さく長さ寸法そのものでなく、長さ区
分、すなわち長さの種類)を予め自動的に検出してこの
信号を制御装置に送出し、板材通過検出器によってすで
に搬出中の板材が次に払出すべき板材に対応する位置を
通過したことを検出してこの信号を制御装置に送し、制
御装置はこれら両者の信号を処理して払出し機構に作動
信号を送出し、これにより払出し機構が作動して現に払
出すべき板材をすでに搬出中の前の板材との相互間隔を
予め定められた一定の等間隔で払出すことができ、しか
も複数種の長・短尺板材を無差別に払出す場合でも自動
的に等間隔で払出すことができるという大なる効果が得
られる。従って、本発明は板材加工ラインにおける板材
の転送効率の向上を図ることができ、特に後工程が等間
隔払出しを必要とする工程の場合、例えば、プリント板
の両面にエツチング用の高価なフォトレジスト用フィル
ム等を連続的に熱圧着する工程等の場合はフィルムの無
駄を最小限に抑えることができるのできわめて有用性が
高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図は第1図の矢
印R方向からみた板材長さ検出器41及びその配置状態
を示す側面図(但し、一部断面にて示す)、第3図は第
2図のS +  32線断面図、第4図は第1図の矢印
T方向からみた板材通過検出器42及びその配置状態を
示す側面図(イ)と、(イ)の矢印N方向からみた平面
図(ロ)と、(イ)の矢印U方向からみた単体正面図(
ハ)とを示す図、第5図は本発明の実施例を備えた板材
ストッカーの外観斜視図、第6図は第5図の入力部(1
1) 、ストック部(12)及び出力部(13)の購成
を示す斜視間(但し、ベースと側板を除去して示す)、
第7図は第6図のC1−02線断面図、第8図は従来の
板材ストッカーの説明図である。 10一本発明に係わる板材ストッカー、11−人力部、
1i−i−搬入路、11−2−受取り機構、12− ス
トック部、13−・−出力部、13−1−搬出路、13
−2−払出し機構、14.14−L 14−2−板材保
持具(ハンガー)、14a−[f性材(又は、マグネッ
ト) 、15.15−C15−2,15−3,15−4
,15−5−−・板材(例えばプリント阪)16−1.
16−2−−板材搬入用のベルト、22−1.22−2
’−左右の側板、23〜支持軸(受取り機構用) 、2
5−C25−2−左右のループ状レール、26−板材保
持具(14)移送用無端ヘルド、27−マグネット、3
3−支持軸(払出し機構用) 、34−円板、35・・
−係合爪、35a・−係合溝、36−1.36−2− 
 板材搬出用の無端ヘルド、38A  −・回動カム、
40−*小補助ベルト、■−板材長さ検出器、41a−
透過形光学的センサ、42−板材通過検出器、42a−
反射形光学的センサ、46.47−ストッパ、60一台
板、6 t−U字状支持ブロック、62−.1.62−
2−内部に空気通路を有するガイドバイブ、63−切換
電磁弁、64− シリンダブロック、65−基板、66
−・−中空角筒状の支柱、67−1゜67−2.67−
3.67−4.67−5−案内部材、67a −突出部
、67b−m−板材案内溝、8〇一台枠、81−1.8
1−2.81−3゜81−4.81−5、−m−支持部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板材の入力部と、該入力部から移送された板材をス
    トックするためのストック部と、該ストック部から板材
    を払出すための出力部とを有する板材ストッカーにおい
    て、前記出力部は払出し機構と、これに隣接配置された
    搬出路とから成り、前記払出し機構の側部に板材長さ検
    出器を直立状に設け、かつ前記搬出路装置領域に板材通
    過検出器を板材搬出方向に沿って水平状に設けたことを
    特徴とする板材ストッカーの板材等間隔払出し機構。 2、前記板材長さ検出器は板材側縁に対向して前進及び
    後退移動可能な直立支柱と、該支柱上に予め定めた間隔
    をおいて上下方向に配列されかつ板材案内溝を有しさら
    に上下方向に位置調整可能な複数個の案内部材と、前記
    各案内溝底部に配設されたセンサとを有し、前記板材通
    過検出器は板材搬出方向に沿って配置された台枠と、該
    台枠上に直立して予め定めた間隔をおいて配列されかつ
    板材搬出方向に位置調整可能な複数個の支持部材と、該
    各支持部材の上端に配設されたセンサとを有する特許請
    求の範囲第1項に記載の板材ストッカーの板材等間隔払
    出し機構。
JP59225675A 1984-10-29 1984-10-29 板材ストツカ−の板材等間隔払出し機構 Granted JPS61106317A (ja)

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JP59225675A JPS61106317A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 板材ストツカ−の板材等間隔払出し機構
CA000493443A CA1251476A (en) 1984-10-29 1985-10-21 Plate stocker
US06/790,616 US4751998A (en) 1984-10-29 1985-10-23 Plate stocker
KR1019850007950A KR900000314B1 (ko) 1984-10-29 1985-10-26 판 축적기(plate stocker)
DE8585307761T DE3583846D1 (de) 1984-10-29 1985-10-28 Vorrichtung zum lagern kleiner platten.
EP85307761A EP0180440B1 (en) 1984-10-29 1985-10-28 Plate stocker

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01140379U (ja) * 1988-03-23 1989-09-26
JPH0567898A (ja) * 1992-01-31 1993-03-19 Fuji Mach Mfg Co Ltd プリント基板処理装置
JPH0544152U (ja) * 1991-11-28 1993-06-15 株式会社エスエムアイジヤパン トレーニング用具

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6179300A (ja) * 1984-09-26 1986-04-22 富士通株式会社 プリント基板受け渡し方式

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