JPS6110525A - 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類を製造する方法 - Google Patents
3−フエノキシベンジルアルコ−ル類を製造する方法Info
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- JPS6110525A JPS6110525A JP12920784A JP12920784A JPS6110525A JP S6110525 A JPS6110525 A JP S6110525A JP 12920784 A JP12920784 A JP 12920784A JP 12920784 A JP12920784 A JP 12920784A JP S6110525 A JPS6110525 A JP S6110525A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、農薬などの中間原料として有用な化合物であ
る3−フェノキシベンジルアルコール及びその誘導体の
製造法に関し、詳しくは式(I)(式(1)中、R1,
R2、R3は同一または異なっていてもよい水素原子ま
たは低級アルキル基であり、XSYは同一または相異な
る水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基または低級
アルコキシ基であり、mは1〜5、nは1〜4の整数を
示す。) で示される3−フェノキシベンジルアルキルエーテル類
を、溶媒の存在下または不存在下、酸性条件下で加水分
解することにより式(n)(式(II)中、X、Y、m
、nは式(I)中のX、Y、m、nと同一である。) で示される3−フェノキシベンジルアルコール類を製造
する方法に関するものである。
る3−フェノキシベンジルアルコール及びその誘導体の
製造法に関し、詳しくは式(I)(式(1)中、R1,
R2、R3は同一または異なっていてもよい水素原子ま
たは低級アルキル基であり、XSYは同一または相異な
る水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基または低級
アルコキシ基であり、mは1〜5、nは1〜4の整数を
示す。) で示される3−フェノキシベンジルアルキルエーテル類
を、溶媒の存在下または不存在下、酸性条件下で加水分
解することにより式(n)(式(II)中、X、Y、m
、nは式(I)中のX、Y、m、nと同一である。) で示される3−フェノキシベンジルアルコール類を製造
する方法に関するものである。
従来の技術
従来、ベンジルハライド類を原料として、対応するベン
ジルアルコール類を合成する方法としては、ベンジルハ
ライド類をアルカリ存在下に直接加水分解する方法(特
開昭55−72132)や、ベンジルハライド類を酢酸
のアルカリ金属塩と反応させて一旦対応するエステルと
した後、加水分解するか、酢酸アルカリ金属塩のかわり
にギ酸アルカリ金属塩を用いてエステル化した後、低級
アルコールとエステル交換させて加水分解する方法(特
開昭54−98729)などが知られている。
ジルアルコール類を合成する方法としては、ベンジルハ
ライド類をアルカリ存在下に直接加水分解する方法(特
開昭55−72132)や、ベンジルハライド類を酢酸
のアルカリ金属塩と反応させて一旦対応するエステルと
した後、加水分解するか、酢酸アルカリ金属塩のかわり
にギ酸アルカリ金属塩を用いてエステル化した後、低級
アルコールとエステル交換させて加水分解する方法(特
開昭54−98729)などが知られている。
しかしながら、直接加水分解する方法では、一工程の利
点は有するが、加水分解の際、副産物として一般に大量
のジベンジルエーテルが生じ、低収率で、また精製も容
易でないという致命的欠点を有している。
点は有するが、加水分解の際、副産物として一般に大量
のジベンジルエーテルが生じ、低収率で、また精製も容
易でないという致命的欠点を有している。
また、エステル化反応物にしてから加水分解する方法で
は、ベンジルハライド類と酢酸又はギ酸のアルカリ金属
塩とを反応させ中間体エステルを得る際、極めて長い反
応時間が必要であったり、理論上の必要量を大きく上回
る酢酸又はギ酸のアルカリ金属塩やアルコールを使用し
なければならなく、これらの欠点は経済性を著しく限定
し、必らずしも満足すべき工業的製法とはいえなかった
。
は、ベンジルハライド類と酢酸又はギ酸のアルカリ金属
塩とを反応させ中間体エステルを得る際、極めて長い反
応時間が必要であったり、理論上の必要量を大きく上回
る酢酸又はギ酸のアルカリ金属塩やアルコールを使用し
なければならなく、これらの欠点は経済性を著しく限定
し、必らずしも満足すべき工業的製法とはいえなかった
。
問題点を解決するための手段
本発明者らは、3−フェノキシベンジルハライド類を出
発原料とし、対応する3−フェノキシベンジルハライド
類を得る方法を鋭意検討した結果、3−フェノキシベン
ジルハライド類から容易に得ることができる3−フェノ
キシベンジルアルキルエーテル類を、酸加水分解するこ
とにより、3−フェノキシベンジルアルコール類が高収
率で得られることを見い出し、本発明を完成させたもの
である。
発原料とし、対応する3−フェノキシベンジルハライド
類を得る方法を鋭意検討した結果、3−フェノキシベン
ジルハライド類から容易に得ることができる3−フェノ
キシベンジルアルキルエーテル類を、酸加水分解するこ
とにより、3−フェノキシベンジルアルコール類が高収
率で得られることを見い出し、本発明を完成させたもの
である。
本発明方法によって製造できる3−フェノキシベンジル
アルコール類は式(n) (式(11)中、X、Yは同一または相異なる水素原子
、ハロゲン原子、低級アルキル基または低級アルコキシ
基であり、mは1〜5、nは1〜4・の整数を示す。) で示され、これらの3−フェノキシベンジルアルコール
類としては次のような化合物があげられる。
アルコール類は式(n) (式(11)中、X、Yは同一または相異なる水素原子
、ハロゲン原子、低級アルキル基または低級アルコキシ
基であり、mは1〜5、nは1〜4・の整数を示す。) で示され、これらの3−フェノキシベンジルアルコール
類としては次のような化合物があげられる。
3−フェノキシベンジルアルコール、3−(4−フルオ
ルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(3−フルオ
ルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(4−ブロム
フェノキシ)ベンジルアルコール、3〜フェノキシ−6
−フルオルベンジルアルコール、3−フェノキシ−4−
フルオルベンジルアルコール、6−クロル−3−フェノ
キシベンジルアルコール、3−(4−メチルフェノキシ
)ベンジルアルコール、3’−(3,4−ジクロルフェ
ノキシ)ベンジルアルコール、3−(3−(1−リフル
オルメチル)フェノキシラベンジルアルコール、3−(
2−フルオルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(
4−メトキシフェノキシ)ベンジルアルコールなどであ
り、これらは対応する3−フェノキシベンジルアルキル
エーテル類から得られる。
ルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(3−フルオ
ルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(4−ブロム
フェノキシ)ベンジルアルコール、3〜フェノキシ−6
−フルオルベンジルアルコール、3−フェノキシ−4−
フルオルベンジルアルコール、6−クロル−3−フェノ
キシベンジルアルコール、3−(4−メチルフェノキシ
)ベンジルアルコール、3’−(3,4−ジクロルフェ
ノキシ)ベンジルアルコール、3−(3−(1−リフル
オルメチル)フェノキシラベンジルアルコール、3−(
2−フルオルフェノキシ)ベンジルアルコール、3−(
4−メトキシフェノキシ)ベンジルアルコールなどであ
り、これらは対応する3−フェノキシベンジルアルキル
エーテル類から得られる。
本発明で原料として用いられる、3−フェノキシベンジ
ルアルキルエーテル類は公知の方法、即により安価で容
易に得ることができる。
ルアルキルエーテル類は公知の方法、即により安価で容
易に得ることができる。
本発明方法において使用される酸としては、塩酸、硫酸
、リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などが挙げられる
が、塩酸が好ましく、またこれらを単独もしくは2種以
上組合せて使用することもできる。
、リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などが挙げられる
が、塩酸が好ましく、またこれらを単独もしくは2種以
上組合せて使用することもできる。
酸の使用量は、3−フェノキシベンジルアルキルエーテ
ル類1モルに対して0.5〜50モル比、好ましくは1
0〜10モル比である。使用量がこれより少ない場合に
は反応速度が非常に遅く、経済的でなく、またこれより
多い場合には副反応が進行して、収率低下の原因となる
。
ル類1モルに対して0.5〜50モル比、好ましくは1
0〜10モル比である。使用量がこれより少ない場合に
は反応速度が非常に遅く、経済的でなく、またこれより
多い場合には副反応が進行して、収率低下の原因となる
。
本発明方法において原料に使用される3−フェノキシベ
ンジルアルキルエーテル類としては、対応する3−フェ
ノキシベンジルアルコール類のメチル、エヂル、n−プ
ロピル、l5O−ブチル等の第一級アルキルエーテル、
1so−プロピル、5ec−ブチル等の第二級アルキル
エーテル、t−ブチル、t−アミル等の第三級アルキル
エーテル等が使用できる。しかしながら第一級、第二級
アルキルエーテルは比較的開裂しずらく、臭化水素酸又
開裂するので、高収率で目的の3−フェノキシベンジル
アルコール類を得ることができる。特に好ましい第三級
アルキルエーテルとしては3−フェノキシベンジルt−
ブチルエーテルを原料として用いるのが望ましい。
ンジルアルキルエーテル類としては、対応する3−フェ
ノキシベンジルアルコール類のメチル、エヂル、n−プ
ロピル、l5O−ブチル等の第一級アルキルエーテル、
1so−プロピル、5ec−ブチル等の第二級アルキル
エーテル、t−ブチル、t−アミル等の第三級アルキル
エーテル等が使用できる。しかしながら第一級、第二級
アルキルエーテルは比較的開裂しずらく、臭化水素酸又
開裂するので、高収率で目的の3−フェノキシベンジル
アルコール類を得ることができる。特に好ましい第三級
アルキルエーテルとしては3−フェノキシベンジルt−
ブチルエーテルを原料として用いるのが望ましい。
通常、エーテル結合を有する化合物R−0−R’を塩酸
で開裂、加水分解反応を行う場合、塩素化物も生成し、
即ちR−OH,R’−C1またはR−C1、R1−OH
となるが、3−フェノキシベンジルt−ブチルエーテル
を用いる場合は、優先的に3−フェノキシベンジルアル
コールが生成され高収率で得ることができる。
で開裂、加水分解反応を行う場合、塩素化物も生成し、
即ちR−OH,R’−C1またはR−C1、R1−OH
となるが、3−フェノキシベンジルt−ブチルエーテル
を用いる場合は、優先的に3−フェノキシベンジルアル
コールが生成され高収率で得ることができる。
本発明方法において使用される媒体としては、水、イソ
プロパツール、エタノール、メタノールなどの低級アル
コール類、ジオキサン、テ1−ラヒドロフラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、テトラメチル尿素、」、3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンなどの非プロ1−ン性極性溶媒類、スルホ
ラン、ジメチルスルホキシドなどの含硫黄有機溶媒の一
種もしくは二種以上を組合せて使用することができ、反
応溶媒の使用量は、3−フェノキシベンジルエーテル類
1重量部に対して1〜100重量部、好ましくは1〜1
0重量部である。また全く溶媒を用いず実施することも
可能である。
プロパツール、エタノール、メタノールなどの低級アル
コール類、ジオキサン、テ1−ラヒドロフラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、テトラメチル尿素、」、3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンなどの非プロ1−ン性極性溶媒類、スルホ
ラン、ジメチルスルホキシドなどの含硫黄有機溶媒の一
種もしくは二種以上を組合せて使用することができ、反
応溶媒の使用量は、3−フェノキシベンジルエーテル類
1重量部に対して1〜100重量部、好ましくは1〜1
0重量部である。また全く溶媒を用いず実施することも
可能である。
また、本発明方法においては、トリエチルベンジルアン
モニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムブロマ
イドなどの相間移動触媒やクラウンエーテルなどを添加
すると反応速度が早まり、これらを併用したほうが望ま
しい。
モニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムブロマ
イドなどの相間移動触媒やクラウンエーテルなどを添加
すると反応速度が早まり、これらを併用したほうが望ま
しい。
本発明方法における通常の実施態様としては例えば以下
の方法で行なう。
の方法で行なう。
3−フェノキシベンジルアルキルエーテル類、酸および
反応媒体を反応容器に入れ、50°Cないし沸点、好ま
しくは70℃ないし沸点に加熱しくただし、沸点が20
0℃を越える場合は80〜200℃の加熱が好ましい。
反応媒体を反応容器に入れ、50°Cないし沸点、好ま
しくは70℃ないし沸点に加熱しくただし、沸点が20
0℃を越える場合は80〜200℃の加熱が好ましい。
)、同温度で、05〜100時間、好ましくは1〜30
時間かきまぜる。室温まで冷却した後、水に排出し、四
塩化炭素、ベンゼンあるいはエーテル等の有機溶媒で抽
出する。抽出液を硫酸ナトリウムなどの乾燥剤で脱水し
た後、溶媒を減圧下に留去して3−フェノキシベンジル
アルコール類を得る。
時間かきまぜる。室温まで冷却した後、水に排出し、四
塩化炭素、ベンゼンあるいはエーテル等の有機溶媒で抽
出する。抽出液を硫酸ナトリウムなどの乾燥剤で脱水し
た後、溶媒を減圧下に留去して3−フェノキシベンジル
アルコール類を得る。
このようにして得られた目的生成物は、純度が高く、こ
のままでピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤などの農薬の原
料として使用可能であるが、場合によってはさらに減圧
蒸留もしくはカラムクロマ1−グラフィー1こよって精
製することも可能である。
のままでピレスロイド系殺虫、殺ダニ剤などの農薬の原
料として使用可能であるが、場合によってはさらに減圧
蒸留もしくはカラムクロマ1−グラフィー1こよって精
製することも可能である。
次に本発明の詳細を実施例によって説明する。
〔実施例−1〕
撹拌棒、温度計および冷却器をつけた反応容器中に3−
フェノキシベンジルクロライド43.79、カリウムt
ert−ブトキシド3.3.69およびベンゼン100
mJを装入し、2時間煮沸還流させた。室温まで冷却後
、水20QmJで洗浄し分液後、更に水10(l ml
!で2回洗浄を繰り返し、ベンゼン層を無水晃硝で脱水
後、減圧下に溶媒を留去して486gの残留物を得た。
フェノキシベンジルクロライド43.79、カリウムt
ert−ブトキシド3.3.69およびベンゼン100
mJを装入し、2時間煮沸還流させた。室温まで冷却後
、水20QmJで洗浄し分液後、更に水10(l ml
!で2回洗浄を繰り返し、ベンゼン層を無水晃硝で脱水
後、減圧下に溶媒を留去して486gの残留物を得た。
このものは、GC分析の結果、目的の3−フェノキシベ
ンジルt−ブチルエーテルを98,6%の純度で含んで
いた。
ンジルt−ブチルエーテルを98,6%の純度で含んで
いた。
(収率948%/3−フェノキシベンジルクロライド)
次に、得られた3−フェノキシベンジルL−ブチルエー
テル81g、およびエチルアルコール20、me、35
%−塩酸水2 o、mlを、撹拌棒、温度計および冷却
器をつけた反応容器中装入し、かきまぜながら、70”
Cまで加熱し、70〜74°Cで2時間煮沸還流させた
。室温まで冷却した後、水に排出し、ベンゼン50m1
で3回抽出した。ベンゼン層を充分水洗した後、硫酸す
1−リウムで乾燥トゲラフイーによる分析の結果、純度
975%でその他の不純物として原料の3−フェノキシ
ベンジルt−ブチルエーテルを12%、3−フェノキシ
ベンジルクロライト1.3弼を含んでいた。(収率、9
58%/3−フェノキシベンジルL−ブチルエーテル) ・元素分析結果、C13H12o2 計算値(%) C77,98H6,04015,98
実測値(%) C’77.79 H6n6 016
f’+2− NMR帰属 dcDcll 3.2.35 (s、 IH)、4.5
s (512H)、68〜7.4 (m、 9)T
) 〔実施例−2〕 t−アミルアルコール、金属ソーダおよび3−フェノキ
シベンジルクロライドから合成した3−フェノキシベン
ジルし一アミルエーテル108gを撹拌棒、温度計およ
び冷却器をつけた反応容器中にエチルアルコール30m
1および35チ一塩酸水30m1と共に装入し、かきま
ぜながら70℃まで加熱し、同温で4時間煮沸還流し反
応を終了した。室温まで冷却後、水約100mJ中に排
出し、ベンゼン50m6で3回抽出した。得られたベン
ゼン層を充分水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、
次に溶媒を減圧下に留去し、3−フェノキシベンジルア
ルコール7.3j)を得た。このものはガスクロマトグ
ラフィーによる分析の結果、純度は982%で、その他
の不純物として原料の3−フェノキシベンジルt−アミ
ルエーテル0.9qbおよびフエ/キシベンジルクロラ
イド0.9%を含んでいた。(収率895チ)
テル81g、およびエチルアルコール20、me、35
%−塩酸水2 o、mlを、撹拌棒、温度計および冷却
器をつけた反応容器中装入し、かきまぜながら、70”
Cまで加熱し、70〜74°Cで2時間煮沸還流させた
。室温まで冷却した後、水に排出し、ベンゼン50m1
で3回抽出した。ベンゼン層を充分水洗した後、硫酸す
1−リウムで乾燥トゲラフイーによる分析の結果、純度
975%でその他の不純物として原料の3−フェノキシ
ベンジルt−ブチルエーテルを12%、3−フェノキシ
ベンジルクロライト1.3弼を含んでいた。(収率、9
58%/3−フェノキシベンジルL−ブチルエーテル) ・元素分析結果、C13H12o2 計算値(%) C77,98H6,04015,98
実測値(%) C’77.79 H6n6 016
f’+2− NMR帰属 dcDcll 3.2.35 (s、 IH)、4.5
s (512H)、68〜7.4 (m、 9)T
) 〔実施例−2〕 t−アミルアルコール、金属ソーダおよび3−フェノキ
シベンジルクロライドから合成した3−フェノキシベン
ジルし一アミルエーテル108gを撹拌棒、温度計およ
び冷却器をつけた反応容器中にエチルアルコール30m
1および35チ一塩酸水30m1と共に装入し、かきま
ぜながら70℃まで加熱し、同温で4時間煮沸還流し反
応を終了した。室温まで冷却後、水約100mJ中に排
出し、ベンゼン50m6で3回抽出した。得られたベン
ゼン層を充分水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、
次に溶媒を減圧下に留去し、3−フェノキシベンジルア
ルコール7.3j)を得た。このものはガスクロマトグ
ラフィーによる分析の結果、純度は982%で、その他
の不純物として原料の3−フェノキシベンジルt−アミ
ルエーテル0.9qbおよびフエ/キシベンジルクロラ
イド0.9%を含んでいた。(収率895チ)
Claims (5)
- (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中、R^1、R^2、R^3は同一または
異なっていてもよい水素原子または低級アルキル基であ
り、X、Yは同一または相異なる水素原子、ハロゲン原
子、低級アルキル基または低級アルコキシ基であり、m
は1〜5、nは1〜4の整数を示す。) で示される3−フェノキシベンジルアルキルエーテル類
を、酸の存在下で加水分解反応を行い式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式(II)中、X、Y、m、nは式( I )中のX、Y
、m、nと同一である。) で示される3−フェノキシベンジルアルコール類を製造
する方法。 - (2)式( I )化合物が3−フェノキシベンジルt−
アルキルエーテル類である特許請求の範囲第(1)項記
載の方法。 - (3)式( I )化合物が、3−フェノキシベンジルt
−ブチルエーテル類である特許請求の範囲第(2)項記
載の方法。 - (4)加水分解反応を塩酸の存在下で行う特許請求の範
囲第(1)項記載の方法。 - (5)酸を式( I )化合物に対し1.0〜10モル倍
存在させる特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12920784A JPS6110525A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12920784A JPS6110525A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類を製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110525A true JPS6110525A (ja) | 1986-01-18 |
JPH0544448B2 JPH0544448B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=15003780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12920784A Granted JPS6110525A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 3−フエノキシベンジルアルコ−ル類を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110525A (ja) |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP12920784A patent/JPS6110525A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544448B2 (ja) | 1993-07-06 |
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