JPS61104758A - 餡の製造方法 - Google Patents

餡の製造方法

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JPS61104758A
JPS61104758A JP59225939A JP22593984A JPS61104758A JP S61104758 A JPS61104758 A JP S61104758A JP 59225939 A JP59225939 A JP 59225939A JP 22593984 A JP22593984 A JP 22593984A JP S61104758 A JPS61104758 A JP S61104758A
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JP
Japan
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soybean
water
bean paste
soybeans
bean
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JP59225939A
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JPS646750B2 (ja
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Tatsuyoshi Motomura
本村 辰義
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FUKUOKA PREF GOV KASHI KOGYO KUMIAI
Original Assignee
FUKUOKA PREF GOV KASHI KOGYO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は餉を製造する方法に関し、更に詳細には大豆を
原料とする全く新規な製餡方法に関するものである。
餡は豆類や芋類の澱粉を利用したものであって、澱粉に
富む材料を原料とするものである。したがって、大豆の
ように蛋白質や脂肪に富む豆類からは餡を製造すること
は出来ないとされていたのである。
大豆は、蛋白質36〜40%、脂肪16〜24チ、糊類
(ラフィノース、キシ2ン等)24%程度から成るもの
であって、味噌、醤油、大豆油、納豆、豆腐、豆乳等の
原料として非常に有用である。しかしながら、大豆は上
記したように小豆とは異なシ、蛋白質、脂肪に富んでお
り、餡はもとより、その他の製菓用原料としては全く卸
りみられることのない豆類であった。例えば、大豆粉末
であるきな粉に砂糖を加えて加温混練して餡にしようと
試みても、糊状となってしまい、粘度の低いいわゆるサ
ランとした本尚の餡にはならないのである。そのうえ、
大豆特有の大豆臭といった異臭が常につきまとい、製菓
原料としては大豆は全く不適なものなのである。
本発明は、小豆よシも価格の安い大豆に着目し、上記の
ように従来全く使用することのできなかった大豆を製餡
原料として用い、非常に品質のすぐれた白餡を安価に且
つ大量に工業的に製造することを目的としてなされたも
のである。大豆を製餡原料として用いることは文献未載
の新規事項であるし、得られた鯖製品は在来の小豆餡に
比してたんば〈質が多く炭水化物は少ないことに特徴を
持つ新規な食品である。
上記目的達成のために各種、各方面から研究、検討した
結果、本発明が舷に完成されるに到ったのである。
本発明方法においては、先ず大豆を水に浸漬する。浸漬
時間は4〜15時間程度であり、例えば25℃で7時間
前後が適当である。水浸漬後の大豆はもとの大豆の2〜
2.5倍に膨潤する。大豆としては、丸大豆でもよいし
、脱脂大豆、粉末大豆、磨砕大豆のいずれもが使用可能
である。
水浸漬大豆は、これを水切夛した後、蒸煮ないし水煮す
るが、100〜125℃で3〜15分間程度蒸煮するの
が工業的には特に好適である。次いで必要に応じて水切
りした後、100〜125℃でケ !l r% 2時間程度水煮する。
水煮終了後の大豆は、・々ルバー等によって脱皮し、実
の部分を抽潰、摺砕した後、p布、金属メツシュ、ザル
等の上で水を流しながら裏ごしする。
この水流裏ごし工程は、大豆臭の除去、糊化を防止して
鮎化するのに必須な工程であって、重要な基本となる工
程である。
この水流裏ごし工程後、脱水すれば生詰が得られる。脱
水法としては、木綿袋に入れて固くシ埋ったシ、あん圧
搾器等を使用する方法が適宜使用できる。
このようにして得られた生詰は、細胞膜で被檀された大
豆澱粉の外側が、熱凝固した蛋白質で更に被覆されてお
シ、ネバつくことがなく、サランとして本来的な上質の
餡となっている。これに対して糊状となったものは餡と
はいい得ないのである。そのうえ、本発明に係る餡は、
着色がなくまつ白でサランとした極上質の白餡となって
いる。
そのうえ、本発明においては、小豆やその他の豆類、芋
類と異なシ、価格の安い大豆をはじめて製餡原料として
用いたことによシ従来の製餡;ストよシも1/2〜1/
6もコストダウンすることができるという極めて顕著な
効果が奏されるのである。
餡を用いる和菓子にあっては、その価格#i餡の価格に
よって左右されるといっても過言ではなく、本発明が和
菓子製造に及ぼす好影響についてははかりしれないもの
がある。
このようにして製造した生詰は、そのままでも製品とす
ることができるのみでなく、これを脱水乾燥して乾燥晒
し餡として製品化するととも可能である。また必要ある
場合には、生詰を撹拌機ないし練シ饋機に入れ、40〜
120℃程度に加熱しながら、焦げつかないように注意
しつつ、砂糖及び/又はマルトーズ、異性化糖、水飴等
を加えて練り上げ、最終糖度40〜80%、好ましくは
55〜60チ程度となるまで水分を蒸発させながら充分
に練シ上げて練bm製品とすることもできる。
本発明によって製造された餡は、主鎖、練シ餡を問わず
、糊化することがなくサランとした極上の餡品質を呈し
、大豆臭は全くなく、まっ白な白餡であって、くせがな
くて現代の嗜好にマツチした淡白な甘味を呈し、各種和
菓子の餡として使用できるのみでなく、和菓子の皮、生
地、カステラといった鮎でない部分にも混入して、菓子
の品質を高めることができる。
例えば、生卵菓子、餅物、焼及び蒸万頼、求肥、オハギ
、ようかん、カステラ、ドラヤキ、柚;山や最中といっ
た半生和菓子類やアンパンの話やクツキー、焼菓子類の
皮、生地部分に、本発明に係る鮎は自由且つ広範に添加
、使用することができる。
以下、本発明の実施例及び応用例について述べるO 実施例 市販の丸大豆を水に水温25℃で7時間浸漬した。丸大
豆は約2.2倍に膨潤した。膨部丸大豆を水切りした後
10゛5℃で5分間蒸煮した。次いで105℃で60分
間水煮し、これをパルパーにかけて外皮を除去した後、
III潰機にかけて、混合、撹拌、磨砕した。wi漬物
をF布上で水を流しながら裏ごしし、下にたまったもの
を木綿製の袋に入れて固くしぼって脱水し、固形状の生
詰を得た。
この生詰の組成を表1に示丈対照小豆艷に比して蛋白質
が多く、炭水化物は少ないことが特長であり、栄養的に
も優れている事が明かである。
大豆話   小豆餡 水分  71.6% 64.6 蛋白質    13.6チ    87灰分  0.8
チ  0,4 脂肪  6.8%   0.2 炭水化物(糖質)7.2チ   26.1生餡を練bm
機に入れて60〜100℃に加熱しながら砂糖を加えて
、最終糖度が55〜60チになるまで練り上げ、練り餡
を得た。
応用例1 砂糖4001を300−の水に充分溶解し、これに軟質
小麦粉s o o t、膨剤20fを加えて軽くこね、
生地を製造した。
実施例で得た練シ饋をこの生地で適量宛包み、成型した
後、スチームで蒸煮して餡入り万頭を製造した。
得られ九万頭は、小豆餡の万頭とは異なり、非常にされ
やかな淡白な甘味を呈し、現代の嗜好に適合した新しい
タイプの和菓子であった。
応用例2 寒天3C1を6時間水に浸漬し、水洗した後脱水し、1
tの水を加えて寒天を加熱溶解した。これに砂糖1.5
4を加えて加熱混練し、105℃に煮つまったところで
実施例で得た生詰1.2 kgを加えて焦げつかないよ
うに注意しながら撹拌、混練し、次いでこれを型に流し
て冷却し、成型して羊かんを製造した。
得られた羊かんは、大豆臭を全く有することがなく、餡
ものであるにもかかわらずしつこくなくて、食べあきる
ことかなかった。
応用例3 鶏卵1#!を卵白と卵黄に分離しておいた。卵白に砂糖
1kg、水飴100fを泡立て砲に入れて充分に泡立て
た後、卵黄を加えて混合した。
これに小麦粉300fと実施例で得た乾燥手鎖200?
との混合物を混合して生地を製造した。
展盤の上に枠をおき、底に紙をしいてこの上に生地を流
し込みオーブンで焼成してカステラを製造した。
得られたカステラは、口当シが極めてマイルドでしかも
小麦粉感が全くなく、砂糖分が従来品よりも少ないにも
かかわらず適度な甘味、しかも非常にされやかな甘味を
呈して、飽きのとない上品な味のカステラとなった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆を水に浸漬した後水切りし、蒸煮又は水煮し
    、必要に応じて水切りした後、再度水煮し、脱皮、擂砕
    し、水を流しながら裏ごしし、次いで落下した部分を脱
    水することを特徴とする■の製造方法。
  2. (2)脱水して得た固形状生■に更に砂糖及び/又はマ
    ルトーズ、異性化糖、水飴等を加えて練り上げることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の■の製造方法
JP59225939A 1984-10-29 1984-10-29 餡の製造方法 Granted JPS61104758A (ja)

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JPS61104758A true JPS61104758A (ja) 1986-05-23
JPS646750B2 JPS646750B2 (ja) 1989-02-06

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ID=16837263

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011072221A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Fuji Oil Co Ltd ベーカリーの製造法

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JPH02136441U (ja) * 1989-04-18 1990-11-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133672A (en) * 1977-04-27 1978-11-21 Taizou Yamashita Production of soybean jam not having odor and taste of soybean and defatted soybean by cooking soybean or defatted soybean under atomospheric or applied pressure
JPS5846296A (ja) * 1981-09-14 1983-03-17 ピツツバ−グ−デモインズ・コ−ポレ−シヨン 保管タンク壁の亀裂の幅を制限する保護装置

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