JPS61104403A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シート状記録媒体を用いた情報の記録再生装
置に係り、特に高密度記録媒体を用いるデジタル゛情報
信号の記録再生装置に適用して好適な信号消去方法に関
する。

〔発明の背景〕

回転磁気シートに情報を記録し、また再生する装置には
いわゆるフロッピーディスク装置等があり、情報の書き
直しには重ね書きという手段がとられている。しかし、
記録媒体に抗磁力の高いいわゆるメタル磁性粉等を用い
て高密度記録した場合には、情報の重ね書きのみでは前
情報の消え残りが大きいために誤り率が大きく実用にな
らない。このような高抗磁力媒体を用いた場合にも有効
な情報の消去方法として、特開昭５９−ａ４５１１に記
載のように回転速度を遅くして録再ヘッドに消去電流を
流し、同一トラックを複数回消去する方法がある。この
方法は、シート雑音域まで十分に信号消去できるという
利点がある。しかし、回転速度を消去のたびに変化させ
ることから回転の安定化に時間がかかり、情報の記録再
生装置に要求されるいわゆる高速アクセス化には不向き
なものであった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、単にデータを重ね書いたのでは十分な
情報の書き替えができない高抗磁力媒体を用いた記録再
生装置で、無駄時間が少なく、容易に・情報の書き直し
ができる記録再生装置を提供することＫある。

〔発明の概要〕

デジタル信号記録では、アナログ信号記録と異なり、−
５０ｄＢ程度の消去率が得られれば実用上問題とならな
い。そこで正常定速回転のままで必要消去率を得る方法
を考案した。一般に、重ね書き罠よる消去率は、重ね書
き回数を増加すること九より改善される。また、信号を
書き替える場合、書き込まれている信号波長と同じかも
しくは長波長の信号を重ねて書いた場合には十分な書き
替えが行なわれる。そこで、データを書き替えようとす
る場合には、消されにくい旧データ記録信号を、先ず、
消されやすい短波長の消去信号和一度ｉｔき替え、その
後、新データを書き込む方法をとった。この方法によれ
ば、モータ回転数を変化させる必要がないので高速アク
セスに対しても障害とならない。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第５図により説
明する。

実施例は１．２インチ径のメタル磁気シートを記録媒体
に用いたもので、片面記録で５０トラツクの容量をもつ
データ記録再生装置についてのものである。第１図は、
その構成を示したブロック図である。１は回転磁気シー
トでモータ２により５６００　？″ｐｍで回転する。４
はモータ２の駆動回路である。５は記録再生用の磁気ヘ
ッドで、ヘッド送り機構（図示せず）により磁気シート
１の半径にトラック送りされ、磁気シート上に同心円状
に最大５０トラック信号記碌できるように構成されてい
る。１６は磁気シート１に信号を記録するための記録系
であり、１７は磁気シート１から信号を再生するための
再生系である。

記録系１６について説明する。５は入力された情報信号
に訂正符号などを加える信号処理回路、６は情報信号を
記録パターンに変換する変調回路、７はデジタル処理の
基準となるクロック信号発生器で、ここでは１４．５２
ＭＨｚに設定しである。１５はクロック信号から消去信
号に使用する最短波長（ＴｍｉｒＬ）信号を発生させる
ＴｒＩＬｉｎ発生回路で、ここでは７．１６　ＭＨｚに
選んである。８は切換えスイッチ、９は磁気シート１の
回転位置と同期して、必要範囲にのみ信号を記録するた
めの書込みゲート回路、１０は記録用の書込みアンプで
ある。次に再生系について説明する。１２は再生等価回
路を含んだ読出しアンプ、１５は再生信号から同期分離
などをするための弁別回路、１４は出力情報を得るため
の復調回路である。

このような構成において、情報記録時には、入力情報信
号は信号処理回路５を通り変調回路６゛により所定のパ
ルス符号に変換され、書き込みゲート回路９により書き
込みタイミングが制御されて磁気シート１上の所定の位
置に記録される。情報の再生時には、切換えスイッチ１
１が再生系へ切換わり、復調回路１４から再生情報が出
力される。

次に情報の書き替え圧ついて説明する。

第２図は、最大波長（Ｔｍａｘ　）信号を記録したトラ
ックにＴｍ１ｎ信号を重ね書いたときの、重ね書き回数
に対するＴｍａａ：信号の消去率を示したもので、重ね
書き回数が１のときは消去率が一２０ｄＢ　　よりも悪
く消去率として不足である。

このことは、旧書込み情報の・上に単に新情報を重ね書
いても、誤り率が悪くなり実用的でないことを示してい
る。しかし、重ね書き回図２のときには消去率−５０ｔ
ｉｍとなり実用的なレベルとなる。このことは、重ね書
きの２回目の信号を、書き替えようとする新情報にすれ
ば、実用゛　レベルの情報の書き替えができることを示
している。この結果に基づいて、実施例での書き替え動
作を説明する。

第５図で、５１は先に説明した記録動作により情報の記
録されたトラｌりであり、１トラツクは４つのセクター
（８＋〜８４　’）に分けられている。

今、Ｓ２の情報を新情報に書き替えるものとする。

まず、切換スイッチ１１は再生側にありＩＤ信号を読み
取って書き替えるセクター８２を探す。Ｓ２のＩＤであ
ることを検出すると、直ちに切換えスイッチ８と１１は
Ｅ側およびＷ側に切換わり、書き込みゲート回路９によ
って、Ｔ人期間だけ消去用Ｔｍ　ｉｎ信号を重ね書き記
録する。Ｔｍ１ｎの記録が終了すると切換えスイッチ８
はＤ側にセットされ、次の１回転中、ＴＢ期間忙新情報
信号を記録する。この結果、旧情報信号は２度重ね書き
されることになり、十分な消去が行なわれる。Ｔｍ１ｎ
消去信号についても、新情報信号がＴｍ１ｎあるいはそ
れ以上長波長の信号であるため、１回の重ね書きで十分
な消去が行なわれる。

従って、旧情報は、実用レベルで新情報に書き替えられ
たわけである。

この実施例において、書き替え時間は、シート２回転に
相当する５５ｍｇ　と非常に短かい時間で行なえるため
、高速アクセスの障害とならずに情報書き替えができる
利点がある。

なお、実施例では磁気ヘッド６として、第５図に示すＲ
／Ｗヘッドギャップ２１と消去へッドギャヴプ２２から
なる、いわゆるトンネルイＶ−ズヘッドを用いた。これ
は、磁気シートの伸縮や、メカの互換を考えた場合のト
ラックズＬ’による旧情報の消え残り防止を考慮したも
ので、第４図のように旧情報トラック５１　ａと新情報
トラック５１ｂの位置がずれても、旧情報が残る心配が
ないよう圧するためである。なお、実施例ではＴｍ１ｎ
消去を１回のみとしたが、記録媒体によって消えＫくい
場合には１回以上のＴｒＩＬｉｎ消去することも、何ら
本発明の主旨に反するものでないことは明らかである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、高抗磁力磁気媒体を用いた場合でも、
無駄時間が少な（、容易に情報の書き替えができるため
、高速アクセスの障害とならず、高機能なデータ記録再
生装置を提供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る記録再生装置の一実施例を示す構
成図、第２図は重ね書き回数と消去率の関係を示す特性
図、第５図゛は実施例の磁気へブトな説明する構造図、
第４図はヘッド動作の説明図、第５図は消去動作を説明
するトラックパターン図である。 １・・・磁気シート、 ５・・・磁気ヘッド、 ７・・・クロック信号発生器、 １５　・−Ｔｍｉｎ発生回路、 ２１・・・１（／Ｗへ９ドギヤツプ、 ２２・・・消去へラドギヤリプ。 Ｌ−−−−−−−−−−−−−−−−−−Ｊ第２図 ０４さ０秋− ＄３図 第　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シート状回転磁気媒体にデジタル信号化された情報
   を同一の磁気ヘッドで記録、再生するようにした記録再
   生装置において、情報の書き替え時に消去信号として情
   報の記録信号の使用記録波長内で少なくとも最長波長で
   ない記録波長の信号を上記磁気ヘッドに供給することを
   特徴とする記録再生装置。 ２、消去信号として記録信号内で最短波長となる信号を
   用いることを特徴とする特許請求範囲第１項の記録再生
   装置。