JPS61103481A - パンテイストツキングの一貫縫製装置におけるパンテイストツキング脚部の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

へ１　　　　　〔産業上の利用分野〕 本発明はパンティストッキングのパンティ部（股上部）
を縫製する股上縫製機とつま先部を縫製するつま光線装
機を受渡し部材を介して連結したパンティストッキング
の一貫縫製装置におＵるバンチイストラキンク脚部の搬
送装置に関し、四番こ詳（７くは、パンティ部の縫製さ
れたバンテイストツキンク半製品を受渡し部材によって
股１−縫製機の咬持部材からつま光線装機の２組の連続
する吸引部材上に受渡す番こ際し、前記股に縫製機のガ
イドパイプから垂れ下って自由状態にある両脚部を前記
吸引部材の吸引［１端まで各別に搬送して該両脚部の片
方ずつを連続する個々の吸引部材に確実に吸引させるよ
うにしたパンティストッキングの脚部搬送装置に関する
ものである。 〔従来の技術〕 パンティストッキングを製造する（こは、一般番こ第７
図ｆＡ＋　に示ずよう（こ原糸から編立てられた２本の
パンティストラギング素材１，２（筒状ストッキング生
地）を左右合わせてパンティ部　　　　（３となる股」
一部を股−Ｌ縫製機によって縫製して両脚部４．５のつ
ま先部４ａ、５ａが未縫製のパンティストッキング半製
品６（第７図（Ｂ））を造り、改番ここのパンティスト
ッキング半製品６のつま先部４ａ、５ａをつま先縫製機
番こよって縫製して１個の完成バンチイストラキンク六
第７図（Ｃ））を製造するようにしている。このように
パンティストッキングはパンティ部の股上縫製と両脚部
のつま先縫製の２工程の縫製作業を経て製造されており
、そして股上縫製に関しては例えば特公昭５２−８７３
４号公報に開示された周知の股上縫製機が、一方つま光
線装機に関しては例えば特公昭５５−３７２７２号公報
に開示された周知のつま光線装機が広く実用に供されて
いる。 ところで上記の股上縫製機とつま光線装機は、それぞれ
が単独の機械として構成されている。 従ってこれらの機械には、該機械を操作する作業員が必
らず１台の機械に対して１人必要になるばかりでなく、
股上縫製機で縫製された半製品をつま光線製機側に運搬
する作業員も必要になる。またこの場合には多数台設置
されている各縫製機間番こおける半製品の運搬車への積
込み及び集荷搬出作業番こ対しても極めて多くの労力と
時間を費やすことになる。このように従来における股」
二縫製機とつま光線装機の単独使用は、パンティストッ
キング縫製工程を合理化する」−で種々問題点があった
。従ってこの一連のパンティストッキング縫製作業を一
層合理化、省力化するためには上記の股上縫製とつま先
縫製の−ｉ縫製システムの確立が強く要望されるに到っ
たのである。 こうした要望を満足するために本出願人が開発したパン
ティストッキングの一貫縫製方法及び装置（特開昭５８
−９４８８３号）がその要望を満足したものである。即
ちこの方法と装置は、股上縫製機とつま光線装機をその
接続部において受渡し部材を介して連結し、股上縫製機
の咬持部材によってそのパンティ部を咬持されたパンテ
ィストッキング半製品の自由状態にある両脚部を前記接
続部においてつま光線装機の２組の連続する吸引部材に
夫々吸引させた後、前記受渡し部材の作用でその一対の
把持具を往復動せしめてパンティストッキング半製品の
パンティ部一端を該把持具で把持し、かつ畏返しｊこ１
゜て前記２組の連続する吸引部材−Ｉ−に被せることに
よってパンティストッキング半製品を股ｈ　ｎ＆製機の
咬持部材）ｘからつま先締装機の吸引部材−ヒに自動的
（こ受渡ずようにしたものである。そしてこの方法と装
置の重要な点は、パンティ部の縫製されたパンティスト
ッキング゛Ｆ−製品を受渡し部材が股り縫製機の咬持部
材からつま先締装機の２組の連続する吸引部祠（こ受渡
ず（こ先立って、該パンティストッキング半製品の自由
状態にある両脚部を、その片方ずつを２組の連続する吸
引部材に夫々吸引させておくことである。 もし両脚部の片方ずつか連続する個々の吸引部材に正確
に吸引されていないとなると、次の受渡し部材によるパ
ンティストッキング半製品の受渡し作業に支障を来すば
かりでなく、つま先５・　　　縫製機１゜よ、、よ先縁
製作業や４、不。Ｉ　ｆｉｌ　ｌ。。 しまう。そこでこの方法と装置にあっては、股上縫製機
とつま先締装機の接続部にある受渡し部材の受渡し点近
傍位置に両脚部の押上げ部材を設け、該押−Ｌげ部材の
上昇運動で前記股上縫製機のカイトパイプから垂れ下っ
て自由状態番こある両脚部を、その片方ずつを一定の条
件下で次々と所定位＋１．　（受渡し点）に移動してく
る吸引部（」の吸引目端まで補助的に押−にげ移送して
やることによって、該両脚部の片方すつを連続する個々
の１吸引部材に吸引させるようにしているのである。 （−発明かｊＩｌ！ｆ決しようとする問題点〕ところか
上記吸引部材による両脚部の吸引時には、該吸引部材も
咬持部材も受渡し点に向って移動しており、当然ガイド
パイプから垂れ下って自由状態シこある両脚部も咬持部
材ととも番こ移動していることになる。従ってこの移動
している両脚部を押上げ部材番こよってその片方ずつを
」一方に押」−けて移動中の吸引部材に一定の条鴫鴫 件−ドで次々と１吸引させてやるためには、該脚部を極
めて正確なタイミングでもって押」−げてやらなけれは
ちらない。そのためには脚部は吸引部材の移動速度に合
わせた時間周期でもって押上げ部材の押上げ位置番こ位
置しなければならないのであるが、ガイドパイプから垂
れ下って自由状態にある脚部は非常に軽くかつ軟弱な性
質のため番こ、その移動中に外的な要因、例えば微風な
どによってもその位置が左右にずれたりすることがあり
、これか原因となって押上げ部材の作動タイミングがず
れて吸引部材に脚部が吸引されないというミスが発生し
ていた。また２組の連続する吸引部材間の間隔はそれほ
ど大きくはな（、従って両脚部の片方ずつを押−Ｌげ部
材によって僅かな時間差をもってｑｔ　に」一方に押上
げてやるというだけでは、先番こ吸引された一方の脚部
に後に押−りけられた他方の脚部が絡まって両脚部とも
１個の吸引部材に吸引されてしまうというミスも時折発
生していたのである。 本発明はか５る従来の問題点を解決するためＩこ、股上
縫製機のガイドパイプから垂れ下って自由状態にある両
脚部を一時的に挟持し、かつ強制的に搬送することによ
って、該両脚部の片方ずつを受渡し点に向って移動して
くる連続する個々の吸引部材に確実に吸引させるように
したパンティストッキングの脚部搬送装置を提供するこ
とを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は股上縫製機とつま先締装機の接続部に設けられ
た受渡し部材の受渡し点近傍位置にベルトコンベアとガ
イド部材を設け、前記ベルトコンベアは一方向に周回走
行可能な両面歯付ベルトと１．で構成するとともにその
一端が受渡し点に近ずきつ５ある股上縫製機の咬持部材
によって咬持されかつガイドパイプから垂れ一ドつで自
由状態

【こあるパンティストッキング半製品の脚部に近
接して位置し、他端か受渡し点に向って移動してくるつ
ま先締装機の一の吸引部材番こ近接して位置するように
配設されており、一方ガイド部材は前記ベルトコンベア
の外周囲に接触スるように該ベルトコンベアの一側番こ
沿って配設されており、そしてこのガイド部材を脚部の
搬送方向番こ往復動可能（こ支持して受渡し点に移動し
てくるーの吸引部材の吸引口端蟇こ対して接近、離隔す
るように構成すると共に、これらベルトコンベアとガイ
ド部材の一端側を概ねｖ字状に開口形成し、該開口部（
こ自由状態にある脚部を送り込むように少なくとも１個
の空気噴射ノズルを設けて構成したものである。 〔作用〕 本発明装置を上記のよう≦こ構成することにより、股上
縫製機のガイドパイプから垂れ下って自由状態にある両
脚部は、咬持部材の移動によって先ず先行する一方の脚
部が、続いて後行する他方の脚部かそれぞれ一定の時間
差をおいて空気噴射ノズルの作用でベルトコンベアとガ
イド部材間に作られた開口部内に確実に送り込まれるこ
とになる。そしてベルトコンベアとガイド部材間に送り
込まれた脚部は、次にベルトコンベアの周回走行によっ
て該ベルトコンベアと□’　　　　、、−４１’ｍ□、
□、ヵ３．。１゜９ｏ−カ。 に搬送され、そしてこの搬送途」二でガイド部材をベル
トコンベアの終端部から突出するように前進ぜしめて、
その一端を受渡し点に移動してくる１吸引部材の吸引口
端位置まで接近させておくことによって、前記ベルトコ
ンベアで搬送される脚部（１、該ベルトコンベアの終端
部でこのガイド部材によって受止められる。従ってこの
受止められた脚部は、そこに移動してきた吸引部材に確
実（こ吸引されること番こなる。また後行する他方の脚
部も前記と同様に時間差をおいてガイド部材番こよって
受止められ、次に移動してくる吸引部材に確実番こ吸引
されるものである。 〔実施例〕 第５図はバンチイストラキンク−貫縫製装置の概略構成
図を示すものであって、Ｐは股上縫製機、Ｔはつま先締
装機、ｋは」−記股上縫装機Ｐとつま先締装機Ｔの接続
部に設けられた受渡し部材であって、該受渡し部材にの
一側に臨んで本発明装置の主要部をムすベルトコンベア
　　　　　（１０（）とガイド部材１２０が設けられて
いる。 こ＼で本発明の理解を便ならしめるため（こ、」１記の
股」−縫製機Ｐ、つま先締製ｅＡ＆Ｔ及び受渡し部材に
の概略構成番こついて説明する。 股上縫製機Ｐは第５図番こ示すように、円周軌道形状を
したガイドレール１１に環状をした細長いキャリア１２
が摺動可能に配設され、該キャリア１２には前記ガイド
レール１１より大きい輪をしたガイドパイプ１３が取付
具１４を介して取付けられている。更に前記キャリア１
２上には左右一対、上下一対の咬持板対からなる咬持部
材２０が所定の間隔をもって複数個（図面では６個）設
けられている。そしてこの咬持部材２０はキャリア１２
の回動によってガイドパイプ１３と一体に第５図矢印ａ
方向に移動して、前記ガイドレール１１上の６つのステ
ーションＡ乃至Ｆに順次位置する。先ずステーションＡ
において、２本のパンティストッキング素材ｌ、２（第
７図（Ａ））を左右合わせてパンティ部となる部分を咬
持部材２０の上方咬持板対と下方咬持板対にそれぞれ装
着して、その２本の素材１．２を咬持する。このとき素
材１，２の脚部４，５からつま先部４ａ、５ａまではガ
イドパイプ１３から垂れ下って自由状態にあり、そ３し
てこの垂れ下った部分をガイドパイプ１３に１１〕着さ
れた分離片１５を介して左右に分離させておく。ステー
ションＢとＣの間でキャリア１２とともに回動可能な切
断部材１６によりパンティ部となる素材１，２の内股部
（股上部）を切断し、該切断後、左右の咬持板対を拡開
させて内股部切断縁を外部に露出せしめる。次に咬持部
材２０がステーションＤからＥへ移動する間に前記露出
された内股部切断縁をミシン１７で縫製することによっ
て、つま先部４ａ、５ａが未縫製のパンティストッキン
グ半製品６（第７図（Ｂ））が得られる。史に咬持部材
２ｏがステーションＥからＦに移動する間で、該咬持部
材の左右の咬持板対は拡開状態から元の平行状態に復し
、ステーションＦの取出し位置に至り、素材１．２の咬
持を解放する。 つま先締装機Ｔは第５図及び第６図に示すように、長円
形状をした一対のフレーム３２．３２ヲ有し、該フレー
ム間には、このフレームの長円形の無端軌道３３（第６
図）に沿って複数の吸引部材３０（図面では１０組）が
所定の間隔を在して配設されている。吸引部材３０は、
その先端部に吸引管頭部３４を備えた吸引管３５と、該
吸引管に組付いていて吸引管の軸方向に沿って摺動する
一対のフィンガーピース３６゜３６とから構成されてお
り、そして適宜な駆動装置によって吸引部材３０は前記
無端軌道３３上を第６図矢印す方向に移動して、フレー
ム上の定められたポジション■乃至Ｘに順次位置する。 先ず第６図のポジションＩ、ＩＩにおいて、 第７図ｆＢ１に示したパンティストッキング半製品６の
両脚部４．５を該ポジションに位置する２組の吸引部材
３０の各吸引管３５内番こ夫々吸引させると共に、パン
ティ部３を裏返し状態でこの２組の吸引部材３０の外側
に被せるように配置する。然る後、１吸引部材３０が次
位のポジシ′Ｉ　　　　ヨン■から最終のポジションＸ
に順次至る間で、つま先締製に必要な各作業ステップが
各ポジション毎に行われることによって、未縫製のつま
先部４ａ、５ａはミシン４３で縫製され、結果第７図（
Ｃ）に示スパンティストッキング完成品７が得られるも
のである。 受渡し部材」（は第５図（こ示すように前述の股」−縫
製機Ｐとつま光線装機Ｔの接続部、即ち股−Ｌ縫製機の
一の咬持部材２０の位置するステーションＦとつま光線
装機Ｔの２組の連続する吸引部材３０の位置するポジシ
ョンＩ、ＩＩを結ぶ線上（この線」−かパンティストッ
キング半製品６の受渡し点となる）に沿って往復動可能
に、かつこの往復動コースを含む垂直面内ｔこおいて揺
動す能に構成された一対の把持具５１，５１（図には上
側の把持具のみを示す）を有し、そしてこの把持具の作
用によって、既にその両脚部４．５を２組の吸引部材３
０に夫々吸引されたパンティストッキング半製品６を股
上縫製機Ｐからつま光線装機゛１゛【こ受渡すようにし
たものである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　１次番こ本発明装置の詳細を第１，２
図を参照して説明する。図において、１００は駆動プー
リー１０１と従動ブーＩＪ　−１０２間に張架された無
端状ベルトコンベアであって、該ベルトコンベア１００
は前述の受渡し部材艮によるパンティストッキング半製
品６の受渡し点近傍位置番こ配設されている。即ちこの
ベルトコンベア１００は第１゜２図に示すように、その
一端側（駆動ブーＩＪ　−１０１側）を股上縫製機Ｐの
ステーションＥとＦの略中間位置でガイドパイプ１３の
や＼外側下方番こ位置するように、また他端側（従動プ
ーリー１０２側）をつま光線装機ＴのポジションＩに位
置する吸引部材３０の側方直下に位置するように配置さ
れている。１０３は前記ベルトコンベア１００の張り具
合を調節する中間プーリーで、該プーリーは前記従動プ
ーリー１０２ととも番こ支持板１０４上に回動可能に軸
着されている。１０５は前記支持板１０４の下面蟇こ土
石されたモーターであって、該モーター１０５の回転軸
に前記駆動プーリー１０１を固着する。しかしてモータ
ー１０５を作動し駆動ブーＵ　−１０１を回転させるこ
とによって、ベルトコンベア１００を第１図で矢印Ｃ方
向に周回走行させることができる。なお前記支持板１６
４は股−１：縫製機Ｐのガイドレール１】に固着された
支持ブラケット１０６に支持されている。１２０は前記
ベルトコンベア１００の一側外周面にその一側向が接触
するように配設されたガイド部材であって、該ガイド部
材１２０の一端側は第１図に示すように股上縫製機Ｐの
ガイドバイブ１３方向にわん曲して前記ベルトコンベア
１００との間でｖ字状の開口部を形成している。１２１
は前記ガイドパイプ１３から垂れ下って自由状態にある
脚部４．５を前記ベルトコンベア１００とガイド部材１
２０間Ｉこ形成された開口部ｆこ送り込むように構成さ
れた空気噴射ノズルである。 第１図及び第３図に示す如く、股上縫製機Ｐのガイドレ
ール１１に支持ブラケット１２２を固着し、該ブラケッ
ト１２２の延在端に軸受１２３と空気圧シリンダ１２４
を固着する。また前記ガイド部材１２０の下面に一対の
ブラケット１２５．１２６を取付け、そしてこのブラケ
ット１２５，１２６間ＩＣ前記軸受１２３に摺動自在番
こ嵌合された摺動軸１２７を担持すると共に、一方のブ
ラケット１２５に前記空気圧シリンダ１２４のピストン
１２４ａを連結する。しかして空気圧シリンダ１２４の
作動でピストン１２４ａを前後動せしめることにより、
摺動軸１２７と一体にガイド部材１２０を自ｉＩ記ピス
トン１２４ａと同方向に往復動させることかできる。即
ちピストン１２４ａが前進するとガイド部材１２０は第
１図番こ示す実線位置から鎖線位置まで前進して、その
先端部かつま先締装機′ｒのポジション■に向って移＠
１−でくる吸引部材３０の吸引口端まで接近されること
になる。またピストン１２４ａか後退するとガイド部材
１２０は、その前進位置から元の後退位置に復帰してｌ
吸引部材３０から離隔することになる。 次に第４図（Ａ１−（１））を参照して上述の実施例の
作用を説明する。股−Ｌ縫製機Ｐによってパンチゝ・　
　　イ、３．Ｄヮよあ、１オ、え２．７ケイ７、ッ。 ング半製品６は第４図（Ａｌに示す状態でステーション
ＥからＦ］こ至る。即ちパンティ部３は咬持部材２０の
−Ｌ下咬持板対に装着咬持されており、両脚部４．５は
ガイドパイプ１３から垂れ下った自由状態でかつ分離片
１５によって左右に分１１１１１されている。そしてこ
の分離状態は上方咬持板対に装着されたはうの脚部４が
先行するよう多こ分離されている。上記の状態で、咬持
部材２０がステーションＥからＦに移動する過程で、先
ず先行する脚部４か第４図（Ｂｌに示すように本発明の
ガイド部材１２０のわん曲部によって案内され、該ガイ
ド部材とベルトコンベア１００間Ｉこ形成された開口部
に進入してくる。そしてこの時、空気噴射ノズル１２１
から圧捏空気を噴射すると共に、モーター１０５を駆動
してベルトコンベア１００を矢印Ｃ方向に周回走行せし
めることによって、自由状態にある脚部４はこのベルト
コンベア１００とガイド部材１２０間で挟持されながら
強制的に搬送されることになる。即ち脚部４は　　　　
（ベルトコンベア］００の周回走行によって、その片面
はガイド部材１２０の側面を辷りながら搬送されるので
ある。従ってガイド部材１２０はベルトコンベア１００
に軽く接触させる程度であって、もしこれを強く接触さ
せすぎると搬送される脚部がスリップしてしまう恐れが
ある。また搬送される脚部のスリップを防止するために
前記ベルトコンベア１００を歯付ベルト状番こ形成する
とよい。ベルトコンベア１００を歯付ベルトにすると、
該ベルトによって搬送される脚部は、その片面がベルト
の歯部に喰い込むようにして搬送されるので、結果脚部
のスリップを確実に防止することができる。本発明の実
施例ではベルトコンベア１００の両面を重付ベルト状に
形成すると共各こ、該ベルトを張架する３つのプーリー
１０１．１０２及び１０３も歯付プーリーに形成するこ
とによって、ベルト自体のスリップをも防止するように
構成している。斯くして脚部４がベルトコンベア１００
とガイド部材１２０間で挟持されながら該ベルトコンベ
アの終端部まで搬送されてくると、次にガイド部材１２
０が空気圧シリンダ１２４の作動でベルトコンベア１０
０の終端部から突出するように前進されることによって
、該ガイド部材の先端部はつま先締装機Ｔのポジション
■に移動してくる１吸引部材３０の吸引口端まで接近さ
れる。従ってベルトコンベア１００の終端部まで搬送さ
れたｌ１１１１部４は、次にこの前進されたガイド部材
１２０の先端部；こよって一旦受１トめられ、そしてこ
の受止められた脚部４はそこに移動してきた吸引部材３
０によって吸引されること番こなる。脚部４を吸引した
吸引部材３０はそのま＼ポジション■を通過し次のポジ
ション■に至る。従ってポジション■には次位の吸引部
材３０が移動してくる。また、このとき後行する脚部５
は第４図ｔｃ）　に示すようシこベルトコンベア１００
とガイド部材１２０によって搬送されており、そしてこ
の脚部５がベルトコンベア１００の終端部まで搬送され
、ガイド部材１２０の先端部に受止められると、該脚部
５はそこに移動してきた次位の吸引部材３０に吸引され
ることになる。このようにして両脚部４，５が２組の連
続する吸引部材３０蚤こ夫々吸引されると、それまで前
進していたガイド部材１２０は原位置に後退復帰され、
かつベルトコンベア１００の周回走行も停止されてｌサ
イクルの脚部搬送作業を終了する。一方、第４図（Ｄｌ
　ｉこ示すように脚部４．５を吸引した前記２組の吸引
部材３０はポジションＩ、ＩＩＩこ、またパンティ部３
を咬持した咬持部材２０はステーション重位置にそれぞ
れ一旦停止する。そしてこの停止位置において受渡し部
材にの一対の把持具５１．５１を作動せしめて咬持部材
２０による咬持を解放されたパンティ部３を該把持具に
よって把持し、かつ裏返し番こして２組の吸引部材３０
−Ｌに被せること番こよって、パンティストッキング半
製品６を股」−縫製機Ｐからつま先縫製機Ｔに自動的に
受渡すのである。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明では、股上縫製機のガイドパイ
プから垂れ下って自由状態にある両゛“ｌ　　　　脚部
の片方ずつを時間差をおいてベルトコンベアとガイド部
材番こよって挟持し、かつ吸引部材の吸引口端まで強制
的に搬送するようにしだものであるから、脚部は確実に
吸引部材に吸引されることになる。そしてこの場合、先
行する一方の脚部が吸引部材に吸引されているとき、後
行する他方の脚部はベルトコンベアとガイド部材間で挟
持されているので、結果一つの吸引部材番こ両脚部とも
吸引されてしまうという不都合は解消され、両脚部の片
方ずつか２組の連続する吸引Ｍｌ＜材に夫々正確に吸引
されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を明示する平面図、第２図は同側
面図、第３図はガイド部材の往復動機構の詳細を示す一
部断面側面図、第４図ｆＡｌ乃至（Ｉ））は本発明の詳
細な説明する図で、第４図（Ａｌは斜視図、第４図（Ｂ
）、違）は平面図、′！４４図（Ｄｉは側面図、第５図
は本発明装置を股上縫製機、つま先縫製機及び受渡し部
材からなるパンティストッキング−貫縫製装置上に配置
した状態を示す概略平面図、第６図はつま先縫製機の各
ポジ　　　　（ジョンにおける吸引部材の配置状態を示
す簡略正面図、第７図（Ａｌ乃至（Ｃ）はパンティスト
ッキングの縫製過程を説明する斜視図である。 これらの図において、 １．２・・・パンティストッキング素材、３・・・／ｓ
。 ンテイ部、４，５・・・脚部、４ａ、５ａ　　・・・つ
ま先部、６・・・パンティストッキング半製品、７・・
・ノ々ンテイストッキング完成品、Ｐ・・・股上縫製機
、２０・・・咬持部材、■・・・つま先縫製機、３０・
・・吸引部材、艮・・・受渡し部材、１００・・・ベル
トコンベア、１２０・・・ガイド部材、１２１・・・空
気噴射ノズルである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の周行路に沿つて移動すべく設けられた複数
   の咬持部材を具えてかつ咬持部材の移動中にパンテイス
   トツキング素材のパンテイ部を縫製してパンテイストツ
   キング半製品にする股上縫製機と、所定の周行路に沿つ
   て移動すべく設けられた複数の吸引部材を具えてかつ吸
   引部材の移動中にパンテイストツキング半製品の両つま
   先部を縫製してパンテイストツキング完成品にするつま
   先縫製機と、これら両縫製機の接続部に設けられてパン
   テイストツキング半製品を咬持部材から２組の連続する
   吸引部材に受渡す受渡し部材とを含んでなるパンテイス
   トツキングの一貫縫製装置において、 前記接続部に設けられた受渡し部材による パンテイストツキング半製品の受渡し点近傍位置には、
   その一端が受渡し点に近ずきつゝある咬持部材によつて
   咬持されたパンテイストツキング半製品の自由状態にあ
   る脚部に近接して位置し、他端が受渡し点に向つて移動
   中の一の吸引部材に近接して位置するように配置された
   ベルトコンベアを設け、かつベルトコンベアの一側には
   、該ベルトコンベアの外周面に接触するように配設され
   たガイド部材を設け、前記自由状態にある脚部をこのベ
   ルトコンベアとガイド部材間で挾持せしめつゝベルトコ
   ンベアの駆動によつて搬送するように構成したことを特
   徴とするパンテイストツキングの一貫縫製装置における
   パンテイストツキング脚部の搬送装置。
2. （２）前記ベルトコンベアとガイド部材の一端側を概ね
   Ｖ字状に開口形成すると共に、自由状態にある脚部をこ
   の開口部に向けて送り込むように少なくとも１個の空気
   噴射ノズルを該開口部近傍に設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載のパンテイストツキングの一
   貫縫製装置におけるパンテイストツキング脚部の搬送装
   置。
3. （３）前記ベルトコンベアの両面を歯付ベルトとして構
   成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   パンテイストツキングの一貫縫製装置におけるパンテイ
   ストツキング脚部の搬送装置。
4. （４）前記ベルトコンベアの一側外周面に接触するガイ
   ド部材を脚部の搬送方向に往復動可能に支持し、該ガイ
   ド部材を受渡し点に移動中の一の吸引部材の吸引口に対
   して接近・離隔するように構成したことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載のパンテイストツキングの一
   貫縫製装置におけるパンテイストツキング脚部の搬送装
   置。