JPS61101613A - 2サイクルエンジンの排気消音装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの排気消音装置

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Publication number
JPS61101613A
JPS61101613A JP22228184A JP22228184A JPS61101613A JP S61101613 A JPS61101613 A JP S61101613A JP 22228184 A JP22228184 A JP 22228184A JP 22228184 A JP22228184 A JP 22228184A JP S61101613 A JPS61101613 A JP S61101613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
pipe
exhaust gas
muffler
expansion
Prior art date
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Pending
Application number
JP22228184A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Jinnohara
伸夫 陣野原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPS61101613A publication Critical patent/JPS61101613A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は主としてスクータ型自動二輪車等の小型車両に
用いられる2サイクルエンジンの排気消音装置に関する
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、この種の排気消音装置として、例えば実公昭54
−21640号公報に示されているように、エンジンの
排気管に、排気下流側に進むに従って管径が逐次拡径さ
れるとともに、その途中から管径が逐次縮径された形状
の排気膨張管、いわゆるエクスパンションチャンバーを
接続し、この排気膨張管を中空箱状の消音器本体内に導
入するとともに、その下流端開口部を消音器本体内の膨
張室に開口させたものが知られている。
ところが、この構成によると、排気脈動により新気の吸
入および充填効率は高まるものの、その反面、膨張室内
に高圧な排気とともに正負交互の脈動波が直接伝達され
るため、膨張室の周壁が共振して撮動音(シェル音)が
発生する等の問題があった。
そこで、この騒音防止手段として、特開昭58−412
15号公報に示されるように、排気膨張管の下流端開口
部を、膨張室内に連通ずるとともに、膨張室の内周壁と
の間に空間を存して支持された内側ケーシング内に開口
させることが考えられる。
しかしながら、上記排気膨張管は拡径部分の下流側に縮
径部分が同軸的に連なるため、本来的に全長が長く、し
たがって、この排気膨張管の下流にさらに内側ケーシン
グが連なると、その分全長が増大するので、これら両者
を収容する消音冊本 □体が一層大型化してしまう不具
合がある。
なお、この長さ対策として、排気膨張管の拡径部分およ
び縮径部分の長さを夫々短くすることも検討されたが、
一般にエンジン出力は排気膨張管の容積や長さに大きく
左右されるので、消音器本体の形状のみを優先すると、
エンジン性能に悪影響を及ぼす等の問題があり、有効な
解決策とはなり得なかった。
〔発明の目的] 本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
撮動音の低減は勿論のこと、エンジン出力の向上を図り
つつ装置全体のコンパクト化を実現できる2サイクルエ
ンジンの排気消音装置の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、中空箱状
をなした消音器本体内に排気膨張管を導入するに当り、
この排気膨張管は消音器本体内でその下流端開口部が排
気上流側を向くように反転させて設け、この排気膨張管
とその下流端に連なる内側ケーシングとを、上記膨張室
内において互いに上下に並設したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明す
る。
第4図はスクータ型自動二輪車を示し、そのシート1の
下方には強制空冷式の2サイクルエンジン2が設置され
ている。エンジン2の前面から導出された排気管3は、
クランクケース4の下方を通って後方に導かれており、
その下流端が後輪5の一側方に設置した排気消音器6に
接続されている。この排気消音器6について説明を加え
ると、7は中空箱状をなした消音器本体であり、この消
音器本体7は一対の外壁8a、 8aを厚さ方向に衝合
するとともに、これら外壁8a、 8aとその内側に設
けた内壁8b、 8bとの間に、例えばグラスウール等
の吸音材32を充填した二重構造をなしている。消音器
本体7内は仕切り壁9によって空室10と第1膨張空1
1とに前後二室に仕切られており、この第1膨張至11
はテールパイプ12を介して外方と連通されている。そ
して、このような消音器本体γ内には、上記排気管3の
下流端に連なる排気膨張管13が導入されている。本実
施例の排気膨張管13は、第2図に示したように断面円
弧状をなした一対の半割体14a 、 15aを衝合し
て構成したもので、その分割合わせ部13a 、 13
bが上下に位置されている。排気膨張管13は排気下流
側に進むに従って逐次管径りが拡径されており、この拡
径部16が消音器本体7の前端部下面から上記空室10
内に導入され、この空室10内において排気消音器7の
前面に沿って上方に導かれた後、上面に沿うように曲成
されて後方に導かれており、その最大径部分が仕切り壁
9の上部に開設した通孔17内を貫通されている。この
場合、排気膨張管13はその上下の分割合わせ部13a
 、 13bの三箇所を通孔17の内周面に溶接するこ
とにより、仕切り壁9に支持されており、この溶接部以
外の部分では通孔11の開口内面との間に僅かな隙間1
8が形成されている。また、排気膨張管13の拡径部1
6の下流端には、排気下流側に進むに従って管径りが逐
次縮径する縮径部19が一体に連設されている。この縮
径部19は第1膨張室11の上部に導入されているとと
もに、その先細り状をなした下流側が第1膨張室11の
後部において排気上流側に向って下向きに略し字状に反
転され、その下流端開口部20が仕切り壁9の下部と対
向されている。
なお、排気膨張管13の拡径部16から縮径部19への
移行部分の内面には、内壁31が被着されて二重管構造
をなしており、この内壁31と排気膨張管13との間に
は、上記と同様の吸音材32が充填されている。
仕切り壁9の下部には、中空円筒状をなした内側ケーシ
ング21が貫通支持されており、この内側ケーシング2
1の両端開口部は端板22a 、 22bによって閉鎖
されている。内側ケーシング21は第2図および第3図
に示したように、消音器本体7の内壁面との間に空間2
3を存して支持されており、その航半分が空室10内に
導入されているとともに、後半分が第1膨張苗11内に
位置されている。また、このような内側ケーシング21
は、上記排気膨張管13の屈曲に伴ってその拡径部16
および縮径部19によって囲まれた空間部分に位置され
ており、上記消音器本体1内において排気膨張管13の
拡径部16から縮径部19への移行部分の下方に並設さ
れている。
なお、上記空室10内には排気膨張管13および内側ケ
ーシング21の外周を覆うようにして吸音材32が密に
充填されている。
内側ケーシング21の内部は、仕切り壁24によって第
2膨張室25と第3膨張至26とに前後に仕切られてお
り、この第2膨張室25が上記端板22aおよび仕切り
壁24を貫通する排気導入管21を介して上記縮径部1
9の下流端開口部20と連通されているとともに、第2
膨張室25と第3膨張室2Gとは、仕切り壁24を貫通
する連通管28によって連通されている。また、第3膨
張室26は端板22aを貫通する他の連通管29を通じ
て第1膨張至11と連通され、この連通管29の第1膨
張室11内に導出された部分は二重管構造をなすととも
に、多数の小孔33・・・が開設されており、この外管
30と連通管29との間にも吸音材32が充填されてい
る。
上記、消音器本体7の外周面には複数の凹溝34・・・
が間隔を存して一体にプレス成形されており、消音器本
体7の剛性が高められている。この消音器本体7の車体
側方に面する一側面には、板金製のプロテクタ35が取
り付けられている。プロテクタ35には上記凹溝34・
・・に嵌入する凹所36・・・が一体にプレス成形され
ており、このプロテクタ35は消音器本体7の一側面に
重ね合わされている。プロテクタ35の四箇所に開設し
た取り付は孔37内には、 :第6図に示したようにリ
ング状の防振ゴム38が組込まれており、この防振ゴム
38内に消音器本体7の一側面に溶接したプロジェクシ
ョンナツト39が嵌合されている。そして、ナツト39
にはプロテクタ35の外側からビス40がねじ込まれて
おり、このねじ込みによりプロテクタ35と消音器本体
7とが防振ゴム38を介して締付は固定されている。ま
た、プロテクタ35と消音器本体7との間には、板状の
吸音材41が挟持されている。本実施例の吸音材41は
、第7図に示したように、例えばグラスウールをプロテ
クタ35の形状に沿わせて予め凹凸上に型成形したもの
で、上記装着状態では消音器本体7の一側面に押し付け
られて、ここからから発生する音を吸収するようになっ
ている。
次に、上記構成の作用について説明する。
エンジン2の排気口から排出された高温高圧な排気は、
排気管3を通じて排気膨張管13の拡径部16内に導か
れ、ここで膨張される。この際、排気圧力の負圧の反射
波がエンジン2の排気口側に跳ね返るので、排気口の開
口時にはこの排気口に負圧が作用し、燃焼室内への新気
の吸入効率が向上する。拡径部16を通過した排気は縮
径部19内に導かれるが、この際、排気は徐々に圧縮さ
れるので、掃気口が閉じた直後からは、この圧縮によっ
て生じた正圧の反射波が排気口に作用し、燃焼室内に吸
入された新気の流出が防止されるので、充填効率が向上
する。
一方、縮径部19に導かれた排気は、この下流側で流れ
方向が反転された後、排気導入管27を通じて第2膨張
室25内に流入するとともに、この第2膨張室25内で
再び流れ方向が反転された後1、第3膨張至26および
連通管29を通って第1膨張至11内に流入し、ここか
らテールバイブ12を経て外方に排出される。この際、
内側ケーシング21には圧力が大きいままの排気が導か
れるが、この内側ケーシング21は消音器本体7との間
に空間23を存して設置されているので、高圧な排気が
導入されても内側ケーシング21のみが独立して振動し
、消音器本体?側には振動が伝わり難くなる。特に本実
施例の場合、排気膨張管13も仕切り壁9の通孔17に
対し上下三箇所のみで支持され、それ以外の部分では通
孔17の内面との間に隙間18を形成しであるので、こ
の排気膨張管13の振動が仕切り壁9は勿論、ひいては
消音器本体7に伝わり難くなり、このため、上記内側ケ
ーシング21が独立して振動することと相まって、消音
器本体1の振動に伴う騒音を一層効率良く低減すること
ができる。
このような本発明の一実施例によれば、排気膨張管13
を、その下流端開口部20が排気上流側に向くように反
転させて設け、この下流端開口部20に連なる内側ケー
シング21を拡径部16および縮径部19の下側に並設
したので、消音器本体7内の限られたスペース内におい
て排気膨張管13の全長を充分に確保できるとともに、
排気膨張管13と内側ケーシング21とを集中してコン
パクトに配置できる。
したがって、排気脈動を有効に利用してエンジン出力の
向上を図れると同時に、消音器本体7の小型軽量化を実
現することができる。
なお、上述した実施例では、排気膨張管の下流側を下向
きに反転させたが、場合によっては上向きに反転させて
も良く、さらに、本発明に係る排気消音装置はスクータ
型自動二輪車用に特定されない。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、消音器本体が振動し難く
なり、騒音を効率良く低減することができ、しかも、消
音器本体の限られたスペース内で排気膨張管の全長を充
分に確保できるとともに、排気膨張管と内側ケーシング
とをコンパクトに配置することができ、したがって、排
気脈動を有効に利用してエンジン出力の向上を図れると
同時に、消音器本体の小型軽量化が可能となる等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は装置全体の断
面図、第2図は第1図中■−■線に沿う断面図、第3図
は第1図中■−■線に沿う断面図、第4図はスクータ型
自動二輪車の側面図、第5図は排気消音装置の側面図、
第6図は第5図中■−■線に沿う断面図、第7図は第5
図中■−■線に沿う断面図である。 2・・・2サイクルエンジン、1・・・消音器本体、1
1・・・膨張至、13・・・排気膨張管、20・・・下
流端開口部、21・・・内側ケーシング、23・・・空
間。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 排気下流側に進むに従って管径が逐次拡径するとともに
    、その途中から管径が逐次縮径する排気膨張管を、内部
    が膨張室をなした中空箱状の消音器本体内に導入し、こ
    の排気膨張管の下流端開口部を、上記膨張室内に連通す
    るとともにこの膨張室の内壁面との間に空間を存して支
    持された内側ケーシング内に開口させ、かつ上記排気膨
    張管は上記消音器本体内でその下流端開口部が排気上流
    側を向くように反転させて設け、この排気膨張管とその
    下流端に連なる内側ケーシングとを、上記膨張室内にお
    いて互いに上下に並設してなることを特徴とする2サイ
    クルエンジンの排気消音装置。
JP22228184A 1984-10-24 1984-10-24 2サイクルエンジンの排気消音装置 Pending JPS61101613A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22228184A JPS61101613A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 2サイクルエンジンの排気消音装置

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JP22228184A JPS61101613A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 2サイクルエンジンの排気消音装置

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Publication Number Publication Date
JPS61101613A true JPS61101613A (ja) 1986-05-20

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ID=16779908

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JP22228184A Pending JPS61101613A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 2サイクルエンジンの排気消音装置

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JP (1) JPS61101613A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363520U (ja) * 1986-10-14 1988-04-26

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363520U (ja) * 1986-10-14 1988-04-26

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