JPS61100471A - サ−マルプリンタの駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、サーマルヘッドが移動自在に取り付けられた
キャリッジをパルスモータにより記録紙の移動方向と直
交する方向に移動させながら記録を行うように構成され
たサーマルプリンタの駆動方法に関する。

（従来の技術） サーマルプリンタは、サーマルヘッドに設けられている
印字用発熱抵抗体を印字信号に従って、選択的に駆動し
、熱転写用インクリボンのインクを被記録体に転写させ
たり、感熱紙を発色させるように構成されたものであり
、低騒音であること、保守が簡単に行えること等から、
各種の分野で広く用いられている。

第２図はこのようなサーマルプリンタの一例を示す構成
図である。第２図において、１はプラテンで、該プラテ
ン１には加熱により発色する感熱記録紙２が図示しない
枢押えローラにより押接されている。尚、該感熱記録紙
２は、図示しないパルスモータにより例えば矢印へ方向
に送られる。

３はキャリッジであって、ガイドシャフト４に案内され
て記録紙２の移動方向Ａと直行する方向に往復移動する
ものであり、駆動プーリ５と従動プーリ６との間に春用
けられ且つキャリッジ３に両端が係止されたタイミング
ベルト等の駆動ベルト７を、前記駆動プーリ５を介して
パルスモータ８で往復移動させることにより、往復駆動
される。

尚、駆動ベルト７としてタイミングベルトを用いる場合
には、駆動プーリ５及び従動プーリ６としてタイミング
ベル１−の内側に刻設された歯形と合致する歯形が刻設
されたものを用いるようにする。

そして、キャリッジ３には、サーマルヘッド９が（頃動
自在に枢着されている。

第３１はこのようなサーマルプリンタにおける電気回路
の要部の一例を示すブロック図であり、第２図と同一部
吻には同一符号を付しである。第３図において、１０は
クロック発生回路であり、該クロック発生回路１０の出
力クロックＣＬはタイミング制御回路１１に加えられる
。該タイミング制御回路１１からは、モータ駆動回路１
２及びヘッド駆動回路１３にそれぞれ所定のモータ制御
　　。

パルスｐｍ及びヘッド制御パルスＰｈが加えられる。こ
れにより、モータ駆動回路１２はモータ制ｉ卸パルスｐ
ｍに従ってパルスモータ８を駆動回転させてキャリッジ
３を移動させ、ヘッド駆動回路１３はヘッドがＪ御パル
スｐｈ及び印字制御回路１４から力０えられる印字パル
スＰｐに従ってサーマルヘッド３の発熱抵抗体を選択的
に発熱駆動する。

尚、タイミング制御回路１１からはこれらモータ制御パ
ルスｐｍ及びヘッド制御パルスｐ　ｂの他にもサーマル
ヘッド３の傾動制御パルスや記録紙送りモータの制御パ
ルス等も出力されるが図示しない。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、従来、このようなサーマルプリンタを駆動す
るのにあたっては、第４図のタイムチャートに示すよう
に、パルスモータ８の制御パルスｐｍの１周期内に１回
の記録が行われるように、１個のヘッド制御パルスｐｈ
が出力されていた。

即ち、このような駆動方法における記録速度はパルスモ
ータ８に加えられる駆動パルスｐｍの周波数に支配され
ることになり、駆動パルスＰｍの周波数を高くすること
により記録の高速化が図れることになる。

しかし、一般に、パルスモータは駆動パルス周波数が高
くなるの従って大型になりコストも高くなることから、
記録速度の高速化はプリンタ全体としての大きさ及びコ
ストにより制約されることになる。

本発明は、これらの点に鑑みてなされたもので、その目
的は、サーマルヘッドが配置されたキャリッジを移動さ
せるパルスモータの駆動パルス周波数を高くすることな
く記録速度の高速化が図れるサーマルプリンタの駆動方
法を提供することにある。

（問題点を解決−するための手段） 前記した問題点を解決する本発明は、サーマルヘッドが
移動自在に取り付けられた一キャリッジをパルスモータ
により記録紙の移動方向と直交する方向に移動させなが
ら記録を行うように梠成されたサーマルプリンタにおい
て、前記キャリッジを移動させるパルスモータに加えら
れる駆動パルスの複数ｎ周期内に複数ｍ回（但しｎ＜ｍ
）の記録を行うようにしたことを特徴とするものである
。

（実施例） 以下、図面を参照し本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明に基づく駆動方法の一実施例を示すタイ
ムチャートである。第１図において、（ａ　）はモータ
制御パルスＰＩＩ！を示し、（１））はヘッド制御パル
スＰｈを示している。第１図に示すように、本実施例で
は、モータ制御パルスＰｍの１周期内に２個のヘッド制
御パルスＰｈを出力している。これにより、キャリッジ
３が１回移動する間に印字が２回行われることになる。

ここで、モータ制御パルスＰｍの周波数が従来の駆動方
法の周波数と等しいものとすると、本実施例によれば２
倍の高密度記録が行えることになる。これに対し、モー
タ制御パルスＰｍの周波数が従来の駆動方法の周波数の
１／２とすると、同一パルス数では従来の駆動方法によ
る記録長さの１／２に、２倍の高密度記録を行うことに
なる。

そこで、この場合には、例えばパルスモータ８と駆動プ
ーリ５とのギヤ比が２倍になるようにする。

これにより、従来の１７２の周波数のモータ制御パルス
ｐｍで従来と同様の記録速度が得られ、パルスモータ８
として、従来に比べて低速応答のものを用いることがで
き、プリンタ全体としての小型化が図れ、コストの低下
が図れる。

尚、上記実施例では、モータ制御パルスｐｍの１周期内
に２個のヘッド制御パルスｐｈを出力する例を示したが
、これに限るものではなく、モータ制御パルスｐｍの投
数ｎ周期内に複数ｍ個（但しｎ＜ｍ）のヘッド制御パル
スｐｈを出力してｎ周期内に１回の記録を行わせるよう
にしてもよい。

尚、望ましくは−、モータ制御パルスの１周期内に複数
のヘッド駆動パルスを出力するのが良い。又、上記実施
例では、感熱記録紙を発色−させるサーマルプリンタの
例について説明したが、熱転写プリンタについても同様
な効果が得られるものである。

〈発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、サーマルヘッド
が配置されたキャリッジを移動させるパルスモータの駆
動パルス周波数を高くすることなく記録速度の高速化が
図れ、サーマルプリンタ全体を小型化できると共にコス
トを下げることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づく駆動方法の一実施例を示すタイ
ムチャート、第２図はサーマルプリンタの一例を示す溝
成図、第３図は第２図のサーマルプリンタにおける電気
回路の要部の一例を示すブロック図、第４図は従来の駆
動方法の一例を示づタイムチャートである。 ゛　３・・・キャリッジ　　　８・・・パルスモータ９
・・・サーマルヘッド １ｏ・・・クロック発生回路 １１・・・タイミング制御回路 １２・・・モータ駆動回路　１３・・・ヘッド駆動回路
１４・・・印字制御回路 特許出願人　小西六写真工業株式会社 代　　理　　人　　弁理士　　井　　島　　藤　　治外
１名 々

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サーマルヘッドが移動自在に取り付けられたキャリッジ
   をパルスモータにより記録紙の移動方向と直交する方向
   に移動させながら記録を行うように構成されたサーマル
   プリンタにおいて、前記キャリッジを移動させるパルス
   モータに加えられる駆動パルスの複数ｎ周期内に複数ｍ
   回（但しｎ＜ｍ）の記録を行うようにしたことを特徴と
   するサーマルプリンタの駆動方法。