JPS61100266A - 水成泡消火薬剤 - Google Patents

水成泡消火薬剤

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JPS61100266A
JPS61100266A JP22127184A JP22127184A JPS61100266A JP S61100266 A JPS61100266 A JP S61100266A JP 22127184 A JP22127184 A JP 22127184A JP 22127184 A JP22127184 A JP 22127184A JP S61100266 A JPS61100266 A JP S61100266A
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extinguishing agent
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豊 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は泡消火薬剤配合用組成物に関し、また該配合用
組成物を一成分として成る耐液性、耐溶性、保水性等に
優れた水成泡消火薬剤、特に極性溶剤用水成泡消火薬剤
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、アルコール、ケトン、エステル、エーテル、ア
ミン等の極性溶剤の火災の場合、通常の石油類火災用消
火薬剤を用いて消火に当っても、泡は燃焼液面に接触す
ると直ちに消泡してしまい、消火することができない。
その為に極性溶剤用消火剤としてこれまでに、 1)蛋白質加水分解物に金属石鹸を加えたもの、2)合
゛成界面活性剤に金属石鹸を加えたもの、3)蛋白質加
水分解物にフッ素系界面活性剤を添加したもの(7ツ化
蛋白)、         (A)フッ素系界面活性剤
に水溶性高分子を加え、チキントロピー性液体にしたも
の等が開発されてきた。
〔発明が解決しようとする間私点〕
これら従来の極性溶剤火災用消火薬剤は、実用上程々の
欠陥を有している。例えば前述1) 、 2) 。
3)の場合、消火剤原液を水で希釈した後、2〜3分以
内に使用しないと水流中に沈澱を生じ、消火′  能力
は著しく低下する。さらに1) 、 2)の場合、泡の
耐液性が十分でなく、液面での泡の消滅速度が速い。そ
の為に、多量の泡を注入して燃焼液体を希釈しなければ
消火に至らしめることはできない。
例えば、メタノール火災の場合には、消火薬液によジメ
タツールが70〜80%程度まで希釈されて始めて、液
面上での泡の展開が可能となる。また1) 、 3)の
場合、消火剤原液の基剤として蛋白質加水分解物を使用
している為に変質し易く、備蓄タンク内に貯蔵し得る期
間が短いという欠点が有る。
これらの短所を克服する為に4)のフッ素系界面活性剤
を基盤とした水成膜泡消火剤に水溶性高分子物質(多糖
類等)を添加し、チキソトロピー性を付与したものが開
発されている。これは、極性溶剤に接触すると界面で脱
水され、泡の空気を含んだ水溶性高分子物質のグル状マ
ットを形成し、泡が溶剤と直接接触するのを防いで燃焼
液面を蔽い、冷却及び窒息によって消火に至らしめると
考えられている。この為にこの消火剤は、前記1)。
2) 、 3)の凰の消火剤に比べ、燃焼液面上での泡
の展開性が曳く、消火効果も改善されている。しかしな
がら、水溶性高分子のダル状マットにより泡を保護する
機構から推定されるように、アルコール類(インプロビ
ルアルコール。t−ブタノール等)や、プロピレンオキ
シドのように塀焼熱の大きい、あるいは揮発性の高い溶
剤類に対しての消火効果は低い。さらに、室温にて蒸気
圧が高く、又沸点が比較的低いアミン類の溶剤に対して
は、従来のフッ素系消火薬剤はほとんど耐液性を持たず
、このことは極性溶剤火災用消火薬剤として致命的な欠
陥となっていた。
また、これまでの消火剤は水溶性高分子物質を多量に含
む為、薬剤原液が非常に高粘度(1200cst以上)
であシ、しかも温度による粘度変化が太きいので、消火
設備(例えば混合器、配管等)に十分注意する必要がs
b、現行設備では実用上取扱いが困難である。また従来
のこの型の消火剤は、貯蔵中に液面およびタンク壁面に
薄層(スキン)を生成し、さらにタンク底に樹脂状の沈
澱を生じることがちシ、長期間の保存に耐えない。さら
にまたこの消火剤は、凍結温度が0℃前後と高く、凍結
、融解の可逆性がない為、低温での使用あるいは貯蔵に
際しては特別な配慮が必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記の問題点に留意して研究を重ねてき
た結果、カチオン性水溶性高分子(A)、多塩基酸(B
)、及びアニオン性親水基含有界面活性剤(D)から成
る消火薬剤が無極性溶剤のみならず極性溶剤に対しても
有効な消火性能を有する組成物であることを見い出し、
すでに出願済である。(特願昭58−95064号)。
その後さらに消火薬剤の性能に関して鋭意研究した結果
、上記(A) + (B) + CD)の組成の他に、
更に第四成分としてイオン価が2価以上の金属塩(C)
を配合することによって耐液性。
耐爆性が向上し、消火性能が著しく改善されることを見
い出し本発明を完成するに至った。
即ち本発明の目的は、消火薬剤原液の粘度が100cs
t (20℃)以下と低く、貯蔵中にスキンを形成した
シ変質することが無く長期間の保存が可能な、カチオン
性水溶性高分子(A)、多塩基酸(B)。
そしてイオン価が2価以上の金属塩(C)から成る消火
薬剤配合用組成物を提供することにあり、さらにまた該
配合組成物〔(A)+(B) +(C) )とアニオン
性親水基含有活性剤(尊を主成分として成る、無極性溶
剤はもとよ)、極性溶剤に対しても極めて安定な泡沫を
形成することができる、耐液性、耐爆性に優れた消火薬
剤を提供することにある。
本発明において、イオン価が2価以上の金属塩(C)を
−成分として添加することによって新たに発現する消火
性能上の具体的効果としては、■耐液性の向上、即ち極
性溶剤に接触した泡沫   !の、消泡するまでの寿命
が伸びること。この効果は、これまでにほとんど耐液性
を示さなかった沸点が比較的低い(150℃以下)アミ
ン系の溶剤に対して著しい。
■耐爆性の向上、即ち泡沫が焔に接触しても破壊されに
くく、寿命が伸びること。
■消火時間が短縮されること。
等が挙げられる。
本発明において使用されるカチオン性水溶性高分子物質
(A)は、主鎖あるいは側鎖に一級、二級。
三級のアミノ基、アンモニウム基、ピリジニウム基、又
は四級アンモニウム基の如きカチオン性基を含み、水へ
の溶解度が0.1重量−以上のポリアミン系高分子物質
である。該ポリアミン系水溶性高分子物質の重合度は水
への溶解性によシ規制されるが、重合度がオリゴマー領
域から重合度が致方以上、即ち分子量1000〜100
,000程度好ましくは4000〜100,000のも
のまで使用することができる。カチオン性水溶性高分子
物質(A)として本発明において特に有用な具体例とし
て、次の如きものが挙げられる。
A−1ポリエチレンイミン A−If  N−置換体ポリエチレンイミンN−置換基
として例えば−CnH2nヤ1、−CONHCnH2n
+1、−COCnH2n+1 ’iたは+an2cu2
0+nH(但し、nは1〜6の整数を表わす。)である
A−■ −(−CH2−CH→「 N(CH,)2 本発明に係る多塩基酸化合物(B)は、非界面活性の化
合物であり、芳香族基、脂肪族基、複素環等を含有する
二塩基酸、三塩基酸、四塩基酸、五塩基戚、六塩基酸等
およびそれらのアルカリ金属塩。
アンモニウム塩等を包含する。低分子化合物から側鎖に
カルゲキシル基等を有する高分子化合物まで、広汎な範
囲にわたる化合物を使用することができるが、高分子化
合物を使用する場合には、粘度の増大やカチオン性水溶
性高分子化合物との反応によシしばしば水不溶性のグル
状の沈澱を生じることかあるため、比較的低分子量の多
塩基酸化金物、特に炭素数3〜24、より好ましくは炭
素数4〜18の二塩基酸化合物を用いることが望ましい
。また多塩基酸化合物の酸基としては、カルボン酸基、
スルホン酸基、リン酸基等が包含される。斯かる多塩基
酸化合物(B)の具体的なものとして、以下のものが例
示される。
B −I  HOOC+CH2+nC0OH(nは2〜
12の整数)、  B−9HOOC−7ワ、 cooH
B−14HOOC−CH2−0−CH2−COOHB−
15HooC−CH2−0−C)I2CH2−0−CI
(2−COOH(mは2〜6の整数) φ C)I2COOH B−29Ho、StcH2)7−so3u  (7は2
〜6の整数)B−30HO3SOそCH,−+;080
3H(pは2〜6の整数)B −31HO5PO(−C
H2六OPO,H(qは2〜6の整数)及びこれらのア
ルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である。
本発明に係るイオン価が2以上の金属塩(C)としては
、UO2”の如き錯イオンも含むものである。    
゛、又、種々の金属塩の中で好ましいものは、周期律 
  1□表の第■族(Be l Mg * Ca T 
Zn + Sr l Cd l Bm。
U)もしくは第■族(B 、 AL 、 Sc 、 G
a 、 Y 、 In)の金属塩であシ、それらの中で
もマグネシウム塩が特に好ましい。
金属塩を構成する対アニオンとしては、無機。
2e   e   θ 有機の中から選ばれ、例えば5o41NO、czo4゜
HPO2e、 PO3θl0Hel St O’θ、C
t0. B、e 、 ■e 。
4        4              3
 BCo 2e、 CO2e、 HCOOe、 CHC
OO0,C2H3Coo 。
CHCOO0等が挙げられる。
上記のカチオン性水溶性−高分子(A)と多塩基酸化金
物(B)との混合重量割合は10:1〜1:3、好まし
くは5:1〜1:3であ)、且つ囚+(B)とイオン価
が2以上の金属塩(C)の混合重量割合は100:1〜
3ニア、よシ好ましくは80:1〜3:5である。
本発明において夕月されるアニオン性親水基含有界面活
性剤(9)は、カチオン性水溶性高分子物質と静電的相
互作用をなし得るものであって、この意味で該界面活性
剤はアニオン性親水基を少くとも一つ有することを必須
とする。アニオン性親水基として一〇〇OH、−8o、
H、−08O3H、−0PO(OH)2等の基が好まし
く、−8o、H基が特に好ましい。またアニオン性基の
対イオンとしてはアルカリ金属イオンのような無機もし
くはアンモニウムイオンのような有機のカチオンをもつ
ものでもよい。
該界面活性剤は親水基として同種のまたは異種のアニオ
ン性基を一つ以上含有するものでもよく、またアニオン
性親水基に加えてカチオン性親水基および非イオン性基
の一方または両方を含有する両性イオン型界面活性剤等
でもよいが、後者が特に好ましい。
該界面活性剤の疎水基は、炭素数6以上の脂肪族炭化水
素基、ジハイドロカルビルポリシpキサン鎖、炭素数3
〜20.よシ好ましくは6〜16のフッ素化脂肪族基等
である。また該界面活性剤は、これらの異なる疎□水基
を持づ多種類の化合物の混合したものでもよい。
本発明で特に有用なアニオン性親水基含有界面活性剤C
D)は具体的には次の如きものが挙げられる。
(D−1)含フッ素アミノ戚型両性界面活性剤一般式 〔但し、Rfは、炭素原子数3〜20のフッ素化脂肪族
基であシ、Yは、−8O□−または−CO−であシ、Q
 1 * U2は、有機の2価の連結基で、脂肪族炭化
水素基、蔽ドロキシ基によシ置換された脂肪族炭化水素
基、芳香族炭化水素基、置換芳香族炭化水素基、または
これらを組合せたものであり、好ましく R2は水素原
子または炭素数1〜3のアルキル基である。)であシ、
R1,R2は、水素原子または炭素原子数1〜12の脂
肪族炭化水素基もしくは親水性基によシ置換された脂肪
族炭化水素基、またはR1とR2が互に連結して隣接す
る窒素原子と共に環を形成するものであり、人は、陰イ
オン性の親ee    θ 水基であシ、例えば−coo 、−5o3.−oso。
−0PO(C)1()O” テロ !D、Mは、水素M
子、 フル力IJ 金属、アルカリ土類金属、アンモニ
ウム基、または有機の陽イオン性基である。〕 によって表わされる含フッ素アミノ酸壓両性界面活性剤
これらの具体的化合物としては以下のものが挙げられる
CH2CM2SU3Nm cH2CH(OH)CH2803Nm (D−2)含フツ素アミノスルホネート型界面活性剤一
般式 %式%(2) 〔式中、Rfは、炭素数3〜20のフッ素化脂肪族基ヲ
含tr基、z t’i、2価の連結基で、−8o2N(
馬〕−1−CON(R4)−5−(CI(2CH2)、
 802N(R,)−1(但し、R1は水素原子または
炭素数1〜12のアルキル基を、1は1〜10の整数を
表わす)、Qlは、−(CHt)1− (但し、jは1
〜6の整数な表わ炭素数2〜3のアルキル基を表わす)
、Rは、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基もしくは
ヒドロキシアルキル基、−Q2So、M%または−(C
H2)kCOOM (但し、kは1〜4の整数を表わす
)、Q2は、−(CH2)、−(但し、Iは1〜4の整
数を表わす)、 Mは、陽イオン性の原子もしくは原子団で、水素原子、
アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくは−N(H)!
!1(R4)n(但し、R4は炭素数1〜3のアルキル
基またはヒドロキシアルキル基を、m、nはO〜4の整
数でm + n = 4を満すものを表わす)、をそれ
ぞれ意味する〕 にて表わされる含フッ素アミノスルホネー)!界面活性
剤。
これらの具体的化合物として以下のものが挙げられる。
D −2−A C8F、、SO□NH(CH2)、N(
OH3XCH2)、5o3Natt  −b C8F、
SO□NH(CH2)、N(CH2α20H)(CH2
)、So、N轟I−cC6F1,5O2N(CH3)(
a(2)3N(C2H5)cH2CH(OR)cH2s
03に#  −d C,F15CONH(CH2)2N
(CI(3XCH2)3So、Na#  −f C8F
、、CI(20I(2802N)I(C)12)、N(
OH,XC)I2)、5o3Na#  −j C7F1
8(OCH2C)I2)2N(CI(3XCH2)、S
o3・N(C2H5)4N  −kC,F15CH2C
H2ScXI2000(CH2)2N(CH3XQ(2
)2SO3Na#  −L C,F、0C1i”(CF
、)CF20CF(CF、)CF2CONf((CH2
)3N(Cl(s)(cu2)ssosNa p  −mcF3CF2CF21:OCF’(CF5)
CF2:140CF(CF’3)CF2O(NH(CH
2)、N(CH,)(CH2)2So3K(D−3)含
フツ素アミノカルがキシレート型界面活性剤 一般式 で示される含フッ素アミノカル?キシレート屋界面活性
剤。
これら具体的化合物として以下のものが挙げられる。
(D−4)含フッ累トリアニオン型両性界面活性剤一般
式 で表わされる含フツ素トリアニオン型両性界面活性剤。
これらの具体的化合物として以下のものが挙げられる。
+         1        1     
   1        1        14  
                         
 1′崎        III         織
        々        職(ロー5)含フ
ッ素トリヵルデン酸壓両性界面活性剤一般式 で示される含フッ素トリカルゴン酸聾両性界面活性剤。
これらの具体的化合物として以下のものが挙げ一υh −..     職    職    、    、 
 腎゛口 +         1        1     
   1        1        1U) 1      −       職       職 
      職       職口 (D−6)含フツ素スルホベタイン型両性界面活性剤一
般式 〔式中Rfは、炭素数3〜20のフッ素化脂肪族基を含
む基であり、2は、スルホアミド基またはカルデアミド
基を含む2価の連結基であシ、Ql、Q2およびQ5は
、炭素数1〜12の2価の脂肪族基、ヒrロキシ基によ
シ置換された脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基また
はこれらを組合わせたものであシ、 Rは、水素原子、炭素数1〜12のハイドロカルビル基
、または−(CH2CH20) ll(、−(CH2C
H(CH3)O)iH(但し、lは1〜20の整数を表
わす。)であ)、 M、およびM2は、水素原子または無機もしくは有機の
カチオ/であシ、 Xは、無機または有機のアニオンである。〕で表わされ
る含フツ素スルホベタイン型両性界面活性剤。
+11          篭         職+
+1         職        織口 (D−7)含フツ素アミノサルフェート型界面活性剤一
般式 にて表わされる含フッ素アミノサルフェート聾界これら
の具体的化合物として以下のものが挙げA−7−c  
C,F15CON(CH3)(CH2)3N(CH3)
CH2CH20803NH4A−7−d  C,F、5
CONH(CH2)6N(CH2CM20SO3Na)
2A−7−h C2F、、+C0NH(CH2)2NH
(CH2CH20)40S03Naa−’y−t C3
F1.CCH2CH2502NH(CH2)3N(C)
(3)(CH2)40SO3Na(D s )含7ノ素
すルファトベタイン型界面活性剤一般式 にて表わされる含フッ素すルファトペメイン型界面活性
剤。
これらの具体的化合物として以下のものが挙げられる。
D−8−量  C3F、0CF(CF、)CF20CF
(CF3)CF2CONH(CH2)3N”     
       ’(p−9)含フツ素スルホベタイン型
界面活性剤j一般式 で示される含フツ素スルホベタイン型界面活性剤。
これらの具体的化合物として以下のものが挙げられる。
C2H3 cH2CHs 前述D−1〜D−9のM、Ml、M2.M3はそれぞれ
水素原子又は無機もしくは有機のカチオンを表わし、例
えばLi■、 Na■、 K” 、 Cae、 MgO
(N(H)s(R)t)■(但し、Rは炭素数1〜4の
アルキル基tfCはヒドロキシエチル基、Sおよびtは
0〜4の整数でs + t = 4を満たすものを表わ
す。)、P 、 cto4e 、 %so4CM3So
4C) 、 No3C)、 aH,code)またはリ
ン酸基等が好ましい。
(D−10)その他の界面活性剤 D−10−b  C7,H2,CONHCH2CH2N
(C)M2COONa)2D−10−f  C3F1,
802N(C3H,)CH2CH20S03N&D−1
0−g  C,F、5CON(C3H,)(CH2)3
So3Na本発明において、アニオン性親水基含有界面
活性剤りと、カチオン性水溶性高分子物質(A)、多塩
基酸ω)、そしてイオン価が2価以上の金属塩(C)か
ら成る配合用組成物との配合比の好ましい領域は、両成
分の組み合わせにより変化するが、一般に重量比で(2
):(A)+の)+(C)= 3 : l〜1:100
であジ、よシ好ましくは2:1〜1:50である。アニ
オン性親水基含有界面活性剤に対する該配合用組成物の
配合割合が低すぎると、アニオン性親水基含有界面活性
剤との間に形成される錯体が水不溶性となり起泡性が著
しく損われる。配合比が上記好適領域以上であっても、
起泡性、耐爆性、耐熱性、耐液性等の発現には著しい妨
げとはならないが、消火剤原液あるいは希釈液の粘度が
著しく増大し、商品価値を失うことになる。
本発明に係る消火薬剤は、原液、希釈液いずれの状態に
おいても溶解安定性に優れ、長期保存性に卓越している
、組成物の優れ次溶解性および低粘性から希釈倍率の高
い濃厚原液が容易に製造できる。原液の動粘度は、20
℃において100 cat以下におさめ・ることかでき
、実用上の取扱い性に優れている。また、カチオン性水
溶性高分子物質の添加が少量で済むことから性能を損う
ことなく消火剤原液の凝固点を一5℃以下にすることが
可能である特徴を有している。
本発明の消火剤において前記界面活性剤成分および水溶
性高分子に加えて必要によシ各種添加剤を加えることが
できる。添加剤として付加的泡安定剤、凝固点降下剤、
防錆剤、声調整剤等が挙げられる。付加的泡安定剤は、
主に発泡倍率を調節するために添加され、非イオン界面
活性剤、カチオン界面活性剤、ポリエチレング、リコー
ル、ポリビニルアルコール等がある。凝固点降下剤とし
てハ、エチレングリコール、クロピレングリコール、セ
ロソルブ類、カルピトール類、低級アルコールあるいは
尿素などがある。防錆剤、−調整剤は当   !該業界
周知の種々のものを使用し得る。
本発明の消火剤は公知の方法で、即ち空気、炭酸ガス、
窒素、シフ0ロジクロロメタンのような低沸点70ロカ
ーピン類または他の適当な不燃気体を吹き込むか混ぜる
ことによって適用できる。
また本発明の消火薬剤原液の粘度が比較的低いので、濃
厚原液を備蓄タンクに貯蔵し、使用時に通常の方法、例
えば消火装置ま7′cは泡ノズルに至る途中から水流中
に吸い込ませることにより希釈度を調節し、空気等の不
燃気体を吹き込むか混合することによって発泡させ、大
面の上方または表面下より泡を放射または送シ込む方法
にょシ適用することもできる。
またさらに、本発明の消火薬剤は起泡性、耐爆性、耐熱
性に優れていることから、濃厚原液もしくは低希釈度水
溶液を、燃焼油面に直接注入することによる、天ぷら油
またはサラダ油等の火災の窒息もしくは冷却消火に適し
ている。また本発明の消火薬剤は希釈溶解安定性にも優
れていることから、希釈液をスプレー缶に充填して、簡
易型家庭用初期消火剤としても使用することができる。
次に実施例によシ本発明をさらに詳しく説明する。以下
の実施例及び比較例中、優は全て重量裂を表わす。
界面活性剤(ハ)、カチオン性水溶性高分子(A)、多
塩基酸(B)、金属塩C)について、上記の割合で混合
攪拌し、微量の5N塩酸を加え声を7.5に調節した。
得られた消火剤(3%型原液)の性状を表−1に示す。
但し使用した力゛チオン性水溶性高分子の分子量は次の
通フである。
A −140,000〜100,000A −m   
 9,000〜10,000h−Y   10,000
−12,000A−V   11,000〜17,00
0A −M     5,000〜8.00OA−■ 
  7,000〜9.00O A−■   7,500〜9,500 表−1より、本発明の消火薬剤は凝固点は一10℃以下
と低く、動粘度も20℃で50 cst以下であり、流
動性に富んでいることが分かる。
実施例41〜64 前記実施例の消火薬剤について、下記の方法に基づいて
耐液性試験を行りた。
比較例として、前記実施例の各消火薬剤組成物から、本
発明を特徴づける物質である、イオン価が2以上の金属
塩を除去し、その分水を補充した組成のもの(組成番号
に度と付記した)、及びチキントロピー性水溶性高分子
物質配合型消火剤(フッ素系界面活性剤含有、市販品)
についても同様の試験を行った。結果を表−2に示す。
(耐液性試験方法) 消火薬剤原液を淡水又は海水にて希釈し、窒素圧7. 
Oklil/c1rt2にて水成膜泡消火剤試験用標準
発泡ノズルを通して泡立てた。発進後即座に泡を5 c
c採取し、極性溶剤50CC(20℃、100CCのビ
ーカー使用)にそっと積載し、積載直後から泡が完全に
消滅するまでの時間を測定した。
処施例65 燃焼面積1 m20B−5模型を使用し、消火実験と行
った。燃焼溶剤量は50!であり、予燃時間家5分とし
た。消火剤原液を消火用水にて希釈しpのち耐圧容器に
充填し、窒素圧7. Oky/−にて水成膜泡消火剤試
験用標準発泡ノズルを通して泡立て燃焼液面に泡を供給
した。吐出速度10 A!/nin。
会吐出時間を1分15秒とした。結果を表−3VC云す
(傘りペーパーシール性:泡放射終了後15分間トーチ
を用いて泡面に炎を近づけ着 火するか否かを観察する。
(中2)耐熱性 :泡放射終了15分後、泡面の中央部
に液面を1辺15cW1の正方形となるように露出させ
、点火し5分後の燃 焼面積を測定する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カチオン性水溶性高分子(A)、多塩基酸(B)及
    びイオン価が2以上の金属塩(C)を含有して成る消火
    薬剤配合用組成物。 2、カチオン性水溶性高分子(A)がポリエチレンイミ
    ンまたはその誘導体であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の消火薬剤配合用組成物。 3、多塩基酸(B)が、二塩基酸、三塩基酸、四塩基酸
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の消火薬剤配合用組成物。 4、イオン価が2以上の金属塩(C)が、周期律表の第
    II族もしくは第III族の金属塩であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項、第2項、または第3項記載の消
    火薬剤配合用組成物。 5、イオン価が2以上の金属塩が、マグネシウム塩であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、ま
    たは第3項記載の消火薬剤配合用組成物。 6、(A)、(B)各成分の重量割合が、10:1〜1
    :3であり、且つ(A)+(B)と(C)の重量割合が
    、100:1〜3:7であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、または第5項
    記載の消火薬剤配合用組成物。 7、アニオン性親水基含有界面活性剤(D)、カチオン
    性水溶性高分子(A)、多塩基酸(B)、イオン価が2
    以上の金属塩(C)とを含有して成る水成泡消火薬剤。 8、アニオン性親水基含有界面活性剤(D)が、アニオ
    ン性親水基として、−COO^■、−SO_3^■、−
    OSO_3^■、−OPO(OH)O^■またはこれら
    を組み合わせた基を含有した界面活性剤が、該界面活性
    剤にカチオン性親水基を同時に含有する両性界面活性剤
    である特許請求の範囲第7項記載の水成泡消火薬剤。 9、アニオン性親水基含有界面活性剤(D)が、疎水基
    として炭素数3〜20のフッ素化脂肪族基を有する含フ
    ッ素界面活性剤であることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項または第8項記載の水成泡消火薬剤。 10、カチオン性水溶性高分子(A)がポリエチレンイ
    ミンまたはその誘導体であることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項、第8項、または第9項記載の水成泡消火
    薬剤。 11、多塩基酸(B)が、二塩基酸、三塩基酸、四塩基
    酸であることを特徴とする特許請求の範囲第7項、第8
    項、第9項、または第10項記載の水成泡消火薬剤。 12、イオン価が2価以上の金属塩(C)が、周期律表
    の第II族もしくは第III族の金属塩であることを特徴と
    する特許請求の範囲第7項、第8項、第9項、第10項
    、または第11項記載の水成泡消火薬剤。 13、(D)と(A)+(B)+(C)の重量割合が、
    3:1〜1:100であることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項、第8項、第9項、第10項、第11項、ま
    たは第12項記載の水成泡消火薬剤。
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