JPS6099765A - 乳母車の開閉状態ロツク機構 - Google Patents

乳母車の開閉状態ロツク機構

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JPS6099765A
JPS6099765A JP58207729A JP20772983A JPS6099765A JP S6099765 A JPS6099765 A JP S6099765A JP 58207729 A JP58207729 A JP 58207729A JP 20772983 A JP20772983 A JP 20772983A JP S6099765 A JPS6099765 A JP S6099765A
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locking
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B7/00Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
    • B62B7/04Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
    • B62B7/06Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、折りたたみ式乳母車の開状態および閉状態
の双方をロックするための機構に関するものである。
先行技術の説明 折りたたみ式乳母車では、それが使用される状況に応じ
て、開状態とされたり開状態とされたり゛ する。たと
えば、乳幼児を乗せて走行する場合には、折りたたみ式
乳母車は開状態とされる。他方、乳幼児を乗せずに携行
する場合には、閉状態とされる。
乳母車の開状態を確実に維持することは、乳幼児を乗せ
たままでの走行を安定させ、かつ安全性を高める上で重
要なことである。また、開状態とされた乳母車が不所望
に開く場合は、閉状態での乳母車の携帯に対して支障を
きたすことになる。
したがって、このような折りたたみ式乳母車では、開状
態においても、開状態おいても、各状態を確実なものと
するために、適当なロック機構が必要となる。このロッ
ク機構は、乳母車の形式に応じてそれぞれ設計されるも
のであるが、この発明のロック機構が適用される折りた
たみ式乳母車は、次のような構成を少なくども含んでい
る。
ずなわも、1対の前脚と、1対の後脚と、1対の押棒と
、各後日と各押棒とを両端において回動自在に連結する
1対の連結棒とを備え°(いる。そして、各押棒とこれ
に対応の各連結棒とが直線状態にされて固定されたとぎ
に乳母車の同状態がロックされ、各押捺とこれに対応の
各連結棒とが屈曲状態にdれて固定され1=とさに乳母
車の開状態がロックされる。
このような折りたたみ式乳母車において、開状態および
閉状態がロックされるように構成りるとき、開状態から
開状態への動作の終端および開状態から閉状態への動作
の終端のそれぞれにおい−(、自動的【こロックがかか
るのが、操f′Filiの土で望ましい。他方、開状態
から閉状態にする場合およびIJl状態から開状態l\
する場合には、積極的に人間が操作した上でロック状類
が解除されることが、安全性の上で望ましい。
発明の目的 この発明の目的は、前述したような形式の折りたたみ式
乳母車において、1個の部材を兼用して同状態および閉
状態の双方をロックすることができる、簡単な構成のか
つ操作性および安全性の優れた、乳母車の開閉状態ロッ
ク機構を提供することである。
発明の概要 この発明は、前述したように、1対の前脚と、1対の後
脚と、1対の押棒と、各後脚と各押棒とを両端において
回動自在に連結する1対の連結棒とを備える折りたたみ
式乳母車に適用される。ここで、各連結棒の一方端には
、各後脚を回動自在に連結する第1の枢支点が位置され
る。各連結棒のほぼ中央部には、各押棒を回動自在に連
結する第2の枢支点が位置される。この第2の枢支点は
各押棒の下端部から所定の距離だ番プ上方に位置され、
そのため、各押棒と各連結棒とが直線状態にあるとき、
各押棒と各連結棒とは、前述の所定の距離分だけ重なり
合う状態となる。各押棒には、第2の枢支点より上方に
おいて、押棒の長さ方向にスライド可能なロック操作部
材がそれぞれ設()られる。これら各ロック操作部材は
ばねにより常に各押棒の下端部方向にスライドするよう
に付勢されている。各ロック操作部材の下端部には、押
棒側係合部がそれぞれ形成される。各連結棒には、ロッ
ク操作部材が下端位置にありかつ前記直線状態にあると
き、押棒側係合部と係合する同状態ロック用連結棒側係
合部がそれぞれ形成される。さらに、各連結棒には、も
う1つの係合部が形成される。すなわち、ロック操作部
材が下端位置にありかつ押棒と連結棒とか屈曲状態にあ
るとき、^・j記押棒側係合部と係合する閉状態ロック
用連結棒側係合部がそれぞれ各連結棒に形成される。1
′11棒側係合部と開状態ロック用連結棒側係合部およ
び開状態ロック用連結棒側係合部との少なくとも一方は
、この乳母車の開閉動作の過程において互いに近付くと
き、前記ばねの弾性に抗し゛C自動的に係合する状態へ
と導くための傾斜面をしって形成される。さらに、各ロ
ック操作部材の各連結棒と向い合う而には、係合爪が形
成される。他方、各連結棒の各ロック操作部材と内い合
う面には、開状態ロック解除用係合穴および同状態ロッ
ク解除用係合穴が形成される。開状態ロック解除用係合
穴は、前記開状態ロック用連結捧側係百部に対応して設
けられ、閉状態ロック解除用係合穴は、前記rJ1状態
ロック用連結棒側係合部に対応して設りられる。ロック
操作部材が舶記押棒上を前記ばねの弾性に抗して押棒の
上端部方向へスライドしたとき、前記係合爪は、開状態
ロック解除用係合穴または閉状態ロック解除用係合穴に
係合する。それによって、押棒側保合部の開状態ロック
用連結棒側係合部または開状態ロック用達結棒側係合部
との係合が外れた状態で、各ロック操作部材のスライド
が各連結棒に対して一時的に固定される。
発明の効果 この発明によれば、乳母車の開状態および開状態の双方
にd3いて、ロック操作部材の押棒側係合部が、連結棒
側に形成された2つの係合部のいずれかに係合して、開
状態および閉状態の各状態をロックすることができる。
たとえば、開状態においては、押棒側係合部が連結棒の
純状態ロック用連結棒側係合部に係合して、直線状態と
な、つた押棒と連結棒どが、その状態に維持され、しか
もばねにより、この保合を強制しているので、確実なロ
ック状態を得ることができる。また、開状態においては
、押棒側係合部が連結棒の閉状態ロック用連結棒側係合
部に係合して、屈曲状態となった押棒と連結棒とが、そ
の状態に維持され、ばねにより、確実なロック状態を得
ることができる。
また、これらのロック状態を解除したい場合には、ロッ
ク操作部材を上方へスライドさせればよい。これによっ
て、乳母車が開状態であれば、ロック操作部材の係合爪
が凹状態ロック解除用係合穴に係合しで、ロックが解除
された状態が一時的に維持されるのひ、ばねの弾性に抗
して操作者が力を加えてJ3<必要がない。使方、開状
態におけるロックを解除したい場合にも、ロック操作部
材を上方へスライドさせれば、係合爪が閉状態ロック解
除用係合穴に係合し″C,開状態でのロックが解除され
た状態が維持される。これらのことから、操作者は、乳
母車をm状態から開状態へ、または閉状態からm状態へ
とする操作に専念することができる。さらに、乳母車を
、開状態から同状態にする場合および開状態からm状態
にする場合、これらの過程において、押棒側係合部と連
結棒側係合部とが自動的に係合する状態へと、傾斜面に
よって導かれるので、わざわざロックをかけるための特
別な操作は必要としない。
実施例の説明 第1図は、この発明の一実施例が採用された乳母車の開
状態における斜視図である。第2図は、第1図の乳母車
のm状態における右側面図である。
この発明の一実施例としての乳母車の開閉状態ロック機
構は、第1図の開状態および第2図のm状態の双方をロ
ックするために取付けられている。
その取付場所は、第1図および第2図において、Aで示
されている。このようなロック機構を理解するためには
、まず乳母車の本体側の構成の理解が先決となるので、
以下には、まず乳母車の全体的な構成について説明する
この乳母車には、1対の前脚1と、1対の後脚2と、1
対の押棒3と、1対の連結棒4とを備えている。1対の
連結棒4は、各後脚2と各押棒3とを両端において回動
自在に連#t5するもの°′Cある。
図示された乳母車のさらに他の構成について説明すると
、1対の前脚1間には、折り曲げ可能な前脚連結部材5
が、その両端において各前脚1に対して回動可能に連結
される。また、1対の後脚2間には、折り曲げ可能な後
脚連結部材6が、その両端において各後脚2に対して回
動可能に連結される。後m2は、その上端部において、
前脚1に対して回動可能に連結される。前n1の上端部
には、手摺7の前方端が回動可能に連結され、手摺7の
後方端は、押棒3に回動可能に連結される。
1対の手摺7間には、折り曲げ可能な胴ガード8が、そ
の両端において各手摺7に対して回動可能に連結される
。1対の押棒3の上端間には、折り曲げ可能な握り部9
が、その両端において各押棒3に対して回動可能に連結
される。前脚1には、前後方向連結部材10の前方端が
回動可能に連結され、前後方向連結部材10の後方端は
、連結棒4に対して回動可能に連結される。1対の前後
方向連結部材10間には、折り曲げ可能な座部支え部材
11が、その両端において各前後方向連結部材10に回
動可能に連結される。前脚連結部材5と前後方向連結部
材10との間には、連動ロッド12が連結され、折りた
たみ動作において、前後方向連結部材10の動きと前脚
連結部材5の折り曲げとが連動するように構成される。
また、後脚連結部材6と座部支λ部材11との間には、
連動ロッド13が連結され、これによって、折りたたみ
動作において、後脚連結部材6の折り曲げと座部支え部
材11の折り曲げとが運動するように構成される。
なお、図示されないが、この乳母車の座席の座部は、1
対の前後方向連結部材10の間に形成され、座部支え部
材1°1によって支えられる。座席の背もたれ部は、背
もたれ保持部材14によって保持される。
このような折りた1〔み式乳母車において、開状態から
閉状態にされるときには、前脚連結部材5、後脚連結部
材6、胴ガード8、握り部9、および座部支え部材°1
1などの折り曲1を伴な(1、ツし母型の幅方向の寸法
が縮められるととらし=、第2図に示されるように、前
vJJ1、後ルψ2おJ:び押棒3などがほぼ平行な状
態に並ぶ。このような1斤りたIこみ動作において、A
部分の動きtこ注目すれIL工、まず開状態においては
、各押棒3と各連結n4とが直線状に整列している。そ
して、m状態にお(Xでは、この直線状態は崩れ、各押
棒3と各連結棒4どは、屈曲状態となり、たとえl工X
1字Lr< tこ配置された状態となつ−(いる。
占い換えれIJ、乳母車の開状態力\らm状態へされる
ときには、少なくとも、押1左3と連結il仝4との直
線状態か崩されイ)必要がd)る。ざら【こ言0換えれ
ば、このような押棒3と連結棒4との直線状態が維持さ
れる限り、乳母車【、L閉状態へとて51テし得ないこ
とになる。また、逆4こ閉1/e ’i’a hXらm
状態へされるときには、少なくと:し、屈曲i大皿1こ
ある押棒3ど連結棒4との配置が崩される・鯵要がある
したがって、開状態においては、このような押棒3ど連
結棒4との屈曲状態が維持される限り、乳母車は開状態
へと移行し得ないことになる。
このような原理に基づいて、この発明の実施例では、乳
母車の開状態において、押棒3と連結棒4との直線状態
に対してロックがかかり、他方、乳母車の閉状態におい
ては、押棒3と連結?i4との屈曲状態に対しノでロッ
クがかかるように構成されたロック機構が提供される。
以下、このロック機構の詳細につい−C1第3図ないし
第12図を参照して説明する。
第1図および第2図に示す押棒3や連結棒4の姿勢から
明らかなように、それらは乳母車の開閉動作に応じて変
化している。しかしながら、ここで説明するロックm構
は、押棒3と連結棒4との相対的な位置関係が問題とな
るものであり、このような相対的な位置関係を明確に把
握できるようにするため、第3図等の図面においては、
押棒3の姿勢を垂直方向に延びるように固定し、このよ
うな押棒3どの関連で連結棒4が図示されている。
第3図は、押棒3と連結棒4との連結状態を示1外観図
であり、乳Bl巾の開状態に対応している。
311結棒4の下端には、後置2を回動自在に連結する
第1の枢支点となる第1の枢支ビン15が位置される。
連結棒4のほぼ中央部には、押棒3を回動自在に連結す
る第2の枢支点となる第2の枢支ビン16が位置される
第4因には、連結棒4のみが縦断面図で示され、第5図
には、第4図の線v−■に沿う断面図が示されている。
これらの図面から明らかなように、連結棒4は、スペー
サ17によって互いに間隔があけられた2枚の平行なプ
レー1−18を備える。
したがって、第33図に示される押rJ3は、これら2
枚のプレート18間に配置される。各プレート18は、
互いに対称的な形状とされている。そのため、第3図に
現われたプレート18と第4図に現われたプレート18
とがあるが、第・1図に示したプレート18上に現われ
た形状は、ら)一方のプレート18にも付されている。
連結棒4のプレート18の内側面には、他の部分に比べ
て高く形成された段部19が設けられ、この段部19に
よって、開状態ロック用連結棒側係合部20と、開状態
ロック用連結棒側係合部21とが形成される。また、前
述のスペーサ17と一体的に、連結棒側補助係合部22
が形成される。
また、連結棒4には、U字状の切込23.24によって
囲まれた2個の舌片25.26が形成される。舌片25
,26は、舌片25について第5図に示されるように、
他の部分に比べて自熱とされる。各舌片25.26上に
は、それぞれ、開状態ロック解除用係合穴27および開
状態ロック解除用係合穴28が設けられる。
第6図には、押棒3の下端部が示されている。
押棒3の下端部には、ロック操作部材29および補助ロ
ック部材30が、共に押棒3の長さ方向にスライド可能
に設けられる。ロック操作部材29と補助ロック部材3
0とは、連結板31によって連結され、共に同じ方向の
動作をするように構成される。
第7図には、ロック操作部材′29および補助ロック部
材30と押II3との関連がわかるように、押棒3の一
部および補助ロック部材30が断面図で示されている。
補助ロック部材30には、押棒3を艮通するカイトビン
32が取付番プられ、このガイドビン32は、押棒3の
長さ方向に延びて押棒3に設【プられるガイド長穴33
内に受入れられる。したがって、補助ロック部材30は
、ガイドピン32がガイド長穴33内においで移動゛C
きる範囲だ【プ、押棒3上をスライドすることができる
この補助ロック部材30のスライド範囲は、そのまま、
ロック操作部材29のスライド範囲となる。
押棒3は、たとえはパイプから構成され、その内部に、
たとえばコイル状の圧縮ばね34が収納される。圧縮は
ね34は、その各端部において、第2の枢支ビン16と
刀イドビン32とに当接し、補助ロック部(A30ひい
てはロック操作部材29を、常に押棒3の下端部方向に
スライドするように付勢する。
ロック操作部材29の下端部には、前述した開状態ロッ
ク用連結棒側係合部20および閉状態口ツク用連結捧側
係合部21と係合の対をなす押棒側係合部35が、1対
の傾斜面36.37間に挾まれた状態で形成される。補
助ロック部材30の下端部には、前述した連結棒側補助
係合部22と係合の対をなす押棒側補助係合部38が、
傾斜されたガイド部39に続いて形成される。
さらに、ロック操作部材29の、連結n4と向い合う面
には、すなわち、第6図および第7図における正面方向
it9よび背面方向には、係合爪40が形成される。こ
の係合爪40は、前述した連結棒4に設けられた開状態
ロック解除用係合穴27または閉状態ロック解除用係合
穴28に係合するものである。なお、ロック操作部材2
9には、操作部41が突出して設けられ、これは、第3
図に示すように、押棒3の下端部が連結棒4内に受入れ
た状態にあるときにも、連結棒4から突出し、外からの
操作を容易にする。
次に、以上述べた押棒3 、>%、−D棒4、ロック操
作部材29および補助ロック部材30によって得られる
ロック機構の操作方法および動作について説明する。
第3図、第6図a3よび第7図は、乳母車の開状態でロ
ックされた状態を示している。ロック操作部材29およ
び補助ロック部材30は、圧縮ばね34によって下方へ
スライドされた状態となっており、押棒側係合部35お
よび押棒側補助保合部゛38は、それぞれ、開状態ロッ
ク用連結棒側係合部20および連結棒側補助係合部22
に係合している。したがって、押棒3と連結棒4とは、
第2の枢支ピン1Gを中心に、いずれの方向にも相対的
に回動し得ない状態となっている。すなわち、押棒3と
連結棒4とが直線状態でロックされている。
上述のロックを解除すれば、乳母車は開状態から閉状態
へ移行することができる。このようなロックの解除を行
なうために、第6図に矢印42で示ず方向に、たとえば
操作部41に指をかけて、ロック操作部材29が、圧縮
はね34の弾性に抗して引上けられる。この引上げに応
じて、第8図および第9図に示すように、係合爪40が
、開状態ロック解除用係合穴27に係合し、それによっ
て、圧縮ばね34の作用にもかかわらず、ロック操作部
029および補助ロック部材30は、その状態で一時的
に維持される。係合爪40が開状態ロック解除用係合穴
27に係合すれば、ロック操作部材29の押棒側係合部
35は、開状態ロック用3!!結棒側係合部20から係
合が外れた状態になるとともに、補助ロック部材30の
押棒側補助係合部38は、連結棒側補助係合部22から
係合が外れた状態となっている。したがって、連結棒4
は、押棒3に対して、第2の枢支ピン16を中心に時計
方向に相対的に回動し得る状態となる。この回動は、前
述したような乳母車の開状態から閉状態への移行過程に
おける押11i 3と連結棒4との相対的な動きを許容
することになる。
第10図には、連結棒4が第2の枢支ピン16を中心に
時計方向向相対的に回動し、乳母車が開状態から閉状態
になる途中の状態が示される。第8図および第9図に示
す状態から第10図の状態になる途中で、係合爪40は
開状態ロック解除用係合穴27から脱出する。このよう
な脱出を終えたなら、直ちに、ロック操作部材29およ
び補助ロック部材30は、圧縮ばねゴ4の作用で、押棒
3の下端部方向へ変位される。
第10図の状態からさらに進んで、乳母車の開状態への
移行の終端にいよいよ近付こうとするとき、開状態ロッ
ク用連結棒側係合部21が、ロック操作部材29の傾斜
面37と接触し合う状態が得られる。この接触し合う状
態で、開状態ロック用連結棒側係合部21と傾斜面37
とは互0【こ滑り合いながら、ロック操作部材29およ
び補助ロック部材30は、圧縮ばね34の弾性に抗して
押棒3上でスライドされる。そして、閉状態ロック用連
粘棒側係台部21が傾斜面37の終端に達したとき、ロ
ック操作部材29および補助ロック部材30は、圧縮は
ね34の作用により、直ちに下方へスライドし、押棒側
保合部35が開状態ロック用連結棒側係合部21に係合
する状態が4謬られる。この状態が、第11図および第
12図に示されていて、乳母車の開状態がロックされた
状態である。
第1 ’1図および第12図に示す状態では、押棒3と
連結棒4とは、第2の枢支ビン16を中心に、いずれの
方向にも相対的に回動しI!ない状態となっている。′
!l−なわら、押棒3と連結棒4とが屈曲状態でロック
され−(いる。
乳母車を、閉状態から開状態へ移行させるには、再び、
上述のロックを解除することになる。このようなロック
の解除を行なうために、前述した開状態におけるロック
#除ど同経に、たとえば操作部41に指を掛番プで、ロ
ック操作部材29および補助[コック部材30が、圧縮
ばね34の弾性に抗して引上げられる。これに応じて、
図示しないが、係合爪40が、r4]状態ロック解除解
除用穴28に係合し、それによって、圧縮ばね34の作
用にもかかわらづ”、ロック操作部材29および補助ロ
ック部材30は、その状態で一時的に維持される。
このどき、押棒側係合部35は、開状態ロック用連結棒
側係合部21がら係合が外れた状態となっている。した
がって、連結棒4は、押棒3に対して、第2の枢支ビン
16を中心に反時計方向に相対的に回動し得る状態とな
る。この回動は、前述したような乳母車の開状態から開
状態への移行過程における押棒3と連結棒4との相対的
な動きを許容することになる。
上述の連結棒4の反時計方向の回動に応じて、再び第1
0図に示1ような状態が得られ、さらに進めば、ロック
操作部材29の傾斜面36が、連結棒4の開状態ロック
用連結棒側係合部20と接触し合うとともに、補助ロッ
ク部材30のガイド部39が、連結棒4側の連結棒側補
助保合部22と接触し合う状態が得られる。この接触し
合う状態ぐ、ロック操作部材29および補助ロック部材
30は、圧縮ばね34の弾性に抗し−C1C18上でス
ライドされる。そし℃、開状態ロック用連結棒側保合部
20が傾斜面36の終端に達し、かつ、連結棒側補助係
合部22がガイド部39の終端に達したとき、ロック操
作部029および補助ロック部材30は、圧縮はね34
の作用により、共に直ちに下方へスライドし、それによ
って、押棒側係合部35が開状態ロック用連結棒側係合
部20ど係合し、かつ、押棒側補助係合部38が連結棒
側補助係合部22と係合する状態が得られる。すなわち
、乳母車の閉状態から同状態への過程の終端においても
、自動釣にロック状態が得られる。
以上、この発明を、図示された実施例に関連して説明し
たが、他の変形例も可能である。
たとえば、図示の実施例では、ロック操作部材29に対
して連結板31を介して連結された補助ロック部材30
とこれに対応する連結棒側補助係合部22が設けられた
が、これらは、あくまでも補助的なものであって、たと
え開状態においても、ロック操作部材29の押棒側係合
部35と連結棒4の開状態ロック用連結棒側係台部20
とかあれば、十分なロック状態が骨られる。したがって
、補助ロック部材30おJ:び連結棒側補助係合部22
がなくても、1分に機能させることができる。
また、連結棹4は、2枚のプレー1〜18によって構成
されたが、単なる1枚のプレートによって構成されても
よい。
また、押棒側係合部35に関連して、自動釣な係合を可
能とするための傾斜面36.37が設けられたが、逆に
、このような傾斜面は、同状態ロック用連結棒側係合部
20および開状態ロック用連結棒側係合部21側に設け
られ−Cもよく、さらに、これら両方に設りられてしよ
い。
また、図示し1、:実施例では、開状態ロック解除解除
用穴27おJ:びff状態[]ツク解除用係係合穴8が
、それぞれ、肉薄の舌片25.26上に位置された。こ
のようにづれば、各係合穴27.28への係合爪40の
係合が円滑に行なわれるが、このような利点を望まない
ならば、係合穴に対してこのような配慮を払う必要はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の〜実施例が採用される乳母車の開
状態における斜視図である。第2図は、第1図の乳母車
の閉状態にお(プる右側面図である。 第3図は、第1図のΔ部分を示し、押棒3と連結棒4と
の連結部分が示され、乳母車の開状態に対応している。 第4図は、第3図の連結棒4の縦断面図である。第5図
は、第4図の線v−■に沿う連結棒4の断面図である。 第6図は、押棒3の下端部を示す。第7図は、押棒3の
下端部を一部断面で示す。第8図は、乳母車の開状態に
お【プるロック解除状態を示す。第9図は、第8図の状
態を一部断面で示す。第10図は、乳母車の開状態と閉
状態との途中の状態を示す。第11図は、乳母車の閉状
態におけるロック状態を示す。第12図は、第11図の
状態を一部断面で示す。 図におかて、1は前脚、2は後脚、3は押棒、4は連結
棒、15は第1の枢支点(第1の枢支ビン)、16は第
2の枢支点(第2の枢支ビン〉、り0は開状態ロック用
連結棒側係合部、21は開状態ロック用連結棒側係台部
、22は連結棒側補助係合部、23.24は切込、25
.’26は舌片、27は開状態ロック解除用係合穴、2
8は閉状態ロック解除用保合穴、29はロック操作部材
、30は補助ロック部材、31は連結板、34はばね(
圧縮ばね)、35は押棒側係合部、36.3−1は傾斜
面、38は押棒側補助係合部、40は係合爪である。 特許出願人 葛西株式会社 1肖f、。 ′・ ゛パ看 代 理 人 弁理士 深 児 久 部 −−、;、:l
:r(ほか2名) 1f 心7図 心lO図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 1対の前脚と、1対の後脚と、1対の押捺と、
    各後岬ど各押棒とを両端において回動自在に連結する1
    対の連結棒とを備える折りたたみ式乳母車の開および閉
    状態をロックするための機構であって、前記各押棒とこ
    れに対応の前記各連結棒とが直線状態にあるときにこの
    直線状態を固定して乳母車の開状態をロックし、かつ前
    記各押捺とこれに対応の前記各連結棒とが屈曲状態にあ
    るときにこの屈曲状態を固定して乳母車の閉状態をロッ
    クするための、乳母車の開閉状態ロック機構において、 前記各連結棒の一方端には、前記各後脚を回動自在に連
    結する第1の枢支点が位置され、前記各連結棒のほぼ中
    央部には、前記各押棒を回動自在に連結する第2の枢支
    点が位置され、当該第2の枢支点は各押捺の下端部から
    所定の距離だけ上方に位置され、そのため、前記直線状
    態において、前記各押棒と前記連結棒とは、前記所定の
    距離分だけ重なり合う状態となり、 前記各押棒には、前記第2の枢支点より上方において、
    押棒の長さ方向にスライド可能にロック操作部材がそれ
    ぞれ設けられ、これら各ロック操作部材はばねにより常
    に各押棒の下端部方向にスライドするように付勢されて
    おり、各ロック操作部材の下端部には押棒側係合部がそ
    れぞれ形成され、 前記各連結棒には、前記ロック操作部材が下端位置にあ
    りかつ前記直線状態にあるとき、前記押棒側係合部と係
    合する同状態ロック用連結棒側係合部がそれぞれ形成さ
    れるとともに、前記ロック操作部材が下端位置にありか
    つ前記屈曲状態にあるとき、前記押棒側係合部と係合す
    る開状態ロック用連結棒側係合部がそれぞれ形成され、
    前記押棒側係合部と前記開状態ロック用連結棒側係合部
    および閉状態ロック用連結棒側係合部との少なくとも一
    方は、当該乳母車の開閉動作の過程において互いに近付
    くとき、前記ばねの弾性に抗して自動的に係合する状態
    へと導くための傾斜面をもって形成され、 前記各ロック操作部材の前記各連結棒と向い合う面には
    、係合爪が形成され、 前記各連結棒の前記各ロック操作部材ど向う合う面には
    、前記開状態ロック用連結棒謂係合部に対応して開状態
    ロック解除用係合穴が形成され、かつ、前記閉状態ロッ
    ク用連結棒側係合部に対応して開状態ロック解除用保合
    穴が形成され、それによって、前記ロック操作部材が前
    記押棒上を前記ばねの弾性に抗して押棒の上端部方面へ
    スライドしたとき、前記係合爪が前記開状態ロック解除
    用保合穴または閉状態ロック解除用係合穴に係合し、前
    記押棒側係合部の前記開状態ロック用連結棒側係合部ま
    たは閉状態ロック用連結棒側係合部との係合が外れた状
    態で、前記各ロック操作部材のスライドが前記各連結棒
    に対して一時的に固定されることを特徴とする、乳母車
    の開閉状態ロック機構。
  2. (2) 前記連結棒は、前記押棒を挾むように配置され
    た2枚のプレートを備える、特許請求の範囲第1項記載
    の乳母車の開閉状態ロック機構。
  3. (3) 前記係合穴は、前記連結棒の一部に形成された
    肉薄の舌片上に形成される、特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の乳母車の開閉状態ロック機構。
  4. (4) 前記各押棒の下端部には、前記ロック操作部材
    と連結され当該ロック操作部材どともに押捺の長ざ方向
    にスライド可能に補助ロック部材がそれぞれ設番ノられ
    、各補助ロック部材の下端部には押棒側補助係合部が形
    成され、 前記各連結棒には、前記補助ロック部材が下端位置にあ
    りかつ前記直線状態にあるとき、前記押棒側補助係合部
    と係合する連結棒側補助係合部がそれぞれ形成される、
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいづれかに記載の
    乳母車の開閉状態ロックm栴。
JP58207729A 1983-07-15 1983-11-04 乳母車の開閉状態ロツク機構 Granted JPS6099765A (ja)

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JP58207729A JPS6099765A (ja) 1983-11-04 1983-11-04 乳母車の開閉状態ロツク機構
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GB08417534A GB2144684B (en) 1983-07-15 1984-07-10 Locking mechanism for baby carriage
IT8421894A IT1213189B (it) 1983-07-15 1984-07-13 Meccanismo per bloccare un passeggino da neonato nella condizione di apertura.
AU34752/84A AU567467B2 (en) 1983-11-04 1984-10-26 Foldable baby carriage
KR1019840006725A KR850004058A (ko) 1983-11-04 1984-10-29 유모차의 개방상태 록킹기구
US06/820,949 US4645229A (en) 1983-07-15 1986-01-21 Mechanism for locking opened state of baby carriage
GB08619968A GB2179897B (en) 1983-07-15 1986-08-15 Locking mechanism for folding baby carriage
AU75925/87A AU580216B2 (en) 1983-11-04 1987-07-20 Mechanism for locking opened state of baby carriages

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JPS642543B2 JPS642543B2 (ja) 1989-01-17

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AU567467B2 (en) 1987-11-19
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AU580216B2 (en) 1989-01-05
AU3475284A (en) 1985-05-09
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