JPS6099370A

JPS6099370A - 籾摺装置の未熟粒除去装置

Info

Publication number: JPS6099370A
Application number: JP20632783A
Authority: JP
Inventors: 惣一山本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-11-02
Filing date: 1983-11-02
Publication date: 1985-06-03
Also published as: JPH035232B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、籾摺装置に計量７袋詰装置を取付けることが
できるように、未熟米の除去が完全にできるようにし、
かつ、簡単に未熟米の除去割合が調節できるようにした
ものである。

従来公知の＊Ｍ摺装置には、計量袋詰装置は取１」けら
れていない。その理由は、従来の籾摺装置面では未熟米
の除去ができないからで、そのため、従来は別途ライス
グレーダ−と呼ばれる米選機を籾摺装置に取付け、その
米選機の排出側に計量袋詰装置を取付けていた。

しかしながら、籾摺装置の姪動式選別装置に特殊な工夫
を加えると、籾摺装置で未熟米の除去が口ｆ能となるの
で、籾摺装置に計量袋詰装置を取イリけることができる
ようになる。

この場合、未熟米除去網の目幅を品種、品質によって変
化させると一層利用範囲が広くなるそこで本発明は、前
記未熟米除去網の交換を容易にするため、前後方向に水
Ｙ揺動じ、略四角形状であり、前壁、後壁、右壁、左壁
で囲まれており、左壁の前側はＭ）欠いて玄米取出ｌコ
を形成し、石壁の後側は切欠いて籾米取出口を形成した
選別板の玄米取出口の外側に、選別板と一体構造の前後
方向に流れる玄米１Ｑ樋を設け、該玄米流樋の樋底に未
熟米除去部材を設け、該未熟米除去部材により未熟粒を
選別するように形成したものにおいて、該未熟米除去部
材は下網の−Ｌ部に平行に未熟米除去網を配し、その間
にゴムポールを収納したカセットとし、該カセットは目
幅の異なるものを数種類用意して着脱交換自在に形成し
たことを特徴とする籾摺装置の未熟粒除去装置としたも
のである。

実施例図により説明すると、ｌは籾米用昇降機で、内部
にはパケットコンベア２が取付けられているａＨＶＪ　
４’１１のＦ部には籾米張込用ホッパー３が設けられ、
上部の排出口４の外側にはｐ）；留タンク５が取付けら
れ、貯留タンク５の落下口６は籾摺部７の流入筒８に接
続されている。９は開閉５（、ｌｏは繰込ロール、１１
は調節ネジ、１２は調節弁、１３は案内板である。

籾摺部７内には肩めにドの関係に固定籾摺ロール１４と
移動籾摺ロール１５が設けられている。案内板１３の先
端には軟質の５１１片１６が取４＝１けられ、ゴム片１
６の先端は移動籾摺ロール１５の」二面に弾力的に接触
している。１７は供給部、１８は杉１山部となる。

籾摺部７は比較的肉ｊソの大なる堅牢部材で形成されて
いる。１９は籾摺部７を載置するための台枠であり、実
施例では籾摺部７と台枠１９は別部材に図示されている
が、同一部材とすることもある。

籾摺部７の側部には風選部２０が設けられる。風選部２
０は籾摺部７と異なり、薄い材料で形成されているから
、籾摺部７とは別個に形成され、テーブル状の台板２１
１１に載置される。

風選部２０の内部には渦巻状の風胴２２が形成され、風
胴２２の終端部には受＃Ａ２３が設けられ、風選部２０
の側部に取付けた吸引ファン２４の風１Ｖ２５の軸２６
が受樋２３の中心に横架される。軸２６には偏心輪２７
が取付けられ、偏心輪２７にロッド２８の基部が固着さ
れ、ロッド２８は受樋２３に形成された孔２９より突出
してその先端に拡散１置３０を取伺ける。

前記風胴２２の吸引風路３１は移動籾摺ロール１５の下
方を通り、拡散装置３０の下方を通って風胴２２に接続
される。合板２１は厚い材料で形成され、移動籾摺ロー
ル１５のｔ゛方部分と風選部２０のド方部分に大きな窓
３２を聞け、固定籾摺ロール１４と移動籾摺ロール１５
による飛散粒及び拡Ｒ’ｌ装置３０からの落下物が窓３
２を通って落下するように形成する。

３３は揺動式選別装置であり、数段の選別板３４を重合
させた形状で、その平面形状は第６図に）Ｉ′Ｘしたご
とくであり、前後方向に揺動し、略四角形状で前壁３５
、後壁３６、右壁３７゜左壁３８で囲まれており、左壁
３８の前側は切欠いて玄米取出口３９を形成し、右壁３
７の後側は切欠いて籾米取出口４０を形成し、選別板３
４の後壁３６よりの板面上には籾米取出口４０の方向に
傾斜している籾米移送突起４１を全面に形成し、その他
の部分つまり選別板３４の前壁３５よりの部分には玄米
取出口３９の方向に傾斜している玄米移動突起４２を全
面に形成する。

玄米取出口３９の外側には前側から後側に向って流れる
玄米流樋４３を設ける。該玄米流樋４３には、第４図に
示したようにカセット式未熟米除去部材４４を抜差自在
に装着して、玄米流樋４３の下部に設けた底板４５上に
支受させる。未熟米除去部材４４は目詰防止用のゴムボ
ール４６．該ポール４６受の下網４７、仕切板４８およ
び上網である未熟米除去網４９から形成する。底板４５
は後側が低く前側が高く、高い前側に未熟粒を移動する
ように無数の突起５０を底板４５の板面上に形成してい
る。５１は未熟粒の流出口となる。

１１１記未熟米除去網４９は例えば１．７ｎｍのｌＪ幅
の選別孔５２からなるもの、１．８ｍｍの目幅のもの、
１．９＋ｎｍの目幅のもの等から形成されており、目幅
の大なる選別孔５２の未熟米除去Ｉｆ１４９　−を備え
た未熟米除去部材４４を装着すると、略完全に屑米は除
去されて良質米となり、目幅の小なる選別孔５２の未熟
米除去＃１４９を装着すると所ｌ１ｖｖ２等米とか３等
米となるものである。

なお、図中、５３は仕上米用昇降機、５４は玄米戻しホ
ッパー、５５は貯留タンク、５６はソレノイド、５７は
開閉弁、５８はバネ、５９は籾米戻し樋、６０は籾米戻
し部、６１は揺動装置、６２は分配供給樋である。

次に作用を述べる。

張込用ホッパー３に籾米を投入するとパケットコンベア
２により揚穀されて排出口４より貯留タンク５内に流入
する。開閉弁９を適当量開くと落丁口６より流入筒８内
に流入し、調節弁１２と繰込ロール１０とにより少量ず
つ繰出されて案内板１３、ゴム片１６上を流れ、籾摺ロ
ール１４．１５の供給部１７に供給され、籾摺されて１
ノド山部１８より拡散装置３０に流入する。拡散装置３
０では幅方向に拡散されて窓３２より落下させ、そのと
き吸引風路３１を流れる風により風選別し、籾殻は風胴
２２を通り吸引ファン２４に吸引され外部に放出される
。このとき、吸引ファン２４の風車２５の軸２６に偏心
輪２７が取付けられているので、偏心輪２７によりロッ
ド２８を介して拡散装置３０を揺動させるから、落下物
の拡散は良好に行なわれ、分配供給樋６２により分配さ
れ、選別板３４に流入する。選別板３４は揺動装置６１
により矢印イの方向に水平往復動しているため、穀物は
その中央部を旋回するように回動し、籾米移送突起４１
と玄米移動突起４２の作用で玄米は玄米取出口３９より
玄米流樋４３に取出され、籾米は籾米取出１１４０より
籾米戻し樋５９に取出される。玄米流樋４３に取出され
た玄米は未熟米除去ｐＩ４９上を流れ玄米戻しホッパー
５４に流入し、仕上米用昇降機５３を上昇して貯留タン
ク５５に貯留される。このとき、未熟粒は水平揺動の選
別孔５２で篩われて下網４７を通り底板４５上に貯る。

底板４５は揺動式選別装置３３と一体構造のため水平往
復動しているから突起５０の作用で流出口５１に取出す
ことができる。

貯留タンク５５内に貯留された玄米は未熟粒は含まれて
いないので、直ちに袋詰される。籾米戻し樋５９に取出
された籾米は籾米戻し部６Ｏより昇降機１に戻され再処
理される。

すでに述べたように、従来公知の籾摺装置には計量袋詰
装置は取付けられていない。その理由は従来公知の揺動
選別ＩＮは、傾斜揺動のため、これに選別装置を取付け
ても、穀物がジャンプして未熟米の除去ができないから
で、そのため、従来は別途ライスグレーダ−と呼ばれる
米選機を籾摺装置に取付け、その米選様の排出側に計量
袋詰装置を取付けていたのである。

しかるに、本発明は１前後方向に水平揺動し、略四角形
状であり、前壁３５、後壁３６．右ｔ３７．左壁３８で
囲まれており、左壁３８の前側は切欠いて玄米取出口３
９を形成し、右壁３７の後側は切欠いて籾米取出口４０
を形成した選別板３４の玄米取出口３９の外側に５選別
板３４と一体構造の前後方向に流れる玄米流樋４３を設
け、該玄米流樋４３の樋底に未熟米除去部材４４を設け
、該未熟米除去部材４４により未熟粒を選別するように
形成したものにおいて、該未熟米除去部材４４は下網４
７の上部に平行に未熟米除去網４９を配し、その間にゴ
ムポール４６を収納したカセットとし、該カセットは目
幅の異なるものを数種類用寮、して着脱交換自在に形成
したことを特徴とする籾摺装置の未熟粒除去装置とした
から。

イ０選別板３４は水平揺動選別式のため未熟米除去４１
２７４９の揺動は水平と−なり、そのため穀物が踊らな
いので選別が良好に行なわれる。

したがって、玄米取出口３９より取出された玄米中の未
熟米を未熟米除去網４９で除去できる。

口、未熟米除去部材４４を交換することにより等級別に
袋詰できる。

ハ、未熟米除去部材４４をカセット式に形成したため、
ゴムポール４６が飛び出すことなく未熟米除去部材４４
を交換できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は要部の縦断側面図−１第２図は全体の一部縦断
正面、第３図は全体の一部縦断側面図、第４図は挿し換
え状態を示す一部縦断側面図、第５図は要部の断面図、
第６図は選別板の平面図である。符号の説明 ■・・・昇降機、２・・・バケットコンベア、３・・・
張込用ホッパー、４・・・排出口、５・・・貯留タンク
、６・・・落下口、７・・・籾摺部、８・・・流入筒、
９・・・開閉弁、１０・・・繰込ロール、１１・・・調
節ネジ、１２・・・ｔＪ４節弁、１３・・・案内板、１
４・・・固定籾摺ロール、１５・・・移動籾摺ロール、
１６・・・ゴム片、１７・・・供給部、１８・・・排出
部、１９・・・台枠、２０・・・風選部、２１・・・台
板、２２・・・風胴、２３・・・受樋、２４・・・吸引
ファン、２５・・・風車、２６・・・軸、２７・・・偏
心輪、２８・・・ロッド、２９・・・孔。３０・・・拡散装置、３１・・・吸引風路、３２・・・
窓、３３・・・揺動式選別装置、３４・・・選別板、３
５・・・前壁、３６・・・後壁、３７・・・右壁、３８
・・・左壁。３９・・・玄米取出口、４０・・・籾米取出口、４１・
・・籾米移送突起、４２・・・玄米移動突起、４３・・
・玄米流樋、４４・・・未熟米除去部材、４５・・・底
板、４６・・・ゴムポール、４７・・・下網、４８・・
・仕切板、４９・・・未熟米除去網、５０・・・突起、
５１・・・流出口、５２・・・選別孔、５３・・・仕上
米用昇降機、５４・・・玄米戻しホッパー、５５・・・
貯留タンク、５６・・・ソレノイド、５７・・・開閉弁
、５８・・・ｔ＜４．５９・・・籾米戻し樋、６０・・
・籾米戻し部、６１・・・揺動装置、６２・・・分配供
給樋。外１名１図第５１１！

Claims

【特許請求の範囲】１１１後方向に水ｉ１１揺動し、略四角形状であり。前壁３５、後壁３．６、右壁３７．左壁３８で囲まれて
おり、左壁３８の前側は９Ｊ欠いて玄米取出１１３９を
形成し、右壁３７の後側は切欠いて籾米取出ＬＩ４０を
形成した選別板３４の玄米取出【」３９の外側に、選別
板３４と一体構造の前後方向にがＬれる玄米流樋４３を
設け、該玄米流樋４３の樋底に未熟米除去部材４４を設
け、該未熟米除去部材４４により未熟粒を選別するよう
に形成したものにおいて、該未熟米除去部材４４はド網
４７の上部に平行に未熟米除去７ＩＩ４４９を配し、そ
の間にゴムポール４６を収納したカセットとし、−Ｉ衷
カセットは目幅の異なるものを数種類用意して宥脱交換
自在に形成したことを特徴とする籾摺装置の未熟粒除去
装置。