JPS6099171A - 光沢を有する顔料及びその製造方法 - Google Patents

光沢を有する顔料及びその製造方法

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JPS6099171A
JPS6099171A JP59204085A JP20408584A JPS6099171A JP S6099171 A JPS6099171 A JP S6099171A JP 59204085 A JP59204085 A JP 59204085A JP 20408584 A JP20408584 A JP 20408584A JP S6099171 A JPS6099171 A JP S6099171A
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Toshiaki Uenishi
上西 利明
Hidefumi Harada
原田 秀文
Katsumasa Sasaki
佐々木 勝正
Akio Akagi
赤木 彰夫
Takanori Yamazaki
山崎 貴規
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Titan Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明し1″N:沢を有する顔料並びにその製法に関し
、史にi+1’ 1.、 <は合成樹脂、化粧品、イン
キ、合成皮♂1t、ム1.r紙等TI]広い分野で有用
な光沢を有する顔料並びにその製造方法に関するもので
ある。。
従来光沢/ffi F)としては、天然パールエツセン
ス、塩基性炭酸鉛、酸塩化ビスマス、二酸化チク“・被
覆雲!υ等が知られているが、天然パール1−ノセン7
.11収獲高に依存するコスト及び鮮度による品Ifj
(のバラツキの問題又塩基性炭酸鉛及び酸塩化ビスマス
は毒性の問題等で需要は伸び悩み、現(1でQよ無毒性
と物性が安定であるという点で他の)v、涙顔t1に比
べすぐれた性質を有する 酸化ブタン被覆雲母が完全に
主゛流の位置を占めている。1 j7かしながら−1酸化チタン被覆雲母は光涙顔f’l
としてまだ改良すべき点を有している。例えば、(1)
二酸化チタン被覆雲母の品質を最も太きく支配するのは
粒度とされているが、主原料である天然産雲母の粉砕及
び分級によって得られる薄片状雲母の粒度を一定にそろ
えることは極めてむずかしい技術とされ、この技術が確
立されていないこと、(2)製品の機械的強度が小さい
ために使用方法及び使用分野が制限されているが′ 等の問題Yある。
そこで本発明者らは前記欠点を有さす、しかも二酸化チ
タン被覆雲母よりも安価な新[7い光沢顔料を開発する
ために鋭意研究を重ねた結果、オキ/水酸化鉄あるいは
水酸化第二鉄のコロイド状沈殿を一アルミ、/酸塩水溶
液中で水熱処理することにより赤色を呈し、強い光沢を
有するAt固溶鱗片状赤色酸化鉄が得られること、更に
はこのAt 固溶鱗片状赤色酸化鉄粒子表面を二酸化チ
タン水和物あるいは二酸化チタンで被覆すれば、二酸化
チタン被覆雲母とは異なった種々の色調を呈した強い光
沢を有する顔料が得られること等を発見し、本発明を完
成したものである。
即ち本発明において用いられる強い光沢を有′J−る赤
色の八l 固溶鱗片状赤色酸化鉄顔料は、(1) 鉄 
−ノ’ ノ1 、:−ウノ・系の酸化物なので無毒性で
ある; 12) 合成品であり、しかも粒子径のよく揃ったもの
が内規+’l J: <合成できるので製品の品質が安
定l−ている; (3)処理糸f’lによって粒子径が決まるので粉砕、
/、)縁上4°1゛ろ必要と1.ない;11..1) 
熱的に極めて安定であり、高温加熱を行つ”Cも組成的
、構造的及び形態的変化がおこらずY機(11(的強度
が犬である; 41゛ン(/ ) 71]、’、 r;夕ろイjする。
1−の△l 固溶鱗片状赤色酸化鉄に二酸化チタ・水(
11物1/l−、&、l:二、酸化チタンの被覆を施し
だ本発明に、1.る)′(、涙顔料は、 (+) 無fli性である; 121 XS/ r−径のよく揃った合成At 固溶1
@片状赤色酸化a、41基4Aとしだものなので製品の
品質が安定1.’Cいる: (3)光沢が強く、高屈折率で、しかも赤色を呈するA
t 固溶鱗片状赤色酸化鉄を暴利としたものなので無色
透明、低屈折率の雲母を暴利とした二酸化チタン被覆雲
母とは異なった色調の光沢顔料が得られる; (什 二酸化チタン被覆雲母よりも安価に製造できる; 等の特徴を有しているので二酸化チタン被覆雲母よりも
更に巾広い用途が期待される。
次に本発明の構成について説明する。
従来、オキシ水酸化鉄あるいは水酸化第二鉄のコロイド
状沈殿をアルカリ水溶液で水熱処理することにより雲母
状ないし板状の酸化鉄(’M’1caceous Ir
on 0xldO)(に)、丁M1.Oと略す)が生成
し、この合成MIOはかなり強い金属光沢を示すとされ
ている(、特公昭43−12435号公報参照)。この
M ic Oは鉄鋼構造物に対する優秀な防食塗料と1
.て評価されているものの、その色調が黒紫色であるた
め、従来から鉄鋼構造物に塗布されてきている防食塗料
におい′(°叔求さ71する魚了明な色調には装飾性の
点で劣っている。このためにMIO塗料の我国における
f・1.:用法をみると−1−塗りには使用されず、そ
の防食性能を話用+、−CV塗り用に用いられること力
;殆んどで・1・))で、M’IO塗料が単独に用いら
れ。
/、IA)“1合Q1槁す」、うのF側などのその色調
が間;項とさjL7.+:い部分に限られているとさi
zている。
(11jJ公昭!−+ 4−7176号公報参照)。そ
こで!11公昭51 7176号公報は、MIOにS々
の色調を14”jする1つの方法としてMIOにm−酸
化チタン、−9酸化ジルコニウム等の高屈折率かつ透明
1′lの金、陽酸化物の被捷を施すと紫、青、緑A今の
1−ρ1.急を示すという方法を開示しているものの、
 酸fヒチタン被覆雲母に比較するとその色調(吐さ1
・1と鮮明なものではなく装飾性の、I25、で劣った
処理顔料しか得られない。
そこで?ir東のMIOよりも更に強いうを沢を有し、
かつ金J’;+:酸化物の被覆により二酸化チタン被覆
雲母に匹敵するほどの鮮やかな干渉色を呈するようk・
基4Aについて種々研究を重ねた結果、MIOの結晶格
子中にA、j を固溶させると一段と輝きが強くなり、
かつその色調が黒紫色から赤色へと変化して装飾用の光
沢顔料としての利用が可能になるととそしてこのものを
暴利と1゜て二酸化チタン水和物あるいは二酸化チタン
で被覆処理すると二酸化チタン被覆雲母に匹敵するほど
の鮮やかな色調を呈し、かつ先に述べたような特徴を有
する光沢顔料が得られること等を発見し、本発明を完成
したものである。
即ち本発明において用いられるAt 固溶1鱗片状赤色
酸化鉄は従来のMIOと比較して、(1)組成が異なる
・・・MIoがα−Fe203 で示されるのに対しA
7 固溶鱗片状赤色酸化鉄はα−Fe2−XAtx03
(但し0 (x≦Di)で表わされる: (2)色調が異なる・・・MIOが黒紫色を呈している
のに対しAt 固溶鱗片状赤色酸化鉄は赤色を呈してい
る; (3)結晶の厚さが異なる・・・At 固溶鱗片状赤色
酸化鉄の厚さは、同一の大きさのB4I0結晶の厚さの
%〜%の厚さである; (4)光沢の強さが異なる・・・At 固溶鱗片状赤色
酸化鉄の方がMIOよりも光沢が強い。
特にこの光沢の強さの差は塗料及びプラスチックス用f
イi :F:lとして用いた場合に歴然とあきか ら)rにな7. H (5)隠ぺい力が異なる・・・At 固溶1晴片状赤色
酸化鉄の方がMIOよりも隠ぺい力が大きい; 6.9の相違点を持つ新しい装飾用光沢顔料であるが、
この八l 固溶鱗片状赤色酸化鉄に二酸化チタン被段処
叩を施した顔料とM]0に二酸化チタン被僚処哩を施し
た顔料とでは前記基材の性状の違いが 酸化チタン被覆
処理顔料にも影響して、A1.固溶鱗片状赤色酸化鉄に
二酸化チタン被覆処11116=施した方が明るくかつ
鮮やかな色、17.1を呈し、)’(、沢の強い処理顔
料が得られる。
本発明に、l、・いて用いられるアルミニウム固溶鱗片
状赤色酸化鉄は、オキシ水酸化鉄あるいは第〜、鉄の:
’:I rlイド状沈殿をアルミン酸塩水溶液中で水熱
処理することにより製造しうるが、具体的には例えばα
−オキシ水酸化鉄(α−FeOOH)をアルミン酸ソー
ダ水溶液中に分散させた後、オートクレーブを使用して
250℃以上の温度で水熱処理すると、α−オキシ水酸
化鉄は2α−Fe0OH−+ α’ 7 Fe2O3+
 H20のように分解し、MIO(α−F 6203 
)が晶出してくるが、この時に溶液中のアルミニウムイ
オンを結晶格子中に取り込み、Aj 固溶鱗片状赤色酸
化鉄(α−Fe2−xAtxo3)が生成する。 。
上記方法において水熱処理母液として使用するアルミン
酸塩水溶液は、通常水又はアルカリ水溶液にアルミン酸
塩を溶解することにより調製されるが、その他のアルミ
ニウム化合物からも調、製し得る。具体的には、(1)
塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム及び硝酸アルミニ
ウム等の如き、その水溶液が酸性を示すようなアルミニ
ウム化合物の場合にはこれらアルミニウム化合物を水に
溶解した後、水溶液のpHが10以上になるまでアルカ
リを添加して使用する。即ち一ノ′ルミ、−ウノ・1r
よpH,10以上の水溶液中におい−Cはアルミ/酸イ
オンとして存在するとされている(′a、/ヤルロー著
、曾根興三、田中元治lfN :定性分(J11ヒ学1
1、共立出版株式会社、1974)ので、」二記操作に
よりアルミン酸塩水溶液が調製されたことになる。(2
)金属アルミ−°、ウノ・及び二酸化アルミニウム等の
場合には強酸、←)るい1・1強ノ′ルカリ中に溶解し
て使用する。
即1)強酸中に溶解した場合には前記(1)と同様なI
・’fII’I A・施l /1− (&、又強アルカ
リに溶解した場合にiLぞのjlで、適宜濃度を調整し
て使用する。
尚アルミ/酸塩水溶液中のAl2O3濃度は10\35
oy/l、好ましくは50〜3oot/lの範囲で、(
・)る。即ち1oy7を以下の濃度の鳴音、フし沢の強
い生成物を得ることが困難であり、又3 !’i If
 W/lμ上の場合溶液の貯蔵安定1/1が悪く、実用
的でない。
又アルミン酸塩水溶液中におけるA4203rInk度
と一ノ′ルカv t>度との相対的割合も重要である。
即ちAt203 濃度に対してアルカリ濃度が高すぎる
とMvO結晶中へのアルミニウムの固溶aが低下して、
生成物の性状がMIOに近づくので好捷しくなく、又A
t203 濃度に対してアルカリ濃度が低すぎると溶液
の貯蔵安定性が悪くなり実用的でない。アルミン酸塩と
1.てアルミン酸ソーダを使用した場合のAt203i
I11度(y/l)に対するNaOH濃度(り/l)の
比はAt203を1とするとNaOHは1.0〜15付
近が適当である。
更に鉄原料としてオキシ水酸化鉄を使用した場合の水熱
処理時のスラリー濃度dオキ/水酸化鉄の種類及び粒子
の大きさ等により一様ではなく、場合によっては5oo
t/lという高濃度でも処理は可能であるが、多くの場
合200y/を以下の範囲にあり、特に粒度分布の揃っ
た大きい生成物を得ようとすると100r/を以下の範
囲が好適である。
生成物の粒子径及び厚さに影響を及ぼすその他の要因と
して水熱処理時の昇温速度及び攪拌の状態等があり、こ
の内特に昇温速度は生成物の鱗ハ状才\°11′の厚さ
に大きく関与している。即しフ粒子−径が入きく、12
かも厚さの薄い生成物を11)ようとず/)と昇温速度
を遅くして充分な攪1′1゛を行うことが必要である。
本発明に1.・いて用いられる鱗片状の生成物がM T
 Oの結晶格r中にAf を固溶したものであるという
ととIt、L X線回折、化学分析及び分析電r−顕微
鏡&L二、1:る分析等により確認されている。
即ち+!t14 /J法により、(1)本発明による鱗
片状の生成物1/、j M J Oと同一のX線粉末回
折パターンを有するものの、MIOよりも格子定数が小
さい、+2+ 71成物中にけAl2O,として1〜6
%程IC−のアルミニウムが含有されている、r3)@
片状Fll(」:すl゛ル−ミニラムのにα 線が検出
される、(4)生成物中のアルミニウムの含有率が多く
なる稈格r一定数が小さくなる等のことが明らかにされ
ているが、これはM工0結晶格子中のFe3+の1部が
これよりイオン半径の小さいAt3 で11′7換さi
iていることを意味しているものである。
(イオン゛1′、径、Fθ30.67A、At3.0.
55λ:実験化学便覧編集委員会編、実験化学便覧、共
立出版株式会社、1967参照) 以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。
参考例1 市販黄色酸化鉄(α−FeOOH:マビコイエローr、
r、−xLo)1ooグをAl2O3として100f 
/ tXNaOHとして120g/lのアルミン酸ソー
ダ水溶液20〇−中に分散させた後、内容積500rn
1.のニッケル内張オートクレーブ中に仕込み、250
℃までは50℃/ hr、 250〜300℃までは1
5℃/ hr の速度で昇温させ、最高温度300℃、
最高圧力フ8kg/cn?で30分間保持する。次いで
放冷後オートクレー−ブより内容物を取り出し、ろ液の
電気伝導度が100μTJ /crR以下になるまで水
洗した後、120℃の電気乾燥器中で4時間乾燥させ、
サンプルミルで粉砕してAt 固溶鱗片状赤色酸化鉄を
得だ。
この生成物の色調は赤色(J工S標準色票75+14.
5 / 8に相当)で、光沢が強く、又その板状方向の
大きさは4〜16μm であった。伺結晶の)qさを超
傅切片法によりめたところ0.411m 程度の飴が1
itられた。
K、X線粉末回折法による格子定数測定結果Q1、++
o ==s、1124 ASCo =13.72Aであ
り、化学分析に1.るAt203 分析値は3.30 
%であつ/C,。
11)軸側1 勾η例1に訃いて水熱処理母液としてアルミン酸ソーダ
水溶液の代りに120 y/ltvカセイノーダ水ソー
r液を用い、参考例1と同様な処理4h1+つ/ことこ
ろ、得られた生成物は黒色(J工S標徨′色q;H,5
1+ s / 1)の板状粒子であり、その板゛円方向
σ)(きさけ5〜18μm1厚さ1μm 程1)HCあ
つ/;−、、、f+’11 X線粉末回折法による格子
定数C1【)つlこ、l 参考例1及び比較例1よシ本発明において用いられる参
6例1の生成物の方が比較例1の生酸物(M工O)より
も厚さが薄く、又格子定数測定値が小さいことがわかる
参考例2 硫酸第一鉄水溶液にアルカリを添加しつつ、空気酸化す
る周知の方法で製造した黄色酸化鉄′を濾過、洗浄した
後、110℃の電気乾燥器中で5時間乾燥したもの50
゛2をA t203 として15 、Of / L、 
NaOHとして180 V/lのアルミン酸ソーダ水溶
液500ゴ中に分散させた後、ニッケルで内張した攪拌
機付きのオートクレーブ(内容積1’000mj)中に
仕込み、350rpmで攪拌しながら300℃まで1時
間40分で昇温させだ後、20分間保持する。
次いで放冷後オートフレ・−ブよシ内容物を取り出した
後、参考例1と同様に水洗、乾燥、粉砕を行って、板状
方向の大きさ10〜35μm厚さ0,5μm程度のA4
 固溶鱗片状赤色酸化鉄を得た。
この生成物の色調は赤色(J工S標準色票Z5Rs /
 s )であり、その光沢は参考例1で得ら11/・−
生成物、I、りも更に強く、格子定数測定値はn、n 
= 5. II 7 2 A XCo = 13. 7
 0 A XA’t203分411値t1.4112 
%であった。
奴4例3 参考例2で使用しだのと同一の黄色酸化鉄302をA/
’203として200 ? / l、 NaOHとして
24【IW、/lのアルミン酸ソーダ水溶液5 II 
OtJ ll’ p+−分散させた後、ニッケルで内張
し/こ攪拌機利へのオートクレーブ中に仕込み3501
’ 11 Il+で49月゛11−ながら250℃まで
は50℃/ hr。
250〜5110℃までは15℃/hr の速度でシl
’ i、、I、サセ、最高温度300℃、最高圧力フ 
4 kg/1M2で2]1分間保持する。次いで放冷後
、オートクレーブより内容物を取り出した後、参考例1
と同様に水洗、乾燥、粉砕を行って、板状ツノ向の大き
さ10〜50μm1厚さ0.4μm程度のAt 固溶鱗
片状赤色酸化鉄を得た。この生成物の色調は参考例2で
得られた生成物の色調よりも更に明るい赤色(J工S標
準色票7.’ 5 R5,5/9に相当)であり、又光
沢も一段と強いものであった。尚格子定数測定値はao
 = 5.[l 19チであった。
参考例4 F e2 (S 04 )3 として375y/zの硫
酸第二鉄水溶液20Ornl中に736グ/lのカーセ
イソーダ水溶液をpHが10になるまで加えた後、更に
At203として310 f/1NaO1(とじて33
0グ/lのアルミン酸ソーダ水溶液/、45tdを添加
してニッケルで内張した攪拌機利きのオートクレーブ中
に仕込み、500 rpmで攪拌しながら150℃まで
は50℃/hr1150〜180℃までは15℃/hr
 の速度で昇温させた後180℃で8時間保持する。次
いで放冷後オートクレーブより内容物を取り出した後、
水洗、乾燥、粉砕を行って板状方向の大きさ4〜15μ
m、厚さ0.7μm程度のAt 固溶鱗片状赤色酸化鉄
を得た。この生成物の色調は参考例1〜5で得られた生
成物の色調よシも暗い赤色(J工S標準色票5R3/4
)ではあるものの、1し軸側1のノ1酸物よりは赤味が
強く又光沢も強いものであ−)/ζ。f占]A4.+O
a分析値は5.60係、格子定数測定値はao =5.
02 OA、 Co =13、69 Aであった。
以北参考例1〜4の生成物及び比較例1の生成物をアク
リル樹脂で塗料化した後、白黒アーI・紙に塗布j5、
て隠ぺい力を比較したところ、参4例1〜4の全ての生
成物共に比較例1の生成物、しりも1′ぐれていた。
実維例1 礼考例2ど同様な条件で合成したAt 固溶鱗片状赤色
酸化鉄602をTiO2としてs、o’y。
1121104 とI C+ 3.6 fを含む硫酸チ
タニル水溶液100 If nre中に分散させた後、
内容積3000m1.のセパラノ゛ルフラスコ中に仕込
み、6001−11mで!?L 4’I 1.、ながら
昇温する。溶液の温度が沸点に到達11r後更IC2時
間攪拌し続ける。この間溶液の1.A I!11:は沸
点に保つ。沸点到達後2時間IIに温水1000 ml
を添加し、更に1時間沸点を保持しつつ攪拌を続ける。
次いで放冷後ろ液の電気伝導度が100μU 7cm以
下になるまで水洗した後、120℃の電気乾燥器中で4
時間乾燥したところ赤褐色(J工S標準色票10 R4
,5/8に相当)の色調を有する光沢顔ネニ1が得られ
た。
尚この生成物の化学分析によるTlO2分析値は440
係であった。
実施例2 参考例2と同様な条件で合成しだAt 固溶鱗片状赤色
酸化鉄501をTlO2として5.07、H2SO4と
して212yを含む硫酸チタニル水溶液1000m/!
中に分散させた後、実施例1と同様な処理を施したとこ
ろ、茶褐色(JIS標準色票2. s y R4,s 
/ 6 )の色調を有する光沢顔料が得られた。尚この
生成物の化学分析によるTIoz 分析値は一780チ
であった。
実施例5 参考例2と同様な条件で合成したAt 固溶鱗片状赤色
酸化鉄509をT i o、、として100g、H2S
 04 として3507を含む硫酸チタニル水溶71k
 + 0011 llTl!中に分散させた後、実施例
1と同様な処理を施したところ青色(JIS標準色票1
1) ’P B 3.5 / 8 )の色調を有する光
沢顔料がii) 1’ンれだ3、向この生成物の化学分
析による7102分4Ji値は12−7係であった。
実hfli例4 参考例2ノ、同様な条件で合成したAt 固溶間ハ状赤
色酸化鉄50fをTlO2として2007.1121 
o4 とL′C40,Oyを含む硫酸チタニル水溶7(
1,1000rrrI!中に分散させた後、実施例1と
同様々処理を施したところ赤紫色(J工S標準色票25
It I’ S、 !i / 8 )の色調を有する光
沢顔料がf!l ”) 、11. p 、、向この生成
物の化学分析による7102分1ノ1イ11’j +、
1ソ1.161)であった。
実施例5 参考例ろと同様な条件で合成したAt 固溶鱗j1状赤
色酸11′1鉄50gをT、102 として2007.
11□++ (+4 と1.−C39,Orを含む硫酸
チタニル水溶114(100[1ml!中に分散させ、
実施例1と同様な処理を施し/こ後、700℃で20分
間加熱しだところ金色の輝きを有する光沢顔料が得られ
た。
伺この生成物の化学分析によるTlO2分析値は200
%であった。
代理人 江 崎 光 好 代理人 江 崎 光 史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、At 固溶−片状赤色酸化鉄粒子表面を二酸化チタ
    ン水和物または二酸化チタンで被覆しだことを特−とす
    る光沢顔料。 2、 オキシ水酸化鉄をアルミン酸塩水溶液中に分散さ
    せた後、2bO℃以上の温度で水熱処理するか、あるい
    は第二鉄塩水溶液に゛rルカリを添jo Lで得られる
    第二鉄のコロイド状沈殿をアルミン酸塩水溶液中におい
    て150℃以上°の温度で水熱処理するととによって得
    られた鱗片状の光斂顔料の水性長ラリ−に水溶性のチタ
    ニウム塩を添加し、これを加水分解して鱗片状の光沢顔
    料粒子表面上に二酸化チタン水和物を沈着せしめ、次い
    でこの生成物を洗滌、乾燥するかまたは更に力焼するこ
    とを特徴とする、At 固溶鱗片状赤色酸化鉄粒子表面
    を辷酸化チタシ水和物または二酸化チタンで被覆[2/
    ζ光沢顔料の製造方法。
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JP (1) JPS6099171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001066652A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-13 Depco-Trh Pty Ltd Particulate titanium dioxide coated product and method of forming titanium dioxide coated particles

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517176A (en) * 1974-02-28 1976-01-21 Kogyo Gijutsuin Kobokintaino bunrikaishuhoho

Patent Citations (1)

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Publication number Publication date
JPS6121976B2 (ja) 1986-05-29

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