JP2889837B2 - パ−ル光沢顔料及び該顔料を配合した塗料組成物、化粧料、インキ並びにプラスチック - Google Patents

パ−ル光沢顔料及び該顔料を配合した塗料組成物、化粧料、インキ並びにプラスチック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成マイカを基質と
するパ−ル光沢顔料及び該パ−ル光沢顔料を含有する塗
料、化粧料、インキ並びにプラスチックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】天然の雲母に酸化鉄、酸化チタン等の金
属酸化物を被覆して、パ−ル感を出すパ−ル光沢顔料
は、従来から公知である。しかして、この種従来のパ−
ル光沢顔料は、マスト−ンアングル,シエイド部分でマ
イカ独特の黄味がでることと、干渉効果が弱く、そのた
め干渉色が色ぼけする欠点があった。一方、合成マイカ
は、極めて透明度の高い製品が得られ、その点ではパ−
ル光沢顔料の優れた基質ということができる。しかしな
がら、従来公知の合成マイカを使用したパ−ル光沢顔料
は、天然雲母を使用した場合と同じように、マスト−ン
アングル,シエイド部分で黄味がでることと、干渉色が
色ぼけする問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点を解決しようとするものであり、マスト−ンア
ングル,シエイド部分で黄味がでることと、干渉色が色
ぼけする問題を解決した合成マイカを基質とするパ−ル
光沢顔料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
点を解決するため鋭意研究の結果、原料及び製造工程
で、合成マイカ中に鉄分が混入しないようにして、鉄分
1.0%以下の合成マイカを合成し、これを基質とした
パール光沢顔料が、マストーンアングル,シエイド部分
で黄味が出ることと、干渉色が色ぼけする問題が生じな
いという予想外の事実を見いだし、本発明に到達した.
即ち本発明は、合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパ
ール光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
であることを特徴とする。
【0005】本発明に使用する合成マイカは、次式
(1)で表される。 X0.5-12-3410(F,OH)2 (1) 式中、Xは、配位数12の位置を占める層間イオンで、
+,Na+,Li+,Rb+,Cs+,Tl+,Ca2+,S
2+,Ba2+を表し、Yは、配位数6の位置を占める八
面体イオンで、Mg2+,Fe2+,Co2+,Ni2+,Mn
2+,Li+,Ti2+,Zn2+,Cu2+,Al3+,T
3+,Cr3+,Fe3+,Mn3+を表し、Zは、配位数4
の位置を占める四面体イオンでSi4+,Al3+,B3+
Fe3+,Mn3+,Be2+,Zn2+,Ge4+を表す。
【0006】上記合成マイカの中で、Ti、Zn、N
a、B、Li、Ca、Ge、Sr及びZrからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種以上を、0.01〜5%含有
する合成マイカを使用するのが好ましい。本発明に使用
する合成マイカ中の鉄含有量は、1.0%以下である必
要があり、特に0.1%以下とするのが好ましい。これ
より含有量が多いと、マスト−ンアングル,シエイド部
分で黄味がでることと、干渉色が色ぼけする問題が生じ
る。特に鉄含有量を、0.1%以下とした場合は、マス
ト−ンアングル,シエイド部分で黄味がでることと、干
渉色が色ぼけする問題は全く生じない。
【0007】従来公知の合成マイカは、文献などの記載
によれば、0.01モル(Fe換算0.13%)以上の
鉄分を含有している。全鉄含有量を1.0%以下とした
本発明の合成マイカは、次のようにして製造することが
できる。合成マイカ原料のSiO2、MgO、Al
23、K2iF6、KF及びタルク、長石等は、該原料中
に含まれる不純物の全鉄含有量が、合計で1.0%以下
となるように選定若しくは精製する。また、原料混合時
に混合機等からのFeの混入を防止するため、混合機等
はセラミックス等のコ−テイングをしたものを使用す
る。更に、混合、粉砕工程で混入した鉄分は、必要なら
粉砕後に脱鉄機を使用したり、無機酸、有機酸、キレ−
ト剤等を用いて除去すると良い。
【0008】本発明に使用する合成マイカ粉末は、表面
が平滑である必要がある。合成マイカは、結晶が硬く、
へき開しにくいため、通常の方法では表面平滑な薄片状
とすることができず、ギザギザした断面及び表面を持っ
た不定形粉末となる。表面平滑な合成マイカ粉とするに
は、剥離し易い合成マイカ結晶塊を微粉化すれば良い。
剥離し易い合成マイカ結晶塊を得るには、例えば、合成
マイカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、少なくと
も1%以上の合成マイカ微粉末を加えて、凝固・結晶化
させると良い。このような合成マイカ結晶塊は剥離し易
く、ジヨ−クラッシャ−等通常の破砕機で細片化して
も、マイカ表面が荒れて傷付くことを回避できる。
【0009】上記合成マイカ細.片を、例えば、ハンマ
ーミル、ロールミル、ボールミル等を用いて更に100
ミクロン程度以下に微粉化する場合、そのままではマイ
カ細片に過大な粉砕力がかかり、ギザギザした断面及び
表面を持った不定形粉末となる、そこで例えば、グリセ
リン、流動パラフイン、エチレングリコール等の高粘度
媒液を加えて処理することによって、マイカ表面を荒ら
すことなく微粉化できる。本発明に使用する合成マイカ
の屈折率は、1.58以下が好ましい。このような合成
マイカを使用することによって、パール光沢顔料の光輝
感が向上し、色が鮮やかとなり、余色が濁らなくなる。
これは、被覆する酸化物との屈折率が大きくなるため
か、本発明のパール光沢顔料を適用する有機樹脂(屈折
率1.4〜1.6)との屈折率が小さくなるためと考え
られるが、その理由は理論的に十分解明されていない。
【0010】本発明に使用する合成マイカは、面方向の
径が3〜100ミクロン、厚みが0.05〜1ミクロン
の鱗片状粒子を使用するのが良い。このような合成マイ
カを使用することによって、パ−ル光沢顔料の光輝感が
向上し、色が鮮やかとなり、余色が濁らなくなる。合成
マイカのアスペクト比は、60以上であるのが良く、こ
れより小さいと、干渉効果が不十分となり、光沢がでに
くくなる。本発明に使用する合成マイカとしては、例え
ば、フッ素金雲母、フッ素四ケイ素雲母、フッ素テニオ
ライト及びこれらの同形置換体のようなフッ素雲母が好
適に使用できるが、特にフッ素金雲母を使用するのが好
ましい。合成マイカの製法自体は、溶融合成、水熱合
成、固相反応などいずれでも良いが、結晶性が良好であ
るという理由で特に溶融合成法が好ましい。
【0011】合成マイカ粉体に、金属酸化物を被覆する
には、公知の方法で行えば良い。例えば、酸化チタンを
被覆する方法は、希薄なチタン酸水溶液中に合成マイカ
粉体を懸濁させ、70〜100℃に加温し、チタン塩を
加水分解して合成マイカ粉体上に水和酸化チタン粒子を
析出させ、その後700〜1000℃の高温で焼成して
製造することができる。使用する金属酸化物としては、
例えば、チタン、ジルコニウム、鉄、クロムまたはバナ
ジウムの酸化物等が挙げられる。これらは単独若しくは
混合して使用することができる。金属酸化物、好ましく
は、二酸化チタンは、塩化スズのようなルチル化剤でル
チル化するのが好ましい。このようにルチル化すること
によって、パール光沢顔料の耐候性が向上する。本発明
のパ−ル光沢顔料は、従来のパ−ル光沢顔料と同様にし
て、各種塗料に混合して塗料組成物としたり、各種プラ
スチックに練り込んで独特のパ−ル感を発現したプラス
チックとしたり、化粧品等の着色剤としたり、インキの
着色剤とすることができる。
【0012】
【作用】本発明の鉄含有量1.0%以下とした表面平滑
な合成マイカを基材とすることによって、マスト−ンア
ングル,シエイド部分で黄味がでることと、干渉色が色
ぼけする問題が実質的に生じないパ−ル光沢顔料が得ら
れる、しかしながら、その理由は、理論的に十分解明さ
れていない。
【0013】
【実施例】次に、実施例、比較例を挙げて本発明を更に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。 実施例1 粒径10〜60μmの合成フッ素金雲母粉体(平均屈折
率1.56、鉄含有量0.04%)20gと水400ミ
リリットルとを、1リットルのガラス製容器中に入れて
撹拌した。次いで、この中に硫酸チタニル溶液(TiO
280g/リットル)200ミリリットルを添加して、
急速に100℃まで加温し、この温度で3時間反応させ
た。反応終了後、濾過、水洗し、110℃の温度で乾燥
した。得られた粉体を800℃で1時間焼成して、本発
明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔料は、ク
リヤ−ラッカ−中に分散させると、黄金色を呈し、満足
すべき十分な光沢のある光彩を示した。このパ−ル光沢
顔料のマスト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干
渉色の色ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0014】(試験方法)マスト−ンアングル,シエイ
ド部分の色合いは、白地のパネルにパ−ル光沢顔料を含
有させた塗料を塗布乾燥し、得られた塗膜面を干渉色の
見えない角度から観察して、黄味の有無を、下記3段階
の基準で評価した。 ◎・・・・・・・・全く黄味は観察されなかった。 ○・・・・・・・・非常に僅かの黄味が観察された。 ×・・・・・・・・かなりの黄味が観察された。 干渉色の色ぼけは、白地又は黒地のパネルに、パ−ル光
沢顔料を含有させた塗料を塗布乾燥し、得られた塗膜面
の干渉色を観察し、干渉色自体の色ぼけを、下記3段階
の基準で評価した。 ◎・・・・・・・・全く色ぼけはなかった。 ○・・・・・・・・非常に僅かの色ぼけが観察された。 ×・・・・・・・・かなりの色ぼけが観察された。
【0015】実施例2 粒径10〜60μmのボロン含有合成フッ素金雲母粉体
(平均屈折率1.52、鉄含有量0.05%)25gと
水400ミリリットルとを、1リットルのガラス製容器
中に入れて撹拌した。次いで、この中に硫酸チタニル溶
液(TiO280g/リットル)200ミリリットルを
添加して、急速に100℃まで加熱し、この温度で3時
間反応させた。反応終了後、濾過、水洗し、110℃の
温度で乾燥した。この乾燥物の全量をガラス製容器中に
移し、水570ミリリットルを加えて撹拌した。これ
に、硫酸ジルコニウム溶液(ZrO2=100g/リッ
トル)30ミリリットルを添加し、更に尿素を徐々に加
えて、pHを2.0にした。この溶液を急速に100℃
まで加熱し、反応を1時間継続した。反応終了後、濾
過、水洗し、110℃で乾燥した後、800℃で1時間
焼成して、本発明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル
光沢顔料をクリヤ−ラッカ−中に分散させると、鮮やか
な金色を呈した。実施例1と同様にして、このパ−ル光
沢顔料のマスト−ンアングル,シエイド部分の色合いと
干渉色の色ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0016】実施例3 実施例1で使用したのと同じ合成フッ素金雲母粉体30
gと水400ミリリットルとを、1リットルのガラス製
容器中に入れて撹拌した。次いで、この中に硫酸ジルコ
ニウム溶液(ZrO2=100g/リットル)200ミ
リリットルを添加し、更に尿素を徐々に加えて、pHを
2.0にした。この溶液を急速に100℃まで加熱し、
反応を3時間継続した。反応終了後、濾過、水洗し、1
10℃で乾燥した後、800℃で1時間焼成して、本発
明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔料は、ク
リヤ−ラッカ−中に分散させると、黄味を帯びた銀白色
の外観と満足すべき十分な光沢のある光彩を示した。実
施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料のマスト−ン
アングル,シエイド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測
定した。結果を後記表Iに示す。
【0017】実施例4 粒径10〜60μmのナトリウム含有合成フッ素金雲母
粉体(平均屈折率1.53、鉄含有量0.10%)25
gと水370ミリリットルとを、1リットルのガラス製
容器中に入れて撹拌した。次いで、この中に硫酸第二ク
ロム溶液(Cr23=100g/リットル)30ミリリ
ットルを添加し、90℃まで加熱した。更に硫酸チタニ
ル溶液(TiO280g/リットル)200ミリリット
ルを添加して100℃まで加熱し、反応を3時間継続し
た。反応終了後、濾過、水洗し、約110℃で乾燥した
後、800℃で1時間焼成して、本発明のパ−ル光沢顔
料を得た。このパ−ル光沢顔料は、鮮明な金色反射色を
示した。実施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料の
マスト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干渉色の
色ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0018】実施例5 実施例1で使用した合成フッ素金雲母粉体30gを使用
し、実施例1と同様にして、二酸化チタン被覆合成マイ
カ45gを調製した。この全量をガラス製容器に移し、
水570ミリリットルを加えて撹拌した。これに、硫酸
第二鉄溶液(Fe23=100g/リットル)30ミリ
リットルを添加し、更に尿素を徐々に加えて、pHを
2.0にした。この溶液を急速に100℃まで加熱し、
反応を1時間継続した。反応終了後、濾過、水洗し、1
10℃で乾燥した後、800℃で1時間焼成して、本発
明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔料は、ク
リヤ−ラッカ−中に分散させると、濃い金色反射色を有
する干渉性の優れた真珠光沢を示した。実施例1と同様
にして、このパ−ル光沢顔料のマスト−ンアングル,シ
エイド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測定した。結果
を後記表Iに示す。
【0019】実施例6 粒径10〜60μmの合成フッ素金雲母粉体(平均屈折
率1.56、鉄含有量1.0%)を使用する以外は、実
施例1と同様にして、二酸化チタン被覆マイカを製造し
た。このものをクリヤ−ラッカ−中に分散させると、黄
金色を呈し、満足すべき十分な光沢のある光彩を示し
た。実施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料のマス
ト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干渉色の色ぼ
けを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0020】実施例7 Ti1%を含有する合成フッ素金雲母粉体(平均屈折率
1.56、鉄含有量0.04%)20gと水400ミリ
リットルとを、1リットルのガラス製容器中に入れて撹
拌した。次いで、この中に硫酸チタニル溶液(TiO2
80g/リットル)200ミリリットルを添加して、急
速に100℃まで加温し、この温度で3時間反応させ
た。反応終了後、濾過、水洗し、110℃の温度で乾燥
した。得られた粉体を800℃で1時間焼成して、本発
明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔料は、ク
リヤ−ラッカ−中に分散させると、黄金色を呈し、満足
すべき十分な光沢のある光彩を示した。このパ−ル光沢
顔料のマスト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干
渉色の色ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0021】実施例8〜16 下記合成フッ素金雲母粉体を使用する以外は実施例1と
同様にして本発明のパ−ル光沢顔料を得た。 実施例8 Zn1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.06%) 実施例9 Ba1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.04%) 実施例10 Na1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.05%) 実施例11 B 1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.04%) 実施例12 Li1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.04%) 実施例13 Ca1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.07%) 実施例14 Ge1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.04%) 実施例15 Sr1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.84%) 実施例16 Zr1%を含有する合成フッ素金雲母(Fe含有量0.04%) これらはいずれも、クリヤ−ラッカ−中に分散させる
と、黄金色を呈し、満足すべき十分な光沢のある光彩を
示した。このパ−ル光沢顔料のマスト−ンアングル,シ
エイド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測定した。結果
を後記表Iに示す。
【0022】実施例17 Zn1%を含有する合成フッ素金雲母粉体(鉄含有量
0.05%)25gと水370ミリリットルとを、1リ
ットルのガラス製容器中に入れて撹拌した。次いで、こ
の中に硫酸第二クロム溶液(Cr23=100g/リッ
トル)30ミリリットルを添加し、90℃まで加熱し
た。更に硫酸チタニル溶液(TiO280g/リット
ル)200ミリリットルを添加して100℃まで加熱
し、反応を3時間継続した。反応終了後、濾過、水洗
し、110℃で乾燥した後、800℃で1時間焼成し
て、本発明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔
料は、鮮明な金色反射色を示した。実施例1と同様にし
て、このパ−ル光沢顔料のマスト−ンアングル,シエイ
ド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測定した。結果を後
記表Iに示す。
【0023】実施例18 面方向平均粒子径20ミクロン、平均アスペクト比80
の合成フッ素金雲母粉体(鉄含有量0.04%)20g
と水400ミリリットルとを、1リットルのガラス製容
器中に入れて撹拌した。この中に、塩化スズ溶液(酸化
スズ換算で5重量%溶液)5ミリリットルを加え、70
℃で30分間反応させた。次いで、この中に硫酸チタニ
ル溶液(TiO280g/リットル)200ミリリット
ルを添加して、急速に100℃まで加温し、この温度で
3時間反応させた。反応終了後、濾過、水洗し、110
℃の温度で乾燥した。得られた粉体を800℃で1時間
焼成して、本発明のパ−ル光沢顔料を得た。粉末X線回
折法により、被覆二酸化チタン層の結晶形を同定したと
ころ、アナタ−ゼ型結晶に基づく回折ピ−クは見られ
ず、ルチル型結晶に基づく回折ピ−クが観測された。こ
のパ−ル光沢顔料は、クリヤ−ラッカ−中に分散させる
と、黄金色を呈し、満足すべき十分な光沢のある光彩を
示した。このパ−ル光沢顔料のマスト−ンアングル,シ
エイド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測定した。結果
を後記表Iに示す。
【0024】実施例19 面方向平均粒子径20ミクロン、平均アスペクト比80
の合成フッ素金雲母粉体(鉄含有量0.05%)30g
と水400ミリリットルとを、1リットルのガラス製容
器中に入れて撹拌した。次いで、この中に硫酸ジルコニ
ウム溶液(ZrO2=100g/リットル)200ミリ
リットルを添加し、更に尿素を徐々に加えて、pHを
2.0にした。この溶液を急速に100℃まで加熱し、
反応を3時間継続した。反応終了後、濾過、水洗し、1
10℃で乾燥した後、900℃で1時間焼成して、本発
明のパ−ル光沢顔料を得た。このパ−ル光沢顔料は、ク
リヤ−ラッカ−中に分散させると、黄味を帯びた銀白色
の外観と満足すべき十分な光沢のある光彩を示した。実
施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料のマスト−ン
アングル,シエイド部分の色合いと干渉色の色ぼけを測
定した。結果を後記表Iに示す。
【0025】実施例20 面方向平均粒子径30ミクロン、平均アスペクト比10
0の合成フッ素金雲母粉体(鉄含有量0.05%)25
gと水370ミリリットルとを、1リットルのガラス製
容器中に入れて撹拌した。次いで、この中に硫酸第二ク
ロム溶液(Cr23=100g/リットル)30ミリリ
ットルを添加し、90℃まで加熱した。更に硫酸チタニ
ル溶液(TiO280g/リットル)200ミリリット
ルを添加して100℃まで加熱し、反応を3時間継続し
た。反応終了後、濾過、水洗し、約110℃で乾燥した
後、700℃で1時間焼成して、本発明のパ−ル光沢顔
料を得た。このパ−ル光沢顔料は、鮮明な金色反射色を
示した。実施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料の
マスト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干渉色の
色ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0026】比較例1 天然白雲母粉体(Fe含有量1.2%、平均屈折率1.
60)を使用する以外は、実施例1と同様にして、二酸
化チタン被覆雲母を製造した。このものをクリヤ−ラッ
カ−中に分散させると、金色の真珠光沢を示したが、実
施例1の本発明の顔料と比べて、干渉帯の色巾が狭く、
しかも余色が濁り、発色の鮮明度に欠けるものであっ
た。実施例1と同様にして、このパ−ル光沢顔料のマス
ト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干渉色の色ぼ
けを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0027】比較例2 天然白雲母粉体(Fe含有量1.1%、平均屈折率1.
60)を使用する以外は、実施例3と同様にして、二酸
化ジルコニウム被覆雲母を製造した。このものをクリヤ
−ラッカ−中に分散させると、銀白色の真珠光沢を示し
たが、実施例1の本発明の顔料と比べて、干渉帯の色巾
が狭く、しかも余色が濁り、発色の鮮明度に欠けるもの
であった。実施例1と同様にして、このパ−ル顔料のマ
スト−ンアングル,シエイド部分の色合いと干渉色の色
ぼけを測定した。結果を後記表Iに示す。
【0028】
【表1】
【0029】実施例21:塗料 実施例1で得た本発明のパ−ル光沢顔料を、熱硬化性ア
クリルメラミン樹脂(大日本インキ製、アクリデイック
47ー712とス−パ−ベッカミンG821ー60の重
量比7:3の混合物)に約10重量%混合し、黒エナメ
ル(日本ペイント社製、ス−パ−ラックF−47)を下
塗した鋼板にスプレーし、ウエットオンウエットで熱硬化
性アクリルメラミン樹脂(大日本インキ製、アクリデイ
ック44ー179とス−パ−ベッカミンL117ー60
の重量比7:3の混合物)トップクリヤ−をスプレ−し
て、140℃で18分間焼付けた。塗膜は、彩度、明
度、干渉性の高い金色虹彩真珠光沢を示した。
【0030】実施例22:プラスチック 実施例1で得た本発明のパ−ル光沢顔料4部を、塩化ビ
ニ−ル樹脂約100部、ジオクチルフタレ−ト40部及
びステアリン酸亜鉛3部と混合して、165℃に加熱し
た混練二本ロ−ルで3分間処理し、これを0.5mmの
厚さのシ−トに成型した。半透明の反射光が黄金色の虹
彩真珠光沢の美麗な塩化ビニ−ルシ−トを得た。
【0031】実施例23:化粧料(口紅) 次の組成から口紅を製造した。 実施例1で得た顔料 15部 赤色226号 1部 香料 0.5部 口紅基材 83.5部 但し、上記口紅基材としては、下記のものを配合して使
用した。 密ろう 15部 セチルアルコ−ル 3部 ラノリン 15部 ひまし油 62部 流動パラフイン 5部 このようにして製造した口紅は、金色の鮮やかな真珠光
沢を示した。
【0032】実施例24:化粧料(フアンデ−ションク
リ−ム) 実施例3で得た顔料 20部 流動パラフイン 25部 ワセリン 5部 イソプロピルミリステ−ト 5部 ステアリン酸 2部 POE(25)モノステアレ−ト 2部 黄酸化鉄 2部 ベンガラ 1部 タルク 5部 プロピレングリコ−ル 5部 グリセリン 5部 香料 0.5部 精製水 22.5部 上記処方物を、75〜80℃で均一に溶解・混合した
後、30℃まで冷却し、製品とした。この製品は、鮮明
度が高く、展延性に富むため大変化粧し易く、しかも化
粧くずれのしないものであった。
【0033】実施例25:インキ グラビアインキメジウム100部に対し、実施例1で得
た顔料15部を加え、十分混合してグラビアパ−ルイン
キを調合した。このインキを用いて印刷した印刷紙は、
流麗な虹彩真珠光沢と高級感に満ちた黄金色の干渉色を
示した。
【0034】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、原料合成
マイカの鉄含有量を1.0%以下とすることによって、
マスト−ンアングル,シエイド部分でのマイカ独特の色
合いが消失すると共に、干渉効果が強くなって、塗装し
たときに底色が白ぼける等の問題が解消されるので、パ
−ル光沢顔料の光輝感や色の鮮明度が格段に向上し、こ
の種従来のパ−ル光沢顔料には全く見られない顕著な光
輝感を発現するから、塗料、プラスチック、インキ、化
粧品の新しい光輝材として極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 5/36 C09D 5/36 7/12 7/12 Z 11/00 11/00 // C01B 33/42 C01B 33/42 (56)参考文献 特開 平6−240172(JP,A) 特開 平5−140475(JP,A) 特開 平5−117569(JP,A) 特開 昭63−183962(JP,A) 特開 昭63−241072(JP,A) 特開 平7−316464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09C 3/06 C08K 9/02 C09C 1/40 C09D 5/36 C09D 7/12 C09D 11/00 C01B 33/42

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパー
    ル光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
    1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
    イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
    微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
    カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
    であることを特徴とするパール光沢顔料。
  2. 【請求項2】前記合成マイカの平均屈折率が、1.58
    以下である請求項1に記載のパール光沢顔料。
  3. 【請求項3】前記合成マイカ中の鉄含有量を0.1%以
    下とした請求項1又は2に記載のパール光沢顔料。
  4. 【請求項4】前記合成マイカは、面方向の径が、3〜1
    00ミクロン、厚みが0.05〜1ミクロンの鱗片状粒
    子である請求項1〜のいずれかに記載のパール光沢顔
    料。
  5. 【請求項5】前記合成マイカの平均アスペクト比が、6
    0以上である請求項1〜4のいずれかに記載のパール光
    沢顔料。
  6. 【請求項6】前記金属酸化物をルチル化してなる請求項
    1〜5のいずれかに記載のパール光沢顔料。
  7. 【請求項7】前記金属酸化物が二酸化チタンであり、該
    二酸化チタンを塩化スズでルチル化してなる請求項6
    記載のパール光沢顔料。
  8. 【請求項8】合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパー
    ル光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
    1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
    イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
    微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
    カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
    であるパール光沢顔料を配合したことを特徴とする塗料
    組成物。
  9. 【請求項9】合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパー
    ル光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
    1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
    イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
    微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
    カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
    であるパール光沢顔料を配合したことを特徴とする化粧
    料。
  10. 【請求項10】合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパ
    ール光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
    1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
    イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
    微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
    カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
    であるパール光沢顔料を配合したことを特徴とするイン
    キ。
  11. 【請求項11】合成マイカ上に金属酸化物を被覆したパ
    ール光沢顔料に於いて、前記合成マイカ中の鉄含有量を
    1.0%以下にすると共に、前記合成マイカが、合成マ
    イカを溶融合成する際、合成マイカ融液に、合成マイカ
    微粉末を加えて凝固・結晶化させた剥離し易い合成マイ
    カ結晶塊を微粉化して、表面を平滑とした合成マイカ粉
    であるパール光沢顔料を配合したことを特徴とするプラ
    スチック。
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