JPS60988Y2 - コンバインの自動走行減速装置 - Google Patents

コンバインの自動走行減速装置

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JPS60988Y2
JPS60988Y2 JP11232078U JP11232078U JPS60988Y2 JP S60988 Y2 JPS60988 Y2 JP S60988Y2 JP 11232078 U JP11232078 U JP 11232078U JP 11232078 U JP11232078 U JP 11232078U JP S60988 Y2 JPS60988 Y2 JP S60988Y2
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JP
Japan
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rotation speed
speed
combine
decrease
handling
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Application number
JP11232078U
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English (en)
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JPS5528564U (ja
Inventor
潔 内田
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自走自脱式のコンバインにおける走行速度を
、脱穀装置における回転数の低下に応じて減速制御する
装置に関するものである。
一般にコンバインにおいては、刈り取った殻稈が脱穀装
置に至り、且つ脱穀装置を通過するまでの間には一定の
時間が必要であるから、コンバインの走行速度を脱穀装
置の回転数の低下に応じて減速制御する場合には、回転
数の低下前の状態において刈り取った殻稈が脱穀装置を
通過するまで前記回転数低下の状態が続くことになる。
従って、脱穀装置における回転数の低下に応じてコンバ
インの走行速度を連続的に減速制御するようにしたので
は、前記減速前に刈り取った殻稈が脱穀装置を通過する
までの時間の間、つまり脱穀装置の回転数の低下状態が
続く時間の間、コンバインにおける走行速度の減速制御
が引続き連続して行なわれるから、コンバインの走行速
度が必要以上に減速されることになって、刈取り作業能
率が低下したり、場合によってはコンバインの前進走行
が停止したりする不具合が発生するのであった。
そこで本考案は、コンバインに走行速度を脱穀装置にお
ける回転数の低下に応じて減速制御するにおいて、脱穀
装置における回転数の低下が適宜時間だけ持続したとき
のみ、走行速度を一段減速し、この一段減速後において
回転数の低下状態が更に適宜時間だけ持続するときには
、もう一段減速すると言うように、走行速度の減速への
操作を、回転の低下が適宜時間の間持続するごとに段階
的に行うようにすることにより、前記の不具合が発生し
ないようにしたものである。
以下本考案の一例を実施例の図面について説明するに、
図において1は左右一対の走行うローラ2.2のトラッ
クフレーム3に後部がピン4枢着された機体を示し、こ
の機体1は前記枢着ピン4の前方位置において機体1と
トラックフレーム3との間に装架した油圧シリンダ5に
より、前記枢着ピン4を中心に上下動するように構成さ
れ、且つこの機体1の上面に脱穀装置6を、前部に刈取
装置7、殻稈引起装置8及び殻稈搬送装置9とからなる
刈取前処理装置10を備えている。
11は前記走行うローラ2,2の前部間に装架した車軸
ケースで、その中途部には油圧式の走行変速機構12を
備え、この走行変速機構12に前記機体1に搭載したエ
ンジン13からの動力をベルト14を介して伝達し、車
軸ケース11内の車軸15,15及びスプロケット16
を介して走行うローラ2,2を駆動するように構成する
と共に、機体1に取付く、変速機構17にベルト18を
介して動力伝達し、この変速機構17には二つの出力軸
19,20を設け、一方の出力軸19を前記脱穀装置6
に、他方の出力軸20を刈取前処理装置10に各々連結
するにあたり、前記両方の出力軸19,20中にクラッ
チ21,22を設ける一方、前記エンジン13から変速
機構17への入力軸23中にはクラッチ24を設けるも
のである。
25は前記車軸ケース11にフレーム26を介して取付
けられた運転台で、その上面には座席27及び操作盤2
8を設けると共に、前記走行変速機構12における変速
レバー29が突出するカバー30を設け、該カバ−30
上面には変速レバー29を中立位置Nから各段の前進変
速、位置I。
■、■及び後退位置Rに導く長溝31を連通して穿設[
、た変速案内ブレート32を設ける一方、脱穀装置6に
おける扱胴34の扱胴軸33には、当該扱胴軸33の回
転数が適正な所定回転数(No)以下になればONとな
り、所定回転数(No)以上になればOFFとなる回転
数センサニ35を設け、この回転数センサー35の信号
により作動するタイマー回路付き制御回路36を経てロ
ータリソレノイド又は多段直動ソレノイド37を駆動さ
せ、該ソレノイド37を前記変速レバー29の中途部等
に前記摺動自在なガイド板38を介して連結することに
より、扱胴軸3の回転数が所定回転数(NQ)以下にな
れば、そρ所定回転数(No)以下となる状態が適宜時
間の間続くごとに応じて順次変速レバー29を高速から
低連及び中立位置へと段嘩的に減速変位させるよう怖構
成するのである。
すなわち、前記回転数センサー35とタブマー回路付き
制御回路36とは、第5図の作用説明図のように作用す
る。
先づ前記回転数センt−35は扱胴軸33か適正な所定
回転数、、(No)以下になればONとなり、このON
信号によりsum回路36はソレノイド37を1段目に
作動させ、このソレノイド37の1段目への作動によっ
て1変速レバー29が第3速(1)から第2速(II)
に減速変位し、同時にタイマ回路部が作動して前記所定
回転数(No)以下の状態が適宜時間(tl)だけ持続
すれば、ソレノイド37を2段段目に作動させるように
出力信号を出腰従ってこのソレノイド37の2段目への
作動により変速レバー29は第2速(n)から第1速(
I)へと減速変位しこの減速から更に適宜時間(t2)
だけ経過しても、扱胴軸の回転数が所定回転数(No)
以上にならない場合はソレノイド37を3段目に作動さ
せることによって、変速レバー29を第1速(I)から
中立位置Nへ変位させるように制御するのであり、逆に
扱胴軸33の回転数が(No)以上になれば、回転数セ
ンサー35はOFFとなり、ソレノイド37の作動がそ
の場で停止するように制御し、その後は手動にて変速レ
バー29を増速方向に回動操作できるようにするもので
ある。
この構成において、運転席に座る作業者が変速レバー2
9を中立位置Nから順次前進位置(I)又は(II)若
しくは(III)にすればコンバインは前進走行し、こ
の状態でクラッチ24,20,21を入れると、刈取前
処理装置10と脱穀装置6の両方が同時に駆動して刈取
脱穀作業ができる。
この刈取脱穀作業に際して、脱穀装置6に対する殻稈の
量が適正である場合には、扱胴軸33の回転数は前記所
定回転数(No)以上で、回転数センサー35がOFF
の状態となるから制御回路36及びソレノイド37は作
動せず、従ってコンバインの走行速度の減速制御は行な
われず、コンバインは当初の走行速度で前進走行する。
この場合において、扱胴軸33の回転数が所定回転数(
No)以上のときは、運転者による手動操作によって走
行速度を適宜増速できる。
そして、刈取脱穀作業中において、脱穀装置6に対する
殻稈の量が適正値より増大して、扱胴軸33の回転数が
所定回転数(No)より低下すれば、回転数センサー3
5はONとなり、前述のように制御回路30が作動し、
扱胴軸33の回転数が所定回転数(No)より低下した
状態が適宜時間だけ持続したときのみコンバインの走行
速度をプ般減速し、この減速後においても扱胴軸33の
回転数が所定値に復帰せす、所定回転数より低下した状
態が更に適宜時間だけ持続するともう一段減速すると言
うように、換言すれば、走行速度の減速への操作を、前
記回転数センサー35による回転数低下の検出信号が適
宜時間の間持続するごとに段階的に行なうから、コンバ
イン1の走行は低速となって刈取量、ひいては脱穀装置
6への殻稈の供給量が減少することにより、当該脱穀装
置6における扱胴34の回転数が増加して適正な状態に
復帰するのである。
このように本考案は、コンバインに搭載した脱穀装置に
、当該脱穀装置における扱胴の回転数を検出する回転数
センサーを設け、該回転数センサーによる扱胴の回転数
の検出信号により制御回路を介してコンバインにおける
走行変速機構を、扱胴における回転数の低下に応じて減
速方向に操作するようにした自動走行減速装置において
、前記制御回路には、前記走行変速機構における減速方
向への操作を、前記回転数センサーによる回転数低下の
検出信号が適宜時間の間持続するごとに段階的に行うよ
うにした手段を設けて戒るもので、脱穀装置における扱
胴の回転数に対する走行速度の減速は、前記扱胴の低回
転の状態が適宜時間だけ持続しないときには行なわれな
いから、減速前の刈取り殻稈が脱穀装置を通過するまで
の間に、コンバインの走行速度が必要以上に減速される
ことはなくなり、コンバインによる刈取脱穀中において
、コンバインの走行速度が不測に減速状態になって、作
業能率が著しく低下したり、或いはコンバインの走行が
扱胴の回転数の低下によって不測に停止する不具合を確
実に回避できる効果を有する。
しかも、本考案は、扱胴の回転数を、当該扱胴に対して
直接的に設けた回転数センサーにて検出するものである
から、扱胴の回転数の検出が、エンジンから扱胴への動
力伝達部に設けられる変速機構とは無関係に的確に、且
つ、迅速に検出できて、前記の効果をより助長できる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を承部第1図はコンバインの側
面図、第2図はその正面図、第3図は第1図の■−■線
拡線断大断面図4図はブロック線図、第5図は作用説明
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンバインに搭載した脱穀装置に、当該脱穀装置におけ
    る扱胴の回転数を検出する回転数センサーを設け、該回
    転数センサーによる扱胴の回転数の検出信号により制御
    回路を介してコンバインにおける走行変速゛機構を、扱
    胴における回転数の低下に応じて減速方向に操作するよ
    うにした自動走行減速装置において、前記制御回路には
    、前記走行変速機構における減速方向への操作を、前記
    回転数センサーにる回転数低下の検出信号が適宜時間の
    間持続するごとに段階的に行うようにした手段を設けて
    戒るコンバインの自動走行減速装置
JP11232078U 1978-08-15 1978-08-15 コンバインの自動走行減速装置 Expired JPS60988Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232078U JPS60988Y2 (ja) 1978-08-15 1978-08-15 コンバインの自動走行減速装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5528564U JPS5528564U (ja) 1980-02-23
JPS60988Y2 true JPS60988Y2 (ja) 1985-01-12

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ID=29061020

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