JPS6098429A - 照明用光源のリ−ド線保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は電子写真複写機において、原稿を光学的に走査
するために原稿を照明する光源への電源供給用のリード
線の保持装置に関する。

〈従来技術〉 電子写真複写機において、回転する感光体に原稿の画像
を露光するために、原稿を光学的に走査しスリット露光
を行っている。このスリット露光手段としては、画像を
結像させる光学系を固定し、原稿を載置すを原稿台を移
動させる原稿台移動方式と、原稿台を固定し上記光学系
の一部を移動させる光学系移動方式とがある。

上記光学系移動方式によれば、第１図に示す通り原稿台
Ｉ上の原稿を照明する光源２及び反射ミラー３を原稿面
に対し平行に走行させて、原稿を光学的に走査している
。この時、反射ミラー３からの反射光は、ミラー４及び
ｊにて反射され、更にレンズ６及び固定ミラー７を介し
て感光体８上に投影される。上記ミラー４及び５は、反
射ミラー３同様に原稿面に対し平行に走行され、ミラー
３の速度のＩ／２の速度で駆動される。

上述の様に構成されていることから、反射ミラー３と同
様に移動する光源２には、電源を供給するだめのリード
線が電気的に接続する必要があり、このリード線が光源
２の走行時てこの走行等を邪魔しないためにも定位置に
保持する必要がある。

その−例を第２図に示している。これは、反射ミラー３
及び光源２の支持部材９とミラー４．５の支持部材１０
とが２＝１の速度比でスライド軸１１に沿って移動する
ことを利用している。つまり、支持部材１０に回転可能
にプーリ１２を設け、一端が光源２を支持した支持部材
９に固定され他端が複写機本体の所定位置に固定された
リード線１３を上記プーリ１２に張架している。この様
な構成とすることで、リード線１３の固定両端間の距離
が両支持体９．１０が移動しようとも常に一定となり、
リード線１３をたるみなく保持できる。

しかしながら、第２図に示したリード線Ｉ３の保持装置
によれば、リード線１３は常に張力が加わり、コードの
屈曲寿命が低下するといった欠点がある。また、支持部
材９，１０との位置関係により複写機の解像度等が大き
く左右されるため、両支持部材９．ＩＯの間隔を調整す
る必要があり、そぐの都度リード線１３の固定を緩め再
度張り直さなければならないといった面倒な作業を必要
としていた。

〈発明の目的〉 本発明は光学系の移動方式の複写機において、原稿照明
用の光源のリード線の保持を簡単にすることを目的とし
ている。

〈実施例〉 第３図は本発明におけるリード線の保持装置を示す側面
図である。この第３図は第１図及び第２図と同一部分を
同一符号で示しており、その説明は省略する。図中１５
は光源２に電源を供給するためのリード線１３の周囲を
囲うように設けられたコイルスプリングである。このコ
イルスプリング１５は、密着巻きされており、リード線
１３の両固定端１３−１と１３−２との間のリード線１
３の長さにほぼ等しい長さに設定されている。特にリー
ド線１３はコイルスプリング１５の内部に自由な状態で
挿通されているだけである。

また、コイルスプリング１５が垂れ下がらないように、
スプリング１３を支える支持体１６を例えはスライド軸
】】と平行に配置している。上記リード線１３の一端部
ｌ・３−１は、原稿台面と平行に走行される支持部材９
に固定され、他端部１３−２は支持体Ｉ６に固定されて
いる。そして、コイルスプリング１５の一端１５−■は
、リード線Ｉ３同様移動支持部材９に固定され、他端１
５−２は固定支持体１６に固定されている。

上述の様にリード線１３の保持を行うものにおいて更に
本発明は、コイルスプリング１５の移動支持部材９側に
コイルスプリング１５を支持する補助スプリング１７を
設けている。この補助スプリング１７はコイルスプリン
グ１５の張力より弱いものを用い−でいる。また第３図
の例ではコイルスプリング１５の端部近部を巻くように
して補助スプリング１７が設けられており、その両端部
が移動支持部材９より少し延長された支持片９−１に第
４図に示す如く固定されている。そのため、コイルスプ
リング１５は、補助スプリング１７にて左右のプレ及び
下方向への垂れ下がりが防止され、第３図に示す如く正
常なる曲率が形成されることになる。

ここで、第５図に示す如く、補助スプリング１７の代り
に、板金１８を補助部材としてコイルスプリング１５を
支持するようにすれば、移動支持部材９が何れかの方向
にフルに移動されれば、コイルスプリング１５は適当曲
率を持つことができず、強制的に曲げ作用を受ける。こ
の時に大きな衝突音等を発することもある。そのため、
コイルスプリング１５を余裕をもって長くすれば上述の
欠点を防止できる。しかし、光学系の移動部のスペース
を大きくする必要がでてくる。これを防止するためにも
、本発明の様にコイルスプリング１５を支持することで
、第６図に示す如く、コイルスプリング１５は適当な曲
率をもって変形され、この時の衝撃等が補助スプリング
１７に吸引され、衝突音等を生じることもない。っ捷り
、移動支持部材９の移動に従って、コイルスプリングＩ
５は支持体１６上を、形成される曲率部分が移動するよ
うにして搬送され、この時の変形時の衝撃等が補助スプ
リングｌ７ＶＣで吸収される。また、コイルスプリング
１５の左右へのプレ及び下方向への垂れ下がりも防止さ
れ、支−特休１６Ｊ二の一定部分にコイルスプリング１
５が支持されることになる。

寸だ、リード線１３はコイルスプリング内５内に自由な
状態で保持されており、ミラー支持部材９等が移動しよ
うとも、リード線１３に張力が加わることは彦い。その
ため、リード線１３の屈曲寿命の低下を防止できる。寸
だ、リード線１３は支持部材９に対し１／２の速度で移
動する相手部分を必要とせず、両支持部材９の調整時に
リード線１３の固定部の固定を解除することも不要であ
る。

尚、コイルスプリング１５は形状は円形でなく、長方形
状にしてもよくこれらに限定されるものではない。要す
るにスプリング１５内でリード線１３が自由に移動でき
るように形成すればよい。

〈発明の効果〉 本発明のリード線の保持装置によれば、定位置に支持さ
れたコイルスプリング内に光源への電源供給用リード線
を設けるものであるから、リード線自体がスプリング内
に自由に保持されているだけで、張力が作用せず、リー
ド線の寿命を長くできるだけでなく、リード線の保持構
成も簡単である。またコイルスプリングにおいても適当
な曲率がスムーズに形成されるように支持されているた
めに、コイルスプリングの移動をスムーズに行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は光学系移動方式による原稿走査部を示す側面図
、第２図は第１図における従来のリード線の保持装置を
示す側面図、第３図は本発明におけるリード線の保持装
置の一具体例を示す側面図、第４図は本発明のコイルス
プリングの支持状態を示す図、第５図はコイルスプリン
グの本発明とは別の支持状態を示す図、第６図は本発明
の動作説明に供する図である。 Ｉ：原稿台　２：光源　３：反射ミラー−“”９．１０
：支持部材　９−ド延長支持片Ｉｌニスライド軸　１３
：リード線　１５：コイルスプリング　１６：支持体　
１７：補助スプリング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ　載置された原稿を光学的に走査するために、原稿載
   置面に対し原稿照明用光源を平行に走行させ、感光体上
   に原稿の画像を投影するものにおいて、上記光源を支持
   して走行される移動部材に一端が固定され他端が装置本
   体側に固定されたコイルスプリング内は上記光源へ電源
   を供給するためのリード線を通して保持し、このコイル
   スプリングの上記移動部材側固定部近傍にコイルスプリ
   ングを支持する補助スプリングを設けたことを特徴とす
   る照明用光源のリード線保持装置。