JPH0727468Y2 - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents

原稿サイズ検知装置

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JPH0727468Y2
JPH0727468Y2 JP1987175513U JP17551387U JPH0727468Y2 JP H0727468 Y2 JPH0727468 Y2 JP H0727468Y2 JP 1987175513 U JP1987175513 U JP 1987175513U JP 17551387 U JP17551387 U JP 17551387U JP H0727468 Y2 JPH0727468 Y2 JP H0727468Y2
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JP
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JP1987175513U
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JPH0179053U (ja
Inventor
英明 津高
宏至 小林
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は原稿サイズ検知装置に関し、さらに詳細にい
えば、コンタクトガラス上にセットされた原稿のサイズ
を自動的に検知するとができる原稿サイズ検知装置に関
する。
〈従来の技術〉 近年、複写機として、原稿サイズを検知して、設定され
た複写倍率に適合するサイズの用紙を、給紙カセットか
ら自動的に供給する自動給紙機能、および、検知された
原稿サイズと用紙のサイズとから、自動的に複写倍率を
計算して、光学部の変倍操作を行わせる自動倍率設定機
能を備えたものが提供されている。
従来、この種の複写機に使用される、原稿サイズ検知装
置として、 原稿押えを閉じる動作に連動させて、先端部にセンサ
を有するセンサバーを、コンタクトガラスと平行に旋回
させ、原稿を検知するまでの時間に基いて、原稿のサイ
ズを自動的に検知する構成のもの(実開昭57-201558号
公報参照)、 原稿押えの所定位置に設けられた着色部材と、着色部
材に光を照射する発光体と、着色部材からの反射光を受
光する受光体と、複写動作を遂行する前に、上記受光体
を、光学部の移動の妨げにならない位置に退避させる駆
動手段とを有し、原稿により遮られた部分と、遮られて
いない部分とに対応する受光体からの信号に基いて、原
稿のサイズを自動的に検知する構成のもの(特開昭56-2
2424号公報参照)、 光学要素を支持する移動枠の所定位置に一対の光学セ
ンサを取付け、一方の光学センサにより原稿の端部を検
出するとともに、他方の光学センサにより指示板のマー
クを読取ることにより、自動的に原稿のサイズを検知す
る構成のもの(特開昭57-48759号公報参照)が提供され
ている。
ところが、上記の原稿サイズ検知装置は、原稿押えを
閉じる速度が変化すると、原稿検知時間が変化するの
で、原稿のサイズを誤って検知するという問題があっ
た。
また、上記の原稿サイズ検知装置は、受光体を退避さ
せるための特別の駆動機構が必要であるから、装置の構
造が複雑になる。しかも、原稿のサイズ検知が完了した
後、原稿の露光を開始するまでの間に、受光体を退避さ
せるための時間が必要であるから、原稿の露光を開始さ
せるためのキー操作を行なってから、原稿の露光を完了
するまでの時間が長くなるという問題があった。
さらに、上記の原稿サイズ検知装置は、原稿のサイズ
を検知する度に、光学要素を支持する移動枠を一往復さ
せる必要があるので、原稿の露光を開始させるためのキ
ー操作を行なってから、原稿の露光を完了するまでの時
間が長くなるという問題があった。
このような問題を解消するために、本願出願人は、光学
要素を支持する移動枠の移動に伴って、コンタクトガラ
スと平行な平面に沿って屈伸可能なアームを設け、該ア
ームの上面に、各種定形サイズの原稿に対応させて複数
個の光学センサを取り付け、何れの光学センサが原稿を
検知しているかを判別することにより自動的に原稿のサ
イズを検知する構成のもの(特開昭62-9205号公報参
照)を提案した。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記屈伸自在なアームを構成した原稿サイズ検知装置に
よると、上記した〜の原稿サイズ検知装置における
問題点を全て解消することができる反面、アームの退避
動作(屈曲動作)を、移動枠の移動動作、つまり光学要
素による原稿の走査露光動作に追従させて行わせている
ので、移動中の移動枠に対してアームにより不要な負荷
が作用し、移動枠が振動して、走査露光がスムーズに行
われず、画像がぶれる虞がある。
〈目的〉 この考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、光
学要素が露光走査方向に移動する際に、光学要素を支持
する移動枠に作用する負荷を、軽減または皆無にするこ
とができ、画像のぶれが生じる虞を解消することができ
る原稿サイズ検知装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するためのこの考案の原稿サイズ検知
装置としては、光学要素を移動させることにより原稿を
走査露光する静電式の複写機に装着され、一方の端部を
複写機の露光走査方向側の所定位置に対して軸を中心に
回動自在に連結し原稿に対向するように位置させたアー
ムに、コンタクトガラス上に載置された原稿のサイズを
検知する複数個の光学センサを取付けている原稿サイズ
検知装置であって、上記アームの他方の端部と光学要素
を支持する移動枠の所定位置とを連結する連結部材を設
けると共にアームおよび連結部材を原稿と平行な平面に
沿って屈伸可能なくの字状とし、上記アームを露光走査
方向側へ前記軸を中心にして回動付勢する付勢手段を設
けていることを特徴とするものである。
〈作用〉 上記の構成の原稿サイズ検知装置によれば、光学要素が
原稿露光走査方向に移動する際(露光過程)において、
アームを付勢手段により露光走査方向側に積極的に回動
することができるので、移動枠に作用する負荷を軽減ま
たは解除することができる。したがって、上記負荷のた
めに移動枠が振動して、画像にぶれが生じるという虞を
解消することができる。特に、移動枠の移動に負担をか
けないためには、くの字状をしたアームと連結部材との
連結部分がスムーズに移動されることが必要である。こ
れに対して、仮に、アームを軸を中心として回動付勢す
る付勢手段を用いないとすると、上記の連結部分を進行
方向に移動させる力は、移動枠が連結部材を介して押す
力のみとなるが、この押す力は、上記の連結部分におい
て、移動枠の進行方向に沿う力と、上記進行方向に直交
する方向の力とに分散されている結果、上記連結部分を
進行方向へ進める力が不足することになる。これに対し
て、本考案では、アームを軸を中心として回動付勢する
ことにより、上記連結部分を進行方向に進める力を補完
することができる。したがって、移動枠の移動にかかる
負担を非常に少なくすることができる。換言すると、ア
ームと連結部材との連結部分としては、引っ張られなが
ら押されていくことになり、いわゆるリーディングアン
ドトレーディングの原理により、上記連結部分に負荷さ
れる力を可及的に小さくすることができる。そして、光
学要素が原稿露光走査方向と反対方向に移動する際(戻
り過程)においては、光学要素を支持する移動枠が、連
結部材を介して、アームを露光走査方向と反対側へ回動
させるが、このとき、光学要素は露光過程にないので、
画像のぶれの原因とはならない。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この考案の原稿サイズ検知装置を装備した複
写機を示す要部斜視図であり、上記原稿サイズ検知装置
は、光源(11)および反射鏡(12)を支持する第1移動
枠(1)、反射鏡(21)(22)を支持する第2移動枠
(2)、長尺のアーム(3)および連結部材(4)、お
よび引っ張りばねからなる付勢部材(5)を主要部とし
て有している。
上記両移動枠(1)(2)の一方の端部は、ガイド軸
(13)に対して摺動自在に係合されているとともに、他
方の端部は、それぞれ摺動部材(図示せず)を介して、
上記ガイド軸(13)と平行に設けられたガイドレール
(14)上に載せてあり、両移動枠(1)(2)は、ガイ
ド軸(13)およびガイドレール(14)に沿って、往復移
動可能になっている。
上記光源(11)、および反射鏡(12)(21)(22)から
なる光学要素(6)は、両端部が複写機の本体に固定さ
れているワイヤ(15)を、ガイドプーリ(16)(17)、
テンションプーリ(18)、および駆動ドラム(19)に巻
懸けるとともに、第2移動枠(2)の所定位置に取付け
た従動プーリ(23)にも巻懸け、さらに第1移動枠
(1)の所定部に対して、当該ワイヤ(15)を固定する
ことにより往復移動させられる。したがって、上記両移
動枠(1)(2)の移動に際しては、第1移動枠(1)
の移動速度は、第2移動枠(2)の移動速度の2倍とな
る。
上記アーム(3)は、一方の端部を軸(34)により、装
置本体の所定部例えばガイド軸(13)の端部付近に回動
可能に連結されており、他方の端部は、軸(33)によ
り、連結部材(4)の一方の端部と回動可能に連結され
ている。この連結部材(4)の他方の端部は、第1移動
枠(1)のガイド軸(13)寄りに、軸(35)により回動
可能に連結されている(第3図参照)。これらのアーム
(3)および連結部材(4)の所定位置には、発光体
(38)、および受光体(39)からなる光学センサ(37)
が、取付け部材(36)により、複数個取付けられてる。
なお、上記アーム(3)および連結部材(4)は、内部
が空洞に形成されており、各光学センサ(37)に接続さ
れるリード線(図示せず)は、上記空洞を通して配線さ
れている。また、上記空洞により、アーム(3)および
連結部材(4)の軽量化を図ることもできる。
上記引っ張りばねからなる付勢部材(5)は、一方の端
部が、アーム(3)の中央部より軸(34)寄りに取付け
られると共に、他方の端部が、複写機本体の所定部に取
付けられており、アーム(3)が軸(34)を中心に、露
光走査方向側に回動するように付勢する。
一方、各光学センサ(37)は、第2図に示すように、各
種定型サイズの原稿(例えばセンチサイズの原稿につい
ては、A3、B4、A4、B5等のサイズの原稿)のセット位置
に対応して設けられている。つまり、最小サイズの原稿
を検知する光学センサ(37)は、その最小サイズの原稿
に光を照射できる範囲に設けられており、また、他の光
学センサ(37)は、それぞれ、対応する一の定型サイズ
の原稿の範囲内で、かつ、その一の定型サイズの原稿よ
りも一回り小さい原稿からはみ出る領域に光を照射でき
る範囲に設けられている。したがって、各光学センサ
(37)の発光体(38)から原稿に光を照射し、何れの光
学センサ(37)の受光体(39)が、原稿からの反射光を
受光したかを判別することにより、原稿サイズを検知す
ることができる。なお、上記各光学センサ(37)は、原
稿をセットするコンタクトガラス(10)の下面に近接さ
せて取付けられている。これによって、発光体(38)の
指向性を余り高くする必要がないので、光学センサ(3
7)の価格を安くすることができるという利点がある。
この実施例によれば、光学要素(6)が原稿露光走査方
向に移動する際(露光過程)においては、アーム(3)
は、第1移動枠(1)の移動と連動して、引っ張りばね
からなる付勢部材(5)に付勢された状態で、露光走査
方向側に回動するので(第3図参照)、第1移動枠
(1)に作用する負荷を皆無にすることができる。した
がって、上記負荷のために第1移動枠(1)が振動する
のを確実に防止することができ、ひいては、画像にぶれ
が生じるという虞を引っ張りコイルばねからなる付勢部
材(5)を設けるという簡単な構造にコスト安価に解消
することができる。特に、くの字状をしたアーム(3)
と連結部材(4)との連結部分を、第1移動枠(1)の
進行方向にスムーズに移動させることができるので、第
1移動枠(1)の移動にかかる負担を非常に少なくする
ことができ、画像ぶれ防止効果が非常に高い。そして、
光学要素(6)が原稿露光走査方向と反対方向に移動す
る際(戻り過程)においては、光学要素(6)を支持す
る第1移動枠(1)が、連結部材(4)を介して、アー
ム(3)を露光走査方向と反対側へ回動させるが、この
とき、光学要素(6)は露光過程にないので、画像のぶ
れの原因とはならない。
なお、この考案の原稿サイズ検知装置は、上記実施例に
限定されるものでなく、例えば、付勢部材(5)として
の引っ張りばねは、連結部材(4)を露光走査方向に引
っ張るように設けられても良い。また、付勢部材(5)
として捩じりばねを用い、これを、アーム(3)の一方
の端部(ガイド軸(13)側)に取付けても良いし、アー
ム(3)と連結部材(4)との連結部等に取付けても良
い。そして、付勢部材(5)のばね圧は、第1移動枠
(1)によるアーム(3)の回動を補助する程度であっ
ても、第1移動枠(1)に作用する負荷を軽減すること
ができ、上記と同様の効果が得られる。
さらに、連結部材(4)には、金属製、樹脂製等の索条
体を用いることができ、この場合には、構造の簡素化が
図れると共に一層の軽量化を図ることができる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の原稿サイズ検知装置によれ
ば、光学要素が原稿露光走査方向に移動する際(露光過
程)において、アームを、付勢手段により露光走査方向
側に積極的に回動することができるので、移動枠に作用
する負荷を軽減または解除することができ、したがっ
て、上記負荷のために移動枠が振動して、画像にぶれが
生じるという虞を付勢部材を設けるという簡単な構造に
てコスト安価に解消することができる。特に、くの字状
をしたアームと連結部材との連結部分を、移動枠の進行
方向にスムーズに移動させることができるので、移動枠
の移動にかかる負担を非常に少なくすることができ、画
像ぶれ防止効果が非常に高いという特有の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の原稿サイズ検知装置の一実施例を
示す斜視図、 第2図は、光学センサの取り付け位置を説明する図、 第3図は、移動枠が移動した状態を示す斜視図である。 (1)(2)……移動枠、(3)……アーム、(4)…
…連結部材、(5)……付勢部材、(6)……光学要
素。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学要素を移動させることにより原稿を走
    査露光する静電式の複写機に装着され、一方の端部を複
    写機の露光走査方向側の所定位置に対して軸を中心に回
    動自在に連結し原稿に対向するように位置させたアーム
    に、コンタクトガラス上に載置された原稿のサイズを検
    知する複数個の光学センサを取付けている原稿サイズ検
    知装置において、上記アームの他方の端部と光学要素を
    支持する移動枠の所定位置とを連結する連結部材を設け
    ると共にアームおよび連結部材を原稿と平行な平面に沿
    って屈伸可能なくの字状とし、上記アームを露光走査方
    向側へ前記軸を中心にして回動付勢する付勢手段を設け
    ていることを特徴とする原稿サイズ検知装置。
  2. 【請求項2】連結部材が、ワイヤで構成された上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の原稿サイズ検知装置。
  3. 【請求項3】付勢手段が、アームの上記一方の端部に設
    けられた捩じりばねからなる上記実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の原稿サイズ検知装置。
  4. 【請求項4】付勢手段が、引っ張りばねからなる上記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の原稿サイズ検知装
    置。
JP1987175513U 1987-11-17 1987-11-17 原稿サイズ検知装置 Expired - Lifetime JPH0727468Y2 (ja)

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JPH0179053U JPH0179053U (ja) 1989-05-26
JPH0727468Y2 true JPH0727468Y2 (ja) 1995-06-21

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