JPS609805Y2 - ロ−ラ−定着装置 - Google Patents

ロ−ラ−定着装置

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JPS609805Y2
JPS609805Y2 JP6683480U JP6683480U JPS609805Y2 JP S609805 Y2 JPS609805 Y2 JP S609805Y2 JP 6683480 U JP6683480 U JP 6683480U JP 6683480 U JP6683480 U JP 6683480U JP S609805 Y2 JPS609805 Y2 JP S609805Y2
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JP
Japan
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roller
claw member
transfer paper
fixing device
support shaft
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Expired
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JP6683480U
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English (en)
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JPS56167368U (ja
Inventor
安雄 朝比奈
一郎 福島
節夫 曽我
康守 永原
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、転写紙上の粉体トナー像を一対の加圧加熱
ローラーによって転写紙上に定着するローラ一定着装置
に関する。
粉体トナー像は、ローラーの加圧および加熱によって粘
着化し、転写紙上に粘り着いて定着が行なわれる。
同時に、この粘着化されたトナーによって転写紙がロー
ラーに貼り着いてしまうことがある。
このため、ローラー表面を離型性の良いテフロンやシリ
コンゴム等で形成することが一般的に行なわれているが
、通常の装置は、安全を期すために転写紙剥離のための
爪部材を備えていることが普通である。
第1図は、斯る爪部材を備えたローラ一定着装置の一例
を示している。
符号10で全体を示すローラ一定着装置は、圧接してそ
の接触点において同方向に回転する一対のローラー11
.12を含んでいる。
ローラー11は加圧ローラーで、金属ローラー上にシリ
コンゴム被覆を有しており、ローラー12は加熱ローラ
ーで、テフロンで構威すれており、内部にヒーター13
を有している。
加熱ローラー12の上部には、これに接して回転するシ
リコンゴム被覆を有するオイル供給ローラー14が設け
られており、このオイル供給ローラー14の右上部には
、これに接して回転し、かつ、同様にシリコンゴム被覆
を有するオイル塗布ローラー15が設けられている。
オイル塗布ローラー15の上部には、塗布フェルト16
の一端が接して設けられており、塗布フェルト16の他
端は、容器17内に収容されたオフセット防止液である
シリコンオイル18に浸漬されている。
一対のローラー11.12の左側が転写紙が進入してく
る側であり、そこには案内板19が設けられており、反
対側の転写紙が出てゆく側には、案内板20.21とそ
の上方の爪部材22とが設けられている。
爪部材22の先端は、支持軸23に対し爪部材の上端が
ばね24により引張られることによって、または自重に
よって加熱ローラー12の表面に常態において接してお
り、爪部材22の後端は、符号25で示す転写紙の進路
内に入り込んでいる。
符号26は一対の排紙ローラーである。
案内板19によって案内されてきた加熱ローラー12側
にトナー像を有する転写紙27は、一対のローラー11
.12の間を通過する間に加圧および加熱されて転写紙
27上に定着される。
この定着の際に粘着化したトナーによって転写紙が加熱
ローラー12に貼り着いた場合、転写紙は爪部材22の
先端によって剥離され、案内板20,21を通って排紙
ローラ一対26にくわえられ、これによって転写紙は緊
張する。
この緊張によって爪部材22の後端が押し上げられ、爪
部材22は支持軸23を中心にして揺動し、爪部材の先
端が加熱ローラー表面から離れる。
したがって、これ以後は、加熱定着ローラー12の表面
にトナーが付着したとしても爪部材に移ることがなく、
定着ローラー12の表面に付着したトナーは、オイル供
給ローラー14の位置に達する前に、図示されないクリ
ーニングローラーによって除去される。
転写紙の後端がローラー11.12の間を通過し終ると
、転写紙の緊張が解けるので、爪部材は再び揺動してそ
の先端がローラー12の表面に接して、次の転写紙の分
離に備える。
斯るローラ一定着装置に備えられた爪部材22の先端は
、ローラー12に対して接離自在となっていて、この接
離動作を行なうために、爪部材22は、支持軸23に対
し揺動自在に嵌合しており、ローラー12への接触時、
同ローラーから転写紙を剥離する。
このように、爪部材22は、この先端が転写紙のトナー
像に接する側のローラー12へ、当接することにより、
転写紙の剥離機能を遠戚するものであるが、この場合、
定着装置を長時間、使用していくうちに、爪部材の先端
が摩耗して剥離性能を悪くしたり、あるいは、付着した
トナーが固化してローラーのオフセット防止層を傷つけ
たりする。
このため、爪部材の交換が必要となり、この爪部材の脱
着をより簡単に行なうことが要求されている。
しかし乍ら、従来のローラ一定着装置にあっては、爪部
材の脱着が極めて面倒なものとなっている。
即ち、第1図において、複数筒の爪部材22を嵌合装着
する支持軸23の両軸端部は、図示されない両機械側板
にねじ止め固定されており、例えば、爪部材22を取り
はずすにあたっては、まず、上記支持軸23を機械側板
から取りはずし、しかるのち、爪部材22を、支持軸2
3から、軸方向に摺動させて抜き出していた。
本考案は、斯る従来装置の欠点を除去するようにした、
爪部材の脱着が極めて簡単なローラ一定着装置を提供す
ることを目的とする。
以下、第2図以降の各図をもって本考案を説明する。
第2図において、本考案の一つの部材を樹皮する爪部材
32は、金属性母材の上に、耐熱性、耐摩耗性および離
型性にすぐれた被覆材、例えば、テフロン樹脂や、シリ
コンゴムや、ポリフェニレンサルファイド樹脂等が被覆
されたものとなっている。
なお、爪部材としては、合成樹脂を型成形し、この上に
上記した被覆材を被覆するようにしてもよい。
爪部材32の被軸支部32aは、第3図に示す如く、支
軸部33に嵌合するようになっており、被軸支部32a
は、支持軸33の軸方向に、その一部が切欠かれている
この切欠きによって形成せられる開口部32bのうち、
支軸部33の円周方向の開口Aは、被軸支部32aが嵌
合する、支軸部33の軸部よりも小さくなっている。
何故ならば、開口Aがその軸部の直径と等しいか、若し
くは大きいと、爪部材32が軸部から抜は出てしまうか
らである。
一方、第4図(第3図において矢印B方向から見た図)
において、上記被軸支部32aが嵌合する、支持軸33
の軸部を符号33aで示すとして、この軸部33aの両
端には、開口部32b(第3図参照)が通過し得る小径
軸部33bが形成されている。
即ち、小径軸部33bの直径は、第3図に示す開口Aの
距離よりも若干、小さくなっている。
そして、軸部33aは小径軸部33bよりも太くなって
いる。
第4図において、爪部材32は、軸部33a上において
、爪部材32に掛けられるばね34(第2図参照)によ
って、位置決めされ、軸部33aの軸方向に動くことは
ない。
ここで、爪部材32を取りはずすには、上記ばね34を
爪部材32から取りはずし、かつ、同部材32を矢印C
方向に軸部33aに沿って摺動させ、小径軸部33bの
位置まで持ち来たし、この状態で、開口部32bを通し
て、爪部材32を抜き出す。
また、爪部材の装着にあたっては、上記した一連の作業
を逆の手順で行なえばよい。
なお、支持軸33にはテーパ一部33cが形成されてお
り、軸部33aと小径軸部33bとの間の、爪部材32
の移動作業を容易に行なうことができる。
このように、支持軸33を、両機械側板35゜36から
取りはずす作業を必要としないで、爪部材32の脱着作
業を行なうことができるので、同部材の交換作業が極め
て簡単である。
なお、第5図に示す如く、軸部37aと小径軸部37b
とを交互に配置形成した支持軸37を用いてもよく、こ
の方式では、爪部材32の脱着時における摺動作業を僅
かな行程量で行なうことができる。
なお、第2図に示す爪部材32には、転写紙先端の剥離
後において、同先端をガイドするための、極く薄いガイ
ド突起軌条32cが形成されており、このような転写紙
をガイドするものを、極く薄く形成すると、転写紙が進
行する際の摩擦力を極力小さくすることができる。
また、同時に、転写紙から爪部材へのトナーの付着量を
極力少なくすることができる。
なお、爪部材32の先端32dを、図示するように、ガ
イド突起軌条32cに対して、所定の巾をもたせること
により、ローラー12に対する当接力分布が一様に胸当
化され、換言すれば、単位面積あたりの当接力が小さく
なるため、ローラー12のオフセット防止層の損傷をで
き得る限り防止することができる。
この他、第6図に示す如く、ガイド突起軌条を鋭角状に
なし、この部分で転写紙をガイドするようにしてもよく
、転写紙が進行する際の摩擦力を最大限に小さくするこ
とができると共に、爪部材に対するトナーの付着量を極
めて少なくすることもできる。
以上、本考案によれば、転写紙を剥離するための爪部材
の脱着交換が極めて容易なローラ一定着装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のローラ一定着装置の一例の概略構成図、
第2図は本考案のローラ一定着装置に具備される爪部材
の斜視図、第3図は上記爪部材の支持軸に対する装着態
様を示す側面図、第4図は上記爪部材の支持軸に対する
装着態様を示す正面図、第5図は支持軸の別の例を示す
一部破断正面図、第6図は爪部材のガイド突起軌条の別
の例を示す正断面図である。 11.12・・・・・・加圧加熱ローラー、27・・・
・・・転写紙、32・・・・・・爪部材、32a・・・
・・・被軸支部、32b・・・・・・開口部、33・・
・・・・支持軸、33a・・・・・・軸部、33b・・
・・・・小径軸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 転写紙上の粉体トナー像を一対のローラーによって前記
    転写紙上に定着するローラ一定着装置であって、前記一
    対のローラーのうち前記トナー像に接する側のローラー
    に対し、接離自在であって、この接離動作を行なうため
    に、被軸支部が支持軸に揺動自在に嵌合しており、トナ
    ー像に接する側のローラーへの接触時、同ローラーから
    前記転写紙を剥離する爪部材を備えたローラ一定着装置
    において、 前記爪部材の被軸支部を、前記支持軸の軸方向に、一部
    、切欠くと共に、この切欠きによって形成せられる開口
    部のうち、支持軸の円周方向の開口を、被軸支部が嵌合
    する、支持軸の軸部よりも小さくし、かつ、前記軸部以
    外の支持軸の部分に、前記開口部が通過し得る小径軸部
    を設けたことを特徴とするローラ一定着装置。
JP6683480U 1980-05-15 1980-05-15 ロ−ラ−定着装置 Expired JPS609805Y2 (ja)

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JP6683480U JPS609805Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 ロ−ラ−定着装置

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JP6683480U JPS609805Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 ロ−ラ−定着装置

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Publication Number Publication Date
JPS56167368U JPS56167368U (ja) 1981-12-11
JPS609805Y2 true JPS609805Y2 (ja) 1985-04-05

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ID=29660885

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JP6683480U Expired JPS609805Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 ロ−ラ−定着装置

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