JPS609721Y2 - 回転検出センサ− - Google Patents

回転検出センサ−

Info

Publication number
JPS609721Y2
JPS609721Y2 JP8666379U JP8666379U JPS609721Y2 JP S609721 Y2 JPS609721 Y2 JP S609721Y2 JP 8666379 U JP8666379 U JP 8666379U JP 8666379 U JP8666379 U JP 8666379U JP S609721 Y2 JPS609721 Y2 JP S609721Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating disk
pickup coil
detection sensor
magnetic
pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8666379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS564862U (ja
Inventor
邦男 岡崎
千洋 船岡
Original Assignee
スタンレー電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スタンレー電気株式会社 filed Critical スタンレー電気株式会社
Priority to JP8666379U priority Critical patent/JPS609721Y2/ja
Publication of JPS564862U publication Critical patent/JPS564862U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS609721Y2 publication Critical patent/JPS609721Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等における回転部分の検出センサーに関
するものである。
一般にこの種の回転検出センサーは回転円板にN極とS
極とを帯磁させておき、この回転円板にピックアップコ
イルを巻いたヨークを近接して且つヨークの両端が対称
位置にくるようにして設け、回転円板の回転によりヨー
クの両端が磁界の変化を受けてピックアップコイルに電
流を生じさせ、これを電気信号として回転の検出を行っ
ているものであるが、回転が遅い場合、即ち低回転領域
ではヨーク両端で受ける磁界の変化が少なく残留磁束も
あって出力電圧が低下し検出し難いばかりでなく、ヨー
クを使用する関係上センサー自体が重くなると云う欠点
があった。
本考案はこのような欠点を除去するためになされたもの
であって、その目的は低回転領域でも確実に回転の検出
ができ、小型軽量化した回転検出センサーを提供しよう
とするものである。
この目的を達成するためになされた本考案は、周面にN
極とS極とが交互に着磁され軸芯にシャフトを取付けた
回転円板と、ピックアップコイルが巻回された複数個の
コアを等間隔に起立させて一体的に取付けた磁気リング
とからなり、前記ピックアップコイルが前記回転円板の
軸芯と平行になるよう且つ少なくともコアの自由端部が
回転円板の磁界を受ける位置に磁気リングを配したこと
を特徴とする回転検出センサーであって、回転円板には
N極とS極とが交互で多極に着磁されているので1回転
当りの電気信号の周波数が高くとれ、低回転領域でも確
実な検出ができ、しかもピックアップコイルが回転円板
の軸芯と平行であるため及びヨークを使用せず磁気リン
グが使用されるため軽量小型化が図れるのである。
次の本考案を図示の実施例により更に詳しく説明すると
、1は回転円板であり、該回転円板は周面にN極とS極
とが交互に多極に着磁されている。
この回転円板の軸芯には回転円板を回転させるためのシ
ャフト2が取付けられ、該シャフトは検出しようとする
回転部によって駆動されるようになっている。
3は磁気リングであり、該磁気リングは回転円板よりや
や大径に形威し、この磁気リングにコア4を巻いた複数
個のピックアップコイル5を取付けである。
この取付けに当っては、例えば図示したように4本のコ
ア4に夫々ピックアップコイル5を巻付けたものを準備
し、磁気リング3に対し等間隔に且つ起立させた状態で
取付けられ、4本のピックアップコイル5を直列に接続
し、磁気リングとピックアップコイルとが閉磁路を形成
する。
前記した回転円板1に対し磁気リング3を配設する場合
に、ピックアップコイル5が回転円板1の軸芯、即ちシ
ャフト2と平行になるようにすると共に、コア4の自由
端(図において下端)が回転円板1の外周面における磁
界を受ける位置に来るように配接し、回転円板とピック
アップコイルとが軸芯方向(長さ方向)に位置するよう
になる。
このように構成した回転検出センサーの作動を説明する
と、被検出部の回転に伴ってシャフト2が回転し回転円
板1が回転する。
この回転により各コア4は回転円板によって交互にN極
とS極から異った磁界を受け、それによって磁束方向が
変りピックアップコイル5から周波数の如き電気信号が
取り出される。
例えば第2図A、 Bに示したように、回転円板1が時
計方向に回転し、ある−瞬の時間においては第2図Aの
ような位置関係にピックアップコイル5と回転円板1と
が位置すれば磁気リング3に生ずる磁束(閉磁路)の向
きは矢印aで示した方向にあり、次の瞬間に第2図Bの
位置関係にあると、磁気リングに生じる磁束の向きは矢
印すで示した方向に変る。
このように回転円板の回転によって反転する閉磁路が磁
気リング3によって形成され、磁束密度が高いためピッ
クアップコイルには効率良く電圧が発生し、それによっ
て周波数の如き電気信号が得られるのである。
そして回転円板の回転によりピックアップコイルを通過
する磁束が各々の極性通過毎にその方向を反転すること
になり、ピックアップコイルの残留磁束が改善され、検
出を低回転領域にあっても確実容易にしている。
又ピックアップコイルの接続を、第3図に示したように
直列に接続してあり1個のピックアップコイルの出力電
圧×ピックアップコイルの数の出力電圧が得られるため
、電気信号の出力が高く、爾後の信号処理が容易になる
のである。
尚、この検出センサーで得られた電気信号は演算回路に
導入され、瞬時に演算して例えば回転速度を検出し表示
させることができるのである。
以上説明したように本考案に係る回転検出センサーは、
ピックアップコイルを回転円板の軸芯と平行に設けであ
るので、コイル数を増したり或は長さも増すことができ
、しかも磁気リングによって磁路は全て閉磁路であるた
め効率が良く、低回転領域であっても確実な検出ができ
るばかりでなく、ピックアップコイルを通過する磁束が
交互に通過する極性毎に反転するためピックアップコイ
ルの残留磁束が改善され、高回転(高周波数)において
も使用できると云う優れた効果を奏するのである。
更に、回転円板に異る極性の磁極を交互に多極に着磁し
、1回転当りの電気的信号の周波数が高くとれると共に
、複数のピックアップコイルを等間隔に均等に配しであ
るため出力電圧のバラツキが極めて少なく確実な検出が
望めるのである。
そしてピックアップコイルと回転円板とは軸芯が平行で
あり、回転方向の向きに注意をする必要がなく、軸芯に
直行する方向には何等張り出す部分がなく、組立が簡単
で量産性に富み、且つ全体的に小型化が図れると云う優
れた効果も奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る回転検出センサーの斜視図、第2
図A、 Bは同検出センサーの作動原理を説明するため
の略図、第3図A、 Bはピックアップコイルの接続と
磁極変化による反転時の各ピックアップコイルにおける
電位を示す回路図である。 1・・・・・・回転円板、2・・・・・ツヤフト、3・
・・・・・磁気リング、4・・・・・・コア、5・・・
・・・ピックアップコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 局面にN極とS極とが交互に着磁され軸芯にシャフトを
    取付けた回転円板と、ピックアップコイルが巻回された
    複数個のコアを等間隔に起立させて一体的に取付けた磁
    気リングとからなり、前記ピックアップコイルが前記回
    転円板の軸芯と平行になるよう且つ少なくともコアの自
    由端部が回転円板の磁界を受ける位置に磁気リングを配
    したことを特徴とする回転検出センサー。
JP8666379U 1979-06-25 1979-06-25 回転検出センサ− Expired JPS609721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8666379U JPS609721Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25 回転検出センサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8666379U JPS609721Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25 回転検出センサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS564862U JPS564862U (ja) 1981-01-17
JPS609721Y2 true JPS609721Y2 (ja) 1985-04-05

Family

ID=29319904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8666379U Expired JPS609721Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25 回転検出センサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609721Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS564862U (ja) 1981-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6460254A (en) Variable magnetoresistance motor
US3549925A (en) Alternating current generator
US4701650A (en) Brushless motor with phase cancelling leads for rotational speed detector pattern
JPS609721Y2 (ja) 回転検出センサ−
EP0200537A2 (en) Electrical motor with improved tachometer generator
JPS5937695Y2 (ja) パルス発生装置
JP3814041B2 (ja) ロータ位置検出機構付きステッピングモータ
GB2062976A (en) DC motors
JPH05146133A (ja) ブラシレスモータ
JPS5930615Y2 (ja) ディスク形モ−タ
JPH0350458Y2 (ja)
JPS63280865A (ja) 回転角度検出装置付き発電機
JPS61244249A (ja) 交流電動機
JPS6143236Y2 (ja)
JPS62231173A (ja) 電磁式回転検出装置
JP2023051163A (ja) 回転検出器
SU1704095A1 (ru) Устройство дл преобразовани угловой скорости электродвигател
JPH07103790A (ja) 磁気式センサ
JPS6219095Y2 (ja)
JPS598199Y2 (ja) ピツクアツプコイル
JPS5844374Y2 (ja) モ−タの回転速度検出装置
KR890004369B1 (ko) 회전속도 검출 발전기
JPH0122088Y2 (ja)
JPS639264Y2 (ja)
JPS62100156A (ja) 周波数発電機付モ−タ