JPS639264Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639264Y2 JPS639264Y2 JP1979059480U JP5948079U JPS639264Y2 JP S639264 Y2 JPS639264 Y2 JP S639264Y2 JP 1979059480 U JP1979059480 U JP 1979059480U JP 5948079 U JP5948079 U JP 5948079U JP S639264 Y2 JPS639264 Y2 JP S639264Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- magnetic
- pole teeth
- fixed
- yokes
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
レコードプレーヤーやテープレコーダーなどの
音響機器のモーターは、その回転速度偏差を極力
小ならしめるため、そのモーターの回転速度に応
じた周波数信号を発生させる検出装置を備え、こ
れによりモーター回転軸の回転速度を検出し、こ
の検出信号でモーターへの電力供給を制御してモ
ーターの回転速度を安定化させている。
音響機器のモーターは、その回転速度偏差を極力
小ならしめるため、そのモーターの回転速度に応
じた周波数信号を発生させる検出装置を備え、こ
れによりモーター回転軸の回転速度を検出し、こ
の検出信号でモーターへの電力供給を制御してモ
ーターの回転速度を安定化させている。
本考案は、この種モーターの回転速度検出装置
に関する。
に関する。
従来の回転速度検出装置は、第１図、第２図に
示すように、対称的に形成された上下一対の磁気
ヨーク１１及び１４の夫々の環状板部１１ａ及び
１４ａの外周縁より連続し、かつ、等間隔を保持
して同一円筒面上に配された多数の磁極歯１１ｂ
及び１４ｂを有し、一方の磁極歯１１ｂを他方の
磁極歯１４ｂの中間に位置せしめた状態において
環状板部１１ａ及び１４ａの内周縁と連結ヨーク
１７を密着固定せしめ、かかる一対の磁気ヨーク
１１，１４と連結ヨーク１７にて囲まれる環状空
隙内に環状に巻装されたコイル１２を収納して構
成された固定子と、モータ回転軸１５に取付けら
れた回転板１６に環状に、かつ、上記磁極歯１１
ｂ，１４ｂのなす筒面に近接対向して接置され、
その内周縁に磁極歯１１ｂ，１４ｂのピツチと対
向して円周方向に順次Ｎ−Ｓ−Ｎ−Ｓ−……が着
磁されて構成された回転子磁石１３からなり、回
転子磁石１３がその一ピツチ分回動するごとに磁
気ヨーク１１，１４を通る磁束の方向が反転し、
従つてコイル１２に交番信号出力が得られるよう
になつている。
示すように、対称的に形成された上下一対の磁気
ヨーク１１及び１４の夫々の環状板部１１ａ及び
１４ａの外周縁より連続し、かつ、等間隔を保持
して同一円筒面上に配された多数の磁極歯１１ｂ
及び１４ｂを有し、一方の磁極歯１１ｂを他方の
磁極歯１４ｂの中間に位置せしめた状態において
環状板部１１ａ及び１４ａの内周縁と連結ヨーク
１７を密着固定せしめ、かかる一対の磁気ヨーク
１１，１４と連結ヨーク１７にて囲まれる環状空
隙内に環状に巻装されたコイル１２を収納して構
成された固定子と、モータ回転軸１５に取付けら
れた回転板１６に環状に、かつ、上記磁極歯１１
ｂ，１４ｂのなす筒面に近接対向して接置され、
その内周縁に磁極歯１１ｂ，１４ｂのピツチと対
向して円周方向に順次Ｎ−Ｓ−Ｎ−Ｓ−……が着
磁されて構成された回転子磁石１３からなり、回
転子磁石１３がその一ピツチ分回動するごとに磁
気ヨーク１１，１４を通る磁束の方向が反転し、
従つてコイル１２に交番信号出力が得られるよう
になつている。
ところで、速度制御の精度を高めるためには、
磁気ヨーク１１，１４の磁極歯１１ｂ，１４ｂの
数及び磁石１３の着磁極数を多くする必要がある
が、上述の構成では、特に磁石１３を多極に着磁
することは困難であつて、直径７〜８cmの環状の
ものにあつては120極程度が限度であり、また磁
石の寸法精度も一般によくないので、必要な精度
を得ようとすれば、必然的に高価なものとなるな
どの問題点があつた。
磁気ヨーク１１，１４の磁極歯１１ｂ，１４ｂの
数及び磁石１３の着磁極数を多くする必要がある
が、上述の構成では、特に磁石１３を多極に着磁
することは困難であつて、直径７〜８cmの環状の
ものにあつては120極程度が限度であり、また磁
石の寸法精度も一般によくないので、必要な精度
を得ようとすれば、必然的に高価なものとなるな
どの問題点があつた。
本考案は、以上の点に鑑みなされたもので、以
下、第３図、第４図に従つて説明する。
下、第３図、第４図に従つて説明する。
固定子は、固定磁気ヨーク１と環状コイル２と
環状磁石３からなり、例えばモーター回転軸受７
に固定されている。固定磁気ヨーク１は環状板部
１ａの外周縁より連続して立上り、かつ、等間隔
を保持して同一円筒面上に配された多数の磁極歯
１ｂを有し、環状磁石３は上下に２極となる如く
着磁されて上記環状板部１ａの内周縁にそつて載
置固着され、環状コイル２は環状磁石３の外周円
筒面の外側に環状に巻装されている。
環状磁石３からなり、例えばモーター回転軸受７
に固定されている。固定磁気ヨーク１は環状板部
１ａの外周縁より連続して立上り、かつ、等間隔
を保持して同一円筒面上に配された多数の磁極歯
１ｂを有し、環状磁石３は上下に２極となる如く
着磁されて上記環状板部１ａの内周縁にそつて載
置固着され、環状コイル２は環状磁石３の外周円
筒面の外側に環状に巻装されている。
回転子は、モーター回転軸５に取付けられてい
る回転板６に固着された回転磁気ヨーク４であつ
て、環状板部４ａの外周縁より連続して立下り、
前記固定磁気ヨーク１の磁極歯１ｂに近接対向し
て同一の円筒面上に等間隔を保持して多数の磁極
歯４ｂが配設される。
る回転板６に固着された回転磁気ヨーク４であつ
て、環状板部４ａの外周縁より連続して立下り、
前記固定磁気ヨーク１の磁極歯１ｂに近接対向し
て同一の円筒面上に等間隔を保持して多数の磁極
歯４ｂが配設される。
また、固定磁気ヨーク１の磁極歯１ｂの数（ｍ
×ｎ個）に対し、回転磁気ヨーク４の磁極歯４ｂ
の数をｍ×（ｎ＋１）個又はｍ×（ｎ−１）個に選
ぶ。ｍ，ｎは正の整数で、ｎ＞２である。第４図
の場合は、ｎ＝４、磁極歯１ｂの数がｍ×ｎ＝ｍ
×４、磁極歯４ｂの数がｍ×（ｎ−１）＝ｍ×３の
場合を示す。
×ｎ個）に対し、回転磁気ヨーク４の磁極歯４ｂ
の数をｍ×（ｎ＋１）個又はｍ×（ｎ−１）個に選
ぶ。ｍ，ｎは正の整数で、ｎ＞２である。第４図
の場合は、ｎ＝４、磁極歯１ｂの数がｍ×ｎ＝ｍ
×４、磁極歯４ｂの数がｍ×（ｎ−１）＝ｍ×３の
場合を示す。
さて、回転磁気ヨーク４が第４図矢印の方向に
回転し、磁極歯４b1と磁極歯１b1が対向した状態
から磁極歯４ｂの１ピツチ分回動する間に、先ず
磁極歯１b2が磁極歯４b2に接近し、次に磁極歯１
b3が磁極歯４b3に接近し、次に磁極歯１b4が磁極
歯４b4に接近し、次いで磁極歯１b1が磁極歯４b2
に接近する、即ち磁極歯の接近がｎ＝４回起き
る。従つて、回転磁気ヨーク４が一回転すると、
ｍ×（ｎ−１）×ｎ＝ｍ×３×４回固転磁気ヨーク
１と回転磁気ヨーク４の磁極歯の接近が起き、両
磁気ヨーク１，４を通る磁束が変化するので、コ
イル２からは、最大点がｍ×（ｎ−１）×ｎ＝ｍ×
３×４回おきる交番信号が出力され、モーター回
転軸５の回転速度制御に利用できる。
回転し、磁極歯４b1と磁極歯１b1が対向した状態
から磁極歯４ｂの１ピツチ分回動する間に、先ず
磁極歯１b2が磁極歯４b2に接近し、次に磁極歯１
b3が磁極歯４b3に接近し、次に磁極歯１b4が磁極
歯４b4に接近し、次いで磁極歯１b1が磁極歯４b2
に接近する、即ち磁極歯の接近がｎ＝４回起き
る。従つて、回転磁気ヨーク４が一回転すると、
ｍ×（ｎ−１）×ｎ＝ｍ×３×４回固転磁気ヨーク
１と回転磁気ヨーク４の磁極歯の接近が起き、両
磁気ヨーク１，４を通る磁束が変化するので、コ
イル２からは、最大点がｍ×（ｎ−１）×ｎ＝ｍ×
３×４回おきる交番信号が出力され、モーター回
転軸５の回転速度制御に利用できる。
また、第５図、第６図は、固定磁気ヨーク２１
の磁極歯２１ｂと回転磁気ヨーク２４の磁極歯２
４ｂとを同一平面上で近接対向せしめた実施例を
示しており、上述の例と同様の作用をする。
の磁極歯２１ｂと回転磁気ヨーク２４の磁極歯２
４ｂとを同一平面上で近接対向せしめた実施例を
示しており、上述の例と同様の作用をする。
以上のような本考案構成とすることによつて、
次の如き特徴を有す。即ち、環状磁石３の寸法精
度は高いことを要しないし、着磁は上下２極とな
る様にすればよいので極めて容易である。また、
速度制御の精度を高めるため、極数を増やすこと
が容易であつて、磁石３に関係なく、磁気ヨーク
の磁極歯の数を多くすればよい。
次の如き特徴を有す。即ち、環状磁石３の寸法精
度は高いことを要しないし、着磁は上下２極とな
る様にすればよいので極めて容易である。また、
速度制御の精度を高めるため、極数を増やすこと
が容易であつて、磁石３に関係なく、磁気ヨーク
の磁極歯の数を多くすればよい。
更にまた、本考案は、回転磁気ヨーク４，２４
の磁極歯４ｂ，２４ｂの数と固定磁気ヨーク１，
２１の磁極歯１ｂ，２１ｂの数とを異ならしめ、
一方を他方の（ｎ−１）／ｎ倍（ｎは３以上の正
の整数）とすることによつて、同数の場合に比
し、（ｎ−１）倍交番周波の多い信号を取出すこ
とができるので、簡単な構造でありながら高精度
化でき、実用上極めて有用である。
の磁極歯４ｂ，２４ｂの数と固定磁気ヨーク１，
２１の磁極歯１ｂ，２１ｂの数とを異ならしめ、
一方を他方の（ｎ−１）／ｎ倍（ｎは３以上の正
の整数）とすることによつて、同数の場合に比
し、（ｎ−１）倍交番周波の多い信号を取出すこ
とができるので、簡単な構造でありながら高精度
化でき、実用上極めて有用である。
第１図は従来装置の断面図、第２図は同部分見
取図、第３図は本考案装置の断面図、第４図は同
磁気ヨークの見取図、第５図は本考案他の実施例
の断面図、第６図は同磁気ヨークの平面図であ
る。 １，２１は固定磁気ヨーク、１ｂ，２１ｂは同
磁極歯、２はコイル、３は環状磁石、４，２４は
回転磁気ヨーク、４ｂ，２４ｂは同磁極歯、５は
モーター回転軸、６は回転板である。
取図、第３図は本考案装置の断面図、第４図は同
磁気ヨークの見取図、第５図は本考案他の実施例
の断面図、第６図は同磁気ヨークの平面図であ
る。 １，２１は固定磁気ヨーク、１ｂ，２１ｂは同
磁極歯、２はコイル、３は環状磁石、４，２４は
回転磁気ヨーク、４ｂ，２４ｂは同磁極歯、５は
モーター回転軸、６は回転板である。
Claims (1)
- 多数の磁極歯１ｂ，２１ｂを有する固定磁気ヨ
ーク１，２１と、その環状板部の内周縁にそつて
載置固着され、上下に２極となる如く着磁された
環状磁石３と、環状磁石３の外周円筒面の外側に
環状に巻装された一のコイル２とからなる固定子
と、前記固定磁気ヨーク１，２１の磁極歯１ｂ，
２１ｂの先端に同一円筒面上又は同一平面上で近
接対向する如く設けた多数の磁極歯４ｂ，２４ｂ
を有する回転磁気ヨーク４，２４をモーター回転
軸５に取付けられた回転板６に固着した回転子と
を具備するとともに、前記固定磁気ヨーク１，２
１の磁極歯１ｂ，２１ｂの数と回転磁気ヨーク
４，２４の磁極歯４ｂ，２４ｂの数を、一方を他
方の（ｎ−１）／ｎ倍（ｎは３以上の正の整数）
としたことを特徴とするモーターの回転速度検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979059480U JPS639264Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979059480U JPS639264Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158675U JPS55158675U (ja) | 1980-11-14 |
| JPS639264Y2 true JPS639264Y2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=29293480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979059480U Expired JPS639264Y2 (ja) | 1979-05-02 | 1979-05-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS639264Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5486715A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | Tachometer generator |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635824Y2 (ja) * | 1976-11-25 | 1981-08-24 | ||
| JPS53132377U (ja) * | 1977-03-28 | 1978-10-20 |
-
1979
- 1979-05-02 JP JP1979059480U patent/JPS639264Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5486715A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | Tachometer generator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158675U (ja) | 1980-11-14 |
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