JPS60968Y2 - リヤヒ−タダクトの取付け構造 - Google Patents

リヤヒ−タダクトの取付け構造

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JPS60968Y2
JPS60968Y2 JP16431480U JP16431480U JPS60968Y2 JP S60968 Y2 JPS60968 Y2 JP S60968Y2 JP 16431480 U JP16431480 U JP 16431480U JP 16431480 U JP16431480 U JP 16431480U JP S60968 Y2 JPS60968 Y2 JP S60968Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
cross member
heater
guide plate
heater duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP16431480U
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English (en)
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JPS5785313U (ja
Inventor
建夫 喜多野
正男 中島
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP16431480U priority Critical patent/JPS60968Y2/ja
Publication of JPS5785313U publication Critical patent/JPS5785313U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暖房用のヒータユニットを車両前席部に配置
した自動車において、ヒータユニットから吹き出される
暖気を後席乗員の足元まで導くためのリヤヒータダクト
の取付は構造に関するものである。
ヒータユニットをインストルメントパネル等の車両前席
部に配置した自動車において、後席部の暖房性能を確保
するには、ヒータユニットから吹き出される暖気を通風
抵抗の小さいダクトを用いて後席乗員の足元まで導いて
やる必要がある。
これを実現するために、従来においては第1図に示すご
とき構成のリヤヒータダクトの取付は構造を採用してい
た。
すなわち、インストルメントパネルの中央下部に設けた
ヒータユニット1からフロントシート(図示略)下部の
後席乗員の足元Rに向って樹脂製のダクト2をフロアパ
ネル3に沿わせて配管し、ダクト先端の吹出口4から足
元に向けて暖気を吹き出すよう構成していた。
しかしながら、自動車のフロントシートの直下には、図
示するごとくフロントシートを支えるフロントフロアク
ロスメンバ(以下、クロスメンバと略称)5が配設され
ており、ダクト配管上の障害となっていた。
このため、従来においては、クロスメンバ5とダクト2
との交差部におけるダクト断面積を確保するために、交
差部分のクロスメンバ5のメンバ高さを削り、図示のご
とくダクト2をクロスメンバ5上に跨がせたり、あるい
はクロスメンバ5の側壁部に犬きな穴を明けてダクト2
を貫通させたりしており、クロスメンバ5の強度が著し
く低下するという欠点があった。
また、ダクト2の通風抵抗を小さくするために、ダクト
2は前席乗員の足元Fの近くを斜めに横動って最短距離
となるように配管されており、結果的に前席乗員のフッ
トスペースを挾めて居住性を悪化させるという欠点もあ
った。
更に、従来のリヤヒータダクトの取付は構造においては
、ダクト2は単に暖気を導くための通風路として使用さ
れているのみであり、自動車の構造部材として何らの荷
重も受は持っていなかった。
しかも、一般に自動車のフロアを構成するフロアパネル
3には、フロア中央部に位置してプロペラシャフトの通
るトンネル部6が突出した状態に形成されているため、
該トンネル部6下端のコーナ一部7付近においては、プ
レス成形性の制約からクロスメンバ5を完全に密着した
状態で沿わせることができず、クロスメンバ5とフロア
パネル3間のスポット溶接が困難となり、コーナ一部7
付近ではクロスメンバ5の剛性がフロア強度にまったく
寄与していないという欠点があった。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とす
ることにより上記欠点を解決したものテ、クロスメンバ
との交差部においてもクロスメンバに何ら邪魔されるこ
となくヒータダクトを配設しうると共に、ヒータダクト
自体にクロスメンバとフロアパネル間を結合する構造部
材としての役目も兼ねさせることのできるリヤヒータダ
クトの取付は構造を得たものである。
以下、図面により本考案の構成を説明する。
第2図ないし第4図は本考案になるリヤヒータダクトの
取付は構造のl実施例を示し、化=タダクト8は、前半
部を構成する樹脂製のダクト9と、これに連続して後半
部を構成する板金製のガイドプレート10とから構成さ
れている。
ヒータダクト8の前半部を構成する前記ダクト9は、フ
ロアパネル3のトンネル部6下端のコーナ一部7に沿わ
せた状態でヒータユニット1からクロスメンバ5の直前
位置まて配設されている。
ヒータダクト8の後半部を構成する板金製のガイドプレ
ート10は、クロスメンバ5の直下に位置してトンネル
部6下端のコーナ一部7に立て掛けられた状態に接当さ
れ、その上端縁11、下端縁12、および後端縁13を
それぞれフロアパネル3にスポット溶接されている。
このように構成することにより、ガイドプレート10と
コ+ナ一部7との間には、第3図に示すように断面略三
角形の通風路14が形成され1、フロアを横切るクロス
メンバ5にまったく邪魔されることなく暖気を送風する
ため、必要な断面積を確保したヒータダクトを構成する
ことができる。
ガイドプレート10の後端部裏面には、第4図に示すよ
うに補助プレート15が設けられ、この補助プレート1
5とガイドプレート10とにより、後席乗員の足元Rに
暖気を吹き出すための吹出口16が所要の位置に形成さ
れている。
なお、この補助プレート15は必らずしも必要ではなく
、ガイドプレート10のみによって吹出口16を形成し
てもよい。
また、吹出口16の部分のみを別部品により形成しても
よい。
一方、クロスメンバ5の前記ガイドプレート10と交差
する部分は、図示するごとくガイドプレート10の表面
に沿わせて配設され、かつガイドプレート10にスポッ
ト溶接されており、クロスメンバ5とフロアパネル3と
は、ガイドプレート10を介して強固に結合されている
本考案は、以上説明したごとき構成になるものであって
、暖気を導くヒータダクトをフロアパネルのトンネル部
下端のコーナ一部に沿わせて配設するよう構成したため
、ヒータダクトの経路がスムーズとなると共に、クロス
メンバとの交差部のダクト断面積も充分に確保すること
ができるので、通風抵抗も小さくなしうるという著効を
奏する。
また、ヒータダクトが前席乗員の足元を横切ることもな
くなり、前席乗員のフットスペースを拡大して居住性を
向上せしめるという著効を奏する。
更に、本考案によれば、クロスメンバ直下のコニーナ一
部に設けた板金製のガイドプレートがフロアパネルのト
ンネイレ部を補強するための骨格となり、しかも該ガイ
ドプレートを介してクロスメンバとフロアパネルをスポ
ット溶接により強固に結合することができるので、クロ
スメンバの剛性をトンネル部下端のコーナ一部付近にお
いても充分にフロアに伝えることができ、フロア全体の
剛性を格段に向上せしめうるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリヤヒータダクトの取付は構造を示す略
示要部斜視図、第2図は本考案になるリヤヒータダクト
の取付は構造の1例を示す略示要部斜視図、第3図は第
2図中■−■線断面図、第4図は第2図中IV−IV線
断面図である。 1・・・・・・ヒータユニット、3・・・・・・フロア
パネル、5・・・・・・フロントフロアクロスメンバ、
6−−−−−−フロアパネルのトンネル部、7・・・・
・・トンネル部下端のコーナ一部、8・・・・・・ヒー
タダクト、10・・・・・・ガイドプレート、14・・
・・・・通風路、16・・・・・・吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両前席部にヒータユニットが配置され、該ヒータユニ
    ットの暖気をビータダクトにより後席乗員の足元まで導
    びくよう構成された自動車において、前記ヒータダクト
    がフロアパネルのトンネル部下端のコーナ一部に沿って
    後席乗員の足元まで配設されており、少なくとも該ヒー
    タダクトのフロントフロアクロスメンバと交差する部分
    は、該クロスメンバの直下において前記コーナ一部に被
    せた板金製のガイドプレートとコーナ一部との間で形成
    された断面略三角形の通風路をヒータダクトとして用い
    ており、前記フロントフロアクロスメンバはヒータダク
    トとの交差部において前記ガイドプレートの表面に沿わ
    せて配設され、該クロスメンバとガイドプレート、およ
    びガイドプレートとフロアパネルとの間はそれぞれスポ
    ット溶接により一体に固着されていることを特徴とする
    リヤヒータダクトの取付は構造。
JP16431480U 1980-11-17 1980-11-17 リヤヒ−タダクトの取付け構造 Expired JPS60968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16431480U JPS60968Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 リヤヒ−タダクトの取付け構造

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JP16431480U JPS60968Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 リヤヒ−タダクトの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5785313U JPS5785313U (ja) 1982-05-26
JPS60968Y2 true JPS60968Y2 (ja) 1985-01-12

Family

ID=29523052

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16431480U Expired JPS60968Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17 リヤヒ−タダクトの取付け構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839699B1 (ko) 2005-11-09 2008-06-19 기아자동차주식회사 차량의 리어 덕트

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Publication number Publication date
JPS5785313U (ja) 1982-05-26

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