JPS609559Y2 - 焼却炉 - Google Patents
焼却炉Info
- Publication number
- JPS609559Y2 JPS609559Y2 JP2164582U JP2164582U JPS609559Y2 JP S609559 Y2 JPS609559 Y2 JP S609559Y2 JP 2164582 U JP2164582 U JP 2164582U JP 2164582 U JP2164582 U JP 2164582U JP S609559 Y2 JPS609559 Y2 JP S609559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outlet
- chamber
- combustion
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Supply (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は燃焼室側壁の通風用の吹出口を形成した焼却
炉に関する。
炉に関する。
従来、第１図及び第２図に示すように、炉床１のみなら
ず燃焼室側壁２からも空気を吹出して燃焼させるように
した焼却炉が採用されている。
ず燃焼室側壁２からも空気を吹出して燃焼させるように
した焼却炉が採用されている。
このような炉は、その側壁２の直接炎に触れる部分を普
通鋳鋼製プレート３で構成し、このプレート３を第３図
に示すように背面のフック４によって側壁２に掛止する
とともに、隣接するプレート間に吹出口６を形成腰ここ
から空気を吹出すようにしである。
通鋳鋼製プレート３で構成し、このプレート３を第３図
に示すように背面のフック４によって側壁２に掛止する
とともに、隣接するプレート間に吹出口６を形成腰ここ
から空気を吹出すようにしである。
また、第３図に示すようにフック４を掛止した側壁２の
背面に各吹出口６が孔７を介して連通ずる空気室８を形
成し、この空気室８に空気供給用ダクト９を連通しであ
る。
背面に各吹出口６が孔７を介して連通ずる空気室８を形
成し、この空気室８に空気供給用ダクト９を連通しであ
る。
しかし、このような構造であると、燃焼室内のごみ層の
高さは通常３００〜６００７７１７７１程度であり、そ
の高さだけごみによって覆われ、その部分の吹出口６は
ふさがれることとなって、空気吹出し量が減少するため
、当該部分のプレート３が冷却されずに高温となって焼
損する危惧があるうえに、ごみ中に二次燃焼空気が十分
に供給されないこととなり、効率の高い燃焼が行なわれ
ない等の問題がある。
高さは通常３００〜６００７７１７７１程度であり、そ
の高さだけごみによって覆われ、その部分の吹出口６は
ふさがれることとなって、空気吹出し量が減少するため
、当該部分のプレート３が冷却されずに高温となって焼
損する危惧があるうえに、ごみ中に二次燃焼空気が十分
に供給されないこととなり、効率の高い燃焼が行なわれ
ない等の問題がある。
この考案は、ごみに覆われている吹出口の吹出し背圧を
高くすることにより上記問題点を解消することを目的と
する。
高くすることにより上記問題点を解消することを目的と
する。
即ち、上記空気室を、下方が開放された仕切板により吹
出口側とダクト側とに区画し、かつ吹出側の空気室内の
燃焼室内の燃焼ごみの高さに相当する配置で空気抵抗板
を設けたものである。
出口側とダクト側とに区画し、かつ吹出側の空気室内の
燃焼室内の燃焼ごみの高さに相当する配置で空気抵抗板
を設けたものである。
以下、この考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図及び第２図に示すように、炉床１は耐熱鋳鋼製、
短冊型のロスドル１０から成るストーカにより階段状に
構成され、ごみを前方（第１図右方向）に送りながら燃
焼する。
短冊型のロスドル１０から成るストーカにより階段状に
構成され、ごみを前方（第１図右方向）に送りながら燃
焼する。
炉床１の手前にはごみ供給用のシュート１１が臨み、こ
のシュート１１からのごみを押出装置１２により炉床１
上に押出す。
のシュート１１からのごみを押出装置１２により炉床１
上に押出す。
燃焼室側壁２の直接炎に触れる部分は、鋳鋼製プレート
３で構成されて吹出口６、空気室８等が形成されている
。
３で構成されて吹出口６、空気室８等が形成されている
。
第４図に示すようにこの空気室８の背面（同図右側面）
には空気供給用ダクト９が開口し、空気室８は、下方が
開放された仕切板１３により吹出口側Ｐとダクト側Ｑと
に区画され、仕切板１３の吹出口側Ｐの空気室内に、燃
焼室内の燃焼ごみＡとほぼ同一高さの配置で空気抵抗板
１４が設けられている。
には空気供給用ダクト９が開口し、空気室８は、下方が
開放された仕切板１３により吹出口側Ｐとダクト側Ｑと
に区画され、仕切板１３の吹出口側Ｐの空気室内に、燃
焼室内の燃焼ごみＡとほぼ同一高さの配置で空気抵抗板
１４が設けられている。
この抵抗板１４の間隙は、適宜に設定して全ての吹出口
６からの空気吹出量がほぼ均一となるようにする。
６からの空気吹出量がほぼ均一となるようにする。
また、抵抗板１４の配置は炉内全体に同一高さとする必
要はなく、場所によって適宜変更することができる。
要はなく、場所によって適宜変更することができる。
要は、抵抗板１４によって、ごみＡにより覆われる吹出
口６の空気背圧がそれより上方の吹出口６の空気背圧よ
り高くなるようになっておればよい。
口６の空気背圧がそれより上方の吹出口６の空気背圧よ
り高くなるようになっておればよい。
なお、図中、１６は煙道、１７は灰排出口である。
つぎに作用について説明する。
いま、押出装置によりシュート１１内のごみが炉床１上
に押出されると、炉床１上を前方に移動しつつ燃焼し、
排出口１７から灰となって排出される。
に押出されると、炉床１上を前方に移動しつつ燃焼し、
排出口１７から灰となって排出される。
このような燃焼過程において、ダクト９からの空気は、
まず空気室８のダクト側Ｑに流入し、仕切板１３の下方
から吹出口側Ｐに入り込む。
まず空気室８のダクト側Ｑに流入し、仕切板１３の下方
から吹出口側Ｐに入り込む。
この空気は抵抗板１４によって流通を妨害されながら、
抵抗板１４の間隙を通り上方に流れ込む。
抵抗板１４の間隙を通り上方に流れ込む。
したがって、抵抗板１４より下方は上方より空気圧が高
くなり、この高圧の空気が孔７を通ってごみに覆われた
プレート３と側壁２間に流入する。
くなり、この高圧の空気が孔７を通ってごみに覆われた
プレート３と側壁２間に流入する。
このため、この部分も高圧となり、従来の構造に比べは
るかに吹出口６から吹出る量が多くなって、プレート３
の冷却が十分に行なわれるとともに、ごみ中に二次燃焼
空気が十分に供給され、プレート３の焼損を生じること
なく、効率の高い燃焼が行なわれる。
るかに吹出口６から吹出る量が多くなって、プレート３
の冷却が十分に行なわれるとともに、ごみ中に二次燃焼
空気が十分に供給され、プレート３の焼損を生じること
なく、効率の高い燃焼が行なわれる。
以上のように、この考案によると、吹出口を有する燃焼
室側壁の背面に各吹出口が連通ずる空気室を形威し、こ
の空気室の背面に空気供給用ダクトを開口させ、空気室
を、下方が開放された仕切板により吹出口側とダクト側
とに区画し、吹出口側に燃焼室内の燃焼ごみとほぼ同じ
高さの配置で空気抵抗板を設けたので、ごみによって覆
われる吹出口の空気圧が従来より高くなって空気が多く
吹出すため、焼損を招くことなく、効率の高い燃焼を行
なうことができる。
室側壁の背面に各吹出口が連通ずる空気室を形威し、こ
の空気室の背面に空気供給用ダクトを開口させ、空気室
を、下方が開放された仕切板により吹出口側とダクト側
とに区画し、吹出口側に燃焼室内の燃焼ごみとほぼ同じ
高さの配置で空気抵抗板を設けたので、ごみによって覆
われる吹出口の空気圧が従来より高くなって空気が多く
吹出すため、焼損を招くことなく、効率の高い燃焼を行
なうことができる。
又、鋳鋼製プレート３により側壁２がカバーされている
為、側壁でのクリンカー付着防止及びレンガの熱的損傷
等の発生を防止できる効果をもつ 更に、ごみに覆われる吹出口は空気圧が高くごみが燃焼
室内に押しやられるため、粉塵が吹出口等に詰って閉塞
される等の問題も生じない。
為、側壁でのクリンカー付着防止及びレンガの熱的損傷
等の発生を防止できる効果をもつ 更に、ごみに覆われる吹出口は空気圧が高くごみが燃焼
室内に押しやられるため、粉塵が吹出口等に詰って閉塞
される等の問題も生じない。
第１図は焼却炉の概略正面図、第２図は第１図の概略側
面図、第３図は従来の焼却炉の部分断面図、第４図はそ
の考案の焼却炉の部分断面図である。 １・・・・・・炉床、２・・・・・・側壁、３・・・・
・・プレート、６・・・・・・吹出口、８・・・・・・
空気室、９・・曲空気供給用ダクト、１３・・・・・・
仕切板、１４・・・・・・空気抵抗板。
面図、第３図は従来の焼却炉の部分断面図、第４図はそ
の考案の焼却炉の部分断面図である。 １・・・・・・炉床、２・・・・・・側壁、３・・・・
・・プレート、６・・・・・・吹出口、８・・・・・・
空気室、９・・曲空気供給用ダクト、１３・・・・・・
仕切板、１４・・・・・・空気抵抗板。
Claims (1)
- 燃焼室側壁に通風用の吹出口を形成した焼却炉において
、前記吹出口を有する側壁の背面に各吹出口が連通ずる
空気室を形成し、その空気室の背面に空気供給用ダクト
を連通させ、上記空気室を下方が開放された仕切板によ
り吹出口側とダクト側とに区画し、かつ、上記吹出口側
の空気室内に燃焼室内の燃焼ごみの高さに相当する配置
で空気抵抗板を設けたことを特徴とする焼却炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164582U JPS609559Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164582U JPS609559Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 焼却炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122828U JPS58122828U (ja) | 1983-08-20 |
| JPS609559Y2 true JPS609559Y2 (ja) | 1985-04-04 |
Family
ID=30033768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2164582U Expired JPS609559Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 焼却炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609559Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073143Y2 (ja) * | 1988-10-06 | 1995-01-30 | 株式会社クボタ | 焼却炉の空冷壁 |
| JP3164755B2 (ja) * | 1995-08-24 | 2001-05-08 | 株式会社クボタ | 焼却炉の空冷壁構造 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2164582U patent/JPS609559Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122828U (ja) | 1983-08-20 |
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