JPS609480Y2 - エンジンマウントアブソ−バ - Google Patents

エンジンマウントアブソ−バ

Info

Publication number
JPS609480Y2
JPS609480Y2 JP17913179U JP17913179U JPS609480Y2 JP S609480 Y2 JPS609480 Y2 JP S609480Y2 JP 17913179 U JP17913179 U JP 17913179U JP 17913179 U JP17913179 U JP 17913179U JP S609480 Y2 JPS609480 Y2 JP S609480Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
absorber
water
engine mount
air hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17913179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5697123U (ja
Inventor
昌広 磯部
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP17913179U priority Critical patent/JPS609480Y2/ja
Publication of JPS5697123U publication Critical patent/JPS5697123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS609480Y2 publication Critical patent/JPS609480Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輌の乗心地改良を目的としエンジンマウン
トに並列設置するアブソーバに関するもので、とくに、
そのアブソーバのウェイトの上面の改良に関するもので
ある。
エンジンアブソーバ下部に設けたウェイトの上面は、一
般には、平らな面になっているため、水路走行や雨中走
行などが行なわれると、そのウェイトの上面に水や泥が
たまる。
またエンジンの左右振動により、該アブソーバ自体の運
動が上下に変換されて空気室の呼吸作用となる。
この呼吸作用により、前記ウェイトの上面の水泥等が空
気穴を通って空気室に侵入してしまう。
そして、この侵入した水または泥は、空気室内にあるピ
ストンおよびブーツ内面などの摩耗を促進させ、アブソ
ーバの耐久性を減じてしまうので、これを防止する必要
がある。
本考案は、エンジンマウントアブソーバのウェイト上面
に、周回する水路溝と排水路とを1個所または数個所設
けることにより、該ウェイトの上面にたまる水泥等を早
期に回収排出させ、これにより、空気室の呼吸作用によ
る空気穴からの侵入を防止するようにしたもので、その
実施態様について、図面を参照しながら説明する。
第1図において、1はエンジンマウントアブソーバの空
気室の一部を構成しているブーツ、2は該ブーツ1の下
端部に設けられている空気穴、3は該ブーツ1の下位に
設けられたウェイト、4は該ウェイト3の上面である。
そして、このウェイト3の上面4には、第1図および第
2図にみられるように、前記空気穴2の付近を周回して
いる水路溝5と、この水路溝5に交差している排水路6
とを有している。
なお、このエンジンマウントアブソーバは、第1図のよ
うに鉛直方向に取付けられる場合のほか、ある程度傾斜
させて取付けられる場合もある。
このように構成されたエンジンマウントアブソーバにお
いては、ウェイト3の上面4には、ブーツ1の外面を伝
って落ちる水および直接にこの面4に落ちてたまる水な
らびに水泥などがあるが、この水および水泥なとは、空
気穴2の付近に設けられた周回している水路溝5に早期
に回収され、かつ、直ちに排水路6から外方に排出され
るので、空気室の呼吸作用による空気穴2から侵入を防
止することができる。
なお、排水路6は、第1図にみられるように、排水を容
易にするため、外方に行くにつれて下降するように、傾
斜させてある。
第3図および第4図の実施例では、排水路6の加工を容
易にするため、その上部を開放したものである。
第5図の実施例は、ちょうど第3図の切断線B−Bに相
当する部分を示したもので、ウェイト3の上面4を一様
な平面としないで、水路溝5に近づくにつれて直線状に
傾斜させである。
また第6図の実施例では、円弧状に傾斜させである。
いずれも、水路溝5への水泥の回収を容易にすることが
できるようにしたものである。
第7図ないし第10図は水路溝5の断面形状を拡大して
示したもので、第7図は■字形にした場合、第8図は正
方形または矩形にした場合(第4図、第5図、第6図の
水路溝5がこれに相当する。
)、第9図は皿形と矩形を組合せた形状にした場合(第
1図の水路溝5がこれに相当する。
)、第10図はU字形にした場合である。
なお排水路6の断面形状についても、第7図ないし第1
0図に示すようにしてもよい。
第11図および第12図の実施例は水路溝5を2重に設
けたものであり、また第13図および第14図の実施例
は水路溝5を平面図でみれば方形になるように設けたも
のである。
上述のように、本考案のエンジンマウントアブソーバは
、空気室に連通している空気穴付近を周回する水路溝を
ウェイトの上面に設け、かつ、この水路溝に交差する排
水路を前記ウェイトの上面に設けたので、そのウェイト
の上面にたまる水や水泥を該水路溝に早期に回収して該
排水路から外部に排水することができ、したがって、空
気室の呼吸作用による空気穴からの水および水泥等の侵
入を防止し、空気室内にあるピストンロッドやブーツ内
面等の摩耗を促進させることがなく、アブソーバの耐久
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示したもので、第1図は第1
実施例の一部切欠正面図、第2図は第1図のウェイトの
平面図、第3図はウェイトのみを示した第2実施例の平
面図、第4図は第3図の切断線A−Aに沿う断面正面図
、第5図は第3図の切断線B−Bに相当する部分を示し
た第3実施例の部分閉両立面図、第6図は同じく第4実
施例の部分閉両立面図、第7図はウェイトの上面の水路
溝を■字形にした第5実施例の部分閉両立面図。 第8図は同じく正方形または矩形にした第6実施例の部
分閉両立面図、第9図は同じく皿形と矩形の組合せの形
状にした第7実施例の部分閉両立面図、第10図は同じ
くU字形にした第8実施例の部分閉両立面図、第11図
はウェイトのみを示した第9実施例の平面図、第12図
は第11図の中央縦断正面図、第13図はウェイトのみ
を示した第1@施例の平面図、第14図は第13図の中
央縦断正面図である。 1・・・・・・ブーツ、2・・・・・・空気穴、3・・
・・・・ウェイト、4・・・・・・ウェイトの上面、5
・・・・・・水路溝、6・・・・・・排水路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部に空気穴を有して空気室の一部を構成しているブ
    ーツと、このブーツの下位に設けられたウェイトとを備
    えているエンジンマウントアブソーバにおいて、該空気
    穴に対向する前記ウェイトの上面に、該空気穴の付近を
    周回している水路溝と、この水路溝に交差している排水
    路とを備えていることを特徴とするエンジンマウントア
    ブソーバく。
JP17913179U 1979-12-24 1979-12-24 エンジンマウントアブソ−バ Expired JPS609480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17913179U JPS609480Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 エンジンマウントアブソ−バ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17913179U JPS609480Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 エンジンマウントアブソ−バ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5697123U JPS5697123U (ja) 1981-08-01
JPS609480Y2 true JPS609480Y2 (ja) 1985-04-03

Family

ID=29689633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17913179U Expired JPS609480Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 エンジンマウントアブソ−バ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609480Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5697123U (ja) 1981-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2326426A1 (en) Steering and lubrication system component arrangement for land vehicles
JPH071025B2 (ja) エンジンのシリンダブロック補強装置
US5960908A (en) Oil pan baffle plate
JPS6310242U (ja)
JPS609480Y2 (ja) エンジンマウントアブソ−バ
US4831978A (en) Internal combustion engine having reinforced structure
US4084775A (en) Vehicle seat
JP2000168374A (ja) エアーインテークダクト構造
JPS6340656Y2 (ja)
CA1132167A (en) Hand grip/filler neck recess for a tractor hood
JPS6218084Y2 (ja)
CN211571490U (zh) 一种路障
CN219330842U (zh) 一种减震排水结构及采用减震排水结构的轻量化鞋底
JPS59971Y2 (ja) ベンチレ−シヨン装置
JPS6139677Y2 (ja)
JPH0224986Y2 (ja)
JPH0345904Y2 (ja)
JPH0728962Y2 (ja) サスペンションアーム
JPS6235616Y2 (ja)
JPH1162702A (ja) シリンダヘッドカバーの水抜き構造
JPH0215744Y2 (ja)
KR910007030Y1 (ko) 높이조절용 맨홀
JPH0468215U (ja)
JPS5820711Y2 (ja) 側溝蓋
JPS6112738Y2 (ja)