JPH0728962Y2 - サスペンションアーム - Google Patents
サスペンションアームInfo
- Publication number
- JPH0728962Y2 JPH0728962Y2 JP1065089U JP1065089U JPH0728962Y2 JP H0728962 Y2 JPH0728962 Y2 JP H0728962Y2 JP 1065089 U JP1065089 U JP 1065089U JP 1065089 U JP1065089 U JP 1065089U JP H0728962 Y2 JPH0728962 Y2 JP H0728962Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper plate
- lower plate
- suspension arm
- water
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、サスペンションアームに関する。
b.従来の技術とその課題 第5図は、従来のサスペンションアームの一例を示すも
のである。
のである。
このサスペンションアーム1は、上板2と下板3とから
成る。その上板2には、その上方の干渉物を避けるた
め、あるいはその剛性および強度を増すために凹部4が
形成されている。
成る。その上板2には、その上方の干渉物を避けるた
め、あるいはその剛性および強度を増すために凹部4が
形成されている。
ところで、凹部4には、水が溜まり易く、それによって
錆を生じたりするので、通常上板2に水抜き孔5を設
け、また、下板3にも水抜き孔6,7を設けている。
錆を生じたりするので、通常上板2に水抜き孔5を設
け、また、下板3にも水抜き孔6,7を設けている。
このサスペンションアーム1では、上板2の凹部4に溜
まった水が孔5を介して上板2と下板3とに囲まれた空
間8内に溜まり、しかる後、下板3の孔6,7を介して外
部へ抜ける。
まった水が孔5を介して上板2と下板3とに囲まれた空
間8内に溜まり、しかる後、下板3の孔6,7を介して外
部へ抜ける。
このように、上記従来のサスペンションアーム1では、
水が一旦空間8内に溜まってから外部に抜けるため、そ
の水抜き性が悪かった。
水が一旦空間8内に溜まってから外部に抜けるため、そ
の水抜き性が悪かった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、水抜き性
の良いサスペンションアームを提供することを目的とす
る。
の良いサスペンションアームを提供することを目的とす
る。
c.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、上板と下板と
から成り、該上板に設けた凹部内に水抜き孔を有し、も
って、上記凹部に溜る水を上記水抜き孔を介して外部に
排出させるサスペンションアームにおいて、上記水抜き
孔の出口端を上記下板よりも下方まで延設させている。
から成り、該上板に設けた凹部内に水抜き孔を有し、も
って、上記凹部に溜る水を上記水抜き孔を介して外部に
排出させるサスペンションアームにおいて、上記水抜き
孔の出口端を上記下板よりも下方まで延設させている。
d.実施例 以下、本考案に係るサスペンションアームの実施例につ
いて添附図面を参照しながら詳細に説明する。
いて添附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図および第2図は、本考案の一実施例を示すもので
ある。
ある。
本実施例のサスペンションアーム10は、車両等のサスペ
ンションに用いられるもので、上板11と下板12とから成
る。上板11には上方の干渉物を避けるための凹部13が設
けられ、該凹部の底部には水抜き孔14が設けられてい
る。また、下板12にも水抜き孔15が設けられている。ま
た、下板12の水抜き孔15には上板11の水抜き孔14が挿通
され、水抜き孔14の出口端14aが下板12よりも下方まで
延設されている。
ンションに用いられるもので、上板11と下板12とから成
る。上板11には上方の干渉物を避けるための凹部13が設
けられ、該凹部の底部には水抜き孔14が設けられてい
る。また、下板12にも水抜き孔15が設けられている。ま
た、下板12の水抜き孔15には上板11の水抜き孔14が挿通
され、水抜き孔14の出口端14aが下板12よりも下方まで
延設されている。
これによって、例えば、雨天走行時において、上板11の
凹部13内に溜まる水は、水抜き孔14を介して下板12に当
たること無く、また上板11と下板12とによって囲まれる
空間16内にも侵入すること無く、下方へ抜けて外部へ排
出される。
凹部13内に溜まる水は、水抜き孔14を介して下板12に当
たること無く、また上板11と下板12とによって囲まれる
空間16内にも侵入すること無く、下方へ抜けて外部へ排
出される。
第3図および第4図は、それぞれ本考案の他の実施例の
サスペンションアームを示す。なお、同図において第2
図に示した要素と同一機能を有するものについては同一
符号を付し、それらの説明を省略する。
サスペンションアームを示す。なお、同図において第2
図に示した要素と同一機能を有するものについては同一
符号を付し、それらの説明を省略する。
これらの実施例のサスペンションアーム20,30では、上
板11の凹部13の水抜き孔14を挿通する孔21,31を下板12
に設け、特に、サスペンションアーム20の孔21はその水
抜き孔15とは別に設けている。孔21,31の大きさおよび
形状は上板11の水抜き孔14に対応している。これによっ
て、上板11と下板12を接合するに際して、上板11の水抜
き孔14を孔21,31に挿通すると下板12に対する上板11の
水平方向の位置決めが行なわれる。この位置決め方法に
よれば、上板11の位置決めを簡単かつスムーズに行なう
ことができ、また、上板11の水抜き孔14およびこれを挿
通する下板12の孔21,31をそれぞれ複数組設けることに
より、その精度をより高めることができる(第4図参
照)。
板11の凹部13の水抜き孔14を挿通する孔21,31を下板12
に設け、特に、サスペンションアーム20の孔21はその水
抜き孔15とは別に設けている。孔21,31の大きさおよび
形状は上板11の水抜き孔14に対応している。これによっ
て、上板11と下板12を接合するに際して、上板11の水抜
き孔14を孔21,31に挿通すると下板12に対する上板11の
水平方向の位置決めが行なわれる。この位置決め方法に
よれば、上板11の位置決めを簡単かつスムーズに行なう
ことができ、また、上板11の水抜き孔14およびこれを挿
通する下板12の孔21,31をそれぞれ複数組設けることに
より、その精度をより高めることができる(第4図参
照)。
なお、これらのサスペンションアーム20,30において
も、上板11の水抜き孔14の出口端14aが下板12よりも下
方に位置されており、これによって、前記実施例と同様
の作用効果が得られる。
も、上板11の水抜き孔14の出口端14aが下板12よりも下
方に位置されており、これによって、前記実施例と同様
の作用効果が得られる。
e.考案の効果 以上説明したように、本考案に係るサスペンションアー
ムによれば、上板に設けた凹部の水抜き孔の出口端を下
板の下方まで延設させているので、上記凹部内に溜まる
水を下板に当てること無くスムーズに外部へ排出させる
ことができる。
ムによれば、上板に設けた凹部の水抜き孔の出口端を下
板の下方まで延設させているので、上記凹部内に溜まる
水を下板に当てること無くスムーズに外部へ排出させる
ことができる。
したがって、錆の発生を防止しつつ、サスペンションア
ームの上方の干渉物を避けるべくスペースを確保でき
る。
ームの上方の干渉物を避けるべくスペースを確保でき
る。
また、上板の凹部の水抜き孔を通す下板の孔を正確に形
成すれば、下板に対する上板の位置決めに利用すること
もでき、これによって、その組立作業性を向上させるこ
とも可能である。
成すれば、下板に対する上板の位置決めに利用すること
もでき、これによって、その組立作業性を向上させるこ
とも可能である。
第1図および第2図は本考案に係るサスペンションアー
ムの一実施例を示し、第1図はその斜視図、第2図は第
1図におけるA−A線縦断面図、第3図および第4図は
それぞれ本考案の他の実施例を示す縦断面図、第5図は
従来のサスペンションアームを示す縦断面図である。 10,20,30……サスペンションアーム、11……上板、12…
…下板、13……凹部、14,15……水抜き孔、21,31……挿
通孔。
ムの一実施例を示し、第1図はその斜視図、第2図は第
1図におけるA−A線縦断面図、第3図および第4図は
それぞれ本考案の他の実施例を示す縦断面図、第5図は
従来のサスペンションアームを示す縦断面図である。 10,20,30……サスペンションアーム、11……上板、12…
…下板、13……凹部、14,15……水抜き孔、21,31……挿
通孔。
Claims (1)
- 【請求項1】上板と下板とから成り、該上板に設けた凹
部内に水抜き孔を有し、もって、上記凹部に溜る水を上
記水抜き孔を介して外部に排出させるサスペンションア
ームにおいて、上記水抜き孔の出口端を上記下板よりも
下方まで延設したことを特徴とするサスペンションアー
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065089U JPH0728962Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | サスペンションアーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065089U JPH0728962Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | サスペンションアーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02100901U JPH02100901U (ja) | 1990-08-10 |
JPH0728962Y2 true JPH0728962Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31218499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1065089U Expired - Lifetime JPH0728962Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | サスペンションアーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728962Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110789282B (zh) * | 2018-08-02 | 2024-01-02 | 蔚来(安徽)控股有限公司 | 车辆悬挂摆臂、车辆悬挂系统及车辆 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1065089U patent/JPH0728962Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02100901U (ja) | 1990-08-10 |
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