JPS609443B2 - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents
コ−ヒ−沸し器Info
- Publication number
- JPS609443B2 JPS609443B2 JP53071687A JP7168778A JPS609443B2 JP S609443 B2 JPS609443 B2 JP S609443B2 JP 53071687 A JP53071687 A JP 53071687A JP 7168778 A JP7168778 A JP 7168778A JP S609443 B2 JPS609443 B2 JP S609443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- pipe
- water
- hot water
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はドリップ式のコーヒー沸し器に関し、特にコー
ヒー粉末に適温の湯をふりそそぎ、風味のあるおいしい
コーヒーを得ることができるとともに、洗浄の容易なコ
ーヒー沸し器を提供しようとするものである。
ヒー粉末に適温の湯をふりそそぎ、風味のあるおいしい
コーヒーを得ることができるとともに、洗浄の容易なコ
ーヒー沸し器を提供しようとするものである。
一般にコーヒー粉末にふりそそぐ湯は９０ｑｏ程度が最
適であるとされている。
適であるとされている。
これは９０℃程度の陽はコーヒーの主成分となるカフェ
インの抽出に優れているためである。ところが、一般家
庭等で用いられるコーヒー磯し器において、コーヒー粉
末にふりそそぐ湯を常に９０ｑｏの温度に保ち供給し続
けることは困難である。
インの抽出に優れているためである。ところが、一般家
庭等で用いられるコーヒー磯し器において、コーヒー粉
末にふりそそぐ湯を常に９０ｑｏの温度に保ち供給し続
けることは困難である。
そこで、従釆、沸騰した湯に適当な冷水を混合すること
により９０ｑｏの湯としてコーヒー粉末にふりそそぐよ
うにしたコーヒー沸し器が提案されてし、た。しかし、
混合する冷水には塩素、二酸化炭素、カルシウムやマグ
ネシウムが含まれており、これらが湯を酸性にする。こ
の酸性の湯はとくにタンニンのような渋味をもつ成分を
抽出する時にじやまになり、コーヒーはあまりよい味に
ならない。また、コーヒーは味とともに香りが大きな要
素となるが、その香りに対し、塩素のにおし、は悪い作
用をする。本発明は上記従来のコーヒー瀕し器の欠点を
解消するとともに、洗浄を容易にしたものであり、以下
に本発明の一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
により９０ｑｏの湯としてコーヒー粉末にふりそそぐよ
うにしたコーヒー沸し器が提案されてし、た。しかし、
混合する冷水には塩素、二酸化炭素、カルシウムやマグ
ネシウムが含まれており、これらが湯を酸性にする。こ
の酸性の湯はとくにタンニンのような渋味をもつ成分を
抽出する時にじやまになり、コーヒーはあまりよい味に
ならない。また、コーヒーは味とともに香りが大きな要
素となるが、その香りに対し、塩素のにおし、は悪い作
用をする。本発明は上記従来のコーヒー瀕し器の欠点を
解消するとともに、洗浄を容易にしたものであり、以下
に本発明の一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
図において、１は器具本体であり、この本体１に着脱自
在に水タンク２が取付けてある。
在に水タンク２が取付けてある。
３は本体１の底部に設けたアルミ鋳物製の熱板であり、
電源に接続されるシーズヒータ４と、パイプ５が鋳込ま
れている。
電源に接続されるシーズヒータ４と、パイプ５が鋳込ま
れている。
パイプ５の一端は逆止弁６を介して水タンク２の底部開
口に接続してあり、逆止弁６により水タンク２内の水が
パイプ５内に流入する方向にのみ水の流れる方向を規定
している。７は本体１内に略垂直に設けられた昇水パイ
プであり、下端はパイプ５の他端に接続し、他端はシリ
コンゴム等の弾性体により形成された吐出パイプ８に接
続してある。
口に接続してあり、逆止弁６により水タンク２内の水が
パイプ５内に流入する方向にのみ水の流れる方向を規定
している。７は本体１内に略垂直に設けられた昇水パイ
プであり、下端はパイプ５の他端に接続し、他端はシリ
コンゴム等の弾性体により形成された吐出パイプ８に接
続してある。
この吐出パイプ８の先端部の上部と下部にそれぞれ上方
吐出口９と下方吐出口１０が形成されている。１ １は
本体１上部に設けられた円筒状の案内筒であり、上部関
口を大径とし、下方に従い小径となっている。
吐出口９と下方吐出口１０が形成されている。１ １は
本体１上部に設けられた円筒状の案内筒であり、上部関
口を大径とし、下方に従い小径となっている。
この案内筒１１には透孔が形成され、この透孔に吐出パ
イプ８を内側から通して昇水パイプ７の上端に接続して
あり、吐出パイプ８と案内筒１１との間に空隙が形成さ
れないように吐出パイプ８の外径を透孔の径より少し大
きくしてある。１２は案内筒１１の上部閉口を覆う上方
に凸なる透明ガラス製の反射蓋であり、ビス等により案
内筒１１に固定されている。
イプ８を内側から通して昇水パイプ７の上端に接続して
あり、吐出パイプ８と案内筒１１との間に空隙が形成さ
れないように吐出パイプ８の外径を透孔の径より少し大
きくしてある。１２は案内筒１１の上部閉口を覆う上方
に凸なる透明ガラス製の反射蓋であり、ビス等により案
内筒１１に固定されている。
１３は本体１および水タンク２の上部を覆う蓋である。
１４はコーヒーバスケットであり、コーヒー粉末を入れ
、吐出パイプ８の下方吐出口１０から出た湯および上方
吐出口９から吹き上げられ反射蓋１２により反射された
湯をふりそそぐと、コーヒーが醸造される。１５はコー
ヒーバスケット１４を戦層するコーヒー受け容器であり
、コーヒーバスケット１４から滴下するコーヒーを貯め
る。
、吐出パイプ８の下方吐出口１０から出た湯および上方
吐出口９から吹き上げられ反射蓋１２により反射された
湯をふりそそぐと、コーヒーが醸造される。１５はコー
ヒーバスケット１４を戦層するコーヒー受け容器であり
、コーヒーバスケット１４から滴下するコーヒーを貯め
る。
１６は把手である。
１４は熱板３の上部に固定されたアルミ板製の保温プレ
ートであり、シ−ズヒータ４により加熱されてコーヒー
受け容器１５が萩遣され、このコーヒー受け容器１５内
のコーヒーを飲みごろの温度に保つ。
ートであり、シ−ズヒータ４により加熱されてコーヒー
受け容器１５が萩遣され、このコーヒー受け容器１５内
のコーヒーを飲みごろの温度に保つ。
上記構成において、水タンク２を装置し、コ−ヒー粉末
を入れたコーヒーバスケット１４とコーヒー受け容器１
５をセットし、シーズヒータ４に通電すると、水タンク
２から逆止弁６を介してパイプ５内に流入した水はシー
ズヒータ４により加熱され、沸騰する。
を入れたコーヒーバスケット１４とコーヒー受け容器１
５をセットし、シーズヒータ４に通電すると、水タンク
２から逆止弁６を介してパイプ５内に流入した水はシー
ズヒータ４により加熱され、沸騰する。
この沸騰により水に含まれていた二酸化炭素や塩素を気
敵することができる。また、この沸騰によりカルシウム
やマグネシウムが分解されて、湯とともに昇水パイプ７
内を上昇し、吐出パイプ８の上方吐出口９および下方吐
出口１０から吹き出る。なお、上方吐出口９は下方吐出
口より大きく、湯はほとんど上方に吹き上げられる。上
方に吹き上げられた湯は反射蓋１２の内面に当たり、一
部は反射してコーヒーバスケット内のコーヒー粉末にふ
りそそぎ、一部は反射蓋１２の内面および案内筒１１の
内面を伝わり、同様にコーヒー粉末にふりそそぐ。この
コーヒー粉末にふりそそぐ湯は反射蓋１２やし反射蓋１
２とコーヒー粉末間の空気により冷却されて、コーヒー
成分の抽出に最適な温度となっている。また、湯ととも
に吹き上げられたカルシウムやマグネシウムは反射蓋１
２の内面や案内筒１１の内面に付着し水アカとなって残
る。このため、コーヒー粉末にふりそそぐ湯はカルシウ
ムやマグネシウムをほとんど含まず、コーヒーの苦味成
分をもつタンニンの抽出が非常に良好となる。そして、
コーヒーバスケット１４内でコーヒー成分の抽出が行わ
れ、醸造されたコーヒーはコーヒーバスケット１４下部
の透孔から滴下しコーヒー受け容器１５に貯められる。
また、コーヒー受け容器１５内のコーヒーは保温プレー
ト１７によって保温される。さて、前述のように反射蓋
１２の内面や案内筒１１の内面にカルシウムやマグネシ
ウムが水アカとなって付着するため反射蓋１２の透明性
が損なわれ、非衛生的に感じられるので洗浄が必要とな
るが、吐出パイプ８を弾性体により形成したので、指を
挿入して反射蓋１２の内面を洗う時に吐出パイプ先端が
第２図に破線で示すように移動が可能であり、洗浄が非
常に容易に行える。なお、上記実施例において、吐出パ
イプ８全体を弾性体により形成したが、一部のみを弾性
体により形成しても先端が移動可能であり、同様に洗浄
が容易に行える。
敵することができる。また、この沸騰によりカルシウム
やマグネシウムが分解されて、湯とともに昇水パイプ７
内を上昇し、吐出パイプ８の上方吐出口９および下方吐
出口１０から吹き出る。なお、上方吐出口９は下方吐出
口より大きく、湯はほとんど上方に吹き上げられる。上
方に吹き上げられた湯は反射蓋１２の内面に当たり、一
部は反射してコーヒーバスケット内のコーヒー粉末にふ
りそそぎ、一部は反射蓋１２の内面および案内筒１１の
内面を伝わり、同様にコーヒー粉末にふりそそぐ。この
コーヒー粉末にふりそそぐ湯は反射蓋１２やし反射蓋１
２とコーヒー粉末間の空気により冷却されて、コーヒー
成分の抽出に最適な温度となっている。また、湯ととも
に吹き上げられたカルシウムやマグネシウムは反射蓋１
２の内面や案内筒１１の内面に付着し水アカとなって残
る。このため、コーヒー粉末にふりそそぐ湯はカルシウ
ムやマグネシウムをほとんど含まず、コーヒーの苦味成
分をもつタンニンの抽出が非常に良好となる。そして、
コーヒーバスケット１４内でコーヒー成分の抽出が行わ
れ、醸造されたコーヒーはコーヒーバスケット１４下部
の透孔から滴下しコーヒー受け容器１５に貯められる。
また、コーヒー受け容器１５内のコーヒーは保温プレー
ト１７によって保温される。さて、前述のように反射蓋
１２の内面や案内筒１１の内面にカルシウムやマグネシ
ウムが水アカとなって付着するため反射蓋１２の透明性
が損なわれ、非衛生的に感じられるので洗浄が必要とな
るが、吐出パイプ８を弾性体により形成したので、指を
挿入して反射蓋１２の内面を洗う時に吐出パイプ先端が
第２図に破線で示すように移動が可能であり、洗浄が非
常に容易に行える。なお、上記実施例において、吐出パ
イプ８全体を弾性体により形成したが、一部のみを弾性
体により形成しても先端が移動可能であり、同様に洗浄
が容易に行える。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、沸騰し
た湯を上方に吹き上げて反射蓋に反射させることにより
湯に含まれていたカルシウムやマグネシウムを反射蓋に
付着させるので、コーヒー粉末にふりそそぐ湯はコーヒ
ーの苦味成分をもつタンニンの抽出がよく行われ、かつ
冷水を混合しないので二酸化炭素や塩素を含まず、コー
ヒーの酸味成分をもつカフェインの抽出が行なわれるの
でおいしいコーヒーが得られるとともに、吐出パイプの
少くとも一部を弾性体により形成し、吐出パイプの先端
を移動可能としたので、反射蓋内面に付着したカルシウ
ムやマグネシウム等の水アカを除去する洗浄が容易に行
えるなど工業的価値の大なるものである。
た湯を上方に吹き上げて反射蓋に反射させることにより
湯に含まれていたカルシウムやマグネシウムを反射蓋に
付着させるので、コーヒー粉末にふりそそぐ湯はコーヒ
ーの苦味成分をもつタンニンの抽出がよく行われ、かつ
冷水を混合しないので二酸化炭素や塩素を含まず、コー
ヒーの酸味成分をもつカフェインの抽出が行なわれるの
でおいしいコーヒーが得られるとともに、吐出パイプの
少くとも一部を弾性体により形成し、吐出パイプの先端
を移動可能としたので、反射蓋内面に付着したカルシウ
ムやマグネシウム等の水アカを除去する洗浄が容易に行
えるなど工業的価値の大なるものである。
第１図は本発明の一実施例を示すコーヒー沸し器の縦断
面図、第２図は同要部斜視図である。 ２・・・・・・水タンク、３・・・・・・熱板、４…・
・・シーズヒータ、５・・・・・・パイプ、６・・・・
・・逆止弁、７・・・・・・昇水パイプ、８・・・…吐
出パイプ、９・・・・・・上方吐出口、１２・・・…反
射蓋、１４…・・・コーヒーバスケット、１５・・・・
・・コーヒー受け容器。 第１図 第２図
面図、第２図は同要部斜視図である。 ２・・・・・・水タンク、３・・・・・・熱板、４…・
・・シーズヒータ、５・・・・・・パイプ、６・・・・
・・逆止弁、７・・・・・・昇水パイプ、８・・・…吐
出パイプ、９・・・・・・上方吐出口、１２・・・…反
射蓋、１４…・・・コーヒーバスケット、１５・・・・
・・コーヒー受け容器。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 水タンクに逆止弁を介して一端を接続したパイプと
、前記水タンクからこのパイプ内に流入した水を加熱す
る加熱装置と、前記パイプの他端に昇水パイプを介して
接続し、上部に吐出口を有する吐出パイプと、この吐出
口の上方に設けた反射蓋と、前記吐出口の下方に位置す
るコーヒーバスケツトと、このコーヒーバスケツトを載
置するコーヒー受け容器とを備え、前記吐出パイプの少
くとも一部を弾性体により形成し、この吐出パイプの先
端を移動可能としたことを特徴とするコーヒー沸し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53071687A JPS609443B2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | コ−ヒ−沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53071687A JPS609443B2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | コ−ヒ−沸し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54163173A JPS54163173A (en) | 1979-12-25 |
| JPS609443B2 true JPS609443B2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=13467706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53071687A Expired JPS609443B2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | コ−ヒ−沸し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609443B2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP53071687A patent/JPS609443B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54163173A (en) | 1979-12-25 |
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